’さて、色々確認したいことは残ってるけど、今日は遅いしシャワー浴びて寝ようか’
「はい。私はこちらの端末について改めて確認しますので先生は先にお休みになってください」
’いやいやいや、なに言ってんの? リンちゃんも寝なきゃだめだよ。続きは明日’
「しかし、一刻も早く本件の対応をしなければ……」
’一旦休んで万全の状態でやった方が効率良いよ’
「我々キヴォトスの人間にとっては1日程度寝なくても問題ありませんが」
’いーや、だめだね。これは命令だよ。せめて今だけは必要最低限の休息をとってもらう’
「…………はぁ、わかりました」
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各々がシャワーを浴び終え仮眠室に戻るが、流石に4人分の寝床はここにはない。そうなれば必然的に、
’それじゃあ二人はベッドで寝てね、狭くて申し訳ないけど’
「先生は?」
’俺は部室で寝るよ。追加の布団があればよかったんだけどね、’
「部室……? まさか椅子で寝るつもりですか? お言葉ですが私にあそこまで言っておきながらご自身が十分に休息をとれていないのは問題かと」
’おっしゃる通りなんだけどさ、今日だけは頼むよ’
「先生!! 私と一緒にソファで寝ましょう!! 抱きしめ合えば二人でもいけますよ!!」
「な!? それであれば私が先生とソファで寝ます!!」
’ああ、ごめん、ちょっとそれは遠慮しておくよ……我慢できる自信がないし’
狭い場所で密着しながら寝るなんてその後の展開が目に見えている。恐らく休息にはならないだろう。
’ということで今日だけはカッコつけさせてよ。明日からはどうにかするからさ’
恐らくこの大人は、私たちが代わりに他の場所で寝ると言っても認めないのだろうな。内心溜息を吐きながらリンは眠りにつくことにした。
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翌朝、リンとワカモが目を覚まし仮眠室から出ると、そこには誰もいなかった。
「……?」
「あなた様~? どちらにいらっしゃるのですか~~?」
ガチャリ、シャワールーム側の扉が開き先生が顔を出す。
’ごめんごめん、ちょっと眠気覚ましにシャワー浴びてた’
先生が頭を拭きながら歩いてくる。先生が足を進めるたびに上下に揺れるおちんぽに二人の目は釘付けとなり、無意識にゴクリと喉を鳴らしてしまう。
「え、ええ、そういえば先生、今日の分のセックスをしていませんので、今済ませてしまいませんか?」
「あら、リンさんはお忙しいのでしょう? 先生は私がお相手いたしますわ」
’あ~、それね、二人の気持ちは嬉しいんだけど今日はアロナちゃんとセックスするよ’
「な、なぜですか!? あなた様!?」
ショックを受けたワカモが先生を問いただすと、先生は申し訳なさそうに頬をかいた。
’次はアロナちゃんとするって約束しちゃったからさ、約束破る訳にもいかないし……’
’それとついでで申し訳ないんだけど、たぶんアロナちゃんだけが相手だと条件を満たせないから今日のターニングポイントは越えられないと思う’
’そのへん含めてよろしくってことで……’
「待ってください、いきなりそう言われても困ります。条件を満たせないのであればなおさら私たちとセックスするべきではありませんか?」
納得がいかない様子でリンが食い下がる。
’それについても考えたんだけどさ、時間が戻るならそれはそれでいいと思うんだ’
’むしろ、2月4日から時間が経っていないうちに巻き戻しを繰り返して、検証を進めるべきだとすら思ってる’
「それは……」
確かに一理ある。必ず巻き戻されるのが2月4日であるなら、日数を重ねるほど時間遡行による損失は大きくなり、逆に考えれば今の時点なら時間遡行が発生しても傷は浅いと言える。
’だから、リンちゃんにはこの周回でできる限り行政制御端末の使い方に慣れて貰えればって思う’
’ワカモちゃんのことは退屈させちゃうかもしれないけど、もうしばらく待っていてほしい’
’代わりにならないかもしれないけど、次の周回の初日はワカモちゃんだけとセックスすることにするよ’
「えっ」
「本当ですか!! あなた様!!」
’うん、リンちゃん以外の女の子とのセックスでも条件を満たせるかってところはまだ確認できてないからね’
’まぁ、そういう訳なんだけど、どうかな’
「わかりました! あなた様とのセックス、心待ちにしておりますわ♡♡」
「ふぅ……確かに筋は通っていますね。わかりました、先生のおっしゃる通りにしましょう」
なんとか二人に納得してもらえたようで、先生はひとまず胸をなでおろした。
To Be Continued…