※この作品はR-18です。

孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~   作:XX(旧山川海のすけ)

94 / 101
第94話 2人の最終形態

~種原雄介(たねはらゆうすけ)視点~

 

 命の波動を発しながら、2人のHRプリンセスの衣装が変化していく。

 

 スカートの丈が長くなり、フリフリの魔法少女的衣装から、姫君の身に着けるドレスの風格を備えていく。

 装飾が増加し、最終形態に近づいていく。

 

 そう。

 HRプリンセスの最終形態……。

 

「ロイヤルプリンセス最終形態!」

 

 天龍さんが大きく腕を振りながら宣言する。

 

「マタニティフォーム!」

 

 ……彼女は今、婚約者である雨田君の子供を身籠った。

 ▲学生の若々しい生まれたて精子で受精した女子高生の卵子が、命の波動の中で速攻で着床して成立したんだ。

 

 これはその結果から、彼女が母としての責任を果たすための姿。

 

「ワイルドプリンセス最終形態!」

 

 美池さんが大きく腕を振りながら宣言する。

 

「マタニティフォーム!」

 

 ……彼女は今、受精バトルロイヤルに勝ち抜いた誰とも分からない男性の子供を身籠った。

 数多くの他の精子を打ち倒し、勝ち抜いた厳選精子で受精した女子高生の卵子が、命の波動の中で速攻で着床して成立したんだ。

 

 これはその結果から、彼女が未婚の母としての責任を果たすための姿。

 

 

 今ここに、全てのHRプリンセスがマタニティフォームに到達した。

 

 それはつまり……!

 

 今まで余裕を見せていた金剛無の表情が、みるみる蒼褪める。

 彼にも理解できたんだろう。

 

 ……もはや、自分が何をしても企みは成就しないってことを。

 

「ラバーズ法ヴィーナスシャワーッ!」

 

 ワイルドプリンセスは大きく腕を振り上げ、シャウトする。

 それと同時に、金剛無たちを大粒の雨が打ち据える。

 

「グギャアアアアアア!」

 

 ……浴びせた対象を焼く大粒の雨。

 おそらく、濃硫酸の雨だ。

 

 太陽系第二惑星・金星には濃硫酸の雨が降るらしい。

 この技は、それをラバーズ法の「液」の技で再現したものだろう。

 

 変質させた汗に、濃硫酸の性質を付与し、金剛無たちに浴びせたのだ。

 硫酸はモノを溶かすというより、水分を奪う。

 だから浴びせられると、焼け付いたようになるんだけど……

 

 この場合、最高の効果を齎した。

 すなわち、分裂を許さず、激しい苦痛だけを相手に与えるんだ。

 濃硫酸を全身に浴びて、絶叫して苦しみ悶えている。

 

 ……これで拘束できている!

 

 そこに

 

 ラバーズ法の「外」の技で、天に駆けあがるロイヤルプリンセス。

 彼女は高みに立った後、大きく腕を広げ

 

「プリンセス……」

 

 スキルシャウトをはじめたとき。

 

 空中に光が結集し、そこから無数の騎士剣が錬成されていく。

 

 ……その数、ゆうに数百……いや、千……!

 

 濃硫酸を浴びせられ、苦しみ悶える金剛無に、その絶望的な状況に気づく余裕は無い。

 

 ロイヤルプリンセスは、千の刃に囲まれて、眼下で悶える化け物を冷徹な眼で見下ろして。

 最後のスキルシャウトを放つ。

 

「サウザントブレード!」

 

 特殊技能(プリンセススキル)「プリンセスサウザントブレード」

 千の刃を錬成し、標的に向かって全弾打ち込む完全抹殺秘奥義……!

 

 眼下の金剛無たちを指差して、そのシャウトを放った瞬間。

 

 千の刃が豪雨のように降り注ぎ……

 

 4体の金剛無たちを、全身隙間なく突き刺し、突き通して。

 大地に拘束したんだ……!




見事、マタニティフォームに到達した2人……!

本作を読んでいただき感謝です。
続きが気になる、面白かった。
その場合は評価、お気に入り、コメント等を頂けますと嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。