「さーて夕月、今からパジャマパーティーだね~!」
「え、寝ないの?」
「なにいってんのも~、ここからが醍醐味でしょ」
「そうなんだ」
私の部屋で、昼間と同じ私服を着たマユが楽しそうに笑う。
スマホの時計は夜の8時過ぎ。
いつもだったらお兄ちゃんとぬくぬくテレビを観ている時間だ。
今ごろお兄ちゃんは、リビングで一人だらだらしているんだろう。
三人で家に帰ってきてからは、お兄ちゃんを邪魔者みたいにしてしまった。
なんとなく、マユと一緒にいてほしくなくて「リビングでゲームするから部屋行ってて」なんて言って。
あとで謝らないと。
でもお兄ちゃんのことだから、きっとぜんぜん気にしてない。今日ずっと、私とマユが仲良くしているのを見てニヤニヤしてたし。
あの顔を思い出すと、ちょっと吹き出しそうになる。お兄ちゃんが嬉しそうでよかった。
「ほらほら、そのためにコンビニでいろいろ買ったんだし」
マユがコンビニ袋からお菓子やペットボトルのジュース、紙コップなんかを次々取り出す。
「パジャマに着替えなくていいの?」
「それはお風呂入ってからでよくない?」
「そうなんだ」
てっきりパジャマに着替えてからするのがパジャマパーティーだと思ってた。
部屋のローテーブルにお菓子やジュースを乗せる。準備完了とばかりにマユがポテトチップスの袋を開いた。袋を縦に割いて大きく広げている。
なるほど、誰かとシェアするときはこうやって開くんだ。
「はい、夕月の箸」
「あ、うん」
マユがコンビニで買った割り箸を渡してくる。なるほど。
「はぁ~、お兄さんの作ったシチュー美味しかった~」
「そう?」
割り箸でポテチを口に運びながら、マユがうっとりとした顔で言う。
今日の夕飯はお兄ちゃんの特製シチューだった。もともと夕食当番だからと私たちがゲームをしている間に作ってくれた。
いつもより具が小さくて、多分マユが食べるから細かくカットしたんだろうけど、別にマユだって口の大きさは私と大差ない。
「料理上手なお兄ちゃんって憧れちゃうな~。私んちってお姉ちゃんいるでしょ? でもお姉ちゃんのより美味しくてさー、びっくりしちゃったよ~!」
「人の家の味だからじゃない?」
「いんやっ、あのウマさはお店出せるレベルだよ!」
「……今度私もマユになんか作るよ」
「え、ほんと⁉ うわー夕月の手料理も美味しそ~!」
「お兄ちゃんのより美味しいよきっと」
「んふっ、対抗意識燃やしてる夕月ちゃんもイイね~」
「はいはい、そんなこと言うなら作ってあげないよ」
「えぇ~、ごめんてっ」
初めてお兄ちゃんの料理を、誰かに褒められた。お兄ちゃんが誰かに振る舞ったのが初めてだから当たり前だけど。
お兄ちゃんの料理を褒められるのはなんだか嬉しい。でもちょっとモヤモヤする。
食べるのも美味しいって感じるのも、私だけかと思ってた。
「は~ぁ、カッコよかったな~」
「うん……え?」
「あーほら、修学旅行のホテルにさー、お兄さん迎えに来てくれたじゃん?」
「あぁ、うん」
「妹のピンチに駆けつけてくるなんてさー、やっぱお兄さんすごいよ。私感激しちゃったもんっ、推せる~って。なかなかできないよあんなの」
「そうかな。……普通じゃない? 家族なんだし」
「まったく夕月は……ゼータクな妹だっ」
贅沢な妹。
私もそう思う。
世界一優しい。いつも面白い。たまに怒るときだって優しいし面白い。
いて欲しいときにいてくれる。して欲しいことをしてくれる。これをして欲しかったんだって、されて気づくことだってある。いつも私を安心させようとしてくれる。お兄ちゃんの全部が落ち着くし、安心する。
なのに世界一ドキドキする。
修学旅行のホテルに迎えに来てくれたとき、本当に心臓が止まるかと思った。
嬉しくて、足のつま先から頭のてっぺんまで温かくなって、熱くなって、息ができなくなりそうで。
車に乗ったらお兄ちゃんの匂いがして。
我慢できなくて……エッチして、そしたら匂いがもっと濃くなって。
お兄ちゃんのベッドにいるときみたいで、心地よくて。
でもいつもより心臓がバクバクいって、お兄ちゃんの運転する姿が珍しくて、ハンドルを握ってる腕とか、バックミラーで後ろをこまめに確認する視線とか、いちいち目で追ってしまった。
きっと私が眠そうだったから、速度をゆるめてくれたり、ハンドルを動かす手が慎重になったりしてて、安全運転をしようと緊張してるのが伝わってきて、それがなんだか面白くて、嬉しくて。
車の中ってこんなに安心するんだって……お兄ちゃんと私だけの空間って感じがして、一瞬でドライブが好きになった。
お兄ちゃんの浴衣姿もよかった。
いつものお兄ちゃんなのに、お兄ちゃんじゃない感じもして、浴衣を脱がしてあげたときに恥ずかしそうにしてて、それがちょっと可愛くて、いつもエラそうなのにって……お腹の奥がゾクってうずいて、いつもよりお兄ちゃんがほしくて、いっぱいセックスして、いっぱい撫でてもらって、さわってもらって、たくさんキスして……。
その前には温泉でもいっぱいした。
お湯に浸かりながらお兄ちゃんが極楽~って何度もつぶやいて、なんかオジサンみたいなお兄ちゃんが面白くて、何度も笑いそうになった。
温泉のお湯があったかくて気持ちよくて、初めてお兄ちゃんと温泉に入れたことが嬉しくて、体がふわふわして、いっぱい甘えたくなって。
多分私がそうやっていつもより甘えたがりだったから、お兄ちゃんの手つきもいつもより優しくて。
でも私は初めて中に出してくれたときみたいに、もっと乱暴なのでもぜんぜんよくて、だけど結局どっちでも気持ちよくて、幸せで……温泉旅館にいるあいだ中、ううん多分京都にいるあいだ中、ずっと私は甘えてて、お兄ちゃんはずっと甘えさせてくれた。
今日だって——マユとの待ち合わせに焦ってたはずなのに、お風呂で私がねだったら仕方なさそうにエッチしてくれて、でもお兄ちゃんもしたそうで、それが嬉しかった。焦っていたからかいつもよりちょっと乱暴で、お尻をつかんできた手も、体を撫でてくれる手つきも、胸を揉むときも、先っぽを触るときも、力加減がちょっぴり強くて、ゾクゾクして……いっぱいヘンな声が出てしまった。ずっと心臓がうるさくて全身が沸騰するみたいに熱くて、今までで一番気持ちよくて……今も、またあんなふうにしてほしいって——。
「——ねぇ夕月、聞いてるの~?」
「聞いてるよ」
「私の言うこと当たってるでしょ?」
「うん、当たってる」
つい適当に話を合わせてしまった。
「ほらそうだっ、お兄さんのせい」
「え?」
「……やっぱり聞いてなかった。夕月ってたまーにトリップするよね~」
「ごめんマユ」
「いいよ~、夕月ちゃんは
「それお兄ちゃん関係ある?」
「おおありだよ~! 比べちゃうじゃん絶対」
「そうかな。ていうかお兄ちゃんはべつに」
「ほらそうやって夕月、ブラコンのくせにすぐにお兄さん下げる」
「マユ、私ブラコンじゃないよ」
「はいはい。……だって今日もさ~、率先して荷物持ってくれたりとか、私たちの長時間のショッピングにさ、嫌な顔一つしないでニコニコついてきてくれたりとかさ、そんな男の人滅多にいないっしょ~」
ニコニコじゃなくて、ニヤニヤだけど。
でもうん。私もマユの言うとおりだと思う。
「……べつに、マユに気を遣ってたからじゃない?」
「かもしれないけど、あーいうの自然にできるのって、普段もナチュラルにそうだからだよ」
「そうかな」
「そうなのっ! ラーメン屋さんでもさ、お釣り間違えちゃった新人っぽい店員さんにもすごく優しかったし、言葉づかいも丁寧でさ~、人ってあーいうときに素が出るじゃない?」
「……うん、それは分かる」
「でしょ!?」
全部マユの言うとおり。
お兄ちゃんは人に対してすごく礼儀正しい。マンションの管理人さんとか近所の人とか、コンビニの店員さんとかに、ちょっとびっくりするくらい丁寧。
お兄ちゃんは、そういう人間であろうとしている。
それはきっと、引っ込み思案だった私に手本を見せるため。親の代わりに手本であろうとしてくれているから。
だから私も、外では愛想よくできるようになった。お兄ちゃんを見習って。
面倒な性格をしている私がこうやってマユと仲良くなれたのも、クラスで孤立しないのも、お兄ちゃんのおかげだ。
マユが、雰囲気とかじゃなくてお兄ちゃんのそういうところを見てくれたのが素直に嬉しい。お兄ちゃんのいいところを私だけが知ってるなんて、もったいないってたまに思うから。
「告白、しちゃってみてもいい?」
「…………お兄ちゃんに?」
「あぁもう、夕月こわいよ~! 怒らないで~っ」
「怒ってないよ」
「今までで一番怒ってる顔じゃんっ! う~でもさ、ダメ元っていうか、お兄さんって絶対彼女さんいるよね? そんな感じすっごいする」
「そうなの?」
「うん、私にはわかる」
「でも告白するんだ」
「うん、機会があったら!」
「機会があったらするんだ」
「だからこわいって夕月~! 大丈夫だよきっと振られるし、それに夕月がほんとに嫌だったらやめとくよ私っ!」
嫌、だな。
嫌……だけど、告白って、すごく勇気がいることなのは、なんとなくわかってる。
私に告白してくれた人も、みんな勇気をふり絞ってる感じだった。中には軽い感じの人もいたけど緊張は伝わってきた。いろいろ考えたんだろうなっていうのは、なんとなく。
マユの好きは、私のとはちがう。たぶん恋とかそういう軽いやつ。
でもマユが——友だちが勇気を出してすることを、私が止めるのは……きっとちがう。
どうしたら。
どう伝えたら、マユは——。
「お兄ちゃん鈍感だから、マユが告白しても告白されたことに気づかないかも」
「え、そんなことあるっ!?」
これじゃだめだ。逆効果。
「お兄ちゃんてたまに洗濯物生乾きにするし、小言多いし、寝ぼすけだし寝たふりするし、くだらないことでムキになったりするよ。……ほんとに告白するの?」
「うん、だってさ~……それって夕月に対してでしょ」
「え?」
「付き合った相手にもするとは限らないじゃん」
「……そう、だね」
「でも確かに生乾きはちょっとイヤかも~っ」
「うん」
どうしよう、私笑えなくなる。
マユに笑えなくなったら、私。
お兄ちゃん——。
コンコン、と部屋のドアを叩く音がした。
『二人とも~、お湯沸いたからお風呂どうぞー』
お兄ちゃんの少しこもった声。
「あっ、はい! ありがとうございますっ!」
マユがいつもより高い声で返事をする。
『俺は最後に入るけど、気にせず長湯していいからね。あ、もしアレだったら一回お湯抜いちゃっても』
「はーい! 私たちささっと入っちゃいます~!」
『あ、うん。じゃ……』
歯切れの悪い返事をして、お兄ちゃんが去っていく。なぜかおっかなびっくりみたいな感じで、足音を立てないように。
そんなマヌケな姿が想像できてしまい、ぷっと吹き出してしまう。
「んふっ、お兄さんてほんと面白いね~」
「だよね」
「あ、夕月先入ってね! 私は泊まらせてもらってる身だし」
「え、でも」
「いいのいいのっ! その代わりパジャマ貸して~っ」
「うんもちろん。私のでもいい?」
「いや~ん、夕月のパジャマ~」
嬉しそうに笑うマユに、私も自然と笑みがこぼれる。
洋服タンスから最近は着ることも少なくなったパジャマを取り出す。
ライトグリーンの上下セット。
高校に入ったとき買ったものだけど、サイズ的にはまだ十分着られる。
「ありがと~!」
マユに渡すと、その場で服を脱いで着替え始めた。なんとなく目を逸らす。
「あーこれかわいいっ。どう夕月、似合うかな?」
「うん、マユが着るとなんでも可愛いね」
「またそうやって照れるこという~!」
よく見るとマユの胸が窮屈そうにパジャマを押し上げて、ちょっとおへそが見えそうになっていた。
「……上、苦しくない? これだいぶ前に買ったやつだから」
「ギリ平気だよ~! さーお風呂行っといで~」
「……」
マユに促されて、私は洗面所に向かった。
シャワーの蛇口をひねり、頭からお湯に当たる。
油断すると浮かんでくるモヤモヤ。意識するとぼうっと立ち尽くしてしまいそうになる。浴室に長居はしたくない。マユとお兄ちゃんは今、広い家に二人きりだから。
お兄ちゃんが誰かに告白されるなんて考えたこともなかった。
お兄ちゃんが誰かと付き合っている姿なんて、今も想像つかない。
私じゃない誰かに、私が見たこともない顔をするお兄ちゃんなんて、考えたくもない。
「あー~~もう、お兄ちゃん」
目をつむり、文句を言うように助けを求める。
こういうときは、お兄ちゃんにぎゅうってしてもらうに限る。それでだいたいのことが解決するのに。
きっと今夜はお風呂場に一人でいるから、変なことばっかり浮かんでくる。
悶々とした感情を打ち消すために、私はいつもの半分くらいの時間で体を洗い終えた。
ドライヤーで雑に髪を乾かし、部屋に戻る。
「あ、おかえり夕月~、てか早っ!」
マユは床のクッションに座ってスマホを眺めていた。それだけでなぜかほっとする。
「……あれ、お菓子のゴミ」
ローテーブルの上に散乱していたお菓子の袋や紙コップが綺麗さっぱり片付いている。
「あー、私が捨てておいたよ~」
「え、そんなの私がやるのに」
「いいのいいの~、私泊まらせてもらってる立場ですし」
マユのこういうところは本当に尊敬する。大ざっぱでおっとりしていそうなのに、実はしっかり者で気遣い上手。
変なところで細かいくせにだいたい適当な私とは大違いだ。
あれ、でもゴミを捨てたってことは——。
「キッチン行ったの?」
「そだよー、そしたらお兄さんがいたからちょっとだけ話しちゃった」
「え……その格好で?」
パジャマのボタンが上から二つ外れている。座っているから、立っている私からは迫力のある谷間がはっきり見えた。それにブラジャーも付けてない。そんな格好で、お兄ちゃんと?
「へ? あっうわっ!」
マユが自分の格好を見て、聞いたこともない声で叫んだ。
みるみる耳を赤くして、やらかした~という顔をしている。本気でびっくりしているようだった。
少し安心する。わざとじゃなくてよかった。
「お兄ちゃん、びっくりしてなかった?」
「あ~……うん、逆にぜんぜんだったよ~。すんごい普通だった。ほんとに気にしてなかったっぽい……」
「そっか。ならよかった」
「ん~フクザツだけど、まあ、うーん」
マユが言葉どおり複雑な顔をする。
「お風呂あいたから、マユ入りなよ」
「うーん……」
寂しそうにつぶやくマユに、妙に心がざわついた。
嫌な予感がする。
「もしかして、お兄ちゃんとなんかあった?」
「うーん……あのね」
「うん」
「思いきって、付き合ってる人いるんですかって、聞いてみちゃった」
「お兄ちゃんに?」
「……うん」
告白、だ。
遠回しの。
「お兄ちゃん、なんだって?」
どうしよう。胸がきゅっとする。心臓がドクドクいってる。息が苦しい。
「大事な人がいるんだって」
マユが、切なそうにつぶやいた。
「……大事な人?」
「そう~、それって彼女さんですかって聞いたらさー」
「うん」
「恋人よりも大事な人だよって、あっさり」
「……そうなんだ」
「もうさー、顔色一つ変えずにさも当然って感じでさ~、恋人よりも大事って、それって彼女にベタ惚れってことじゃん~!」
「……なのかな」
「あぁ~、お兄さん私が探り入れたってのも絶対気づいてないよ~、夕月が言ったとおり鈍感だ~! 告白する前に振られちゃった~! あーん夕月~!」
マユが泣きそうな顔を作って手を広げる。
「あ、うん、おいで」
「うぇ~ん」
手を広げると、甘え声を出しながらマユが抱きついてきた。
湯上がりの私よりも温かい。多分私の体温が下がっていたせいだ。でもすぐにひんやり感じてくる。きっと私の体が、急激に熱をもったせいで。
「は~、夕月ちゃんはいっつもあったか~。癒される~」
「……ショックじゃないの?」
「ショックだよ~。でも夕月のハグで帳消しかも~」
「そうなの?」
「そりゃ少しは落ち込むけどさ~! 先に分かってよかったとも思うし、最初からダメ元だったし、下手に告白してお兄さんとも夕月とも気まずくならなくてよかったしっ……ちょっと悔いは残るけども~!」
「そっか」
「ちょ、夕月ー、ほっぺむにむにやめて~っ」
よかった。
マユが思ったより落ち込んでない。
お兄ちゃんに振られても、マユは泣いたり
やっぱりマユの好きは、私のとはちがう。それもわかってよかった。
「マユ、お風呂入ってきなよ。体あったまるよ」
「うん、そうするっ……」
「タオル、洗濯機の上に置いてあるから」
「ありがと~。……よし、戻ったらヤケ
「明日学校だからほどほどだよ」
「あーん、夕月はできた妹だ~! うし、さっさと入ってくるかー!」
まだちょっと引きずっているけど、さっきよりはだいぶ元気を取り戻した様子のマユが部屋を出ていく。
ポツンと一人になった部屋で、ぼうっとドアを見つめる。
——恋人よりも大事な人だよって、あっさり。
さっきまでマユが座っていたクッションに、へたり込む。マユの言葉が頭から離れない。
顔が熱い。顔の中も熱い。お腹の奥から熱があふれて止まらない。呼吸がおかしい。
「……お兄ちゃん」
自分でもびっくりするくらい
お兄ちゃんとしゃべりたい。お兄ちゃんに触れたい。触れてほしい。ぎゅうってしてもらいたい。胸に顔を埋めて鼻いっぱいに匂いを嗅ぎたい。無性にパンチしたい。甘えたい。お腹の奥が切ない。お兄ちゃんがほしい。
ため息をついて、部屋を出る。
洗面所のほうからシャワーの流れる音が聞こえる。
私は足音を立てないようにそっと、お兄ちゃんがいるリビングへ向かった。
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【挿絵表示】
▼書き下ろしエピソードはこんな感じです。
・へんてこな寝顔の兄(妹視点)
・無自覚すぎる妹と玄関セックス
・どうしてもキスをしたがる妹
・寝たふりをする妹