※この作品はR-18です。

孕ませプリンセス!~孕ませを守る3人の魔法少女たち~   作:XX(旧山川海のすけ)

99 / 101
第99話 入籍と新しい家族★

「ありがとう心愛」

 

 保健室で。

 出産に立ち会ってくれた雄介君が、涙を拭って娘を抱っこしてくれた。

 生まれたのは女の子。

 髪の毛が無いのでつるっぱげで、チンチンが無い以外は見分けがつかないけど。

 

 私たちの娘は、雄介君の腕の中でスヤスヤ眠っていた。

 

「この子が僕の娘なんだね。……嬉しいよ」

 

 雄介君は子供が生まれたことを本当に喜んでくれる。

 ここまで辛いことがいっぱいあったけど

 

 産んで良かった。

 

 本当にそう思う。

 

「雄介君、これから大変だと思うけど……一緒に育てようね」

 

「ああ。今日から同じ家に住むよ」

 

 書類も今日、これから出して来るよ。

 そう宣言してくれた雄介君は、本当に嬉しそうだった。

 

 今日、これから。

 雄介君はボテハラ市役所に出向いて、婚姻届を出して来る。

 

 書類自体は妊娠中に書いてて。

 入籍は、子供が生まれてからにしようと決めてた。

 

 今は午後3時くらい。

 そして多分、今日の午後6時には。

 

 私の名前は「純真心愛」から「種原心愛」になるんだ。

 雄介君と、法的に家族になるんだ……

 

 そして私が感激していると。

 

「あなた、ホラ、抱っこしてください。あなたの息子ですよ」

 

「ありがとう……産んでくれてありがとう葵……」

 

 ボテハラ小学校から駆け付けて来た雨田君……いや、ツルギ君が我が子のお包みを抱っこしてた。

 隣のベッドは葵さんが使ってて。

 

 そこで夫婦で、ウチと同じく子供の誕生を喜び合っていた。

 ……向こうは元雨田君が名字を変えるんだよね。

 だから雨田(あまだ)剣(つるぎ)君は、天龍(てんりゅう)剣(つるぎ)君になるんだ。

 

 おめでとう。

 新しい家族だよね。

 

 

 

 私は着用していた薄青色の患者衣の前を開けて、オッパイを取り出した。

 この子に吸わせるためだ。

 

 妊娠前はあまり大きく無かったけど、今は授乳のためにブーストされている私の胸。

 色の濃くなった乳首を娘の口に含ませると、一生懸命チュウチュウ吸い始める。

 

 ……まあ、まだ出ないんだけど。

 母乳が出るようになるにはしばらくかかる。

 確か……早いと明日。遅くて3日、だったかな。

 

 でも、赤ちゃんに授乳の練習をして貰うのが色々大事なんだよね。

 

「心愛、この子の名前はどうする?」

 

 そこに、雄介君が声を掛けてくれた。

 私は

 

「優しいのユウで、優子がいい」

 

 即答。

 雄介君は

 

「もう、決めてたんだ。……ちなみに由来は?」

 

「雄介君の名前の音と、それに子をつけた」

 

 この国では、名前に子がつかない女の子は、1つ可能性が潰れると誰かの話で聞いたことがある。

 だったら、親の気遣いでつけてあげるべきだし。

 

 この子は私たちの第一子なのだから、私は夫の名前の一部をつけたかった。

 でも、雄介君の「雄」の字は、女の子向けじゃない。

 だからこの名前。

 

 私の意見に、雄介君は

 

「さすが心愛だ。ちゃんと子供のことを考えてくれてるのが、僕は嬉しい」

 

 そう言って、また涙ぐんでくれた。

 

「ああっ、あなたっ」

 

 ……と、私たちが感動的に夫婦の絆を深めていたら。

 

 隣のベッドで葵さんが。

 

 オッパイを両方ほりだして。

 片方を赤ちゃんに、もう片方を旦那さんに吸わせてた。

 

 そしてゾクゾクした牝の表情で、乳房に吸い付く夫の頭を撫で回して。

 

「……美味しいですかあなたっ……? あなたの精子で孕んだ女のお乳から出ている母乳ですよッ……?」

 

 ……どうやら。

 どういうわけか葵さんはもう母乳が出るらしく。

 

 赤ちゃんと旦那さんへのダブル授乳というハイレベルプレイに挑んでいるみたいだった。

 

 流石に思ったよ。

 

 ……そういうことは家でやってくれないかなぁ?

 今日くらい、我慢しようよ。

 

 私ですら、そんな気にならないのに。

 

 

 

 ……ああちなみに。

 

 美池さんは、この保健室を使わず。

 彼女を支える数えきれないサポーター男性たちが用意した特別室にいるんだ。

 

 すごいよね。

 数の力というか……




そして時間(トキ)が過ぎ。
次回、最終回。

本作を読んでいただき感謝です。
続きが気になる、面白かった。
その場合は評価、お気に入り、コメント等を頂けますと嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。