孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~ 作:XX(旧山川海のすけ)
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次元の穴を越えて、帰還した金剛無。
その人面獣身の化け物に、2人のHRプリンセスが挑んでいく。
天龍さんと美池さん……
ロイヤルプリンセスとワイルドプリンセスだ。
ロイヤルプリンセスはラバーズ法の「外」の技で、空中戦が可能なのだけど、ワイルドプリンセスはそうじゃない。
実質、ロイヤルプリンセスと金剛無の一騎打ちだ。
金剛無の爪の攻撃を、抜き放った騎士の剣で受け流し、防いでいた。
……斬りつけるわけにはいかない。
金剛無は、分断されると分裂する。
そして増やしていったら、いつかは対処できなくなり、詰む。
だから斬撃は禁止事項。
「ロイヤルプリンセス!」
ワイルドプリンセスの叫び。
それに応え、ロイヤルプリンセスが空中で身を引く。
そこに飛んでくる、ワイルドプリンセスの汗。
増幅されているので、相当な量なのだけど。
それが爆発した。
金剛無の目の前で。
爆発属性を付与された汗の放射だ。
「ぐおおおおっ!」
金剛無は顔面を押さえ、墜落する。
爆破の衝撃で怯んだみたいだ。
「縫いつけます! ラバーズ法ダイヤモンドスラッーシュ!」
地面に落下した金剛無に。
上空から騎士剣を突き出して、下突きの態勢で飛び降りてくるロイヤルプリンセス。
串刺しならば行動不能にできるし、分裂も起きないハズだ。
だけど。
そこで金剛無が、突然に自分の手に噛みつき……
躊躇いなく嚙みちぎり、吐き出したんだ。
すると
当たり前だが、そこから完全再生し、別の金剛無が生まれるに至る。
その事実に衝撃を受け、空中で停止するロイヤルプリンセス。
金剛無は嗤う。
「……自分たちが切断しなければ、溶かさなければ、決して数が増えないとでも思ったか? 自分で自分の身体を噛み切るのはそれなりに精神力を消費するので、あえてしなかっただけだ」
嫌な笑みを浮かべ、2体の金剛無は再び自らの手を噛みちぎり、吐き出し。
さらに分裂。
4体になった。
「……さあ、どうする?」
声は4つした。
金剛無はニヤニヤと笑っている。
絶体絶命。
金剛無の増加は止められないし。
2人のHRプリンセスたちの対処能力には限界がある。
2人の顔色がみるみる青くなる。
……心愛……
僕は別の次元で、AHRの中枢と戦っているであろう恋人を思い……祈った。
そのときだ。
奇跡が、起きた。
「あっ」
「ああっ」
ロイヤルプリンセスとワイルドプリンセス。
2人のHRプリンセスが自らの身体を抱き締めて、悶えるように身を捩らせたんだ。
その様子に僕は……
思い当たるものがあった。
あれって……!
同時に。
2人から波動が放射される。
命の波動……!
あのときと……同じだ!
心愛がマタニティフォームに至ったときと……!
次回、2人のマタニティフォーム!
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