翌日、リンク脇の通路にて、いるかとすれ違った
いるかの大きな瞳がより大きく見開き目が合うがすぐ逸らされた、気まずい
その後男は普通に仕事をこなし、帰り際ロッカールームから出た所でいきなり後頭部にボフッっと何かがぶつかる
振り返ると、いるかの姿が見えた、肩で息をしているが無言のままだ
「・・・くそっ!」
いるかは去り際に小さく悪態を付きその場から足早に去って至った
男は呆然としつつ、頭に当たった物を見るとスポーツ店のビニール袋に入っていたのは貸し出したズボンだった、洗濯も済んでいるようだ
手紙の一つでも入っていないかと淡い気持ちで探すが何もない、寧ろポケットに入れていたはずのハンカチが無い
何処かで無くしたのか?
・・・まさかいるかが!?
いや・・・
その日はいるかのパンツを嗅ぎつつ
いるかが俺のハンカチを嗅ぎながらオナニーをしている妄想で抜いた
抜き終わった後そんな事があるはずないと軽く落ち込む
その後一週間、何事も無く過ぎて行く
時折視線を感じ辺りを見ると、いるかと目が合う事があったが、すぐに逸らされるの繰り返しだった
そんなある日、帰り際の暗い通路で後ろから声を掛けられる
振り返ると勢いよく壁に押し付けられる、間近にはいるかの顔があった
壁ドンだ!!
眼前のいるかの表情はいつもよりも赤らんだ様に見える
時折リンク際で聞こえる様な通った声では無く、どすの効いた声でいるかが口を開く
「おい、なんで何も言ってこねぇんだよ?」
いるかの透き通る大きな瞳と間近で目が合う
引き込まれそうな瞳に男は心を奪われ、頭は混乱し、言葉が出ない
「普通、なんか脅してくんだろ!この事を広まされたくなければ、とか!」
「・・・いや、地獄見せる、って言ってたろ?」
「ああ?んなこと言うかよ!」
(・・・いや言ってたろう!)
顔が近い、練習終わりなのかいるかからの匂いが鼻をくすぐる
心臓が高鳴りここ数日の条件反射で下半身に血液が集まり、起立した自分の相棒がいるかの膝に当たる
いるかは膝に何が当たったかに合点が行き、無言のまま顔を赤らめ俯く
いるかの呼吸が俺の間近で行われる、心なしか息が荒くなっている様に見えるが・・・
いるかの不可解な状態に、男は自分の妄想と今の現実に重なりを持ってしまう
「・・・脅した、方が良かった、り?」
意を決して男は口走る、地獄と天国の天秤だ
いるかは依然無言のままだ、首元に熱い息を感じる
こんな状況は今後一切起きないだろう、なら突き進むべきだ!行け俺!やれ!
いるかの脇に腕を通して体を掴み、無言のまま空き部屋の方に歩き出す、抵抗が無い
そのまま部屋に入り、男は徐にズボンを降ろす
「も、もし広まされたくなければ・・・舐めろ!」
い、言ってしまった、股間に蹴り上げとかが来るか・・・
それでも移動中に感じたいるかの体温
そして練習後の汗の臭いが鼻に残り、俺の分身を更に硬質化させる
様々な感情で震えていると
ゆっくりと、いるかがしゃがみ込んだ
「・・・舐めれば、いいのか?やりかた分かんねぇけど・・・」
・・・え?マジでぇ!!
驚く俺をよそい、いるかがパンツの中で起立する息子に顔を近づけ、深く鼻で息を吸う
「ハンカチと匂いが違う・・・」
聞き間違いかと思う程小さな声だったが、確かにハンカチと言っていた
あぇ?いるかも臭いを嗅いでた?
驚きで心臓が大きく跳ねている間にパンツに手を掛けられ、一気に下げられる
勢いよくペニスが露になった
起立する肉棒にいるかの目が釘付けになっている
それだけで大変な状況にも拘らず、いるかはその竿部分を恐る恐る手を近づけそのまま握る
手袋のざらざらとした感触が寧ろ強い刺激になり、思わずペニスが跳ねる
亀頭の先からカウパーが出始めているのをいるかに見られている
やばい、腰が震えそうだ・・・
いるかは徐に赤らんだ顔を近づけ、ゆっくりと亀頭の先のカウパーを舐め上げた、が
「苦っ・・・」
一言そう言いつつも、その後も何度も亀頭を舌で舐め始める
暖かく、ぬめりけのある舌が男のペニスを刺激する
想像を大きく超える刺激に、堪らず男は思わず声を上げる
現実味の無い状況に頭がやられてきた
ふふ、こんなお子様フェラじゃ逝けないぜ
何処かからか、そんな声が聞こえた気がして男は思わず口走る
「く、咥えてくれ、ないか・・・」
いるかの目がまたも大きくなる、顔は見たことが無い程赤く染まっていた
大きく開けた口が亀頭に近づく、熱い吐息が亀頭にかかるのを感じる
ゆっくりと、いるかが亀頭を丸ごと口に納めた
熱い!ぬめってる、裏筋に舌が蠢く、なんかいろいろやばい!
混乱する頭が勝手に口走る
「その、まま、顔を前後させろっ」
いるかの表情が読めないが、素直に前後を始めた
ぐぽっ、ぐぽっっと音が鳴る
カリの部分が唇で刺激され、歯が時折当たるがそれも良い刺激に感じてしまう
「口の中で、先の部分を舌で舐め廻せ!」
次々に口が先走る、まるで自分ではない誰かが指示を出している様に感じるが、何でもいい
いるかの舌が亀頭を舐め廻し、どんどんと射精の欲が高まっていく
「くぅぅ、舌を、先っぽの穴に突き込んで穿れ・・・」
いるかは命令に忠実に従って、チロチロと鈴口に刺激を始める
あぁ、もうだめだ・・・
男は腰を震わせ射精を始めた、暴発と言っても良いタイミングだった
いきなりの吐精に驚き、いるかはペニスから口を放す
いるかの均等の取れた顔に、輝く髪にザーメンがかかっていく
昨日もしっかり抜いたと言うのに、恐ろしい程の量の精液が放出されて行く
それもやがて止まる、あぁ、あの、いるかにぶっかけをしてしまった・・・
いるかは顔にかかったザーメンを指で拭うと、それを徐に嗅ぎ出した
顔を顰めつつも、しっかりと鼻で呼吸をしている
「くせぇし、苦げぇ」
いるかはそうしゃべりながら、持っていた自分のハンカチで顔と髪の毛を拭い始める、が
口の中に出したザーメンを吐き出す素振りが無い
もしかして、飲んだ?
そんな事を考えていると
自分を拭き終えたいるかが、ペニスに残るザーメンもハンカチで拭き始めるが
「なぁ・・・なんで、でかいまんまなんだ?普通出したら縮まるもんじゃないの?」
「・・・いるかにフェラされたんだぞ?しかも・・・飲んだよな?精液・・・」
「!?し、しかたねぇだろ、口出されたんだから、飲むしかないだろっ?」
「いや、ハンカチとかティッシュに吐き出すって手もあるんだけども・・・」
その考えに至らなかったことが恥ずかしかったのか、赤い顔を背けるいるか
俺のいるかへの情欲が治まらない
いるかは尚も俺の起立する肉棒を丁寧に拭き上げて行く
・・・あれ?もしかしたらこのままやれんじゃねぇか?
不意にそんな考えが浮かんだ男はいるかの肩に手を乗せ、ゆっくりと押し倒す
いるかの顔が間近にある
イケ!そんな声が頭の中に聞こえ、いるかの唇を奪った
軽いキス、柔らかないるかの唇の感触が印象的だった
数秒で顔を放し、いるかの表情を覗き見る、大きくてきれいな瞳がとても綺麗だ
いるかの手が肩を押して来るが、力がとても弱い
顔を近づけ再度口づける、今度は口を開き舌を突き込む
最初は閉じたままの口が少し開く、すかさず舌を潜り込ませるといるかの舌と絡んだ
そのまま深いキスを続けた、お互いの荒い鼻息が部屋にこだまする
頭の中が互いの臭いと体の暖かさ、そしてキスの感触に満たされて行く
時間の感覚が曖昧になってきた
唇を合わせつつ、いるかの柔らかな胸を揉み上げると、いるかが堪らず小さく声をあげた
這わせた指に感じる呼吸の度に固くなる腹筋、柔らかさの残る臀部
濃いいるかの匂い、すべてが俺の脳を刺激した
どれぐらいの時間キスをしていたか、口を放すと舌の間に粘度の高い唾液の橋が伸びる
いるかの目は潤んで目の端には涙も見えたが、それでも嫌がる様には見えなかった
男はたまらない気持ちがあふれ、いるかを抱きしめ、思わず
「愛してる・・・」
男の口からそんな言葉が出た瞬間
男は胸をいきなり突き飛ばされ、矢継ぎ早に
思いっ、切り腰の入ったすさまじいビンタを食らった
「そんな事言うやつ、信用出来るか!くそっ!」
いるかはそのまま足早に部屋から出て行った
経験をした事も無い衝撃力に呆然としつつも、耳の痛みが現実を意識をさせる
失敗した・・・
先ほどまでの絡みが嘘の様で、放心のままパンツを戻し、ズボンを履くが違和感が現れる
・・・あれ?片耳が何も聞こえない?
朝になっても痛みが引かず、音も聞こえないため病院へ行くと
鼓膜が破れていた
感覚的にはネバーエンディングストーリーで、本を読んでいる主人公の感覚
いるかの口調が粗暴の様で案外女の子って言う難しい匙加減、これでいいのだろうか?