’わ、ワカモちゃん、急に何を……’
「ごめんなさい、あなた様のおちんぽ様が苦しそうにしておりましたので……つい口が出てしまったのです」
’いや、怒ってないけど……てか、飲んだの?’
「うふふ♡♡ ごちそうさまでした♡♡」
生徒たちの性に対する探究心が
’まあ、スッキリしたしいいか……ありがとうねワカモちゃん’
「ふふ♡♡ あなた様が望んでくださればもっと……♡♡」
’いや、その気持ちは嬉しいけどまた今度で、ね?’
「あら、そうですか、残念です……」
しょんぼりとするワカモの姿についつい抱きしめたい気持ちが湧き上がるが、そろそろ遊んでいる余裕はない。
’結局、最後まで行き場のない性欲を抱えたまま、俺はあの日の朝に戻ることになった。その後はわかるよね、自分の性欲を抑えられなかった俺はその場でリンちゃんに襲い掛かり、レイプした’
「……れい、ぷ」
’ああ、望まない相手と無理やりセックスすることを【レイプ】と言うんだ。【強姦】とも呼ぶかな’
’あの時のことは本当に申し訳なかったと思ってるよ’
「……いえ、驚きはしましたが、特に気にしていません」
正直な話リンとしては驚いたものの不快に思ったり辛く感じたりということは無かったので本当に気にしていなかった。
’ごめん、そうだったね。でも、先生のいた場所では濫りにセックスをすることは忌避されることだったんだ’
’……ううん、本当はここでもそうあるべきなんだ。セックスっていうのは、愛し合う人同士がお互いを求めあってこそ、為されるものであるべきなんだよ’
’それを俺は、今も君たちの無知に付け込んでは自分本位にこんなことばかり……’
「……??? あなた様は私とのセックスを望んでいないというのですか?」
’えっ’
「私は望んでいます。叶うことなら今すぐにあなた様と肌を重ね合いたい。ですが、あなた様にとってこのワカモは、そうしたことを望む相手として不足していると、そういうことなのでしょうか?」
’そ、そんな訳ない! 俺にとってもワカモちゃんは最高に魅力的な女性で!!’
「ならば良いではありませんか、何を迷うことがありましょう? 私が求め、あなた様も求めている。私たちはまさに求めあっているのです」
’そうだけど、それは君たちがセックスについてよく知らないから……’
「でしたら教えてください、あなた様が私に。その上で私はあなた様を求め続けましょう♡♡」
’ワカモちゃん……’
先生はワカモを抱き寄せると、唇を重ねた。これ以上無いほどの力を抱きしめる腕に
ちゅぱっ、じゅるる、ちゅっちゅっ、ちゅむ♡♡
「んちゅっ♡♡ ぷあっ♡♡ はむぅ♡♡ ん♡♡」
「そこまでです」
先生とワカモの間にリンが割って入る。
「っ!! あなた!! 邪魔だてをっ!!」
’ご、ごめん、ちょっと暴走してた! リンちゃん、止めてくれてありがとうね。 ワカモちゃんも、また今度ちゃんとしよう’
「あぁ……そんな……」
先程からどうにも話のテンポが悪いのは
’リンちゃんとのことがあった後は前々回と
「確か、前々回ではシッテムの箱の色も変わらなかったとおっしゃっていましたね」
’そうだね、それでもって前回で色が変わり、今回は最初から黒かった上に電源も点いた。これを考えるとシッテムの箱の状態も引き継がれていることになる’
「なるほど。そういうことであれば答えは明白ですね」
リンが一瞬考えこんだ後に改めて口を開く。
「前々回と前回で異なる先生の行動は私とのセックス。そう考えて間違いないでしょう」
’うん、正直、薄々気付いてはいたんだ。あまりにも滅茶苦茶な話だから確証が持てなかったけど……’
「となると今日は既に先生とセックスしていますし、ターニングポイントは越えられると考えて良いのでしょうか」
’どうだろうね、細かいところに関しては微妙な条件の違いがあるかもしれないけど、
’ただ、問題はもう一つの方だよね’
「記憶の引継ぎ、ですか」
’そう、現状記憶を引き継いでるのは俺とリンちゃん、後は含めていいかわからないけどアロナちゃんの合計3人……’
そこまで言うとワカモの顔に視線が集中した。
「ふむ、私だけが不確定要素ということでしょうか? 話は聞かせて頂きましたが……あなた様、ご心配なさらずとも大丈夫です♡♡ このワカモ、決してあなた様を忘れることなど無いと誓いましょう」
’はは、そうだと嬉しいな。今の時間は……1時か、あまり時間がないね。’
先生が一瞬考えるそぶりを見せてからワカモに向き直った。
’よし、ワカモちゃんが忘れずにいてくれることにかけよう。ワカモちゃん、一応確認だけど、これからは俺たちの力になってくれると思っていいんだよね?’
「もちろんです! 先生がお望みになるのであればこのワカモ、キヴォトスすら手中に収めてみせましょう♡♡」
’う、うん、それは大丈夫だから、例えばリンちゃんたちとも仲良くしてくれる?’
「ええ♡♡ あなた様が望むなら♡♡」
ワカモが満面の笑みで答える。
’よし、ありがとう。そういう訳だからリンちゃん、ワカモちゃんをシャーレに入れるよ。いいかな?’
「……はぁ、
’問題児くらい可愛いもんだよ、それを導くのも先生の役目だろ? それと、手綱を握るなんて言い方はよくないよ。これから仲間になるんだから、リンちゃんからも仲良くしてあげて欲しいな’
先生はワカモとリンそれぞれに向かって微笑む。それは大人として彼女たちを導く者としての優しい覚悟のこもった表情だった。
「ふぅ……そうですね。ワカモ、ごめんなさい」
「考えてみれば挨拶もまともにしていませんでした。私の名前は七神リン、連邦生徒会長の代行を務めています。これからよろしくお願いしますね」
「……フフッ、狐坂ワカモです。こちらこそよろしくお願いいたします」
’ああ、もちろんリンちゃんにもシャーレに所属してもらうつもりだけど、大丈夫だよね?’
「はい、生徒会業務がありますのでそこまで自由に動くことはできませんが、今後のことを考えると私もシャーレに籍を置いておいた方が都合が良いですね」
「あ、あの~~~~、わ、私は……」
’もちろんアロナちゃんもシャーレの一員だよ! 君には先生の秘書としてやってもらうことが山ほどあるからね’
「任せてください!! なんたって私はスーパーアロナちゃんなんですから!! リンさん! ワカモさん! よろしくお願いします!!」
’よし! まずはこの4人でシャーレ発足だ! これからいろいろお世話になると思うけど3人ともよろしく!!’
「はい」
「お任せください♡♡」
「おーー!!」
静まり返った真夜中、全裸で微笑みあう奇妙な集団がそこにいた。
To Be Continued…
お世話になっております。
微妙な終わり方ではありますが、ここで1章は終了となります。
全然そんなつもりはなかったのですが結局毎日更新してしまいました……
次回から2章に入りますが
次回投稿日は未定となります。
ご拝読ありがとうございました。