孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~ 作:XX(旧山川海のすけ)
師匠の右拳が蒼く輝き、極寒の冷気が収束していく。
触れれば全てを凍てつかせる絶対零度の手……
それが師匠の
身構える師匠の姿……
数日前はその強者のオーラに気圧されて、負けてしまったけど。
今は違う。
「師匠……」
私の言葉に。
師匠は
「純真さん……今度は右腕だけで済むと思わないで下さい……」
そう、本気の意志が籠った声を発した。
その言葉に私は
師匠は、結果的に私が死に瀕する可能性すら考慮している。
それに気づいた。
なりふり構わず、私に勝つことを考えているんですね……
諦めるわけにはいかないから……
私はグングン下がっていく気温を感じながら、師匠が顔の横に構えている青く輝く貫手を見つめ。
……私も顔の前で右拳を握ったんだ。
同時に。
私の右手が輝き始める。
白く、眩い輝き。
同時に上昇していく気温。
……ノーマルフォームの
赤い炎は最も温度の低い炎。
だけど今の私の拳が輝く色は……白。
白い炎は赤い炎より遥かに高温で。
そして太陽の光の色に通じる色なんだ……!
「なっ!?」
師匠の顔色が絶望色に引き歪む。
自分の撒き起こしている絶対零度の冷気の領域が、私の灼熱領域に押しやられ、溶けて蒸発、消えていく……!
自分の劣勢を悟った師匠は私の
青く輝く右手を掲げて、突撃してきた。
「プリンセスコキュートスエンドフィンガァァァッッ!!」
師匠の手が突き出され、私の左肩を掴んだ。
左肩から凍結させ、私の上半身を吹っ飛ばす気なのか。
だけど
師匠の顔が真っ青になった。
……凍結しないのだ。
私の温度が高すぎて、絶対零度の手が通じない……!
自分の最大の必殺技が通じないことを知った師匠を前に。
私の方も、右手を貫手のカタチにし、顔の横に構える。
……いきますよ……!
「プリンセス……」
勝ち目が完全に吹っ飛んで、敗北を覚悟した師匠は
「シャイニングラブ……」
私の
だけど
すぐに目に力が戻り、真正面から全てを受け止める覚悟を決めた。
師匠……!
私は……決断する!
プリンセスバーニングラブフィンガーを上回る超高温の輝く光の手で、師匠の顔を鷲掴み
叫んだ
「フィンがぁぁぁぁぁっ!」
プリンセスシャイニングラブフィンガー。
私の右手を小型の太陽にし、輝く命の炎で対象を焼き尽くして浄化する
私の
「アアアアアアーッ!」
絶叫。
頭部を中心に純白の炎に包まれていき、悶え、苦しみ。
そして
輝く光の粒子になり、人の形を失った。
何も、残さず。
……師匠。
師匠は旦那さんの子供が欲しかっただけ。
何も落ち度なんてないのに、運命はそれを許さなくて。
そして師匠はそれを受け入れられなかった。
なんて残酷な運命……!
そう、私は師匠を想い、空になった右手を握り込み。
輝きを消したんだ。
師匠を倒した主人公は
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