※この作品はR-18です。

義姉 ~美智子~   作:Gri26

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第1章 凌辱の目覚め

 

 

  第1章 凌辱の目覚め

 

  話は、三か月前にさかのぼる―――。

 

  その日の授業を終え、帰路についていた修次は、道に手帳のようなものが落ちているのを見つけた。

  拾って中を見ると、学生証だった。

 「北沢高」という学校名と、校章が記されていた。

  二年D組、水野貴子。

  その学生証に書かれている住所を頼りに、修次は貴子の家を探し当てたのだ。

  呼び鈴を押すと、母親らしき女性が出てきた。

  修次が事情を話すと、恐縮した様子で学生証を受け取り、貴子に取り次いでくれた。

 「ああ、わざわざすみません」

  玄関に出てきた貴子は、そう言って頭を下げた。

  貴子は色白の髪のやや長い、清楚だが儚い印象の女の子だった。

 「これ、学生証。よかったね。見つかって」

 「はい。どうもすみません」

  学生証を受け取った貴子は、顔を赤らめた修次を上目遣いに見て、おずおずとこんなことを言った。

 「・・・・・・あの・・・・・・、それであの・・・・・・お礼と言っては何なんですけど・・・・・・」

 「ん? ・・・・・・ああ、いやいいよそんな。気にしないで」

 「いえ、そう仰らず・・・・・・。あの、よろしかったら、お茶でも飲んでいきませんか?」

 「え?」

 修次はちょっと面食らった。

 「いや、そんな、いいよ。だって落としたのはただの手帳なんだし」

 「でも・・・・・・それじゃ私の気が済みません」

  妙に切々とした感じで言われて、修次はしばし迷った末、結局はその言葉を受け入れたのだった。

 

 「じゃあ、せっかくだから、ご馳走になろうかな」

  そして修次は貴子の家に招かれた。

 「どうぞ、お入りください」

  貴子に促されて修次が通されたのは、二階の部屋だった。

  中に入ると、花のような香気が修次の鼻孔をくすぐった。女の子の部屋特有の香りだった。

  部屋に入った瞬間、修次は頭がくらくらした。女子の部屋になどこれまで一度も  入ったことがないのだ。

  まして相手はとびきりの美少女である。ついあちこち見回してしまいそうになるのを理性で必死に抑えた。

  貴子のセーラー服姿が、彼女の清楚さを醸し出す。

 「どうかお楽になさってください」

 「あ、うん」

  修次はソファに腰を下ろした。スプリングが利いていて、修次の体重を難なく受け止める。

  テーブルの上にはお茶の用意ができていた。ポットもカップも高級品だ。きっと親  が買ってくれたのだろう。

 「今、お茶を淹れますから」

  そう言って貴子はポットからカップへお茶を注ぐと、それを修次のところへ持ってきてくれた。

 「ありがとう」

  修次はそれを受けとり、口へ運んだ。

 「あちちっ」

  猫舌なのですぐには飲めなかったのだ。

 「まあ」

  貴子がくすりと笑う。そして慌ててタオルを取りに駆けていった。

  そして濡れたタオルを持って戻ってきて、修次の膝元にしゃがんだ。そして甲斐甲斐しく修次の膝を拭き始める。

 「あ、いいよいいよ、自分で拭くから」

  そう言って自分で拭こうとするのだが、貴子はそれを手で制して止めようとしない。

  結局修次は、スカートから伸びる貴子のしなやかな脚が自分の膝の上に乗せられるのを拒むことができなかった。

  そして自分の脚にまとわりつく柔らかい布の感触に、別の意味でくらくらするのだった。

 「あの・・・・・・そういえば、あなたの名前を聞いていませんでしたね」

  貴子が口を開く。

 「俺は修次。高砂修次」

 「修次さん。・・・・・・いいお名前ですね」

 「そうかな? まあ、あまり気に入ってはないけど」

 「そうなんですか?」

  貴子は微笑みながら、ポットからカップへお茶を注ぐ。

 「俺は自分の生まれに恥じない生き方をしたいと思ってるからね。そんな大層な名前にはふさわしくないよ」

 「まあ」

  またくすりと笑う貴子だった。

 「・・・・・・ん?」

  何気なく下を向いた修次は、絨毯の上に落ちてある一冊のハードカバーの本が落ちているのを見つけた。

 「あれ・・・・・・この本、君の?」

 「え?」

  貴子は修次に指摘されて初めて気づいたらしく、慌てて絨毯の上の本を拾い上げる。

 「あ! すいません! こんなところにうっかり落としてしまってたなんて・・・・・・」

  どうやら学校の教材で使う資料の一冊らしい。

  修次はそれを受け取ると、何気なくぱらぱらとめくってみた。

 「・・・・・・」

 「あ、駄目です! 見ちゃ・・・・・・」

  貴子が修次の手の中の本に手を伸ばそうとしたとき。

  活字に目を通した修次が、それがエロ小説であるのに気づくのに時間は掛からなかった。

 「貴子さん、こういう本を読んでるの?」

 「え? あ! 駄目っ! 見ちゃ駄目です!」

  貴子が慌てて手を伸ばすが、それより修次が本を彼女の手が届くより高い位置へ持ち上げる方が早かった。

 「別に構わないじゃないか」

 「・・・・・・恥ずかしいんです・・・・・・」

  俯いてスカートの裾を握り締めている貴子の姿に、修次はつい嗜虐心をそそられる。

 (この子をいじめてみたくなってきたな)

  そんな危険な考えすら頭に浮かんできてしまう。

  いや、駄目だ。それは人間として許されないことだ。

  そう心の中で叱咤するのだが、一度芽生えた危険な考えはなかなか振り払うことができない。

 「恥ずかしくなんかないだろう? だって君ぐらいの年ならこういう本を読んでいても 不思議はないし」

  修次は、本の適当なページを見開いて貴子に見せながらそんなことを言った。

  案の定、貴子がたちまち頬を桜色に染める。

 (さて・・・・・・)

  心の悪魔がささやくまま、修次は更に言葉を継いだ。

 「でもこの小説の女の子みたいに可愛い女の子がこんないやらしい小説を読んでいたなんて、ちょっと幻滅かな」

 「・・・・・・!!」

  ただ気になるのは、文章の名前の部分が滲んで見えること。

  よほど感情移入して読んでいるか、あるいは・・・・・・。

 「貴子さん? どうしたの?」

 「修次さん、もう勘弁してください・・・・・・」

  そう言いながらも、スカートの裾をぎゅっと握り締めたままでいる貴子。

  そのときの彼女がどこか官能的に感じられてならなかった修次は、いよいよ本気でいじめてみたくなってきた。

 (・・・少しくらいならいいんじゃないのか)

  悪魔のささやきに抗しきれず、修次はついに貴子をソファに押し倒した。

 「きゃっ!」

  貴子が小さく悲鳴を上げる。修次はそんな悲鳴など耳に入らなかった。

 「い、いやっ! 離してっ!」

  しかし両手首をがっちりと押さえて身動きを封じているため、彼女にできる抵抗はわずかに身を捩らせることだけだ。

  そうしているうちにも、スカートがめくり上がって白い太股が露わになり始める。

 「やあっ! いやですっ! やめてぇっ!!」

  貴子のその声と仕草に、ますます嗜虐心をそそられた修次は、更に彼女の首筋に舌を這わせた。

 「い、いやぁんっ!!」

 「嫌じゃないだろう? 貴子さんはこういういやらしい小説を読んで悦ぶ変態な女の子なんだよね?」

  耳元で囁くと、彼女は小さくかぶりを振った。

 「ち・・・・・・違います・・・・・・」

  だがその言葉とは裏腹に、貴子の声は甘く濡れ始めているように感じられた。

  足をばたつかせるうちに、スカートの中のパンティが見え隠れする。

  修次はそこに指先を走らせる。

 「あっ! ああっ!!」

  貴子はびくん、と身体を震わせた。

 「へえ・・・・・・可愛いパンティ穿いてるんだね」

  修次はそう囁きながら、指先をパンティの中に滑らせる。

  そして指先が薄い茂みに触れた。

 「い、いやぁんっ!! やめて! お願いっ!」

  しかし修次は構わず、指先を茂みに這わせ続けた。そしてゆっくりと上下へ擦るように動かす。

 「ああっ! いやぁっ!!」

  貴子の叫び声が見えない壁に阻まれているのか、家人が出てくる気配はない。

  修次は指を上下左右に動かしながら、次第に強く、押し潰すように擦りつける動きに変えて行った。

 「あっ! ああっ!! いやぁっ!!」

  貴子の漏らすあえぎ声は、とてもいやがっているとは思えない響きを伴っていた。

 (なんて可愛いんだ・・・)

  そう感じた修次は貴子のパンティを剥ぎ取った。

  そしてむき出しの茂みに顔を近づけた。

 「いや、見ないで・・・」

  貴子は力ない声で訴えるが、修次は構わずそこに舌を這わせた。

 「ああっ! いやぁっ!!」

  そして更に舌に力を入れて押し当てる。すると彼女の身体がびくんと跳ねた。

 (もう駄目だ)

  修次は自分のベルトを外し始めた。そしてズボンとトランクスを一緒に脱ぎ捨てると、既にいきり立っているものを貴子のそこへあてがい・・・。

 「あ・・・・・・いや・・・・・・」

 「行くよ、貴子さん」

  そう言うと同時に、一気に貫いた。

  雄々しく腰を振りながら、貴子の唇を貪る。

 「修次さん、私・・・修次さんが好きになりそう・・・」

 「貴子さん・・・・・・俺もだよ」

  そして二人は同時に果てた。

  何気なくハードカバーの中を見た修次は首を傾げた。

 「・・・・・・あれ?」

  ページに書かれた活字が消え、真っ白に変わっている。

 「どうしたの?」

 「いや、ここに濡れ場があるんだけど、どういうわけか真っ白に変わってるんだ」

 「え? 本当?」

  貴子は修次の手の中の本を見た。そしてぎょっとした表情を浮かべる。

 「貴子さん、しばらくこの本を借りるよ。確かめたいことがあるから」

 「え? あ、はい。どうぞ・・・」

  修次は本を閉じると、そのまま貴子の家を後にした。

 

          第1章 凌辱の目覚め 完

 

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