※この作品はR-18です。

孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~   作:XX(旧山川海のすけ)

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第31話 銀行に行ってみたら

「あ」

 

「どうしたの?」

 

 雄介君との下校デート中。

 

 コンビニで買い物をしようと思ったんだけど。

 

 お財布の中に1000円しか入って無いことに気づいた。

 

 ……しまった。

 昨日、業務用スーパーに買い出しに行った後、財布の中身を確認するの忘れてた……!

 

「お財布に1000円しか入ってない……!」

 

 そう、思わず口走るように言うと。

 

「……僕が一時的にいくらか立て替えようか?」

 

 雄介君がそんなことを。

 私は

 

「それは駄目」

 

 即座に拒否。

 お金の貸し借りは人間関係を壊す。

 

 誰かが言っていた。

 殺人事件の原因の8割は、お金の問題とセックスの問題だ、って。

 

 それくらい、お金の扱いには気をつけないといけないんだよ……

 

「雄介君は、私を堕落させたいの?」

 

 だから私は雄介君を見つめて、そうハッキリと言った。

 雄介君は。ちょっと驚いて

 

「そこまで怒らなくても」

 

「怒るよ! 私が『結婚したら夫の財産は私のもの』とかいうクソ嫁になっても良いって言うの!?」

 

 ここは引いちゃいけないんだ。

 雄介君のためでもある。

 

「……僕、別にキミのATMになっても良いんだけどな」

 

 だから2000の技を身に着けようとしてるところもあるし。

 雄介君は久々にそんなことを口にする。

 

 私は耳を塞ぎながら

 

「やめて! そんな私を堕落させるような言葉は聞きたくない!」

 

 必死で耐えた。

 

 

 

 まぁ、とりあえず。

 お金が無くなったら、お金を補充しに行かないといけないわけで。

 

 銀行に出向いた。

 

 原間瀬(はらませ)銀行のボテハラ支店に。

 ここのATMで、自分の預金をおろさないと。

 

 私は、親に仕送りして貰ってる。

 前の学校に居られなくなり、ボテハラ市に引っ越すことが決まったとき。

 

 親に

 

「食費だけは出してあげるから、無駄遣いするんじゃないよ」

 

 そう言われて。

 お小遣いコミで月に4万円の仕送りをしてもらってるんだ。

 

 ……ありがたいと思ってるよ。

 

 だから私は。

 雄介君をしっかり支えて、私自身を可能な限り高めないといけない義務があるって思ってる。

 色々な人々の想いを背負って、この町に来たんだから。

 

「お米を買ったときにだいぶ使ったのに、気づかなかったのが痛かったね」

 

「国産米は安くはないね。確かに」

 

 そんなことを言いつつ、自動ドアを潜ってATMの行列に並んだ。

 

 結構並んでる。

 順番来るまでだいぶかかりそうだなぁ。

 

 まぁ、その間雄介君とお話していればいいか。

 

 そう、軽く考えていた。

 

 ……他の町はどうか知らないけど。

 

 ここ、ボテハラ市では銀行の窓口業務は17時までやっている。

 高校生が平日学校あることを考慮して、なんだよね。

 

 この町、全国で学校内でセックスして学校を追い出された高校生カップルが最終的に行きつく町でもあるので。

 高校生が銀行口座関係を持つこと、ざらにあるんだよ。

 

 ……今は16時30分。

 あと半時間で、銀行は終わるなぁ……

 

 そう、思っていたときだった。

 

 

 ……いきなり銀行正面のガラスドアが、突っ込んで来たライトバンによって突き破られて。

 ガラスの破片をばら撒いて、乗り込んで来た。

 

 そして

 

 そのライトバンから銃を持った男の人たちが降りて来たんだ……。




次回、学園ソドム!?

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