滅びかけた世界の淫らな復興は続き、いま、ここに新たに召喚が行われた。
大いなる輝きの中、異なる世界からやってきた三人の美しい女たちは戸惑いながらもある一点──魔法陣の外に立つ美女へと視線を向けた。
「──貴様。ここは何処で、余は何の目的でここに喚ばれたのか、説明してもらおうか」
「そ、そうです。あの、私たちは帰れる……んでしょうか?」
「返答によっては手荒な真似も覚悟していただきます。……私には帰ってやらなければならないことがあるのですから」
強烈な威圧感を放つ有翼の覇王。
特徴的な一本角と翼に似た器官を頭部に持つ、大人しそうな少女。
整いすぎるほど整った美貌に冷たい表情を浮かべた黒髪の少女。
うち一名はともかく──他二人から発散されるプレッシャーはとても強烈なもの。
一般人が受ければ、腰を抜かし恐慌に陥るか、最悪心臓を停止させることさえありうるほどの重圧の中、睨まれた美女は微笑を浮かべたままで答えた。
「ここは、皆さまの故郷とは異なる世界。皆さまにはここで、とある方の子供を産んでいただきます」
極薄の布で作られた純白の衣。
身体のラインに沿うデザインのそれを纏うのは、清らかな白い翼を持つ、白く染みひとつない身体だ。
髪の色は銀。
四肢にまで及ぶ不思議な紋様はどこか神聖な輝きを放ち、衣自体も(薄さとデザインはともかく)穢れのなさを表しているように見えるのに、その下腹部には見るからに淫らな別の紋が浮かんでいる。
妖しいピンク色にぼんやりと輝くそれ、そして、ただ清楚さだけを感じるにはあまりにも女性的魅力に富んだ肢体が、彼女をただの巫女、あるいは天使とは認識させてくれない。
「わたしはシルヴィア・トー。もともとは皆さまと同じ異世界人で──いまは、主様の妻の一人です」
直後、神速で繰り出された槍が一直線にシルヴィアを襲った。
「主? 私のマスターはただ一人、あの方だけ。馬鹿なことを言わないで」
「いいえ、これは皆さまの運命、そして使命なのです。主様のお相手を一度でも務めれば、すぐにそれが理解できるはず」
槍は、シルヴィアの身には届かなかった。
無音で展開された半透明の障壁が幾重にも重なり、圧倒的な破壊の力を見事に退けたのだ。
攻撃を繰り出した黒髪の少女はかすかに驚愕を浮かべながら槍を引いて、
「──勝手に呼び出しておいて随分と勝手な言い草だな」
有翼の覇王が次いでその口を開いた。
「今すぐに余を元の世界へと帰せ。さもなくば──」
「残念ですが、そのためには最低でも一度、皆さまに主様のお相手をしていただく必要があります」
柔らかな微笑に、先程まではなかった艶を加えたシルヴィアは、ゆっくりと右手を持ち上げて。
白い手のひらを向けられた女たちは、そこで初めて、自らの身体に起こる異変に気づいた。
「これは、魔術……!? いえ、また別の……っ!?」
一角の少女が目を閉じ、その角を輝かせる。
放たれた光は清らかな癒しのオーラを放ち、彼女たち三人を包み込むも、残念ながら、彼女たちに刻まれた『淫紋』にはなんの影響も与えなかった。
すでに淫紋は三人の身体の一部となっているからだ。
召喚の際に深く身体に刻み込まれたそれは、否応なく身体を疼かせ、子宮に子供を作る準備を始めさせる。
別の理によって働く力には魔力も、知識も、技術も役には立たず。
「子宮に主様の精を受け、淫紋を魔力の通り道として機能させる。……それが、皆さまが元の世界へと帰還するための条件です」
◇ ◇ ◇
滅びかけた世界。
一人だけ残された少年と、召喚された女たち。
優れた女たちにたくさんの子を産ませることで再びこの世界を人類で溢れさせる計画。
「長年の試行錯誤によって帰還の方法は見つかりました。……ただ、それにはどうしても主様の持つ魔力が鍵として必要になるのです」
この世界の魔法はこの世界の存在である少年にしかうまく扱えない。
その少年も未だ未熟であり、正規の手段で魔法陣を起動させることはできない。
帰還を望む対象に少年の精を注ぐことで淫紋を活性化させ、それを通して少年と魔法陣とのリンクを作る、それが今現在可能な唯一の方法。
「もちろん、主様の成長を待っていただいても構いません。……いずれにせよ、ここにはたくさんの部屋がありますので、いくらでも滞在していただいて構いません」
敢えて形容するのであれば神殿のような建物。
元々広い建物だったが、さらに必要に応じて増築・改築を繰り返したらしく、確かに、三人程度増えたところで揺らぐようには見えない。
「ところで──皆さまのお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
シルヴィアの問いに、三人は渋々答えた。
有翼の覇王はルファス・マファール。
見目麗しい美女の姿をしているものの、見た者は先にその強大な魔力と尊大なまでの自信に畏怖を覚えずにはいられない。
シルヴィアのようなごく限られた者だけが純粋にその類まれな美貌に見惚れることができるだろう。
一角の少女はユニコ=ウイングドホース。
異世界のとある学園から来たそうで、特技は「一度読んだ本を忘れないこと」らしい。
丁寧な物腰や大人しい性格と裏腹にその胸は豊かであり──男の情欲をそそり、猛った肉棒を慰めるのに十分な質感を備えている。
黒髪の美少女は宮王子蓮。
詳しくは語られなかったが、裏の世界でとある大人物に仕えていたらしい。
言葉の端から覗く強烈な思慕の念は彼女が「マスター」なる人物に並々ならぬ想いを抱いていることを窺わせた。
「ありがとうございます。……やはり、皆さまはこの世界に選ばれた『優秀な雌』のようですね」
頷き、微笑むシルヴィア。
「できれば、このまま主様の妻となっていただきたいのですが」
「何度も言わせないで。そもそも、あなたはどうしてこんな茶番に付き合っているの」
「それは、わたしが主様の『男性としての魅力』に狂わされてしまったからです」
ルファスたちを部屋へと案内するシルヴィア。
四人分の靴音が神殿(仮)へと響くことしばし、別の音がそこへ割り込み始めた。
ユニコたちが眉をひそめたのも束の間、すぐにその正体が明らかとなった。
嬌声。
複数の女たちによる、美しい艶声が石造りの建物に大きく反響している。
建物自体が広いため聞こえていなかったが──おそらく、ここではこれが日常なのだろう。
蓮はシルヴィアの、見ようと思えば簡単に見ることのできる美しい裸身を見やり、そう認識した。
程なく、饗宴の全貌が見えてきた。
通路とは石柱のみで区切られた部屋。
全裸、半裸の女たちが何人も、年若い少年と肌を重ねている。
メイドの身分を示す装飾を頭部に残した黒髪の美女。
同じく黒髪ながら、こちらは気品と気の強さを感じさせる美女。
それから、紅蓮の髪を備えた豊満な美女。
「ふふっ。メロディたち、せっかく新しい仲間が来てくれたっていうのに夢中になって」
他にも何人もの女たちが蕩けた表情で、少年たちの愛撫に身を任せている。
汗、愛液、そして精液。
さまざまな体液を浴びながら、その肢体から濃厚なフェロモンを発散し、惜しげもなく美声を奏でて快楽を表す。
彼女たちの表情に共通するのは性の快楽と、それから母性だ。
「ふふっ……♡ みんな、とっても元気ですね♡ 心配しなくてもおっぱいはたっぷりおかわりがありますよ♡」
「はぁ、んっ♡ そうよ、いいわ♡ もっとしっかり腰を打ち付けて、女の喜ばせ方を覚えなさい♡ あなたたちはこれからたくさんの女を孕ませなくてはいけないのだからっ♡」
「あはっ♡ 男の子って、こんなに小さくてもやっぱりオスなのよね……っ♡ メスを押し倒して、孕ませたくてこんなに必死……っ♡」
メロディにアリシア、それからステラ。
召喚されてからの年月の経過により、彼女たちはすっかり大人の女へと成長した。
淫紋の効果か、あるいは淫魔である少年の精をたっぷり浴びたせいなのか、通常よりはずっと老化速度は遅く、肌には艶と張りがまだまだ残されているものの──積み重ねた淫らな行為が、彼女たちの肢体をより性に特化したものへと変えている。
豊かに育った彼女たちの胸に、少年たちは率先してしゃぶりつく。
女たちに甘い刺激を送りこむと共に、常時出るようになった母乳を吸い、そのほのかな甘さに表情を蕩けさせる。
女と少年の腰はよく見ると繋がっており、これが愛情の行為であると同時に性行為であることがはっきりとわかった。
また、寝そべる少年に跨るようにして腰を振る女もいる。
左右に股を開いた体勢は見るからに淫らで、愛液をたっぷり分泌させながら肉棒を咥えこむ割れ目は禁忌の美を感じさせる。
腰が上下に動くたびに豊かな胸が揺れ、少年たちを目でも楽しませている。
「こんな、こんなのって……♡」
思わず、という感じで立ち止まるユニコ。
独り言のように呟く彼女の頬は一目でわかるほど真っ赤に染まっていた。
自分が、自分たちがここでどういう役割を期待されているのか、これを見れば歴然だ。
加えて、何本のもの柱以外遮るもののない通路にも淫らな空気はたっぷりと広がってきている。
辺りに響き渡る嬌声とあいまって、彼女たちの興奮を助長、淫紋を活性化させるには十分だった。
たいていの干渉はレジスト可能なルファス、蓮もまた、身体の疼きには成すすべがなく──頬を染め、顔をしかめながら、火照る身体を抱きしめた。
「……待て。世界の生き残りは一人と言ったな? では何故、ここに何人も男がいる?」
性の衝動に乱され始めた思考。
それでも冷静に違和感を訴えるルファスに、シルヴィアは「簡単なことです」と微笑んだ。
天使であり、もともと長命である彼女はここに来た頃とほとんど容姿が変わっていない。
「あの子たちはわたしたちの産んだ主様の子です。……つまり、人類の繁栄の一例ですね」
「……なら、今行われているこれは」
蓮が呟き、あらためて性の宴に目を向ける。
「あ、あああああぁぁっ♡♡♡」
ちょうどその時、女の一人が絶頂を迎えた。
騎乗位で腰を振っていた彼女はびくんと身をのけぞらせ、彼女に跨がられていた少年もまた「ああっ♡」とまた声変わりしきっていない声を上げて──。
どぷどぷ♡ と吐き出された精液が結合部から溢れてこぼれる。
それにしても、彼らの性器はまだ年若いとは思えないほど大きく立派だが、
そうではなく、これが、母と子の営みだとしたら。
「ああ、ご心配なく。血が濃くなりすぎないよう、きちんと相手は選んでおります。近親相姦は行われていませんよ」
ちなみに女の子も産まれたが、そちらは身体ができあがるまで──比較的安全に子を産めるようになるまでもう少しかかるため、別室にて暮らしている、と続けて説明するシルヴィア。
思ったよりは配慮されたシステムに多少の安堵を覚えるユニコたちだったが、だとしても、
「ふふっ♡ ですが、もう少ししたら子供たち同士での営みも見られるようになりますね♡」
異母兄妹による妊娠・出産。
父親が一人しかいない以上、仕方のないことではあるが、それは。
「狂っているな、ここは」
「幸福で満たされている、と言っていただきたいものですね」
言いながら、シルヴィアは再び先へと足を進めはじめた。
正直、助かった。
三人の思いは共通していたものの、向かう先に待っていたのはある意味では今の光景以上に、彼女たちにとって強烈なもので。
「お待たせいたしました、主様♡ 新しい子たちを連れてまいりました」
案内された先にあったのは、少なくとも五、六人でゆったりと寝られそうな豪奢なベッド。
そこには一人の美しい少年が腰かけている。
少女のような儚さを備えながらも、股間には見惚れるほど立派な一物を備え──「うん」と笑う表情にはどこか、オスとしての強い自信が見える。
「ありがとう、シルヴィア。それから──初めまして、新しいお姉ちゃんたち」
「っ」
彼の姿を認め、声を聞き、股間のものの逞しさを理解した瞬間、ルファスたちの身体は今までとは別次元の興奮を覚え、彼女たちの身を否応なく硬直させた。
◇ ◇ ◇
「……っ♡ 部屋、に案内すると言っていたはずだが?♡」
「申し訳ありません。ですが、騙したわけではないのですよ? わたしたち妻の部屋はすべてここ、主様の寝床と繋がっておりますので♡」
悪びれるでもなく答えたシルヴィアは、ルファスたちを置いたまま少年へと歩み寄っていく。
ぴったり寄り添うように彼の隣に座り、両腕を伸ばして抱き合うと、うっとりと表情を蕩かせながら彼と舌を絡めた。
時折覗く両者の舌はたまらなく淫らで、こぼれ落ちる唾液がきらきらと輝いて蓮たちの理性を削り取っていく。
たっぷりと一分以上もかけてから唇を離して。
シルヴィアは妖艶な微笑を浮かべ、片手で少年の竿を優しく撫でながら「さて」と告げた。
「いかがなさいますか? 魔法陣の利用法がさらに解明されるまで待ちますか? それとも、ご主人様の精を子宮に注いでいただきますか?」
それは、白翼の天使が囁くにはあまりにも淫らで、選択肢のない問い。
「ちなみに、わたしたちがここに喚ばれてからすでに十数年が経過しています。事態がすぐに進展するとは限りませんので、その点はご了承を」
「……あの、その、えっちなことをしなければもっと作業が進むのでは?」
ユニコの意見はとてももっともではあったものの──シルヴィアは取り合わなかった。
「主様に交わりを断て、と? ……毎日たくさん精を吐き出させ差し上げてもなお、こんなにぱんぱんに腫れ上がっていらっしゃるのに?♡」
少年の腕がシルヴィアを抱き、もう一方の手がその口内へと差し込まれる。
二本の指が天使の舌で舐られ、唾液にまみれて輝く様は、まるでフェラチオの予行演習を見せられているようで。
一秒ごとに正常な思考を破壊していく圧倒的な性衝動に、ユニコは震える両足を必死に繋ぎ止めながら深い吐息を漏らした。
何年もの時をただ待つことに費やすか、この少年に身体を許すか。
すぐに決断できるはずもない二択にしばしの沈黙が下りて。
その間もシルヴィアは少年の指を美味しそうにしゃぶり──やがて引き抜かれた指は天使の衣の下、無毛に整えられた秘所へと潜り込んで、
「わ、わかりましたっ!♡」
愛撫を制止するように、ユニコは叫んだ。
「わ、私はその子と、その、えっちなことを──します♡」
◇ ◇ ◇
ユニコ=ウイングドホースは処女ではない。
かつて学園を襲った事件の際、人や触手に嬲られて、たっぷりと性の快楽を教え込まれてしまったことがある。
その、なんというか、学園ではその手の事件は一度きりではないし、過ぎたことはあまり引きずらないのがあの世界の人間の特徴なのだが。
それでも、一度知ってしまった快楽は完全には忘れられない。
今のところ好きな男性がいるわけでもないし、処女ではないのだからそれほど躊躇う理由もない。
それが、ユニコがいち早く決断できた理由で。
「そっか。じゃあ、ユニコお姉ちゃん、こっちに来てくれる?」
「っ、は、はい……♡」
「んっ……♡ 主様、後でわたしも可愛がってくださいね?♡」
愛撫を中断されたシルヴィアは名残惜しそうにしつつも身を離して。
立ち上がった少年は自分からも足を踏み出してユニコを迎え入れた。
「あ……っ♡」
身長は、ユニコのほうが高いくらい。
だというのに、淫魔の特徴を併せ持つ妖しい瞳を覗き込むと、一瞬にして本気でときめいてしまう。
シルヴィアたちが召喚された頃よりずっとオスとして成長した少年は淫魔としての力も自覚的に操れるようになり──こうして、魅了の力を視線や声に乗せることもできる。
そうして心を揺らされた女は淫紋の力もあいまって、簡単に発情状態へと陥ってしまう。
「んっ……♡」
少年が背伸びして顔を近づけてくると、ユニコは本能的な動きで彼を支えながら、自らは身を屈ませた。
唇が触れる。
ぞくっ♡ と、かつて性衝動に唆された時と同じ感覚に襲われ、直後、唇を割って入ってきた舌にあっという間に意識を蹂躙される。
足はあっさりと限界を迎えて、ユニコは石の床にぺたんと座り込んで。
今度は逆に自分が見上げる形になりながら、少年の舌と唾液をうっとりと受け入れた。
きゅんきゅん♡ と子宮が疼き、乱れた呼吸が収まらない。
本能はもう完全に彼を「仕えるべきオス」だと認識していて。
──今すぐ、この人のおチンポが欲しいっ♡
心の底からそう思いながら、ゆっくりと唇を離した。
「……じゃあ、ベッドに行こうか?」
「……はいっ♡」
軽々と少年に抱き上げられたユニコはそのまま身を預け、広いベッドの上に寝かされて。
呆然とこちらを見るルファスたちと目が合ったものの、もはや申し訳ないという気持ちは湧いてこず、むしろ「早くお二人も気づけばいいのに♡」と思った。
この子には、ううん、この方には絶対に敵わない。
苦しいくらいどきどきしながら彼を見上げ、再びキスを受ける。
彼の両手は巧みにユニコの着衣──制服を脱がせ、あっという間に裸に変えて。
着衣をすべて床に落とされたユニコは、もう逃げられないという事実に途方もない安堵と興奮を覚えた。
「可愛いよ、ユニコお姉ちゃん」
「ふ、あっ♡」
肌を軽く撫でられただけで、信じられないくらい気持ちいい。
強烈すぎる甘い痺れに信じられない気持ちなのに、撫でられるたびに新たな快感に上書きされて。
身体にキスをされ、指で乳首や秘所を撫でられると「あああっ!♡♡」と成すすべもなく絶頂を迎えた。
何度も、何度も。
高い石の天井と彼の顔を見上げながら身を震わせ、潮まで吹かされて。
気づけばユニコの秘所はくぱ……♡ と軽く口を開け、ひくひくと彼のペニスをおねだりし始めていた。
「欲しい、ユニコお姉ちゃん?」
わかっているくせに。
悔しい気持ちは一瞬、ユニコは身体の欲求に衝き動かされるまま、まるで甘えるように彼に訴えていた。
「欲しいですっ♡ あなたのおチンポ、私のおまんこに、くださいっ♡」
「うん、よく言えたね」
子供と大人の境目のような独特の声に囁かれて。
足を開かされた時には「早く」ということで頭がいっぱいだった。
とろとろの秘所を自分で開いて、彼が覆いかぶさってくるのに「ああっ♡」と歓喜の声を上げて。
「おっきい……っ♡」
「ユニコお姉ちゃんのおまんこはとろとろだね。僕のを包みこんでくる感じで、すごく気持ちいいよ」
「ああっ、ありがとうございますっ……!♡」
過去の経験で開発されている肉穴は急なピストンでも快感だけを生み出した。
素敵な男性との甘いセックス。
そこに逞しいペニスと濃厚な精液がついてくるなんて、それこそ夢のよう。
少女の中に眠っていた淫らな素質が目を覚まし、膣がペニスに絡みつく。
夢中になったまま自ら腰を振り始めたユニコは、少年の首に腕を回して自らキスをねだりながら、ペニスに射精を促した。
二人分の吐息が交ざりあい、ぱんぱんと肉がぶつかり合う。
きゅんきゅん♡ と子宮が強く催促して、
「射精(だ)すよ、ユニコお姉ちゃん」
「射精してっ♡ 射精してくださいっ♡ 私のおまんこに濃厚せーし、いっぱいっ♡」
膣内のペニスが予備動作に入ると同時、ユニコは「ふあああああっ♡♡」と歓声を上げた。
亀頭の先から精が迸り、少女の膣奥へと粘度の高い、濃厚かつ大量の白濁が流れ込んでいく。
待ちに待った射精に子宮は歓喜。
ぞくぞくぞくっ♡ と身を震わせながら、ユニコは瞳に涙を浮かべた。
──これ、絶対、妊娠しちゃいます……っ♡
理屈ではなく本能でそう感じた。
彼の子供を孕み、育み、産み落としたい。そうも強く感じてしまう。
そのためには、きっと──。
「お姉ちゃん、もっとしていい?」
「……はい、私も、もっとして欲しいです♡」
魔性の触手ペニスにも負けない逞しいおチンポが、まるで尽きることのないかのような精力でユニコを犯した。
ルファスや蓮に見られているのに。
恥ずかしさは次第に気にならなくなって、背面座位で彼女らに痴態を見せつけながら何度も絶頂を迎えた。
イき疲れた身体はベッドにうつ伏せになったまま恍惚の息を吐き出し、おまんこは満足したというのに「もっと」と疼いている。
「ねえ、お姉ちゃん? 僕の奥さんになってくれないかな?」
そこへ、彼の穏やかな囁き。
「うん、って言ってくれたら、これからもいっぱい気持ちよくしてあげるよ? 子供たちの相手もして欲しいし──きっと、すごく楽しめると思うんだ」
「ああ……♡」
そんなの、答えは決まっていた。
「はい……♡ なりますっ♡ ユニコを、あなたの奥さんにしてくださいっ♡」
重い身体を一生懸命動かして、彼の、なおも屹立するペニスにキスをする。
その行為を誓いとして、淫紋がさらなる成長を見せて。
「ふふっ♡ ユニコさん、歓迎します♡ 一緒に、これからたくさん、主様に可愛がってもらいましょうね?」
◇ ◇ ◇
「さあ」
振り返る少年を見て、ルファスと蓮は思わず一歩、後ずさった。
怖い。
戦闘力ではなく、そのカリスマ。
女を支配し従えるその魔性に恐怖を覚えた。
──しかし、勝負はもはや決まっている。
召喚された時点で、下腹に淫紋を刻まれてしまった時点で、片や無縁だったはずの、片や捧げるとしても敬愛する主へと決めていたはずの純潔はほぼ彼に『予約』されてしまっている。
逃れるすべは、シルヴィアの口にしたいずれかで。
朗報を待つ道を選べば、身体の疼きを覚えたまま何ヶ月、何年も待つことになり、
「……さあ、次は、どちらが主様に抱かれますか?♡」
優しいシルヴィアの手がそっと肩に乗せられると、ルファスたちはそれだけでぞくっと快感を覚えた。
正直、今すぐにでも秘所に手を伸ばして自慰に耽りたい。
ルファスの中身はれっきとした男子だというのに。
蓮にしてもそういったこととは無縁の生活を送ってきたはずなのに。
冷静を強いてはいても実質茹だりきった思考は、ほぼ同時にある回答を導き出した。
「……待ったところで時間に狂わされるだけだ。それに、その期間に『向こう』で何が起こるかわからない」
「ならば、一度の屈辱に甘んじるほうが得策……でしょうね」
それが淫紋によって誘導された答えだとうすうす感じつつも、二人は少年へとゆっくり歩み寄って。
「この際だから、二人いっぺんにしようか? そのほうがお姉ちゃんたちも嬉しいでしょう?」
今日知り合ったばかりの相手と閨を共にするのは恥ずかしくはあるが──。
待ち切れない、という思いからルファスたちは首を縦に振って──。
「んっ……余に対して、このような……っ♡」
「こんな状況でなければすぐにでも殺してやるのに……っ♡」
少年を殺せば唯一の帰還方法さえ途絶える。
彼の手によって裸に剥かれたルファスと蓮は、その身体を大人しく委ねることしかできなかった。
ルファスの胸を少年の左手が掴み、乳首をくりくりと刺激しながら豊かな乳房を揉みほぐし。
蓮の尻を少年の右手が這い、あるいは指を食い込ませるように揉んで、くすぐったさにも似た快感を全身へと送り込む。
未知の感覚に必死で耐えようとする二人だったが、身体は確実に、行為への喜びによって愛液を分泌させて。
真っ白になりゆく思考。
視界さえもおぼつかなくなる中、ルファスが尻を、蓮が胸を今度は愛撫されて。
室内に漂う雄と雌の匂いにぞくぞくっ♡ と興奮が収まらない。
さらにはキスを求められ。
「んっ……♡」
二人は交互に唇を奪われ、少年のものばかりかもう一人の唾液さえも感じさせられながら、
「んーっ!?♡」
キスと軽い愛撫だけで絶頂を迎えてしまった。
極度の興奮状態にあることをあらためて自覚させられながら、その興奮がいっこうに収まらないことに恐怖を覚える。
しかし、一度始まった行為が止まることはなく。
四つん這いの状態で並べられた二人の秘所に少年の指が向かう。
触れられた瞬間、くちゅ、といやらしい音が鳴り、全身には痺れるような快感が走る。
自分の身体が自分のものではないような感覚。
ゆっくりと沈み込む指。
中へと入りこまれる違和感と、それを押しつぶすほどの快感。
圧倒的な強者であるルファスは、この身体になって日が浅いこともあって自慰の経験がない。
否──ルファスとなった彼自身のものではない、身体の記憶としか言いようのない彼女の記憶の中には確かに、自分を慰めるというか、快楽を楽しむ己の姿もあったが。
少年の指が軽くなぞるだけで、一人遊びの経験をあっという間に飛び越えて。
「ん、おおっ!?♡♡」
覇王には似つかわしくない、はしたない声が上がってしまう。
それは蓮も同じこと。
自慰など性処理としか考えていなかった──事務的に、定期的に、低い頻度でこなしてきただけだったのに、愛液で満たされた腟内をかき回される感覚に、思わず『マスター』の存在を連想した。
書き換えられる。
価値観が。
幾多の魔物を、人を殺し、思うまま力を振るってきた覇王の思想が。
汚れ仕事に染まった手とは裏腹に潔癖な魂が。
一秒ごとに新しい快感を与えられ、その存在を少年のための雌へと作り変えられていく。
「んおおおぉぉっっ!?♡♡」
「あっ、ああああああぁぁぁっっ!?♡」
駄目だ、と、頭では理解できているのに身体は動かず。
ルファスと蓮は揃って、腰をがくがくと揺らしながらはしたなく絶頂を迎えた。
ぷしゃあ、と、秘所から潮が吹き出してベッドを汚す。
粗相をしてしまったという羞恥が彼女たちに頬を染めさせ、自分たちより遥かに弱いはずの少年にいいようにされている事実にプライドが崩壊していく。
秘所はもう、挿入を待ちわびるようにひくひくと雄を誘っていて。
「さあ、どっちのお姉ちゃんからにする?」
少年の声に、蓮は心底から震え上がった。
いま挿れられたらきっと、あっという間に堕ちてしまう。
ただでさえ淫らなことしか考えられなくなっているのに、あんな──ユニコがされたような『調教』を施されたら。
「待っ──」
「んー……じゃあ、ルファスお姉ちゃんからにしようか?」
蓮の内心を見透かすような宣言。
ほっとした蓮だったが、尻を突き上げたままのルファスが少年に覆いかぶせられ、獣のような嬌声を上げるのを見て、後悔した。
ずん、と、子宮の奥が疼く。
彼女は、ここままこの体勢で『自分の番』を待つことを余儀なくされてしまった。それは休憩時間ではなく、生殺しだ。
「おっ、おおおっ!?♡ このっ、好き放題にっ♡ 余をなんだと思っているっ!?♡」
「? ルファスお姉ちゃん、でしょう? 引き締まった身体、すごく格好いいよ。それから、この翼も──」
「ふああああんっっ!?♡♡ き、貴様……っ!♡」
「あははっ。やっぱり、シルヴィアと同じでここが弱いんだね」
獣のようにバックから乱暴に突かれながら、あのルファスが、翼を撫でられて少女のような声を上げた。
特有の性感帯。
暗に自身も同じであることを示されたシルヴィアが『嬉しそうに』頬を染めて。
「蓮さん、今のうちにご自分のおまんこを解しておくのも良いと思いますよ♡」
「っ、そんなこと……っ♡」
まるで期待するみたいで、できるわけがない。
思う蓮だったが、同時に「確かにそうだ」とも思った。
向こうの世界での主のモノを見たことはないが、少年のそれはまさに圧倒的と言っていいサイズをしている。
それを挿れられるのだから、身を守るためにも慣らしは必要だ。
そう、それなら仕方ない……っ。
はあ、はあ……♡ と淫らな吐息を漏らしながら股間に手を伸ばし、くちゅ、くちゅ……♡ と自らさらなる開発を始めて。
その間も、ルファスは絶え間なく少年に責められていた。
結合部からこぼれ落ちた愛液が太腿、そしてベッドに垂れる。
彼女の知人がもしこの光景を目にすれば一瞬にして畏怖と尊敬の念を忘れ、覇王を「淫らな女」として認識するだろう。
空気を求めて必死に喘ぐ口はだらしなく半開きになり、その瞳は快楽に濁り、行為に夢中の娼婦と大差ない状態だ。
処女だった証である破瓜の血も秘所からこぼれているものの、根本から人と異なる覇王の身体は多少乱暴にされたくらいではびくともせず。
むしろ、ここぞとばかりに荒々しく振る舞う少年の責めを「それでこそ」とばかりに受け入れた。
「射精すよ、お姉ちゃんっ。しっかり子宮で受け止めて……っ!」
「く……この、屈辱っ♡ 今回だけは許してやる……っ!♡ さっさと貴様の精を我が体内に吐き出すがいいっ♡」
精一杯の虚勢も、射精が始まると一瞬にして崩れ、
「ぐ、おおっ!?♡ 熱、いっ!?♡ あっ、あああああっ!?♡♡♡」
今さらながら逃れようともがく腕を少年が捕まえ、なおも腰を打ち付けながらすべての精を膣奥へと注ぎ込んでいく。
嬌声を上げながら身を震わせ、絶頂を迎えたルファスは脈動の終了を感じると、そのままくたり、と上半身を崩れさせた。
口から漏れた唾液が行為の激しさを物語っている。
──子宮に精液を注がれるのは、それほどまでに。
きゅん♡ と、またも疼きを覚えた蓮は、一歩、ゆっくりと前に逃れながら「待って」と口にした。
「待ってください……っ♡ お願いします、なんでもしますから、私を、マスターのところに帰してくださいっ♡」
無数の人を殺してきた彼女には似つかわしくない懇願。
それだけに、その声には真に迫るものがあったが──返答は、がっしりと腰を掴む両手で。
「なんだ、それなら簡単だよ。……僕が蓮お姉ちゃんの新しいマスターになってあげる。ね? それでいいでしょ?」
「……あ、ああっ♡」
太く、硬く、逞しいものが挿入され──処女膜をあっけなく押し破るのを、蓮は「そうか」という思いで受け入れた。
彼は、根本から価値観が異なるのだ。
元は心優しく気弱な少年だったかもしれない。
しかし、たった一人残された人類としての義務感、そして淫魔としての力、女たちと日々繰り返される淫らな行為が彼を変えた。
彼にとって女とはすべて自分の獲物。
犯し、孕ませ、屈服させる対象でしかない。
ルファスよりはだいぶ優しく、それでも、自身の形と存在を蓮の子宮に刻みつけるような深いピストンを受けながら。
蓮は、記憶の中にある『彼』そして『彼ら』の存在が、自分の処女を奪ったこの少年に上書きされていくのを感じた。
自然と腰が動き、自分から彼の精を求めてしまう。
元の世界に帰るためではなく、自分よりはるかに強い雄に屈服するために。
「いくっ♡ いきますっ♡ 蓮は、せーえきを注がれて絶頂しますっ♡」
「いいよ、いっちゃえ、蓮お姉ちゃんっ!」
「っ、あああっ♡♡ あああああああぁぁぁっっ!!♡♡♡」
目の前が真っ白になった。
熱いものが身体の奥底──蓮の根本に叩きつけられ、広がり、浸透して、そこを白く染め替えていく。
どくん。
決定的な変化が胎内で起こるのを感じて「あ……っ♡」と微笑む。
母性、なのだろうか。
なまじ、少年がまだ幼さを残しているせいか、彼への想いに、これから生まれてくるであろう子供への想いが重なってしまう。
はーっ♡ はーっ♡ と荒く息を吐き、絶頂の余韻に浸りながら、蓮はよろよろと身体を起こしてベッドの上に座り。
「もう一度聞くよ。二人とも、僕のお嫁さんになってくれないかな?」
答えは、もう、ひとつしかなかった。
「……仕方あるまい。貴様の子を妊娠してしまっては戦いの世には戻れぬ。せめてこれを産み落とし、立派に成長させるまでは残ってやる♡」
「はい♡ 私は、蓮は確信いたしました♡ 私の存在の全てであるマスター、それを超える方がいらっしゃったのですね♡ 宮王子蓮は、未来永劫、あなた様のしもべとしてお仕えいたします、新たなマスター♡」
揃って微笑を浮かべ、答えたルファス、蓮は、ユニコがそうしたように少年のペニスへキスをして。
「おめでとうございます♡ これで皆さん、きちんと主様のものになれましたね♡」
「うん。それじゃあ、ルファスお姉ちゃんと蓮お姉ちゃん──ルファスと蓮のおまんこ、もっと味わわせてもらおうかな」
「あっ♡」
「ああっ♡」
すべてが彼のものとなった身体が再び弄ばれる。
先ほどまでの戸惑いと迷いが消え、代わりに至福の喜びで満たされた蓮は、ルファスと共に少年の責めに身を任せた。
そして──。
◇ ◇ ◇
魔法によってすっかり綺麗になった少年の部屋。
染みひとつない純白のシーツの上に、七人の女たちが並んだ。
少年にとって初めての妻であり永遠のお気に入りである四人──天使シルヴィア、令嬢アリシア、元魔導騎士ステラ、メイドのメロディ。
そして、新たに妻として加わったルファス、蓮、ユニコ。
「では、これよりルファスさん、蓮さん、ユニコさんとご主人様の結婚式を執り行います」
新入りであるルファスたちは全員、純白の花嫁衣装を纏っている。
花嫁衣装、と言っても乳首と割れ目は隠れていない──むしろそこを飾り立てるように作られた、淫らな衣装だ。
しかし、三人の表情に嫌悪はまるでない。
それどころか、愛する男性、忠誠を誓う主への想い、これから始まる行為への期待だけがあった。
シルヴィアたち四人はそれぞれ黄色、黒、赤、緑のドレス姿。
こちらも少年を楽しませるための夜着としての作りであり、生地は最低限しか使われていない。
彼女たちの前には一糸纏わぬ姿の少年。
華奢な裸身と、それとは裏腹に立派な肉棒。
彼の表情には自信の笑みが浮かんでいる。
「では、あらためて問います。あなた方は主様を夫とし、これを敬い、崇め、これに奉仕し、永遠に妻として、雌奴隷として仕え、彼の子供を産み続けると誓いますか?」
「はい、誓います♡」
三人の声が完全に唱和して。
「あはっ♡ ここも随分賑やかになったわよね」
「ええ。これから、もっとこの地を多くの人間で満たしましょう♡」
「ご主人様のお力があればそんなのきっと簡単ですっ♡」
ステラたちの拍手が新たなる仲間を祝福する。
にっこりと笑ったシルヴィアは「さて」と続けて、
「堅苦しいのは抜きにしましょう。わたしたちの使命は主様に奉仕し、子を孕み、育むこと。その証明はなによりもこのベッドの上で行うべきです」
促されたユニコたちは我先にと少年の元へと這った。
「ならば、最も体力のある余の相手からしてもらおう♡」
「いいえ、最も忠誠心の高い私が適任です♡」
「わ、私も頑張りますので、どうかお相手をお願いしますっ♡」
少年はこれにふっと笑って、
「じゃあ、みんなでしよう。全員、しっかり可愛がってあげるから」
「はいっ♡」
シルヴィアたち四人も含めた全員が、これに心からの笑顔で答えた。
「あんっ♡ ……ふふっ♡ マスターは女性の胸がとってもお好きなのですね♡」
「ふふっ♡ その一物で我らを蹂躙する雄が、こうしていると可愛らしいものだ♡」
少年の顔を挟むようにした蓮とルファスが、交互に乳首を吸われて甘い声を漏らす。
彼の股の間にはユニコが蹲り、その豊満な胸をふんだんに使って彼のペニスを挟み、両側から包み込むようにして奉仕する。
大きな胸でも包みきれない先端には少女の唇と舌が奉仕。
とろりと垂らされた唾液、それから亀頭からの先走り汁で谷間は次第に濡れ、ぐちゅぐちゅと淫らな音を縦始める。
その間にシルヴィアたちは彼の両手、両足を一人ずつ大切に抱きかかえると、指を一本ずつ丁寧に舐めしゃぶった。
やがて射精を迎え、ユニコの顔が精でべとべとになると、空いたペニスに蓮が跨り腰を振り始める。
「むっ……この雌犬が、油断も隙もない♡」
「ふふっ。ルファスさん、こういうのは早い者勝ちですよ?♡」
穏やかに告げたシルヴィアが少年の顔の上に跨り、「主様、お願いいたします♡」と懇願。
既に愛液でいっぱいになっている秘所に少年の舌が潜り込んで内壁を舐め上げた。
これに歯噛みしたルファスは「ええい、仕方ない」と彼の乳首に舌を這わせ、少年の性感を促しにかかる。
「え、えっとえっと……私は……♡」
「あら、殿方に直接ご奉仕するだけが夜の楽しみ方ではないのよ?♡」
「ひゃううっ♡」
次の流れに置いていかれたユニコに抱きついたのはアリシア。
少女の豊かな胸を揉みしだきながら、顔に付着したどろどろの精を舌で舐め取っていく。その動きはそのままキスに移行して、
「ふふっ♡ じゃあ、あたしはもう片方の乳首もらいましょ♡」
ステラがルファスと顔を付き合わせるようにして乳首舐めに参加。
「ふあっ♡ あああっ♡ マスターのせーえきが、私の膣内に……っ♡」
「ああ、ご主人様っ♡ こんなにおチンポ様を汚して……♡ メロディがしっかりお掃除いたしますね?♡」
蓮の膣内に精をたっぷり注ぎ込んだペニスが引き抜かれざま、すかさずメロディがお掃除フェラにかかる。
新入り三人はその積極性と、唾液をたっぷり纏った舌が精液と愛液をまとめて舐め取る様を見て、興奮と感心を覚える。
その間、少年の舌で絶頂を迎えたシルヴィアが指を鳴らすようにして神聖魔法を行使し、
「皆さん、こういった道具もありますよ♡」
バイブにローター、電マ、ペニバン──男女でも女同士でも使える道具の数々が行為の混沌をますます加速させた。
少年の口かペニスが空いていれば誰かが我先にとそれを求め、射精後の汚れたペニスは近くにいた者が率先して舌で掃除する。
興奮が、同性の愛液を舐めるという行為の抵抗を忘れさせ、仲間意識がむしろレズプレイに積極性を持たせていく。
空いた女たちは女同士で舌を絡め、胸を揉み、秘所を擦り付けあい、時には性玩具を用いて順番待ちの時間を大いに楽しむ。
テクニックの不足している新人たちには先達の四人が手本を示し、ルファスたちのレパートリーも短時間で確実に増えていった。
もともとレズであるシルヴィアは他の妻の膣内に注がれた精液をも嬉々として吸い上げて。
触発されたルファスが、せっかく注がれた精を奪おうとするシルヴィアの唇を舌で蹂躙した。
二人の翼が絡み合い、レズキスを彩り、彼女たちの唾液と絡み合った精液がごくん……♡ と胃の中へと落ちて。
広い室内には時を追うごとに淫らなにおいが充満し、その場にいる者たちの理性をさらに溶かし、淫らな行為へと没頭させた。
少年の懐において、妻同士の争いなど意味がない。
どうせ全員孕まされるのだから──そして、相手の産んだ子と交わることさえありうるのだから、喧嘩するよりも仲良くするほうが得だ。
まあ、それはそれとして小競り合いは起こるのだが。
ルファスとステラが張り合うように胸を押し付け、主導権を握ろうとにらみ合い、押し合い。
蓮とアリシアが左右からテクニックと献身を競うように少年のペニスへと丹念に舌を這わせ。
ユニコとメロディは少年の勃起、射精を助けるように彼の身体にその胸を押し付け、乳首を擦り付けるようにして甘えた。
シルヴィアは、彼女たち全体を把握しながら、混沌と調和のバランスをうまく取り──時に自分から主のペニスを求めて精を搾り取った。
建物内にいる他の者に聞かれることなどもはや誰の意識にもなく。
また、いつ終わるかもわからないまま、互いの気力と体力が尽きるまで、多人数入り乱れての行為に耽る。
いや。
あるいは体力が尽きても終わらないのかもしれない。
休憩している間に他の女が甘え、回復した者がまた参戦する。
汚れた身体を魔法で綺麗にできる者、簡単な食事をすぐさま用意できる者も複数居り──雑事に気を配る必要もない。
外の時間のわからない、外の時間など関係ない彼女たちはただ、心の赴くまま、身体の求めるままに快楽を貪りあって。
「ああ、こんな時間が、これからずっと……♡」
「ああ、そうだな。続けばいい。ここには戦いなどないのだから♡」
「愛するマスターの子供、早くこの手で抱かせてくださいませ♡」
やがて、三人はほぼ時を同じくして妊娠した。
元気な子供を産み落とした彼女たちは、身体が復調次第すぐにまた新たな子種を求め──そうして、やがて次に召喚されてくる女たちの『先輩』となる。
次々と人数を増やしていく異世界の繁栄は、人数の増加に伴って爆発的に加速して。
案外、この世界に人が満ちる日も、そう遠くないのかもしれない。