※この作品はR-18です。

淫乱インストラクター 坂下未希   作:Scorcher

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後半戦の導入パートです。利用客は本作のプロローグでパンツ内射精をした男性客となります。

一応男性側の主人公という位置付けなのですが、基本的には散々な目に遭っています。ヒロインとは年齢が近いので、振り回されっぱなし……という感じです。

今回は普通のストレッチ、そしてヒロインが脱ぎます。ゆっくりねっとりと攻めていくのが本作のスタイルといった感じかと。

次回はほぼレイプの本番パート、なのですがヒロインの凶悪性が露わとなる回であります。


後半パート
Case09:20代前半男性Ⅱ 柔軟トレーニング


いつもと同じくらいの時間、いつもと同じランニングマシン、そこから見えるいつもと同じ風景。何もかもがいつも通りといえるジムでのトレーニング。体調もまた悪くはなく、いつもよりも良いと思えるほどであった。

 

「ふぅっ……ふぅっ……!」

 

足に過度な負荷が掛かることも減り、マメが出来ることもなくなっていた。フォームを改善したり、シューズの履き方を調整することで、より効率よく汗を流すことが出来ているのであった。

 

「ふぅぅぅぅ……はぁぁぁぁぁ……」

 

こうしてジム通いをしているだけ分の健康は得られていると思う。継続して通うことで自分の身体を理解することが出来ていて、日々の成果が得られていることに喜びを感じることも出来ていた。

 

「はぁ……はぁ……んぅぅ……ふぅぅぅぅ。」

 

急には止まらず、マシンの速度を少しずつ遅くしていき、歩くほどの速さで心拍数の上がった身体を整えていく。一日で出来るトレーニングの限度も把握出来ており、オーバーワークと呼ばれる状態へ陥ることもなくなっていた。

 

「んぅぅぅぅ……はぁぁぁぁ……あー……疲れた。」

 

ペットボトルに入った水を持ち、手近なベンチに座って休憩を取る。そんな僕のもとに、顔なじみとなっていた彼女が歩み寄ってくる。

 

「本日もお疲れさまです。」

「坂下さんっ……はい、お疲れさまです。」

 

坂下さんもまた、いつも通りの様子で僕に対して接していた。だが、“あの日”に見てしまった光景は決して頭から離れることがなく、こうして彼女に声を掛けられるだけで意識をしてしまうのであった。

 

「もう足にマメが出来たりはしないですか?」

「はい。履いていたシューズを調整したり、坂下さんのアドバイスでフォームも矯正出来ましたから。」

「ふふふっ!お役に立てて何よりです。」

 

笑顔が眩しいだけではなく、親身になってアドバイスをしてくれていて、一緒にいるだけで心地良さを感じるような人。

 

もしもこんな人が彼女だったら、などと考えてしまう程度に僕は彼女に惹かれていた。しかし、あの光景と共に盗み聞きしてしまった会話で、坂下さんには交際相手がいることを知ってしまっているのだった。

 

「ん?どうかしましたか?」

「すいません……いや、なんでもない……です。」

 

そんなことを考えながら、ボーっと彼女を見てしまっていたため。不意に話しかけれた僕は思わず謝ってしまう。そして何よりも、最近では彼女の姿を見ているだけで変に意識をしてしまい、邪な気持ちさえも芽生えてしまうのであった。

 

「あの……坂下さん。一つ聞いてもいいですか?」

「はい、なんでしょうか?」

 

気を紛らわすためでもあったが、僕は問わずにはいられなかった。こうして身近にいる以上、多少のことは聞いても大丈夫なのだろうと。そんな安易な思いも持ちながら。

 

 

「坂下さんって……その、以前はアイドルでした……よね?」

「………」

 

きっと聞かれるのは初めてではないのだろう。僕以外の誰か、このジムを利用している誰かには必ず問われていると思った。

 

そうした僕の問いに対し、彼女はいつもの表情を崩すことがないまま僅かに沈黙を貫く。そして、おもむろにベンチへと座っていた僕の隣に腰を掛けてくるのであった。

 

「はい。そういうことをさせていただいた時期もありましたよ。」

「やっぱり……そうですよ……ね。すみません、変なことを聞いてしまって。」

「ヘンなんかじゃありませんよ。割とよく聞かれることがあるんですよ?本名で活動をしていましたし、名前くらいは覚えてくださっているお客様も多いですから。」

 

アイドルとしての彼女の知名度は、かなりのものであった。ただ、活躍している時期は4年ほどと短く、突然ともいえる引退をしてから1年以上が経過をしていたため、こうしてスポーツジムとして働いていても、元アイドルとして騒がれることはなかった。

 

「それにこうして覚えていてもらえるのって、けっこう嬉しいんですよ。ファンだったかどうかは別にしても、みなさんの記憶や思い出になっているのはいいことですから。」

「そ、そうですか。」

 

華やかな世界に身を置いていた、という過去を隠そうとしているつもりはなさそうだった。ただ、自分から元アイドルということを自慢や誇示するつもりもないらしく、そのことが返って彼女の魅力を際立たせていると。僕はそんな気がしていた。

 

「何か他に気になることはありますか?」

「えっ……!?いやっ、そういうつもりは……ただ、どうしても気になっていたことだったので、つい……」

 

僕は嘘を付いていた。もっと坂下さんのことを知りたいと。本当はそう思っていたのに、それ以上彼女に問うような度胸がないのであった。

 

別に女性を相手に緊張するようなことはなく、学生時代には人並みの交際経験あった。しかし、ここまで魅力的な異性を前にしてしまえば、その程度の経験も意味を成さないといえた。

 

「そうですか。ちょっと気になっていただけ、でしたか。」

 

些か残念そうにしながら、坂下さんは僕の言葉にそう返していた。そうした彼女の反応に後悔をしそうになっていた矢先、不意にウェア越しの太ももに手が添えられる。

 

「えっ……!?」

「私は……気になっていますよ?私のことを覚えていてくれた人が、どんな人なのかなぁ……って。」

 

僅かに空いていた距離を縮めて、足に手を乗せながら坂下さんは言葉を続ける。ランニングをしていた時以上に鼓動が高鳴り、以前目にした彼女の裸体が脳裏へと蘇ってくる。

 

「あ、あの……それは、一体どういう意味なんでしょうか……!?」

「はい。もちろんお客様が健康を維持するために、もっと効率の良いトレーニングを出来ればと思い、知りたいということですよ。」

「へっ……?あ、ああ……そういうこと、ですか。」

 

勝手に物事を如何わしい方向に考えた自分を恥じていた。彼女はあくまでも、異性としてでも元アイドルとしてでもなく、一人のトレーナーとして僕に接していた。知らぬ間に心を惹かれていたことで、そのことを忘れていたのであった。

 

「この後、お時間はございますか?」

「えっ?まぁ……一応。家に帰ってもすることはあまりないので……」

 

太ももに添えられた手を離しながら、いつも通りの様子で予定を聞いてくる坂下さん。突飛なことではあったものの、僕は特に何も考えずに事実を伝えていた。

 

「それじゃあ、ご一緒にトレーニングはどうですか?ランニングマシン以外にも良い運動をお教え出来ればと思っていますので。」

「えっ!?いいんですか!是非ともお願い出来ればと思います!」

「分かりました。それでは、私ももう少しで手が空きますので、少し待っていてください。」

 

眩しい笑顔で如何わしさとは無縁ともいえる様子の坂下さん。僕は純粋に彼女からトレーニングのレッスンを受けようと考えていた。

 

邪さの欠片もない、明るく気立ての良い女性スタッフ。この前見てしまった彼女の姿に、些かの罪悪感を持ちながらも、一人の利用者として親しい関係を築いているのであった。

 

 

◇

 

 

「痛いっ!いだだだだだだっ!!!!いったぁぁぁぁぁっ!!!!」

「もう……少し大袈裟ですよ。ちょっとお背中を押しているだけじゃないですか。」

「そんなこと言ったって……おごぉっ!?ちょっ……坂下さん、もっと優しく……んぐぉっ!」

 

閑散としたトレーニングルームで、僕は情けない悲鳴を上げていた。足を開いて身体を前屈させるだけの柔軟体操。しかし、僅かに身体を曲げただけで音を上げていたのであった。

 

「これで痛いだなんて……他の運動不足気味なお客様でも、もうちょっと頑張ってくれるんですけど。」

「うぅぅぅ……まさか、ここまで固くなっていたなんて……」

 

もともと身体が柔らかくないほうであったが、日頃の運動不足が祟って自分が思う以上に固くなっているようであった。ランニングで汗を流している一方、こうしたストレッチは彼女に提案されるまでほとんどしていなかった。

 

「私だってビックリですよ。自分よりも全然身体が固い人がいたなんて。」

「えっ?坂下さんも身体が固いんですか?運動神経が良さそうですから、てっきり柔らかいとばかり思ったんですけど。」

「確かに学生時代は陸上をやっていましたけど、ストレッチは人一倍やっておかないとダメなくらいでしたから。そのおかげで、怪我をすることもありませんでしたけど。」

 

男から見て、そしてきっと女性から見ても、理想的なスタイルの持ち主であった坂下さんだが、そうした彼女でも人らしい悩みがあるのだと思い親近感が湧こうとしていた。

 

「それじゃあ、今日は少しでもお身体を曲げることが出来るようにしましょうか。」

「いぃっ!?いや、僕あの……今日はランニングのし過ぎで疲労が溜まってて……」

「なに言ってるんですか。いつもと同じ距離しか走っていませんよね。メーターも確認済みです。」

「ちゃんと見てくれているんですか!?あっ、いや……体調が良くないのはその……本当にその……」

 

言い訳など一切無用と言わんばかりに、坂下さんは再び僕の背中に手を当てると、自らの体重を掛けてくる。太ももの張りと腰に広がる痛み。そうした苦痛と元に訪れる、魅力的な異性と2人きりでいられるという高揚感。

 

坂下さんと共に過ごせる時間は嬉しいものであったが、それと引き換えに与えられる痛みは耐えがたいものでもあった。

 

「ほら、いきますよ。いち、に、さーんっ……!」

「あっ……ちょっ、やめ……ホントにムリ……あっ、あぁっ!あぎゃぁぁぁぁぁっ!!!!?」

 

室内に木霊する叫び声。そうして固くなっていた全身に負荷を掛けられ、僕は地獄の時間を過ごし続ける。ただ、それでも逃げ出すことがなかったのは、その痛みを与えてくれるのが坂下さんだからなのであった。

 

 

◇

 

 

「はぁ……はぁ……あ、あぁぁぁ……」

「こんなにお身体が固いまま運動をしていたなんて、いつケガをしてもおかしくなかった状態でしたよ。」

 

床に敷かれたマットに突っ伏していた僕の前で、坂下さんは腰に手を当てたまま立っており、呆れ声を上げていた。

 

「うぅぅ……面目ない。まさか、自分でもここまで鈍っているなんて思っていませんでした。」

 

単に入念なストレッチをしただけだというのに、ランニングマシンを利用した時以上に僕は汗を掻いてしまっていた。

 

そしてそれは坂下さんも同様であり、僕の身体を解してくれるのに相当な体力と労力を使ったようで、額には汗が滲んでいるのであった。

 

「本当にすみません。こんなことに付き合わせてしまって。」

「大丈夫ですよ。こうしてトレーニングにお誘いしたのは私ですし、久しぶりに良い汗を掻くことが出来ました。」

 

僕が仰向けになって声を上げると、彼女は爽やかな笑みを浮かべてくれていた。入念な柔軟体操をした成果なのか、どことなく身体は軽くなっていて、全身には心地良い疲労感が広がっていた。

 

「でも、いっぱい汗を掻いちゃいましたから。早く着替えないと風邪を引いちゃうかもですね。」

「はい……今日は本当にありがとうございました。あの、出来れば今度また……」

「んっ……よい……しょ……んぅっ!」

 

そうした僕と坂下さんが他愛のない会話を続けている最中、彼女はおもむろに自らが身に着けていたウェアに手を掛けると、勢いよくたくし上げて脱ぎ始めるのであった。

 

「ちょっ……さ、坂下さんっ!?」

「んぅぅっ……ぷはぁっ!やっぱり汗でベタつくと、ちょっと脱ぎにくいですよね。」

 

僕が驚きの声を上げている間に、彼女は瞬く間にウェアを脱いでしまう。そして、恥じらう様子もなく上半身はスポーツブラのみを身に着けた姿となり、引き締まった身体を惜しげもなく晒していた。

 

「あ、あの……こ、こんなところで脱ぐのはちょっと……」

「お気になさらないでください。今は誰もいませんので。」

「いや、その……僕が目の前にいるんですけど……」

 

まさか僕のことを存在しない人間扱いしているかと疑うほどに、坂下さんは平然としているのであった。そうして困惑するしかない状況の中、さらに自らの存在を主張しようと思った矢先、彼女は僕の顔を見つめながら声を上げる。

 

「別にいいじゃないですか。初めて見るわけでもないですよね。」

 

心臓か、あるいは心を鷲掴みにされたような感覚。全身に広がっていた心地良い疲労感が興奮へと変換され、血が沸き立つように身体が熱を帯びていく。

 

坂下さんが放った一言は、僕があの日見た彼女の裸体を鮮明に蘇らせており、邪な感情を膨らませているのであった。

 

「えっ……は、初めてじゃないって……その、ええっと……」

「ほら、アイドルだった時もこんな感じで、下着みたいな水着をけっこう写真集で乗せていましたから。」

「あ、ああ……そういうことですか。そ、そうですね。」

 

覗き見ていたことも、自慰行為に励んだことも、全てがバレてしまっているのかと僕は狼狽えていたが、どうやらその全てが思い違いのようであった。彼女はアイドル時代を知る僕の前で、少しばかり大胆で抜けているような面を見せているだけだと感じた。

 

「でも、水着でも抵抗はなかったんですか?下着みたいと思うってことは、恥ずかしいと感じたりは……」

「うーん……初めのほうはちょっと恥ずかしい気持ちがありましたね。」

「最初だけ、だったんですか。」

「はい。でも別に、裸になったりするわけじゃありませんでしたから……」

 

そう言いながら彼女は、息をするように上半身に身に着けていた最後の布地、スポーツブラを自らの手で外した。そして、床に仰向けて寝そべっていた僕の視界に、豊満な乳房の黒ずんだ先端までが露わとなっていた。

 

「あっ……!」

「んんぅぅぅぅ……はぁぁぁぁ……やっぱり、汗を掻くのって気持ちいいですね。」

 

脱いで丸めたウェアで掻いた汗を拭き取る坂下さん。その間も胸を隠そうとする素振りは一切見せなかった。あの日の夜、あの時と同じ光景が、僕の目の間には広がろうとしていた。

 

「あの……さ、坂下さん……!」

「はい、なんでしょうか。」

「いや……その、む、胸が……ち、乳首が見えて……!」

「もう……言ったじゃないですか。見るのは初めてじゃないですよね。」

 

鎮まろうとしていた身体が再び熱を帯び始める。そして、沸き立っていた血液が急速に下半身へと向かうのを否応なく感じていた。

 

全てを知られていたという絶望感。そして、それを遥かに上回る異常な興奮。彼女の変わることなく浮かべていた爽やかな笑顔が、淫らで妖しいものに見えてくるのであった。

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