※この作品はR-18です。

対魔忍短編録   作:リクリク

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お待たせいたしました(´;ω;`)


~鬼崎きらら~
対魔忍きらら・肛虐の一区間


 日差しの強い夏の昼下がり。鬼崎きららの姿は都内を走る電車の中にあった。

 都内某所で行われた任務の帰り道。迎えが用意されていたのだが、ターゲットを輸送する車両が故障してしまい、しょうがなくきららは電車で帰ることとなった。

 

「はぁ…。最悪」

 

 平日の昼下がりだというのに、電車は満員だった。きららは、ドアに寄りかかりながら小さくため息をつく。

 

「暑い……。なんで私がこんな目に」

 

 空調は聞いているのだろうが、人が密集して立ち込める暑さやにおいはかなりのもので。任務終わりの疲れも合わさって、きららは苛立ちを抑えられずにいた。

 

「明日はお休みだし、もう少しの辛抱…ん?」

 

 自分に言い聞かせるようにして、窓の外に視線を向けようとした時だった。視界の隅にひとりの少女をとらえた。

 ブレザーの制服に膝丈ほどのスカートを履いたおとなしそうな小柄の少女で、その少女は何かに耐えるようにじっとうつむいていた。

 

「あの子……」

 

 その少女は、電車が揺れるたびに小さく体を揺らしていて、それがきららの目に止まった。

 

(もしかして、痴漢されてる?)

 

 そんな考えが頭をよぎる。

 事実少女の後ろには背広姿の中年男が、ぴったりと寄り添うように身体を密着させており、手元は見えないが、満員電車ということを考えても近すぎる距離であった。

 

「すみません」

 

 近くに立っていた客に声をかけ、きららは移動を開始する。迷惑そうな、あるいは訝し気にきららへと視線を向けてくる周りの客に静かに謝り、少しづつ距離を詰めていく。

 

「あの、ちょっといいですか?」

「え? な、なんですか?」

 

 突然声をかけられて驚いたのか、男は少し慌てたように答える。その反応にきららは確信を得た。

 

「次の駅で降りましょう」

「え? いやでも……」

「いいから」

 

 有無を言わさぬ口調で男を黙らせる。そしてそのまま男の腕をつかむと、電車のドア付近まで強引に引っ張っていく。そしてそのまま男をドアに押し付けた。

 

「な、なにをするんですか!あなた!」

「あんた、その娘に痴漢してたでしょ」

「なっ!?そんなことしてません!!そりゃ確かに後ろから押されて当たってたかもしれませんが、断じて触ろうとしたりしてません!!」

「でもこの子、ずっと震えてた。それに、その娘の反応が証拠でしょ?」

 

 きららは少女の方を指さす。少女は相変わらずうつむいたままで、表情こそ見えないものの小さく震えているのはわかった。

 いきなりのきららの言葉に騒めいていた車両内の他の客達が、一斉に男へと視線を向ける。侮蔑の籠った視線にさらされた男は、顔を青ざめる。

 

「とにかく、次の駅で降りてもらいます」

「わ、私は本当に何も…」

 

 

 なおも言い繕う男に、ほんの少し手の力を込める。男の肩が軋み、小さく悲鳴を上げた男は抵抗をやめておとなしくなった。

 

 駅へ車両が滑り込み扉が開く。

 ホームに降りたところで、誰かが連絡したのかすでに待機していた駅員に男を引き渡すと、きららはようやく一息ついた。

 

「ご協力ありがとうございました」

「べつに、たまたま気が付いただけよ」

 

 すでに電車は発車していたため、次の便を待つきららに、男を連れて行ったのとは違う駅員が話しかけてきた。

 

「いえ、痴漢行為は被害者もそうですが周りもなかなか声を上げ辛いもので、被害者は耐えて結局泣き寝入りするしかない」

「被害者が我慢するしかないなんておかしな話よ」

「ごもっともです。ですが被害者の心理…周囲の心理はそう簡単な話でもない。だからこそ、勇気ある行動に感謝します。ですがーー」

 

 電車が駅に入ってくる。その轟音で男の声が掻き消える。

 軽いブレーキ音を立て、停車と共に扉が開き、乗客が降りてくる。

 

「あっそう」

 

 それだけ答えて、きららは開いたドアから電車に乗り込んだ。

 音を立てて締まる扉。 ゆっくり速度を上げていく電車。

 駅を出て行く電車を、男はじっと見つめていた。

 

 

 

 

 

 そんなことがあった日からひと月後。きららの姿は再び電車車両の中にあった。

 今回も任務帰り。本来なら手配されているはずの迎えが手配されておらず、またしても公共交通機関を利用して五車へ帰還するように指示されていた。

 

「はぁ……最悪」

 

 ため息を吐いて改札にスマフォをかざす。ぴっという音と共に改札が開き、きららはホームへと向かっていく。

 前回も今回も一部の連中による幼稚な嫌がらせであることはわかっていた。

 

 きららは魔族と人のハーフだ。母は鬼族で、父が人。対魔忍であった父が何の因果か魔族である母と恋に落ち生まれたのがきららだった。

 当然良く思わないものはいる。

 父の親族や五車の中でも過激派の連中は魔族との混血であるきららのことを忌み嫌っていたし、父によっては母が殺されたあと、きららも同じく排斥するべきだと声高に叫んでいた。

 なぜか父はそれを断固として受け入れず、井河アサギの執り成しによって表面上は大人しくなったが、連中が納得していないことは幼いきららでもわかることであった。

 

 今回のような任務に関する必要物資などの手配漏れや、任務遂行に必要な一部情報を意図的に伝えないなど、その程度の嫌がらせなら日常茶飯事であった。

 幸いきららは優秀な対魔忍として成長し、その力ですべてを薙ぎ払ってきたわけだが、いつまでもくだらない嫌がらせに甘んじているのも面白くない。

 

(ふうまにでも頼んでちょっと懲らしめてやろうかな)

 

 思い人である青年は頭が回り、口も達者な男なので、今回の件を彼に相談すれば面白い光景が見れるかもしれない。

 慌てふためく連中の姿を思い浮かべ、きららはくすりと小さく笑った。

 

 

 車内は相変わらず満員状態だった。

 乗り込む際に上手く隙間を見つけられそこへと身体を滑り込ませることに成功したが、後ろに並んでいた乗客が乗り込むと、途端に窮屈になった。

 

(こう狭くちゃ、身動ぎもできないわね…)

 

 自身の豊かな肢体を窮屈に思いながら、きららはぼんやりと流れる景色に視線を向けた。

 電車は駅を出発し、次の停車駅へと向かっていた。

 

「っ!」

 

 その時だった。きららは臀部に違和感を覚える。

 

(な、なに?)

 

 何かが自分のお尻を撫でているような感覚。しかしそれは一瞬のもので、すぐにその感覚は消えた。

 気のせいかと思い再び視線を景色へと向けるが、またも違和感に襲われる。今度ははっきりとわかるものだった。 

 

 さわ…さわ

 

 偶然手が振れたという様な動きではない。意図的にきららの臀部をスカートの布地越しに撫でる様に触ってきていた。

 

(はぁ…うそでしょ…今度は私が痴漢にあってるっての?)

 

 正直意外ではあった。こういった性根の腐った連中はきららのような派手な見た目の女をターゲットにするより、地味な見た目の…抵抗できないような女をターゲットにする場合が多い。

 

(それだけ私の身体が魅力的ってことかしらね)

 

 ギュウギュウ詰めの満員電車であれば少し触れた程度は不可抗力と思われるとでも考えたのだろう。なんにしてもこんなことをされて不快でしかない。さっさと声でもあげて止めさせ、次の駅に着いた頃に拘束すればいい。

 きららは車内に聞こえる様に大きな声を出そうと息を吸い込み、ふと前に座っている男の表情に気が付いた。

 男はサラリーマン姿の中年で、少し太った身体と脂ぎった顔からあまり良い印象は受けない。

 その男が、先ほどからチラチラと落ち着きなくきららの方を伺い、ときおりニヤニヤと笑みを浮かべているのだ。それはきららが今何をされているのかわかっていると言った様子だった。

 

(おかしい…)

 

 男の席はきららの真ん前で、母の血を引くきららの体躯は女性らしさと言う意味以外に純粋に大きい。とてもではないが、男の真ん前に立つきららの背後に密着に近い距離間…しかもスカート越しに触れてくる程度の動きに気が付いているはずがない。

 

『ですが気を付けてください。最近この路線で集団で痴漢行為に及ぶ連中が出没しているという噂を聞きます』

 

 そこできららは駅員の言葉を思い出す。あの時、きららの優れた聴力で確かに駅員のその声を聞いたのだ。

 

(まさか……こいつら、グルッ!?)

 

 それであれば中年男の態度も頷ける。仲間に触られ不快気に歪んだ表情を見て楽しんでいるのだろう。

 わかってしまえばより一層中年男への嫌悪感が増していく。

 すぐにでも取り押さえてやりたい衝動に駆られたが、グッと我慢する。

 

 ここで動くことは簡単だ。だがあの駅員の言葉から考えるに痴漢集団がたった2人ということはないはず。おそらくこの車両にまだ仲間が潜んでいるのだろう。

 

(いいわ、どうせならみんなまとめてとっ捕まえてやるんだから)

 

 下手に動いては相手を刺激することになるだろう。まずは相手の目的を探るのが先決だ。

 

「あの、やめてください」

 

 弱々しい声で2人にのみ聞こえるように声を飛ばす。

 中年男は一瞬動きを止めると、今まで俯き気味で視線を向けていた顔を上げると、ニタリと笑った。

 後ろの方はもきららの声で離した手をまた戻してくる。

 

「なにがかな?」

 

 低い酒焼けした声が耳元で囁くように聞こえる。後ろの男が顔をきららのすぐ横まで近づけていた。

 

「お尻…触らないで」

「ふふ、ふかふかで触り心地の良いお尻だよ…自身を持っていい」

 

 派手な見た目に反して弱々しいきららの反応に、狩り易い獲物だと思ったのだろう、大胆にも臀部手を添えてそう言うと、モミモミと揉みしだく。

 

(ふんっ、単純に騙されちゃって…まぁこれでやりやすくなったでしょ?早くお仲間を呼びなさいよ)

 

 きららはそう考え、しばらくそのまま我慢を続けることにした。

 ちらちらと中年男に助けを求めるような視線を送り、後ろの男の仲間だと気が付いていない風を装う。

 前後を挟まれた小娘が気が付かず助けを求める姿に、中年男はより笑みを深くして、その様子を眺めている。

 

「っ!!」

 

 弱々しい抗議の声を上げるだけで大人しく受け入れていたせいか、後ろの男は次の段階へと移って来た。

 スカート越しに触っていた手が、中へと入り込む。

 たっぷりと脂肪の付いた肉触感の良い尻肉を直接鷲掴むと、感触を楽しむ様に揉み込んでいく。

 

「ぁ…やぁ…」

「はぁ♡はぁ♡すごく柔らかいね君のお尻…こんなお尻でおじさんを誘って…イケナイ娘だ♡」

「ちが、んっ…誘ってなんて」

「いいや誘っていたね。こんなに満員の中、おじさんの前にわざわざ入り込んできてプリプリフリフリとお尻を振って…おじさんに触って♡ってね。そんなに触られたかったら、ごほうびをあげなくちゃいけないよね♡」

 

 ねっとりとした声でそう言うと、仙骨のあたりをすりすりと摩り、上質な生地のショーツの肌触りを楽しむ様に撫でまわ尻タブを波打たたせる。

 

「はぁ……すごい♡こんなに大きいお尻は滅多にいないよ♡」

「んぅ……や、め……」

「ふふ、そういえば君の名前はなんていうのかな?」

「……きららよ」

「きららちゃんか……良い名前だ♡おじさんはね、ヤスヒコって呼んでよ」

 

 堂々と名乗った男に、どうせ偽名だろうと適当に聞き流しながら、きららは前に座る男に気取られないよう左右に視線を向ける。

 周囲に立つ乗客たちに、きららが男に尻を弄られていることに気が付いている様子はなく、男たちの仲間らしき動きをする様子もない。ただただ満員電車に揺られているだけだった。

 

「んふぅ……きららちゃん、こんなに大きいお尻はおじさん初めてだよ♡柔らかくてすべすべで、ずっと触っていられそうだね」

「もぅ……ほんとにやめて……んっ♡」

 

 言葉だけで抵抗らしい抵抗をしないきららに調子づいたのか、尻タブでたぷたぷと遊んでいた男の中指と人差し指が尻の割れ目にショーツの布地を押し込んで潜り込み始める。

 

「あっ♡」

 

 お尻の穴へとたどり着いた指が、くりくりと小さな穴を穿る様に動くと、きららは声を漏らして腰を震わせる。演技ではなく自然と漏れでてしまった声に、背後の男が「くふ」っと吐息で嗤う。

 

「きららちゃん、お尻の穴弱いんだね?♡おじさんがもっと気持ち良くしてあげるからね♡」

 

 そう言うと男はショーツの上から指を使って肛門をゆっくりと押し込み、指先をくねらせこねてくる。嫌悪感から強張っていた穴が、ゆっくりとほぐされちょっとづつ甘い痺れが生まれ始め、呼吸が小さく乱れ吐息が零れて行く。

 

「ちょっ…やめなさ…ん゛ん゛っ♡」

 

 さすがに我慢できず、弱々しい被害者の仮面を投げ捨て怒鳴ろうとした瞬間、ずぶりと人差し指…その先端が肛門へと埋まった。しかも運が悪いことに、身動ぎした際にショーツの布地がズレて、穴に指が直接入り込む。

 人差し指とはいえ他人の指が肛門に埋まっているという違和感と嫌悪感。そしてそれに混ざって湧き上がる妙な感覚を押し殺しながらきららは男を睨み付けた。

 

「ふふ♡怒らないでよきららちゃん。お詫びにお・し・お・き♡」

 

 ずぶりずぶりと指先がより深くへ埋め込まれていく。そのまま粘膜を押し上げるように蠢かされると、きららの下腹部が熱くなるのを感じた。

 

「ひぐっ!?あ゛っ……やめ、うごかさないでっ!」

「あはっ♡きららちゃんのお尻の穴、すごく締め付けてくるよ♡」

「ちがっ、ん゛ん゛ぅ♡あっ、だめっ」

 

 ケツ穴の浅いところを指でほじくられるたびに甘い痺れが背筋を走り、思わず腰が跳ねそうになる。それを必死に我慢し背後の男を睨み付けるが、男はニタニタと下卑た笑みを返すだけだった。

 

『次は~N駅。N駅』

 

 その時だった。車内に次の駅への到着を知らせるアナウンスが流れてくる。

 きららの目的地の駅の1つ前で、ビジネスエリアのため人の乗り降りが多い駅でもある。

 連中の仲間を吊り上げたかったが、一向に動く気配がないこと…そして遠慮なく穴にまで指を突き入れてくる男に、待っていられないとあきらめる。

 

(とりあえず後ろのヤツと正面のニタニタ笑ってるオッサンだけでも捕まえてやる…っ!!)

 

 そうして駅に電車が侵入し徐々に速度を落とし始める。

 停止と共に動こうときららは身構えた…瞬間。

 

「ん゛お゛っほ!?♡」

 

 男の指が勢いよくケツ穴の奥深くに突き込まれた。

 根元まで埋まるほど深く突き込まれた2本の指が左右に広がり、強く直腸の粘膜壁を押し込み、排泄物に応じるため伸縮性に優れた穴が大きく開かれる。

 外気が穴へと流れ込み、直腸が冷やされ、そして同時に……

 

「お゛っ♡お゛ぉ♡んぎいぃぃ♡」

 

 今までとは比較にならないほどの甘い快感。

 きららの脳を焼くような強烈な快楽に、一瞬意識が飛ぶ。しかし、すぐに意識を取り戻すと、今度はそれを押し流す様に激しい便意が押し寄せてくる。

 

「あ゛ぁ♡な、んでぇ?♡はひっ!?だめっ、でるぅ!出ちゃうからぁ!」

 

 慌てて両手で尻タブを押さえ、同時に男の手首を掴むと必死に引き抜こうと試みる。だが引き抜くために下腹部に力を込めると、逆に直腸内の指の感触がはっきりとわかってしまい逆効果だった。

 

「お?どうしたのきららちゃん?♡急にお尻の穴をいじられて気持ちよくなっちゃったのかな?」

「ちがっ!あ゛っ♡だめ、でるっ、出ちゃうからぁ!」

「いいよ♡出しても♡」

 

 男はそう言うと、さらに深くまで指を突き入れてくる。そのままグリっと手首を捻って指先を回転させた。

 

「おごぉ!!♡♡」

 

 その瞬間、今まで感じたことのないほどの快感がきららの脳を焼く。同時に必死に抑えていた後ろの穴とは別に、意識の外にあった前の穴が急速に緩まる。

 

「あ゛あ゛っ♡で…でりゅ!!♡」

 

 言葉と同時に、シャーという小さな放水音を立てて、きららの尿道から体温で温められた黄金色の水が溢れ出した。

 ショーツの布地が必死に吸い込むが焼け石に水。瞬く間に限界を迎えた布地が吸収しきれなかった暖かな水が両の内腿を伝って下へと落ちて行く。

 白のオーバーニーソックスに黄色の筋が広がり、最後にはローファーに流れ込んでいく。

 

「あ゛っあ゛~♡」

 

 ただの痴漢だと油断しきっていた脳内に突然打ち込まれた快楽電流と、放尿による幸福信号で、まるで呆けたように口を開けて声を漏らし、瞳を上ずらせる。

 前に座っていた男はスマフォを取り出し手を伸ばすと、スカートの前を上げて、きららの黄色く染まった白のショーツと尿が伝う腿を写真に収めて行く。

 

「ゲンさん、またそんな写真撮って。ほんと好きだねぇ」

「別にいいだろ、この良さは若造にはわからんさ」

「はは…おっと、これ以上は流石に糞が漏れ出そうだな」

 

 放尿絶頂をキメ、脳がエラーを起こしているきららを間に、そんな話をしていた背後の男は、指先に迫って来つつある圧迫感に残念そうに指を抜く。

 指先に付いた腸液をきららの制服で拭うと、手をきららの顎に回して横を向かせると唇を重ねる。

 

「んんっ…んっ……ぁ、ちゅぱ…ちゅる」

 

 突然のキスにきららは本能的に応じると、唇をなぞるように舐めていた男の舌へと舌を絡める。

 茫然自失状態ゆえに男の舌にされるがままといったありさまで舌技もあったものではないが、男はそれで良いと楽しんでいる。

 

 初物はこんなものだ。ここからどれだけ好みの雌へと躾けるか、それが男の腕の見せ所だと。

 

「はぁ♡……ん、ちゅ」

 

 キスに満足したのか男が唇を離すと、きららは無意識に名残惜しそうな声を漏らす。

 

「ふふ♡それじゃあね、きららちゃん、また今度。次はもう少しお尻を弄りたいから、うんち…すませておいてね」

 

 電車の扉が開く。乗客が雪崩のように出口から出て行く。

 中年男が立ち上がり、入れ替わるように脱力しているきららを座らせると、2人のハンターは狩場をあとにした。

 残されたのはランニング後の様に肌をほんのり朱に染め、荒い息を吐くきららだけだった。

 

 

 

 

「ゆるさない」

 

 痴漢被害にあった次の日。きららの姿は電車の中にあった。路線も時間も車両も同じ。服装も同じ五車の制服にした。唯一違うのは白のニーハイソックスが黒であることぐらいだ。

 

 痴漢どもを逃したあと、きららが車両を降りたのは、目的の駅をふたつほど過ぎたところだった。

 びっしょりと濡れたショーツからスカート、そして座席にまで失禁した尿が染み渡り、大股開きで呆けていた自分をちらちらと見る客の視線に慌てて降りた。そして戻った五車では、帰還時刻が過ぎていると件の連中から嫌味を言われるという散々なありさま。

 

 きららはキレていた。それは油断した自身の間抜けさにでもあったし、それ以上に諸悪の根源である痴漢どもへの怒りでもあった。

 

 ーー必ず捕まえる。そのためにあの醜態を見た乗客がいるであろう同じ電車に乗る選択をしたのだ。

 

 ガタンゴトンと揺れる車内で、きららは小さく息を吐き意識を任務中のものへと切り替える。感覚が研ぎ澄まされ、背後の乗客の小さな動きさえ見なくてもわかる。

 

 ちらりと入口を確認する。入口上部のディスプレイに、前回乗車した駅の名前が表示される。

 

(前回は連中が待ち構えていたところへ誘い込まれた…今回は入って来た瞬間にぶっ飛ばす)

 

 駅へと近づきアナウンスが流れ、減速が始まる。停車し扉が開くと、一塊の団体が降車し、そしてホームで待っていた乗客が乗り込み始める。

 乗り込む乗客のひとりひとり顔を確認し、そして見つける。

 

(いた、この前の中年男)

 

 乗車する集団の最後尾、数日前きららの前に座っていた中年男が細身の男と話しながら乗り込んできた。おそらくあの細身の男がきららのお尻を弄って来た男だろう。

 視界の隅で監視していると、細身男はこちらに気が付いたのかニヤニヤと笑うと中年男に何かささやき、それを聞いた中年男もこちらを見ると笑みを浮かべる。

 

 (笑いたいのはこっちよ)

 

 連中はただの獲物と思っているが、きららは対魔忍。とてもただの痴漢が太刀打ちできるような相手ではない。流石にやっていることを除けばただの一般人に。過剰な制裁は与えられないが、少しばかり痛い目に合わせて駅員に突き出せれば良い。

 

(二度と女の子に手が出せないよう、教えてあげるんだから)

 

 睨みつけながらそんなことを考えていると、電車が動き出す。ゆっくりと加速し駅を離れ始めた車内で、きららは細身男達に気が付いていないフリを装う。

 前回と変わらず満員状態の電車内を移動することはできず、男たちは入口に立ったまま。流石にこの距離で痴漢だと捕まえることはできない。

 

 しばらくは様子見だと、きららが視線を逸らした時だった。

 

 サワサワ

 

 尻に何かが触れる感触。

 痴漢だ、とすぐにきららは理解する。しかし前回の連中は変わらず入口付近に立っている。奴らの仲間かそれとも別の痴漢か。

 

 さわ…さわっ

 

 慣れていないのか、どこかぎこちなさを感じる手の動きに、 「ふっ」ときららは小さな笑いを零す。

 

「?」

 

 背後の痴漢が一瞬手の動きを止めるが、またもぎこちなく尻を撫でまわし始める。

 

(ふふ……)

 

 きららは笑いを噛み殺すように小さく肩を揺らす。

 前回の男たちとは違い手つきはたどたどしく、まるで初心な少女の様な触り方で、それが妙におかしくて仕方がないのだ。

 

(手が強張ってるし…)

 

 ヤり慣れていないその手付きに、きららは無視することに決めた。

 触られるのは当然気持ち悪いが、この程度の手つきなら我慢できる。それに下手に騒ぎ立て、連中を取り逃す方が今は問題だった。

 

(まっ、あいつらを捕まえる時に一緒に捕まえるのは決定だけどね)

 

 慣れているとか、初めての犯行だとか、そういう事ではない。

 痴漢行為自体が問題なのだ。

 

 自身の悲惨な未来が決まったことなど男は気が付かず、尻の形を確かめるように撫でまわし、

 

「大きい」

 

 ぼそりと呟く。

 徐々に手の動きからぎこちなさが抜けて、背極的に蠢き始める。

 

 桃尻の輪郭をなぞり、その感触を味わっている。

 そして細い指先がスカートにシワを作り、そのままパンツラインに沿って上下に撫でるように這い回り始めた。

 尻肉の形を確かめるように指を食い込ませながら撫でたかと思うと、手の平で包み込むように揉む。

 片手だったものが両手へと増え、左右それぞれの尻たぶを揉みしだく。

 

 もにゅ……もみゅ……ぐにゅ……

 

(んっ♡)

 

 きららの鼻から甘い吐息が漏れる。

 男は興奮を強めて行き、「はぁっ、はぁっ」っと荒い吐息を零しながら尻を揉み続ける。

 

 もにゅ……ぐにぃ~

 

(んっ♡お尻ばっかり触り過ぎよ)

 

 きららは内心毒づきながらも、チラリと入口の連中に視線を向ける。

 細身の男は相変わらずニヤニヤと笑いながらきららへと視線を向けている。

 中年男の方はスマフォへと何かを打ち込みながら、こちらも嫌な笑みを浮かべている。

 

 もにゅ……ぐにゅ……むにゅぅ……

 

 尻を揉みしだく手の動きが変わる。より大胆に、より激しく、きららの瑞々しい張りと弾力を持つ尻の肉を揉みしだき堪能する。

 

「んっ♡……ふ♡」

 

 きららは口から洩れそうになる吐息をかみ殺す。

 下手くそな愛撫はいつの間にか、スカートの中へと潜り込み、尻たぶの表から裏、側面まで余すことなく触られるようになり、徐々に指先に力がこもる。

 

 くりくり、こりこり

 

(あっ♡お尻の穴いじられてる♡)

 

 男の指先がきららの尻の割れ目に入り込み、少し敏感になっている肛門を爪で引っかいてくる。

 

(ううっ、やば…きもちぃ♡)

 

 あまり使うことのない器官を弄られ、きららの身体を高揚感が見たいしていく。

 前回連中に尻穴…そして直腸を弄り回されて、きららは後ろの穴の良さにハマってしまっていた。

 

 五車に帰還し、連中を捕縛する作戦の準備を進める間に何度か疼いた身体を慰めた時も、後ろの穴を使っての自慰行為だった。

 今まではただの排泄器官だったそこは、立った一区間の電車移動で、もう一つの性器として仕上げられてしまったのだ。

 

(連中を捕まえて、こんな事(アナルオナニー)もやめる…そのために準備してきたってのに…)

 

 自身をこんな身体へと変えた憎い男どもを捕える。それを契機に、後ろの穴での自慰もやめるつもりだった。

 しかし現実は、痴漢に尻を触られ発情してしまっている。

 

 くぷりと男の指が穴の中へと侵入する。以前の男の時のように、解す様な…焦らす様な玄人のものではなく、痴漢初心者のおっかなびっくりの穴挿入。

 入っては中の壁の形にシュっと引っ込め、それが汚物でなかったことを確認するとまたゆっくりと侵入してくる。

 

 ちょっと進んではシュっと返し、ほんの少し進んではピタリと止まってあたりを探る。

 まるで特殊部隊が少しづつ少しづつ安全圏を確認しながら進むように、きららのケツ穴攻略を進めて行く。

 

 その動きが、きららには効果的だった。

 

「んっ♡……ふぅ♡」

 

(お尻の穴ほじられるの気持ちいぃ……♡)

 

 きららは自らの意思に反して高まる性感を必死に抑えながら、しかし既に男の愛撫にうっとりと蕩け始めていた。

 先ほどまで対魔忍の優れた身体能力で把握していた周りの状況が、まるで頭には入って来ない。

 

 警戒していた入口の2人組は辛うじて目の端にとどめているが、詳細に何をしているかなど、もはや意識に入ってこない。

 

「あっ♡……ふぅ♡」

 

 くちゅり……くちゅり……と小さな水音を立てて男の指が尻穴を出入りする。

 その度きららは、甘い息を漏らしながら小さく身体を震わせる。

 

(お尻の穴でこんなに感じるなんて……♡)

 

 痴漢に尻を穿られ、周囲に人がいるなか感じている。

 そんな背徳的行為がより一層きららを昂らせせ、気が付けば前の穴からぬっとりとした蜜がトロリと溢れ、ショーツの股部を濡らしていた。

 

「ん♡はぁ♡」

 

 前回の痴漢行為で火のつけられたケツ穴は、自慰行為で無意識に開発、感度は良好。自身が被虐体質というのを自覚していないきららは、もしかしたら自分は変態なのかもしれないとうっすらと思い浮かべながらも、お尻の穴への刺激に背筋を震わせる。

 

 抵抗することなくむしろ感じ入っているきららに、初心だった痴漢初心者の心は急速に自信を付け始め、動きが大胆になってくる。

 1本だった指がもう1本増え、計2本の指で肉厚な腸内を探る様に穿り返す。来る時にキチンと用を足して中を空にしてきた腸内の綺麗なピンク色の肉壁に、2本の指がくいっと折れ曲がり、爪が柔く壁を引っ掻く。

 

「ふぁ♡あっ♡」

 

(ダメ……お尻でなんてイったら……)

 

 アナル快楽に心乱されながらも、きららは前回のように痴漢行為中に絶頂するなどという痴態を晒すまいと心を奮い立たせる。その心に呼応するようにキュッと肛門が締まり、より一層指の微弱な動きが感じ取れてしまう。

 無意識に刻まれた雌の本能が、悪循環をもたらし、確実にきららを頂へと導いていく。

 

くちゅ……ぐちゅぐちゅ♡

 

「んっ♡お゛お゛っ♡」

 

 ついに2本の指がきららの尻穴を左右に大きく開かせ、小さく窄んだ入り口が盛り上がり、内部のピンク色の腸内粘膜が晒される。

 

「ん゛あ゛あ゛あ゛っ♡キタキタぁぁぁっ♡」

 

 前回体験した腹の中に外気が入ってくる感覚に、きららは歓喜の声を上げる。

 指はぐにぃ~と限界まで開ききると、そして再度閉じる。まるで尻穴の皺をなぞりあげていく様に何度も何度も繰り返される。

 

「お゛っ♡ほおっ♡」

 

 甘く蕩けた声を出すきららは、もうケツ穴に与えられる刺激以外頭の中になく、夢見心地で表情をだらしなく歪めている。

 

(こんなの耐えられない♡無理ぃ♡)

 

 ここが満員電車であることも忘れて、きららは盛大に絶頂した。

 ぷしゅりと音を立てて淫水が噴き出て、前回と同じくショーツを濡らし、ガクガクガクと両脚が震える。

 窓に映る顔は快楽に蕩けきっており、誰がどう見てもアヘ顔だ。

 

 入口で電車の扉が開く気配を感じる。

 いつのまに駅に着いたのだろうか。

 

「あっ♡……え?」

 

 絶頂の余韻に浸るきららは、未だ尻穴に食い込んだままの指を認識して蕩けていた思考が一気に冴え渡る。

 

(やばっ)

 

 痴漢にケツ穴ほじられてイっていました、なんて冗談が通じるような状況ではない。

 慌てて入口へと視線を向ければ、痴漢どもは相変わらず嫌な笑みを浮かべながら、降車して行く。

 

「まっ…んほぉ゛お゛っ♡」

 

 急いで追いかけようと身体に力を込めた瞬間、締まったケツ穴から勢いよく指が抜かれて。

 

 「ん゛お゛っ♡」

 

 再度きららは絶頂した。

 

 

 

 

「なんなのよ、この路線は…」

 

 屈辱的な2度目の痴漢被害から数日。またもきららの姿は電車内にあった。

 

 結局前回も痴漢によって無様を晒され、ターゲットであった2人組も、そして別の痴漢男も逃がしてしまった。

 前回の痴漢男は絶頂し四肢から力が抜けたきららを、大丈夫ですかと心配するフリをして座席へと座らせると、そそくさと車両を降りてしまった。

 周りから見れば体調を崩した女学生を解放した心優しき男性に見えたことだろう。

 

 ようやっと自身を取り戻しなんとか五車へと戻ってみれば、「任務で多くの者が忙しい中、休暇申請とはお偉い御身分ですな」と、きららを嫌う派閥から嫌味を言われる始末だ。

 

 無理を言って取らせてもらった休暇で、痴漢への雪辱を晴らすこともできず。果てはまたしても痴態を晒す始末。

 

 本来なここで、対魔忍の仲間に相談すればよいのだ。

 なにもひとりで解決する必要はない問題。もっといえばそんなに頻繁に利用する移動手段ではないのだから、もう関わらなければ良い話だった。

 

「絶対に捕まえてやる…!!」

 

 だがきららのプライドがそれを許さなかった。たかが痴漢ごときにまるで逃げるような真似は、彼女の対魔忍としての誇りが許さなかったのだ。

 

「んっ……ふぅ♡」

 

 小さく吐息を漏らしながら、きららは車両内を歩く。

 

(お尻の穴がうずいて仕方ない…♡)

 

 あれからというもの、痴漢に穿り返されたケツ穴が疼きっぱなしだった。

 特にあの2人組を逃がしてしまった日などはもう酷かった。一日中尻穴に何かが挟まっている様な感覚が続き、結局帰ってからアナニーに耽ってしまった。

 

 今日だ。

 前回と同じ路線へと購入した回数券で乗り込み位置取りを行う。

 

(このあたりが良さそうね)

 

 いままでは車両のちょうど中間あたりに立っていた。満員状態で車両の中間ともなれば、相手が逃げる際に周りが邪魔になって捕えることがようになると判断したからだ。だがそれでは前回の二の舞になる可能性がある。

 あの少女を助けた際の駅員の話では、この路線で計画的に痴漢を行うグループがいるということだった。確信はないがきららには、前回の不慣れな男が、例の2人組とまったくの無関係とは思えなかった。

 

(あの男も連中の仲間だったとしたら)

 

 同じ痴漢グループに良い様にヤられてしまったことになる。

 集団で痴漢を行うという下劣極まりない連中を一網打尽にしてやろうと、前回・前々回こだわった結果があのざまだった。

 

(そもそもグループの規模もわからないのに、待つなんてのがいけなかったのよ)

 

 きららは軽く息を吐くと、前回の痴態を思い出してしまいそうになる自身の思考を追い払うように首を振る。

 

(絶対捕まえてやるんだから……!)

 

 キッと目じりを鋭く吊り上げたきららが心で固く決意したその瞬間だった。

 

「ふぅー、やっぱり混んでるなぁ」

 

 目の前の扉が開かれた。

 いつのまに立っていたのか、あの細身の男が立っていた。

 

 

 

 

「お゛っ♡お゛っ♡お゛お゛っ♡」

 

 駅のはずれにある多目的トイレ。

 使用中となっているその室内に、きららの喘ぎ声が響いていた。

 

 便座に手を付き腰を突き出す態勢で、細身男の肉棒をケツ穴へと受け入れている。

 室内には他に4名の男たちが立っており、皆一様にきららの痴態を見て自身の肉棒を固くしていた。

 

「いやぁ、リョウさんの連絡半信半疑だったけどさ。まさかこんな上玉がこの路線にまだいたなんてな」

「私も驚きました。近藤君を迎えに行ったらこんなに気の強そうな女の子がいたんですからねぇ」

 

 中年男にそう返したのは、駅員の制服を着た初老の男。

 あの日、きららに忠告してきた駅員だった。

 

 彼らはこの駅員をリーダーとした痴漢グループで、この路線でめぼしい女はだいたい狩って来た凄腕集団だった。

 どんな生娘でも尻穴狂いに躾けるとして、このN駅がある都市の裏社会でも有名であった。

 

「ヤスヒコさん、もう何回かヤってんだろ?その娘どう?」

「いやぁ、まだ3回くらいだよ。でも流石はリョウさんの目利きだ。生意気な締め付けにふかふかの腸が最高だよ」

「はは、こりゃ俄然楽しみになってきたな」

 

 そう言って中年男は自身の肉棒をきららの顔へと向ける。

 

「ほら、口開けて」

「ん……ちゅ♡れろ♡」

 

 きららは素直に男のモノを口に含むと、舌で亀頭を舐めながら竿を唇で挟む。裏筋に舌を押し当てて這わせ、唾液を塗して口内から引き抜く。

下では尻穴を穿られ続け、両穴に感じる快楽答えるようにきららも男の肉棒を舐めしゃぶり、ケツ穴を締める。

 

「おぉ~いいね!その調子でしっかり舐めといてよ」

 そう言って男は腰を動かし始める。

 

 じゅぼっ♡ちゅぽっ♡ずろろろっ♡ぬちゅっ♡

 

「おっほ、やば気持ちいいわこれ」

 

 中年は腰を前後させきららの喉奥へと肉棒を突き入れる。

 その度きららはえづきそうになるが、それを必死に耐えて舌を動かすのを止めない。鼻の下を伸ばし、頬を窄めて肉棒を吸う。

 

「じゅるっ♡ちゅぽっ♡♡ずろろろっ♡♡れぇ~♡」

 

 男のモノが口内でさらに大きさを増す。そして限界が近いのか、ストロークのスピードが上がる。

 

 どちゅっ♡どちゅんっ♡どちゅんっ♡♡

 

(んほぉ゛おぉぉ♡)

 

 腸内から響く快楽にきららは顔を蕩かせながら、必死に舌を動かす。その度尻穴と喉奥が同時に刺激されて頭がおかしくなりそうだった。

 脳で処理できない快楽に、きららの絶頂は近づいてきた。

 

 どちゅん♡どちゅっ♡ごりゅっ♡ずろろっ♡♡ぬちゅっ♡♡

 

「ほ~ら、ケツ穴もきゅんって締まって来た。もうそろそろイキそうだな」

 

 細身の男はにやにやと笑いながらさらにピストンのスピードを速める。

 

ずちゅ♡ぬちゅ♡どちゅっ♡どちゅっ♡♡ごりゅっ♡♡

 

(んっ♡お゛ぉっ♡おぉおおぉぉっ!?)

 

 きららは男の言葉に内心で答える。この痴漢どもとの度重なるプレイで何度も経験した尻穴アクメの兆候だ。

 頭の奥が白熱し、全身が快楽の熱に支配される。

 そして……

 

「んっ♡じゅるるるるっ♡♡ん゛お゛ぉっ♡♡♡」

 

 きららは口を窄めてバキュームフェラのように肉棒を吸い上げ、快感に喉が痙攣しえずく。

 同時に腸内が収縮して尻穴が締まると、細身の男は小さく呻きながらその刺激に耐えきれず精を吐き出した。

 

 びゅるっ!びゅるるるぅうう!!!どぴゅううううっ!!

 

「おっほ♡でるでるっ♡」

「くぁ!?す、すげえバキュームだな…くっ、射精()る!!」

 

 中年男もきららの頭を両腕で抱きしめるようにして、喉奥へと精を吐き出す。

 

「ん゛お゛ぉぉぉぉっ♡♡♡」

 

(あ゛っ♡イ゛ッぐぅぅぅ♡♡♡)

 

 どびゅるるるるぅううっ!!びゅーっ!どぷっ!どぴゅっ!

 

 腸内に感じる熱い感覚に、きららは全身を痙攣させ盛大にアクメを決めた。

 

(あっへぇ……♡♡ケツ穴ぁ…ケツ穴アクメ…しゃいこぉ♡♡♡)

 

 身体全体を満たす幸福感に、身体が震え、そして意識が朧げになっていく。

 

「ふぅ、良かったよ」

 

 そう言って男はきららの口内から肉棒を引き抜くと、その頬をぺちぺちと叩く。

 

「お゛っ♡あ゛っ♡」

「ほら起きて」

 

 しかし絶頂の余韻に震えるきららは反応が鈍い。

 その様子を見て男たちは笑いあう中、ひとりの男がきららに近づく。

 

 背広姿のその男は、細身の男を押しのけると、ぽっかりと開いたケツ穴に、自身の肉棒を突き入れる。

 

「お゛っ!?♡お゛お゛お゛っ♡♡♡ちんぽぎだぁ♡♡♡」

 

 まどろんでいたところに、ごりゅん!と内臓を持ち上げられるような一突きに、きららの口から悲鳴のような声が漏れる。

 男はその姿を鼻で嗤うと杭打ちのような激しく重いピストン運動を開始した。

 

 ずぽっ♡じゅぽっ♡♡どっちゅっ♡どっちゅっ♡♡ずろろろっ♡♡♡どちゅっ♡ばちゅんっ♡♡♡

 

「おいおい、ユウタさん。流石に激しすぎじゃないか?きららちゃんのアナルが壊れちゃうよ」

「こいつは俺を痴漢として突き出しやがったんだっ!!これぐらいしたって罰は当たらないさ!!」

「だがリョウさんが無罪放免にしてくれたんだろ?なら…」

「俺の痴漢師としてのプライドを気づ付けやがたんだ!!」

 

 背広の男は、あの日少女を痴漢していたとしてきららが駅員へと突き出した男だった。怒りの形相できららの腰を鷲掴み、デリケートな粘膜を抉るように腰を振りたくる。

 性的欲求を満たすためではない。ただただ自信を辱めたきららに対する恨みを晴らすための凌辱行為だ。

 

「あ゛お゛っ♡んほぉ゛ぉ♡♡お゛っ♡お゛っ♡」

「おら、どうだ!ケツ穴穿られて気持ちいいか?ええ?」

「あ゛っ♡ぎもぢいいですぅ♡♡♡ケツ穴しゅごいでしゅうぅ♡♡♡」

「はっ!!あれだけカッコつけておいて、自分はケツ穴の快感が忘れられなくて通い詰めるとはなっ!!恥ずかしくないのか!!」

「お゛っ♡お゛ぉっ♡♡ごめんなじゃい♡♡」

「この淫売女が!!」

 

 ばちゅんっ!と一際強く腰が打ち付けられ、きららの尻たぶが波打つ。

 よがる者とよがらせる者。快楽を与える者と与えられる者。

 男はきららの中に眠る被虐性を引きずり出すように、言葉でも責め立てる。

 

「おら!ケツ穴穿られてイけよ!」

「お゛っ♡お゛ぉっ♡♡いぎまずぅ♡♡♡」

「痴漢されて喜ぶド変態のきららちゃんよぉ!!イってみろ!!」

「あ゛っ♡んほぉ♡いぐいぐいぐいぐっ♡♡♡ケツ穴アクメきましゅぅぅううっ♡♡♡♡♡」

 

 びゅるるるるるぅっ!!どぴゅっ!どぷっ!どくんっ!びゅーっ!!

 

 きららは全身を痙攣させ、盛大にアクメをキメる。

 その腸内に男の精がぶちまけられ、さらに快楽の熱に脳が焼かれる。

 

(あ゛っ♡しゅごい……♡♡ケツ穴ぁ……♡♡♡)

 

 絶頂の多幸感と疲労から意識が遠のく中、きららは思った。

 

ちゅぎこしょ(次こそ)は…捕まえてやるんだからぁ♡)

 

 

 

 

 

「あっ、あのっ!!」

 

 駅のホームに降りたところで、きららは後ろから声をかけられる。振り向いた先に立っていたのは、以前痴漢から助け出した少女だった

 

「先日は助けてくれて、ありがとうございました!」

「あーと…?」

「あの時のお嬢さんですよ、きららさん」

 

 きららは、隣に立つ駅員にそう言われて、ああ!っと声を上げる。

 

「ああっ」

「はい!あの後、おかげさまで痴漢被害もなくなって……本当にありがとうございました」

 

 そう言って深々と頭を下げる少女に、きららは軽く手を上げて応じる。

 

「ん~……まあ無事で良かったわ」

「はい!でも貴方にもう一度どうしてもお礼を言いたくて」

「いや~、でもそんな大したことはしてないわよ」

 

 少女の言葉にめんどくさそうに答えるきららに、駅員が苦笑しながら助け舟を出す。

 

「きららさん、そんな適当な…」

「え~でもリョウさん」

「人数的にもきららさんだけだと回り切りませんし、ユウタ君がいつまでも不貞腐れていると面倒なので、ちょうどいいじゃないですか」

 

 親し気に言葉を交わす2人に、少女は少し不思議そうな顔をしながらも、きららの手を取って感謝の言葉を述べる。

 

「あのっ!今度、是非お礼をさせて下さい!!」

 

 その言葉に一瞬顔を歪めたきららだったが、すぐに営業スマイルを浮かべる。

 

「ありがとう。それじゃ、このあと食事とかどうかしら?」

「はい、大丈夫です!!」

「そう、それじゃ行きましょ。リョウさん、ごめんね」

 

 駅員に両手を合わせて謝るきらら。

 

「いえいえ、お気になさらず」

 

 駅員は笑顔で答えると、2人を見送った。

 

「せっかくきららさんとの逢瀬でしたが…まぁ、新しい獲物が手に入ったことを考えれば良いでしょう」

 

 そう呟いて男が見送る先。

 以前よりも丈が短くなったスカート。その裾からときおりチラチラと露になるきららのお尻の谷間から、テロリと垂れるアクセサリー。

 拡張された尻の穴を、より使い勝手の良い肉穴にするための強制具をハメたきららは、少女と連れ立って、駅の雑踏へと消えて行った。




ここまでお読みいただきありがとうございました。
いろいろシチュを悩んだ結果、痴漢シチュに落ち着きました。


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