TSおっぱいタイツ魔女の異世界冒険記――ただし即エロ堕ち(相棒は強気っ娘エルフ姫) 作:えぴっくにごつ
後日。また寿有亜一行の拠点とする街。
その日もクエストから帰還した四人のパーティーが、会話を交わしながら街路を行く姿が見られる。
(――寿有亜さん、ヨロズさん……みんな、今日もかっこいいなぁ……)
街角の影から、そんな四人の姿を静かに見る人影があった。
――その彼は、街に住む青年だった。
名は、
その名に見える通り、その正体は日本からの転生者。
ある日、夢枕に女神を名乗る美少女が現れて御神託を授けられ。そして気付けば彼はこの異世界に転生していた。
しかし、引っ込み思案な彼に冒険などに出る勇気はとても無く。
転生後も、ギルドや街の学園他から受けられる、書類仕事のアルバイトなどをこなして。異世界の日々を静かに平凡に過ごすことに甘んじていた。
しかし。そんな彼の耳に飛び込んで来たのが、最近活躍中という冒険者の噂。
最初は自分とは縁など無い事だと思っていたが。ある日立ち寄ったギルドでその姿を見る機会があり――九牙は目を、心を奪われた。
麗しい黒髪の美女に、可憐なエルフの姫。
凛々しく、強さと美しさを兼ね備えるその姿。
九牙は、一目見てその二人に惚れ込んでしまった。
そして同時にすぐに分かった。その二人もまた転生者だと。
しかし九牙には二人はあまりに眩し過ぎ、高値の花――そんなように感じてしまい。とても声を掛けることまではできなかった。
そうしていつの間にか。機会があれば、影から彼女たちを盗み見るような日々となっていた。
(寿有亜さんに、ヨロズさん……あの新しい仲間の二人は、可音さんにシュンさんだっけ?)
そんな憧れの寿有亜とヨロズは、最近新たな仲間を迎え四人パーティーとなったようだ。
まさにパリピといった様相のギャル勇者に、端麗な姿の騎士。
あまりにも九牙とは違い過ぎる人種であったことと、そしてこの二人は活発に討伐クエストに出ていたことから今までは接点が無く。詳しく知ることになったのは最近になってからだが。
この二人もまた、九牙からすれば眩しい存在であった。
(僕とは全く違う……眩しい人たちだなぁ……)
お近づきになりたいという下心は、正直言えばもちろんある。彼女たちの冒険の日々も、危険を伴いつつも楽しそうにも見える。
しかし本当に近づこうとする勇気はとてもなく。自分のような陰湿な根暗者が声を掛けても、相手にもされないだろうと一人で諦めていた。
そんな所へ最近また聞こえて来たのは。彼女たちが、軟派だが偉丈夫な男たちと親しそうにしているという噂。
(……憧れの皆さんが……まさかだけど……うぅ……)
自分がウジウジしている間に、憧れの彼女たちに陰る不穏な気配。それに嫌な感覚を、焦燥を覚えずにはいられなかったが。
しかし自分に何ができるわけでもなく。そもそも今の自分こそ気色の悪いストーカーでしか無い。
心に浮かんだ暗いモヤモヤから目を背け。九牙はその場を離れ、帰路に就くことにした。
自宅である借家に戻った九牙。
「?」
いつもの習慣で郵便受けを覗いた彼だが、そこへ待っていたのは。基本的に決まった物しか届いていない郵便受けに、しかし入っていた妙な届け物。
それは宛名も書かれていない、大きな封筒だった。
借家の部屋に入り戻り、それを空けると。
中に入っていたのは何かのマジックアイテムと思しき、大分怪しい一枚のカード。
そして、それについて説明する説明書であった。
それにはこうあった――
『――ヨロコベっ!キミは選ばれたっ!☆』
『これは気になる相手を、キミの思い道理のエロエロ言いなりラブドールにできちゃうスペシャルマジックあいてむだゾっ☆』
『これを使って、憧れのあの人を好き放題しちゃってオトコを上げるんだっ!☆』
『ちなみに相手は速攻ドチャエロ雌になっちゃうから、そういうコトができる場所に誘い込んでから使うんだぞっ!v(❙ ∨<)☆シ』
――という。
怪しいとか胡散臭いとか、そういう域では無い内容が書かれていた。
「……なにこれ……」
流石の九牙も。その妙ちくりんかつ怪しさ満点の説明文には、戸惑いと呆れの念を抱かざるを得なかったが。
「――でも……強力な魔力を感じる……」
しかしそのマジックカード自体には。九牙が申し訳程度に習得していた魔法魔術の技量でも分かるほどの、強力な魔力が宿っている様子であった。
「……っ――」
異世界に招かれたというのに、しかし自分の根暗さから冴えない日々を送っていた九牙。
その日々から、九牙は少なからずの鬱屈した感情を蓄積しており。
今、彼の手元に届けられた怪しいマジックカードは――その、一筋の可能性は。
その彼の鬱屈した感情の、堰を切らせるに足るものであった――
翌日。そのマジックカードの存在に後押しされ、意を決し。
九牙は憧れの人たち――寿有亜一行に声を掛け。
『大事な話がある』と嘘八百の理由を着け、近場の宿へと誘い込んだ。
今はその宿屋の一室。
「――何用だというんだ?私たちは別に暇ではないのだが?」
「アンタみたいなネクラそうな男が、何の用だよっ?」
「なんかキッモ~w明らかに陰キャっぽいんですけど~っw」
「ふんっ、陰湿そうな輩だな。くだらない用件であったら仕置きを覚悟しておけ」
それぞれどこか傲慢な様子で立ち並んだ四人は、相対した九牙に向けて。それぞれの色で冷たく嘲笑し、見下すような視線に言葉を向けている。
面識のない、冴えない根暗男の色である九牙に時間を取られ。あらかさまに気分を悪くしている様子だ。
「あ……あの……っ」
その四人の様子に、少したじろいでしまう九牙。
(うぅ……皆、こんなキツく当たって来る人だったんだ……)
自分が得体の知れない輩であることから、警戒されていると言う所もあるだろうが。それにしても四人の当たりはあからさまにキツさのあるものであった。
それに九牙は、勝手ながら憧れを崩された気分になり。怖いと感じる以上に、裏切られたと言う怒りを仄かに抱いた。
「っ……よ、用件は……これです……!」
その怒りにまた後押しされる形で、意を決し。九牙はマジックカードを懐より取り出し、そして。
「――みんな、僕のエッチな人形になれ……っ!!」
そして、マジックカードを四人の前に翳すと同時に。勇気を振り絞ってその言葉を発し上げた。
「――なに?」
「は?」
「ハァっ?」
「ふんっ」
しかし――次に四人が見せたのは、静かに笑い飛ばすそれぞれの声であった。
(……ぇ?……あ……やっぱり、効いてない……!?)
そして、それを前に九牙の顔はみるみる青ざめた。
騙された。やはりこんな物が、効くわけが無かった。
九牙の身に後悔が、そして恐怖に絶望が走る。
「まったく……」
「はんっ、何を口走るかと思えば……」
「いいドキョーしてんじゃんっ?」
「やはり、仕置きが必要か?」
そして、続け言葉を零す寿有亜やヨロズたち。その言葉には静かながらも凄味が含められ、四人の視線は非常に冷たいもの。
(ぁ……ぁ……)
終わりだ。四人の言葉の一つ一つのが、九牙には死刑宣告のように聞こえた。
そして――
「――このような輩には、私たちの『おっぱいにおまんこで』オシオキが必要なようだっ♡」
「ふふんっ。お口でイジめヌいて、おまんこで躾けてやるっ」
「ふひひっ。おっぱい挟んで、お口でジュポジュポしてー、ひんひん言わせちゃうかんねーっw♡」
「トドメはおまんこで咥え締め付けて、無様に中出し射精させてやろうっ♡」
「……え?」
そしてしかし。
四人がそれぞれ発したのは、そんな言葉。
そしてそれぞれが見せていたのは、サディスティックに表情を作った顔に。しかし同時に頬を赤らめ蕩けた色を浮かべての。
さらに。それぞれのワガママおっぱいに艶やかな尻腰を、誘うように強調する姿勢を見せての。
そんな優美にキメたように見えての、しかし反した大変に頭の悪いまでの淫らな言動。
「……え……!?」
そして九牙が驚きの声を上げた、その次には。四人はそれぞれ九牙に周りに近づき集まり。
寿有亜とシュンは、それぞれの九牙の前後から抱き着き。九牙の胸板に背に、それぞれの水風船型・ロケットおっぱいを押しつけ潰し。
可音とヨロズは、九牙の下半身の両サイドに跪き。また九牙の両足にそれぞれの爆乳おっぱいを押しつけ潰しながら、股間部分に顔を近づける。
「ふふんっ。諦め観念して、私たちのおまんこに好き放題ジュポジュポピストンして、濃厚ザーメン中出ししてしまうことだっ♡」
「クスクスっ、ズボンの中でもう勃起してんのっ♡どんだけつよつよチンポだよっwこんなんアタシらを孕ませるのがお似合いだよっ♡」
「もう勃起しててマジウケるーっ♡やーいっ、ウチらのトロトロおまんこに中出しちゃうつよつよチーンポっ♡」
「クスクスっ。私たちのドスケベボディ、貴様の玩具にされてやるっ♡感謝しろっ♡」
そしてそんな四人が、嘲り揶揄う色で、しかし言葉にするのは。
九牙のズボンの中で勃起の気配を見せる、立派なおチンポに媚び。それに自分の身体の使用を認めるそれ。
トンチキ極まりない無い、淫らな言葉の数々。
さらには四人それぞれの豊満なボディを、一様に九牙に押し付けてくねらせ。まるでねだりアピールするかのような様子まで見せている。
「こ……これって……!」
四人のそのおかしいまでの様子によって、九牙は確信する。
マジックカードの効果は、本物であったのだと――