※この作品はR-18です。

まやかしの終わり 一部 二人の水輝   作:伊駒辰葉

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ちょっと長いです。エロシーンの続きです。
3Pとか鬼畜とか色々なので、ノーマルしか駄目な方は逃げてください。


銀色の砂 2

「処女だ……処女だよ……すげえ……」

 

 何かにとり憑かれたように呟いて白銀が指についた赤いものに舌を這わせる。だらしない喘ぎを漏らして白銀は指に絡みついた佑の処女血を夢中で舐め始めた。

 

「あはは。俺のに串刺しにされて、血が出てる」

 

 血を指にすくっては舐めながら白銀が熱に浮かされた顔で言う。痛みを堪える佑の髪が輝きを帯び、やがて陽炎のようなものが立ち昇る。水輝は手を伸ばして佑の胸元を飾る三連のネックレスに触れた。音を立てて解けたネックレスを佑が慌ててつかもうとする。

 

 その瞬間、白銀が乱暴に佑の腰を引く。急に後ろに引かれた佑は床に倒れた。留め金の外れたネックレスを白銀が素早く床からさらう。

 

「返してっ!」

 

 そう言いながら佑が肩越しに白銀を振り返る。白銀は笑いながら判った、と頷いた。

 

「返してあげるね」

 

 そう言いながら白銀がネックレスを手繰り寄せ、佑の肛門に先端を押し付ける。水輝はそんな二人を横目に見つめてさっさとペニスを服の中にしまいこんだ。

 

 丸く青い珠が佑の肛門に一つずつ飲み込まれていく。佑は上体を床に投げ出して声を漏らしながら力なく首を振った。

 

「ああっ! みず……」

 

 そこまで呟いた佑が唇を噛みしめて目を閉じる。快感と嫌悪感がないまぜになった表情で佑が声を殺す。白銀が珠を肛門に押し込むたび、佑の腰がどうしようもなくひくつく。一つ一つの珠の大きさはさほどではないが、いまの佑の身体は紛れもなく処女なのだ。当然、後ろの純潔も保たれていた。そこに例え小さくとも異物を入れられた佑が反応してしまうのは無理もない。

 

 立ち上った陽炎が次第に強くなる。水輝はさりげなく自分の周辺に防御壁を展開した。光に近い白銀ならともかく、水輝が佑の光の直撃を受けるとそれだけで致命傷になる。

 

「すごいエッチなお尻だよ、佑さん。ネックレス刺された穴がひくひくしてる」

 

 悦びの顔をして白銀が佑に圧し掛かる。強い抽迭を受けた佑の身体がしなり、掠れた声が聞こえてくる。我慢出来なくなったのか、佑は白銀に犯されながら声を漏らし始めた。

 

「んっ、くぅっ! ああんっ! み……」

 

 佑が唇を噛んで声を途切れさせる。白銀は荒い息を吐きながら激しく腰を前後に揺すっている。水輝は交わる二人を横目に見てから本に目を戻した。

 

 ページをめくるとまた挿絵がある。二体の龍が絡み合っている絵だ。水輝は本を読みながら口許に嗤いを浮かべた。放り出した足を組んで字を目で追う。

 

「出すよ、出すからね。駄目って言っても出すよ」

 

 すっかり行為に夢中になっている白銀が熱のこもった声で言う。その直後、白銀は甘い声を上げて腰を大きく突き出した。

 

「くっ」

 

 佑が何かを堪えるように呻いて顔を歪める。快感を上回る嫌悪に歪んだ佑の顔をちらりと見てから水輝は喉の奥で嗤った。間延びした声を漏らした白銀が佑の背に伏せていた身を起こす。

 

「気持ちいいよ、佑さん。これまでで一番気持ちいいや」

 

 熱のこもった声で呟いた白銀が腕を伸ばして佑の乳房を後ろからつかむ。目を見張った佑の身体を抱え上げた白銀は、両手に乳房を揉みながら腰を動かし始めた。突き上げられるたびに佑の身体が頼りなく揺れる。

 

 佑は目をかたく閉じ、唇を噛みしめている。何かを堪えるその顔をちらりと見てから水輝はぼそりと言った。

 

「佑。気をやれ」

 

 水輝の声に佑がはっとしたように目を開く。夢中になっている白銀は水輝が喋ったことにも気付いていないのか、佑の乳房を握って乱暴に腰を突き上げている。佑は頷いて二人の繋がっている股間に震える手を伸ばした。

 

「お前がそんなじゃ、白銀が可哀想だろう? なあ、白銀」

 

 本を読みながら水輝は低い声で言った。すると白銀がうっとりとした顔で腰をくねらせる。

 

「そうなんだ……俺、可哀想なんだよ……だから慰めてよ」

 

 深い所に根付いた呪に触発された白銀が陶然とした顔をして呟く。佑が力をかけた部分から二人の器が解け、剥き出しになった力が交わり始める。白銀はああ、と悦びの声を上げて腰をしゃくりあげた。

 

 水輝は静かに本を閉じてソファを降りた。狂ったように腰を突き上げる白銀と、揺すられながら甘い声を漏らし始めた佑とを見つめる。透明な佑の光と白銀の銀色の光が二人の繋がった股間で少しずつ混ざり始める。

 

「ああ! 出る! いく!」

 

 恍惚の表情で叫んだ白銀が腰を突き上げながら佑の身体を引き寄せる。水輝は無言で佑の尻から伸びているネックレスをつかんだ。白銀に犯されながら、佑が足を大きく開いて激しい声を上げる。

 

 しゃらん、と涼しい音が響く。水輝は一気にネックレスを引き、手の中で力を組み替えた。

 

「くああっ、くっ! んっ! くふうぅっ!」

 

 佑の身体が反り返る。その瞬間、混ざった力が一気に増幅される。水輝は鋭い息を吐いて右手に握った刀を繰り出した。

 

「え……?」

 

 互いの間で爆発した力に二人が弾き飛ばされる。水輝の繰り出した刀に胸を深く貫かれた白銀は小さな声を漏らした。驚いたように目を見張ったまま、自分の胸を見下ろす。

 

「なん……で」

 

 水輝は目を細めて嗤いを浮かべ、刀を握る手に力をこめた。床に放り出されていた佑が頭を振って身を起こす。

 

「……みず……き、さん? 大丈夫!?」

 

 慌てたように言って佑が水輝に駆け寄る。水輝は手を伸ばして近づくなと佑を制した。傍に寄ろうとしていた佑が何度も頷いて足を止める。

 

 背中から前に向かって胸を貫かれた白銀が大量に血を吐く。水輝は一気に腕を振るって白銀の身を刀で裂いた。白銀の身体の輪郭がぼやけ、やがて細かい銀色の砂の粒になって散った。

 

『水輝。気付かないかと思ったよ。でも、相変わらず無茶をするね』

 

 懐かしい声が聞こえてくる。水輝は刀を肩に乗せて天井を見上げた。佑から立ち上っていた陽炎が天井付近に溜まり、ゆっくりと渦を巻いている。

 

「何の話だ。おれはただ、器を壊しただけだ」

 

 そう言って水輝は白銀が散った場所に手を差し伸べた。天井に滞留した陽炎が集束しはじめる。光の陽炎はやがて少年の姿となった。頭に小さな角の生えた少年が優しい笑みを浮かべる。

 

 銀色の煌きが部屋の中に生まれる。小さなきらめきは次々に増え、やがて人の形となった。髪の長い女がその場に現れる。背を丸めた女の身体は淡く、透けている。

 

『彼女の宝珠と、標を確認してみたら?』

 

 ふわふわと天井付近に浮かんでいる少年が微笑みを浮かべて言う。

 

「その必要はない。お前は佑の光に照らされた影」

 

 嗤いを浮かべて言って水輝は浮かんでいる少年を指差した。その指を今度は床に転がる女に向ける。

 

「鏡の中にいた幻」

 

 そう言ってから水輝は少し離れたところに所在なげに佇む佑を指差した。

 

「映し取られたまやかしの主……まあ、光龍神としての座位を得たようだが」

 

 そう言ってから水輝は最後に自分の胸に立てた指を押し付けた。

 

「居るべき筈のない存在、だ。どうだ。この地に相応しいだろう?」

 

 静かに顔を上げて水輝は少年を見つめた。宙に座って足を組み合わせた少年が苦笑のようなものを浮かべる。

 

『水輝。いまの主龍神が誰か、もちろん知っているよね?』

「跪いて接吻でもしてみせるか?」

 

 肩を竦めて水輝は担いでいた刀を下ろした。その切っ先で佇む佑を指し示す。困惑した面持ちをしていた佑が慌てたように自分自身を指差す。

 

『まだ、気が早いと思うな』

 

 くすくすと笑いながら少年がくるんと宙返りをする。そうか、と笑って水輝は刀を下ろした。手の中で刀が宝珠の形に戻り、ゆっくりとネックレスの形に変化する。水輝は黙って佑に歩み寄ってネックレスを差し出した。佑が恐る恐るといった態でネックレスを摘み上げる。

 

『現に、銀龍を斬るのがあと一瞬でも遅かったら、佑さんは再び消滅する羽目になっていただろうね』

「せめて最後くらいは気持ち良くなってもらおうと思ってな」

 

 少年の声に答えてから、水輝は床に転がる女に近づいた。両腕にしっかりと女を抱き上げる。

 

『それじゃあ、僕は行くよ。水輝。がんばってね』

 

 悪戯っぽい笑いを浮かべた少年が投げキスをして姿を消す。阿呆、と苦笑して水輝は肩を竦めた。少年を形作っていた陽炎がゆらめいて佑に向かって漂う。同時に佑の身体には力が飛び込んだ。それを見た水輝は喉の奥で嗤った。小さな悲鳴を上げた佑が尻餅をつく。

 

「水輝さん! あのっ、任務完了ってことでオッケー?」

 

 上目遣いで言う佑に水輝は静かに歩み寄った。よろけながら立ち上がった佑に唇を寄せ掛けてから水輝は苦笑して顔を離した。

 

「ああ。よく頑張ったな。だが、接吻も交わりも少し待ってくれ。これを取り込むのが先だ」

 

 そうでなければいまの佑には触れることも出来ない。水輝はそう告げて腕の中にいる女を目で指し示した。女の身体は透けている。

 

「そのひとも、イチゴ……」

「ん? ああ、宝珠か」

 

 透けた女の身体の中には宝珠が漂っている。水輝はそれを見下ろして肩を竦めた。全て揃っていないのは、白銀が元々宝珠の殆どを持っていなかったからだ。

 

「どうせおれが食うんだ。宝珠も何もないだろう」

 

 そう告げて水輝は女を抱えたままベッドに寄った。まずは女をベッドに横たえる。続いて水輝はベッドに乗り、ズボンの前を開いた。

 

「あの、わたしは席外したほうがいいのかしら?」

 

 それとも。言葉を濁した佑を見つめて水輝は顎をしゃくった。

 

「どうせすぐに済む。居たければ居ろ」

 

 そう声をかけてから水輝はペニスを引っ張り出した。萎えていたペニスは水輝が指でつつくと一気に勃起する。佑はおずおずとベッドに近づいて縁に腰掛けた。

 

 女の髪は銀色に輝いている。だがその輝きは本来の半分ほどもない。水輝は女の足を大きく開かせて腰を寄せた。まるで眠るように脱力していた女がひくりと肌を震わせる。水輝はそれを無視して女の陰唇をペニスの先端で割り開いた。少しも濡れていない女の陰部は嫌がるようにペニスを押し戻そうとする。水輝は強引にペニスを膣口にねじ込んで一気に腰を押し進めた。それまで殆ど反応のなかった女の身体がしなって反り返る。水輝は女の腰を抱えて何度も腰を突き出した。




エピタイ、白銀が散るとかにしようと思ったのですが……。
それだとあまりにもストレートなのでやめました。
まあ! 作者が判るタイトルならいいのです!w
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