両親が旅行で不在の週末、オナニーをしている和真に、姉の彩香が相談に来る。
ひと月前に和真のオナニーを見た彩香は、和真と一切口を利かなかったのだが、
一体、姉は何を相談しにきたのだろう?
彩香 二年生 和真の姉
和真 一年生
遠藤先輩 三年生
※短編集「Sex & Situations~セックス&シチュエーションズ」のエピソードとして、ノクターンノベルズとpixivにも掲載しています。
「姉ちゃんのこと、前から好きだったんだ」
「だめよ。それは絶対許されないことよ……」
「もう、これ以上我慢できないよ、見てよ、俺の×××を!」
「きゃっ! なんて大きいの……どうしよう、私、濡れてきちゃった……」
女優の顔は好みではなかった。
セリフも棒読みだ。
しかし、姉との禁断の行為、という好みのシチュエーションで俺のムスコはギンギンだ。
女優の顔を、実の姉である彩香に脳内変換して、俺は猛然と竿を扱きはじめた。
客観的に見て、この動画に出ている女優は好みではないとはいえ、充分に可愛いし、美人だ。
だが姉の彩香と比べると、たちまち霞んでしまうレベルでしかない。
我が校ナンバーワンの美少女、と誰もが認める彩香だ。
彼女にラブレターを渡すことを、俺は何十人にも頼まれた。
彩香は全然男と付き合う気がなかったので、渡されたラブレターの返事は全てノー、だった。
しかも、それを伝えるのは俺の役目だ。
「なんで、お前が来るんだよ」
名前も知らない先輩が、約束の場所に来た俺を見て、キレ気味になる。
「姉は、直接手紙を渡してきた人としか、会わないそうです」
先輩はしばらく考え込んだ後、
「そりゃ、そうだよな……よし、勇気出して、直接アタックしてみるか!」
しかし、その勇気は絶対報われないことを俺は知っている。
姉は頑なにラブレターを受け取らないからだ。
そんな姉が最近、三年で生徒会長の遠藤先輩と付き合い始めた。
我が校ナンバーワンのイケメンにして、学力トップ、運動神経抜群の遠藤先輩と姉の彩香は、まさにベストカップルだと言える。
学校中の男子の落胆のため息がそこかしこで、聞こえた。
だが、俺は怪しい、と思った。
男に対して興味のない姉がわざわざ付き合うのは、もう告白されてそれを断るのに疲れたからではないか、と。
中途半端なスペックの男ではなく、遠藤先輩なら、誰も文句を言えない。
つまり、姉と遠藤先輩は、偽装カップル、フェイク恋人、ではないか。
俺は、そう思い込むことで、弟の俺にもワンチャンあるんじゃないか、という儚い妄想にしがみついている。
そして、今夜も姉相姦モノの動画を漁って、オナニーに励んでいる、というわけだ。
「あんっ、凄いっ! 弟のオ×ン×ンで、イっちゃううっ!」
「姉ちゃん、俺もっ、イキそうっ、あっ! 出るっ、出るううっ!」
動画で弟が姉の尻に肉を打ち付けている。
俺も動画にタイミングを合わせて、発射準備OK、だ。
「ほえっ!?」
肩を叩かれた俺は、驚きのあまり、椅子から飛び上がっていた。
「何っ……?」
振り返ると、姉の彩香が立っていた。
俺は慌てて降ろしていたズボンを引き上げ、ファスナーを閉じようとしたが、ムスコの皮を挾んでしまい、痛みのあまりのたうち回った。
ようやくいきり立ったムスコをズボンに収め、画面を隠しながらパソコンのブラウザを閉じて、姉に向き合った。
「姉ちゃん、ノックぐらいしてよ!」
「したよ、何度も」
親の方針で、ウチはトイレ以外の個室にカギが付いていない。
動画に興奮して、ついヘッドホンのボリュームを上げてしまった俺のミスだ。
それにしても、部屋着のワンピースを着て佇む美少女と話すのは久しぶりだ。
ひと月ほど前、今と同じシチュエーションでオナニーを見られて以来、全く口をきいてくれなかった。
ワンピースの胸を押し上げている豊かなふくらみに、眼がいってしまう。
あれ、また成長した? こんなに胸が大きかったっけ?
「どこ見てんのよ」
姉は、床に落ちた汚物を見る様な視線で俺を刺す。
「で、何? 姉ちゃん」
ぶっきらぼうな物言いだが、俺は久しぶりの美少女との会話に胸が躍っていた。
姉は、俺のベッドに腰かけて、脚を組んだ。
「和真、色々『研究』してるじゃない。だから、ちょっと聞きたいことがあって……」
姉の意図をはかりかねて、俺は次の言葉を待った。
彼女の眼が泳いだ。
「……男のひとが、入らないって、こと、あるのかな?」
恥ずかしがって、言葉を遠回しに使う姉から、質問の真意を探り出すのに、何度もやり取りを繰り返した。
要約すると、姉は遠藤先輩の部屋に行き、行為におよんだが、先輩の陰茎が姉の膣に挿入できなかった、ということだ。
はっきり言ってショックだった。
先輩と姉は、偽装カップルどころか、しっかり致すことを致そうとしていたのだ。
早速、俺は脳内で生々しい行為を想像してしまった。
失意のなか俺は、顔を紅くしながらも一生懸命に語る姉のために、問題解決の手助けをすることにした。
「初めてなら、緊張して入らないこともあるよ。次は、大丈夫だよ」
「……」
姉は黙り込んでしまった。
何か変なこと言ったかな、と気まずい雰囲気を打ち消す言葉を探していると、
「……三回」
姉が小さい声でつぶやく。
「三回、入らなかった……」
俺は思わず息を呑んだ。
すでに先輩と姉は日を置いて、三回もチャレンジしているのだ。
「ホントは今日、先輩と会うはずだったんだけど、急に用事が出来たって……私、嫌われちゃったのかな……」
美少女の目尻に薄っすら涙が浮かんだ。
姉には悪いが、あまりの可愛さにゾクッとしてしまった。
でも、これって本当に先輩に恋しちゃってんじゃね?
あれだけ男に興味がなかった姉も、実際に付き合ってみると、恋する乙女になっちまった、ということだ。
「三回入らないくらいで、嫌いになんかならないよ」
気休めを言いながら、俺はふと疑問に思ったことを聞いた。
「先輩には、口でしてあげたんだよね……」
「口……?」
姉が首を傾げる。え、まさか意味解かってない?
俺は、口と手でフェラチオのジェスチャーをした。
姉は、はっ、と口を押さえ、眼を見開いた。
「まさか、してあげてないの?」
俺はびっくりして、意図せず詰問口調になってしまった。
遠藤先輩が不憫に思えてきた。
多分、挿入できないことで動揺していただろう姉に、性欲丸出しでフェラして、とは言いづらかったのだろうか?
俺ならして、ってすぐ言っちゃうけどね。
「私、自分のことで、いっぱいいっぱいで……先輩の気持ち、全然考えてあげなかった……」
美少女の頬を、つつっ、と涙が伝う。
俺はまたもやゾクゾクしてしまった。
「和真、教えて。今度こそ……先輩に、気持ち良く、なってもらいたいの! どうすればいいか、教えて!」
涙で腫らした瞳には、決意の火が灯っていた。
俺の気持ちは、とても複雑だったが、美少女にこうも切実な眼で見つめられては、協力するしかない。
だが、そもそもの、「チンポ入らない問題」の原因を探り出すのが先だ。
「先輩のチンポは、しっかり硬くなってた?」
「チンポって……そんな……」
姉は、眼を伏せる。
「恥ずかしがってる場合じゃないよ。問題解決するには、言葉を濁してちゃ、ダメだと思う」
いつもは強気で上から目線の姉が、もじもじしているので、俺の嗜虐心が刺激された。
「ピンって、なってたから、硬かったと思う……」
「触ったりしなかったの?」
「……うん」
俺は問題の原因と推測される事実をひとつずつ潰していくことにした。
「姉ちゃん、アソコに、指入る?」
「えっ?」
「入れたこと、ない? オナニーとか、しないの?」
「オナニーなんてしたことないし、指を入れたことも、ない」
弟の俺が「研究」を重ねて性知識が豊富なのに対して、姉は性的なことに関心がなさすぎる。
「先輩の前戯は、どんな感じだった?」
「ぜんぎ?」
姉が聞き返してくる。
「先輩が、挿入する前に、色々触ったりしてきたでしょ」
「そんなこと、言わなきゃダメなの?」
「原因を特定するために必要なプロセスです」
姉は、眼を伏せながらも、語り始めた。
「先輩のベッドに並んで座って、キスしてくれた。おっぱい触って……吸って……アソコを指で触って……」
「で、姉ちゃん、濡れたの?」
「濡れるっ、て?」
「アソコ。気持ち良かったんでしょ?」
「気持ち良かったっ、ていうか、ドキドキしてて、わかんない……」
「クリトリスって、知ってる?」
「栗……と?」
おいおい、ちゃんと性教育しなきゃ、ダメじゃないか。
今からでも、俺がしようか?
と、いうことで俺は姉に「クリトリス」の定義と位置と機能と役割を、説いた。
「で、先輩に、そのクリトリスを触られた?」
姉は顔を真っ赤にして俯いた。
「多分、触られて、ない……」
遠藤先輩、何やってんだよ。あの人も意外と性に関してウブだったりするのだろうか?
俺の仮説では、遠藤先輩は、
一、超絶美少女の姉のヌードを見て、余裕を失ってしまった。
二、興奮のあまり挿入を急いで、姉への愛撫がおざなりになった。
三、濡れていないアソコに強引に挿入れようとして、失敗した。
これらの仮説を検証するために、姉ができることをアドバイスした。
まず、オナニーをすること。
自分でクリトリスを弄って見て、濡れるかどうか、確認する。
確認した上で、自分の指が膣に入るかどうか、試してみる。
もし、これらがオーケーだったら、単純に遠藤先輩の愛撫不足なので、次にベッドインするときは、遠藤先輩の指をクリトリスに導き、充分にアソコが濡れるまで挿入を待ってもらう。
真剣な眼で俺の話を頷きながら姉は聞いていた。
「と、いうことなんで、頑張って」
さて、姉が消えたら、さっき中断したオナニーを再開しよう、と俺はパソコンに向かった。
だが、ベッドに座っている姉が動く気配が、ない。
「姉ちゃん、どうしたの? まだ何か、ある?」
姉は切実な瞳で、身体を前のめりにして、言った。
「和真、私、今度は絶対失敗したくないの! だからっ、練習させてっ!」
おいおいおいおい、何だ、このシチュエーション?
「練習」って、実際に、やってみる、てことだよね?
姉が? 俺と?
姉の真摯な瞳が俺を貫いている。
俺は、動揺している。
さっき、姉に滔々と説いた性知識は、あくまで知識であり、実際に体験したことはひとつも、ない。
姉は、どこまで「練習」するつもりだろう。
「えっと、じゃあ、何の練習、する、の?」
キョドっていることを悟られないよう、冷静を装った口調で、尋ねる。
「口でする、ってやつ」
姉は、はっきりと言い切った。
「……へ?」
姉が俺の股間を、顎でしゃくった。
ズボンを突き破りそうな勢いで怒張したムスコが、いた。
「私、決めたの。今度、先輩とするとき、絶対に満足させてあげる。そのためには、なんだって、する!」
俺は、悟った。何かを決意したときの姉は、頑固だ。
昔から、やる、と決めたことは、やり切ってきていた。
今回、妙な決意をしているが、冷静に考えれば、長年、姉との行為を夢想して自慰行為を重ねてきた俺には、願ってもないチャンスだ。
チャンスの女神には前髪しかない、という。
今こそ、チャンスを掴む時だ!
姉が、自分のおかしな決意に気づいて冷静になる前に、性に無垢な姉を誘導して、やるとこまでやるしかない、と俺は狡猾に計算した。
「わかった。じゃあ」
と言ってズボンを下しかけた俺に、姉はストップをかけた。
「待って。さすがに、練習してるとこ見られるのは、恥ずかしい。和真、目隠し、して」
と、いうことで、以前修学旅行の時にウケ狙いで買った、アイマスクで俺は眼を塞いだ。
アイマスクには、星飛雄馬の太い眉と、炎が灯る瞳が描かれている。
なんとも間抜けな姿であろう俺は、姉の前に立っていた。
「じゃ、始めますか……」
興奮のあまり震えそうになる声を抑え、俺は、ズボンを一気に下した。
ギンギンに反り返った肉棒は、ズボンを下げたときに引っかかった反動で、ぺしん、と腹を打った。
(……おっきい)
視界を塞がれ、鋭敏になった聴覚は、姉の囁くような呟きを逃さなかった。
「おっきい」って、俺の肉棒を誰かと比較して言ってる、てことだよね。
姉が俺以外に見たことがある勃起したチンポって、遠藤先輩しか、いない。
と、いうことは、俺のブツは遠藤先輩より、大きいって、ことだ!
ルックスも、学力も運動能力も、すべての面で劣っている俺が、唯一、男としての象徴であるペニスのサイズで優っている。
俺は、心の中でガッツポーズをした。
「……えっ、と……」
初フェラチオの期待に震える俺は、何も起こらないまま時間が過ぎているので、なんとも間の抜けた声を出していた。
「和真が教えてくれなきゃ、わかんないじゃない……」
そっか、姉は俺の指示待ちだったんだ。
「じゃ、まず、根元に軽く手を添えて、先っぽにキスしてみて」
しばらく間があく。やはり姉に躊躇いがあるのだろうか。
いきなり、冷たい指が俺の竿に触れ、ひっ、と腰を引きかけてしまう。
これって、姉の指、だよね。
「……先っぽ、なんか濡れてるんだけど」
「これは、カウパー腺液といって、酸性の状態にある尿道内を……」
「難しいことは、いいから。これって、オシッコじゃないんだよね……」
「うん、汚いものじゃないよ。遠藤先輩も、興奮して気持ち良くなると、出てくるはずだよ」
姉の気を削がないために、早速先輩を引き合いにだす俺って、ずるいかな?
「ふ……うっ!」
亀頭に柔らかい感触が当たる。
姉がキスしてくれた!
「そしたら、舌で……舐めてっ、みてっ!」
俺の声は上ずりかけている。
温かく湿った感触が亀頭に当たる。
ああ、姉が俺のチンポを舐めている!
肉棒の付け根からじわじわと痺れるような快感が伝ってくる。
「次は、軽く咥えてっ、みっ、てっ!」
おもむろに姉は俺の亀頭を咥えた。歯が当たっている。
「あっ、歯は当てないでっ! 優しく包み込むような感じっ、でっ!」
俺の声は完全に上ずっている。姉が今、俺のを咥えているんだ!
腰が軽く痙攣しはじめた。射精感が湧き上がってくる。
待て! ここで出してしまっては勿体ない。我慢して、姉にしっかりフェラチオしてもらわなければ!
「そ、そのっ、口のまま、根元までっ……咥えてみてっ!」
ずずっ、と姉の口が根元まで進む。
ああ、姉が俺のチンポを根元まで咥え込んでいる!
すでに暴発寸前の射精感を無理やり抑え込む。
「根元から、先っぽまで、往復するようにっ、動かして、み、てっ……!」
ああ、なんて快感。やばい、出そうだ!
「唾を出しながら、動かすと、いいよっ!」
ぐちゅっ、じゅぽっ、となんとも淫靡な水音がし始めた。
もう、堪らない。限界だ。
「ごめんっ! 出るよっ!」
俺の堪りにたまった精液が、姉の口の中で爆ぜる。
無意識のうちに姉の頭を両手で掴んで、喉の奥に精液を注ぎ続ける。
「んんっ!んんんっ!」
姉がくぐもった呻きで、抗議する。
ばん、ばん、と俺のお腹を手で叩く。
だが俺はしっかり姉の頭を抑え込んで、長々と精液を放出した。
出しきったところで、姉の頭を離す。
姉は俺を突き飛ばし、どたどたと動いて、ティッシュを取り、ぺっ、ぺっ、と吐き出したようだ。
おうええっ、と姉の声らしからぬ野太いえずきが聞こえた。
「大丈夫?」
俺はアイマスクを下げた。
眼に涙を滲ませた姉の口元に、白い液体がついている。
「目隠し、下ろさないでっ!」
あわててアイマスクを戻した。
姉の口に、俺の精液を放った。じんとした感動の震えが、俺を包んだ。
あの学校一の美少女が、俺のチンポを咥えてくれた!
いや、感動に浸っている場合ではない。姉の気が変わる前に、やれるところまでやらなければ。
今の射精で、気分を害しているであろう姉をフォローしなければ。
「姉ちゃん、凄い、良かったよ! 今みたいにすれば、先輩も喜ぶよっ!」
姉の反応を窺う。しばらく無言が続く。
「……そう?」
姉がぼそりと言った。俺は姉のニュアンスに否定的な響きが含まれていないことに、ほっとする。
「和真、あんなに出したのに、萎まないの?」
俺の猛った肉棒はカチカチで、反り返った、ままだ。
「姉ちゃんのフェラが、上手だったからだよ」
彼女の表情は窺えなかったが、満更でもないと思ってくれた、と信じたい。
「姉ちゃん、応用で、遠藤先輩が絶対喜ぶテクニックがあるんだけど……」
「何?」
喰いついて、きた。
「パイズリって、言うんだけど……」
ふにゃりとした柔肉が、俺の肉棒を包む。
ああっ、姉のオッパイが、俺のチンポをを挟んでいる!
「そのまま、扱くようにっ、上下に動かしてっ!」
フェラチオとは違った快感で、頭がクラクラしてきた。
カウパー液が湧いてきて、ちゃぴっ、ちゃぴっ、と上下動に合わせたリズミカルな水音がする。
「先っぽ、口で咥えてみてっ!」
亀頭が温かい口で包まれる。さきほどのフェラチオの成功に気を良くしたのか、姉は唾液を絡め、舌を動かして刺激してくる。
「凄いっ! 上手だよっ! 気持ち良すぎるっ!」
俺は、叫んでいた。おだてているのではなく、実際に気持ち良くて早くも射精感が湧いてくる。
「んっ、んっ……!」
姉の艶っぽい呻き声と、じゅるっ、じゅるっ、という淫靡な水音で、早くも俺の限界が突破される。
「……あっ、あっ、あああっ!」
再び姉の口に俺の精液が爆ぜた。さっきほどではないが、大量の精液が放出された。
姉が白濁液を含んだまま、口を外す。
「姉ちゃん、男は、自分の精子を飲んでくれると、凄い嬉しいんだよ。先輩だって、きっとそう思うよ!」
調子に乗って、ダメもとで言ってみた。
しばらく間があり、ごくり、と嚥下する音が聞こえる。
やった! 姉が俺の精子を飲んでくれた!
「まあ、和真の精子なら、半分私みたいなもんだし……」
姉が自分の行為を納得させるためなのか、呟いた。
遺伝学的に解釈が間違っている気もするが、そこは突っ込まない。
信じられないが、流れで、クリトリスも試してみることになった。
今まで性的なことに興味がなかった姉が、遠藤先輩のために、超積極的になっている。
乙女の純真な恋心につけ込んでいるような気もするが、俺は誘導はしているが、強制はしていない。
すべて、姉の意志のもとに行っている。
衣擦れの音がし、姉がパンティを下し、ベッドに腰かけた気配がする。
俺は膝をついて、姉の前ににじり寄る。
「じゃ、失礼します……」
俺が伸ばした人差し指が、ぷにっ、と柔らかい肉を押した。
これって、どこ?
「もっと、下」
姉の誘導に従い、ぷにっ、ぷにっ、と指を移動していくと、じゃりっ、という異なる感触に行き当たる。
これって、陰毛だよね?
指を当てたまま、下に辿ると、割れ目の先端に達した。
「AV男優が教えるクリトリスの攻め方」という何度も見た動画を脳内で再生して、クリトリスと思われる突起を探り当てる。
「……あっ」
姉が、可愛い声を漏らす。
俺、姉の秘蕾を触っちゃってる!
弱い刺激を、規則的に繰り返す。ビデオの教えを忠実に再現する。
姉の息が、深く、濃く変化しはじめた。
「はっ……はあっ……はっ!」
皮が剥けたようだ。俺は一定の刺激をキープする。
「あっ、なにっ……これっ!」
姉が腰を浮かせたらしいのが、指先の感覚でわかった。
丁寧に、辛抱強く、俺は刺激を繰り返した。
「あんっ、いやんっ……い、いいっ!」
姉は切なげな声を出して、腰を捩るが、俺は蕾に当てた指を離さない。
「あっ……っ!」
姉が腰を高く揚げ、痙攣しているのが、指先の感覚でわかる。
しばらく痙攣が続き、どさっ、と姉がベッドに尻を落とした音がする。
姉は掠れたような荒い息をしている。
「これっ、凄い……気持ち、いいっ!」
姉の甘い囁きが耳をくすぐる。
俺は指を陰裂に沿ってなぞってみた。
「あんっ!」
姉が艶っぽい声を上げる。
指にぬめりを感じる。
「姉ちゃん、濡れてるよ!」
俺は手首を返し、中指を膣口に当てた。
「姉ちゃん、気持ちいいから、濡れてるんだよ!」
「やんっ!」
おれは、そろりと中指を膣に差し込んでみた。
あまり抵抗感がなく、指は進んで行く。
「あ……あんっ!」
指は第二間接まで入っている。
「姉ちゃん、入っているよ!」
俺はさらに指を進め、中指がすっぽりと姉の膣に吸い込まれた。
姉は震える腰を捩る。きゅっ、きゅっ、と指が軽く締められる感覚がする。
俺、姉ちゃんのマンコに指突っ込んじゃってる!
再び俺の肉棒はこれ以上ないくらい怒張した。
「姉ちゃん、入るよ! 入るんだよ!」
よかった、入らなかったのは、姉ちゃんのせいじゃなかった!
何故か、嬉しくなっって、涙が出てきた。
あの強気の姉が、恋をして、先輩のチンポが入らないことで弱気になって涙を見せた。
なんとかしたい、と必死に恥ずかしいであろう「練習」なんてことまでした。
そんな健気な姉の強い想いが、報われたのだ。
「よかったね! 姉ちゃん!」
俺は指を離した。もう大丈夫だ。
俺も変な下心で、姉に触れられるからと、練習に協力してきたが、そんな邪心も吹っ飛んでしまうくらい喜びが優っていた。
「あれ?」
いきなり俺の肉棒が掴まれる。
「何?」
肉棒が引っ張られ、俺はバランスを崩しベッドに手をついた。
胸に姉の顔が当たる。甘い女の香りが鼻腔を刺激した。
亀頭が膣口に当てられる。
「えええええっ?」
俺は驚きで固まってしまった。
「和真、私に、挿入れてみて……」
今、何て言った?
「本当に、チンポ入るか、確かめたいの……」
「俺で、いいの?」
「……うん」
色っぽい囁きが耳元に吹きかけられた。
「だって、姉ちゃんの、初めて……だよ?」
「和真なら、肉親だから、初めての数にはいらないよ……」
その解釈はどうなんだ、と思ったが、姉が挿入れて、と言っているんだ。何を迷うことがあろうか!
胸の鼓動は発作を起こすんじゃないかと思うくらい昂っている。
「い、いくよ……」
俺の亀頭が膣口にするり、と入る。
「……あっ!」
姉の熱い吐息が首筋にかかる。
ゆっくりと、俺は姉の陰唇を裂いてゆく。
「あああああっ……」
姉が声を上げる。
「痛い?」
見えないが、首を振っている気配を感じた。
今までしていたオナニーなんかでは比較にならない、異次元の感覚が肉棒を掴んだ。
それと、あの姉のオマンコに、俺のチンポを差し込んでひとつになっている、という事実に打ちのめされるくらい感動していた。
俺は更に深く姉に入って行き、陰毛同士が擦り合うまで、つまり最奥まで挿入れた。
「あっ、ああああんっ!」
姉の下腹部の震えが伝わってくる。
「姉ちゃん、ちゃんと、チンポ、挿入ったよ!」
突然、俺は姉に抱き寄せられ、唇を吸われた。荒い息とともに暴れる舌が差し込まれる。
姉の柔らかい乳房が俺の胸板に当たり潰している感覚が伝わってくる。
姉の両脚が俺の腰でクロスして、俺は姉に抱きつかれ、完全にロックされてしまった。
姉と完全にひとつになっている、という至上の喜びに満たされた俺は、ふいに訪れた射精感に抗うことはできなかった。
「姉ちゃん、出ちゃうよっ!」
俺は唇を外して叫んだが、姉がロックしている下半身を外すことができず、姉の子宮に向けて精液を放射してしまった。
「あっ! あっ! 出しちゃったっ!」
俺の肉棒は痙攣し、どくんどくん、と精液を子宮に流し込む。
姉の膣襞も収縮し、精液を逃すまいと動いた。
俺は、アイマスクを脱ぎ捨てた。
「姉ちゃん、俺、なんてことを!」
姉は、優しい瞳で、満ち足りたような微笑みを俺に向けた。
脚は俺の腰に絡めたまま、再び俺の上体を抱き寄せて、唇を重ねてくる。
俺は、姉と繋がったまま、嗚咽が止まらなかった。
「ありがと。和真。今日のことは、一生忘れない。でも、和真とするのは、今日で最後だから」
姉は俺に優しく微笑んだ。妊娠のことが気になったが、今日は安全日だったそうだ。
俺は、童貞を失い、姉の処女をもらった。
以後、俺は姉を想ってオナニーすることは、なくなった……
なんて、ことはなく、姉との刺激的すぎる初体験の衝撃が忘れられず、毎日オナニーしてる。