チビで爆乳なTSっ娘が、冒険者たちの共用オナホになる話 作:悪友
エロは次話からになります。
状況確認
見渡す限りの草原が広がっている。
僕は小川のほとりに座り込み、水面に映った自分自身の姿を眺めていた。
「なんで、こんなことに……」
呟きが風に消えていく。
水面に映る姿は、とても自分とは思えない。
ピンク色の髪をショートカットにした美少女だ。
身長は150センチにも満たないだろう。
しかし白いチュニックの胸元からは、こぼれそうなほどの豊満な乳房が覗いている。
茶色のスカートは、あまりにも短い。
座っているだけなのに、瑞々しい太ももが露わになっていた。
風が吹くたび、スカートがひらめき、思わず手で押さえてしまう。
女の子特有の仕草が、まるで本能のように身についていた。
「こんな体で、異世界に放り出されるなんて……」
また、ため息が漏れる。
胸に手を当てれば、柔らかな感触を返してくる。
この膨らみは、昨日まで存在しなかった。
ついさっきまで、僕は平凡な男子学生だった。
クラスでも目立たない、ごく普通の18歳。
彼女はいないけれど、友達には恵まれていて、そこそこ幸せな毎日を送っていた。
そんな僕が、どうしてこんなことに……。
途方に暮れて青空を見上げる。
頭の中は混乱で一杯だった。
異世界に来てしまったことも、女の子になってしまったことも、現実とは思えない。
すべての原因は、数時間前。
あるゲームを始めたことが、きっかけだった。
***
今日は新作ゲームの発売日だった。
タイトル名は《Fantasy World》。
ファンタジー世界を舞台にしたVRゲームだ。
キャッチフレーズは、
『リアルな異世界で第二の人生を』というもの。
その謳い文句に惹かれた僕は、何週間も前に予約注文しておいた。
そして放課後。
急いで帰宅した僕は、すぐにVR機器を装着。
どんな体験ができるのかワクワクしながら、意気揚々とログインしたところで――。
唐突に視界が暗転。
いつの間にか、見知らぬ草原にいた。
そよ風の音、揺れる草木、空に浮かぶ雲。
すべてが本物にしか見えないリアルさ。
最初は『最新のVRって凄い!』と感動した。
しかし、その感動も長くは続かない。
この世界は、あまりにもリアルすぎた。
変化した体の重み、土の匂い、空気の温度。
五感を通して伝わってくる感覚は現実そのもの。
いや、現実よりも敏感に感じ取れてしまう。
不安になった僕は、ログアウトを試みた。
しかし、コマンドは反応しなかった。
VRヘッドセットの緊急停止コードも効かない。
僕は、この世界に閉じ込められてしまったのだ。
茫然となって、その場に座り込んだ。
そして現実逃避するように、ぼんやりと青空を眺め続けて……いつの間にか数時間が経過していた。
***
──そして、現在。
僕は、ようやく現実を受け入れ始めていた。
「まずい……日が傾いてきた」
空を見上げると、太陽は西へと沈みかけている。
気づけば辺りは薄暗くなりつつあった。
どれくらいの時間が経ったのかはわからない。
でも、このままでは夜を迎えてしまう。
日が暮れれば、野宿は避けられない。
でも、それは危険だ。
ここが本当に異世界なら、野生動物や夜盗に襲われてしまうかもしれない。
そう、ここは紛れもない『異世界』だ。
VRゲームなどではない。
そう考えざるを得ないほど、生々しい現実感。
何より決定的なのは、この女の体だ。
指先の感覚、肌の柔らかさ、そして胸の重み。
これらは最新のVR技術をもってしても再現不可能なはず。異なる性別の感覚を完全に模倣することなんて、現代科学では到底できないのだから。
つまり僕は絶体絶命の状況にある。
女になって、見知らぬ場所に一人きり。
食料は持ってないし、頼れる人間もいない。
「とりあえず、川の下流に向かって歩いてみよう」
立ち上がって、スカートについた土を払った。
一か八か、生き残るには移動するしかない。
僕は覚悟を決めて、一歩を踏み出した。
そうして、僕の異世界生活はスタートした。