孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~ 作:XX(旧山川海のすけ)
「望師匠がお隣さんになったんだよね」
次の日。
学校でお昼になったとき。
教室で。
私、葵さん、ナベさんの3人でお弁当を食べて。
その食後に昨日の話になった。
私が望師匠に再会したことを葵さんに言ったんだけど。
「おや」
葵さん、ちょっと驚いて。
「師匠、どうでした?」
「ん、普通に、上品だったよ。いつも通り」
食後のお茶を飲みながら。
「そのお師匠さん、どこから引っ越してきたの?」
一緒にご飯食べてたナベさんが、話に加わって来た。
そこでナベさんが蚊帳の外になってることに気づいて。
「元々阿比須町の人だったんだけど……」
その後、どこに引っ越したんだろ?
葵さんに視線を投げる。
葵さんは
「……東京だったはずですよ」
え? 東京……?
東京に住んでいたのに、何故地方都市のボテハラ市に引っ越してきたんだろうか?
しかも、極めて短期間に。
私が免許皆伝を貰って、その後だよね?
師匠がパート辞めたのは。
その後引っ越して、その先が東京で。
で、間を置かないでボテハラ市に引っ越し。
……変だよね?
ボテハラ市は不便では無いけど、東京には絶対に及ばないはずなのに。
あまりにも子供を作り過ぎて、育児に掛かる費用が億に迫ったから、みたいなのも違うしなぁ。
そこまで行くのには、1年無いから無理筋だもの。
う~ん、何でだろ?
そこも謎なんだけどさ……
「師匠にお子さんが出来たんですか? って訊いたら」
葵さんに相談するつもりで、私は伝えた。
昨日あったことで、1番引っ掛かってることを。
「なんか師匠、暗い顔をしたんだよ」
そう……
あれは何か悩みがある、暗い顔だった。
おそらく、妊娠に関わる何か……
私、どうするべきなんだろうか?
そう思っていたんだけど
「純真さん、師匠は大人の女性ですよ」
子供を相手にするんじゃ無いですから。
と、葵さん。
「大人は自分で自分がまずい状態だと感じたら、自分で助けを求めるんです」
私は葵さんの言葉には何も言えなかった。
自分が何も言わなくても、察して助けて欲しい、なんてのは幼稚な考え。
自分の管理にすら
なのに相手が明確に救いを求めて無いのに、手を貸そうとするのは師匠への侮辱ではないでしょうか?
あなたは自分の管理も満足にできない子供なんですよね、って言ってるのと同じですよそれは。
……そんな葵さんの言葉を聞き
私は
ああ、やっぱり。
あのとき、師匠のプライベートに踏み込むのはおかしいかなと思ってやめたんだけど。
正しい判断だったみたいだな。
そう、思ったんだ……そのときは。
ししょー!(関さんの声で読め)
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