※この作品はR-18です。

TSおっぱいタイツ魔女の異世界冒険記――ただし即エロ堕ち(相棒は強気っ娘エルフ姫)   作:えぴっくにごつ

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エロの前振り回です。


ゴブリン討伐クエスト!しかし……?

「――雷の刃よ、貫き裂けっ!」

「――精霊、矢を導いてっ!」

 

 森の中で、勇敢かつ可憐な姿で戦う、寿有亜とヨロズの姿があった。

 寿有亜の突き出し振るったと巨杖からは、まさに刃の如き雷魔法が飛び。ヨロズの弓に番え放った矢が、密集する木々の間をしかし見事に狙い抜ける。

 

 二人が相手取るは、魔物――ゴブリンの群れ。

 二人はゴブリンの討伐クエストをギルドより請け負い、今はその戦いの只中に在った。

 

 

 ――森の中でエンカウントしたゴブリンの群れは、群れと言っても少数のものであったため。

 なかなかにレベルに経験の上がって来た二人の前に、敵ではなく。今は地面に躯を晒し散らかしていた。

 

「このレベルであれば、容易くはなってきたなっ」

「ある程度までは、良い感じで行けるんだけどね……っ」

 

 周囲に残るゴブリン個体が無い事を確認した後。二人は自身の成長が順調である実感を感じつつも、しかしそれを手放しには喜べていない色で言葉を交わす。

 

 

 ――先日の、失踪事件調査からの怪しい館への潜入にて。しかし罠であったそれから、待ち構えて居た傭兵に敗北し。

 その館にての、淫らな催しの『商品』と堕とされてしまった二人。

 

 結局その後、二人は数日の間に渡って館に囚われ。

 その間、館の秘密の宴の出し物として、様々な痴態に『ショー』を演じさせられ。

 その身体を、館の「客」たちに散々っぱらに弄ばれ楽しまれ、さらには雇われの男たちの慰み者にされてしまった。

 

 まったくもって幸だった事に。別途のツテにルートで動いていた、他のギルドパーティーが居たようで。

 そのパーティーが邏卒隊を率いて踏み込んできて、ようやくその館の淫らな企みは白日の元に晒され。

 館の関係者はそのほとんどがお縄となった。

 

 寿有亜とヨロズもそれをもって救出され。玩具にされ尽くしてアヘアヘふやふやだった所を、邏卒隊の魔法使いのヒール魔法による応急処置を施され。どうにか気を取り戻すに至ったのであった。

 

 

「っ……!♡」

「くぅ……っ♡」

 

 会話の流れから、そんな記憶を思い返した二人は。しかし次には何か艶の含まれた吐息を漏らしてしまう。

 そして二人が視線を降ろすは、それぞれの下腹部。

 寿有亜には、その全身ボディストッキング越しに。ヨロズにはマイクロビキニ姿から露出する下腹部に。

 以前より色濃く、造形も複雑になったハート型の淫紋が、はっきりと刻まれてしまっている。

 

 救出こそされたはいいが。散々淫らに弄ばれたせいで、二人に定められている淫欲度は大きく上がってしまっており。

 それに伴う甘い疼きが、今までよりも輪を掛けて、度々二人を苛んでいたのであった。

 

「っ、忌々しいな……っ」

「コレ、なんとかなんないかね……っ?」

 

 二人とも少し恥じらいを見せつつ、苦くそう言葉を零す。

 淫紋に対しての対策は今も探しているが。回復治癒、一時浄化の魔法の類で一時的に状態を抑えることは可能だが、根本的な消去の手段は見つかっていなかった。

 

「気付けをしつつ、騙し騙し行くしかあるまい」

 

 とりあえず寿有亜は、自身も習得しておいたその一時浄化魔法を使用。

 片手でポウと生み出した光が二人を纏い覆い、その効果恩恵を与えた。

 

「よし……続けよう。諸々の解決に辿り着くためにも、とにかくまずは強くなり、多くを得る必要がある」

「だね……っ」

 

 件の、自分たちをこの異世界に導いた女神からの願いである、『この世界の動乱を収める』ためにも。

 そして先日のような無様を敗北から陥落を繰り返さぬためにも。二人は自身のレベルアップに一層注力していた。

 今に臨むゴブリン討伐も、その一環であった。

 

 そうして身体を一応回復させ、気を取り直し。

 二人はクエストを再開した。

 

 

 

「――はぁっ!」

「ふっ!」

 

 森を深くへと潜り、その先にゴブリンの根城と思われる洞窟を発見。

 二人はその洞窟へと潜り、案の定そこに根付いていたゴブリンを討伐しながら。順調に攻略を進めていた。

 末端のゴブリンから、それなりの強さを持つミドルゴブリンクラスまでを。しかし可憐な戦いの姿で、容易く屠っていく二人。

 

「これしきなら、容易いっ!」

「うんっ、行けるっしょっ!」

 

 高らかに言葉を上げ交わしながら、洞窟ダンジョン内を順調に戦い駆け進んでいく二人。

 

 ――しかし。前触れ無くその『異変』が起こったのは、その途中瞬間であった。

 

「――っ!?♡」

「――!?♡」

 

 ドクン、と――疼きが。

 下腹部が、刻まれた淫紋が唐突な、甘美で強烈な脈打ちを伝え。

 

「……っ!?」

「え……っ!?」

 

 そして次には、伝播したそれに持っていかれ消されるように。二人の身は突然の強烈な脱力感に襲われたのだ。

 

 次には二人は立つ事すら叶わなくなり。

 洞窟の壁を頼り、それぞれよろけもたれ掛かり。しかしそれでもなお自分の体を支えることは叶わず、ついには地面に力無く弱々しくへたりこんだ。

 

「っ……!?ヨロズ……!?」

「っぁ……すうあ……これ……!?」

 

 互いを案ずる言葉に視線を交わしながら。自分たちの身を襲ったその状態現象に、驚きながらも一種の確信を抱く二人。

 下腹部に刻まれた淫紋を中心に、疼く身体に甘い感覚からそれは明白。

 二人の身体は、『発情』してしまっていたのだ。

 

「……!これは……っ」

「しま……った……」

 

 そして次に二人が感じ取ったのは、微かな妖しい甘い匂い。そしてよくよく見れば薄暗い洞窟内に漂う、霧か靄のようなものが視認できる。

 魔法か、薬か。元は不明だが、催淫性を有する気体であることは明白。

 

「……っ……!」

「ぁ……!やば、ぃ……っ」

 

 そして、身体の自由が効かなくなりへたり込んだ二人は。しかし次には無数の気配と、ギラギラとした視線を感じ取る。

 見れば、洞窟の前後の向こうより。

 まんまと罠に嵌った、面白そうな獲物を。獰猛かつ下卑た加虐的な笑みで値踏みする、無数のゴブリンの群れがあった――

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