「さぁ、乗ってください」
そう言いながらリンが乗り込んだのは白い乗用車。
’リンちゃんは運転できるの?’
「はい……? 一般的な教育を受けていればこの程度は誰でも運転できると思いますが……先生がいらっしゃった場所はそうではないのでしょうか」
’へぇ……まあそうだね、俺の住んでたところじゃ君らくらいの子は運転できなかったかな’
「そうですか……
そんな話をしていると後部座席から非難の声があがってくる。
「ちょっと! このスペースに4人は無理があるでしょ!?」
「我慢してください。先生にご不便をおかけするわけにはいきませんから」
「だからってねぇ……」
「出ます」
「ちょ!?」
そう言うや
話している途中だったユウカは舌を嚙んだのか、シートにしがみつきながら
「先程も言いましたが、シャーレの部室は少々離れた場所にあります。本来ならヘリを用意する予定でしたが……少々問題が発生しました」
「皆さんにはその問題から先生を守るための力を貸して頂きたいのです」
「……問題と言うと?」
「現在、D.U.外郭地区……シャーレの部室近辺では、複数の不良生徒による大規模な戦闘行為が行われています」
「どういった経緯かは分かりませんが、我々がシャーレに持ち込んだ物の情報が不良たちに漏れている可能性があるのです。あれの行方が第三者の手に渡る事は何としても阻止しなければいけません」
「それほどの情報が一介の不良生徒に……? 連邦生徒会のセキュリティ管理に問題があるのではありませんか?」
「…………。続けます。何はともあれ我々は即座に現場へ向かい、シャーレを守らなければなりません。今、この状況においてはあなた方だけが頼りです。ご協力いただけますね?」
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Tip!
補足だが、今この場には先生の他に5人の少女がいる。
どの子も超が付くほどの美少女な訳だが、ここで改めて彼女たちについて軽く説明しておこうと思う。
・
連邦生徒会という組織の幹部を名乗る少女。
真面目そうな印象のツリ目にフチなしの
頭上に浮かぶヘイローは空色と群青色のグラデーションで彩られたシャープな印象の光輪で、前面には三本の線が輪を貫いて
上下一体となったタイトなノースリーブの制服、腰から下げたホルスター、羽織ったロングコートと薄手のハーフグローブ。これらはすべて白で統一されており、ネクタイやコートの内布を染め上げた星空のように鮮やかな藍と、足を覆うストッキングの漆黒が映える。
後ろから見ても形の分かりそうな巨乳に程よく引き締まったウエスト、はち切れんほどの太ももは完璧なバランスを保っており、いかにもガードの硬そうな彼女から溢れる隠しきれない色気のギャップに、先生のちんぽは興奮を抑えきれない。
・
ミレニアムサイエンススクールの生徒会【セミナー】に所属する少女。
大きな目と鮮やかな紺色の髪を腰辺りまで伸ばし、一部をハーフツインの形に結い上げた少女らしさを感じさせるスタイルが可愛らしい。
ヘイローは無機質で機械的な雰囲気を醸し出す金属質な黒の輪で、外周の一部と、内側に一筋の線を通す形で淡く光る水色が見えるシンプルなデザイン。
白を基調とするシャツ、ジャケット、ウェストポーチと、黒のスーツ、ミニスカート、ハーフグローブの組み合わせがコントラストになっており、ネクタイやジャケットの一部は濃い水色で彩られている。
程よいサイズのおっぱいとキュッとくびれた腰は年頃の少女らしさを感じさせるが、スカートの
・
トリニティ総合学園の【
伏し目がちの
ヘイローは血のような赤色で、四方に浮かぶ棘と内側にダイヤ型の欠片を携えた光輪。
上はセーラー服、下は極大のスリットが入ったロングのプリーツスカート。黒の布地をベースとして赤の縁取りがなされた制服は一見大人しさを感じさせるが、スリットから覗くレースのガーターベルトと黒のニーソックス、それに挟まれた肌色がこれ以上無いほどの色気を彼女に纏わせている。
かなりの高身長に納得の爆乳、そしてこの場にいる少女たちの中で彼女だけが持つ一対の巨大な翼が彼女の存在感をさらに強調している。スカートの隙間から覗く太ももは、狭い面積ながらもその柔らかさをこれでもかとアピールしており、先生のちんぽは興奮を抑えきれない。
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ゲヘナ学園の【ゲヘナ風紀委員会】に所属する少女。
ヘイローは透明感のある赤で、小さなリングに四方からクリスタルが突き刺さったクロスヘアのような形状の光輪。
前立てにフリルがあしらわれた白のブラウスに赤の紐リボン、黒いプリーツスカートは育ちの良さそうなイメージを見る者に与えるが、素肌を覆い隠す真っ赤なタイツとグローブに加えて、右肩から下げた彼女の胴体ほどもあるボストンバッグが独特なアクセントとなっている。
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トリニティ総合学園の【トリニティ自警団】に所属する少女。
キリっとしたツリ目気味の大きな目に、ひざ下まで伸ばした明るい銀髪、片側でくくり上げた天使の翼のようなサイドアップの髪型(……と思ったら本当に翼らしい)が特徴。
ヘイローは桃色の光を纏った白。4方向に矢じりが飛び出したような二重の光輪である。
ハーフ丈のジャケットに長袖を合わせたトップスと、外側に向けて裾の広がったレース付きのミニスカートという制服はグレーで統一されており、黒のコルセットがお嬢様然とした雰囲気をより強調している。
腰回りのボディーラインを強調する制服から伺えるスレンダーな体つきに加えて、極端に裾が持ち上がったスカートと黒のニーソックスに挟まれた太ももは彼女の快活さを感じさせ、先生のちんぽは興奮を抑えきれない。
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ドカアアァァァァン!
爆音と共にあちこちで黒煙が上がる。
「な、なに、これ!?」
街中であるにもかかわらず、辺りには銃声が鳴り響き、周囲は混沌の
「なんで私たちが不良たちと戦わなきゃいけないの!!」
’不良……? これが?’
「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部室の奪還が必要ですから……。」
「それは聞いたけど……! 私これでも、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど! なんで私が……!」
’ごめんね、ユウカちゃん。チナツちゃんにハスミちゃん、スズミちゃんも’
「い、いえ! 先生を謝らせたかったわけじゃ……」
ユウカがあたふたし始めたところに鳴り響く銃声。
パパパパパッ!という破裂音の直後に飛来した流れ弾が運悪くユウカの身体に直撃した。
’ちょ!? 嘘だろ!? ユウカちゃん!!’
「いっ、痛っ!! 痛いってば!! あいつら違法JHP弾を使ってるじゃない!?」
’えぇ…………’
机の角にぶつけたくらいのノリで弾が当たった場所をさするユウカを見て唖然とする。
「伏せてください、ユウカ。それに、ホローポイント弾は違法指定されてはいません」
「うちの学校ではこれから違法になるの! 傷跡が残るでしょ!」
(それはつまり違法じゃないってことなんじゃ……てか傷跡が残るとかそういう次元の話なのか? 話を聞く限りやっぱり実弾みたいだし……この世界の人間ってどれだけ頑丈なんだよ)
「今は先生が一緒なので、その点に気を付けましょう。先生を守ることが最優先。あの建物の奪還はその次です」
’いやいやハスミちゃん、流石に年下の女の子たちに守られてるようじゃ俺も
「何を言ってるんですか。先生はキヴォトスではないところから来た方なんですよね?」
「私たちとは違って、弾丸一つでも生命の危機にさらされる可能性があるんです。恰好の話なんかをしている状況ではないでしょう」
’えっ’
「先生、先生は戦場に出ないでください! 私たちが戦ってる間は、この安全な場所にいてくださいね!」
(いや、君さっきここで流れ弾に撃たれてなかった??)
’うぅ、うん……足手まといでごめんな’
「誰しも適材適所というものがあります。先生は先生のできることを成していただければいいのです」
「すぐに終わらせてきますので、少しばかりお待ちください。先生」
「よし、じゃあ行くわよ!」
そう言って駆けていく少女たちを見送る俺の胸は、情けない気持ちで一杯だった。
(そういえばスズミちゃん、一言も喋らなかったな……あれ?)
’リンちゃんは戦わないの?’
「はい。私はあまり戦闘を得意としていませんので。それに、もしもの時に先生をお守りするのが今ここにいる私の最大の役目でもありますから」
’そっか、みんなにはかっこ悪いところ見せてばっかりだね……悪いけどもう少し待っててよ。他のところで少しでも役に立てるように頑張るからさ’
「もちろんです。先生には先生にしかできない役目がありますから」
ピチュン!
’…………’
「……先生、もう少し伏せていただけますか」
’……はい’
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それから数分後、彼女たちが不良の鎮圧を終えて戻ってきた。
「先生、お待たせしました」
「まったく! どうしてD.U.まで来て不良の相手をしなくちゃいけないのよ……」
’4人ともおかえり。怪我はない?’
「問題ありません。トリニティ自警団のメンバーとして、ただの不良程度に遅れは取りませんよ!」
「…………」
「私もこれで風紀委員の一員ですので、ご心配には及びません」
「はぁ、私は戦闘は得意じゃないんですけど……」
「その割には誰よりも前に出て銃弾を浴びていましたね」
「仕方ないでしょ! スナイパーに後方支援専門、スズミさんは閃光弾投げてばかりなんだもの! 私が前に出るしかないじゃない!」
’ユウカちゃんのおかげでみんなが怪我せずに帰ってこれたんだね、ありがとう’
「え!? い、いえ! これくらいセミナーのメンバーとして当然というか! 先生のことも私がしっかり守りますから、任せてください!」
「さて、あまり
’ああ、行こう。みんな、悪いけどもうしばらく手を貸してほしい。付いてきてくれるかな’
「「「「はい!」」」」
To Be Continued…