物静かで大人しい清楚系隠れ巨乳図書委員の潮乃森さんが僕にだけパンツを見せてくれるから──毎日図書室へ行って図書委員の潮乃森さんとえっちをする話(連載版) 作:しじままどせ
「ほ、本当にこのまま行くの……?」
海亀の回遊水槽のそばにある暗がりで、潮乃森さんは自分のミニスカートの裾をぎゅっと掴みながら上目遣いにそう言った。
暗がりにいるにも関わらず彼女の顔が真っ赤になっているのが見えている。それに回遊する魚たちよりも目が泳いでいる。つまりとても恥ずかしそうな態度である、ということ。
しかし、それはそうだろう。
なぜなら彼女は今、パンツを穿いていないのだ。いわゆるノーパンというやつである。
もしも今この場で誰かが潮乃森さんのスカートをめくり上げたら彼女の生まれたままの陰部が丸出しになることだろう。そんな、いかにも危ない状況なのである。だから彼女が恥ずかしがるのはもっともだ。
「だって仕方ないじゃないですか、潮乃森さんの下着はあなたの愛液でびしょびしょに濡れてしまったんですから。とても着ていられる状態ではないし、脱いでノーパンになるより他ないでしょう?」
「し、しぃー……ッ」
「もしかして、恥ずかしいんですか? いつもスカートをたくし上げてパンツを見せてくる『見せたがり』な潮乃森さんが、今はノーパンだから心許ないって言うんですか? 普段みたいに堂々としてくださいよ。そうしないと逆に目立ちますよ」
「うぅぅ……そんなこと言ったってぇ……」
スカートの裾を掴んだまま潮乃森さんはイヤイヤをするように首を振っている。いつもよりもずっと内股で、前屈みだ。足が震えてさえいる。
心の底から恥ずかしがっている潮乃森さんは本当に可愛いな、と思った。
性的に絶頂したせいでびしょ濡れになってしまったショーツを脱いでもらうことを思いついたのは偶然だったけれど、脱いでもらって本当によかった。こんなに素で恥ずかしがっている潮乃森さんを見たのは初めてだったから。
いつも図書室で僕にパンツを見せてくる彼女の様子とは打って変わった、本気の羞恥とでも表現したらいいだろうか。自分の秘部を覆い隠していたショーツが今はないという単純な事実が彼女を羞恥の極地に至らしめているらしかった。
こうなると僕が非常に有利である。潮乃森さんが恥ずかしがっているうちは僕がペースを握れるだろうから。できたらこのままデートが終わるまで僕がペースを握っていたい。
「ほら潮乃森さん、デートの続きをしますよ? 次はあちらのコーラルリーフの海に行ってみましょう」
「で、でも……こんな格好で歩いたら……」
「可愛いですよ?」
「え──……ッ」
「どんな格好でも、潮乃森さんは可愛いですよ?」
「い、今言うのは絶対に変だよぉ……」
そうしてこれ以上ないくらいに真っ赤になってしまった潮乃森さんの右手を取って、そのまま恋人繋ぎにしてしまう。
「あ……」と小さな声で呟いて上目遣いにこちらを見た彼女の手を引いて、僕はゆっくりと歩き始めた。
歩きながら隣にあった海亀の回遊水槽を見ると、そこには前屈みの猫背になりながら僕に手を引かれている潮乃森さんが、ようするに大変に可愛らしい潮乃森さんが映っていたのだった。
◇◇◇
「あ、屋外の展示スペースにペンギンがいますよ、ペンギン」
「はう……」
「外は風が強そうだなあ。行ってみましょうか」
「そ、それはだめ……!」
「どうしてです?」
「だ、だって、スカートが……」
「スカートがどうしました?」
「うぅぅ……い、いじわるだ……」
手を繋いだまま僕の一歩後ろを歩いている潮乃森さんは一事が万事こんな調子だった。
ものすごく歩幅を小さくして、内股で前屈みになりながら片手でスカートを押さえて歩いている。ちょっとした物音にビクッとなって、周囲をキョロキョロと見回すさまはあからさまに挙動不審だ。
見ようによっては腹痛とか、あるいは尿意を必死に我慢しているように見えなくもない。しかしそのどちらでもなくて、潮乃森さんは単に羞恥心で喘いでいるだけなのだ。
ちなみに僕たちが今いるのはコーラルリーフの海と名付けられたコーナーだ。温かい海に住む色とりどりの熱帯魚の大きな水槽が展示されているコーナーである。だから照明も明るくて、人通りも薄暗かった海亀のコーナーに比べて格段に多い。
先ほどから僕たちのすぐそばを少年少女が駆け抜けていって、潮乃森さんはそのたびにビクッとなりながらスカートの裾を押さえた。
「こんなこと、もう、やめようよぉ……」
「どうしてです? こんなにも興奮しているのに」
「きみは、そうかもしれないけど……」
「興奮しているのは僕じゃなくて潮乃森さんが、です。ほら、あなたの内ももを何かが伝っていませんか?」
「──え、うそ、やだッ」
「冗談です。でもその様子だと濡れているのは本当みたいですね?」
「うぅうぅぅ……」
この状況に興奮しているのは僕だけではない。潮乃森さんもそうなのだ。
その証拠に彼女は愛液が外に溢れることを危惧しなければならないほどに濡れているらしい。もしも彼女がショーツを穿いた状態であったなら分泌された愛液はクロッチに染み入る程度で済んでいただろう。しかし今や彼女はノーパンだから、常に愛液が伝う心配をしなければならないのだろう。
かといって大股を開いて足の間を確認するわけにはいかないから、潮乃森さんはより内股になってモジモジと俯くことしかできないらしかった。
そんな時だった。
「──あのお、お連れ様は体調が優れないようですが」
いきなり横から声を掛けられた。
潮乃森さんがビクッと震えて僕の後ろに隠れる。ぎゅうううっと恋人繋ぎをしている手が握られた。自分の変態行為が露見することを恐れているらしい。
そんな潮乃森さんの姿を遮るようにしながら僕は声を掛けられた方を見た。するとそこには水族館の係員らしき女性が立っていた。飼育員ではなく、案内係っぽい雰囲気の制服を着用している。
その係員の女性はやや心配そうに眉を下げていた。きっと彼女の目には潮乃森さんが体調不良であるように見えたのだろう。まあ、間違いではないが。
今の潮乃森さんは応対をするのに適切な状態にはない。この場は僕がリードした方がいいだろう、と思いながら僕は係員さんの方に向き直った。
「ありがとうございます。彼女は、少しお腹が痛いようなんです。悪いものでも食べたのかな……」
「左様でしたか。もしよろしければ医務室を兼ねた休憩所がございますが、ご案内いたしましょうか」
「ふむ……どうします、潮乃森さん、お言葉に甘えて休憩します?」
「──ひゃッ」
そう言いながらも係員の女性から見えない角度で潮乃森さんの尻を後ろからわし掴みにすると、彼女は小さく震えて悲鳴を上げた。ぷるぷると小刻みに震えている。
それから潮乃森さんは慌てたように首をフルフルと横に振った。
「だ、だいじょうぶ、です……じきによくなると思う、ので……」
「でも潮乃森さん、顔が青いですよ。もしかして貧血なんじゃないですか?」
「ひ──……え、えっと、お腹が痛い? ので、その、お手洗いがあれば行きたい、です」
「そうですね。すみません係員さん、トイレの場所を案内していただけませんか? できれば多目的トイレが望ましいのですが」
「多目的トイレでございますね。かしこまりました。それでしたらこちらに……」
と、係員の女性が歩き始めたので、僕と潮乃森さんはゆっくりと、さも腹痛で困っている風を装いながら彼女に付いていった。
歩き始めたタイミングで潮乃森さんの内ももを見ると、そこにつぅー……っとねっとりとした愛液が伝っていくのが見えた。やはり、この状況に興奮していたのだろう。
あとでたくさん可愛がってあげようと思った。
◇◇◇
そうしてそれから僕と潮乃森さん一緒に多目的トイレに入って、濡れそぼった彼女の秘部をトイレットペーパーで拭いてあげた。
やはり彼女のそこは思い切りぬかるんでいて、一度や二度拭いた程度ではまったく拭いきれないほどだった。だから僕は執拗に彼女のそこへ折りたたんだトイレットペーパーを押し当ててあげる形になったのだった。
その間ずっと潮乃森さんは自分のスカートを胸のあたりまでたくし上げて、両足を肩幅より広く開け、やや膝を折った中腰になって立っていた。
ようするに潮乃森さんの格好はがに股だ。秘部を一番拭きやすい格好である。
「いい格好ですね、潮乃森さん。そんなに足を開いて立って恥ずかしくないんですか?」
「は、恥ずかしいに決まってるよぉ……」
「それにしては後から後から愛液が湧いてくるようですが」
「言わないでぇ……」
きっと潮乃森さんはかなりマゾっ気があるのだろう。
こうして恥ずかしがってイヤイヤをするように首を振ってはいるものの、僕の提案を拒否したりする様子はない。むしろ従順である。そのことで僕は舞い上がってしまう。
もしかすると僕にパンツを見せていたあの頃から彼女はこうされることを望んでいたのではないだろうかという気さえした。
ここで僕が彼女を押し倒せば簡単にセックスをすることができるだろう。その予感がある。けれど、おそらくこの多目的トイレの外にはまだ係員の女性が僕たちのことを心配して待っているはずだ。だからここでセックスへと至ってしまうのは不適当だ。
こんなトイレよりも、ラブホテルへ行った方がいい。
そうなる可能性を昨晩からずっと考えていたわけであるし。
だから僕は潮乃森さんの秘部を拭いたトイレットペーパーを便器の中に投げ入れて流し、それから彼女にズイッと近寄った。
「このあと僕たちは水族館を出てラブホテルに行きます。もちろん、嫌だったら拒否してもいいですけど……どうしますか?」
「ひ──……」と潮乃森さんは口を中途半端に開いた。
彼女の目がくらりと揺れて、僕から逃げるみたいにトイレの中を見回す。逡巡しているらしい。もちろんここには彼女を助けてくれる者は何もいなかった。ここには僕と潮乃森さんのふたりしかいないのだ。
つまり彼女が決めなければならない。僕とセックスをするのか、しないのかを。
先日の帰り道とはあべこべだな、とふと思った。先日、初めて潮乃森さんとセックスをした日の帰り道では、彼女の方から家に誘われたのだから。あのときの僕は拒否をしたけれど、潮乃森さんはどうするだろうか。
そうして僕が彼女の答えを待っていると、潮乃森さんはごくりと唾を飲み込んだ。
それからゆっくりと僕の手を取って、それを彼女の胸に導いた。ふに……と服越しに彼女の隠れ巨乳が手に触れた。
「きみと、ラブホテルに、行きたい」
潮乃森さんの答えは、明確に肯定だった。
勝った、と僕は思わずガッツポーズをしそうになった。