淫紋迷宮探索者ブラン~淫紋のせいで身体売ってますが、ナニか? それでも私は探索者を諦めない!~ 作:路亜
みたいなイメージでいます。
「ハッハッハッハッ……」
まだ弱い陽の光が石畳を淡く照らす。
古びたレンガ造りの建物が並ぶ街路には、これから店を構えるだろう人々の準備の音が満ちている。
私はその中を一人、ローブを被りながら走っていた。
頭から膝まで隠せるローブは、無論、淫紋対策の一つであった。
私のことを知る誰かに見つかって、路地裏にでも押し込まれてちんぽをしゃぶらされたんじゃ堪ったもんじゃない。
傍から見たら不審者丸出しなことこの上ないだろうが……既に日課となるほど続けているためか、周りの人たちが気にする様子はない。
「ふー……っ! あっつい……!」
こうして走っているのは、無論体力作りのためであった。
私の身体は非力で、スピードにも欠ける。
正直に言ってしまえば戦闘に向いた人間では……ないのだろう。
だが、だからこそ。だからこそ、せめて体力だけは……持久力だけは負けないようにと、こうしてランニングを続けているのだ。
尤も、現状役立っている点をあげると、夜の行為の体力と、アソコの締め具合の具合の良さにしか役立っていない気もするが……。
「はぁ……って、何自分で考えて凹んでるのよ! 集中集中……っ!」
余計なことを考えたせいで気落ちしそうなり、私はパンと顔を叩いて気合を込める。
街の大通りを端から端まで走り抜けるのが、いつものコースなのだ。
もうひと頑張り、気落ちしている場合ではない。
「って、うん? あれ?」
そうして止まりかけていた足をもう一度勢いをつけて踏み出そうとした所で、ふと一つの出店が目に留まった。
いつもはあんな所に出店なんか並んでないはずなんだけど……何の店なんだろう?
まだ商品を並べてる最中で邪魔になりそうだから、ランニングが終わった後にでも覗いてみようかな?
私はそんなことを考えながら、最後のラストスパートに向けて、足を前へ、前へと進ませるのであった。
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「ふんふん、ふんふふーん♪」
ここはレフグロリアにある公共の公衆浴場の脱衣所。
今日は、週に1度の混浴となる代わりに、たった銅貨3枚で誰でも入浴出来る日であった。
これはレフグロリアが魔道具によって町を起こしている産物であった。
水も熱も魔道具で作れ、迷宮から燃料となる魔石も発掘されるから週に一度、街から住人への慰安として行われている公共サービスであった。
他の街ならば、水も熱も、それを産み出す魔道具もまだまだ貴重品であり、こんな贅沢なことは中々やれないだろう。
尤も、安くなる日だけあり人の賑わいも多く、その分トラブルも多かったりするがそこはまぁ……ご愛敬である。
私としては昔はよく利用していたが、最近――淫紋を身体に付けられてからは足が遠のいていた場所だ。
混浴だけに男も多く入っていて、淫紋が見つかり攻め寄られてはとても入浴どころではなくなると危惧してのことであった。
だが、今日の私はここに来ている。
何故ならば……。
「えへへ……!」
私は服を脱ぎ、脱衣籠に入れてから身体にタオルを巻き、自分のお腹をさすった。
つい笑顔になってしまう触れる手の先……下腹の部分には、淫紋の姿はない。ただ、筋肉の薄い何の変哲もないなだらかなお腹がそこにあるだけであった。
「まさか、本当に見えなくなるなんてね……。あの魔道具屋、様々だわ」
無論、実際に淫紋がなくなった訳ではない。
あくまで、淫紋の上から普通の肌のように見えるようにする布……シールのようなモノを張っているだけである。
今朝、日課のランニング中に見つけた新しい出店。
汗を流した後に寄ってみた所、そこで見つけた魔道具による効果であった。
「銀貨1枚もしちゃったけど、でも私にとってはこんなに有用なものはないわっ! ……男にだけ近寄らないようにすれば、久しぶりにお風呂! 堪能出来ちゃうわね!!」
淫紋が付いてからこちら、部屋にあるシャワーだけで過ごしていただけにお風呂に入れるというのは本当に嬉しい。
また、普段使いをするというのも悪くない。
……雑貨屋の主人には淫紋を見られてしまったが、普段から使っていれば、もう一般の人にこれ以上バレるという不安もなくなるだろう。
私にしては大きな出費だったが、その分の価値はある買い物であったと思っている。
……買った時に、妙に魔道具屋の店主の顔がニヤついているというか、妙な顔をしていたのは気になるが、品がいいものであるのは間違いないのだ。
「では、いざ……っ!」
久しぶりのお風呂に気合を入れると、私は浴場への扉に手をかけた。
ガララ……ピシャッ。
扉を開けた瞬間、湯気がふわりと顔を包む。
湿った空気には、石鹸や薬草の香りが混じり合い、どこか懐かしい安心感を覚えた。
周りを見やれば一番大きな浴槽には男も女も分け隔てなく浸かっていて、賑やかな声が響いている。
湯船の中では者たちが桶を浮かべて酒を飲んでいたり、壁際の洗い場では女性たちが談笑しながら体を洗っている。
そして、声を出しながら手に手に果物を漬けた水や酒、軽食を持って売り歩く者。独り身で入っている男女に声を掛けしなだれ掛かるようにして奥の個室……売春個室へと誘っている、タオルを煽情的に着崩して巻いた者の姿が見て取れた。
男を誘う者の中には、お腹にピンク色の紋様……淫紋を宿した者もいて、様々な声が行き交い浴場はただひたすらに賑やかな音に包まれていた。
久しぶりの……本当に久しぶりの、下位区レフグロリアの大衆浴場。
その姿がそこにあった。
「相変わらずな感じねぇ……。おっと! ぼーっと見てても仕方ないわね。私も身体洗っちゃわないと」
そうして私は、壁際の女たちから少し離れるようにして身体を洗う事にした。
壁際に備え付けられた魔導シャワーを浴びても、お腹の淫紋隠しシールは剥がれる様子はなく、周りの女たちにも気付かれる様子はなかった。
「んふ、んふふふふ♪ ふん、ふん、ふんふーん♪」
効果を再び確認し、私はご機嫌に鼻歌などを歌いながら、久しぶりのお風呂に向けて肌を磨くのであった。
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「はひぃ……♪ きもちいぃ~……♪」
中央にある大きな浴槽から離れた、隅にある小さく小分けされた浴槽に私は入っていた。
どうしても人がいる所の方が賑わいが多く、隅の方へと行けば人も少なくなり、ゆったりと湯を楽しむことが出来る。
私も当然のように隅の浴槽一択である。
隠しているとはいえ、淫紋はいまだに健在なのだ。
男のモノに囲まれでもしたら……あまり、想像したくないことになる可能性は十分にある。
幸い、誰も入っていない小さな浴槽を見つけたので、一人ゆっくりと湯を楽しむことにした。
髪を纏め、お風呂に入っているから、肩まで浸かると首元が温くなり心地よい……。
「はぁ~~……♪」
普段からシャワーは浴びているが、湯に身体の疲れが溶けていくようなこの感覚は、やはりお風呂でなければ味わえない。
蕩けていくような、微睡んでいるような、そんな気分になりながら私は久しぶりのお風呂を、目を閉じ存分に感じながら楽しんでいた。
暫くそうして楽しんでいると、そこに突然。
「お嬢ちゃん、ここ空いてるかい?」
「え……っ!?」
男の声が掛かった。
突然の声に、びくりと肩が震えた。
声の方へと振り返ると、肥満気味の男がニヤニヤとした笑みを浮かべ立っていた。
「え、その……他にも浴槽あると思うんですけど」
「わしはここがいいんだ! 悪いが入らせて貰うぞ?」
「え、ちょっ!?」
あまり男の人が傍には居て欲しくなくてやんわりと断ろうとした私を無視し、男はざばざばと湯舟へと入ってくる。
こういう時、女が一人で入っていたら放っておいてくれるのがマナーのはずなのだが、そんなことなど何処吹く風といった様子だ。
「ふぃぃー……、いい湯だ。若い女もいるし、小さいのだけは気に入らんが悪くはない湯だなぁ!」
「……あの、私失礼しま」
「お嬢ちゃんさぁ」
風呂に浸かりながら、無遠慮にこちらをジロジロと見てくる視線に辟易して、私はお風呂を出ることにした。
折角気持ちよく浸かってたのに、とんだ邪魔が入ったものである……!
気分を害しながら別の浴槽に移動しようとした私に、男が声を掛けて来た。
「そのお腹に付いてるのってさぁ……ひょっとして」
ニヤニヤと笑いながら、肥満気味の男は私の横へとザバザバと湯を掻き分け近づいてくる。
近づいてみれば、男の股間はふっくらと膨らみ始めていて 私を欲情の対象にしているのは間違いなさそうであった。
……冗談じゃない。今日は、お風呂でリラックスをしに来ているのだ。こんな男に構ってなどいられない!
「あの……迷惑ですから、近づくのはやめてもら」
「“淫紋”ってやつじゃないのか、ん?」
「くださ……へ?」
淫紋が働きかねないことにも、リラックスを邪魔されたことにも二重の意味で不愉快を示して場を去ろうとした私に……背筋が冷たくなる言葉が掛けられる。
一瞬何を言われたのか 分からず身を固まらせてしまってから、おそるおそるお腹を見る。
すると、そこには……いつの間にか淫紋隠しのシールは無く、いや着けている感触はあるから透明になり意味がなくなっているのだろう……。
発光はしていないものの、ピンク色を示す淫紋が……はっきりと、私のお腹に見てとれた。
「嘘……ウソウソウソ!? だ、だって見せたくない傷痕とか色々これで消えるって確かにちゃんと!? い、淫紋もこれで隠せるって!? 」
「あーぁー、淫紋付きの女がこんな所で一人とはなぁ……やってきた男を誘う気だったのか? ん?」
ニヤつきを隠さず、私の横へとやってきた肥満気味の男。
私が嫌がるとか考えもしない様子で、ちゃぷちゃぷ、と音を立てながらお風呂の中にある私のお腹の淫紋を指で撫で始める。
思わず、男の手を止めようと、両手でその手を押さえてしまう。
ちゃぷん、とまた浴槽に大きな音が鳴った。
「ひっ……ちが、やめ、やめてくださ……っ」
「あぁん!? 淫紋付きが男に逆らう気かっ!? なんだったら、ここに客待ちしてる奴がいるとその辺の男どもに教えてやってもいいんだぞ!」
「ぅぐっ!? それ、は……」
「分かったらほれ、手を放さんかっ!」
私がやられたくないことを把握しているとばかりに、的確に私の嫌がることを告げてくる男。
悔しさに思わず唇を噛みそうになるが、男の言葉に逆らえない……。
本当に、周囲の男たちまで寄ってきてしまってはそれこそどうしようもなくなってしまう。
「は……ぃ……」
ぶるぶると肩を、手を震わせながらも……私は押さえていた男の手を放し、自由にする。
すると、男はニヤリと笑って楽しそうに淫紋を、シール越しに弄り始めた。
「くく、それで! ふん、何か張り付けていると思ったが水に反応して消える魔道具ではないか! こんなものを着けて風呂に入るとは、やはり気付いた男に誘われるの待ちだったのではないか? ぅん?」
「そんなことっ! ……ない、です」
「ハッ! 口ではどうとでも言えるわな、ほれ……ワシのを握らんかっ! この淫紋付き!」
「なっ!? なんでそんなっ……! っ!? ……くっ、分かった……分かったから!」
魔道具についての衝撃の事実を聞かされる……これ、そんなモノだったの?
……お風呂の中、私の身体を指で弄って更に興奮したのか。
軽く勃起し始めているちんぽを、男は私に握らせようとしてくる。
冗談じゃないと睨もうとしたが、男が強い目線でこちらを見返してくる。
そして、今すぐ男たちを呼ぼうとでもするかのように口を開こうとしたのを見て、私は渋々と……男の要求を飲み込んだ。
「ぉ……ほぅ、いい手つきじゃないか。流石淫紋付き、男のモノの相手は手慣れたものか、ん?」
「ぅく……どうでも、いいじゃないですか。答える義理は、ないです……」
「ふんっ! 淫紋付きのくせに生意気な! ほれこれでどうだっ! 少しは素直になれるか、ん?」
「んきゅっ!? きゃ、やめ……急に指、入れてこない……んっ♥」
カリ首を指で使った輪っかで包むようにして、軽く上下にさすりながら刺激を与えていると、男のモノがいよいよもって本格的に勃ってくる。
この男のモノはかなり太く、どうにか形を作るだけでも手一杯だったが、何とかなった。
男のいいようにされているのが悔しくて、不満を隠さぬ態度でいると、淫紋を撫でていた男の指が突然私のアソコ……膣内へと挿入された。
温かいお風呂の中で、ほぐれているとは言えないが柔らかくなっていた私のアソコはすんなりと男の指を受け入れてしまう。
自分が男の肉棒を擦っているという事実と、膣ヒダを指でカリカリと引っかかれる刺激に、淫紋が反応していく。
淫紋が、うっすら発光し始めるのと同時に……自分の喉から、甘い声が出てしまったのが、嫌でも分かった。
「くくっ、少し弄ってやればこれだ! ふはは、淫紋付きらしい姿だな!」
「……っ♥」
「ふっ、何も言わないか。まぁいい、ほれ……ここでは他の男達の目に晒されてしまうぞ? 金なら、払ってやろう……奥の個室へ行くぞ、いいな?」
「……………は、ぃ♥」
男に、くちゅくちゅ、と膣肉をなぞり、遊ばれながら……私は返事を返した。
そして、男に促されるままに浴槽を上がり、せめてもの抵抗にお腹へタオルを持っていき淫紋を隠しながら、男の言う場所へと足を向ける。
奥の個室――売春を目的とした男女が行く、専用の洗い場へと。
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「んぁ、きゃ……も、そんな所触ってぇ♥」
「あはっ、いいっ! そうそこっ♥ もっと突いてぇ♥」
個室へ扉を開けると、湯気がふわりと体に絡みつく。
個室特有の甘ったるい嬌声が周囲から聞こえてくる。湿った空気が肌にまとわりつき、外の浴場よりもずっと……篭った熱があるように感じられた。
パタンと、背後で、扉が閉まった。
びくんと、思わず肩が跳ねる。
「ふん、周りもお楽しみか。どれ、まずは体でも洗って貰おうか! えぇと……淫紋付き! 名前はなんだ?」
「…………ブラン、ブランです♥」
「そうか! わしは金貸しのゴウツだ。今からこの個室を出るまではお前の主人だとでも思うがいい! ゴウツ様と呼んで礼を失さぬようにな!」
「……はい、ゴウツ様♥」
自分の事を言いたくなくて言い淀もうとしたのだが、それで乱暴をされては割に合わない。
私は気持ちの上では渋々と……、そして淫紋に変換される声としては甘えたような返事を返す。
「それでは、失礼して……ゴウツ様の身体を、洗わせていただきます♥」
「うむ! お前の身体を使って、しっかりやるといい……くく、この濡れ始めたまんこも使って、しっかりな!」
ここに来るまで、挿れたままにされて指がようやく、ちゅぷん、と音を立てて抜かれた。
指には私の愛液が絡み付いていて、膣とゴウツの指の間でしっとりと糸を引く。
その濡れた指を楽しそうに眺めながら、ゴウツは個室に置いてある腰かけ椅子へと座り私へと背中を向けた。
……お風呂に入ってすっきりしたはずの私の股の部分は、既ににちゃりと浴場のソレとは違う水気と粘り気を湛えていた。
「しつれい……いたします。んっ♥」
個室の脇に置かれていたお湯の貯め所から、桶でお湯を取り出す。
それに備え付けの石鹸を漬け、手で泡立てると……私はその泡を自分の身体へと塗っていく。
特に、胸や太腿にはしっかりと泡を付けていく。
そうしてから、こちらに背中を向けるゴウツへと、ゆっくりと身を近づけ。
「ん、っしょ……こう、で……よろしいですか、ゴウツ様♥」
「ほぅっ! ハハ! 分かっておるではないか! ……うむ、胸の感触は薄いが、コリコリとしたモノが背中を擦っておるのが分かる。これはこれで中々悪くないわ!」
「ありがとう、ございます……んっ♥」
胸を押し付け、ゴウツの背中に擦り合わせながらゆっくりと身体を上下させていく。
膣肉を指で弄られ、淫紋の影響で既に硬くなり始めた乳首が良いアクセントとなっているのか、ゴウツはまんざらでもなさそうな声を上げて、私の“洗い”を楽しんでいる。
淫紋の影響は、まだ薄い。
無論、すでにムズムズとした感覚はお腹から広がり体全体を襲っているが、それでも、まだ……こういう言い方はどうかと思うが“本調子”には、程遠い。
だからこそ、私はあえて淫紋に染まった時の自分を意識する。
淫紋に染まった自分なら、こうするだろうと思える行動を演技して、奉仕する。
……これくらいのことならば、淫紋の影響が薄くても、もうやれるようになってしまった。
「んちゅ、ちゅっ……♥ どうですかぁ、気持ちよく、なってくださってます、かぁ?」
「おぅおぅ、悪くない……悪くないぞ! ハハ、中々どうして楽しませてくれるではないか……ぅ、む!」
胸を使い洗った背中に唇を這わせ、舌と唇を使いキスをしながら、ゆっくりと体を下ろしていく。
胸が当たる場所が段々と背中から、お尻へと移っていく。
くちゅ、くちゅと音を立てながら胸で尻を擦り上げる屈辱感……何とも言えない気持ちが、私の中を駆け巡る。
「あはっ、お尻もご立派ですね、ゴウツ様♥ んっ……ここも綺麗にしてしまいますねぇ♥」
「ほっ! コリコリした感触が尻の上を滑って……おぉう、いいぞっ! ケツ穴もしっかり洗うといい……っ!」
胸を腕で抱き寄せるようにしながら、ゴウツの尻穴に泡を寄せた胸を付ける。
そのまま、ゴシゴシと胸で尻を上下に擦ると、あっという間にゴウツの尻が泡塗れになる。
中々に嫌な行動だが、これからする行為のことを考えればここで手は抜けない。
しっかりと綺麗になるよう、胸を尻に押し当て、ゴウツ尻を綺麗に洗う。
「んっ、んっ♥ あは、ゴウツ様の背中、泡まみれ♥ 一度、お流ししますね?」
「う、む……いいぞ、ゆっくりと湯を掛けろ。ふむ……あのイカサマ魔道具師から、遊べるオモチャが公衆浴場に行ったとは聞いていたが、これは中々どうして……」
何やら聞き捨てならない言葉が聞こえた気がしたが、今は聞き返しても仕方がないだろう。
あとで、しっかりその話は聞かねばと思いながらも、私は桶から湯をゆっくりとゴウツの背に流し、付いた泡を落としていく。
何度かそうしていると、すっかりと泡が背中から落ちる。
私は桶を置き、それからしゃがみ込むとまた尻へと体を寄せ……。
「では、次はゴウツ様の竿……立派なおちんぽを洗わせて頂きます、ね♥ んっ……れ、ろっ♥」
「ぅおっ!? ほ、ぉ……そこまで出来るのか! うむ、本職の娼婦並みだな……っ、ぉぅ!?」
この手のプレイは普段の立ちんぼでやる事は滅多にないが……私が昔、師匠と呼べる人間に仕込まれた技術の内に入っている行為である。やってやれないことはない程度には、習熟しているつもりであった。
唇を……ゴウツの尻穴に寄せる。
念入りに洗ったからこそ、綺麗になってくれたソコに唇をつけ、尻穴の周りの皺ひとつひとつに、舌をつけゆっくりと這わせていく。
同時に、手を座っているゴウツの前へと回し、ゴウツの勃起している肉棒……ちんぽに手をかける。
丁度ゴウツの腰に抱き着くかのような体勢になりながら、私は手ではゴウツのちんぽを、唇はゴウツの尻穴周りを刺激し続けた。
ちゅ、れろ……ちゅぶ、れろ……れちゅ、ちゅずっ♥
「んぉ……ぉっ、ぉっ……これは、良いっ! 良いぞ……っ! 女が、淫紋付きが! 自らわしの尻を舐めている! っ! ぉぉっ……こそばゆく、心地よい……っ!!」
匂いこそ石鹸の匂いで大分よくなっているが、尻を直接口で舐めているという屈辱感と、何か起きるのではないかという怖さが胸に湧く。
味も、無味というべきか……石鹸の味がしていて辛うじて我慢が出来る。これが汚れたままの状態であったのなら、淫紋に染まった時ならば兎も角、今の理性が効いてる状況では厳しいものがあっただろう。
けれど、その恐怖を押し殺せる程に、ゴウツの反応は良いものであった。
舌を触れさせ、皺を一つ伸ばすかのように舐めるたびに、手に収めたゴウツの肉幹はビクビクと反応を示す。
右手でカリ首の周りを輪で覆い軽く上下させ、左手で幹の部分をゆっくりと撫でながら舐めてやるとその反応は一入であった。
「ごうふ、さまぁ♥ いかがれふ……か♥ ぶらんの、からだあらい、きもちよくなっていただけてまふ、かぁ♥ れろ、れちゅ……れろちゅぅっ♥」
「ぐぉっ! くっ……生意気な娘だっ! このゴウツを……おぉっ!? 翻弄するなど……っ! くっ、悪くない……わっ!」
「あ、はぁ♥ ありがとう、ございますぅ♥ れろぉー……ちゅぅっ♥ このままぁ、しゃせいぃ……ざーめん♥ くらはい、ませぇ♥ ちゅる、ちろ♥」
「っぐ! ぅ……っ、ぉ……ぬっ!」
ゴウツの吐息が荒くなっていく。
尻皺をふやかさんばかりに舐め、弄る竿の動きに回転を加えながら弄るのを強めてやると、より一層ゴウツの反応は強くなってくる。
ゴウツのモノは、私の経験した中でもかなり大きい方だ。弄り回すのに事欠くことはなかった。
ぴちゃぴちゃ、じゅるじゅる……れちゅぅっ、ちゅずぅっっ♥
男の尻に顔を埋めるようにして舌を這わせ続ける。
手コキをしている動きに合わせて、時に舌を平たく、時に舌先を尖らせ、尻皺ひとつひとつを刺激させていけば、大きなゴウツの呻きが漏れた。
私はその呻きに合わせてゴウツの尻に唇を再び合わせ、皺を吸い上げるようにして強く吸うと同時に、カリ首を刺激していた手を亀頭の先へと持っていき、ゴウツの射精を手の平で受け止めるべく準備を進める。
そうして、竿をしごく手の動きを加速させ、いよいよゴウツを追い込むようにして快感を刺激してやれば……。
「……っっ! くっ、でる……っ!!」
「んっ♥ ちゅ、ちゅずずずっっ♥」
どくっ!! びゅるっっ!! びゅくびゅるくぅうううっっ!!
手の平に向けて、熱い粘着物が吹きかけられるのを感じた。
尻は、射精に合わせてきゅっきゅと痙攣するかのように収縮し、私の顔がゴウツの尻に挟まれる。
肥満気味のたぷたぷした尻の感触になんとも言えない気持ちになりながら、射精が終わるまで手の平を掲げ続ける。
「ふー……ふー……ふー……!」
「ちゅぱっ! はーぁ♥ ゴウツさまぁ……んふ、如何でしたかぁ♥」
「ぬくっ……ふぅっ、悪くない……悪くなかったぞ、淫紋付き! ブランだったか……褒めてやるっ!」
「んふぅ♥ ありがとう、ございますぅ♥ んっ……あ、はぁ♥」
ゴウツの誉め言葉を軽き聞き流しながら、私は最後の作業に勤める。
竿に溜まった精液までしっかり漉しとるべく、左手で根本から柔らかく何度かちんぽをしごいてやれば、どろどろとした精液が、ちゅぷ、ちゅぷと亀頭の先より零れてきて、手のひらの上に溜まる。
私はその手の平の上でゼリーのようにぷるぷる震える精液を自分の口元へと運び、ゆっくりと……それを飲み込む。
「ごくっ、ごくっ♥ ……ん、くっ♥ ぷ、は……ぁ……はぁぁぁぁ♥♥」
精液を……ざーめんを、口の中へと流し込んだ瞬間。
ゾクゾクとした快感が、腹の底から湧き出るように全身に広がっていった。
ようやく、淫紋が本調子になってくれたようで、私の脳にも霞みがかかったようなモヤと、目の前の肥満気味のこの男の身体が……ちんぽが♥
愛おしいという感覚が、やっと湧いてくる♥
こういう相手の時ばかりは、淫紋も悪くはない……こうして淫紋に“酔って”しまえば、嫌な感情が吹き飛んでしまうのだから♥
「んっ、ぴちゃ、ぴちゃ……あはぁー♥ 楽しんでいただけたなら、うれしぃですぅ♥ ではぁ、次はぁ……まえをぉ、洗わせていただきますぅ、ねぇ? んふぅ♥」
手の平に残ったざーめんまで一滴残らず、舌で舐めとり、満足気な吐息を私は溢す。
そうして淫紋による陶酔感と、飢餓感にも似たより快楽を求める心のままに、私はゴウツの背中にしなだれかかるようにしながら、更なる行為をすべく、そう言葉を吐き出すのであった。
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「あはぁ♥ 今度はぁ、前から……失礼しますねぇ♥」
再び石鹸を泡立たせ、胸や脚に塗ってから私は椅子に座ったゴウツの前から、抱き合うようにして腕を彼の背中へと回し、腰を下ろしていく。所謂、対面座位の態勢だ。
まだ挿入こそしていないものの、ぷにぷにしたゴウツの身体に、私は既に何の抵抗もなく、胸を、腹を、腰を擦りあわせ、彼の裸の全面を身体で擦り洗いする。
「ほぅ……ふぅ、一度休憩するには良い塩梅だな」
「んふ、そう言っていただけるとうれしいですぅ♥ あんっ、んんぅっ♥ ちくびぃ、擦れて……きも、ちぃ♥」
「おぅ? くはは! 淫紋付きめが! 精液を飲んで本領が出て来たか、ん?」
「あ、はぁ……どう、でしょう♥ でも、いますごくぅ……ゴウツさまのからだで、わたしのからだが擦れるのぉ……きもちいぃ、ですよぉ♥ あはぁ♥」
ずり、ずり、ずりと。
ゴウツの身体の前面を、硬くなった乳首を押し当てながら何度となく擦り上げていく。
背中でやっていた事の焼き回しではあるが、前と後ろではやはり大分感覚が違う。
座ったままの姿勢でやるのもあり、擦り合わせるたびによりいっそう抱き着くような形となりながら、私はゴウツの身体を洗い続ける。
「んふ、んっ、んっ……♥ ゴウツさまぁ……きもち、いぃです……かぁ♥」
「ふっ……良い、良いぞ! どうやら中々の拾い物のようだ、お前は……ぬぅっ!」
そうしていると、一度精を吐き出し萎れていたゴウツのモノが、段々と再び硬さを取り戻してきて……。
「ん、ふ♥ ゴウツ様のぉ……おちんぽ♥ ふっかつしました、ね♥」
ビンと、張りだした剛直。
私とゴウツの身体の間に挟まるようにして、再び自己主張を始めたソレを、私は愛おしげに手で一撫でしてやる。
先ほどの精液の名残交じりの先走りが、にちゃりと手の平にこびりつき、準備が出来ていることを私に教えてくれた。
「あはぁ……おっきぃ♥ ゴウツさまみたいな、太くて逞しい、おちんぽぉ……♥」
私は腰を前後させてちんぽを大陰唇と太腿を使って、軽く擦り上げる。
先走りが零れるちんぽと、私の膣が触れ合うと、愛液と先走りが混ざって、にちゃぁ、と濁った水音を立てた。
銀色の産毛のような私の陰毛が、体液に塗れて、ちんぽに絡むように擦りつく。
「おぅ、おぅ……準備万端か、淫紋の! いいぞ、ブラン! わしが許可してやる、ソレをお前のまんこでじっくりと洗うがいい!」
「んっ、はぁ……ぃ♥ 許可していただけてぇ、ありがとうございますぅっ♥ じゃぁ、私のおまんこでぇ……ゴウツ様のおちんぽ、膣洗い……シちゃいます、ねぇ♥」
ゴウツから許しが出れば、私は喜んで腰を持ち上げた。
片手をゴウツのちんぽに添えると、にちにち、と絡む水音を立てさせながら私の膣内へとちんぽを挿れるべく、ゆっくり、腰を落としていく。
「んんぅっ♥ ぁっ……はっ、んんぅっ♥ おちんぽぉ、入って……くっ、ぅんんっ♥」
くちゅ、ぐちゅ、という音は個室の中に反響するかのように響く。
腰を落とし終えると、じゅぷんと一際大きな音が立ち、私の胎内がゴウツのちんぽで膨らむのが分かった。
「んぁ……♥ ぉ……本当、にぃ……ゴウツ様のぉ、ふと……ひぃ♥」
「ぐふ、ふふ……わしの自慢のイチモツじゃ。しっかり洗えよぉ、ブラン!」
「ふぁ……ひ♥」
ずっぷりと膨らんだ膣内。
咥えているだけで愛液が滲んで、ちんぽを塗れさせていくのが自分でも分かった。
膣ヒダは吸いつく必要すらない程のちんぽの大きさに、きゅぅきゅぅと、悲鳴を上げるかのようにそれでもしがみつき、精液をおねだりしている。
「ほっ♥ ぉ゛っ♥ これ、ほんと……お、っき……っ♥」
腰を小さく前後させると、それだけで腰がちんぽにくっつき、持っていかれそうな錯覚を覚える。
これは、先ほど精液を飲んで大正解だったかもしれない。
“素面”の時であれば、下手すれば膣が痛んで行為どころではなかったかもしれない……そう思わせる大きさ。
「んひぃっ、ひぃっ♥ ご、ゴウツさまぁ……どうです、かぁ♥ おちんぽ、きもちいいです、かぁ……♥」
「うむ……濡れたお前のナカは悪くないが、まるで動かんではないか。もっとこう……腰を、振らんかっ!!」
「んぐっ♥ んひぅっっ♥♥」
膣が、弾けた。
そう錯覚しそうなほど、ゴウツが振った腰の動きは一度で私の胎内を蹂躙する。
ゴウツの腰が奥まで入りこむと、すでに吸いついていた子宮口が、ぶちゅっ、と押しつぶされ、涎のような愛液が更に奥から溢れ出てきて、ちんぽの横から押し出され外に流れ出る。
「ほっ♥ ぉ゛っ、ほっ、んっ、くっ、んぁ、ぁっぁああ♥」
「そら! そら! そら! ちゃんと! まんこで! ちんぽを! 洗えっ! この、淫紋付きがっ!」
ぶちゅ、ぷちゅ、ぐちゅ、ちゅぶっ、にじゅっ♥
腰が上下に揺すられるたびに、濁った水音が弾けて、膣から、胎内から溢れ出てくる。
膣道が、みちみち、と音を立てるかのように膨らみながら愛液を伴って何度も擦れて、喉から潰される蛙みたいな声が何度も漏れ出て、溢れる。
普段ならば、確実に痛みや苦しさを覚えてしまうだろう感覚。
けれど、淫紋に染まった今ならば違う。
膣を抉られ、カリ首で掻き乱され、太幹で膣口から子宮口まで一つの穴として膨らませられる。この感覚が、堪らなく苦しさを伴った快楽に変換される♥
「ぉ゛っ、ほ……ごう、ツさまぁ♥ ぎ、もち……これぇ、きも……ぢっ♥」
「ふんっ! ふんっ! ふんっ! どんどん滑りが良くなってきておる……くはは! この淫乱がっ! わしのを洗うのが、そんなにイイかっ! ヨがり狂いおってっ!!」
「おぶっ♥ んひ、もうしわ、け……ござぁっ♥ い、ぎ……んぐぅっ♥♥」
ぱっじゅんっ、ぐっじゅん、ぢゅっぷん、ぐっちゅぅぅっっ♥
動きこそ早くはないものの。いや、だからこそかもしれない。
大きくスイングされて、押し込まれてくる腰の動きは、脳がパチパチ音を立てるほどに、私の快楽を剝き出しにしてくる。
痛みさえ伴いそうな、快楽の渦。
私はその渦中に、このゴウツのちんぽによって、すっかり押し込められてしまっていた。
その証拠に、肉ヒダはすっかりゴウツのちんぽに慣れたようで、やんわりと纏わりながらも、先走りをじゅるじゅると啜り、子宮口へと向けてざーめんを出せと絡み付き始めていた。
「おぐっ♥ ぉ、ゴうツ……さまぁ♥ ごうツ……さまぁ♥ おちんぽぉ♥ おぢんぽ、きもぢいい……っっ♥♥」
「っっ! そんなに、精液が欲しいかっ! この、ちんぽ狂いがっ!」
「んぐぅっ♥ ひぃ♥ も、もうしわけぇ♥ もうじわけ、ありまぁ♥ せぇ……っ♥」
「わしのちんぽを食って、そこまでヨがれる女は初めてだっ! 良い……良いぞっ! 淫紋付きの中でもお前は別格だ……褒美をくれて、やろうではないかっ!」
私の胎内が、ゴウツのちんぽを求めて蠢くのがよほど気に入ったのか。
ゴウツはニヤリと笑うと、その太い体で私を抱き壊すかのように強く抱きしめてくると、腰の動きを更に強めた。
ごっちゅ、ぶっちゅ、ぬ゛っちゅ、じゅっぷっ゛っ゛っっ♥♥
もはや濁った、というのすら生温い音を立てながら、私の膣が爆発するかのような音を、ピストンされる一度ごとに上げ続ける。
「あぎゅっ♥ ん゛ひっ♥ ひぎゅっ♥ ぁっ♥ あ゛っ、ひっ゛♥ ん゛ぐひぃっ♥」
それに合わせ、私の声もボルテージが上がっていく。
もう、声にすらなっていない悲鳴と絶叫の中間のような嬌声を迸らせながら、私はゴウツのちんぽに翻弄されて喘ぎ続ける。
腰を引かかれればちんぽに吸いついた膣口がめくれ、押し込まれては大陰唇が姿を消して膣奥から淫蜜を吐き出し、ちんぽの滑りを良くするかのようにより一層、ソレを淫らに濡らしていく。
「ぉっ、おっ……くっ、いいぞっ! うけとめ、ろ……わしの、子種をっ! ブランっっ!!」
「んぐっ♥ ひ゛っ……♥ ふぁ……ひ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃぃっっっっ♥♥」
じゅっ……っぷっ、どくぅぅぅっ!! どっくどく、じゅぷどくぅぅぅぅぅっっ!!!!
ただでさえ大きなちんぽが私の
小さな子供がいるかのように、ちんぽの形に外からでも見ても分かるほど膨らんだ胎が、それと一緒に跳ねて……次の瞬間、吐き出されてきた大量の熱を受け止めた。
どっぷどっぷ……ぶっじゅ、ぶじゅと。
注ぎ込まれる精液まで、濁ったような音を立てながら太い幹の先から子宮を……そこでも受け止めきれず子宮口を、膣ヒダを、膣道を、ちんぽに押し出されて膣口から外にまで。
たっぷりと熱く、濁って、どろどろのざーめんで溢れて、溜まり、染めてくる。
「ぉ゛っ♥ ぉ……ほ、んぉ♥ ぉ……ふ、ほっ♥ は……ん、き゛ゅ♥」
私は、最後までろくに呼吸も出来ないまま、蠢く膣の感触に任せ、精液を啜り上げることしか出来なかった。
口から漏れ出る悲鳴喘ぎは、もはや力がなく、降伏を示すかのように、小さく鳴き続ける。
ヒダというヒダに絡むようなネバついたザーメンに塗れながら、私はゴウツの上で足を彼の腰に絡ませ、ビクビクと天を仰いで、ただ快楽の波が去るのを待つしか出来なくなっていた。
「ぉっ、おぉぉ……たまらんっ! たまらん射精感だ。ここまで吐き出したのはいつぶりか……おぉぉっ」
ゴウツもまた、満足するかのように吐息を吐き出しながら、時折流れ出た精液の分を子宮に送り返そうとするかのように腰を振った。
「ぉ゛っ♥ く……♥ ひっ……♥ ゴ……つ、さ……まぁ♥」
私は、もはやそれに対して無抵抗もいい所だった。
小突かれるだけで、ちんぽの餌食にされてますと教える声をあげるオモチャとなって、ゴウツにすっかり膣が、子宮は負けていますと教えるだけの玩具。
私の存在価値は、いまそれだけしかなかった。
「ふー……よう出たわ。悪くない……かなり悪くない、膣洗いだったぞ……ブランっ」
「ひ……ぃ゛♥ あり、が……と、ござ……い……ま゛っ……♥」
ゴウツによって引き抜かれるようにして、私の身体からようやっとゴウツのちんぽが離れた。
すると……、どっぷ、どぷ、どびゅるっ、とすごい音を立てながら、私の膣から精液が零れ、個室の石造りの床を汚していった。
「ぬっ、なんだ自分で立たんかっ! えぇい、いつまでわしの上に乗っておる!」
「はぐっ♥ もうし、わけ……ござい、ま……ぁっ♥」
引き抜かれた私の身体は、すっかりと腰砕けになっていてまともに立つことができず、そのままゴウツによって精液の垂れた個室の床へと、捨てるようにして置かれてしまう。
ぶぢゅ、にちゃっと、身体を使って精液を更に引き延ばすかのように床でノびる私に向かって、ゴウツは抜いたばかりのちんぽを顔へと近づけてくる。
「ふんっ! 前を買ってやった私に向かって、最後まで奉仕も出来んかっ! ほれ、お前で洗ったせいで汚れたちんぽだ! 口で清めるぐらいせんかっ!」
「ふぁ、ひ……かしこ、まりまし……たぁ♥ は、ぁ……む、じゅるぅ♥」
口に押し込まれるようにして入ってきたちんぽ。
私はソレに舌を伸ばし、ぴちゃぴちゃと舐め、ゆっくりとであったが吐き出された精液を胃の中へと収めていく。
「おぉ、うむ……最低限の礼儀はあるようだな! 感心感心……ふははは!」
「んじゅ、れろ……ちゅ……ぢゅる……♥」
満足そうに笑みを浮かべ、ちんぽをしゃぶらせながら高笑いするゴウツに、私は何も言えなかった。
この後、淫紋の力によってかちんぽをしゃぶっていると回復してきた腰を使い、今度は犬のように、もう一度膣にこの巨根を納めることになるのだが。
流石に限界だったのか、あまりよく……覚えてはいない。
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ゴウツがいなくなった個室で、私は放られるようにして床に転がっていた。
股からはまだごぽごぽと精液が零れており、始終満足気に去っていったゴウツと比べれば随分と対照的な姿であろう。
精液で汚れた床と私の膣の間には、愛液と精液の混合液に塗れた、1枚の銀貨が置かれている。
それが今回、彼に犯された報酬……その全てだった。
「……ふざけんじゃないっての」
力が入らぬ身体で、どうにか起き上がろうとしていると……つい、そんな言葉が口に漏れ出た。
むしゃくしゃした思いが溢れて、止まらなくなる。
「こ、のっ!! ……っ!!」
精液の池に沈んでいる銀貨を握って、叩きつけようとするが……悔しいことに、これでも大事なお金だ。
そんなことすら、私には出来ない。歯噛みしながら、手をゆっくりと下ろす……。
この悔しさの理由はゴウツの去り際、あいつがした私を狙った理由のネタバラシにあった。
私が淫紋隠しを買った魔道具屋は、公衆浴場のこの混浴の日にだけ店を出すインチキ魔道具屋で、淫紋隠しは魔道具ですらないただの手品の品であったらしい。
それを、いかにもな客が買っていった時、彼はコネのある娼婦を抱き飽きている伝手へと連絡を入れる。
『今日は面白いオモチャがあるぞ』、とそう伝えるために。
そうして、淫紋を隠したい。体を売りたくないと考えている女をオモチャとして遊びたい男とマッチングさせ、今日の私のように無理矢理客を取らせるらしい。
淫紋隠しは、汗にも反応するようで普段使いをしようにも何の価値もない。水分に触れていれば30分もすれば透けてしまう素材でしかないそうだ。
どう足掻いても使い道のない、ゴミ……それに銀貨1枚を私は支払わせられた訳だ。
そして今……、その銀貨1枚を、身体を売って取り戻した。結果だけ見れば、そういう事になるのであった。
「好きで、体売ってるんじゃない……ってのっ! この、淫紋があるから、だから仕方なくっ! ……っ!!」
淫紋付きの人間をバカにするようなこの真似に、私の怒りのボルテージは上がりっぱなしであったが……かといって、ぶつける先がある訳でもない。
忌々しいことに、オモチャにして使い捨てるつもりだった私をゴウツは気にったらしい。
ネタバラシをされて呆然とする私に、
『お前は淫紋付きの中でも優秀だ! 股を開くなら、今度もまた相手をしてやってもいいぞ。その時は訪ねてくるがいい!』
などと、高笑いをしながら言い去っていった。
余計な、お世話である。
誰が、コレを気に入ってくれと言ったのか?
「くそ、くそ、ちくしょう……ちくしょうっ!」
私は絶えず出てくる罵声を吐き出しながら、どうにか、その悔しさに縋って自分の存在を確かめていた。
淫紋のお陰で乗り越えられたが……それでも、私は……私は。
「探索者……なんだからぁっ!」
自分の心が罅割れそうな、そんな何かを感じながら私は必死に自分を立て直す。
そうしなければ。
――いつか、心が、ナニかが折れてしまいそうで。……そんな自分が怖くて。
……私の名前はブラン。
銀の髪と、青い瞳を持った。
迷宮で淫紋を植え付けられ、淫乱な泥棒猫……“淫猫”などと呼ばれるようになった。
この迷宮都市レフグロリアの……まだまだ、底辺な……探索者だ。
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