初めての接吻は非常に気持ちの良いものだった。
これはおそらく他ならぬエレンが相手だったからだろう。
今まで彼女に気が無かったと言えば嘘になる。
もし相手が赤の他人だったのなら、例え美女だったとしても、ここまでの快楽や幸福感は味わえなかったに違いない。
「んっ……はむっ……♡」
最初は単に唇を合わせるのみだったが、エレンは既に知識を仕入れてきたようで、はんだり吸い付いたり違うパターンのものを盛り込んできた。
良い匂いと柔らかい感触、人肌の暖かさに包まれる中、ぼやけた視界をクリアにすると、蕩けた目をしながら無我夢中で唇を貪っているエレンの顔が映り込む。
もはや恥じらいどころではないようで、彼女の両腕が背中に回されると、身体同士が離れないようにガッチリと固定してきた。
いつも自己主張の激しかった胸部の双丘が形を変えながら押し潰され、こちらの胸を圧迫してくる。
最初の接触から何分が経っただろうか。
そろそろ息が苦しくなってきた時、押し付けられていた唇が離され、頬を上気させたエレンが目に入ってきた。
「はぁ……はぁ……。」
「ふぅ……♡」
一方、エレンの視界には待ちに待った光景が映し出されていた。
頬を朱色に染めながら胸を上下させているスズツキは非常に艶かしく、普段の活発で生意気な姿とはまるで違った。
それを目にすると、ただでさえ滾っていた性欲がボコボコと湧き上がっていく。
目を血走らせたエレンは息を整えると、無言のまま再び眼前の獲物へ喰らい付いた。
今度は相手の唇の間に自身の舌を捩じ込み、その奥へ無理矢理侵入させる。
「むぐっ……んぶっ……!?」
スズツキが驚いたように目を見開くが、エレンはお構い無しに蹂躙を続けていく。
控えめだった音が、粘液の擦れ合う卑猥な音へと変わっていく。
スズツキがエレンの肩を掴むが、彼女はその手首を握って引き剥がすと、1本1本指を絡めながらベッドへ縫い付ける。
「せ、せんぱっ……んっ……。」
「いいからもっと舌だせ……じゅるっ……♡」
口内全てを舐め尽くし、唾液も根こそぎ持っていかんとばかりにエレンは乱暴なフレンチキスを食らわせる。
一方的な蹂躙を続ける彼女の背後では、サメの尻尾がいつにもなく上機嫌そうに揺れていた。
それから数分後、状況はようやく一段落を迎えた。
「ずるっ……ちゅぽっ……♡」
「あ、あぇ……はっ……はぁ……。」
エレンが唇で咥え込んでいたスズツキの舌をゆっくりと引き上げていき、ようやく2人の口同士が離れる。
にちゃあぁ、と唾液の糸が互いの間にかかり、双方の視界にそれぞれの相手の顔が映り込む。
スズツキは未知の快楽に浸され、酸欠気味なことも相まって、意識をぼんやりとさせながら蕩けた顔をしていた。
対してエレンは自らが彼にそんな表情をさせた満足感からゾクゾクと背筋を震わせ、ニタリと口角を上げる。
しかし征服欲は完全には満たされていない。
全身各所へのマーキングと、対象が弾を全て撃ち尽くすまでの性行為が残っているのだ。
「あっ……。」
エレンは間髪入れず、スズツキのズボンを下ろすとパンツに手をかけた。
一度は躊躇うも、勇気を出してずり下ろす。
そしてぼろんと現れたものに目を見開いた。
「……へぇ♡」
当初、エレンは市販の小さなソーセージをイメージしていた。
あれだけ女々しいスズツキのことだから、きっとナニも皮かむりの可愛らしいものだろうと。
しかし目の前のそれはまるで違った。
どうやら彼の数少ない男性ホルモンは全て股間へ回されていたらしい。
「み、見ないでください……。」
「アンタの割に立派じゃん♡でも毛はそんな生えてないんだ♡」
「は、生えてこないんですよ……!」
そこにはスズツキの小柄で可愛らしい容姿に見合わぬ、男の魔羅がそびえ立っていた。
成人漫画に出てくるような規格外のサイズとまでは行かなくとも、平均以上の現実的で実用的な長さと太さがあることは確かだ。
手足に比べて一気に色味が濃くなった肌色の砲身にはいくつもの血管がグロテスクに浮き出ており、先端部の亀頭は完全にカバーを外された状態にある。
エレンが顔を近付けると、鼻をつく蒸れた臭いが鼻腔を刺激してきた。
これはスズツキのナニである為、別に平気だが、赤の他人のであれば嫌悪感から即座に拳を叩き込んでいたところだろう。
「くっさぁ……すんごいニオイ……♡」
「うっ……さ、さわったら……。」
「勝手に出さないでよね♡汚されたらヤダし♡」
興味津々といった様子で陰茎をいじるエレン。
女の身体には無い有機的な感触を持つそれを擦ったり指でつつく度に、スズツキの身体が微弱に跳ねる。
「へー、こうすると気持ちいい感じ?♡」
「や、やばい……です……。」
「AVとかだと他にこんなこともしてたよね♡」
「ひゃっ……!?」
アイスキャンデーを舐めるように、エレンは長く突き出した舌を砲身に這わせる。
するとスズツキはまだ我慢しているのか、陰茎の硬度が上がり、先端部の鈴口から透明な体液が漏れ出てきた。
触ってみると指の間で糸を引き、粘性があることが分かる。
「これがカウパーってやつか♡ホントに出るんだね♡」
「が、我慢汁ってやつです……それだけ限界なんですよ……!」
「ふーん……♡」
苦しい表情のスズツキに対してエレンは嗜虐的な笑みを浮かべる。
このまま絶頂するまで虐めようかと考えたが、一度手を引っ込める。
ネットを使った予習において、ナニの下部に繋がっている弾倉の装弾数は精力旺盛な年代でもせいぜいが数発だということを思い出したからだ。
また再装填には3日かかることも。
こちらはまだ何もやっていないというのに、先に機能停止してもらってはつまらないからと、エレンは予定を変更することにした。
発射まであとは最終安全装置を解除するだけだったスズツキは、突然刺激が止められたことに少し残念そうな表情を浮かべていたが、相手の意図に気付くと期待の目を向ける。
その早く犯してくれという視線を受けてエレンは再び背筋を震わせた。
「ねえ、イきたい?♡」
「は、はい。」
「そっかー……♡」
エレンは一度立ち上がると両手をゆっくりと腰のあたりに持っていく。
追従するスズツキの視線の先ではエレンのスカートが彼女の身体から離れ、床に放られた。
藍色のそれが完全に撤去されると、パンストに覆われた白いショーツと引き締まった太ももが顔を出してくる。
しかしエレンはそれ以上何もしなかった。
代わりにテーブルの携帯端末を手に取ると、録音アプリを開く。
「ねえ、イきたいよね?♡ヤりたいよね?♡」
「お、お願いしますよ……ここまで来たのなら……!」
「じゃあ、おねだりして♡僕を犯してくださいって♡そーゆーのマンガとかビデオでもあったでしょ?♡」
エレンの言わんとすることを理解したスズツキは一度躊躇うも、考えている暇は無かった。
頬を真っ赤に染めながら、厳密には意図したものではないのだが、いじらしく懸命におねだりをする。
「ぼくを……お、犯してください……イかせてほしい……です。」
「………よし♡」
録音を終えるとエレンはそれを満足そうに聞き直す。
「これで強姦から和姦になった……今夜は心置きなくアンタを犯せる♡」
「えへ……お、お手柔らかに……。」
「それは約束出来ない♡」
「……齧らないでくださいよ?」
「善処する♡」
そう言うとエレンはスズツキへ跨り、パンストの一部を雑に破くと、ショーツを横へズラす。
男とはまた構造の違う性器が姿を現し、それは既に愛液によって濡れているようだった。
「先輩の意外とモジャ……ふごっ!?」
「アンタがおかしいだけ。これがフツーなの。」
「むぐ……す、すいません……。」
「まったく……じゃ、犯すね?♡」
「は、はい……。」
「ちゃんと見といてよ……私がアンタの童貞奪うトコ……♡」
エレンは腰を上げると、垂直に屹立していたスズツキの陰茎を掴みながら自身の女陰を当てがった。
先端が愛液に触れ、にちゃりと音を立てる。
開口部に凹凸が合わさり、あとは彼女が腰を下ろすだけであったが、ここでスズツキは非常に重要なことを思い出した。
慌てて腰を動かそうとするも、時既に遅い。
目の前ではゆっくりと挿入が始まっていた。
肉棒が得体の知れない未知の感触で包まれていく。
「あっ……ああっ……!♡♡」
「先輩っ……ご、ごむっ……!」
「冷めるようなこと……いうなっ……ての……♡♡」
「で、でも……うあっ……何……これ……!」
スズツキは避妊具をつけてないことに焦るが、マスをかくのとは違い過ぎる異次元の快楽に思考が塗り潰されてしまう。
エレンが腰を下ろすと、陰茎が根元まで全て入り切る。
自分の身長と同じぐらいの大きな武器を軽々と振り回すことが出来る筋肉質な身体を持っているだけあって、彼女の締め付けは強かった。
「はっ……はあぁ……♡」
「うっ……うぅ……!」
互いに初めてを卒業した記念すべき瞬間であったものの、あいにくと双方に口をきける程の余裕は無い。
繋がった状態のまま少しして、目尻に涙を浮かべていたエレンが先に口を開く。
「あ、アンタの童貞……食べちゃったね……♡」
「痛い……ですか……?」
「いや、今までバイブで練習してたから……それほどでは……♡でも、スズツキのはオモチャより……おっきいから……♡」
途切れ途切れに言葉を発しているエレンの姿は非常に艶やかで扇状的で、いつもの省エネな無表情とはまるで違った。
スズツキはその可愛さに心を打たれてしまう。
しかしすぐに避妊に関して思い出すと、それについて言及しようとするが、エレンは先回りして返答してきた。
「ピル……飲んでるから、ナマでいいよ……♡」
「大丈夫、なんですか?」
「心配し過ぎ……問題無いって……♡」
「ちょっ……まっ……!?」
中学の保険体育の授業を思い出してか、上手くムードに乗れないスズツキだったが、エレンは彼を他所に腰を動かし始めた。
たんたんと軽く腰を上下させたり、ぐりぐりと左右へ動かせば、スズツキの顔に苦悶の表情が浮かび上がる。
ただでさえ寸止めでお預けされていた陰茎には既に弾頭がセットされており、それを撃ち出す為のエネルギーも充填済みだった。
もはや我慢の限界が来た時、エレンが両手を顔に添えてくる。
「イきたいでしょ?♡我慢は、身体に毒だよ♡」
「も、もう出ます……出ちゃいます……!」
「ほら……イけ♡イっちゃえ♡」
「あっ……ああっ……!」
最終安全装置が解除され、尿道の中の、もはや戻れないところまで弾頭が押し進められていく。
だがその時、エレンが耳元で囁いて来た。
「でも避妊に失敗したら……認知してよ♡」
「……えっ、あっ!?」
「んんっ♡」
直後、スズツキは絶頂した、してしまった。
どくっ、どくどくっ、どくんっ!っと、尿道を駆け上がった精液が亀頭の鈴口から放出される。
同時に絶頂による快楽が、今まで我慢していただけあって、精神を焼き尽くさんばかりに莫大なそれが濁流のように頭の中を駆け巡っていく。
勢いよく撃ち出された白濁液は、毎回の自慰よりも遥かに多い量と濃さを伴ってエレンの中を白く染めていった。
「はあっ……あっ……!」
「うわ……スゴい出てるし……♡」
自分の下で女の子のように喘ぎながら快楽に蕩けた顔で身をよじらせているスズツキを前に、エレンは病んだ笑みを浮かべる。
一方、今しがた白濁液が注ぎ込まれた下腹部を愛おしそうに撫でる彼女を見て、スズツキは賢者モードから現実に引き戻された。
そのハイライトの無い瞳と目が合う。
「あ、あの……。」
「ふっ……そんな不安そうな顔しないでよ♡失敗すると言っても数%以下なんだからさ♡」
「なら……良かったです……。」
「けどまあ……万が一に孕んだらよろしく、パパ♡」
「ぼ、僕たちまだ学生……んむっ……。」
エレンはスズツキが絶頂の余韻を味わう暇も与えず、彼の口内を舐め回す。
もちろん噛み痕をつけることも忘れない。
残っていたシャツと下着を脱がせて全裸にすると、露出した胴体に各種マーキングを施していく。
今やスズツキの身体はエレンの色に塗り潰されつつあった。
「スズツキ……スズツキ……♡」
「んっ……あうっ……。」
右肩と左の鎖骨、左の胸筋、右の乳首にそれぞれ印をつけたところで、エレンは一度身体を起こす。
すっかり歯形とキスマークだらけになったスズツキの上半身を彼女は満足そうに眺める。
「ふぅ……じゃ、次はベッドでシよ♡」
「おわっ……!?」
エレンは立ち上がると、スズツキを両手で軽々と持ち上げた。
そのまま有無を言わさず、寝室へと運んでいく。
「せ、せんぱっ……いっ……。」
「へぇ……もう回復してるじゃん……♡」
既に準備は済ませていたようで、エレンは防水シーツが敷かれたベッドへスズツキを放ると、続いて上がり、彼の陰茎を手でいじる。
ナニは今しがた初弾を発射したばかりだというのに、繁殖期真っ盛りで本物の異性を相手にしているおかげか、砲身内部のベークライトの充填率は変わらず、弾頭の再装填も行われていた。
それを確認したエレンは再び跨ってくる。
「アンタから奪えるものは奪ったし……あとは……徹底的に……汚すっ♡♡」
「うっ……うあぁっ……!」
エレンが腰を下ろし、白濁液を垂らした彼女の膣口にスズツキの肉棒が飲み込まれていく。
それからはただ快楽を貪るだけの獣同士の交尾が始まった。
⬛︎
いくら襲われた身とはいえ、目の前の魅力的な雌を放っておけるほど、スズツキの性欲は枯れてはいなかった。
ベッドでおっ始めてから少しして、体位をエレンが上に跨っていた姿勢、いわゆる騎乗位から互いに向き合う体勢、正常位へ変えると、彼は快楽を貪らんと拙いながらもヘコヘコと腰を振る。
エレンの膣もだいぶこなれてきたようで、スズツキがいきり勃った肉棒を打ち付ける度に膣内の愛液と精液、
「あっ♡ああっ♡」
「せんぱい……せんぱいっ……!」
「んっ♡イイよっ♡そこ、もっと♡もっと突いてっ♡」
もはや理性なんてものは存在せず、そこには繁殖期真っ盛りの2人の動物だけが居た。
あるのは性欲のみ。
互いが互いの肢体を、一心不乱に貪り食らう。
「せ、先輩の胸っ……やわらかい……。」
「あっ……か、勝手に……♡」
「いっつも見せつけてきて……目のやりどころに、困ってたんですよ……!」
「し、知るかっての……!♡」
スズツキは今まで抽挿の度に眼前で激しく揺れていた2つの大きな果実を両手で触り、柔らかなそれへ顔を埋める。
赤ちゃんのように胸へ夢中になっている彼の姿を前にエレンは悪い気はしなかった。
仕方がないからと、一旦スズツキを押し除け、シャツのボタンを全て外すと、中に着ていたブラのフロントホックを外す。
「……ほら、好きにしなよ♡」
「は、はい……!」
「あっ♡んうっ……♡」
下着を取り払うと現れたのは1組の大きな乳房。
先端部の乳輪と乳首は綺麗な薄茶色となっており、もう辛抱堪らんとスズツキは目の前の桃源郷へ飛び込んだ。
ただの脂肪分で構成されているとは思えないほどの柔らかさを持つそれを、痕がつかない程度に揉みしだき、固くなっていた先端を口で含んで舌で転がす。
もちろん腰を振ることも忘れない。
「ふっ……んっ……じゅるっ……。」
「ホントっ……男って子供だよね……♡」
「男はいつまで経ってもガキですよ……はむっ……。」
「んんっ♡い、一緒にやるのはっ……♡」
攻めると攻められるのではやはり感じ方も変わってくるようで、また挿入に慣れてきたこともあってか、エレンの顔に初期の余裕は無くなってきていた。
だが先に限界を迎えたのはスズツキの方だった。
陰茎にかかる圧力が最大に達し、第二射が放たれようとする。
「先輩っ……ま、また……出そうですっ……。」
「もう、そ、早漏だね……♡」
「だって……気持ち良すぎて……ううっ……!」
「いいよ……んっ♡ああっ♡」
スズツキはエレンの胸に顔を突っ込ませながら腰をグリグリと押し付け、挿入していた肉棒を膣の最奥まで押し込む。
そして溜め込んだ欲望を一気に解き放った。
「はあっ……うっ……!!」
「スズツキの……またこんなに……♡」
どぷ、どっぷ、どぽ♡と、初弾よりは勢いは衰えたものの、相変わらず沢山の粘っこい新鮮なザーメンがエレンの子宮へ遠慮なしに吐き出されていく。
もし避妊をしていなければ妊娠は確実だっただろう。
「ああ……あぁ……。」
全てを出し切ったスズツキはぐったりとエレンの胸元で脱力した。
エレンはそんな彼の背中に手と尻尾を回すと抱き寄せて頭を撫でる。
何故かは知らないが、彼のことが愛おしくて愛おしくてしょうがなかった。
また彼が自分の痕を沢山つけた状態で繋がっていることに、非常に征服欲を満たされた。
もう今日は続きは出来ないだろうからと、スズツキを抱いたままベッドへ寝そべり、ただゆっくりとする。
しかし少しして、異変を感じた。
「えっ……う、嘘でしょ……また大きくなってるし……♡」
「せんぱい……ご、ごめんなさい……あと1回……。」
「ホント……こっちだけは男らしいんだね……♡」
一度は萎みかけていたスズツキの陰茎だったが、彼の性欲は完全には収まっていなかったようで、エレンの中に挿さったまま再び膨張を始めていた。
「じゃあさ、次は後ろからやってよ♡」
「はい、わ、分かりました。」
エレンは起き上がると一度肉棒を引き抜き、四つん這いの姿勢になる。
栓が抜かれたことで彼女の陰部からは愛液と精液の混合物がごぽり♡と垂れ出ており、その光景はとてもオスの本能を刺激させてくるものだった。
スズツキの陰茎へ更に力が入り、ビキビキとその仰角を斜め上方へと指向させる。
だが挿入の前に彼は手を伸ばした。
眼前に突き出される大きな桃へと。
「んっ!?♡ちょ、ちょっと……だから勝手に……♡」
「ふ、不可抗力です……!」
「さわ……んっ……なって……♡」
胸と同じく外側に大きく突き出た尻をむにむにと揉みしだく。
更にはパンストの端っこを掴むと、下のショーツごと脱がせた。
目の前に肉付きの良い肌色の尻肉と、よく張った健康的な太ももが現れる。
「うわ……ふっと……。」
「ば、馬鹿っ……そんなに触るな……!♡」
「うべっ……す、すみません……。」
思わず揉み続けていると、サメの尻尾に叩かれてしまう。
スズツキは気を取り直し、肉棒をエレンの陰部へと近づけていく。
尻を鷲掴みにして、左右へぐぱぁ♡と開けば、隠毛に覆われた女陰と、すぼめた口のような菊門が目に入ってきた。
「……スズツキ?」
「っ……い、挿れますね。」
「んっ……っく……い、今見てたでしょ……あっ♡」
「気のせい……ですよ……!」
スズツキはエレンの腰を掴むと、尻肉に押し返されないよう、力強く一気に魔羅を膣内へと突き入れた。
すっかり中はトロトロにほぐれており、気を抜けばすぐに出てしまいそうだった。
「んんっ♡ああっ♡これぇ……いいっ……♡」
「はあっ……はっ……!」
それからも肉と肉がぶつかり合う音と、粘液の擦れる水っぽい音、エレンの嬌声とスズツキの荒い息遣いが部屋に響き続ける。
室内はお互いから発せられる熱気によって、ムワリと湿気を感じられるものとなっており、汗や唾液、精液、愛液など様々な体液による臭いがこもっていた。
そしてある時、エレンの反応を伺っていたスズツキは肉棒の突き方において、一定の角度で内壁を擦れば、彼女の反応が違うことに気付く。
「せ、先輩……ココ、弱いんですか?」
「はっ……はぁ?♡調子に乗らないで……な、なわけないじゃん……♡」
「でも、気持ち良さそうですよ?声もなんか……違いますしっ……。」
「んっ♡だ、だから違う……ぅんん……!♡」
エレンの顔はスズツキから見えなかったが、否定している割に彼女の背中はビクビクと跳ねていた。
これは以前ネットで知った、いわゆるGスポットというやつを探し当てたのかもしれない。
スズツキはしめたと同じような攻めを繰り返していく。
「あっ♡まっ、まって♡お、おなじとこばっかり……♡」
「や、やっぱり……気持ちいいんですね……?」
「やめっ……お"っ♡んんっ♡ん"っっ♡♡」
エレンの嬌声に濁点のついた獣じみたものへと変わるが、すぐに枕に顔を突っ伏して誤魔化そうとする。
しかし尻尾は正直なようで、やめろと言っている割にこちらの胴体に巻き付き、早く続けろと促してきていた。
「むっ……むぐっ♡う"っ♡や、やばい♡」
「はぁ……はぁっ……僕も……また……!」
「あっ♡あぁ♡へ、へんなのが……んっ♡」
エレンは自慰の時とはまた違う絶頂が迫っていることに気付く。
同時にスズツキも第三射の準備が完了しつつあった。
「んうっ♡んん"っ♡い、いぐ……なんかクる……!♡」
「ぼ、ぼくも……イきそうです……!」
「あぁっ♡あ"っっっ♡♡♡」
エレンが絶頂に達するのにそう時間はかからなかった。
彼女の頭に紫電が走り、余りの気持ち良さゆえにか、身体を軽く痙攣させながら秘部より潮を噴出させる。
スズツキの方は少し遅れての絶頂となった。
「で、出るっ……!!」
「うあぁっ♡♡」
エレンの尻尾を抱き込み、腰を完全に密着させると、圧力バルブを一気に解放させる。
びゅー♡びゅーっ!♡っと、三度目とは思えない量の白濁液が、彼女の子宮にお代わりを注いでいく。
びちっ♡ぴゅっ♡とぷっ♡と、時間をかけて最後の一滴まで撃ち尽くし、射精欲が完全に無くなるまで腰を押し付ける。
「うっ……ふぅ……ふうぅ……。」
どうやらこれで打ち止めなようで、自分でもハッキリと分かるくらいに、一気に股間から力が抜けていった。
元気の無くなったナニをゆっくりと引き抜けば、愛液と精液でぐちゃぐちゃになったエレンの肉壺が見えてくる。
しかしあいにくとスズツキにもはや反応する余力は無く、疲労困憊といった感じで彼女の横へ寝転んだ。
ぜぇはぁと息を整えていると、背後から腕が回されてくる。
「や、やったな……。」
「きもち……良かった……でしょう……?」
「うるさい……勝った気になるな……あむっ……。」
「いっ……も、もう出ないです……。」
「アンタの背中、まだ真っ白だから……痕をつけないと……。」
肩甲骨のあたりにチクリと軽い痛みを感じると、背中の他の部位にも次々と同じものが発生していく。
時折り吸い付かれたり、舌で舐められたりもした。
それからもエレンの徹底したマーキング行為は続き、スズツキは身体の隅々までを彼女の『お手付き』状態にされてしまう。
「……満足ですか?」
「少なくとも今日はね。」
「そりゃよかったです。」
スズツキに跨り、すっかりマーキング痕でいっぱいになっていた彼の身体をじっくりと観察するエレン。
彼女はいつにもなく満足気だった。
もうこれでスズツキを手中に収めることが出来たと、達成感に満たされていた。
これから他の雌は既に自分が徹底的に汚し尽くした彼と接するのだと、優越感に浸っていた。
だからもう大丈夫と、過信していた。
⬛︎
「ふーふーふーん♪」
時刻は朝、ヤヌス区六分街に位置するビデオ屋『Random Play』では店の若店主ことリンが鼻歌を歌いながら開店の準備をしていた。
足元でちょこちょこと動いていた3体のボンプ、イアスと
ンナンナとボンプ同士で推論を出し合っていると、その時、店のドアが外から開かれ、鈴の甲高い音を鳴らす。
しかし今はまだ開店時間前で、外の看板も閉店表示のままだ。
本来なら出て行ってもらうところだが、店内に入ってきた人物に対してリンは笑顔で迎える。
「あっ、ニコ!おかえり!どうだった?」
「ぷ、ぷろきしぃ……あ、アンタ……♡」
現れたのは裏社会の何でも屋『Gentle House』こと『邪兎屋』の社長、ニコ・デマラだった。
そんな彼女だったが、今はどこか様子がおかしかった。
息は荒く、頬は上気しており、プルプルと腰をガクつかせている。
何より全身から醸し出される色気が普段の10割増しだった。
露出した肌の各所には虫刺されのような痕が散見され、丈の短いズボンからは何かの白い液体が太ももの内側を伝って垂れてきている。
何をしていたかは、ナニをしていたかは言うまでもない。
しかしリンは特段表情を変えることなく、普段通りに会話を続ける。
「ふふっ……その姿から見るに効果は抜群だったみたいだね。」
「ば、抜群過ぎよ!アイツ、抜いても抜いても全然萎えないし、やっと終わったかと思えば寝てる時も襲ってくるし、起きた後もチェックアウトギリギリまで繋がるハメになったんだから!」
「でも良かったでしょ?」
「……ま、まあ、悪くはなかったわ。」
「なら良いじゃん。あー、もしかしてだけど、さっきまで?」
「え、ええ……路地裏と車の中で何回か……せっかくお風呂で掻き出したザーメンをまたどっぽどっぽ注いできて……♡」
「ふむ……1錠でも十分に効果アリと……。」
リンは懐から取り出した紙にメモをしていると、食いつくようにニコが擦り寄ってくる。
「ね、ねえ!これでツケは無しよね!?」
「うん、5万と4千8百ディニーはチャラだよ。お疲れ様……と、言いたいところだったんだけど……。」
リンの視線がニコの背後に向けられる。
ドアを開けて入ってきたのはリンの兄ことアキラ。
彼もニコほどではないが、どこか様子がおかしかった。
「リン、ただいま。」
「お兄ちゃん、おかえり。どうだった?」
「凄まじいものだったよ。おかげで年甲斐もなく盛ってしまった。ただもう少し少量でも良かったかもしれないな。」
「だよね。ありがと、参考になった。」
「これくらいお安い御用さ。それより……ニコ?」
「………ぎくっ。」
爽やかなスマイルを浮かべたアキラの手がニコを、こっそりと出口から逃げようとしていた彼女の肩を掴む。
「わ、私……今日はやることが……。」
「ニコ、君は僕をこんな状態で放置するつもりかい?」
ぐりぐりと硬い物体がニコの柔らかい臀部へ押し当てられる。
彼女はそれが何か確認するまでもなかった。
「し、知らないわよ!AVでマスでもかいとけばいいじゃない!」
「ニコ……君しか居ないんだ。君が一番興奮するし、何なら君じゃないと碌に勃たない。君だけなんだ。」
「またそんなこと言って……!」
「本当さ。僕が君に嘘をついたことなんて無いだろう?」
「ぬぐ……アンタが妹のアシスト無しには何も出来ない恋愛オンチのスーパー朴念仁でホント良かったわ。この女殺しめ……。」
「何を言ってるんだい?僕はニコ一筋だよ。」
「うっ、うるさい!その顔すんな!腹立つ!」
いつもの眩しい笑顔を向けるアキラと、プンスカと怒りながらも頬を赤く染めているニコ。
毎度恒例の夫婦漫才が始まろうとするが、それはパン!と手を叩く音によって中断されてしまう。
「さ、2人とも?続きは上でやろっか?」
「あ、ああ、そうだね。」
「わ、分かったわ。」
目の前でイチャコラを見せつけられてか、怖い笑顔を浮かべていたリンを前にアキラとニコは大人しく2階へと向かう。
独り残されたリンはスタッフルームに入ると、ソファーに腰を下ろし、懐から円筒形のある物を取り出す。
それはシンプルなデザインが施された軍の錠剤ケース。
ラベルには『ロ型強壮剤』の文字が。
もちろん非売品であり、普通は手に入らないものだ。
「淡白なお兄ちゃんがあそこまでなるんだから、これをスズツキ君に飲ませてしまえば……ふへっ……。」
例の如く邪な妄想に耽り、涎を垂らすリン。
品出しを終えたイアス達ボンプ3体がドアの隙間から興味深そうに彼女のことを覗き込む。
彼らによればリンはそれからしばらくの間、何かを呟いたり笑っては、身体をくねらせていたとのことらしい。
この作品でのアキラは朴念仁な残念イケメン(裏を返せば綺麗なアキラ)と化しています。
付き合っているのもニコ1人です。まあ当たり前だろうけど。
ただ代わりに妹が欲望に対して忠実になっちゃいました。
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