しゃっとカーテンが開く音がして、眩しい光がまぶたの裏を明るく染める。
目を開くと、窓際に一瞬で目が覚めるような美少女が立っていた。高校の制服に身を包んだ夕月が。
「お兄ちゃんおはよ、朝ごはんできたよ」
「おはよう夕月……制服、似合ってるな」
「そ?」
小首をかしげて微笑む妹に魂を奪われそうになる。今日は春の始業式。夕月は高1、俺は高3になった。
「お兄ちゃん急いでね」
「……まだけっこう間にあう時間じゃね」
「始業式くらい一緒に行こうよ。せっかく校舎も同じなんだし」
中等部と高等部は校舎が分かれている。だからこそ俺は学校でほとんど夕月を目にすることはなかった。だが今日からは同じ校舎なので、目にする機会も増えるということだ。俺が買った制服を着た、妹の姿を。
ふんふんと音程の外れた歌を口ずさみながら、上機嫌そうな夕月が部屋を出ていく。丁寧に結んだポニーテールがいつもより揺れているような気がした。また兄と同じ校舎に通えるのが嬉しいのだろう。
俺は体をうんと伸ばし、急いで身支度を始めた。
なんとなく予想はしていたことだが、夕月が高校に上がったことで高等部はちょっとした騒ぎになった。特に中等部では彼女と一年しか接したことがなく、それも中1の頃の夕月しか知らない高校3年生たちは、男子の多くが「あんな可愛い子いたっけ」「芸能人?」などとざわつく始末だ。
俺も、家で見るのとはぜんぜん雰囲気の違う夕月をいつしか目で追うようになっていた。あくまで妹を気にかける兄心なのだと自分に言い聞かせながら。
妹は高等部でも委員会やら部活の助っ人業なんかに精を出すつもりのようで、5月の初めの体育祭でも当然のように実行委員となった。お兄ちゃんも一緒にやろうよと誘われたが、受験生は忙しいと全力で拒否した。
「結局お兄ちゃんて、一度も委員とかやらなかったね」
「家事とか忙しかったからな」
「私もなんだけど」
「そのぶん俺が当番代わったりしてるだろ」
「そっか。……ん、お兄ちゃん、ぜんぜん凝ってないね」
夕食後、俺はなぜか妹に肩を揉まれていた。
おそらく何か頼みごとがあるのだろう。別に肩もみなんてしなくても聞いてやるのにと思いつつ、気持ちがいいので好きにさせておく。肘でグリグリされるときに柔らかい胸の感触が背中に当たるが、心頭滅却の精神で意識の外へ追いやった。
「で、なんのお願いだ」
「あ、わかる?」
「欲しいものがあんなら別にマッサージせんでも」
「うん、でもお兄ちゃん不便になっちゃうかなって」
「なんの話?」
「しばらくパソコン貸してほしいんだー」
「えっ、なんで」
一瞬うろたえてしまった。パソコンには秘蔵のエロ動画が十数本入っている。
「体育祭の実行委員でさ、スケジュールとか用具の管理とかまとめたくて。先輩がね、そのほうが効率的だよって」
「先輩?」
一瞬ジョーの顔が浮かんだが、あいつは体育祭実行委員ではない。おおかた夕月の気を引きたい男子が話しかけるきっかけにでもしたのだろう。
「……無理そ?」
「いやいいよ好きに使って。エクセルでまとめんの?」
「ううん、グーグルドキュメントで共有」
ロボットめいた口調から、その言葉が先輩とかいう奴の受け売りなのだと察する。
「ならやり方教えるわ」
「あ、ほんと? それすごい助かる」
「だからあんま先輩とかに聞くなよ。忙しいだろうし」
「うん、ありがと、お兄ちゃん」
そうして夕月は俺のパソコンを使うようになる。そしてなぜか一緒にテレビを観ているときなんかに「お兄ちゃんこのアイドル好きでしょ」などと聞いてくるようになった。それも決まっておっぱいの大きい女の子。
当時は不思議に思っていたが、なんのことはない。夕月は俺のエロ動画を発掘して、俺が巨乳好きだと勘違いしてしまったのだろう。
だがどの巨乳を見ても、というかどんなアイドルや女優を見ても、隣にいる夕月より可愛いとは思えなかった。テレビ越しと実際に生で接しているという違いもあるだろうが、客観的に顔の造形や体つき、妙な色気も含めて妹のほうが上に感じる。
いや、これは妹好きな兄の——男としての贔屓目だろう。
高校に上がって日に日に魅力を増していく夕月に、俺は悶々とした日々を送っていた。そんなふうに視野が狭まっていたせいだろう。ある日俺は洗面所で、裸の夕月と出くわしてしまった。
バスタオルで前側を隠した妹が、目を見開く。俺も同じような表情を浮かべていたことだろう。
見つめ合ったまま、時が止まる。
実際には一瞬だったのだろうが、俺には静止した時の中でそれが永遠のように感じた。バスタオルで隠していても分かってしまう確かな膨らみに、形の良さ。
振り向きざまに俺と出くわしたせいか、彼女の白い背中やくびれた腰つき、そして丸みを帯びたお尻が無防備にさらされ、それが脳みそに刻みつけられる。
「……ちょ、いきなり入ってこないでよ」
最初に口火を開いたのは夕月のほうだった。勝ち気そうな片眉を吊り上げ、文句をつけるように睨みつけてくる。
「あーすまんっ、誰もいないかと思って。すまん、体は見てないぞ」
「別にいいよ。……兄妹なんだし」
「……だよな?」
視線を天井に逸らすが、俺はなかなかその場を離れられなかった。慌てて出ていって変に意識していると思われたくないし、妹が妙に平然としているので、俺のほうも逆にうろたえないほうがいいと思ったのだ。
実際には謝って即座に出ていくのが一般的だったのかもしれないが、他の兄妹を知らないので正解が分からない。
「お兄ちゃんもお風呂入る?」
「ああ」
「ん、じゃー追い炊きするね。まだあったかいけど」
「サンキュー」
視線は天井を向いているが、周辺視野で夕月がバスタオルで胸元だけを両手で押さえたのが分かった。ピッと音がして追い炊き開始のアナウンスが流れる。
「お兄ちゃん」
「ん?」
「服着たいから、ちょっと出てて」
「おう」
洗面所を出て、廊下の壁に寄りかかる。
ドアは閉められることなく、中から夕月が服を着る衣擦れの音がしてきた。その音がになぜか耳を澄ましてしまう。
「いいよー」
「おー」
再び洗面所に入ると、妹はロングTシャツ一枚というなんとも露出の多い格好だった。ぜんぜんよくないんだが。
「夕月、下穿け。風邪ひくぞ」
「だってまだ暑いし。あとで穿くから」
確かに風呂上がりの夕月の顔は火照り、うなじや首筋にうっすら汗がにじんでいた。相変わらずノーブラなので、Tシャツの胸元にはうっすらと突起が浮き立っている。さすがにパンツは穿いているのだろうが、Tシャツの裾から伸びる白い太ももが目の毒すぎる。
「じゃ、俺も風呂入るわ」
「ん。あ、ていうかお兄ちゃん」
「ん?」
「やっぱり見た?」
「なにを」
「おっぱい」
「……いや」
実際には白い横乳が見えた気もするが一瞬のことだ。普段もろに谷間なんかを見ている俺からすれば、むしろいつもより見えなかったくらいだ。
「なんかうそっぽいんだけど」
「まあ、一瞬?」
「え、ほんとに」
「チラっとだけだぞ」
妙に食い下がってくる妹がこわい。さっきは兄妹だし別に気にしないみたいなことを言っていたのに、なんで生おっぱいを見られたかどうかをそんなに気にするのだろうか。
「……お兄ちゃん、エロ」
「は?」
「最低」
「えぇ……別にいいんじゃなかったのかよ」
「……別に嫌ってわけじゃないけど胸はやだ」
「なんだそりゃ」
「追い炊き止めるから、お兄ちゃんぬるめので入って」
「なんでだ」
「妹の見た罰」
ピッと音がして追い炊きを止めた夕月が、ちょっと不機嫌そうに洗面所を去っていく。
と思ったら妹がひょこっと廊下から顔を出した。
「あ、お兄ちゃんあとでゲーム付き合ってー」
「またレベル上げか?」
「ううん、ボス戦」
「へいへい」
苦笑いを浮かべると、夕月はにこりと笑って今度こそ去っていった。
俺はピッと追い炊きボタンを押すと服を脱ぎ、すでにしっかり温かくなっていたお湯に浸かる。
思わず勃起しそうになっていた股間がお湯の心地よさで鎮まっていく。こうして俺は、危うく夕月をオカズにしてしまうという愚行を回避した。
「なあアサイチ、夕月ちゃんがモテまくりでヤバいんだが」
「へぇ」
放課後、運悪くジョーに捕まってしまった俺は二人で帰路につくことになった。下駄箱で靴をはき替え校舎の外へ出る。
「俺が知ってるだけでもう五人くらいに告られてるんだわ~、ガチでなんなん?」
いやそれはこっちのセリフなんだが……なんで俺が妹のモテエピソードを毎日聞かなきゃなんないんだ。
「ジョーはもう告らんの?」
「いや告るってか、その前に仲良くなりたいんだけどさ~、俺ら受験生じゃん。今は勉強に専念して、卒業式にもっかい告白しようかなと」
「意外としっかりしてんのな」
「そりゃ、しっかりしてない男なんて夕月ちゃん嫌いだろきっと」
「かもな」
妹の男の好みなんてまったく見当つかないが、一応同意をしておく。しっかりしていない男は大半の女の子が嫌だろう。
ふと、数人の男子生徒が立ち止まり校庭のほうを見ていた。その視線の先にいる美少女を見つけ、俺とジョーが同時に立ち止まる。
「あ、夕月ちゃん」
見れば長袖ブラウスの袖をまくった妹が、もう一人の女子とゴールテープを持っていた。体育祭のリレーのリハーサルでもしているのだろう。真面目な面持ちで、ゴールの位置を調整したりしている。
当日も夕月がゴールテープ係だとしたら、アンカーのやつらはさぞや張り切って一位を目指すことだろう。
「やっぱ可愛いな~、夕月ちゃん」
「おい、ここに兄がいるんだけど」
「いやちがくてっ、今のはあの男子たちの心の声を代弁したんよ~」
目の前の男子たちが明らかに夕月を見て、なにやら肩を押し合っている。どうせ「お前話しかけてみろよ」「お前がいけよ」などと話しているのだろう。
「あーいうの真面目に取り組むとこがまたいいんよな~」
「こっちはジョーの心の声か」
「おお、そーだよ」
立ち話をしていると、ゴール位置に納得がいったらしい夕月が不意にこちらを向いた。俺がどこでもすぐに妹を見つけるように、彼女もすぐに俺を見つける。
ごくろうさま、とでも口パクしようとしたそのとき、びゅうっと強い風が吹いた。
「あ」
ジョーが気の抜けた声を上げる。校庭を吹き抜けた風で夕月のスカートがめくり上がり、彼女がさっと片手で押さえる。もう片方の手は揺れる前髪を押さえていた。
(あぶな……)
妹のパンツがさらされなくてよかったと胸を撫で下ろしていると、夕月はもう一度俺のほうを見た。勝ち気そうな片眉を上げ、いたずらっぽく微笑む。
(えっち)
彼女の口がそう動いたのが分かった。
いやいやと首を振って否定するのも忘れ、俺はただ夕月に見惚れていた。
「なぁアサイチ」
「あ?」
「俺さ、もう一度告ってみるわ」
「そうか」
まあそうだろうな、と妙に納得してしまう。あの誰もがドキリとしてしまうだろう微笑みに当てられて、魅了されない男はそういないだろうと思ったからだ。
その翌日ジョーは二度目の告白をし、「タイプじゃないです」と見事に振られたのだった。
玉砕報告を受けてすごくほっとしてしまったのを、今も覚えている。この頃にはもう俺は、夕月に堕ちていたのかもしれない。
悶々とする日々が続くかと思ったが、意外にそうでもなかった。
本格化した受験勉強に意識を持っていかれ、いい意味でそういうことを考えなくて済むようになったからだ。
浮かんでくる煩悩をかき消すように勉強に没頭し、集中する。毎晩のようにベッドに潜りこんできていた夕月も、俺が遅くまで勉強をしている日などは気を遣って自分の部屋で寝るようにもなった。それでも週に4日以上は一緒に寝てはいたのだが。
6月の文化祭で、夕月のクラスの『和風カフェ』に行った際、シックな色の作務衣に腰エプロン姿の妹見たときは心を持っていかれそうになったり、というか日々家で無防備な彼女に悶々とする瞬間はあったものの、基本的に俺の心は平穏だった。
そうして秋と冬が過ぎ、春先には志望大学に合格し、長い春休みに通いで免許を取ったりして、あっという間に俺は高校を卒業した。
卒業式の日、てっきり夕月は寂しがるかと思ったのだが、彼女にしては珍しいほどの満面の笑顔で祝ってくれた。
「お兄ちゃん、おめ」
「めっちゃ適当だな」
「家でちゃんとお祝いするし。あ、お兄ちゃん先に帰るよね、スーパーで材料買っていってほしい」
「ローストチキン買おうかな」
「それクリスマスに食べたよね……材料あとでメールするから」
「へいへい」
二人で仲良く話す様子を見て、初めて俺たちが兄妹だと知った生徒もけっこういたらしい。そう後にジョーから言われ、そこまで顔が似てないのかと秘かにショックを受けた。
ちなみにその際ジョーから三度目の玉砕報告を受けたのだが、断り文句は「年上は無理です」だったらしい。
俺はその理由に表面上は安心しつつも、心の奥底では少なからずショックを受けていた。そんな自分に「いやいや年とか関係なく俺たちそもそも兄妹だから」とつっこみ、再び気を引き締めるようになった。
俺が高校を卒業すると、妹の様子が少しだけ変わった。
兄にしか気づけないだろう些細な変化。ほんのちょっとだけ不機嫌で、揺らいでいて、甘えてくるときの力が強い。
原因は明らかだ。再び兄が離れたところに通うようになり、寂しいのだろう。卒業式での妙に明るい様子を見たときから、なんとなく分かっていた。
そんな日々がしばらく続いたころ、その日は唐突に訪れた。
大学から帰ってくると、洗面所のほうから「お兄ちゃんおかえりー」と声がした。ちょうどシャワーを浴びて素っ裸なのだろう。
顔を洗いたいのでドアの外で待っていると「ん、おまたせ」と夕月が出てくる。ラフな無地のTシャツに、下はしっかりショートパンツを穿いている。ほんの少しがっかりしながら顔を洗い、廊下に出ると妹が立っていた。
「ん、どした?」
「お兄ちゃん、ちょっと手貸して」
「手?」
言われたとおり右手を差し出すと、夕月が手のひらを両手でつかみ、もみもみと揉んでくる。気持ちがいいので好きなようにさせていると、握手をするようにぎゅっと握ってきた。ぎゅっぎゅっと何度も握ったり、指を絡めてくる。
「……なにしてんの」
「んー、お兄ちゃんの手って、お兄ちゃんの手って感じだなと思って」
「そりゃそうだろ」
「うん……でも昔より大きいね」
「夕月の手はちっちゃいままだな」
「それはお兄ちゃんが大きくなったからでしょ」
「まあな」
「なんか、お兄ちゃんの手って私よりあったかいよね」
「昔からそうだよな」
「なんかぬるぬるしてるし」
「お前の手汗だろ」
「ちがうし、お兄ちゃんの汗だよこれ」
まあ実際そうだ。あらたまって手のひらをニギニギといじられていたら、いくら相手が妹でも——いや、夕月だからこそ手汗をかいてしまう。
「で、これなにしてんの?」
「んー、確認」
「なんの?」
「お兄ちゃんと手をつなぐのは平気だなーと思って」
「そりゃそうだろ……兄妹なんだし」
「だよね。……ねぇお兄ちゃん」
「ん?」
「お兄ちゃんがチューとかハグとかしたい人って、どんな人?」
かつて中学3年生の夕月がベッドで聞いてきたときと、同じような質問だ。だがこのときの彼女は、前よりも何かを確信しているように見えた。
「そりゃ―好きな人だろ、普通」
「それって大好きってこと?」
「だから普通そうだろ」
「さわられても嫌じゃないって思うのは?」
「それもまあ……大好きってことだろ」
「だよね」
なにやら納得したらしい夕月が、おもむろに鼻をすんすんと鳴らした。
「お兄ちゃんシャワー浴びたほうがいいよ」
「え、汗臭い?」
「うん、汗くさい」
そう言いつつ余計に鼻を近づけてくるので、俺も余計に変な汗が出てしまう。シャワーを浴びるべく洗面所へ向かうと、妹も妙にすっきりした表情で後ろをついてきた。
「いや着替えるんだけど」
「いいじゃん、兄妹なんだし」
「お前、兄の裸見たいんか」
「んー、どうだろ。見せようとしてこられたら困るけど」
「俺も見ようとしてこられると困る」
「そ? あ、脱いだ服とか洗濯物入れといて、一緒に洗っちゃうから」
「へいへい」
夕月の肌着やら下着やらが入っている洗濯機に、脱いだ服を突っ込んでいく。そうして洗面所の外にいるだろう妹に声をかけた。
「夕月、洗濯機俺まわしとくから」
「んー」
トタトタと軽い足音が去っていく。洗濯機のスタートボタンを押して、俺はぐるぐると混ざり合う二人の服をしばらく見つめていた。
そしてその夜。
「寒いんだよね」
いつものようにベッドに潜りこんできた夕月と、俺は初めてキスをした——。
——意識が、思い出から現実へと引き戻されていく。夢を夢だと唐突に理解し、どんどん脳が覚醒していく感覚に、俺は目覚めのときが近いのだと感じた。
結局、二度寝のあいだ中ずっと夕月のことを考えていたらしい。妹に最後に大好きって言われたのっていつだったっけ、なんてくだらないお題で二度寝を消化できるなんて、さすがに妹に堕ちすぎではないだろうか。末期を通り越している。
——それって大好きってこと?
不意に、さっき夢に出てきた夕月の言葉がよみがえる。廊下で俺の手を握りながら聞いてきた、あの腑に落ちたような顔。
ああ、そうか。
俺も今、初めて腑に落ちた。
昨晩、俺は夕月に初めて大好きといわれたんだ。
中学までの大好きとは違う、まったく別の意味の大好き。ドラマの恋人同士が愛を伝え合う言葉。それを彼女は、俺に初めて伝えてきたんだ。
(あー、やばいわこれ)
起きたら夕月への愛おしさに歯止めがきかなくなりそうだ。妹のことだから、兄が恋しくなってメールの一つや二つを送ってきているかもしれない。
夕月を求めるように、俺の意識は急速に覚醒していった。
短い間話はひとまず終わりです。この後の修学旅行編はぜひ書籍の書き下ろしでお楽しみいただけると幸いです。
引き続き、もし需要があれば修学旅行後の二人の日常も描ければなと思いますし、機会があれば修学旅行編を10万字くらいに拡張したバージョンを描いてみたいなと思ったりもしています(許されるのならば)。
とにもかくにも、ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。引き続き下記の書籍版も含め、兄妹のお話を応援していただければ幸いです…!
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