※この作品はR-18です。

FA〇ZA版 マスターデュエル   作:ベルがモット

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霊王の波動 編 -ドミナス汁-

「最近、マスターは私のことデッキに入れてくれない……」

 

日も暮れた薄暗い部屋の中、淡い青色の肌を持つ霊姫と呼ばれる少女は嘆く。

白を基調とした法衣と金色のティアラのから高貴なものであるのは一目でわかるがベッドに顔を埋めて足をジタバタしている姿は駄々をこねている子供にしか見えない。

 

「最近の環境に合わないからって……私だってまだまだや~れ~る~の~に~~!!!」

 

かつては切り札として、デュエルの勝負を決める要所で活躍していた。幾度となく隕石ことニビルを跳ね除けた実績がある彼女にとっても新しいテーマが増え、戦略が変わり、私の出番は確実に減っていた。

 

「……うぅ……もっと活躍して褒められたいのに」

 

もの寂しさが胸の奥で疼いていてその隙間を埋めるように自分の体に刻まれた神秘的な文様を指先でそっとなぞり始める。そして、線に沿って指を滑らせていくうちにいつの間にか指先は下へ下へと向かっていた。

 

白い布越しに震える指先が秘められた場所に触れた。既に熱を帯びているそこは布地を湿らせ始めていた。格式の高い姫として、このような行為は慎むべきだと理解している。

 

(こんなこと、高貴な血筋の私がすべきではないのに……でも、マスターの顔を思い出すと……)

 

自嘲的な笑みを浮かべながらも指の動きは止まらない。マスターのことを思い浮かべると胸の奥が熱くなる。褒められて頭を撫でられたことを思い出し、マスターの笑顔を考えると自然と手が動いてしまう。

 

「マスター……もっと使ってほしいよ……んっ♡」

 

軽く擦るだけでびちゃびちゃと水音が響く。まるで自身の能力である水の力が違う形で発現しているかのようだった。

 

「うぅ……もっと……マスター…マスター!!」

 

マスターからされている妄想に浸りながら激しく指を動かす。溢れる愛液の水音が部屋中に響き渡り、高貴な姫とは思えないほど淫靡な光景が繰り広げられていた。

 

我慢できず震える手で白い布をずらすと、既に充血した陰核が姿を現した。それをギュッと摘まんだ瞬間、電撃のような快感が全身を貫く。

 

「ん゙っ♡……んっ!!!」

 

背中が大きく反り返り絶頂の波が押し寄せ、目をつぶりながら潮を噴き絶頂を迎えた。ベッドのマットレスには劣情の証が染み込み、恥ずかしい染みができていた。

 

(あはは……すぐにイっちゃった……でも、まだまだ足りないよぉ……)

 

こんなことでは、私は満足できなかった……

もっと、もっと気持ちよくなりたい…マスターにめちゃくちゃにされたい……

 

そんな気持ちに押しつぶされる。絶頂後の浅い呼吸を繰り返しながらも、本来飛ぶための水の翼を変形させ触手のような形状に変化させ膣内へと侵入させ激しく出し入れする。

 

「ひあぁっ♡……ううぅっ!やっぱりコレっ…イイ!!……あっ♡ あっあっ♡」

 

何度もクリトリスの裏側を探り当て、慣れ親しんでいる一番気持ちいい所をマスターに突かれる妄想と共に激しく動かし始める。

 

ぐちゅぐちゅという淫靡な音が部屋に響き渡る……

空いた手が自然と胸へと伸び、法衣の上から乳房を揉みしだく……

指の動きは次第に早くなり、快感の渦に飲み込まれていく……

 

蜜壺の可憐な蒼色の花弁から溢れ出る蜜が、太ももを伝って流れ落ちる。まるで鎖から解き放たれた雌のように、本能のままに悦楽を貪っていた。

 

歯止めがきかず、内側と外側から陰核を擦り上げては何度も絶頂に達していた。

やがて、至福の瞬間が訪れる。鼓動に合わせてドクンドクンと脈動する快感が全身を駆け巡り、強烈な絶頂の予感が迫りくる……

 

「あっあっあっ……♡ また、イクっ!……凄いのキちゃ……ヴヴゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙!!!!」

 

激しい痙攣と共に潮が溢れ出し、腰を高く持ち上げて体が弓なりにのけ反る。

およそ姫とは思えない獣じみた喘ぎ声を上げながら大量の愛液を吹き出す。部屋中は淫靡な香りに包まれ床はびしょ濡れになってしまった。

 

余韻に浸りながら力尽きてベッドに倒れ込む。体中が痙攣し息をするのもやっとだった。

ベッドの上はぐちゃぐちゃになり、まるで粗相をしてしまったかのような惨状となっていた。

 

「はぁ♡……はぁ♡……ます、たぁー……」

 

虚ろな瞳で虚空を見つめながらもまだ物足りないのか指先が自然と秘所へと向かっていくが……

 

__ガチャリ!

 

玄関の鍵が開く音に、私の体が瞬時に硬直した。

まだ余韻に浸っていた意識が一気に現実に引き戻される。慌てて壁の時計を見ると、いつの間にかマスターが帰宅する時間になっていた。

 

「えっ、もうこんな時間!?」

 

血の気が引いていく感覚と共に、現実が押し寄せてくる。見回すと床もベッドも愛液でびしょびしょになっていた。

 

体質の関係もあって感情が高ぶると無意識に水を生成してしまう体質。今日は特に激しくしてしまったせいでまるで水をこぼしたかのような有様だった。

 

「あわわ……ど、どうしよう……とりあえず何とかしないと!」

 

右手をかざすと部屋中に散らばった液体が一箇所に集まり始める。透明な水の球体となって宙に浮かぶそれを、私は背中の水の翼に吸収させていく。

 

ガチャりと音を立てて、ドアが静かに開かれる。

 

「ん?……霊姫、いるのかい?」

「お、おかえりなさい、マスター。大丈夫ですよ、私は漫画を読ませていただいてます」

 

内心は穏やかではなかったが平静を装い、逆さに持った漫画から顔を上げる。マスターは優しい笑顔を浮かべながら部屋に入ってきて特に怪しむ様子はなかったが、散らかった部屋を見渡す。

 

「あはは……少し散らかってるから、少し片付けるね」

「えっ、いえ、大丈夫です!」

 

「遠慮しなくていいよ。霊姫は漫画を読み続けてていいよ」

 

マスターは既に動き始めていた。私は内心ヒヤヒヤしながら、ゴミをゴミ箱に入れたり、本を本棚に戻したりする。

 

「ん?…なんだこのヌメヌメしたの…」

 

その時私はゴミ箱内のティッシュの奥深くに染みこんだ、回収できなかった行為の残りを発見され、冷や汗が背中を伝う。

 

(えっ…えぇぇ!?……まずい、魔法で回収しきれてないぃぃぃ!!!)

 

マスターの視線が私を捉え、反射的に背筋が伸び目を反らす。心臓が激しく鼓動し、目線を反らし顔が冷や汗が出ているのが自分でも分かった。

 

「霊姫、もしかして……風邪でも引いたのか?…すごい量の鼻水だぞ」

 

 

 

……安堵のあまり思わず肩の力が抜けた。

 

(良かったぁぁぁ~~!……バレてない!)

 

鈍感なマスターに感謝しつつ、私はそっと胸を撫で下ろす。

何とか証拠を隠滅できたことに、内心で安堵のため息をつく。二人でソファに座り、今日あったことなどを話し始めた。マスターは最近のデュエルの戦略について熱く語ってくれる。

 

でもデッキレシピには私が入っていなかったので内心少し寂しかったが今はマスターとの時間が何より幸せだった。

 

「マスター? 大丈夫ですか?」

「え? あ、うん……ちょっと暑いかな」

 

部屋の温度はそれほど高くない。心配になってマスターの額に手を当ててみる。

 

「熱は……そんなにないみたいですけど」

 

私の手が触れた瞬間、マスターの体がビクッと震えた。なぜか腰を引いて距離を取る。

 

「ご、ごめん。ちょっとトイレに……」

「え!? マスター?」

 

立ち上がったマスターの足取りは少しふらついていた。慌てたような様子でトイレに向かっていく姿を見送りながら、私は首を傾げる。

 

「用を足すだけなのに、なんでマスターはあんなに慌てて……」

 

長年マスターと一緒にいる私の勘が、何かがおかしいと告げていた。単なる生理現象とは違う、何か別の理由があるような気がしてならない。

 

 

 

トイレのドアが閉まってから数分が経過したが、マスターは一向に戻ってこない。私は落ち着かない気持ちで部屋を歩き回っていたが、結局気になって仕方がなかった。

 

「マスター、大丈夫かな……」

 

そっと部屋を出てトイレの前まで来ると中からかすかに声が聞こえてきた。

初めは単にお腹の調子が悪いのかと思ったが、耳を澄ませるとそうでもないようだった。

 

くちゅ……くちゅ……

 

小さな水音。それは、手を洗う音とは明らかに違う。リズミカルで、湿り気を帯びた、独特の音。私の顔が徐々に赤くなっていく。

 

(ええっ!?……も、もしかして……)

 

___でも、なぜ? 急に、どうして?

 

疑問が頭を巡る中、トイレの中からガタリと小さな物音と同時に、ドアの隙間から栗の花のような独特な匂いーー男性特有の、精液の匂いが漂ってくる……

 

予想通り、マスターは自慰をしていたのだ。

 

体が熱くなる。つい先ほどまで自分も同じことをしていたのに、マスターの行為を盗み聞きしてしまった背徳感と、それによる興奮が入り混じっていた。青い肌が微かに上気し、秘部が再び疼き始める。

 

トイレの中で水が流れる音がした。マスターが後始末をしているようだ。

 

(マスターがトイレから出てくる……ここから離れないと!)

 

どうやら、終わったらしい。このままここにいて、顔を合わせるわけにはいかない。気まずい空気になるのは避けたい。それに、私もまともな顔ではいられないだろう。私は慌てて、精霊界に戻ることにした。

 

 

カードの世界に戻り私は、一人で考え込んでいた。

 

マスターは筋金いりの堅物だ。

普通の状態から突然あんなに激しく自慰をするに至ったのだろう?

確かに男性には性欲があるのは理解しているが、あまりにも唐突すぎる。まるで何かに突き動かされたかのような気がしてならない……

 

「まさか……」

 

自分の周りに浮かぶ水を見つめる。

自身と特性として、感情によって自分が生み出す水の性質が変化することは知っていた。怒っている時はポコポコと沸騰している熱い水に、嫌な気分の時はドロドロとした冷たい水に……

 

…………では、情欲に満ちた時の水は?

 

 

後日、密かに実験をすることにした。

いつものごとく召喚獣君に頼み、私が欲情したときに発生した水を混ぜた飲み物を飲ませることにした。

 

召喚獣君は『えっ!!俺がですか!?』と言わんばかりの表情をしていたが、私の命令なので従ってもらいドミナス仲間の命姫(めいちゃん)に投与することに成功した。

 

……実験台になった命姫(めいちゃん)は大変なことになり、聖王(せーちゃん)に百合乱暴していたらしい。

……本当に申し訳ない

 

結果、自分がエッチな気分の時に生み出した水は、強力な媚薬の効果を持っていることが検証された。

 

 

「えへへ……これを使えば……マスターも私の虜♪」

 

悪戯っぽい笑みが浮かんだ。マスターを篭絡する方法を見つけたのだ。王姫としては考えられない企みだが、愛のためなら、少しくらい悪い姫になってもいいかもしれない。

 

私は次の作戦を練り始めた。水の精霊としての新たな力——『ドミナス汁(仮)』を使って、マスターとの関係を深める計画を実行に移した……

 

___________

________

_____

 

そして、絶好の機会がやってくる。

連休でマスターも家でデッキを改良している。邪魔が入る心配もない。

 

こんな回りくどいことをしなくても、マスターは求めれば応えてくれるかもしれない……

でも、誰かにとられたくないし忘れられるのもイヤ!!

意識してもらうためにも無理やりにでも……

 

カードから顕現し、マスターの前に姿を現す。今日は特別に、レオタードの内側に小瓶を忍ばせていた。

ソファに座ったマスターの隣に腰を下ろし、他愛ない話を始める。表面上は普通を装いながら、内心では媚薬を入れるタイミングを計っていた。

 

「へぇ、みんな元気にしてる?」

「はい! 特に命姫(メイちゃん)なんて、最近また召喚獣と新しい合体技を開発したとか自慢してきて……」

 

マスターがテーブルの上のカードに目を向ける。床に落ちたカードを拾おうと身を屈めた瞬間がチャンスだった。

 

素早く小瓶を取り出し、マスターのコップに中身を注ぐ。緊張のあまり手が震え、気づけば瓶の中身を全部入れてしまっていた。

 

(あっ!……あわわわ……ど、どうしましょう!?)

 

小さく声が漏れそうになったが、なんとか堪える。量が多すぎた気もするが……

まあ、マスターなら大丈夫だろう。そう自分に言い聞かせて、何事もなかったように振る舞う。

 

マスターが席に戻り、自然な流れでコップを手に取る。私の心臓が早鐘を打つ。

ゴクリ、ゴクリとマスターが飲み物を飲み干していく。内心どうなるか分からなかったので息をのんで効果を待つ……

 

飲んでから3分も経たないうちに、マスターの顔が真っ赤に染まり始めた。額に汗が滲み、呼吸が荒くなっていく。マスターは慌てて立ち上がり、トイレへ向かおうとする。

 

しかし、ドアノブを回しても扉が開かない。

 

(ふふっ……ドアは開きませんよ、マスター……)

 

実は事前に召喚獣に頼み、外側から扉を押さえてもらっていたのだ。

召喚獣は今回の作戦を話すと『えっ!!本当にそんなことするですか!?』のような顔をしていた。横に首を振っていたが最終的に私の命令に従ってもらった。というか、従わせた。

 

霊姫は後ろからマスターに抱きついた。豊かな胸を背中に押し当てると、マスターの体がビクリと震える。

 

(これでマスターは私しか見れない♡…………ん?)

 

振り返ったマスターの目を見て、息をのむ……

目が血走っている。瞳孔が揺らぎ、理性の光がほとんど失われていた。荒い呼吸と共に、獣のような熱い視線が私を射抜く。

 

(あ、あれぇ……?)

 

これはいいムードになってエッチな雰囲気で結ばれると思っていたのに、マスターの様子は明らかに異常だった。媚薬の量が多すぎたのか、それとも自分の媚薬が想像以上に強力だったのか。

 

後退りしようとしたが、マスターの腕が素早く伸びて、私の細い腰を掴んだ。その力は普段の優しいマスターからは想像できないほど強く、荒々しかった。

 

「マ、マスター……私、その……」

 

言い訳をしようとしたが、すでにマスターはもう聞いていなかった。熱に浮かされたような表情で、私を見つめている。その眼光は抑えきれない欲望が渦巻いていた。

 

でも同時に、期待も膨らんでいく。マスターに求められること。

それは、私が心の奥底で望んでいたことでもあった……

 

「きゃっ!」

 

気づけば、私はソファに押し倒されていた。マスターの重みが上から圧し掛かり、荒い息が首筋にかかる。理性をギリギリ保っているような表情で、必死に耐えているようだ。こんな状況なのに気遣っているマスターと見て嬉しくなる。

 

私はマスターを真っすぐ見つめて囁く……

 

「マスター……別に何をされても構いませんよ?」

 

私は意図的なのか無意識かわからないがマスターの手を自らの胸へと導く。マスターの大きな手が服越しの柔らかい乳房に優しく触れ、心臓の鼓動を直接伝えさせていた。私の心拍数も自然と高まっていく。

 

タガが外れたマスターは荒々しく衣服を脱がしていく。布地がずらされ、秘部が露わになる。前戯など存在しなかった。マスターは獣のような動きで、一気に彼女の中へと入ってきた。

 

「んぁああっ!」

 

突然の侵入に、背中が大きく反る。しかし、痛みはなかった。既に彼女の秘部は十分に潤っており、むしろ待ち望んでいたかのように彼を受け入れた。

 

(マスター、激しい………………でも、嬉しい)

 

無言のマスターが、腰を激しく打ち付けてくる。理性が完全に飛んでいる今、そこにあるのは純粋な欲望だけ。でも、私にとってそれは決して不快ではなかった。

 

「あ゙っ゙♡……ん゙っ!!……実は……お゙っ♡……こうなること、望んでたんです!!」

 

荒い息の中で、やっと言葉を紡ぎ出す。マスターの動きは止まらない。むしろ、更に激しさを増していく。

 

性欲で支配された意識でかろうじて残る、一片の理性を保ちからかすれた声で、マスターが問いかけてきた。状況を理解しようとする意識は残っているらしい。

 

「ごめん……なさい……でも、マスターと……ん゙っ♡ん゙っっ♡ …一緒に……なりたくて……!」

 

謝罪の言葉は、深いキスで遮られた。舌と舌が絡み合い、唾液が混ざり合う。その瞬間、私の体に異変が起きた。

 

(マスター…………ん゙っ!?…なんか体が……あ、熱い……)

 

マスターの口内に残っていた媚薬の成分が、私にも伝わってしまったのだ。ただでさえ感じやすくなっていた体が、さらに敏感になっていく。

 

(え!?ちょっと待って!!……自分では試さなかったけど……こ、これ私にも効果あるの!?)

 

思考がまとまらない。全身が火照り、どこを触られても性感帯になってしまう。自身の生み出す水の制御もできなくなり、結合部から甘い匂いドロドロとした粘液が溢れ出す。

 

そんなもの纏ったマスターの肉棒を激しく出し入れされたら刺激も倍増し、すぐに絶頂の波が押し寄せてしまう。

 

「ん゙っぁあ゙あ゙っ♡ダメ!!…こんなの無理ぃぃ!!…イクッ! イクイクイク…ン゙ッ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙!!!!」

 

体が弓なりに反り返る。

皮膚が擦れるだけでも強い快感が走り、突かれる度に小さな絶頂が訪れる。

お互いが媚薬の効果に溺れてしまい語彙力が失われ、ただ『好き』という言葉だけを繰り返す。

 

 

そして、マスターが咆哮のような声を上げながら膣内に熱い波動を送り込まれ、私も頂点に上り詰める。

 

「好き……しゅきぃぃ♡……私もマスターのことがっ…ア゙ッ゙♡…ア゙ア゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ッーー!!!!」

 

目の前がチカチカと点滅し体全体が硬直する。いつの間にか強く抱き着いているマスターが入りきらないほどの精液を注がれているのを感じながら、幸福感に包まれ、力が徐々に抜けていく……

 

 

しばらくすると波が引いて、私はぐったりとソファに沈み込んだ。マスターも私の上に崩れ落ち、しばらく二人で荒い息を整える。

 

満足感に浸っていた私だったが、その安堵も束の間だった。

ペチりと鼻先に何かが当たり意識が戻る。そして、私の目の前に、まだ萎えることなくそそり立つ男根が突きつけられた。

 

「え……?……えっ、ちょ、ちょっと待って……!」

 

マスターの目を見上げる。まだ血走っていて、理性が完全には戻っていない。それどころか、さっきよりも激しい欲望の炎が燃えているように見えた。

 

「ま、マスター……わ、私もまだシたいけど、もうちょっと休憩を…………ひゃあっ! だ、だめっ! さっきイったばかりで……」

 

私の制止も聞かず、マスターは再び私を組み敷いた。今度は体位を変えて、後ろから耳を舐りながら激しく突き始める。

 

「どみゃ!?…耳は敏感だからぁぁぁ!!……ダメ、またすぐイク♡…イグっ♡…イ゙ィ゙グゥ゙ゥ゙ゥ゙!!!!」

 

結局この後、私は何度イったか分からないほど行為をし、マスターが満足するまで存分に愛してもらうことになった。でも、媚薬の量を間違えたことを、ちょっぴり後悔した……

 

___________

________

_____

 

あれから数時間…………

私は完全に腰砕けになっていた。マスターも精魂尽き果てて、ようやく気絶するように眠りについている。部屋は二人の体液の匂いで満たされ水浸しになっている。まるで嵐が過ぎ去った後のような有様だった。

 

体は満身創痍だが、心は不思議と満たされている。おおむね作戦通りと言えなくもない。申し訳ない気持ちもあるが、正直なところ、またやりたいという欲望もある。

 

「あれ、机の上にデッキがもう一つある……」

 

マスターに悪いと思いながらもデッキを覗き見る。新規デッキの開発中なのだろうか、構築途中のようだ。確認すると水属性で固められたデッキの中には霊王の波動(わたし)が採用されていた。

 

(あっ……マスター、私を使ってくれるデッキ準備してたんだ……)

 

嬉しくなりくるりと回転するが、先ほどの行為で消耗しきっていた身体はついていけず、勢い余って倒れてしまった。

 

「うぅ……やっぱもう無理、腰が……召喚獣君出てきて」

 

私は魔力を振り絞って召喚獣を呼び出した。青い竜が現れ、部屋の惨状を見て大きな口を開けて目を白くしている。

 

「え、ええっと……私とマスターが汚した部屋を全部、綺麗にしてほしいな~……って」

 

大きな鳴き声を上げると『えっ!!全部ですか!?』と言わんばかりの表情をするが、いつものようにペロッと舌を出してごまかした。

 

ジトっとした不満そうな目を向けながらも、召喚獣は部屋の片付けを始めてくれた。散らばった服、乱れた家具、そして様々な体液で汚れた床を自らの力と体で片づけをしていく。

そして、疲れ果てた私は、カードの世界にもどった。

 

 

後日、マスターには普通に説教を受けたが、最終的には許してくれた。

 

 

 

 

ついでに聖姫(せーちゃん)からも、命姫(めいちゃん)ちゃんに襲われた原因が私だったことがバレてめ~~~~~っちゃ怒られた。

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