孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~ 作:XX(旧山川海のすけ)
「殺してやる! 殺してやるぞラブラブプリンセス! その腹の中のガキと一緒に!」
オールボイドの叫び。
彼は続けた。
「まやかしの幸せでヘラヘラしている奴らが憎い! 僕はそのせいで不幸せになったんだ! 僕を否定するなぁぁぁぁっ!」
そして私に向かって飛び掛かり。
固めた拳でボディブローを繰り出して来るけど
「否定なんてしてないよッ!」
私はカウンターでローリングソバットを繰り出し、顔面に蹴りを入れて撃墜した。
「ぶるわああっ!」
悲鳴と共に白い地面にぶっ飛んでいくオールボイド。
私は彼に
「何度でも言うよッ! 自分が嫌いなもので幸せになった人を攻撃しても、あなたは幸せになれないし、本当に満たされることは無い!」
そう。
本当の幸せは、他人を苦しませることの中になんて無いんだよ。
……あってたまるか!
親になった今なら分かる。
私が雄介君の子供を欲しがったのは……
この世に雄介君の居た証を私自身が残したかったから。
そしてそれ以上に……
私と雄介君の愛の結果で、この私たちに幸せをくれた世界に、恩返しをしたかったからだッ!
私たちが2人でこの子を幸せな人間に育てられれば、この子はさらに同じことをしてくれる。
幸せの連鎖を紡ぐ……
そこに、私の想いの本質があったんだ……!
「オールボイド……」
私は身を沈め、両手を広げ。
その両手に、HRプリンセスのエネルギーを集中させる。
この無限に湧きだす命の波動を……
「もう、終わらせよう……他人を羨み、憎むだけの生は地獄の中に居るようなもの……何かの本で読んだ」
「黙れェェェッ!」
私の言葉に。
オールボイドが大きく叫び、その右手の上に闇の波動を巨大な球体に収束させ。
私に向けて投げ放つ。
迫って来る
私は……
命の波動を集中させた両手を向き合わせ、その手の中に輝く光の球を発生させる。
行くよ……
私の
「プリンセス……」
私は発生させた光の球を両手で腰だめに構え。
さらに意識を集中させ
「セフィロトラブオーラァァァァッ!」
そしてそのまま、かめ〇め波や波〇拳のフォームで
集中させた命のエネルギーを打ち出した。
発射の瞬間、私の身体が余波で後ろにずり下がる。
そのエネルギーの奔流はオールボイドの
瞬時に粉微塵に消し飛ばし……
「な……」
逃れられない運命を自覚し、憎悪、怯え、そして悔しさ……
複雑な表情を浮かべたオールボイドを飲み込んだ。
「なんで正しい僕がやられるんだぁぁぁぁぁっ!?」
そんな、最期の叫びだけを残して。
命の光が去った後。
そこには何も残らなかった。
……オールボイド。
次は良い孕ませライフを生きられたらいいね……
そう思い、私は
次回、最終章最終話。
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