冒険者ギルドにて……
「えっ!? こんなにたくさん倒してきたんですか? さすが『氷炎』です!」
受付をしている職員が驚きの声を上げた。
「たしか、依頼は魔物の森の様子を確かめてくることだったはず……」
「いやあ、俺たちがっていうか、ほとんどカインがな」
Aランクの冒険者、クロードが頭をかきながら言った。
「氾濫がまた起きる兆候がないか見に行っただけなんだけど、魔物に囲まれちゃって」
と、同じくAランク、魔法使いのリナ。
「ぜんぶカインがやっつけちゃったけどね」
「ん。カインくん、かっこよかった」
ミリィとニーナはBランクだ。このランクまで達すれば、十分に腕利きである。
「いやー、あはは……」
俺は苦笑いするしかない。そこまでは俺が自分で書いた設定だからだ。
ミリィとニーナの二人は、もともとカインの幼少時代の家庭教師である。カインにとっては幼いころからの顔見知りであり、二人からすれば駆け出し時代の主な収入を支えてくれた恩人。
となれば、手を出すくらい構わないだろうと思って、彼女らとともに冒険に出て、宿に泊まる、というシーンを指定したのだが。
ストーリーの流れ上、『氷炎』の二人、クロードとリナまで一緒に冒険したことになっていたらしい。
「さて、今夜の宿だが……」
冒険者ギルドを出て宿に向かう道中。リーダーであるクロードが切り出した。
「ちょっと、カインは貴族でしょ。私たちと同じ宿に泊まらせるわけにはいかないわよ」
と、リナ。
「貴族だけど冒険者でもありますから。それに、同じ冒険をした仲間じゃないですか」
「カインがそう言うならいいけど……いつものベッドみたいに大きくないよ?」
「お風呂もない……。蒸しタオルで体を拭く」
「あはは……別に、そんなに大きなベッドを使ってるわけではないですよ」
そういうわけで、冒険者たちがよく使う宿にやってきた。
貴族たちが使うような豪奢な宿に比べれば質素と言えるが、それでも中級以上と言っていいだろう。さすがはAランクとBランク。
「すみません、空いているお部屋がふたつしかなくて……」
と、カウンターで言われた。
「じゃあ、男女で分かれれば……」
と、ミリィが言いかけたとき。
リナがクロードの裾をわずかに引っ張ったのが見えた。たぶん、気づいたのは俺だけだろう。
「いや……リナと話したいことがある。俺たちと3人で部屋を分けよう」
「いや、でも……」
「私は……いいよ」
ニーナがすかさず頷いた。口調はゆっくりなのに決断は早い。
そういうわけで、ミリィとニーナの同室に泊まることになった。
結果的に狙い通りである。
†
そして、夜……
「リナっ! くうっ……!」
「ああ、クロードっ♡ そこっ、ぁああっ♡」
ギシ、ギシ……
隣の部屋からはベッドがきしむ音と二人の声が聞こえていた。
「……とまあ、高級宿と違って壁が薄いんだよねー」
ミリィが顔を真っ赤にしている。兄の情事の音が漏れ聞こえてくる気まずさはこちらの比ではないだろう。
「ん……私たちもそろそろ、寝る準備、しよう……」
ニーナがいつもかぶっているマントを脱ぐ。緑色の髪はティファーナと同じ特徴だ。エルフに多い髪色なのだろうか。
だが体つきは大きく違う。くっきりとメリハリのついた体つきだったティファーナに対して、ニーナはスレンダーでどこか人形のようだ。
下着は簡素なものだが、ほっそりとした体を際立たせている……ん、下着?
「ってニーナ、なんで脱いでるの!」
「……体を拭かないと」
「カインもいるんだよ!」
「冒険者なら……これが普通?」
「そんなわけないでしょ……ほら、カインもびっくりしてるじゃない」
確かに驚いた。どういう魔法を使って二人に手を出すか考えていたところだったのだが……
「ん。カインも……」
ニーナの表情は読み取りにくいが、じっと視線を注いできている。
「ほら……拭くの、手伝って」
ニーナがマジックバッグからタオルを取り出す。バッグの中でどういう保存をされているのかはわからないが、すでにホカホカの蒸しタオルである。
「そ、それじゃあ……」
タオルを受け取る。ニーナはするりと下着を脱ぎ去る。真っ白な彫像かと思うほどの体に汚れなどなさそうだが、うっすらと汗の香りがした。
「ち、ちょっと……」
「んっ……♡」
ミリィが愕然と見るなかで、ニーナの肌をぬぐっていく。首筋から背中、わきの下を通って胸元へ……抵抗はない。それどころか、自分で腕を上げて拭きやすくしている。
「そこは……優しく、ね……」
「は、はい……白くて、すごくきれいです」
ふわっとおわん型に膨らんだ胸の先には、淡い色づきの乳首がつんと上向いている。温かいタオルを充てると、「くぅ……♡」と吐息が漏れるのがわかる。
「わ、わ、ちょっと……」
「よかったら、ミリィさんも……」
反応に困っていそうなミリィを誘う。やや強引な流れだが、術が解けるほどではないだろう。隣でおっぱじめてくれたクロードとリナに感謝だ。
「ミリィ」
ニーナが声に出さずに口を動かすのが分かった。口の動きからすると、たぶん……「たまのこし♡」と言っている。
「わ、わかった……」
いや、というわけではないのだろう。素直になったミリィが服を脱ぎ去っていく。
しっかりとした足腰。砂時計型の体つき。まさに食べごろだ。
「先生の体もきれいです」
「は、恥ずかしいよ」
首筋から胸元まで蒸しタオルを滑らせていく。こっちは「ふかっ」とした感触がタオル越しに伝わってくる。
「さ、さっきからおっぱいばっかり」
「はじめて会ったときから……ミリィのおっぱいを気にしてたよね?」
まあ、この大きさを無理やり胸当ての中に押し込んでいるのだから、気になって当然である。
「あ、ん、手つきがやらしい……♡」
ぷっくりと乳首が充血して立ち上がっていくのが分かる。ツヤツヤの果実のように赤らんでいる。
「もう、子供じゃないもんね……♡」
後ろからニーナが体に手を這わせてくる。簡素なアンダーシャツの中に手を差し入れて、カインの胸元をまさぐってきている。
「ふっ……くぅ……」
積極的な手つきに思わず声が漏れてしまう。むにゅうっ♡ と指がミリィの乳房に沈み込み、たわわな膨らみを揉みしだく。
「あっ、んんっ……! カイン、こんなことまで、うますぎっ♡」
「やっぱり……天才」
どくん、どくん、と血がたぎってくる。若々しい肉茎が痛いほどに勃起していた。
「カインくんはタオル……使わなくていいからね」
ミリィがささやきながら、上着を脱がせてくる。
「あ……なるほど、ねっ」
長年の相棒の意図を読み取ったのだろう。ミリィが体勢を変え、カインのパンツに手をかける。
「暴れちゃだめだからね」
「本気で暴れられたら、手がつけられない……」
「そんなことは……あ、うくっ……!」
二人がかりでベッドに押さえつけられるような恰好だ。覆いかぶさってきたニーナが、胸のあたりをなめてくる。
「ん……れる、ちゅう……っ♡」
「私も……れりゅ、ぅ……えるっ♡」
腹のあたりをミリィが舐める。二人がかりでの全身リップだ。
「ふ……っ、くぅうう……!」
さすがに声が抑えきれない。しばらく宿の部屋のなかに、二人の舌が立てるぴちゃぴちゃという音だけが響く。(それから、隣の部屋からの喘ぎ声も)
「カインのここ、苦しそうだね♡」
「ん。楽にしてあげよう」
ミリィの手がパンツにかけられて、一気に下着ごと引き下ろすと……
ぶるんっ!
押さえつけられていた男根が勢いよく跳ね上がる。
「わ……お、おっきい」
「んっ……♡」
二人の視線がまじまじと注がれる。至近距離で見つめられると、さすがに憑依している身でもドキドキしてしまう。
「この年で、こんなに大きいものなの?」
「たぶん……カインが天才だから?」
「これにも加護が関係あるのかしら」
二人そろうと、なんとなくいつものペースになってくるらしい。
「ここもきれいにしてあげるね」
「ん……♡」
ふたりの舌が男根に這わされる。ねっとりとした唾液が絡みつき、表面を伝っていく。
ぴちゃ、ちゅぷ……♡ ちゅぷ、れる、れりゅぅ……♡
手を出すつもりが、完全に出されている。
「これで……愛人決定、だね……は、むっ♡」
ニーナが先端に口づけ、ストローのように吸いたてる。
「たしかに、貴族なうえにこの年でAランク冒険者なんて……有望すぎる」
ニーナほど積極的になれないようだが、ミリィも幹をなめ続けている。たどたどしいものの、それがかえってぞくぞくするような刺激になっている。
「ん、ちゅ♡ る、じゅる……っふ、んむっ……ちゅ、う♡」
ニーナは徐々にのめりこむように、一心不乱に先端に吸い付いている。やがて小さな口を開いて亀頭を加えこみ、音を立てて前後させている。
「ここに入ってるんだよね。カインの……赤ちゃんの素……♡」
ミリィは少年の体に興味津々、といった表情で、根本に舌を這わせ、さらには陰嚢まで舐めはじめた。
「んっ♡ れるっ♡ ふっ……はぁ♡ 本当に玉みたいなのが入ってるんだ……♡ いやらしいにおい♡」
ミリィの口奉仕にもだんだんと熱がこもっていく。ちゅぱ、ちゅぱっ♡ と睾丸に吸い付く。
「先っぽから……汁が出てきてる。もっと熱いの……出そうなんだよ、ね?」
二人の唾液まみれになった男根がびくびくと跳ねる。二人から見れば、男の子のとろけた顔が見えているだろう。
「はい、出ます……!」
「だめ♡」
二人の声が重なった。ちゅぽん、と唇が離れる。唾液の糸がふた筋、つうっと伸びてぷつりと切れた。
「どうして……」
我ながら声が上ずる。寸止め状態で、股間で噴出寸前の欲望がぐるぐると渦巻いてるようだ。
「出すなら、こっちに」
「……ん。どっちにも」
ベッドの脇には3人ぶんの服が積み重なっている。その一番上に、二枚のショーツが落ちた。
健康的でしなやかなミリィとすべすべで滑らかなニーナの下半身。余すところなく目の前にさらされていた。
魔法に頼る必要もない。ベッドの上、あおむけになったミリィの上にニーナが四つん這いになって重なる。
長年の相棒どうしの秘裂が縦にかさねり、同じ男をほしがってひくついている。
俺は上向きに弾む男根を押さえながら、魔法を唱えた。
「『無痛(ペインレス)』『性感増幅(セクシャルブースト)』」
そして、二人が広げた足の間に身を割り込ませる。
「そんな魔法、教えてない」
「あはは……これで、痛くないですから」
「このスケコマシめ」
二人にちくちくやられているが、これから十分にやりかえしてやろう。
「ミリィさんから……」
あおむけで足を広げたミリィの足をつかむ。しっかりとした筋肉の凹凸がある下半身。鍛えた体が、今は男の前で快楽を求めている。
「いいよ、きて♡」
「ふ、っく……!」
ぷつ、ぷつっ……♡
わずかな抵抗を強引にこじ開けるように、男根を押し込んでいく。
「ぁっ♡ ぁあああっ♡ 熱いのが入って……きてるっ♡ ぁああっ♡」
普段の快活な様子からは想像もできないほど、あられもない声が上がる。『無痛』で破瓜の痛みはなく、『性感増幅』の効果で快感だけを受け取っているはずだ。
「ミリィのこんな顔……みたことない……♡」
「気持ちいいの、カインのおちんちん♡ あ、あっ♡ ずっと年下の男の子なのにっ♡」
ずちゅ、ずちゅっ、ずぷっ♡ 奥からあふれてくる蜜を絡ませながら出し入れするたびに、ミリィの体はびくびくと弾む。
「だ、だめ、こんなの初めてでっ……ぁ、ぁ、ああああああっ♡」
ぐりゅっ♡ 最奥まで押し込むと、ミリィは足をぴーんと伸ばして絶頂してしまった。
「んっ……♡ カイン、私にも……♡」
もじもじとニーナが細いお尻を揺らす。その真ん中にある花弁から、とろりと蜜が垂れる。
「はい、ミリィさんもたっぷり味わってください」
ぬるんっ♡ ミリィの熱く締まる膣内から引き出すと、飛び出した肉棒をそのままニーナの滑らかな秘唇に押し当てて……
ずっぷうぅうっ♡
「んっ♡ っ……んんんっ♡」
挿入の直後から、きゅうううっ♡ と強く締め付けてくる。ミリィの膣内がみっちりと絡み付いてくる感じだとしたら、こっちはぎゅっと抱き着いてくるみたいだ。
「こっ……こんにゃ♡ のっ……♡ ん、んんっ♡」
ぬちゅうっ♡ 根元まで押し込んだ直後、ニーナの体がびく、びく、と痙攣するように震えた。
「あはっ……ニーナも、イっちゃったね♡」
力が抜けた相棒エルフの体を受け止めながら、ミリィが甘い声でつぶやく。
「お、おちんちんも……天才すぎ……っ♡」
ひく、ひくっ♡ と下半身をわななかせてニーナが息をきらせる。
二人のナカを連続で味わう。これは、どちらかをひいきするわけにはいかない。
「ふたりともそのまま……一緒に気持ちよくしてあげますからね」
ぬぽっ♡ ずぶぶっ♡
ニーナの中から抜いた肉棒を、そのままミリィに挿入する。
「ぁっ……♡」
「またきた、っ♡ カインのおちんちん♡ 奥まで当たってるっ♡」
ずっぷ、ずぷっ♡ じゅぷっ♡
ぬっぽっ♡ ずちゅうっ♡
しばらく腰を振ってから、今度はニーナの中へ。
「あ、くぅ……♡」
「ぁぅっ♡ わ、私の中にも、熱いのが来てっ♡」
ぐっぽ、ぐっぽっ♡
二人の膣内を交互に味わうたびに、ぬめりが増していく。食べ比べをするように、数度のピストンをしてからすぐにまた別の相手とつながる。
「カイン♡ や、っ、いじわるしないで、またイかせて♡」
「わ、私の……ナカに……出して……っ♡」
「さっきのお返しです。仲良くしないと、あげませんよ」
どろどろの愛液まみれになっている肉棒で二人の間を行き来する。絶頂の直前で抜いているから、どちらもどんどん高められているはずだ。
「はあっ♡ あ、ああああっ♡ わ、わかった、一緒にイかせてっ♡」
「ミリィと、私に……どっちにも、中出し……してっ♡」
二人は絡み合うように抱き合いながら、ユニゾンするように声を高めていく。ふたりの絆がさらに深まったに違いない。
「それじゃあ……イきますよ!」
ずっぐっ……!
ミリィの膣内に思いっきり打ち込むように突き入れ、子宮口に押し当てるように繰り返し突き上げる。
『性感増幅』で何倍にもなった快楽をミリィの子宮の奥にまで叩き込んでいく。
「あ、ぅ、ぁあああっ♡ イ……くううううううっ♡」
「くう……!」
ぐ、っと膣奥に向かって押し込みながら……びゅるるるるるっ! 熱い精液がほとばしる。
「こっちにも……!」
射精しながらミリィのナカから抜き出し、精液をほとばしらせる男根をニーナの中に突き込む。
「こ、こっちにも……熱いのが……んんーーーーーっ♡」
ぶびゅる、びゅるるる! 残りをニーナの奥に吐き出しながら、どちゅ、どちゅ♡ と膣奥を突き上げる。
「ああ、ん、ぁああああっ♡」
「んっ、ぁ……っ、ぅーーっ♡」
二人の絶頂の声が重なる。あっちの音も聞こえていたのだから、クロードとリナにも嬌声は聞こえているに違いない。
「ふう……」
二人にたっぷりと中出しした肉棒を抜いて、息をついていたら……
「まだまだ、できるよね……♡」
「んっ……赤ちゃん、できるまで……♡」
二人が陰茎を握りこみながら見上げている。
冒険者の体力は並みではないようだ。二人は繰り返しカインの上にまたがり、俺は幼いころの家庭教師たちに「恩返し」することになったのだった。