※この作品はR-18です。

孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~   作:XX(旧山川海のすけ)

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第4話 私、HRプリンセスになる!

 HRプリンセス……?

 

 聞いたことのない言葉。

 それに何なの……?

 

 この、喋る兎は。

 

「わけがわからないよ!」

 

 私は思わず口走る。

 だってそうでしょ!?

 

 いきなり変身しろとか言われても困るし!

 そもそもあなた何なんだという話だし!

 

 すると

 

「申し遅れたウサ。僕の名はハクト。コクマ界から魔王マーラ様の命令で派遣されてきたHRアニマルウサ」

 

 ……急にとってつけたように語尾に「ウサ」をつけて、自己紹介。

 

 ハクト。

 それがこの兎の名前らしい。

 

 私は

 

「ハクトね! そこは分かった! そこまでは分かった! 私は純真心愛だよ!」

 

 そう焦りの籠った声を発して

 

 逃げるために、女の子を抱えて走り出そうとした。

 ラバーズ法には身体能力の向上の効果もある。

 だから多分、無理では無いはず……

 

 だけど

 

「待ってくれ! 虚無獣(ボイドビースト)を倒してくれ!」

 

 逃げるんだよと決断をしようとした私の背中に、ハクトが語尾にウサもつけずに焦りと危機感に塗れた声音で言葉を投げて来た。

 

 あんな怪物を倒せって……

 

 無理でしょ!

 

「無理だよ! 私は普通のJKだよ!?」

 

 当然の返し。

 だけど

 

「無理じゃない!」

 

 即座に否定された。

 こんな言葉とともに

 

「君がHRプリンセスに変身すれば、あの怪物を浄化することは可能だ!」

 

 そのまま、ハクトは私の返答も待たずに説明を始めた。

 多分私に怪物の危険性と使命の重要性を理解させるためだ。

 

 あの怪物……虚無獣(ボイドビースト)は、AHR……アンチエイチアールという、異次元からの侵略者がこっちの世界の無生物を素体に創り出す怪物で。

 その世界を支配している知的生物の、男性を不妊症にする病原体を撒き散らすらしい。

 

 ……放っておくと、このボテハラ市を中心として世界中の男性が不妊症になり、人類は絶滅する……らしい。

 

 そんな……!

 

「そんなの困る!」

 

 私は叫んだ。

 私は雄介君と温かい子沢山家庭を築くんだ!

 だから家族と離れて単身でこのボテハラ市に引っ越してきたのに!

 

 だから……私は即座に決断した。

 

「私が変身したらいいのね!? どうすればいいの!?」

 

 私しかやれないなら、私が守護(まも)らねば。

 そうであるなら、迷う余地なんて無かった。

 

「その言葉を待っていたウサ!」

 

 語尾を復活させ、ハクトは教えてくれたよ。

 

「そこの君! 君は心愛の何なのか!? 彼氏!? 彼氏だよね!?」

 

 雄介君をその前足で指差して。

 また語尾にウサを忘れつつ、確認。

 テンションが上がり過ぎて忘れてしまったんだろうね。

 

 雄介君は気圧されつつも

 

「そうだよ」

 

 迷いなく答えてくれた。

 それが私は嬉しくて。

 

 こんな状況なのに、少しにやけてしまった。

 

「よし! だったらしてもらうことはひとつウサ!」

 

 ハクトは雄介君の言葉に、前足を打ち合わせて

 真っ直ぐに雄介君を見て

 

「彼氏君! 今すぐ心愛の子宮(おなか)に中出しするんだ!」

 

 そんなことを言ったんだよね……




次回、衝撃の変身方法について

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