第3章 濡れたアンダースコート
ある夏の日の昼下がり―――。
その日も修次は例のハードカバーを見ていた。
そしてページをめくる指が止まる。
そのページには、白いテニスウェア姿の女が、ラケットで股間を嬲られている挿絵が描かれていた。
顔は滲んでいてはっきりしないが、輪郭は美智子にそっくりだった。
口にはピンポン玉のようなものを噛まされ、両手は後ろ手に縛られている。
修次はその隣の活字に目を追う。
『露になった女の恥丘を愛用のラケットが蹂躙し、そこから愉悦の液体が溢れ出る。』
修次はゴクリと生唾を飲む。
『美*子は後ろ手に縛られたまま、激しく身をよじる。』
『ラケットがさらに激しく股間を嬲る。』
「ね、義姉さん・・・・・・」
修次は思わずそう呟くと、ズボンのファスナーを下ろして中からモノを取り出した。
「そ、そんな・・・・・・」
修次が握っているのは、もちろん自分のモノである。
「こ、こんなことが・・・・・・っ」
修次は知らぬうちに、美智子の姿を思い浮かべて自慰をしていたのである。
血は繋がっていないとはいえ、"姉”を性の対象にしてしまったことに、修次は思わず自己嫌悪に陥る。
しかし、その思いとは逆に、股間はどんどん硬くなる。
すでに美智子を押し倒し、犯してしまった。
ここまで来たからには、もはや後には引けない。
「ね、義姉さんっ!」
修次は美智子の名を叫ぶと、手に握ったモノを激しく扱き始めた。
『ラケットが激しく上下する度に、美*子から愛液が溢れ出る。』
「あ、ああっ!」
『ラケットが一層激しく動く! 美*子の体が痙攣し・・・・・・そして絶頂に達する!』
「ううっ!」
どぴゅっ! どくどくっ!
修次のモノが弾かれ、勢いよく白濁液を吐き出す。
それは、修次の手を汚し、床にも飛び散って淫らな染みを作った。
「す、すまない・・・・・・」
荒い息と共にそう呟くと、修次はティッシュを手に取り後始末をするのであった。
「お、俺は・・・・・・なんてことを・・・・・・」
修次が呟いた時―――。
―――犯せ、もっと犯せ!
「!?」
修次は驚いて周囲を見回すが、もちろん誰もいない。
しかし、その声は修次の中に直接響いてくる。
「誰だ、お前は!?」
――犯せ、姉を犯せ!
「な、何を言うんだ!」
――姉の体を貪り尽くせ!
「や、やめろっ!!」
修次は思わず大声を上げる。
しかし、その声は修次の頭の中で響き続けるのだった。
それから数日後のこと。
「義姉さん」
「あら、どうしたの? 修次?」
美智子は台所で夕食の準備をしていた。
「ちょっと話があるんだけど・・・・・・」
「話? 何かしら」
美智子がエプロン姿のまま、修次の元に歩み寄って来る。
「その、ちょっと相談があるんだけど・・・・・・」
「相談? いいわよ、何なの?」
美智子はニッコリと微笑む。
「その・・・・・・」
修次は言いにくそうにする。
「なあに? 言ってごらんなさいな」
美智子は優しく問い掛ける。
「義姉さん、その・・・・・・。義姉さん、高校時代・・・テニスやってたでしょう。だから・・・」
「うん? テニス? そうね、やってたけど」
美智子は首を傾げる。
「それでね・・・・・・その・・・・・・」
修次はモジモジとして、なかなか話そうとしない。
「どうしたのよ? そんなじゃ分からないわ」
美智子は修次の顔を覗き込む。
「う、うう・・・・・・」
しかし修次は顔を真っ赤にして俯くばかりである。
そんな修次を見て、美智子はピンと来たようだ。
(ああ・・・・・・)
美智子はクスッと笑う。
「もしかして、わたしのテニスウェア姿を見たいのかしら?」
美智子の言葉に、修次はギクッとして顔を上げる。
「そ、そうなんだ! 義姉さんのテニスウェア姿を見たいんだ!」
そう叫ぶと修次は顔を真っ赤にし、下を向いてしまう。
(やっぱりね)
美智子は内心で呟く。
(この前のこと・・・まだ引き摺ってるのね)
美智子は先日の一件を思い返していた。
あの一件以来、修次はずっと態度がおかしいのである。
あのような本を見ることからも、それは明らかだ。
美智子は、そんな修次を心配していたのである。
「うーん、どうしようかなあ・・・・・・」
美智子は考え込む素振りを見せる。
「お、お願いします!」
修次は必死な形相で頭を下げた。
(まあ・・・いいか)
美智子はクスッと笑った。
(この子ももう高三だもんね。ちょっとぐらいサービスしてあげてもいいかしら?)
「いいわよ」
「ほ、本当!?」
修次はパッと顔を明るくする。
「待ってて。今準備するから」
「は、はい!」
美智子の言葉に、修次は嬉しそうな顔をした。
そして――数分後。
「お待たせ」
明るい声と共に、純白のテニスウェア姿の美智子が部屋から出てきた。
手には高校時代から愛用していたラケットが握られている。
「綺麗だよ、義姉さん」
その姿を、彼女の義弟である修次が目を細めて見つめていた。
彼は美智子の母の再婚相手の連れ子である。
「しかし、どうしたの? わたしのこの格好を見てみたいなんて・・・」
怪訝そうに修次を見る美智子。
修次はにこにこしながら何も答えない。
「義姉さんに悦んでほしいんだ・・・」
そう言いながら修次は美智子に歩み寄る。
「きゃ!」
美智子は下腹部にちくりとした微かな痛みを感じ、悲鳴をあげた。
手にしたラケットが、床に滑り落ちる。
修次が美智子の下腹部にカッターナイフを突きつけているのだ。
「し、修次! な、なにを!?」
「じっとしてて。動いちゃだめだよ・・・」
囁きながら言うと、修次はポケットから黒いゴムバンドを取り出し、美智子の両手を後ろ手に縛りつける。
「修次、何するつもり!? やめなさい!」
修次はテーブルの下にある箱を、テーブルの上に置いた。
そして箱の中から紐のついたピンポン玉のようなものを取り出した。
「修次、だめ・・・むぐぐっ・・・!」
美智子の声が口に噛まされたピンポン玉で美智子のでくぐもった呻きに変わる。
「それじゃ、トレーニングを始めようか・・・」
修次は床に落ちたラケットを拾い上げると、グリップで美智子の胸の膨らみをつつく。
「ううっ!」
声にならない呻きを漏らしながら、美智子は身をよじる。
「ううっ・・・うぐ・・・ううっ!」
グリップが美智子の身体に触れる度に、彼女のピンポン玉を噛まされた口から声にならない声が漏れる。
胸から腹に下りていったグリップは、ついに美智子のスコートの中に入り込んでいった。
「うう・・・うぐっ!」
アンダースコートとパンティに包まれた敏感な部分にグリップが触れる感覚に、美智子の身体が電流に打たれたようにびくんと震える。
「義姉さん・・・やっぱりここが一番感じるんだ・・・」
オナニーの時以上の強烈な快感に、美智子は激しく身をよじる。
修次はラケットを前後させ、義姉の秘部を擦りつける。
「うぐっ、うぐぐ!!」
美智子は激しく首を左右に振りながら、声にならない喘ぎを漏らす。
「いい声だよ義姉さん・・・たまらないよ・・・」
修次は美智子のアンダースコートとパンティをずり下ろすと、グリップを彼女の割れ目に近づける。
美智子の秘唇は滲み出た淫蜜で艶やかに濡れ光っていた。
美智子はそれだけはだめ、と激しく首を左右に振る。
彼女の拒絶を無視して、硬いグリップがずぶぶと美智子の肉壺に飲み込まれていく。
言葉の自由を失った口からくぐもった声が響く。
「うっ・・・うぐ・・・うぐぐ・・・、むぐ・・・むぐぐーっ!」
修次の手の動きに操られたラケットが、美智子の肉壺を激しく犯す。
とめどなく溢れる美智子の愛液。
ラケットのグリップが美智子の中で激しく暴れまわり、彼女に尋常でない悦楽を与える。
「うぐぐ・・・あぐっ!!」
一際高い絶叫をあげながら、美智子はその場に崩れ落ちた。
「義姉さん・・・イッたんだ・・・」
そんな美智子を、修次は愉悦のこもった眼差しで見つめていた―――。
「はあ、はあ・・・義姉さん、気持ちいいよ・・・!」
「あっ、あっ・・・修次・・・もう・・・やめて・・・。あっ!」
修次は後ろ手に縛られたままの美智子を後ろから犯していた。
美智子の口のピンポン玉は外されていた。
「あっ・・・ああっ、あうっ!」
望まぬ刺激が、美智子の中心を揺さぶり続ける。
「し、修次・・・、お願い・・・・・・もうやめて・・・・・・」
義姉を屈服させるように容赦ないピストン運動を送り込む。
「ああん・・・あああ・・・んんん・・・ああ・・・」
腰をがっしりと固定しながら、修次は美智子に欲望のグリップを打ち込む。
「義姉さん・・・もうだめだ、イク!」
「わ・・・わたしも・・・、んん、んあああああっ!!!」
修次のとどめの一突きとともに、声にならない絶叫が美智子の喉からほとばしった。
灼熱の欲望が子宮に注ぎ込まれるのを感じ、美智子は意識を失った。
愛液に濡れた美智子のラケットが、淫らな光を放っていた―――。
夜になり、普段着に着替えた美智子は修次と夕食を取っていた。
「義姉さん」
修次が言った。
「なに? 修次?」
「昼間は、ごめん」
修次はうな垂れながら昼間のことを美智子に詫びた。
「恥ずかしかった」
「え?」
「あんな格好で、あんなことされるなんて・・・」
美智子は頬を赤らめながら言う。
「だから・・・」
改めて詫びの言葉を言おうとする修次を制するように、美智子は彼の肩に手をやった。
「いいのよ・・・。修次が喜んでくれるなら・・・わたし・・・」
「義姉さん・・・」
「口元にご飯粒がついてるわよ」
美智子の言うとおり、修次の唇の横に白い米粒がついていた。
美智子がそれを舌ですくい取った瞬間、修次は彼女の唇に自身の唇を重ねていた。
「!」
今は食事中よ、と言おうとする美智子だったが、その先は修次の唇が続けることを許さなかった。
「ん・・・っ、んんっ・・・!」
唇を重ねたまま、修次は美智子のスカートをめくり、パンティの中に手を挿し入れた。
パンティの中の茂みを無遠慮に弄られ、唇を塞がれた美智子はくぐもった呻きを漏らす。
食事中のセックスは身体に悪いな、と思った修次だったが、そんな考えは暴走する性欲に吹き消されてしまう。
「さあ、義姉さん・・・。テーブルに手をついて、尻を揚げるんだ」
「だめ・・・。恥ずかしいわ・・・」
そう言いながらも美智子は、言われるままにテーブルに手をつき、尻を高く揚げた。
美智子のパンティはすでに愛液で塗れている。
修次はそこに顔を近づけ、その二重底の部分に舌を這わせた。
「修次、そんな所舐めちゃだめ! 汚いわ!」
「そんなことないよ。義姉さんの愛液、汚くなんかないよ」
「修次・・・、だめ・・・あっ!」
修次の舌の動きに、美智子の理性が翻弄される。
修次は美智子のパンティを脱がせると、反り返った自身の“欲望”を彼女の中に突き入れた。
「んっ・・・、んぅ・・・!」
灼熱の塊が押し入ってくる感覚に、美智子は苦悶の呻きをあげた。
そして、その感覚はすかさず激しいピストン運動へと変わる。
「あ・・・あ・・・ふぁっ、あっ、あっ、う・・・だめ・・・そんな・・・ああ・・・」
激しく打ち付けられて、美智子の尻肉が心地よい音を立てる。
修次の荒々しい腰の律動が、美智子の身体を伝って、食卓を、その上に乗った夕食を揺らす。
「ああ・・・あぐっ・・・んん・・・あぁぁぁ・・・。し、修次・・・ダメ・・・。お夕飯が・・・。あうっ!」
修次の肉柱が激しく美智子の子宮にぶつかり、淫音が台所を支配する。
両手でしっかりと美智子の腰を固定し、奥まで欲望の杭を打ち込んでいく。
「あん・・・あぅ・・・んっ、んっ、んンン~~・・・っ!」
「はあ、はあ・・・義姉さん・・・、いい声だよ・・・!」
義姉の喘ぎ声が、至高の音楽となって義弟の耳に届く。
厳しい締め付けと、蠢くような膣圧、徹底的に快感を与えようとする肉壁。
「く・・・っ、義姉さんの締め付け・・・凄いよ・・・!」
突き入れるたびに大量の愛液が飛沫となって飛び散る。
激しく、速く、深く・・・・・・幾度もその動きを繰り返す。
修次の快感も尋常ではない。
「くっ、すごい、義姉さん・・・気持ちいいよ・・・!」
「修次・・・、いい・・・いいわ・・・! いく・・・いい・・・、んんっ・・・んんあああああっ!!」
絶叫をあげながら、美智子は義弟の熱い欲望が子宮に注がれるのを感じた―――。
シャアアアア・・・。
美智子は浴室で一人シャワーを浴びていた。
「修次・・・」
湯の雨を裸体に受けながら、美智子はひとりごちた。
―――まだ・・・火照ってる・・・。
修次に犯された秘部が、まだ熱を帯びているのがわかる。
「あ・・・」
美智子は無意識に手を下腹部に滑らせていた。
指先が黒い茂みの中の割れ目に触れると、美智子はか細い悲鳴をあげた。
「ダメよ、こんなこと・・・」
美智子の意思とは関係なく、彼女の指先は割れ目の襞をめくり、秘部の中に挿し入れられていった。
「あっ、あっ・・・あんっ!」
脳裏に甦る、義弟の熱い肉棒の感触。
―――あの子が喜んでくれるなら・・・、わたし・・・ああ・・・。
また激しくわたしを犯してほしい。
いつしか美智子は、そんな危険な欲求に支配されていった―――。
第3章 濡れたアンダースコート 完