「しゅ、首席行政官!? その恰好は一体!? ……うっ、それに、なに? この臭い……」
シャワールームに向かう途中で見覚えのない生徒とすれ違う。全身ベトベト(服装は直した)のリンを見て驚きの声を上げたかと思うと、眉を
(完全にマヒしてたけど、そりゃ臭うよな……)
「ええ、少々不手際がありまして。すみませんが、今からシャワールームに向かいますので、制服を届けてもらえますか? 可能であれば、こちらの方が着れそうな物も」
「は、はい!! わかりました!!」
(後ろの人、誰だろう……?)
少女が駆けていくのを見て、リンが再び歩き出す。
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シャーー――
(なんだこれ、本当に俺のチンポなのか……?)
改めて見ても異常としか言えないそれ。太さは10cmを越え、ガチガチにいきり立ったそれの先端は、先生のへそを優に越えて胸の下ほどにも達そうという驚異の長さ。もはや肉棒という表現は不適切な肉塊だった。まかり間違っても少女の穴に入れて良いものではない。というか入る訳がない、物理的に。
(もしかして入ってなかったんじゃ?)
昨晩シコった時は当然こんなサイズ感じゃなかった。では何故。
「先生、現状あまり余裕がありませんので、このままで失礼します」
’……うん’
シャワールームの仕切り越しにリンの声がする。
「現在、キヴォトスには大きな問題が発生しております。こちらとしてもすべてを掴めているわけではないため、詳細な説明はできませんが、現在、【サンクトゥムタワー】の最終管理者が行方をくらませており……我々連邦生徒会はキヴォトス全域の行政制御権を確保できておりません」
’……うん? それは昨日聞いた話だよね? 流石に俺も一日じゃ忘れないよ’
「はい? ……一体誰からお聞きに?」
’誰も何も、リンちゃんが教えてくれたんじゃないか’
「……」
「……先生、どうやらまだ意識が混濁しているようですね」
’え?’
「私が先生とお会いしたのは今日です。こちらにお越しになった先生をお迎えして、先生が正気を失うほんの少し前のことですよ?」
’…………は?’
「できればすぐにでも動いてほしいところだったのですが……今の状態では厳しそうですね。今日は様子を」
’ま、待ってよ、そんな訳ないだろう? あれだけのことが、全部俺の記憶違いって……いや、リンちゃんにあんなことした俺は確かに正気じゃなかったし、申し訳なかったけど……だとしても昨日のことが全部俺の妄想だなんて流石にあり得ないよ!!’
「落ち着いてください、先生。先生はそうおっしゃいますが、それは私にとっても同じことです。先ほど先生に襲われた直後のことを除けば、記憶ははっきりしていますから」
’う……、それはその、ごめん。でも、そんな、じゃああれは全部幻だったっていうのか……? ユウカちゃんやハスミちゃんに会って、皆で【シャーレ】まで行って、俺は【シッテムの箱】を動かせなくて……’
「……待ってください。先生は今、【シッテムの箱】と言ったのですか?」
’そ、そうだよ! 昨日リンちゃんが俺に直接渡してくれただろう?’
先生の言葉がかなりショックだったのか、一瞬の沈黙が訪れた。
「……」
「先生、どうやらおかしくなっているのは私なのかもしれません。先ほどおっしゃっていたユウカさんとハスミさんというのは?」
’ミレニアムサイエンススクールの早瀬ユウカちゃんと正義実現委員会の羽川ハスミちゃんだよ!! ゲヘナの火宮チナツちゃんとトリニティ自警団の守月スズミちゃんも覚えてる!!’
「早瀬ユウカ……セミナーの役員ですね。確かに、他の名前にも覚えがあります。今日キヴォトスに着任したばかりの先生がそれらの生徒とコンタクトを取れるタイミングは無かったはず……まさか、記憶を失っているのは私……? いえ、だとしても説明が……」
’リンちゃん? 大丈夫?’
「……はい、そうですね。一旦出ましょうか。詳しい話はその後に……」
’あ、うん’
シャーー――キュッ
蛇口を締めてシャワー室を出る。そこには、
’って、はだかぁ!!!!’
「……?」
タイミングよく(冷静に考えれば当たり前だが)隣のシャワー室から出てきた、一糸も纏わぬ姿のリンがこちらを見ていた。
先生のチンポが休まる日は、まだ来ない。
To Be Continued…
キリが悪かったのでここまでおまけ投稿です