※この作品はR-18です。

孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~   作:XX(旧山川海のすけ)

19 / 101
第19話 認識阻害があるのに

 え? どうして?

 どうしてチャージ数が1つ減ってるの?

 

 混乱する私。

 

 わけがわからなかったから。

 

 だから

 

「あのさハクト!」

 

 呼びかけた。

 

「何ウサ!?」

 

「どうして画数1つ減ってるの!?」

 

 ……訊くために。

 

 

 

「それはウサ! 1画で変身を維持できる限界時間が99.9秒だからウサ!」

 

 ……いきなりそんなことを言われた。

 そういえば……

 

 変身で1画、維持で1画、浄化技で1回。

 計3回。

 

 ……そう教えられたっけ。

 

 ということは……

 

「もう99.9秒経ったんだ!」

 

 ……そういうことか!

 

 もたついているうちに、1画あたりの制限時間をオーバーしてしまったんだねッッ!!

 

 ということは、次に99.9秒過ぎたら、私の変身が解けちゃうのか!

 マズイッッ!

 

 ……というより

 

 浄化技、もはやフルパワーで出せないじゃん!

 

 浄化技用の1画がすでに消費されてはじめているんだから!

 ここで浄化技を出しても、エネルギー不足で失敗する恐れがあるッッ!

 

 ……どうしよう?

 

 そう思って、私がこの戦いの先が見えなくなり。

 その手が止まりそうになったときだった。

 

 

「純真さん!」

 

 この場所に、買い物がパンパンに入ったエコバックを肩に掛けた、灰色のヒモタンクトップにショートパンツの女子高生……

 

 天龍葵さんが駆け付けて来たんだ。

 

 ……葵さん!

 

 葵さんは、一緒に雨田君も連れていた。

 

 私は……

 

「葵さん! 危ない!」

 

 来ちゃダメだよ!

 

 ……そう、言おうとして。

 

 ハタと気づく。

 

 ……なんで葵さん、私のことが純真心愛だって分かるの?

 

 

 

 ハクトがさ、言ったんだよ。

 

 僕たちHRアニマルは一般人の目には見えない。

 僕らが見えるのは、HRプリンセスかその候補生。そしてHRプリンセスのパートナーだけだ、って。

 

 そして変身したHRプリンセスの正体を見抜けるのは、同じHRプリンセスかその候補生だけだ、とも。

 

 何故なら、常人は変身したHRプリンセスの正体が普通のJKであることに気づけないように魔法を掛けられているから。

 

 これを認識阻害の魔法っていうらしいんだけど。

 

 

 ……それなのに。

 葵さんは私が純真心愛だって気づいた。

 それの意味するところ。

 

 それぐらい、私にだって分かる。

 

 私が見ている前で。

 

 葵さんは買い物が詰まったエコバックを地面に下ろし。

 

 右手に持ったマジックペンを雨田君に渡したんだ。

 

 ……ああ、そっか。

 やっぱりそういうことなのか……。

 

 そして

 

「HRフィールドチュー!」

 

 エコバックの影から。

 灰色のネズミが飛び出してきて。

 

 前足を振り上げてそう叫んだ。

 

 ……HRアニマル……!

 あれが、葵さんのHRアニマルなんだね……!

 

 ……そこで私は見たんだ。

 

 葵さんの初めてのザーメンチャージを……!




次回、葵さんのザーメンチャージ!

本作を読んでいただき感謝です。
続きが気になる、面白かった。
その場合は評価、お気に入り、コメント等を頂けますと嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。