チビで爆乳なTSっ娘が、冒険者たちの共用オナホになる話 作:悪友
【お知らせ】
以下の箇所で描写を変更いたしました
・第2話:主人公を助けた男性の口調を修正
・第6話:ガリクの登場シーンを修正(王都に遠征していたという設定を削除)
【前回のあらすじ】
主人公は冒険者ギルドに訪れた。
そこで『血斧のガリク』に目を付けられて、読心能力を見破られてしまう。主人公は最終的に、ガリクの冒険者チームに加入させられる。
冒険者ギルドの床に、僕は倒れていた。
ガリクによる快楽責めの余韻が残っている。
両足に力が入らない。
立ち上がることすら難しい状態だった。
「よし……小娘、まずは血斧団のアジトに連れて行ってやる。今晩は歓迎会だぜ」
そう言うと、ガリクは僕の腰を掴んだ。
抵抗する暇もなく、体が宙に浮く。
まるで軽い荷物でも拾うみたいに、僕は持ち上げられてしまった。
「ひゃっ……! ちょ、ちょっと……!」
思わず悲鳴が漏れる。
僕の体重など、彼にとっては赤子同然だった。
あっという間に肩に担がれてしまう。
「お、おろしてください! 自分で歩きます!」
「うるせぇ。新入りの分際で生意気言うな」
羞恥心で顔が真っ赤になる。
肩に担がれた姿勢ではスカートの中が丸見えだ。
周囲の冒険者たちの視線が痛い。
せめてもの抵抗で、スカートの裾を必死に伸ばして、少しでもショーツを隠す。
「ガリク団長、そいつマジで仲間に加えるんすか?」
後ろから声がした。
振り返ると、そこには屈強な男達の姿がある。
血斧団のメンバーたちだ。
声の主は、集団の中でも特に大柄な男だった。
「ああ。心眼使いはレアだからな」
「いいっすねぇ。女子が増えるのは大歓迎っすよ」
「とんだ拾い物ですね。ちっちゃいのに、おっぱいデケェし」
団員達の無遠慮な視線が突き刺さる。
腹が立つけど、今の僕には抗議する気力もない。
そしてガリクは、堂々とギルドの外に出た。
太陽はすっかり高く昇り、石畳の街路には人通りが増えていた。
通行人たちは驚きの表情で僕を見ている。
当たり前だ。
屈強な巨漢が、小さな少女を担いで、後ろに大勢の男達を引き連れているのだから。
しかも少女のパンツが丸見えになっていれば、注目を浴びない方が異常である。
「あ、あの、ガリクさん……そのマントを貸してくれませんか? せめて下着を隠したいです……」
僕は小声で懇願した。
しかし、ガリクは一笑に付す。
「甘えんな。テメェは今日から団員の共有物になるんだぜ? 恥じらいなんか捨てちまえ」
返ってきた言葉に不安を覚える。
僕が、団員の共有物……?
なんだか、とんでもないことになってきたぞ。
嫌な予感を感じつつも、僕は運ばれ続けた。
大通りの雑踏を抜け、細い小道に入る。
人の往来は少しずつ減っていく。
綺麗に整備された大通りから、
薄汚れた路地裏へ。
商店の数が減り、倉庫のような建物が増える。
窓という窓に鉄格子が嵌められ、その隙間からは怪しげな明かりが覗いていた。
まだ昼間だというのに、やけに暗い場所だ。
「な、なんですか、ここ……」
呟きが口から漏れる。
すると背後から、団員の一人が声をかけてきた。
「お嬢ちゃん、この街に来たばかりかい? ここは灰色区画って呼ばれる場所だよ。娼婦とか売人とか、アングラな連中の縄張りさ」
灰色区画……。
その名の通りグレーな取引が盛んな区画らしい。
路地の角からは煙草の匂いが漂っている。
地面に転がる空瓶の破片には、濁った紫色の液体が付着していた。
建物と建物の隙間から、嬌声が聞こえてくる。
切なげな女の声は、快楽と苦痛の狭間を彷徨っているようだ。
おそらく売春婦が客を取っているのだろう。
酷い場所だ。
とてもAランク冒険者の拠点があるとは思えない。
「こ、ここにアジトがあるんですか……?」
「なんだ、ビビってんのか? 安心しろよ。少しばかり治安は悪いが、血斧団に手を出すバカはいねぇ。すぐ慣れるさ」
ガリクは迷路のような路地を進んでいく。
やがて、一際大きな建物の前で足を止めた。
三階建ての石造りの建築物。
正面の扉は分厚い金属製で、血のように赤い斧の紋章が刻まれている。
まるで要塞のような佇まい。
「ここが血斧団のアジトだ」
ガリクは僕を肩から下ろした。
ずっと担がれていたせいで、体がふらつく。
しかしガリクは僕に構う素振りも見せず、扉に向かって拳を叩きつけた。
ドン、ドン……。
重たいノックの音が路地に響き渡る。
しばらくすると、内側からガチャリと鍵を開ける音が聞こえた。
そして現れたのは、意外な人物だ。
「おや、ガリク団長。お早いお戻りですね。今日はギルドで依頼を受けるのでは?」
聞き覚えのある穏やかな声。
僕は「えっ」と声を漏らした。
そこにいるのは、数時間前に別れた旅人の男だ。
昨晩、僕をスライムから助けてくれた人物。
どうして彼が、こんな場所に……?
「アーウィン、予定変更だ。これから新入りの歓迎会を開くぞ」
「新入りですか?」
穏やかな男──名前はアーウィンというらしい。
アーウィンの視線が僕を捉えた。
実に数時間ぶりの再会だ。
お互いに目を丸くする。
「あれ、お嬢さんじゃないですか。まさか新入りってキミのこと?」
相変わらず、落ち着いた口調の彼。
まさか、彼も血斧団のメンバーなのか。
そこで僕は、彼が別れ際にくれた物を思い出す。
☆マークの描かれた地図だ。あのマークは、この近くを示していたような気がする。
「なんだ、小娘のこと知ってんのか?」
「ええ。昨日、薬草採集をしてた時に出会ったんです。スライムに襲われてたので保護しました」
「ふぅん……」
ガリクは興味なさげに呟いた。
そして建物内に目をやりながら話を続ける。
「おい、アーウィン。他の連中は?」
「みんな仕事に出てます。アジトにいるのは自分と、寝込んでいる『1号』だけです」
「あいつか。今日も具合が悪いのか?」
「妊娠六ヶ月ですからね。安静にさせてやってください」
アーウィンの言葉に、僕は驚いた。
血斧団に妊婦がいるのか……。
でも『1号』って、なんのことだろう。
不思議に思って、心の声に耳を傾ける。
すると──。
《この子も可哀想に……たぶん1号たちと同じことになるんだろうな》
アーウィンの思考は、僕に向けられている。
憐れむような感情が伝わってきた。
え、なに? どういう意味?
言葉の意味が理解できなかった。
だけど、イヤな予感がする。
僕はアーウィンの心の声に意識を集中する。
しかし有益な情報は読み取れない。
どうやら『心眼』にも限界があるみたいだ。
なんだか怖くなってきた。
今からでも逃げ出すべきだろうか……。
でも、勇気が出ない。
ガリクの巨体を見ると判断が鈍る。
うだうだ悩んでいると、ガリクが接近してきて腕を掴まれた。
「突っ立ってないで、さっさと中に入れ」
乱暴に引っ張られる。
もう後戻りはできないのだ。
僕はアジトの内部に連れ込まれてしまった。
扉の向こう側は、思いのほか整然としていた。
石造りの大きな広間。
壁にはランタンが並び、暖かな光が灯っている。
高級そうな家具に、磨き上げられた床。
外観からは『盗賊団の基地』みたいなのを想像していたのに、むしろ『貴族の邸宅』みたいだ。
意外とキレイだな……最初はそう思った。
しかし、その認識はすぐに変わる。
第一印象を打ち消すように、あちこちに剥製が飾られているのを見つけた。
巨大なクマの頭部。
牙を剥き出した狼の全身像。
得体の知れないモンスターの骨格標本。
まるで血斧団の戦果を誇示するかのようだった。
悪趣味というか、不気味というか……。
「どうだ、いい場所だろ」
ドン引きする僕を尻目に、ガリクは言った。
正直、反応に困る。
「そ、そうですね……オシャレ、だと思います」
「だろ? うちの
ガリクは自慢げに語りながら、僕の腕を引く。
そのまま広間を通り過ぎ、奥の扉へ。
連れてこられた先は、物置のような部屋だった。
大きな戸棚や、見慣れない道具が置かれている。
この部屋は何のための場所だろうか……。
アロマでも焚いているのか、不思議な香りが充満している。
不思議に思っていると、アーウィンが木桶とタオル、そして石鹸を持ってきた。
「お嬢さん、どうぞ」
「え? なんですか、それは」
「体を清めるための物です。必要ありませんか?」
「あ……ご、ごめんなさい」
アーウィンの心を読むと、本音が伝わってくる。
今の僕は、ちょっとクサいらしい。
昨日から体を洗ってないし、そりゃそうだよな。
なんだか申し訳ない気持ちになる。
それにしても、やっぱりアーウィンは良い人だ。
僕が女性だからか、気を使ってくれている。
紳士的だし、ガリクの部下とは思えない。
そんなことを考えていると、
ガリクが戸棚から複数の布を取り出した。
そして一枚一枚、丁寧に広げていく。
薄手の生地は、蝶の羽のように美しかった。
なんだろう、あの薄い布は。
……まさか、服だったりして。
よく見ると大きな穴が開いているけど、あれは腕を取すための場所かもしれない。
でも、服にしては生地が薄すぎるような……。
「これがテメェの新しい服だ。体を拭いたら、これに着替えろ」
嫌な予感が的中した。
ガリクに布切れを渡されて、僕は困惑する。
これほど露出の激しい服は初めて見た。
裸よりも恥ずかしいんじゃないだろうか。
透け透けのベールみたいなアウター。
乳輪がはみ出てしまいそうなマイクロビキニ。
細すぎて紐にしか見えないTバック。
無駄にヒラヒラした装飾品の数々……。
あまりにも卑猥すぎるコスチュームだった。
「えっと……本当に着なきゃダメですか?」
「あ? なんか文句あんのか?」
「い、いえ、そんなことは……」
ガリクに睨まれて、僕は委縮する。
もし機嫌を損ねたら、何されるか分からない。
裸じゃないだけマシだと思おう。
僕の態度を見て、ガリクは満足げな顔をする。
「よし。歓迎会の準備が整うまで、お前はこの部屋で待機してろ。また呼びに来る」
そう言って、ガリクは部屋を出ていく。
アーウィンもその背中を追った。
小部屋には僕だけが残される。
「はぁ……なんで、こんなことに」
僕は独り言ちる。
この世界に来てから、大変なことばかりだ。
日本に帰りたい。
あの平凡な日常が恋しくて、泣きそうになる。
家族も友達も、みんな心配してるだろうな……。
……いや、ネガティブになっちゃダメだ。
後ろ向きなことを考えると、心が折れてしまう。
もっと楽観的にいこう。
今の状況は、悪いことばかりじゃない。
血斧団に加入したことで、衣食住は保証された。
もう路頭に迷う心配をしなくていいんだ。
それに血斧団には、アーウィンのように穏やかな人物も所属している。
ガリクは苦手だけど、僕のことを気に入ってるみたいだし、殺されたりはしないはずだ。
だから大丈夫……多分、大丈夫だ。
焦らずに、元の世界に帰る方法を探そう。
とりあえず当面の目標は、血斧団に馴染むこと。
この世界での生活基盤を築くのだ。
「うん……歓迎会で、団員の人達と仲良くなろう」
僕は不安を振り払うように呟いた。
人間は一人じゃ生きていけない。
しかし信頼できる仲間がいれば、大抵のことは乗り越えられる。
そして歓迎会は、信頼を築くチャンスだ。
頑張ろう。
僕は心を奮い立たせて、身支度に取り掛かった。