ちさと様の下僕 作:千年
春の日の青空のような色のツインテールが、僕を見下ろす。
目は見えているし、手錠とかで体の自由を奪われているわけでもない。少し前まではこういう時、必ず目隠しをされ、手錠や縄で手を縛られていた事を思うと、自分がちさと様の信頼を少しずつ得られているのではと嬉しくなる。
そのことに思わず頬が緩んだ僕に、彼女は手厳しい。
「は?なに笑ってんの?まだちさと何もしてないんだけど……てか、裸で寝転ぶように言われて笑ってるとか、キモすぎ……」
軽蔑の眼差しが、物理的に見下されていることで威力倍増。でもちさと様の機嫌をこれ以上損なわせるわけにはいかないので、必死で表情筋を形状維持。
すると彼女は呆れたようにため息をついて、僕の腹の上にパフンと腰を下ろす。
「ぐぇっ」
「何、今の声?これじゃちさとが重いみたいじゃない!」
「い、いえ、そういうわけでは……咳払いみたいなものです!」
「……まあいいや。じゃあ今日は……ちさとのおマ〇コ、舐めてもらうから」
そう言ってちさと様は、つるんとした爪が可愛くついた両手を使って、毛など一本も生えていない、ある意味彼女の幼さの何よりの証明でもある部分をかぱっと広げる。
「ぁ……はぁ……」
僕のようなロリコンにとって、その光景は正に桃源郷、いやそれ以上。下手に褒めたり喜べば、逆に価値が落ちてしまうような気がして、言葉を全て忘れたかのような反応しかできない。
「ふふっ、赤ちゃんみたい。成人済みの、ロリコンマゾ赤ちゃん」
もうそれでいい。ちさと様の赤子になれるのなら、今までの人生全てをリセットしてもよい。ちさと様の笑みに、そんな夢を重ねる。
「こんなキモい赤ちゃんには、ちゃんとしつけをしましょうね~ほら、舐めろ」
「んぐむ……!」
すっ……とちさと様の股が降りて来て、僕の顔を覆う。その瞬間、僕の鼻腔には彼女のほのかに甘い、春の日の果実のような香りがいっぱいに広がる。
「んっ……どう?ちさとのおマ〇コ。ホントは○○みたいなのは見ただけで犯罪者なんだから、じっくり味わいなさいよ」
言われなくても、僕は口内に入ってきた液体の全てをじっくりと舌にのせ、鼻に抜ける香りを楽しみ、惜しみながらも嚥下していた。夏の日に熱中症になりかけた時に飲んだペットボトルの水より何倍も、僕の渇きをいやしてくれる。何より、心が満たされていくのを感じる。与えられていると。
僕はそれが嬉しくて、ちさと様にも何か返してあげたいと思って、ほんの少し出っ張った、一筋の肉の割れ目に舌を伸ばした。
「んはぁ……いっ……!?」
ちさと様は苦手なイモムシを見た時と同じような声を出して、その小さな身体をビクンと跳ねさせる。あの時は、怯えるちさと様も可愛いですねと言ったら、ぺちんとあまり痛くないビンタを食らった事を思い出す。
「ちょっ、その舐め方……やめっ……ひゃぅっ!?」
ちさと様がもう一度跳ねると、割れ目から滲み出てくるものが。僕は海綿体が千切れそうになる程の滾りを感じると、調子に乗って割れ目の奥深くまで、それこそイモムシのように舌を這わせる。
「あっ……やっ、おくぅ……〇〇のくせにぃ……!」
舐めるのに夢中で著しく低下した聴力でも、ちさと様が焦っているのが分かる。僕は彼女の、女王様の様な自信たっぷりの振る舞いに惹かれて下僕になった訳だが、手を焼いて困らせるのも、それはまた違った一面が見れて良い。好きな子にちょっかいを掛けるあの気持ちを、小学生の時以来に宿せているのかもしれない。
「そっちがそれするなら……うりゃ!」
「ぶごっ?!」
反り過ぎて僕の腹に密着していたペニスに、強い刺激が走る。その柔らかく温かいものがちさと様の手だという事はすぐに分かったが、思い切り握り潰されたのだという事を理解するのには、少々時間がかかった。
ちさと様は現役JSだから、握力はそこまでない。しかし男の急所でもあるペニスを思い切り、それも不意に握られれば、僕がちさと様の割れ目から口を離してしまうのも、無理はない話であった。
「ふぅ……ふん、ちょっと調子に乗りすぎよ、成人済みロリコンマゾ赤ちゃんマ〇コ舐め妖怪のくせに」
「ご、ごめんなさい……」
肩と尻越しに僕を見下すちさと様。その顔は明らかに怒っていて、僕を震え上がらせる。
「やり直し……それと、勝手に舐めまくった〇〇にお仕置きも必要ね」
そう言うとちさと様は立ち上がり、色んな道具を入れてある段ボール箱を漁り始める。
「確かあったはず……あっ、これこれ!」
戻ってきたちさと様は、いつもの棒キャンディーを舐めながら、僕の口に持ってきた道具を付ける。それは、舌だけを前に突き出させ、口はぼんやり空いたままで固定する、特殊な口枷だった。
「うえ……ええぅ……おえ……」
「ふふっ、元からダメダメなのに、もっとまぬけみたいになった。〇〇はそうやって、自由がないくらいがちょーど良いよ。ぺろっ」
嬉しそうに飴を舐めて、ちさと様は僕の顔付近に座り直す。
「今度こそ……こっちが押し付けるから、〇〇は何もしちゃダメ。わかった?」
「えぅ……」
「何言ってるかわかんないけど……まあ〇〇マゾだしいいよね!」
そう言ってちさと様は、僕の顔に未成熟な女性器を押し付けながら、更に僕のペニスを扱き始める。彼女の言った通り、僕は本当に何もしていない。それなのに、さっきよりも、気持ちいい。
「うわぁ、ちょっと擦っただけで、もうピクピクしてる。おもしろ〜い!」
視界をちさと様の尻で全て塞がれ、見えないペニスにはぷにぷにとした小さい手の感触が、いつもより敏感に感じられる。彼女は無邪気に笑うと、竿を扱くスピードを不規則なものにする。
「ほらほら、こんなのはどう?〇〇雑魚ちんちんだから、こんなのすぐに出ちゃうんじゃない?」
「ぅむぅ……んぶっ、ぐんんぅ……!」
一度シュッと往復して、少し止まって、数度激しく扱いて、また数秒静止して、今度は強く握って力いっぱい扱かれる。緩急をつけたちさと様の妙技に、僕は翻弄されっぱなし。加えてぐりぐりと顔に股を擦り付けられ、彼女の香りが鼻から体全体に広がって行くように感じる。もうこのまま逝ってもいいと思えた。
「ふふ、もうイきそう?イきそうなんでしょ?あのくっさい精子、どくどくって出しちゃえ。てかさっさとイッて、これ以上こんな汚いの触りたくないから……さっ!」
「んぅ……ぶむぅ……!」
ビュルゥッ!デュク……ギュゥ……
ちさと様のトドメの一擦りで、僕のペニスは暴発した。熱い粘液が、僕の腹と太ももにかかっているのが分かる。
「うっわー、毎回毎回、よくこんなに出るね。〇〇のいい所だよ、これだけだけど」
「ぷ、ぁ……ほ、褒めてくれてありがとうございます……」
ちさと様は精液がかからないように、射精の直前僕から飛び降りていた。飴を頬張りつつ、僕の頭を偉い偉いと撫でてくれた。
「……褒めたつもりは無いんだけど……まいっか、〇〇マゾだし?ちさとには全っ然わかんないけど」
気味の悪いものを見る目つきを、僕に向ける。僕からすればその目もたまらないのだが、その事を口にするとまた怒られそうだから、やめた。
「ふぁ……もーちさと眠いし、いつも通り片付け全部やっといて。おやすみ、マゾ〇〇」
ガリッと少し残っていた飴を噛み砕き、ちさと様は洗面所に消えて行く。彼女は寝る前の歯磨きを欠かさない。
あくびの顔は、天使が気を緩めたかのようで、額縁に入れて飾りたいくらいだった。僕は彼女の下僕でいられる幸せを噛み締めてから、いつも通りに掃除を始めるのだった。