※この作品はR-18です。

【完結】美女妖狐を弟子に侍らせた九尾の狐ロリババァがふたなりチンポ生やして弟子の霊力補充チンポミルクサーバーに堕ちる話   作:みども

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という訳でこちらでも投稿します。よろしくお願いします。個人依頼https://x.com/MidomoMSやskeb:https://skeb.jp/@MidomoMS などもやってるんでよかったら是非。とりあえず終盤まで書いてあるので毎日投稿していきます。明日から当分22時に毎日投稿してまいります。


玉凛、男を腹上死させ自尊心を満たすの事

 ―――大陸の東のほぼすべてを支配する大帝国。その秘境に、霊峰、幽泉山あり。

 そしてその霊峰の頂上には御殿がある。金毛九尾の大妖狐、玉凛の住まいであった。

 大妖狐、玉凛。

 神話の時代より生きていると言われるその化生は、強大な力ゆえに帝国にすら畏れられ、代々の皇帝とすら条約を結び、互いに不可侵とする程であった。

 さて、ある日、ある時。

 その玉凛の御殿にて。禍々しい紫色の大きな壺が置かれた豪奢な寝所の、広い、十人以上は寝る事が出来るであろう広い床の中央にて、何やら少女が飛び跳ねていた。

 美しい少女である。ともすれば銀色にすら見えるほど輝く金色の長髪を緩く頭の左右で纏め、白衣を上半身に纏い、下半身にはこちらもまた薄く、肌が影のように透けて見える朱の袴を纏っていた。

 

 

「ほっ♡ほっ♡どれ♡どれ?妾の体、よかろ?よかろ?」

 楽しそうな少女の声と共に、最上等の毛布が揺れる。まるで童女の遊びのように。けれど実際に行われてるのはもっと淫靡で、凄惨な遊びだった。

 タチュン、タチュン。

 跳ねる音に合わせて、少女の袴の裡から水音が響く。

「あっぎっ…♡いっ♡ひぃ~~~♡♡」

 男の情けない音と共に。

 少女は今、裸の男の上に跨って男を貪っていた。文字通りの意味で。

 そう、あどけない笑みを浮かべる少女こそが、大妖狐、玉凛であった。

 山の麓、街から、彼女とその弟子たちに貢物として送られた男を遠慮なく貪っているのだ。

「ココ♡どうしたどうした?イクのか?イクのか?イクと死がより近くなるぞ?」

 まさしく狐といった笑いを浮かべながら、童女が跳ねる。頭頂部に備わった一対の獣の耳をピンと立たせ、朱袴の後ろから伸びる髪と同じ色をした九つの尻尾が組み伏せた男の四肢を動けぬように拘束する。

 その状態で男の胸に手を突き、

「ほれ♡ほれ♡男なら耐えて見せよ♡」

 リズミカルに飛び跳ねさせれば、

「おっ♡あっ♡」

 その動きにただただ翻弄され、男は男に襲われた生娘があげるようなか細い声を出すほかなかった。 

 

 気持ちがいい。ただただ、一物が気持ちがいい。

 暖かさを通り越して、熱さすら感じかねない熱が、一物に纏わりつく。それどころかその熱が、確かな力を持って、なおかつ複雑に一物を握りしめるのだ。 

 亀頭の先に子宮の唇が絶えず口づけを交わす。裏筋を、いやそれぞころか竿全体をぞわぞわとした襞がなぞる。まるで手が、たくさんの手が膣の中にあってそれぞれが一物を嬲るかのような複雑な動きによってもたらされる快楽はもはや人の者とは思えなかった。

 しかもそれを、眼前の少女が。10を少し超えただろうかという見た目の童女がなしているという事実が、男の脳を沸騰させる

 

「あん♡」

 限界だと思っていた一物の硬度がさらに増す。危険な程に。事実男は既になんども射精しているにも関わらず、一物の勃起が収まらない。それどころか射精するたびに何か体の奥の何か大事なものが抜け落ちている、そのような予感すらあった。

「も、もうやめっ!」

「だーめじゃ♡ほれ、【見ろ】」

 呪詞(ことば)が、世界を侵す。その呪詞に逆らえず。男は玉凛の体を嘗め回すように見た。

 

 不敵な笑みを浮かべる吊目気味で獣のように縦の光彩を持つ紅い瞳に見つめられ、視線を下へと落としてゆく。

 汗で体に張り付いた白衣がその慎ましやかな胸の形を浮かび上がらせ、その中心にある桃色の突起がピンと立ち上がり、少女の興奮をこれでもかという位こちらに伝えてくる。

 そのまま視線を下にやってゆくと、これだけ童女のように見えてもそこだけは、『大人である。孕める、いやらしい体である』と主張するように括れた腰が白衣の影から主張して、その下。

「おっ♡あいぃぃぃいいいい!?♡」

 それを見た瞬間、男は興奮のあまり射精した。また、大事な何かが抜けてゆく感覚。

 

 リズミカルに腰を振る少女と男の、接合部がそこにはあった。ただし、朱袴の先に影として。見えない。その見えない事が男の興奮を掻き立てたのだ。

「えい♡」

 ヌルゥゥゥゥゥゥゥゥ、とねばついた音と共に、少女が腰を引き上げる。

「うぉぉぉぉおぉぉぉ……」

 男とて女を知らないわけではない。だが、膣を引き抜く際に、口で吸われるよりも強く吸われたことなど、経験になかった。

 そうして腰を上げ切れば、亀頭だけが少女に食われた状態で立ち上がる竿が影を見せる。

 見えないもどかしさが興奮を掻き立て、これ以上射精しては命が危ないという予感が恐怖を呼び起こす。

 興奮と恐怖が混然一体となり、男の一物の限界をまた、超えさせた。

「ヒッ♡これこれ、妾のほとが如何に剛いとて、これ以上されては破けてしまうわ♡」

 ニヤリ。腰を引き上げた蟹股のまま、童女が、大妖狐が笑う。

 そしてその言葉に、別に答える声があった。

 

「何をおっしゃいますお師匠様!たかだか人如きが、お師匠様のような大妖を害することなどできますまい!」

 はきはきとした声。その声を聞いた途端、それまで笑みを浮かべていた玉凛の顔が不機嫌そうにゆがめ、右側を見て吐き捨てた。

「うるさいぞ……錆輝(しょうき)。お主はお主で房中術に専念せんか。未熟者め」

「お許しを!」

 バズンバズンと乱暴に腰を打ち付けらえる音が響かせながら、はきはきとした声が応える。そこにはうつろな目をした男に組み伏せられる美女が居た。

 玉凛と同様の金でありながら、玉凛のそれとは比べて濃く重い色をした金髪の長髪を背に広げて寝そべり、魔性の膣に包まれた快楽に動けぬ男の腰をその尻より伸びる三つの尾で逃げられぬように拘束しながら無理やり打ち付けさせ、敬愛する師匠を輝く瞳で見つめている。

 金毛九尾の狐、玉凛最古の弟子、錆輝である。

 膣内をめちゃくちゃにされる快楽などまるで感じないかのように事務的に精液を絞り取るその様を、蟹股のままどこか冷めた目で玉凛は見つめていた。

(……ほんとうにいい体じゃの……けっ!)

 

 そう、錆輝の体は、玉凛の少女のような体とは違い、成熟した女性のそれだった。

 全体的に引き締まった体。すらりと伸びた手足組み伏せされながらもツンと上を向いた乳房は形を良く保ち、尻も程々に大きく、引き締まった腹はしかし腹筋を見せぬように薄く脂肪が張ってある。

 まさしく彫刻に刻まれるべき完成した美、という風情。例えるならば戦女神。

 そしてそれが、玉凛にはたまらなく不快だった。

(ふん!見せつけよって!そんなに長い手足がいいのかっつぅんじゃ!しかも胸もそれなりにありよって。この!この!当てつけか!!!)

 玉凛は内心で吐き捨てた。

 

 妖狐とは、妖怪としての素質を持つ獣が、長い時を経て魂の力を操る術を知り、人化の術を修めた存在の事である。。

 そして人化の術とはすなわち、世界に存在する己自身を、『獣として己』から『人としての己』に変換する術であった。

 玉凛であれば、『玉凛という魂を持つ狐』から、『玉凛という魂を持つ人』という変化を起こすこととなり、その『狐から人に変わろうとも玉凛という存在の核は変化しない』という性質上、人としての姿を自由に決める事は出来なかったし、変える事も出来ない。

 即ち、

(まったく……なんでこいつらと比べて、妾の姿はこんなにちんちくりんなんじゃ)

 玉凛は、老成した不死の存在という己にふさわしくないと思っている未熟な少女の姿に、コンプレックスを抱いていた。

 

「ど、どうでしょうお師匠様、私、上手くできているでしょうか?房中術は!?」

 そしてその内心の思考を阻むように、褒めて褒めてという歓喜の念に染まり切った錆輝の青い瞳が、玉凛を見据える。

(コココココ。とはいえこやつは妾を心より尊敬しておる。いやぁ、こいつと会った時に偶々神殺しの最中で助かったわい。神ぶっ殺したのを見たからか、それ以降妾に従順。コココココ。こんな美女が、この妾に……クックックッ)

 己より恵まれた体系の者が一心に尊敬の念を浴びせてくる事にたいして、ご満悦といった風情。

 大妖狐、玉凜は、その生きた年数と実力に比して、あまりにもみみっちく心が狭かった。

 内心の愉悦をおくびにも出さず、不機嫌そうにんなもんお主自身が分かってるじゃろ、と玉凛が口に出そうとしたの時、別の言葉が遮った。

 

「いいじゃん。いいじゃん房中術なんてさ♡それより気持ちいい事が大事だってぇ♡ヒンッ♡あっく♡イク♡そこイクッ♡……もっとそこっ♡」

「あん?」

 思わず玉凛の口からドスの効いた声が出る。新しい女の声。錆輝の声とは違い、快楽に翻弄されている事があらわになった桃色の声。

 ため息をついて錆輝とは別の床の一角を見れば、そこには床に寝そべって、男に弄ばれている女が居た。

 頭の左右で二つに結んだ豊かな桃色の髪と同色の二つの尾をそれぞれ振り乱し、高く上げた片足を男に掴まれ、がむしゃらに突かれるその快楽に身をゆだねている。

 男の情欲を誘う為にあるかのような見苦しくない程度に肉付きの良い体と同様に床に預けられた胸は大きく、その大きさから重力に負けていささか垂れているようにも感じさせる。それほどに、長く、だらしなく、いやらしい乳だった。それが男の挿入に合わせてタパン、タパンと揺れていた。

「おっ♡おほ♡ほぉぉぉおおおおお♡」

 そして限界に達した男が腰を押し付けて射精するのに合わせて、獣のような声を上げて女もまた絶頂する。

 玉凛程でないが小柄なその体を震わせて全身で快楽を受け止めていた。

 玉凛の最も新しい弟子、永桃(えいとう)であある。

 

(か~~~~~!なんじゃ!!!!なんじゃあの乳は!だらしない乳しよって!本人の性格がだらしないとあんなにだらしない乳になるんじゃなぁ……しかし、どういう訳かいっつも男共はあの乳に釘付けじゃ、あんな重力に負けたとしか思えん長乳がええのんか!おのれ……おのれぇ!!!)

 そう、真っ当に師匠として玉凛を尊敬している錆輝と違って、永桃は怠惰であった。辛い事は嫌。好きな事が、つまり気持ちいい事が、性交が出来ればそれでいい。

 数十年前、その性格から気持ちいい事を追求するためにとある町一つを淫魔の住処も斯くやという淫獄に変えていたところを、たまたま都から討伐隊が来る前に玉凛が見つけ、ボコボコにして無理やり弟子にしたのだ。

「まったく。永桃よ。そんな有様では妾の域にまで届くなど夢のまた夢ぞ」

「あっ♡ん♡いいっ♡いっっひ♡どう?おマンコどう?♡いいしょ♡……くひっ、くぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡」

 男の咆哮と同時の射精が返答だった。永桃の股から聞こえた水音と胸が震える音がいったん止み、射精による絶頂を毛布に顔を押し付けて永桃がやり過ごす。ほとんど白目をむいてる男が口の端から泡を出しながらまだピストンを開始して、それに合わせて水音と永桃の嬌声が再開した。

 

「ええい!聞かんかお主!!!……【殺すぞ】」

 瞬間、呪詞(ことば)が世界に顕れて、永桃に向けて放たれる。

「ヒッ」

 瞬間、永桃の体がビクンと震え、桃色の二つの尾がピンと逆立った。その瞬間、永桃を犯していた男は射精し、玉凛の呪詞(ことば)の影響を受けて、死んだ。

 この世界にて、術とはすなわち大部分が言葉であった。世界を構成する因子の一つである霊力によって構成された、精神と存在の核である魂より、呪詞(ことば)を発する事で己の周囲の霊力を震わせて、世界に言葉を届け、聞き入れさせる業。

 力ある者程、世界に無茶を聞かせる事が出来る。もし仮に今、玉凛が【殺すぞ】などという脅しでなく、【死ね】とでも言ったのなら永桃はすぐさま死んでいただろう。

 それほどの差が、玉凛と永桃にはあった。

 妖狐において、尻尾の数はそのまま力の大きさを示している。二尾と九尾では、比べようもない。

 

「や……やだぁ。師匠さまぁ♡お師匠さまのお言葉を聞き逃すはずないじゃないですかぁ」

 へにゃり。額に汗を浮かべ、次第に熱を、硬さを失っていく男の肉棒を膣で感じながら、永桃は媚を売った。

「ふん……まぁよい。性交にかまけて一向に房中術がヘタな貴様の為に改めて話そうぞ。よいか、房中術とは、魂の交わりを介して相手の魂を奪い取る業であ……る!」

 ドチュ、と鈍い水音がした。一気に玉凛が腰を下ろしたのだ。おろした腰の内、子宮口が貪欲に鈴口を吸う。

「おぐぅぅう♡」

 その感覚に男が射精し、僅かに体を震わせて、玉凛は言葉を続ける。

「この男が射精したとき、本来であれば男の種が女の畑に芽吹き、肉体が作り出される。そしてそれは、魂も同様じゃ。男の魂。純粋な生命力をつかさどる部分、魂殻から射精と同時、女の魂殻へと、男の心核の特性が色付いた霊力の糸が伸ばされる」

「それが女の魂殻に触れて反応する事で、肉体に入るべき魂を、その中でもまずは精神と存在の核たる心核を、我の周辺に漂う霊力を使って作り出すんじゃなぁ。いわば肉体における種と畑の役割じゃ」

 玉凛が講釈を垂れている間も、射精が、男の射精が止まらない。吸い取られる。吸いつくされる。明白な恐怖が男を襲った。もはや興奮すらも死への恐怖が上回って、どうにか逃れようと男は暴れる。

 

「た……たすけてっ!もう出したくっ!」

 もがこうが、男の四肢は既に尻尾によって拘束されてしまっている。抜け出すことは出来なかった。ただあまりにもうるさいので、

「ココココ。仕方あるまいなぁ?良いか、貴様、我が九尾の金毛で口がふさがれる栄誉なぞ、そうそうありはしないのじゃぞ?」

 と言って、玉凜は体を拘束していない九尾の尻尾を使って、男の口をふさいだ。光り輝く金の毛並みは、九尾の狐になったからこそのもので、玉凜がいっとう自慢に思っているところだった。この輝きは、いかに美女である弟子たちにも、ありはしない。

 

 そしてそうやって口をふさいでいる合間にも、射精が止むことはなかった。もはや気持ちよさより痛みの方が強いとすら言える。

「で、じゃ。その男の魂殻から伸びて来た霊力の糸を元にして、妾達は男の魂を喰らう訳じゃ……の!」

 跳ねる。射精の勢いがより強くなる。命が流れ出る感覚。男の涙が止まらない。体がどんどん冷えていくのに、妖狐に挿入した一物だけがどんどん熱くなってゆく。

 そして美しい少女はもはや冷たい目でこちらを見下ろすばかりだ。

「喰らうと言っても一筋縄ではいかん。まず、男の魂が触れる事で我らの魂が新たな魂を作り出そうと反応する。勿論、その動きを、意識を集中して己の魂を研ぎ澄ます事で制御する必要があるというに」

 それを快楽にかまけよって、ジトリとした目で睨みつければ、バツが悪そうに愛想笑いを浮かべてくる。 

(ククク……たるんだ体にたるんだ精神。無様よのぉ。情けない情けない)

 

 その様に、内心ご満悦のまま玉凛は話を続けた。それと同時に、下に組み敷いてる男に呪詞(ことば)をかけた。

「【出すな】」

「……っんん!?!?」

 射精を禁止されて、それはそれで出かかっていたものがすべてせき止められた感覚に男が顔を白黒させて暴れる。

 その様をつまらなさそうに見つて、

「なんじゃお主。助けて欲しいんじゃろ?出したくないんじゃろ?望みの通りにしてやろうさ」

 そのまま、上下に飛び跳ねる運動を再開した。

 

「んっ♡さて、よいか永桃。妖と人。膣内に射精されたとて万が一にも、肉体が作り出される事などあり得ぬ。そもそも我ら、獣を捨て強き妖となった段階で、弱き只人の子を孕む事など出来ぬ」

「じゃが、魂は別じゃ。男の種と女の畑が交わった際と同じようにかならなず魂が触れ合ったから心核が作られる訳ではないといえ、注意せよぉほぉ♡」

 跳ねる、というよりももはや無慈悲な上下運動というべき動きで、少女は己の一番気持ちが良い所を張り型のようになった一物で擦る。思わず心地よい声が出てしまう。

「肉体を持たずとも心核が作り出され、それに魂殻が備われば立派な魂じゃ。処分するのも手間じゃぞ?」

 そうして一つ講釈を垂れた後に、男を見れば今度はどうやら齎される快楽によって射精を懇願しているようだった。

 気持ちいい。気持ちいいのに、出せない。どうか助けて欲しい。気持ちよく射精させて欲しい。

(ココココ。男は馬鹿よのぉ。ちんぽ一つでこんなにも容易く手綱を握れるんじゃから。どれ、もうちょっと待っておれ♡)

 冷たい瞳で見下ろしつつも微笑みを浮かべ、跳ねる動きを止めずに玉凛は言葉を続ける。

 

「さて、魂を研ぎ澄ませて、男より伸びた霊力の糸を頼りに魂殻を喰らう訳じゃが、いかんせん、そのままじゃと、『固い』。こっちに魂が取り込まれてくれぬ。故にこうし……てへぇ♡♡♡」

「ぐぅぅっぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡」

 パッと足を床から離した。ドムっと鈍い音がして少女の体重が子宮口と亀頭にのしかかる。

 玉凛は軽くイキ、それ以上に男に危険な絶頂が齎せた。

「何度も快楽を与えて、魂そのものを揺らし、我らに霊力を取られまいと固まっている魂殻を『解す』わけじゃ♡♡♡それこそが房中術。そうすれば、まだ未熟なお主らでも魂喰いが出来るというわけよ」

 房中術は、本来的にはあくまで一定以下の実力しか持たない者の為の業。この世界において、力を付けるには手っ取り早く魂を、厳密には魂殻を大きくする必要があった。

 そのためには霊力を己の身に取り込む必要がある。確かに空気中には霊力が漂っていたが、それはあくまで『薄い』代物。魂殻を大きくするには、やはり高純度の霊力。すなわち魂殻が必要であった。

 

 魂。概念的には球状のモノと定義されたそれは、純粋な生命力や世界を従える為の『力』としての魂殻が外周を覆い、その中心に己の本質や精神を定義する心核が存在する。

 そして一定以上の力を持つものであれば、己が呪詞(ことば)で世界に訴えかけ、抵抗されない限り相手の魂殻を心核から引っぺがして己のモノとすることは、容易い事であった。

 勿論玉凛にとってもそうだ。それを今房中術など使っているのは、ただ自尊心を満たす為だけの行為に過ぎない。

 美女達と共に性の宴を開き、その師匠として、頂点として君臨する。真に気持ちが良かった。

 気持ちがいいので、腰を振る動きも激しくなるし、その膣中はうねる。

 

「~~~~~~~!!!!~~~~~~~~!!!!!!」

 声なき叫びが上がる、玉凛の搾り取る動きはただただ、嬲られている男にとっては地獄がさらに燃え上がるだけだった。

 先ほど感じた死への恐怖すらどこか遠い所。ただただ射精したいという欲だけが高まっている。視界は赤く染まり、鼻血が噴き出す。もはや限界。

「可哀そうよ玉凛様。もう、楽にしてあげましょう?」

「……ふん!」

 錆輝と永桃とはまた違う優し気な声がかかる。それに玉凛はバツが悪そうに鼻を鳴らした。

「……師匠に意見するとは、偉くなったものだな?海雲(かいうん)?」

「いいえ、玉凛様。偉くはありませんわ。ただ……せっかくの子ですもの。しっかりあやしてあげないと、ね?」

 そうして視線を声のした方に向ければ、そこにはたおやかにほほ笑む妖狐が居た。

 

 黒い髪を三つ編みにして前に垂らし、ユラユラと髪色と同じ黒の三つ尾が揺れる。そして崩し気味に座った膝には、寝そべった男の頭が乗っており、左手はその頭を優しく撫で、右手は優しく一物をしごいていた。

 まるで赤ん坊をあやすよう。事実、男は大きく、張りのある乳房の片方の乳首を一生懸命吸っている。その吸われていない乳首からもわずかに、母乳が垂れる。

 玉凛第二の弟子、海雲は、狐の時分に子供を産んだがゆえにこの中で母乳が出る唯一の妖狐であった。

 僅かに視線を下げて、己が枕をする男へと声をかける。

「どう?おいしい?」

 一生懸命己の乳房に吸い付く男に海雲が母性に満ち溢れたに声をかける。

「んむぅぅぅぅぅぅううう!!!!!♡」

 それまで鈴口を優しくカリカリと撫でていた手が一気に竿をしごき上げる。返答は射精だった。

 頭を撫でる優し気な手つきと反対に一物を責める手つき。母と淫魔が同居している、そんな化生である。

 

「うふふふ、いい子ねぇ。お母さん嬉しいわぁ♡」

 その返答に感極まったように声をかける海雲を見て、流石に玉凛は引いた。

(お前はそれの母親ではないというか既にそれを吸い殺しかけておるじゃろうが……!)

 そう。海雲があやしている男は、髪の毛すら抜け落ちて干からびかけておりもはや死体も同然だった。

 けれどそれを自覚する事はなく、表情はただただ安らかなまま。

 海雲に選ばれた男は、幸せであった。

 

 ほかの妖狐とは違う。男の要望を海雲はただひたすらに受け入れた。尻で挟む。胸で挟む。口で優しく受け止める。それは奉仕だった。

 玉凛の男を攻め、苛み、絞り殺そうとする責めや、錆輝の男の事務的に男の精を搾り取ろうとする動き、永桃の共に快楽を得るために行う獣のような交わりとは一線を画す、ただ包み慈しみたいという気持ちがそのまま行為に現れている。

 現れていたが、実際は無慈悲に絞り殺されているのだ。

 男が海雲のむっちりと重みのある尻肉に挟んで射精する際も、母乳を潤滑剤として優しく胸で挟み射精する際も、口で優しく精を受け止められた際も、確実に魂殻は解け、海雲に喰われていた。命が奪われていた。

 けれどそれを男が自覚することはない。ただ気持ちいい肉に溺れ、美しい女の狂った母性に導かれて命をささげる。

 海雲は、それを望むような魔性であった。

 

「……うんうん♡いい子いい子♡」

 一撫で。最後の射精。それを触媒に海雲は男の魂殻を喰らいつくした。そうしたなら残るのは魂の核、人格や存在の根本を司る心核のみ。

 魂殻が『固い』代わりに、心核は精神や存在の核となっているがゆえに複雑なために『柔らかい』。

 一度魂殻を剥がされれば、霊力で構成されたそれは解け周囲の霊力と溶け合い、霧散してゆき、男は完全に死亡した。

「あっ!お主!せっかくの心核を!殺しきる時は先に言え!じゃなきゃ集める事が出来んじゃろうが!」 

「あらやだ。ごめんあそばせ」

 ホホホホホと海雲は笑いながら、こちらを何やら慈愛の眼で見てくる。その余裕のあるさまが、玉凛は苦手だった。どうにも、そう。まるでこっちを愛すべき子とみているかのような。

(ええい!気色の悪い!)

 苛立ちは男にぶつけられた。

 

 一層腰の動きを激しくする。すると愛液とこれまでに射精された精液が混ざりあい泡立ちながら膣内から流れ出る。

「~~~~~♡♡!!」

 男の声のしない叫びが一層激しくなり、いい加減玉凛は煩わしくなった。

「どれ、そろそろ終わらせるか」

 腰の動きを激しくしつつ、口をふさぐ尻尾を外してやる。すると切羽詰まった男は顔を真っ赤にしながら、

「あいっ射精っ!射精!射精(だ)したい!射精(だ)させて!どうか!どうか!!!」

「ん?ん?そうかそうか♡貴様、射精したいのじゃな♡?」

 ブチュリ。玉凜が跳ねて、ねばつく音が結合部から音が響く。

「はっはぃ!ハヒッ!いっ!!ひっひっひっ」

 もはや言葉にならない。男はただひたすらに首を縦に振った。

 

「ん~~~~♡では、答えよ」

 そう言いながら手振りで男を絞り終わった錆輝と、永桃、海雲を呼び寄せ、三人も男の視界に入れる。

「どうじゃ?この中で、一番綺麗で可愛くて、乳も大きく腰も括れて最高に美人なのは……だれじゃ?」

「え……うぎいぃぃぃいいいいいいい!?」

 一瞬男の眼が、少女の体をした玉凛でなく三人娘の方を泳いだ。

 膣圧が一気に上がる。子宮口が裏切り者の鈴口を嬲る。パク♡パク♡と啄み、膣の襞が裏筋をそり上げる。

 けれど射精できない。男は、答えるべき答えを本能で理解した。

「ぎょ……玉凛!玉凛様です!!!!!一番綺麗で可愛くて乳も大きく腰も括れて最高に美人なのは玉凛様です!!!」

 二コリ。あでやかな笑み。

「【射精(だ)せ】

 瞬間、射精。

「……ひゃ♡♡ほぉぉぉぉぉおおおお♡♡♡♡♡」

 情けない声。精液と一緒に命が、魂殻が流れ出る。

「んぅぅぅぅぅ♡♡♡くぅぅぅ♡♡♡」 

 子宮に此度で一番激しい熱が叩きつけられ、玉凛も確かに絶頂した。その中で解けきった魂殻を喰らいきり、

「ふぅぅぅ♡ふぅぅぅ♡……【迷える心核】【壺へ】【疾く入れ】」

 呪詞(ことば)が響き、霧散する前に心核が床の前にあった禍々しい壺へと吸い込まれていった。

 当然の事として、男はもはや死んでいる。

 

「くふふふふふ♡」

 その様を見て、玉凛はほくそ笑んだ。本来であれば、魂殻がなければ心核は霧散してゆく。

 そして禍々しい壺は、『魂封じの壺』はその霧散を防いだまま心核を補完する事が可能であった。

「この男、妾がもっとも美人と言って死によった」

 楽しげな童女の声。

 心核のまま、『玉凛が最も美人と叫んだ男の魂をそのまま』、コレクションすることが玉凛の趣味であった。

 ひとしきり絶頂の波をやり過ごして、玉凛が振り向けば、錆輝、永桃、海雲が居る。美しい妖狐の女たちが。

 それに優越感を示すように、玉凛が薄い胸を張った。

「さて、 お主ら、最も美しいのは、誰じゃ?」

「「「それはもう、玉凛様」」」

「では尻尾が一番美しいのは?」

「「「勿論、玉凜様」」」

 答える声は、何度も言わされたのであろう、一糸乱れぬものであった。

 

「ココココココ!ココココココ!そうじゃろうそうじゃろう!さて!錆輝!」

「はい!玉凛様!」

 はきはきとした錆輝の声が応える。玉凜へと全幅の信頼と尊敬を向けた満面の笑み。

「房中術も完璧よの。しかしあまりにも遊びがなさすぎる。少し遊びは覚える事じゃ」

「はい!」

 うんうん。よいよい。こちらを敬う弟子に自尊心を満たし玉凛は鷹揚に頷いた。

 

「そして海雲」

「ええ、玉凛様」

 落ち着きはらった海雲の声が応える。

 優し気に、愛おし気にこちらを見る表情。まるで子を見る母のような。

 それがどうにも居心地が悪く、玉凛は言葉を続けた。

「……相手に乳を分け与えるのは、どうかと思うぞ。喰らう事が出来るのは『出す』方ではなく『受け取る』方。乳を分け与える事で、その関係が崩れておる。それが房中術の精度を下げておるのは、気を付けるが良い」

 微笑みのまま、海雲がしずしずと頭を下げる。

 どうにもこの女はやり辛い。たまたま妖狐となってから、山で出会い弟子となって来た女。害意はないが、なんともいえない、ねっとりとした執着を寄せてくるこの女が、つくづく玉凛は苦手であった。

 

「最後に永桃」

「……はぁ~い」

「お主は快楽に浸り過ぎておる。それでは喰えるものも喰えぬ。事実房中術の精度はお主が一番低い。そのままでは妾の域に達するのは当分先じゃぞ」

 まぁ事実として一万年はかかるじゃろうなぁと言葉を重ねれば、苦虫をかみつぶしたような顔。

 ココココ。本当は妾の事なんで大嫌いなのに、妾にボコボコにされて逆らえぬ。愉快愉快。美女がこちらに従わざるを得ない状況に、玉凛は大いに自尊心が満たされた。

 

「さて、それでは妾は自室にて休もう。弟子たちよ、男共の後始末はやっておけよ?」

 その言葉に三者三様に頭を下げる様子を見て、得も言われぬ満足感を得ながら、玉凛は寝所から去っていった。

 今日も、金毛九尾の狐は絶好調。尻尾はつやつやであった。

 

 




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