ハイ、時間をかけてボツを繰り返しまくった挙句、初期案が一番良いとの結論に至りました。
今回はタイトル通り、変態プロキ……店長が出てきます。即落ち感は否めないかもですが、テンポ良く行きたいのであしからず。
先日の一件から数日、スズツキとエレンの関係は急速に変化していた。
今まで溜めに溜めていた黒い感情をスズツキにぶつけたエレンは沈静化するどころか、もう遠慮する必要は無いからと、更に彼を汚しにかかったのだ。
「んっ♡ふっ♡んんっ♡」
「はぷっ……じゅる……ぷはっ……せ、せんぱい……。」
「あと3分ある……んっ……♡」
授業の合間の短い休み時間など、エレンは時折りスズツキをひと気の無い場所へ呼び出すと、彼を壁に押し付け、腕と尻尾でガッチリ固定しながら有無を言わさず唇を奪った。
カリンも含めて3人で昼食を摂る時は、いつもの場所へ行く前にトイレへ連れ込み、スズツキの身体へ何個もマーキングを施した。
スズツキの服の下には出来立てほやほやの痕が大量にあるとは露知らず、彼と楽しそうに話しているカリンなど他の女を前に、エレンは背徳感と優越感から背筋の震えが止まらなかった。
だから彼女は油断していた。
もう自分が全てを奪い尽くした、もう自分が彼を完全に手に入れたのだと。
横取りされることなんて万が一にもありえないと、完全に慢心しきっていた。
そんな保証は、特にスズツキを取り巻く状況を見れば何一つ無いというのに。
⬛︎
学校からの帰り道、スズツキは悶々としながら夕焼けに照らされた道を歩いていた。
彼の口周りに残るのは数時間前に感じたばかりの柔らかい感触。
今日も昼休みにエレンに校舎の端っこへ呼び出されたかと思えば、例の如くマーキングされた。
先日の一件以降、彼女はもはや独占欲を隠さず、少しでもこちらが他の女子と話している、またはシャツから芳香が漂ってくると、嫉妬の感情を露わにしてきた。
もし女子と談話をしているところを見られようものなら、校舎裏に呼び出され、貪り食うような熱い接吻はもちろんのこと、身体のあちこちに噛み痕を残してきた。
更にはその間ずっと密着することで匂いまで擦り付けてきた。
おかげで何か香水でもつけ始めたのかと友人に疑われ、必死に誤魔化す羽目になった。
問題はそれだけではない。
「うぅ……生殺しはヒドいですよ……。」
そう、唇を奪われ、色々と柔らかい身体を押し付けられて、息子が反応しないわけがないというのに、バレたらマズいからと性的行為は一切ナシだったのだ。
本番ならまだしも手での処理も皆無である。
まあ、イカ臭いティッシュや臭いそのものを残したくないというエレンの言い分も理解出来る。
それに行為中に誰も来ないと確約出来るような、薄い本にありがちな都合の良い場所はあいにくと校内には無い。
とはいえ明日のヒマな放課後まで本番は我慢というのは流石にキツかった。
家に帰って自らを慰めることもしたが、やはり本物を知ってしまっては以前のように捗らなくなっていた。
「……あ、しまった。」
考え事をしていると、無意識のうちにいつもとは違う電車に乗ってしまったことに気付く。
何やかんやで降り立ったのはいつも帰りがけに寄ることの多かった六分街だった。
普通ならゲームセンターやホビーショップへ入るところだが、今は行く気が起きず、ただ周辺をぶらぶらと歩き、スクラッチのくじを買い、裏路地の野良猫たちと戯れる。
やはりもう帰ろうかと腰を上げようとするが、その時、背後より軽い衝撃が加わった。
異性特有の芳香が漂ってくると同時に首元へ腕が回される。
こんなことをする人間は1人しか思い当たらない。
「リンさん……ビックリさせないでくださいよ。」
「ふふっ、今ビクってしてたね。」
後ろを向くと、そこにはイタズラが成功した時の子供のような悪い笑顔を浮かべているリンがいた。
彼女は近場に位置するビデオ屋『Random Play』の店長兼伝説のプロキシ『パエトーン』だ。
今まで何やかんやあって、プライベートとバイトの双方において顔を合わせることの多い人物である。
ちなみに彼女はとっくに成人しているらしいが、その童顔の容姿から年齢が分かりづらい。
エレンと同じくらいと言われても理解出来るほどだ。
「ビデオの返却期限はまだ先ですよ?」
「知ってる。窓から可愛い背中とお尻が見えたから来ただけ。」
「そういうのセクハラです。」
「いいじゃん別に。私たちの仲なんだしさ〜。」
ふにぃと、リンは着痩せするタイプなのか、見た目とは裏腹にエレンに負けずとも劣らない豊満な双丘が背面へ押し当てられる。
途端にスズツキは昼間のことがフラッシュバックされ、すぐさまリンの拘束から抜け出した。
「ぼ、僕もう帰りますね。それじゃあまた来るので……。」
「えー、ちょっとくらいお茶しようよー。」
「先輩に知られるとマズいですから……って!?」
急いで立ち上がると、その場を離れようとするが、直後、ガシリと強い力で腕を掴まれる。
再度後ろを向くと、そこでは変わらず笑みを浮かべているリンの姿があった。
しかし状況的には違和感を感じさせる表情だった。
「スズツキ君、お茶しよ?ね?」
リンの声色は普段と同じだったが、いいから黙って着いてこいと暗に伝えているように、スズツキを掴む手に力を込めてくる。
今すぐに逃げるべきだとスズツキの勘はそう言っていたが、彼が行動する前に先にリンが動いた。
「これ、何でしょう?」
「なっ……!?」
「学校にバレたらマズいよね?」
リンは懐から携帯端末を取り出すと、画面をスズツキへ見せる。
そこに映っていたのは校舎裏でハードなキスをしているエレンとスズツキだった。
画角からして上方から撮られたことが分かる。
「……ま、まさかドローンから?」
「よく分かったね。フェアリーに頼んで軍のUAVを借りたんだ。それにしてもお姉さん悲しいよー。まさかエレンに先を越されちゃうなんてさー。もちろんヤった感じ?」
「え、ええ……まあ……。」
「うわー……最後の希望が消えた……脳破壊されたぁ……。」
両手で頭を抱え、呻きながら上体をのけ反らせるリン。
スズツキはこの隙に逃げようとするも、彼女の素早い動きによって再び捕獲されてしまう。
「ちょいちょいちょい、逃げるな逃げるな。」
「は、離して……もがっ……!?」
「大丈夫、本当にお茶を飲むだけだから……ね?」
「むぐ……。」
動きを止めると口を押さえられていた手が離される。
そして両肩を掴まれると、そのままビデオ屋へと連行された。
通されたのはいつものスタッフルーム、ではなく2階に位置しているリンの私室。
中に入って待っていると、リンが湯呑みをお盆に置いて持ってくる。
「はいどうぞ。」
「ど、どうも……。」
湯呑みを手に取ると、隣に座ったリンは光の無い双眸でジッとこちらを見つめてくる。
彼女の様子から怪しさしか感じなかった。
「…………何か入れました?」
「まさかそんな、ヒドいなぁ。疑うなんて。」
「盗撮するくらいですからね。当たり前ですよ。」
スズツキは湯呑みを目の前のテーブルに置く。
するとそれをリンが手に取った。
「じゃあ私が毒味すれば問題ないってわけだ。」
「えっ。」
「んっ……んぐっ……。」
リンは湯呑みを傾け、一気に中身を口の中へ注ぎ込んでいく。
そしてあっという間に湯呑みの中は空になった。
しかし代わりにリンの頬がリスのように膨れ上がっていた。
つまり飲んでいない、そうスズツキが理解した時、彼女は既に動いていた。
「へっ!?ちょっ……んぶぅっ!?」
次の瞬間、スズツキの視界にはリンの顔がドアップで映り込んでいた。
唇を奪われたのだと、今までの経験から把握するも時既に遅し。
某特殊削岩弾の如く、スズツキの口内に入り込んだリンの舌は無理やり歯をこじ開け、侵入口を形成してしまう。
あとは無防備なところにリンの唾液と何かが混ざったお茶が直に流し込まれた。
「んぐっ……ぶぶっ……!?」
必死に抵抗を試みるスズツキだったが、リンに顔を固定され、膝にのし掛かられた状態では何も出来ない。
彼女の腕を掴み、本気で力を込めても、それ以上の怪力で捩じ伏せられるだけだった。
結局、口端からこぼしながらもお茶の大半を飲み込んでしまう。
「ごくっ……り、リンさ……んむっ……!?」
「んー♡んっ♡はむっ♡」
リンは口の中が空になっても拘束は解除せず、嬉々としてスズツキの唇をはみ、その表面へ何度も吸い付く。
今更ながらも必死に歯を食いしばり、口内への侵入を拒み続けるスズツキだったが、それ以外の箇所はリンの唾液によってベトベトにされてしまう。
そして数分後、彼はようやく息をすることを許された。
「ぶはっ!?はっ……はぁっ……な、何を……!?」
「ふへへ……やぁっとキス出来たね……♡」
「ど、退いてください!帰ります!」
「まあまあまあ、そんなつれないこと言わないでよ♡まずこんな状態で外に出る気?♡」
「ひうっ……!?」
わしりと、リンの手がスズツキの股間を掴む。
そこでは彼女の手の平を押し返す硬い物体が屹立し始めていた。
リンの細い指がそれを掴むと、一気に硬度が増していく。
素直に反応してしまった自らの分身に頭を抱えるスズツキだったが、このまま肉欲に任せて動けばどうなるかは火を見るよりも明らかであり、愚行中の愚行であることは間違いない。
きっと歯形をつけられるどころではなくなるだろう。
「そ、それでも帰ります!」
「あっ。」
脳内での討議の末、スズツキは数日分の性欲を発散することより、エレンをブチ切れさせない方を選択することにした。
リンを押し除け、全速力で部屋から脱出しようとする。
この判断は非常に賢明だった。
スズツキは欲望を理性で押さえ込むことに成功したのだ。
しかし悲しいかな。
思考は健在でも身体はそうではなかった。
「……あれ?」
立ち上がった途端、へたりと座り込んでしまう自分の身体。
足を踏ん張っても、拳を握り締めても、各所の筋肉は一切盛り上がらない。
代わりに全身が燃え上がっているかのような熱さを感じた。
力が下半身の極一部分へと集中していき、苦しいまでに血が集まっていく。
「な、何が……!?」
「ごめんねー、ちょっと混ぜさせてもらったの。」
目の前にしゃがみ込んでくるリンの手には白い錠剤が入った半透明の容器が握られていた。
ラベルには『ロ型強壮剤』の文字が。
「ぬぐ……ち、治安局に……!」
「ちょっと、これからがお楽しみでしょ?」
「あっ!?」
スズツキは携帯端末を奪われ、バランスを保てずに尻餅をついた。
目の前にニタニタと、欲に塗れた笑みを浮かべたリンが迫ってくる。
「む、無理やりなんて……ヒドいです……!」
「えー?そんなビンビンにしてるのに?」
「これはっ……り、リンさんが盛ったからで……うわっ!?」
「さーて、スズツキ君の撮影会兼試食会と行きますかねー♡」
お姫様抱っこで持ち上げられると、ベッドへ放られるスズツキ。
リンもベッドへ上がってくるが、どうにかスズツキは逃げ出そうと、熱に浮かれる頭で手足を動かす。
しかしあっさりと全身を押さえつけられ、そのまま唇を奪われた。
「ぶっ……んぐぅ……!」
「あむっ……んっ……♡」
唇を通して伝わる柔らかさと、鼻腔に漂う良い匂い。
エレンの蹂躙するような激しいものとは違い、時間をかけてねちっこく口内を舐めまわされる。
次第に思考が、薬が行き渡るのも相まって、白くぼやけていく。
「ずるっ……ぷはぁ……♡あー、やべぇ♡未成年の唇美味すぎんだろ♡」
「も、もう……やめ……。」
「やめるわけないじゃん♡まだメインディッシュも食べてないのに……さっ!♡」
「あっ……!?」
いつのまにベルトを外したのか、スズツキのズボンがパンツごとずり下ろされる。
するとそこからスズツキの見た目に似合わない、いきり勃った男根が勢いよく姿を表した。
最大限まで膨張したそれの表面にはビキビキと血管が張っており、苦しそうに仰角を最大まで上げていた。
リンはもちろんのこと、持ち主である筈のスズツキもこれには予想外だったようで、驚きから目を見開く。
「うわ……思ってたより良さげなの持ってるね……♡」
「ぼ、僕こんなの知りません……!本当に、な、何を入れたんですか……!?」
スズツキの切羽詰まった追及にリンは少し視線を逸らす。
「いやまあ、ただの強壮剤を3粒ほど……。」
「大丈夫なヤツ……なんですよね……!?」
「も、もちろん。お兄ちゃんで試したけど、ニコによれば月1回だったのが週8回になった優れもので……。」
「その時は何粒入れましたか!?」
「……1粒。」
「そのあと、アキラさんから効能は抜けましたか!?」
「さ、流石に最盛期からは減ったよ?週末の2回くらいに落ち着いたらしいけど……。」
「それって……しっ、仕事の関係で……平日に会えてないだけなんじゃ……!?」
「だ、大丈夫だって、多分。」
リンの楽観的な発言とは裏腹に、スズツキの身体は徐々に薬による変化を見せ始めていた。
全身へ熱が回り切ると、今度は思考にまで異変が生じ、性欲が爆発的に増長していく。
それはあっという間に理性を上回り、交尾と交配、性交だけが現状の最優先事項として身体が動き出す。
「あぁ……はぁ……!」
あれだけ拒否していたにも関わらず、一転して今度はリンの身体を舐め回すように凝視し始めるスズツキ。
彼の据わった目を前にリンはゴクリと唾を飲み込む。
彼女の心には期待と不安が入り混じっていた。
「あらら……勢いで盛り過ぎちゃったかも……?♡」
「り、リンさん……リンさんっ……!」
「きゃっ♡」
遂にはプツリと、理性の糸が切れたスズツキはリンを押し倒し、彼女の胸元へ飛び込んだ。
その豊満な胸を両手で触り、息荒く顔を擦り付ける。
「んっ♡こ、これなら合意ってことで良いよね?♡」
リンからの発言に対して、スズツキは返答代わりに彼女の尻へ手を回す。
「やっ♡もう、えっちなんだから……♡」
「ふーっ……ふーっ……!」
「はいはい♡おっぱいでちゅよ〜♡」
リンはTシャツをたくし上げ、その下のブラも外した。
ブルンと、スズツキの前に現れる2つの大きな果実。
直後、スズツキはその先端部の、ぷくりとした乳首にしゃぶりつき、赤ん坊のようにちゅうちゅうと吸い始める。
体裁なんか全く考慮していない、性欲と本能だけに従った行動。
ムードなんか皆無であったが、今まで狙ってきたスズツキという獲物が自分を強く求めて来ているという状況に、リンはニタリと病んだ笑みを浮かべた。
「はむっ……じゅる……ちゅうっ……!」
「ふふ……んっ♡ママのおっぱい、好きなだけ味わってね……♡」
愛おしそうにスズツキの頭を撫でるリン。
不思議と母性を刺激されていると、自身の下半身へグリグリと硬い物体が押し当てられていることに気付く。
そちらを注視すれば、可愛らしいスズツキの姿とは裏腹に、彼が種付けしか頭にない歴とした雄である証拠がそそり立っていた。
雌の体内に捩じ込み、受精しやすいよう穴の最奥で自らの子種を放出することに特化したそれ。
その剛直をこれから下腹部に打ち込まれることを想像してか、リンは息を飲んだ。
「り、リンさん……。」
「えっ……あっ、ご、ごめんね♡苦しかったよね♡」
スズツキの声で我に返ると、目の前では両方の乳房を舐め尽くした彼が物足りなさそうな表情で見つめてきていた。
すりすりとグロテスクな魔羅がリンの太ももに擦り付けられる。
「じゃ、えっちしよっか♡いっぱい♡」
「は、はいっ……!」
もはや躊躇いもなく、首を縦に振るスズツキを前にリンは口角を上げた。
これでエレンの独走状態から抜け出せると。
彼女は端末を片手にフェアリーへ短く指示を出す。
それを元に1階に居たボンプの
『Close』と表示された扉は閉められると同時にフェアリーによって施錠される。
リンによって身も心も完全に捕獲されてしまったスズツキだった。
⬛︎
「ふん、ふー、ふーん……♪」
同時刻、とある高級ホテルの一室にビデオ屋『Random_Play』のもう1人の店長、アキラの姿はあった。
椅子に座った彼はカメラを手に、鼻歌を歌いながら写真を眺めていた。
そこへ別の部屋からもう1つの影が現れる。
「ねえアキラ!これどう?さっきのと比べて。」
「ん?ああ、よく似合っているんじゃないか?」
「もう、前と感想が同じじゃない。もっと具体的に言ってほしいわ。」
プンスコと頬を膨らませながらそう言うのは、『邪兎屋』のボスことニコ・デマラ。
彼女の格好は肌面積が多めな普段のものとは真反対の、少しお高めなドレス姿となっていた。
「それにしても、まさかリンがこんなサプライズを用意してくれるなんて驚いたわ。」
「ああ、僕も予想外だったよ。今年は収入がマシになったとはいえ、ここまで良いところを予約出来る資金力がリンにあったとはね。」
「細かいことは気にしない方がいいわよ。それよりアンタも早く着替えなさい。」
「レストランの予約時間はまだ先だろう?」
「余裕があるうちに準備しとけって言ってるの。せっかくのドレスコードがある店なんだから。」
「分かった。これを整理してからね。」
アキラは再びカメラへ視線を落とす。
何をそんなに集中しているのかと気になったニコは彼の背後へ回り込んだ。
そして目に入ってきたものを前に顔を真っ赤にする。
「はあっ!?あっ、アンタこれ……!!!」
「ん?ただのハメ撮りだけど?ニコの。」
「えっ……あ、ああ、確かにそうね。」
「ほら、よく撮れているだろう?これとか一昨日のやつ。」
ニコは写真の大半を占めていた肌色を前にアキラが18禁の写真を溜め込んでいたのか、または他の女と寝ていたのかと激昂しかけるも、よく見れば映っていたのは全て自分自身だった。
特に事後に撮ったものが多く、写真の中でぐったりとしている。
アキラが嬉々として見せてきた写真には、秘部の前後の穴からそれぞれ大量の白濁液を垂らし、胸の谷間と口周りもカウパーと精液でベタベタになった全裸のニコが映っていた。
これも明らかに事後のようで、ベッドの上で寝ている彼女を様々なアングルから撮っている。
浮気ではなかったことに少し安堵するニコだったが、すぐに別の意味で顔を真っ赤にする。
「……って!何勝手に撮ってるのよ!?」
「駄目かい?」
「だ、駄目に決まってるわ!早く消して!」
「けれどAVも成人雑誌も浮気と言ったのは君じゃあないか。これまで無くなったら日々の自慰行為に支障が出てしまう。」
「じ、自慰って……別に数日くらい我慢出来るでしょ?」
「出来ないことはないだろうね。ただ会うたびに僕は性欲に塗れた獣になっているよ?いいのかい?せっかくの2人の時間がセックスだけに消えても。」
「それは……。」
案外アリなのではと考えるニコだったが、すぐに頭を振って忘れる。
少し前にリンから試験用と称して渡された『強壮剤』によって、かつて淡白な朴念仁だったアキラは一時的に性獣へと激変した。
薬の効能が切れるまでの24時間。
寝ている時や半端気絶している時も含め、ただひたすら彼女はアキラの性欲を受け止め続けた。
更には薬の効能は一時的なものではなく、週末にニコを数時間ぶっ続けでハメ潰すレベルの精力を彼へ恒常的に与えている。
もし自慰というガス抜きが無ければ、毎週末、全身の穴という穴がアキラのイカ臭い粘液のコキ捨て場となり、胸や手など他の部位も酷使されることとなるだろう。
「……それ、外部に漏れないわよね。」
「もちろん。アナログなデータにしか保存していないから。」
「ネットに上げないわよね。」
「どこの彼氏が大事な彼女の裸を世間に晒すって言うんだい?」
「分かった、良いわよ。ここまで性欲旺盛なのも逆に考えものね……。」
「全くだ。」
そう言うとアキラは腰を上げる。
すると彼の姿勢が変わり、ズボンの一部が斜め上方へと盛り上がった。
「というわけで早速これを使って抜いてきても良いかい?ニコのドレスを見たらムラついてね。」
「ちょっ……い、今はヤらないわよ!?」
「分かってる。だから自分で処理するんだ。あと、個人的にはさっきの服が好みかな。今着てるそれは肩が露出し過ぎてる。」
カメラを片手にバスルームへ入ろうとするアキラだったが、彼の腕をニコが掴む。
「分かった!分かったわよ!1回だけね!」
「ありがとう。やっぱりニコは優しいね。」
「う、うっさい!ほら、早くこっち来る!」
ニコはアキラの手を引くと、バスルームの中に入る。
結局、夕食までに2発飲まされ、2発種付けされるニコだった。
何度も言いますが、この作品においてのアキラは某屋根裏のゴミ的存在ではなく、オリ主が憧れているイケメンお兄ちゃんです。
要するに綺麗なアキラです。ニコもキープなどではなく、正真正銘の歴とした恋人です。
よろしければ高評価又はお気に入り登録をお願いします。作者のモチベが爆上がりするので。