※この作品はR-18です。

孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~   作:XX(旧山川海のすけ)

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第98話 出産

 順調に私のおなかは大きくなり、学校に通いにくくなってきたけど。

 この町では妊婦がギリギリまで学校に通ったり、仕事に行くのは普通のことなので。

 産休申請は出さなかったんだ。

 出そうと思えばいつでも出せたけど。

 

 それは葵さんも美池さんも同様で。

 身重になっても学校に通い続けていたんだけど。

 

 その中で、特に美池さんがすごかった。

 

「美池さん、階段を降りられるかい?」

 

「美池さん、何か欲しいものは?」

 

 ……なんと。

 美池さんのこれまでのお仕事でお客さんになった男の子たちが、俺が俺がとワラワラ美池さんを手助けしに来たんだよ。

 なんでも

 

「最高に満足できるセックスをさせて貰った。男として、完全に受け入れて貰った。その恩返し」

 

 その一言で。

 別にこれで、美池さんを靡(なび)かせようとか思ってないんだ。

 

 その証拠に。

 私と葵さんが

 

「美池さんは博愛の人だから、苦しいときに手助けして貰ったことは感謝はしてくれるけど」

 

「それで特定1人の男性の専属の女性にはならないと思いますよ?」

 

 そう、男の子たちにその行動の真意を訊いたら

 

「……俺たちは受けた愛に応えているだけだけど?」

 

「受けた愛を愛で返すことが馬鹿にされることなのか? 意味不明なことなのか?」

 

 そう、若干不機嫌な顔で言い返されてしまった。

 私たちの問いが、見返り求めても無駄だよ? と。

 そう言ってるように聞こえたみたい。

 

 なので、私たちはボテ腹で頭を下げにくかったけど。

 ペコペコ謝った。

 

「すいませんでした」

 

「浅はかでした」

 

 ……純粋な愛を疑うなんて。

 失礼なことをしてしまったよ。

 

 

 

 そして。

 運命の出産日がやってきた。

 

「My eggs are yours. So give me your sperm」

 

 英語の授業中に陣痛が来て。

 即座にパシャッと破水。

 

 私は板書を書き写しているときに、急に下痢に似た腹痛と、パンツをぐしょ濡れにする液体を感じた。

 

 やっべぇぇぇぇぇ!

 

 周囲に生臭い匂いが漂って、それがちょっと恥ずかしかったけど

 

「あだだだだ!」

 

 すぐにそれどころじゃなくなった。

 そして、私が陣痛で苦しんでいると。

 

「うううううっ!」

 

 ……なんということか。

 葵さんも陣痛が来たみたいで。

 

 しかも同じく破水したみたいで。

 

 椅子の下に水たまりが。

 

「大変だ!」

 

「純真さんと天龍さんが産気づいている! 分娩室に運べー!」

 

「父親に連絡を入れろ! 立ち合わせろー!」

 

 クラスがざわつき、女子が集まって来て、男子が倉庫から持って来た担架の上に私を乗せ。

 葵さんも同様にオンザ担架。

 

 そのまま男子の力で担架で教室を出て、廊下を移動し。

 ボテハラ高校内の分娩室に連れていかれたんだ。

 

 この高校は授乳室があるけど、分娩室もあるんだよね。

 急に生徒や職員が産気づいたときのために。

 

 そのまま分娩室に辿り着くと。

 

 先客で美池さんが居て。

 脂汗を流していた。

 

 そしてそこから3時間後。

 

 私たち3人は、分娩台の上でそれぞれ第一子を産み落としたんだ。

 

 おぎゃああああああああ!




産まれた!

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