孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~ 作:XX(旧山川海のすけ)
私の生理が遅れていた。
予定日が来ても、全然体調が悪くならない。
既にそれが6日くらい。
そろそろ1週間だ。
うーん、これは……
出来てしまったかもしれない。
私のお腹に……雄介君の赤ちゃんが。
ザーメンチャージでいっぱい出して貰ってるしなぁ。
そしてHRプリンセスとして変身その他で受精エネルギーを消費しても、最後に変身解除するときに、残ってる維持の分の1画の残り時間がそのまま残存受精エネルギーに繋がるから
受精エネルギーの大半を無くしてても、変身用に注いでもらった精液に、女の子を孕ませるチカラは少ないけど、確実にあるんだよね。
だから全然ありえるんだよ。妊娠。
私はお腹に手を当てて考える。
……このことに関して。
別に悲壮感は無いんだけどさ。
このボテハラ市では、妊娠出産育児で女性が不利になること無いし。
私個人としてはむしろ嬉しい。
私が雄介君の子供を産めるなんてとっても幸せ。
雄介君がこの世にいた痕跡を、愛の証として私が産むんだから。
こんな素晴らしいこと、他に無いよね。
でも、雄介君は明らかに高校生の間に父親になる覚悟は無かったよね……。
無いと思うけど、「
それだけは絶対嫌……
そう思いながら。
私は学校帰りに。
予約を入れていた産婦人科「みいけ産婦人科」に受診に訪れた。
学校でも、彼氏とのラブラブエッチの末に孕んでしまった子が受診に良く来るところだし。
ボテハラ高校のかかり付け産婦人科なんだよ。
強化ガラスの自動ドアを潜り。
病院内に入ると。
純白で高級感ある内装の、待合室と受付が目に飛び込んで来た。
……ああ、ここだったら丈夫な赤ちゃん産めそうだよね……。
心で、ここが学校の女の子たちのかかり付けになってる理由が理解できた。
実際、お腹の大きい女子高生が制服で待合室に何人か居るし。
そうでない子も何人か……
おや……?
私はちょっと驚いてしまった。
制服姿の葵さんが居たからだ。
葵さんも学校帰りに産婦人科に来てたんだ。
そして
葵さんは幸せそうにお腹を撫でてて、待合室のソファに腰掛けていた。
受付で産婦人科に来院を告げた後。
私は葵さんと話をした。
「生理が1週間遅れてまして」
ニコニコ顔の葵さん。
葵さんも生理が来てないらしい。
私の場合は6日だけど。
葵さんの場合は1週間以上。
生理予定日から1週間過ぎると妊娠検査薬が使用できるので、既に確かめているらしいんだけど
「そっちは陰性だったんですけど、そんなの間違いに決まってますよ」
葵さんはそう言って、愛おしそうにお腹に手を当てた。
「ここにいるはずなんです……ツルギさんの授けてくれた大切な赤ちゃん」
葵さんはすでに信じ切ってるみたいだった。
雨田君の赤ちゃんを妊娠したことを。
そっか……
「雨田君は?」
一応訊く。
すると満面の笑みで
「ツルギさんは、絶対に産んで葵! って言ってくれました」
そっか……
羨ましいな。
こっちはまだ雄介君には言ってないからなぁ。
もし、出来てたら。
雄介君にも同じことを言って欲しい……
そんなことを思っていたら
「天龍葵さーん! 8番診察室にどうぞ」
葵さんが名前を呼ばれたんだ……。
次回、葵さんの真相。
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