孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~ 作:XX(旧山川海のすけ)
ガチャ、と重そうな玄関ドアが開き。
出迎えてくれたのはショートカットのクールそうな美少女。
葵さん。
学校と違って、涼しい格好だ。
そろそろ夏だしね。
灰色のショートパンツと同色の肩ひもタンクトップ。
前も言ったけど、葵さんはスレンダーながらスタイルがかなりいいので。
とてもエッチい状態だ。
……ここで表札を再確認。
表札には天龍の他には……
書いてない。
同棲だから相手の名字も書いてなかったっけと思ったけど。
……ということは
許嫁のヒト、葵さんの家に婿養子に入るのかな。
そんなことを考えつつ
「今日はありがとう」
「こちらこそ来てくださってありがとうございます」
ニコニコしてる。
で、中に入るように促しつつ
「どうぞ上がってください」
私たちは天龍さんの言葉に従った。
掃除の行き届いた廊下を歩いて行く。
「葵さん、弟さんと一緒に住んでいるの?」
ふと。
思ったことを聞いてみる。
エントランス前で聞いた声。
若かったんだよね。
同棲って聞いてたのに。
ふたりきりじゃないの?
そう思って訊いたら
「いえ、そんなことはないですよ」
んんん?
否定された。
じゃあ、あのときの声は一体……?
そのまんま
リビングに案内された。
するとそこには4人掛けのテーブルがあって。
そこに男の子が1人、席についてる。
結構可愛い少年で、髪型は短め。
キチンとセットされてて、寝癖なんてついてなかった。
そして青い半ズボンと白い半袖Tシャツを着ている。
夏っぽい格好。
身長は葵さんより頭1つ分くらい低い。
……やっぱいるじゃん。
弟さん。
なんで隠すの?
そう思っていたら。
「紹介します。私の許嫁の
葵さん、笑顔で紹介。
……
……えーと。
見たところ、小学生にしか見えないんですけど。
私は
「……小学生?」
「はい。ボテハラ小学校の小学4年生です」
笑顔で葵さん。
うん。
……家の都合で結論が決まってるんだっけ。
大変だなぁ
きっとそうだよ。
7才離れているっていうのは、上にじゃなくて、下にだったんだね。
でも、受け入れないといけない。
だから同棲なのかな。
一緒に暮らさせて、絆の構築と……
ふたりに「自分には婚約者がいるという事実を、常に自覚させる」みたいな。
そんなことを思っていたら
私たちが見ている前で、葵さんが前かがみになってチュッと雨田くんとキッスした。
唇と唇を触れ合わせる軽い奴だったけど。
キッスしたんだよ。
うーわー……
許嫁って理解の外だよ!
こんなエッチなものをリアルで拝むことが出来るなんて!
私はわなわなと震えてしまった。
許嫁だもんね。
しょうがないよね。
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