※この作品はR-18です。

孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~   作:XX(旧山川海のすけ)

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第95話 次は良い孕ませライフを

「殺してやる! 殺してやるぞラブラブプリンセス! その腹の中のガキと一緒に!」

 

 オールボイドの叫び。

 彼は続けた。

 

「まやかしの幸せでヘラヘラしている奴らが憎い! 僕はそのせいで不幸せになったんだ! 僕を否定するなぁぁぁぁっ!」

 

 そして私に向かって飛び掛かり。

 固めた拳でボディブローを繰り出して来るけど

 

「否定なんてしてないよッ!」

 

 私はカウンターでローリングソバットを繰り出し、顔面に蹴りを入れて撃墜した。

 

「ぶるわああっ!」

 

 悲鳴と共に白い地面にぶっ飛んでいくオールボイド。

 私は彼に

 

「何度でも言うよッ! 自分が嫌いなもので幸せになった人を攻撃しても、あなたは幸せになれないし、本当に満たされることは無い!」

 

 そう。

 本当の幸せは、他人を苦しませることの中になんて無いんだよ。

 

 ……あってたまるか!

 

 親になった今なら分かる。

 私が雄介君の子供を欲しがったのは……

 

 この世に雄介君の居た証を私自身が残したかったから。

 そしてそれ以上に……

 

 私と雄介君の愛の結果で、この私たちに幸せをくれた世界に、恩返しをしたかったからだッ!

 私たちが2人でこの子を幸せな人間に育てられれば、この子はさらに同じことをしてくれる。

 

 幸せの連鎖を紡ぐ……

 

 そこに、私の想いの本質があったんだ……!

 

「オールボイド……」

 

 私は身を沈め、両手を広げ。

 その両手に、HRプリンセスのエネルギーを集中させる。

 

 この無限に湧きだす命の波動を……

 

「もう、終わらせよう……他人を羨み、憎むだけの生は地獄の中に居るようなもの……何かの本で読んだ」

 

「黙れェェェッ!」

 

 私の言葉に。

 オールボイドが大きく叫び、その右手の上に闇の波動を巨大な球体に収束させ。

 私に向けて投げ放つ。

 

 迫って来る闇の球(ダークボール)。

 

 私は……

 

 命の波動を集中させた両手を向き合わせ、その手の中に輝く光の球を発生させる。

 

 行くよ……

 

 私の究極特殊技能(アルティメットプリンセススキル)……!

 

「プリンセス……」

 

 私は発生させた光の球を両手で腰だめに構え。

 さらに意識を集中させ

 

「セフィロトラブオーラァァァァッ!」

 

 そしてそのまま、かめ〇め波や波〇拳のフォームで

 

 集中させた命のエネルギーを打ち出した。

 発射の瞬間、私の身体が余波で後ろにずり下がる。

 

 そのエネルギーの奔流はオールボイドの闇の球(ダークボール)を飲み込み。

 瞬時に粉微塵に消し飛ばし……

 

「な……」

 

 逃れられない運命を自覚し、憎悪、怯え、そして悔しさ……

 複雑な表情を浮かべたオールボイドを飲み込んだ。

 

「なんで正しい僕がやられるんだぁぁぁぁぁっ!?」

 

 そんな、最期の叫びだけを残して。

 命の光が去った後。

 そこには何も残らなかった。

 

 ……オールボイド。

 次は良い孕ませライフを生きられたらいいね……

 

 そう思い、私は究極特殊技能(アルティメットプリンセススキル)の構えを解いた。




次回、最終章最終話。

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