TSおっぱいタイツ魔女の異世界冒険記――ただし即エロ堕ち(相棒は強気っ娘エルフ姫) 作:えぴっくにごつ
あれから長くに及んだ濃密なまぐわいから。その大人しそうな見た目によらない性豪さを持つ九牙も、流石に体力の限度を迎え。
最後の行為の後にまどろみ、眠りに落ちてしまった。
「――……ん……」
それから深い睡眠を得て、眠りから覚めた九牙。
「……んん……?」
目覚めた九牙が緩慢な意識の中で、しかし何か違和感に気づいたのはその時であった。
何か全身の『感覚』が異なり、胸部に妙な重さを感じる。
そして、それを確認しようと体を動かそうとしても。なぜか腕脚に圧迫の感覚があり、まるで動いてくれない。
「……ぇ……?あれ……え……!?」
そして、程なく意識が覚醒し――九牙は自身の体に起こっている異常に気付いた。
体感の範囲で確認する事しかできないが。九牙は縛られベッド上に転がされており、身動きを取ることができない状態であった。
そしてその限りで見える胸元に、自身のそこにあるのは――なんと女の物である豊かなワガママ乳房であったのだ。
「――あっ、おっはーっ☆」
「!」
そんな驚く九牙に、反した何かお気楽そうな色での声が掛かったのは直後。
視線を移し見ればそこには、九牙の横には。ベッドの端に腰かけて九牙を見下ろす、何やら少し妖しい笑みの可音の姿があった。
「――ふふっ」
「ふふんっ」
「くすっ」
いや、可音だけではない。ベッドの四方を見回せば、寿有亜、ヨロズ、シュンがそれぞれ端に腰掛け。
そして誰も一様に、それぞれの何か妖しい笑みで九牙を見下ろしていたのだ。
「あ、あれ……っ!?皆、なんで……これ……どういうっ!?なんで縛られて……それに……ぼ、僕に胸が……!?」
洗脳催眠に掛けていたはずの四人の、しかし見るに自由となっている姿。
さらには縛られて、おまけに何か女の乳房が携わっている自分の体。気づけば、発したその声すら高く透るもの。
思わぬ、そして戸惑うのも当然の事態の怒涛に。九牙は狼狽える声を捲し立てる。
「くふふ~っwそれではっ、ネタばらしをしてしんぜようっ☆」
そんな九牙に、可音は意地悪っぽさ全開の声色で。回答を紡ぎ始める。
「オタクくんさ~、ホントに相手を思い通りにできるマジックカードなんてあると思った~?wあれは最初からぁ、キミを誘い入れるためのお芝居だったのだよっ?w」
「残念だが、あれはニセモノさ。フェイクとして魔力エネルギーを備蓄させた、特に効果は無いカードに過ぎない」
両サイドに座る可音と寿有亜から。また妖しく悪戯っぽい笑みで伝えられたのは、そんなネタばらし言葉。
「え……えええええ……っ!?」
その暴露から思考が理解に至り、そして九牙は困惑交じりの驚きの声を上げた。
「そ、そんな……ぁ……」
それに、九牙が露わにしたのは落胆――いや、どころではない。
今に縛られ拘束されている状況。そして、何か加虐的な色で自分を見下ろしている、昨晩は自分が好き放題してしまった四人の女。
危機感を、いや絶望を察するには十分過ぎた。
「ふっふっふっ……よくも好き放題やってくれたな~?」
「ふふっ。さぁ、どうしてくれよう?」
「ただでは済まされないよねー?」
「オシオキが、必要だな?」
そして可音、寿有亜、ヨロズ、シュンの四人から浴びせられる、そんな言葉。いずれもその顔には、サディスティックに九牙を見下ろす色が作られている
「ぁ……ぁ……そんな……」
絶望の光景。
それに、縛られ動かせぬ己が体の、背筋を一瞬凍らせて青ざめる九牙。
「――……ぁ……あれ……?でもじゃあ、『最初』から『お芝居』……ってことは……?」
しかし。九牙の思考が、先の可音の台詞に思い至ったのはその時だ。
そう、今に寿有亜に可音は。マジックカードによる洗脳催眠の効果は無く。全ては最初からお芝居だったと宣っていた。
すなわち。四人は分かっていながら、九牙に体を認めた事になる。
「――くふっ」
「っ、ははっ」
そして九牙のその言葉の直後に、次に四人が見せたのは。
作っていたサディスティックな色を、しかし『これ以上演技を保てない』といったかの様子で崩しての、小さく噴き出し笑う様子。
「あっははっ!w――ゴメンゴメンっ、ちょっち怖がらせ過ぎちゃったねーっ☆」
「少し、新人勧誘に伴うサプライズが過ぎたか」
「え……え……っ?」
噴き出し笑いながら、そんな言葉を紡ぐ可音に寿有亜。
一方、置いて行かれ状況を理解できずに、九牙は戸惑いっぱなし。
「ほんとはネー?ウチらのパーティー、ちょっと前からキミのコトを狙ってたんだっ☆」
「え……狙って、勧誘……僕を……?じゃあ、なんで催眠の……?」
暴露されたそれに、解釈を進めつつもしかし未だ理解が追い付いていない様子で。九牙は疑問の声を漏らす。
「ふふんっ。それはー……せっかく異世界ワールドに転生したっていうのに、インドアライフを突っ走しまくっちゃってるオタク君にー、いっちょオトコを上げさせようとしたのさっ!☆」
「――などと言っているが。実態は可音やシュンの、悪趣味で淫らなお遊びのダシにされたと言う事だよ――すまないねっ」
九牙の疑問に。自信満々に『ドヤっ☆』としてやったり笑みを浮かべて、そんなことを宣って見せた可音。
しかし続け、寿有亜が少し呆れた色で。やや本気ですまなさそうに、やれやれといった色で暴露の回答を答えて見せる。
(そして正直な所を言うと……)
(かなーり恥ずかしかったケドね……)
ちなみに、可音とシュンはともかく。
寿有亜とヨロズにあっては大分羞恥心を抑え込んでの演技だったのであり。内心ではそんなことを同時に思っていたが。
「だってさーっ?男の子んトキはつよつよチンポだしーっ――それに、こんなカワイクてドチャエロにチェンジすんだよっ?オイシクいただきちゃいたいじゃんっ?♡」
しかしそんな寿有亜の言葉と内心をよそに。可音は悪びれない色で返し。今も緊縛で転がされる九牙を示し、そんな事を宣う。
「カワイイ?……あ、そうだ……っ!」
そこで、状況に意識を持ってかれていたが。
自身の体にもまた変化が起こっている事実に再び思い至り、九牙は疑問の声を上げる。
「ふっふーんっ。ホレっ、見てみんっ?」
そんな九牙の疑問に答えるように、可音は予め用意していたのか。手元の鏡を取って翳して見せる。
「!……こ、これ……僕……?」
そこに映ったのは、美少女――の姿へと変じた、九牙の姿であった。
歳は十代後半程、女子として平均目の身長。
顔立ちは小顔に整う、可愛らしくも端麗なそれ。目は愛らしくも、少し釣り凛としたそれ。
その顔は、ミディアムヘアーの美麗な黒髪に飾られている。
今は一糸纏わぬ、眩いまでの真白い肌の身体には。形の良い巨乳おっぱいに、括れた腰回り、豊満な尻に太腿を携えている。
その容姿はまさに大和撫子を名乗る相応しい、凛としながらも艶やかな美少女。
そしてしかし、そんな大和撫子美少女の九牙の今の身は。背徳的な緊縛で縛り上げられ飾られてしまっていた。
「ふぁ……っ♡」
鏡に映ったその、艶やかに緊縛される美少女の姿に。それが自分だと分かっていても、思わず見惚れて声を漏らしてしまう九牙。
「ちょっちサーチ掛けさせてもらったケドー、オタクくんは元から性転換魔法は習得してたみたいじゃん?」
「あ、はい……でもなんか得体が知れなくて、使ったことは一度も無くて……」
そう。明かせば九牙はこの異世界に転生した時から、デフォルトで性転換魔法を習得していた身であった。
しかし当人はデフォルトで宿っていたその力を、しかし得体が知れなく思い。自ら使用する事は今まで無かったのだ。
「もったいないオバケーっ!こんなにカワイク化けんだからさっ、もっと自信もってこーよっ☆」
「ぁ……」
しかし、今にその大化けっぷりが明らかとなり。可音は九牙にそんな言葉を『ニシっ♡』っという満面の笑みと共にかける。
その言葉に、ここまで異世界で寂しく過ごして来た九牙の心には。何か温かいものが宿った。
「――さーてっ、ちょっち前向きんなったトコロでー……――それはそれとして、催眠アイテムなんてモノをホンキにしてー、おにゃのこに好き放題しちゃう邪悪なオタクくんには……『オシオキ』が必要だよネーっ?♡」
しかし、可音の言葉に九牙も何か勇気をもらえた――と思ったのも束の間。
まさに『それはそれとして』と言葉に発された通り。
可音は次には、その満面な笑みを再び何か妖しいものへと戻して。
そしてどこから取り出したのか、その手にスティックギャグを持って九牙に見せつけて見せた。
「ぇ……えぇぇっ!?そ、そんな……っ!?」
真相が暴露され、その話にすっかり気持ちを持っていかれていた所へ。しかし戻って来た思わぬオシオキの話。
確かに九牙も少し調子には乗ってしまったのは本当だが。その一連の事の仕掛け人は、可音たちだというのに。
「はぁっ―……要はそういう名目で、可憐な姿となった君に淫らな事をしたいんだ。犬に噛まれたとでも思ってくれ――ふふっ♡」
「くすっ♡」
「ふふんっ♡」
そして寿有亜も、申し訳なさそうな言葉を取り繕いながらも。しかし次には、悪戯っぽくかつサディスティックな色を浮かべて、笑みを零す。
そしてそれは、ヨロズとシュンも同様。
どうやら皆も、事情他はそれはそれとして。可憐な大和撫子となった九牙をいただいてしまいたいと言う所は同じなようだ。
「ふぁ、はわわ……そんな……っ」
そんな、四人の『獣』に囲われ。
その凛とした顔を、しかし『はわわ』と零しながら可愛らしく赤らめ、戸惑いを見せる九牙。
だがその可愛らしい仕草は、四人の加虐欲をさらに刺激する事にしからなず。
「あはっ☆もんどうむよーっ!――♡」
次には、可音がそんな言葉と共に。
ガバっと、被さり抱き着くように。九牙に襲い掛かった――