励みになります。
誤字報告、ありがとうございます(二度付け)
今日の青年は、”狐の煮付け亭”の従業員としてエプロン制服に身を包んでいた。
客席に上がる手を見つけ、大柄な冒険者の男に話しかける。
「おっ!? なんだ、お前かよ……!?」
「いらっしゃいませ。ご注文をお伺いします」
「一躍英雄になって、冒険者ギルドにも来なくなったと思ったら。こんなとこで、バイトか……?」
「事情があるんですよ」
「そりゃそうなんだろうがよ」
客の男は彼の知り合いのようだ。
丁寧な口調、整った身なりに扮する青年に、怪訝な目を向ける。
「敬語なのも気色わりい……」
「知り合い割引は無いですよ」
「いらねえよ。ステーキとパン」
「承りました。お野菜もお付けしますか? 今日の仕入れは新鮮ですよ」
「そういうのはキレイな女にやられてーんだがよ。それも頼む」
「承りました」
キッチリと腰を折る青年に、冒険者の男はますます怪訝な目を向けた。
「雰囲気変え過ぎじゃねえの……??」
──今度は厨房で、包丁を振るう。
たたたたん、という小気味いいリズムで食材をカットし、炒め、手早く料理を完成させる。
「チーフ、オリーブオイル切れそうです。在庫、あっちでしたよね?」
「お、おお。えーと、英雄様はそのままキッチンに立っていただいて……」
「了解です。次の注文のハンバーグの仕込みやりますね」
「……すご、こんなに手際よく……!?」
滑るような足さばきで、次の
──今度はカウンターに顔を出し、青年は他の従業員に皿を渡す。
「これ六番のテーブル、こっち壁際の三番のお客様。よろしくお願いします」
「はい。……イメージと違って丁寧ですね……」
「女将夫妻に任されたので」
青年が振り返ると、今日の代理店長を任されているチーフスタッフが立っていた。
彼女の表情は険しく、青年は何か失敗があったかとよぎる。
「な、なんですかチーフ?」
「……英雄様。あなた、
「うははは。どうでっかね!」
「ええ……怖い事言わないでくれますか?」
二人が雑談していると、先ほどの冒険者の男が割り込んでくる。綺麗に平らげられた皿を、横柄な印象とは裏腹に丁寧に置く。
「おう、旨かったぜ。ごっそさん」
「ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております」
「お、お待ちしております」
青年は皿を手早く洗い場に流す。
すると突然、青年が弾かれた様に遠くを見る。
チーフと冒険者は怪訝な目を向ける。
「あっ。テーブルの方行ってきます。応援が必要っぽいんで」
「お願いします。……なんでわかったんだろう……あれっ!?」
「アイツ雇うなんて、大変だな……」
既に、青年の姿は消えていた。
きょとんとしたチーフに向けた、男の視線には憐みが含まれていた。
「──俺は七人のヤツを見たことがある」
「……、……。なんなんだろう、あの人……!」
「ホントな……ホントにな……」
──営業開始から夕方までの間、彼は八面六臂の活躍を見せた。
”狐の煮付け亭”、本日分のバイト業務が終わる直前のことである。
「──ただいま帰りました~。みんな、大丈夫だった?」
「ふぅ、ただいま。……英雄さんが良くやってくれたみたいだね、ありがとう」
この店の主人であるスズと、夫のアガサ──彼も狐人だ──が姿を現した。
二人とも従業員姿ではなく、小ぎれいな衣服、楽し気な雰囲気を纏っている。
「スズさん、アガサさんお帰りなさい。英雄さんのおかげで、ばっちりでしたよ!」
「いえいえ。先輩方の指示が的確だったので、動きやすかったです」
彼らを出迎えようと、青年含む数人の従業員が顔を出す。
「あっ! おにいちゃん!」
「おお、カシアちゃん。……おかえり?」
「ただいまっ! えへへ……」
そして二人の愛娘であるカシアが、彼らの間をすりぬけて現れた。
今日一日、お出かけを楽しんだであろう彼女は、表情にふっくらと幸福を蓄えている。
見慣れぬ可愛らしいドレスの装い、純真無垢な笑顔が、出迎えた青年の頬もほころばせる。
三人はそれぞれ大小の紙袋を提げ、中からいくつかの包みを取り出す。
「じゃあみんな、まずはお土産!」
「わぁ! ありがとうございます、女将!」
「はい、英雄さんもどうぞ」
「おぉ……どうも」
予定したピクニックの後、買い物巡りでもしたのだろう。
配られる土産を、従業員、そして青年が受け取る。
中身をチラ見した青年が目を輝かせる。
「美味しそ~なお菓子……!」
「ふふ、今日のお礼ね」
「ありがとうございます!」
「バイト代も別で渡すから、遠慮なく受け取って。とっても働いてくれたみたいだし」
「重ね重ね、ありがとうございます……! こちらこそ、なんというか……ご迷惑をおかけしたというか、へへ……」
スズの土産を受け取り、懐に納める。
卑屈な笑いの中に、どこか申し訳なさが混じっていた。
「……まったく、
「うぉっと、アガサさん……」
それを見とがめたアガサが、肘の大物を掲げて割って入る。
がさりと揺れる紙袋には、どんな思い出が詰まっているのだろうか。
「スズ、カシア、荷物を下ろそう」
「そうね。ねえ、これちょっと持てれる?」
「お預かりします」
「ありがと」
アガサに続き、二人の荷物を従業員たちが受け取っていく。
「英雄さん」
「はいっ」
この店の経理を担う、誠実な印象の男性の声に、青年が背筋を伸ばす。
「僕たちも、納得したさ」
「……!」
アガサが、頭を下げる。
青年も、素早く礼を取った。
「カシアを、どうかよろしくお願いします」
「──はい。期待を、裏切らないようにします」
アガサが彼の肩を二、三叩き、
てきぱきと荷物をまとめ終わり、いつの間にかスズ女将はエプロンに身を包んでいた。
ぱんぱんっ、と渇いた手拍子が店に響く。
「さっ! みんな、仕事に戻るよ! お客さん、今夜もいっぱいだねえ」
「はいっ! アガサさんはこちらへ──」
「女将、小麦の練り菓子についてご相談が────」
女将の音頭で、再び店が活動を始める。
「じゃっ、あとは私たちに任せて、英雄さんは上がって大丈夫よ」
「うんうん。疲れたろう、休んでいきなさい。今夜は久々に私も出るからね」
「なはは、それほどでも。ただ俺は時間厳守の男、上がらせていただきやす」
仕事の終わりを示す札を返し、正式に青年の業務が終了した。
すると、着替える間もなくちょいちょいと袖を引かれる。
「──それじゃ、おにいちゃんはこっち来て」
「カシア?」
カシアが青年の右手を握り、重ねる。
女将が疑問符を浮かべつつ、青年が問いを投げかける。
「なになに? ていうかカシアちゃんはお休み?」
「ふふ。──あたしからもお礼したいの!」
細い手で太い指をがっちりとホールドし、満面の笑みが浮かべる。
「働いて、
「────。確かに、腰が凝ったかも、な……?」
青年の英雄的肉体は、疲労など一ミリも感じていない。
彼の都合のいい嘘に、にやりと少女の笑みが深くなる。
「でしょ? だから──
「それは……楽しみだな」
少女の手を、握り返す。
青年が頷き、笑うカシアに手を引かれるのを、両親が微笑ましく眺めていた。
「おやおや、カシアは健気だねえ」
「うふふ、それじゃあ英雄さんの労い、お願いねカシア」
「うん! しばらくかかるから、
一瞬、カシアの懐から放たれた桃色の波長が、夫妻たちに吸い込まれる。
「ええ。もてなしてあげてね、カシア」
「仲良くするんだぞ」
「もちろん。任せて、ママ、パパ」
「……」
二人が部屋に入っていくのを、彼らはただ見送った。
扉を閉め、その場でターンを踏み、カシアは金髪をくるりと広げてみせる。
こちらを見つめる少女の瞳は、妖しく揺れている。
お気楽な様子の少女に、ため息をひとつこぼした。
「はぁ。ご両親の前であんな
「パパもママも、あたしのこと信じてくれてるから。洗脳するまでもなく、ね」
「……大胆だね、まったく」
二人きりの部屋の中で、改めて彼女の格好を観察する。
──髪型はいつも通りだが、金色の毛並みはきらきらと輝いている。
デコルテを出しながらも、いやらしさを感じさせない、清楚なデザインのブラウス。
少女の乳房に合わせ、わずかな膨らみがフリルを押し上げる。
花柄をあしらった、水色を基調としたフレアドレス。
両脚と尻尾を覆い、ふわりと拡がるスカートは、胸元のリボンですぼまる。
やや見惚れつつ、少女の微笑みに対し、青年はうなずいた。
「とっても、綺麗だよ」
「えへへ。もう、こっちから言わせなきゃダメかと思った」
「ごめんね。ご両親の前だと、ちゃんと我慢できる気がしなくて……」
青年からカシアの印象は、基本的に従業員のエプロンドレス姿である。
だから少女の私服姿は、とても新鮮だった。
手足を動かし、ゆらゆらと服が揺れるたび、青年の目線はそちらに吸い寄せられる。
カシアが手を上げ、袖を見せびらかすようにひらひらと動かす。
照れたように笑えば、彼女の魅力が増していく。
「それにしてもふたりとも、おにいちゃん達のこと許してくれてよかったね?」
「はは……。五者面談の時、かなりピリついてらしたからなあ……当然だけど……」
──数日前。青年とシュオは、カシアと女将夫妻に対し、『カシアを領主抱えの絵師として召し抱える』という提案をした。
カシアの友人である青年の推薦で、その絵に見惚れたシュオが才能をみこみ、若き才女に栄達を打診したのだ。表向きは、そうである。
『スズ、アガサよ。そなたらの子を、わらわ達に預けてみないか?』
『──領主様、素晴らしい提案ですが、お断りします。──この子は、うちの娘です』
『マ、ママぁ……!?』
カシアの両親は、苛烈に反対した。
(子供を引き離すんだ。そりゃそういう反応も想定内──)
青年とシュオがどうにか宥めすかし、譲歩を引き出し──
『……大丈夫! あたしを信じて、パパ! ママ!』
『しかしだねカシア……成人まで、まだ十年もあるんだよ』
『それでも
「──、──そうなのね、カシア。……わかったわ』
『スズ!?』
カシア本人が、その場で希望をきちんと伝え────
『私たちの娘は、自分の意志で言っているわ。それなら、送り出してあげない?』
『……いや、確かに……。私たちも、意固地だったかもしれない────』
『……じゃあ!! ────』
最終的に愛娘の意志が、夫妻の心を強く打ったのだった。
「──……あれから数日。承諾は得たものの、夫妻とはぎくしゃくしてたんだが……」
「でも、英雄さんがお仕事を半日代わってくれて──」
カシアが手を組んで、うっとりと目を瞑る。
まぶたの裏には、今日の思い出が写っているのだろう。体中から幸せな空気が漂っている。
「家族みんなでお出かけ! すごく楽しかったよ!」
「へへ。そう言ってくれると、マジで提案した甲斐があったな」
「うん! ありがと、おにいちゃん!」
カシアの浮かべる朗らかな笑みは、恐らく両親にも届けられたことだろう。
目論見通りでもあるし、子供らしい素直な喜びが感じられて悪い気はしない。
「ママとパパも、久々のお出かけですっごく楽しそうだったし!」
「二人とも、機嫌を直してくれてよかったぁ……」
「そもそも、おにいちゃん達を嫌いになったわけじゃないよね。あたしが離れちゃうの、寂しいんだよ」
「……カシアちゃんも、寂しい?」
「……うん」
カシアが、青年の腰に抱き着く。
この少女とて、親元を離れることの抵抗は強いだろう。
「それでもあたし、決めたから。──おにいちゃんのお嫁さんになる」
「俺も、約束したしな」
青年には、彼女を引きずり込んだ引け目がある。
──それでも、少女から歩み寄ってくれるなら。
「カシアちゃんの手は、離さないさ」
か細い彼女の背を、かきいだく。
伸ばした手を引っ込めることは、青年にはできない。
「ありがと。……それに、絵師を目指してみたいのは本当だもん」
「カシアの絵はマジですごいからなあ……。あのシュオも、『魔法と手技をここまで融合させるのは凄い』って褒めてたし、できるさ。応援してる」
「うん! もっといっぱい絵を描きたいな~」
彼女らしい決意が、抱き締める手から伝わる。
青年は屈んで少女の肩を叩き、二本指を立てた。
「それじゃ、約束事のおさらいしようか」
「うん。一週間前の、約束」
──一週間前、カシアを抱いた直後のこと。
青年とシュオは、三人の望みを叶えるべく、いくつかの約束事を定めていた。
「カシアちゃんが俺と結婚するには、いくつか足りないものがある。今の君が集めなきゃいけないのは?」
「
「そう。不条理を通すためには、道理を引っ込めさせるだけの権力が必要だ」
青年が頷く。
「できる事も少しづつでいい、カシアちゃんが良い子で、すごい才能だって知ってもらおう!」
「そのためにも領主さまの側で、絵の勉強。……たぶん、大変、だよね」
「大変だけど、地道に頑張っていこう」
「うん……」
躰にひっつくカシアの頭を、軽くなでる。
「はぅ…………」
彼女はしばらくそうして、うっとりとしていたが、ふるふると髪を振って真面目な顔つきに戻る。
「……はっ! おにいちゃんに釣り合うくらい、あたし偉くなるぞー!」
「くっ……わが身の
青年は咳払い一つを落とし、今度は三本指を立てる。
「三つの決め事も、言える?」
「うん。ひとつ、
「正解!」
青年の特典が産みだしたチート級アイテム、洗脳スマホ。
ある少女のために産み出され、際限のない精神干渉能力を持つ。
それは今、カシアの所有物となっている。
「……さっき使ってたけどね?」
「あれは……保険だからぁ……ママたちに悪い事はないからぁ……」
「まったく」
とはいえ、洗脳スマホには『カシアにとって嬉しい内容に限る』というリミッターがある。
最終的な扱いは
「ま、カシアのことを信じてるからな」
「うん。……約束、大事にするね」
そう口にする彼女は、どこか嬉し気な声色だ。
「二つ目は、
「まあ……当然な! ごめんけど頼む!」
「変態のおにいちゃんより解ってるよー、だ」
「それも、そうか」
──『未成年の少女を、妻に迎えるにはどうすればよいのか』。
領主に英雄、騎士も頭をひねっている。
あるいは、カシアが成人するまで待つことで当面の諸問題はなくなるが────
いずれにせよ、まだ、具体的な形にはなっていない。
「三つ目──
「そのとおり。君がイヤだと思ったら、俺たちは別の選択肢を見つけてくる。見つけなきゃいけない」
「別の、選択肢……」
金眼に陰りが射す。
「……これからどうするのか、約束事は俺たちで決めたことだ。それでも、君には別の選択肢がある。
「例えば、絵じゃなくても?」
「やりたいことを後押しするさ」
「領主抱えっていう立場が、イヤになったら?」
「探すさ、別の路も。ただ、ちょっと遠回りかもな」
カシアからそっと離れ、青年は曇ったままの少女の顔を見つめる。
三本の指を仕舞い、少女の眼に伝える。
「もし、
「それ、は────」
歪んでしまってなお、彼女は自分の人生を幸せだと言う。
その直接の加害者となってしまった青年は、自由な選択肢を残してあげたかった。
だがカシアはその
頬をむくれさせ、気炎を吐く。
「あたし、おにいちゃんを嫌いになったりなんかしない……!」
「それでも、だ。イヤなことは、ちゃんと言ってくれ」
「………………わかった」
「よし」
カシアがしぶしぶ納得したところで、青年は息を吐く。
立ち上がり、肩を回し、首の筋を伸ばす。
「ふーっ……真面目な
「……、……」
少女を、見つめる。じっと、深く。
視線が絡み合う。
「カシアちゃん」
「♡っ……なに……」
少女の声がうわずる。
思わず、目に力を籠めてしまったようだ。
見つめ合うだけで、互いの息に熱が混じる。
「久しぶりに、君の
「いいよ。おにいちゃんなら……どこでも……♡」
危険な問いかけに、即答。
無防備な少女の体に、そっと近寄る。
今日一日、きっと子供として楽しんだのだろう。
可憐な薄手のブラウスと、胸元で締められたスカートの帯。
その上から、腹部に触れる。
「っ♡ ふ……♡」
「ガキ特有のぷにぷにぽんぽん……撫で心地最高」
「う……、太ってないもん」
「んー、もうちょっと丸くなっても大丈夫だよ?」
「もう」
肩に触れ、脇を擦る。
子供特有の花のような香りが漂う。
「んっ……ひっ……♡」
胸を押し上げる、わずかな膨らみ。
羽根を振るような、壊れ物に触れる軽さで圧す。
「ん……♡ ふぅ…………♡」
「……」
「んん、おにいちゃん……♡ おにいちゃん、おにいちゃんの手……♡」
ブラウスの生地に沿って動かせば、乳がふにゅん♡と形を変える。
成長途上の幼女から、情婦のような悩ましい声が上がる。
首筋にそって手を動かし、笑みの蕩けた頬に手を当てる。
「ん……。手、あったかいね……」
「カシアちゃんのほっぺたも吸い付いて、あったかいよ」
「んふー……♡」
懐いた犬猫を撫でるような大胆さで、それでいて優しく、頬を揉む。
餅のような弾力が、肌に吸い付く。
ひとしきり撫で心地を楽しみ、さらりと流れる金色の軟毛を梳く。
地肌に沿って側頭部に手を伸ばせば、人間のつるりとした耳の奥、狐のような大きな耳の生え際に触れる。
毛並みが変わり、少女のため息も質が変わる。
「んっ♡ おにいちゃんの、さわりかた、やさしい……♡」
「獣系の亜人って、耳が四つあるんだよな。爬虫類系とかは二つだし、不思議だよね」
「んふっ、んへっ♡ よくわかんなぁい♡」
──こりこりとした軟骨の感触を味うたび、カシアの表情が、口調が蕩けていく。
「んっ、ふぅ♡ はっ……♡ これ、すき……♡」
「耳揉まれるの好き?」
「うん♡ ママのと、ちがう。おにいちゃんの手……♡ は、ぅあ…………」
徐々に先端に向かって耳全体を強く揉むと、カシアが恍惚とした声を発した。
目で合図を送り、許可を得てから、今度は耳の内側の毛を撫でていく。
「んー……♡ そう、そこ……♡ もっと、耳奥までゆび、いれて……ぁ♡」
「こ、こう? 他人のケモ耳あんま触ったことないや……」
「いい♡ すごくいい♡」
内側の白く、やや硬い耳毛を撫でつけるように耳を揉むたび、カシアの顔が快感に歪む。
「はぁ……♡ はぁ……。もう終わり……?」
「……また今度やろうね」
青年としても極上の揉み心地ではあったが、そろそろ
狐耳から手を離し、唇を指で押しこむ。
「んぷっ……むふ♡」
瞼がゆっくりと
「ねえ、あたしもおにいちゃんのこと、さわって良い?」
「もちろん」
「やった♡」
青年が屈むと、早速小さな手が青年の胸板をまさぐってくる。
エプロンの紐をほどき、ボタンを一つ一つ外し、シャツを剥がされる。
優しく、擽るような、カシアの指が心地よい。
「やりかえしちゃおっかな」
「あっ♡ ん…………」
今度は青年の手が、少女の衣服に掛かる。
胸元の大きな飾りリボンを、丁寧に解く。
ブラウス越し、胸骨から手を下げ、かすかな腰のくびれを撫でる。
柔軟なスカートの手触りが、心地よい。
「はぁっ、はぁっ、ガキボディ……おっぱい、見せて……!」
「い、いよ♡」
カシアのブラウスをはだけさせ、内側に手を突っ込む。
「ふゃ♡」
背中まで弄って、手際よく少女のインナーを剥ぎ取る。
乾いた衣擦れを立て、カシアの乳房が丸出しになった。
「……えっち♡」
「そうだ。俺は……君の体が、好きなんだ……」
「♡♡ッ。それ、ちょっとキュンとする、ね」
「カシアちゃんも大概だなぁ……」
「えへへ♡」
僅かな膨らみを有する、谷間未満の凹みに、指を這わせる。
「おお……。この一週間、手を出せてなかったから……マジでヤバい……!」
「うわ♡ おにいちゃん、目が血走ってる……!?」
「フーッ、フーッ! ガキ乳、揉むっ」
「んっ♡」
左右の乳房を指先でつまむように揉む。
指の腹で押し上げれば、小さな乳首がツンと立つ。
ブラウスの隙間を拡げ、肩まではだけさせる。
つるりとした脇、皮膚の重なり一つ一つを、なぞる。
「ん……っ。くひっ、くすぐったいよぉ」
「ふはは。カシアちゃんも擽ってごらん」
「こ、このぉっ!」
気勢を増した少女が、軽やかにタッピングする。
「ん……。ふむ」
「うー♡ そっちだけ、余裕みたいなのっ♡ ずるい♡」
「実際ちょうどいい」
「ふぅぅぅっ♡ んんーっ♡!」
確かに脇がくすぐったいが、青年の皮膚の厚みを突破できているわけではない。
ふにふにとした指圧マッサージを堪能しながら、本気でカシアの脇を責めたてる。
指で鉤を作り、虫の脚のように交互に走らせる。
ぶるりと、カシアが弾けた。
「ッ♡!? ──きゃははっ! こうさん、こうさんっ……っふ♡ はっ♡ はっ♡」
「おっと、調子のったか」
「はひーっ♡」
すぐに、悲鳴の白旗が上がる。
青年が脇から手を離すと、カシアの腰がかくんと崩れた。
尻尾の毛が逆立ち、シルエットが大きく膨らむ。
「はっ♡ はっ♡」
「……う……手が乳首をコスってる……」
「はぅ♡? あ、ごめん……」
縋るような手が、胸板を滑り落ち、甘い刺激を残す。
それがちょうど、青年の突起を、掠めた。
「はぁ……♡ はぁ……」
赤い顔から紡がれる荒い息に、青年の聞かん坊が震えだす。
カシアの手は、わざとらしく青年のベルトにしがみついていた。
「カシアちゃんっ……!」
「あっ♡────」
胸元で留まったままのスカートのホックを外し、下まで一気にずり降ろす。
半脱ぎのブラウスが広がって、股間の白が焼き付く。
「あったまってきた……! ふーっ……!!」
「♡ うう……♡」
性器を隠す薄布が、鼻息で頼りなく揺れる。
そのひらひらに、思わず鼻先を突っ込んでいた。
「……すぅっ……!」
「んっ♡ くすぐっ……ん……♡」
身を悶えながらも、少女の手が青年の頭をそっと抑えて、股間を顔に押し付けてくる。
青年の髪、生え際、耳たぶを、柔らかい指が探り探りかきわける。
さわさわ。こしょ、こしょ。
「ふぅ……ふぅ……」
「んっ♡ ちょっと、はずかしい♡」
そうされる間も、青年の胸いっぱいに、甘酸っぱい香りが満ちる。
少女の股間に埋めたまま、深く息を繰り返す。
狐人特有の獣臭さはほとんど感じない。汗と、
「カシアちゃんのおまんこ、すごいいいニオイ……」
「ん、そう? えへへ♡」
「すっ……。はぁ……」
「んへっ♡ んー……♡」
青年の手が、カシアの尻に回される。
ほどよく脂肪の乗った女児の肉は、手の平からはみ出し、腰布越しに豊かな弾力を感じる。
「ああ……。俺のキモがりを受け入れてくれるの、ダメってわかってても癖になる……」
「んー? シュオ様に叱られるようなことしてるの? あたしが代わりに叱ってあげるね、めっ」
「おほほっ……」
耳の穴に指を突っ込まれた青年が奇声を発する。
柔らかい指先が、頭をもみくちゃにしてくる。
頭皮マッサージが心地よく、口内の唾液が増す。
「ふーっ……ふぅ……」
「ん、あ……♡」
お返しに、青年の唇が腰布のフチを挟む。
そのまま顎を動かし、鼻にのせる。
顔全体でぐい、と腰布を捲りあげた。
「ぁ……、はぁ…………♡♡」
「湿ってる。ぺろ……」
「……♡♡」
瞼は腰布で覆れ、顔の皮膚でつるりとした少女の性器の形を感じ取る。
(一週間ぶり、未発達、本物の女児性器……)
青年の心臓がドクドクと暴れる。
ちろりと伸ばした舌で、小刻みに、繰り返しマンスジの味を確かめる。
「はっ……♡ くふ……♡」
「れろ。うーん、これは汗かなぁ?」
「ちが♡ ちがうよ♡」
「おぶっ」
青年がとぼけると、カシアは力強く、自らの腰を押し付ける。
かくかくと震える腰に、べったりと舌を合わせる。
「ぁ♡ おにいちゃんに抱かれると思ったから♡ 濡れてるの♡」
「れろぉ……」
「あひぃ♡」
「甘美な苦みと酸味が、たまらん……」
悶えたカシアが、羞恥に任せて青年の肩を突き飛ばす。
「んんっ♡ はずかしいよう……もうっ!」
「おっとっと」
顔を手で拭う青年を睨みつけ、カシアが横長のソファを指さした。
「ほ、ほら! 今日は……マッサージ、してあげるから!」
「そうだった。じゃあ頼もうかな」
青年はいそいそと、ソファに腰掛ける。
「うん! まずは、肩からね」
カシアの細腕が、背後から青年の肩を叩く。
服を脱がされたままの素肌に、少女の握り拳が跳ね返る。
とん、とん。軽やかに、心地よい音を交互に打つ。
「とん、とん。とん、とん……」
(力加減としては弱すぎだし、そもそも凝ってないんだけど……。ロリの手でマッサージ、普通に良すぎる……)
極楽の夢心地。
まるで体内に隠れていた疲労感があぶりだされ、少女の手によって摘み取られていくよう。
青年の体から、力が抜け落ちる。
「次は、寝そべって〜」
「ふぁ~い……」
カシアに言われるがまま、ソファの上でうつ伏せになる。
「腰に乗るよ。よいしょ……」
「おっ……重みまでキモチいい」
「そうなんだぁ」
跨った少女の、下半身の感触がズボン越しに伝わる。
今度は手のひらで、背中の肉を直接、揉まれる。
「おっ!? これは結構、なかなか力強くっ……!」
「えへへー。お父さんにも好評なんだよっ」
手の平全体を使って、皮膚を掴み、圧し、時には延ばす。
技巧を感じさせる手つきに、思わずため息が零れる。
数分の施術の後、仕上げに背筋を撫でられると、それだけで青年はぴくりと反応してしまった。
「おしまい! じゃあ今度は仰向け、で……」
カシアに促されるまま、体を上に向ける。
──青年の乳首。男性的な体格に、少女の瞳が釘付けになる。
うつ伏せに隠れていた、ズボンの
「……ごくり♡」
息を飲み、再び青年に跨る。
無毛の性器が隆起を押しつぶした。
ぐに、と互いの性器が形を変える。
「んっ♡ はぁっ……♡」
「おっ……」
「はぁ……♡ はぁ……♡」
ソファの軋みが情動を揺さぶる。
膝に手を当てたカシアが、体を前後に揺らす。
少女が顎を逸らし、俯き、堪えきれぬように前傾する。
「ぁあ♡ はぁ…………♡♡」
「くっ…………」
指先が、青年の地肌を掴む。
支えを得て、少女は再び前後運動を始める。
体が揺れるたび、柔らかなカシアの手がせつなげに、乳首を引っ掻く。
ズボン越しの疑似セックス、無自覚な乳首愛撫。
真上に圧し掛かる淫らなの幼女。ひらひらと、半脱ぎのブラウスが発情臭を振りまく。
青年のこめかみに、ぴしりと血が走る。
「はぁ……、んぐ。なに……?」
「カシアちゃん、そろそろマッサージの……
少女は、顎を掴まれたまま微笑む。
カシアの金色の瞳にも、欲情が灯っている。
「ズボン、脱がすね」
青年が頷く。
少女の腰が浮くと、従業員用の黒いズボンにねっとりと糸を引いていた。
借りものを汚してしまったが、二人は気にしたそぶりを見せない。
衣服をゆっくりと引きはがす手つきに、目を惹き寄せられる。
少女が下着をずり降ろし、男性器がまろびでる。
「ぷぁっ♡ ん……♡ おっきいね……♡」
弾かれた様に頬を叩く男根は、怒張し、先走りで湿っている。
顔を汚したグロテスクな切っ先を、カシアは愛おし気に舐めた。
狐の耳も相まって、小動物的な愛らしさがある。
「れろ……♡ んむっ、あーれろぉ…………ん、ごぷっ……」
「おっ。おおおっ……! 一気に、奥まで……」
小さな唇を大きく引き伸ばし、狭い喉奥が陰茎を丸呑みにする。
えづくこともなく、自身の倍以上を生きた男に、愛情いっぱいのフェラチオを繰り出した。
カシアの手が青年の腰をつかみ、彼の手は少女の頭をつかむ。
ぴんした狐耳が、揉まれて変形し、擽ったそうにぺたりと横に寝る。
カシアが、妖しく目を細める。
「んふぅ……。あむ、じゅるるっ♡」
「おぉ、おお…………」
「ゅぶっ♡ ぐっぽ♡ ずろろろっ! ぐっぽ♡」
唇をそばだて、喉奥から唇までをつかった、大胆なディープスロート。
青年の腰が跳ねそうになり、少女の手がそっとそれを抑える。
弾けそうになる体をねじ伏せ、舌根と咽頭に引きずられ、陰部から精気を吸い取られる。
「ぐっぽ♡、じゅぶっ、ぐっぽっ♡♡ ぐぷぐぷ……っ♡」
「おっ、それでるっ、あっ!?」
「んっ。んぶ……♡ ぐぶっ、んぐ♡♡」
「あっ……飲んで……全部飲み干して……」
「…………♡」
視界がちかちかと瞬く。
尿道を走る快楽が、感覚ごと神経を焼いていく。
喉奥に吐き出される精液は一滴残らず飲み干され、嚥下に伴う喉奥の動きが甘い快楽を引き出す。
カシアの消化器官はまだ幼く、細いが故に強烈な締め付けが青年を貪る。
「はっ……。はっ……」
「んぶ……。んくっ、ぅろろぉ……♡」
目を細め、整った目口を歪ませるカシアは、見せつけるように肉棒を吐きぬいていく。
竿の歪みに唇をべったりと合わせ、唾液を根こそぎこそぐ。
「っ、ぉお……、はぁ…………」
「ちゅるっ♡ ぷは♡ はぁ♡」
──やがて、頬から口元までをべったりと体液で汚しながら、カシアは陰茎を開放した。
空気に触れた陰部がびくびくと震え、鈴口から出遅れた精液が滲む。
二人の、毛色の異なる息切れが交差する。
「えへ♡ おにいちゃん、あたしの
「最高、最高に気持ちよかったよ。体の疲れと体力全部もってかれた……」
「んもー、体力もっていっちゃうならだめじゃん」
ころころと笑うカシアが、青年の腰を叩く。
「ぶっちゃけ、邪龍を倒す前の出来事はまだ思い出せないんだけど……そうとうディープなところまで教えたのか……」
「そうなの? んー、でも今のは一人で練習したやつだよ」
「おお……献身エロすぎ……」
青年の陰茎がぶる、と震える。
きょとんとしたカシアが、硬さを取り戻しつつあるソレを、指先でつんつん、とつついた。
「? むつかしい言葉、わかんない」
「ごめんごめん。優しいカシアちゃんが可愛すぎて、メロメロってこと」
「えへへ~♡ そーぉ?」
お返しとばかりに、少女の唇が軽く、キスを鳴らす。
甘いリップ音に弾かれ、青年の喉がごくりと唾を飲む。
「……ふふ♡」
みるみる、最高硬度の勃起を催した。
誇らしげに青年の逸物を見つめるカシアの、柔らかな髪をそっと撫でる。
「カシアちゃん。今度は俺の
「う、ん……。おにいちゃんは、どんなお礼、してくれるの……?」
二人は体を離す。
カシアは立ち上がり、やおらにブラウスを脱ぎだす。
青年はソファに腰掛けて、少女のストリップショーを眺める。
「……♡」
欲望を宿す視線に気づいたカシアが、胸を反らし、乳房を見せつける。
床に落ちたブラウスを足で退かし、片足で立って靴下を脱いでいく。
緩く開いた脚の付け根、陰部からたらりと雫が滴る。
「ん……♡……」
そして、カシアは全裸となった。
金色の毛髪と双眸、狐の耳と尾。
生殖に適さぬ未熟さでありながら、既に彼女は数か月、女の色を磨いている。
「──おにいちゃん♡」
すべては、青年を想いながら。
女性器が、雄を待ちかねて愛液に濡れる。
「ああ……綺麗だよ、カシアちゃん。こっちきて」
「うん」
ひたり、ひたりと、素足がカーペットの上を歩く。
豊かな金毛が揺れ、一歩ごとに腰と獣尾がリズムを刻む。
しっとりと汗をかき始めた白く薄い躰が、青年の右隣に腰掛けた。
「……」
「……」
全裸の二人は、自然体でソファに座る。
無言で、青年の右手が少女の肩に回される。
カシアの視線が青年の顔、胸、そして腰に向かい、その手が彼の左腰に回される。
衣服が二人を遮ることなく、抱き寄せあう肌と肌とが密着する。
「……おにいちゃんがぎゅーってしてくれるの、すき」
「おれも……」
「でも、これでお礼、じゃないよね?」
少女が見上げる。
幼い顔つきに、強い期待を込めて。
青年の左の手のひらが、少女の乳首を摘まむ。
「んっ♡♡」
「勿論。じゃあカシアちゃん」
「んにっ♡ うんっ♡」
「まずは指でおまんこ、ほじくろっか」
「……うん、うんっ♡」
肩を撫でまわした右手が、股間に狙いを定める。
くちゅりと、湿った陰唇の具合を確かめる。
「あっ♡ これ♡ じぶんのとぜんぜんちがう♡」
膣口にも触れぬ先触れの愛撫で、カシアの声が震える。
青年の左わき腹が、強く握られる。
「オナニー、上手くできてる?」
「ん♡ きのう自分の指、さんぼんはいった……♡」
「おお、エッチの練習してたんだ。やってみせてくれる?」
「……うん……♡」
恥ずかし気に、カシアがこくりと頷く。
カシアの細指が、まずは一本。
ぐちゅり。すんなりと、幼膣は咥えこんだ。
「んっ♡ くっ、ぅ……は…………」
カシアはうっとりとした顔で、苦痛を感じていないようだ。
幼さの中で、女性的快楽が渦巻く。
「はぁ……♡ はぁ……♡」
そのまま指一本を、ゆっくりと抽挿する。
半開きの大腿がかくかくと左右に震え、クリトリスがいじって欲しそうに震える。
「は、ん、ぁ♡ ああ、ぁあ…………♡」
ちゅぷ、と可愛らしい水音で指が引き抜かれる。
今度は人差し指と中指を立て、膣口にあてがう。
「んっ……♡ ふっ、くっ、うぅ…………っ♡!」
先ほどより、ずっとぎこちない。
それでもカシアの陰唇は形を変え、押し拡げる二本指を受け入れた。
まだ拙い手の動きが、ギャップをそそる。
「あっ♡ おにい、ちゃん♡」
「ほら、自分のオナニーに集中して」
「う、ん……♡」
少女の右肩を、情熱的に撫でまわす。
カシアも、腰に回した手できつく抱き寄せ、体をがっちりと固定する。
指を伸ばし、奥へ、奥へと膣を突き進む。
「んっは、ふっ♡ ぅあ、うう、ああぁ♡」
カシアの膣長と指はほぼ同じなのだろう。
すっぽりと指の付け根までを咥えこんだ体勢で、じっと快楽に耽っている。
きつく閉じられた睚からもっとも美しい涙が滲み、震える背が青年の右腕に支えられる。
「おっ♡ くっ、イ、く……♡」
白い膣が、びくんと跳ねる。
透明な絶頂が、少女の体を貫く。
がく、がくと、前屈し、膝が宙に浮く。
左手を痛いほど握りしめ、ソファに横たわる尾は毛がぶわりと逆立つ。
右わき腹に、少女の激しい鼓動を感じた。
上手に達した少女の背を撫で、左手で頭をかばうように抱き締める。
ゆっくりと、カシアが絶頂から戻ってくるのを待った。
「……♡、っは……♡ あ、おにいちゃん……ぎゅー、ありがとね…………」
「イク、って覚えてたんだね。偉いね」
「えへへへ……♡ ひとりで、するときも……言ってたから……」
ぬぷりと、体の下から粘り気のある音が鳴る。
カシアも青年に抱き着き、背中に生あたたかな感触が広がる。
「イ♡ いくって言いながらだと、おにいちゃんのこと、思い出して……♡ おまたがもっと、イけるの♡」
「かわいい……」
「え、えへへ♡」
首筋を毛並みが擽り、むっちりとした頬ずりを堪能する。
抱き締める腕を開放し、引っ付いたままのカシアの右肩から横腹、腰、へそへと手を這わせる。
「あ……ッ♡」
何かに期待したような声を上げ、カシアの爪が背中に食い込む。
手探りで陰唇をかき分け、膣に指先を埋めた。
「おっ……♡」
「どうしたの?」
「ん♡ あたしのより、ふとくて……♡ 力強くて♡」
未だに窮屈さを感じさせるが、膣は既に解れている。
先日の堅さを思えば、とてもよい仕上がりだった。
膣口で円を描くように、かぎづめのような指をわにわにと動かす。
「おっ、おっ♡ これすご♡ あう゛♡」
「おお、前より拡がってきたね。頑張ったね、カシアちゃん」
「あぅ♡ おにいちゃんのおよめさんに……なる、ためにぁ♡」
指を押し込むと、とめどなく飲み込まれる。
成長途中の子宮の先、ざらりとした膣奥に、指先が触れる。
「あ♡ はぁ…………♡」
「カシアちゃん……っ」
「うぅう♡! えっち♡ おにいちゃんのゆび、えっち♡ う゛っ、はぁっ♡」
奥を小突くと、燃えるような吐息が腹に吹きかかる。
右手の人差し指全体を、カシアの体が飲み込んでいた。
圧迫感の中で、より暖かな部位を探る。
「ぅ、あ♡ やっぱり♡ このゆびすき♡♡」
膣内で指を曲げ、膣肉をかき分ける。
カシアの肩が跳ね、快楽が包み込む。
肩を抑え、青年の大きな手が抵抗をかき消した。
「あっ♡ そこ♡ きもちいい♡」
「もうすっかり、おまんこで気持ちよくなれるんだね」
「うん♡ あ゛そこっ!! いぐ、いっ♡♡」
「カシアちゃんがえっちなことにのめり込んじゃって、俺はどう思ってると思う?」
「うあぁあ♡♡ ふっ、う゛♡♡ すき♡ しってる、すきなっ、でしょ♡♡」
少女の体幹が爆ぜ、がくんと反る。金色の瞳は情欲に照り、こちらを見ているようでどこも見ていない。
駄目押しに、膣の耐久性テストのごとく激しく前後する。
「うぁ♡ おにいちゃんはっえっち♡ だからぁっ♡」
「そうだね。好きだよカシアちゃん」
「おほぉお゛っ♡!?」
びんと伸びた左手が青年の腰をつかんだまま、大きく仰け反った。
「お゛っ♡ へっ♡??」
髪を振り乱し、舌を突き出して天を仰ぎ、視線は朧で定まらない。
ソファに乗る尻肉がぷるぷると震え、ピンと伸びた脚に挟まれて右手が抜けない。
膣肉は狂ったように締め付け続け、あるときふっと脱力する。
「あへっ……♡」
「おっと」
ずるりと崩れそうになり、カシアを抱き寄せ、そのままソファに横たえる。
右手から指を引き抜くと、幼膣がびく、びくと跳ねた。
痙攣した腹肉を撫でまわす。
愛液を拡げ、幼丘は淫蕩に支配される。
「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……」
「もしかして、こんなに深くイったのは久しぶり?」
「う、うん。そっか……えっちって、こんなに気持ちよかったんだ……ぁは♡」
カシアの顔に危険な淫らさが灯る。
金色の睫毛が、瞳を縁取って妖しく輝き、印象を朧気にする。
青年の手が少女の胸の上に置かれ、荒い呼吸に応じて上下する。
少女の手が、重なる。
大小の手のひらが、未熟な乳房の上で絡み合う。
「カシアちゃん」
「なに……♡?」
青年の呼びかけに、弱弱しくも肉熱を帯びた声が弾む。
「エッチするとき、本当にイヤだったら、そうだなぁ……──ゴニョゴニョ──、って言ってね?」
「? それ、なんか……変な言葉だね?」
確かに、情事の最中に言うには、少々変な言葉かもしれない。
「だからこそ、本当にイヤだってことがわかるんだ」
「へぇ……」
所謂セーフワードというやつだ。
相手が本当に心地よいのか判別しがたいとき、特定の言葉でプレイの中断するという約束をしておく。
「本当に気持ちいいセックスのために、とくにカシアちゃんはしっかり覚えておこうね」
「う、うん。変な言葉だけど、覚えたよ」
「だから、
「っ♡!? ……、……────♡」
少女の顔に緊張が走る。
心中を見透かされたような、照れと困惑、そして青年の心遣いを感じ、顔を赤くする。
「カシアちゃんがイヤって言っても、俺は止まらないから」
「う……ん…………」
青年が、裸体で近づく。
ソファに押し倒したカシアの脚を掴んで、濡れそぼった下半身を凝視する。
絶頂を経て、小さな陰唇はグロテスクな肉面を曝け出している。
その陰部に、口づけをおとす。
「んっ♡ き、きたなくない?」
「れろっ。じゅる、じゅる……」
「んん、ふ♡ く、あ♡ やだっ、こえでちゃう……♡」
そういえば、カシアをクンニするのはこれが初めてなのだろうか。
詮無いことを考えながら、小陰唇を押し拡げ、べったりと舌全体を這わせる。
幼いくても、女の味がした。
「ふ、ゃあ♡ ん♡ ふっ……♡」
「れろ、んぐ……」
「あーっ♡ そこ♡ いやっ♡ きもちい♡」
「じゅろっ、ちゅっ、ぢゅぅっ」
「あーっ、ああ────~~~~♡♡♡」
舌で上下にかき乱し、小さな小さなクリトリスに噛みつけば、容易く少女が声を上げる。
どくどくとあふれ出す愛液を啜り、滑りのままに舌を侵入させる。
「んくっ♡ した、ぞりぞり♡ なか♡ ヘンになる♡」
膣口を、舌肉で拡げる。
この解れ具合なら、青年の肉圧も受け入れることができた。
「えぅっ、ああ♡ はぁ、んぁ♡ おに、ああ♡」
まだきつすぎるが、一週間前よりずっと柔らかくなった。
より深く顎を突き入れるため、足首を掴んで更に脚を広げさせる。
小さなからだの、すらりとした脚。
柔軟な股関節、手に吸い付く無垢な肌。
「え、えへ♡ なんか、恥ずかし」
(全部、俺を狂わせる……っ)
骨ばった細い脚首も、すべすべとした手触りだ。
「じゅる……っ」
「んぁ、ああ♡ はぁっ、ああっ♡」
「カシアちゃん。もう俺、我慢できないから」
「う、ん……♡」
開かれた少女の秘所に、むき出しの性器があてがわれる。
「……♡」
グロテスクな肉棒に、カシアが見とれていると。
青年が、ピンク色のゴムを取り出した。
「ゴムつけるからまってね」
「え。────む、むむむっ!」
「え?」
「もーっ!」
がばりと身を起こし、怒った顔で青年の手を握る。
そのままゴムをひったくると、ソファの裏手に投げ飛ばした。
「えいっ!」
青年は困惑し、吊り上がった目を見ることしかできない。
ため息一つ、カシアが青年に想いを吐く。
「おにいちゃん。あたし、まだ子供できないよ」
「い、いや。それでも安全のために付けるのがコンドームというものでして……」
しどろもどろになる青年の手を、ぐいと引き寄せる。
鼻先がぶつかり合い、強い目線が注がれる。
「……あたし、領主様と勉強したから。ちゃんと、子供ができる仕組みも解ってる……解ってるのおにいちゃん」
「……」
少女の気迫は、青年の想像を超えていたのだろう。
心が揺れ、視線の揺れに表れる。
カシアの瞳は、まっすぐ青年を見据えていた。
「それでも今日だけは、中で
「カシア、ちゃん……」
カシアの肩を強く抱く。
彼も、覚悟を決めたようだ。
「責任、取るから」
「うん……♡」
「一生、幸せにするから」
「うん♡ おにいちゃんと、ずっと一緒になる♡」
青年の手が、少女の頬に触れる。
互いの手が交差し、お互いの顎を支え合う。
ふるふると、カシアの唇が、ひらく。
「お♡ おにいちゃん……わたしと、ほんもののセックス……してください♡」
「わかった。しよう……男と女の、
「♡ うん……♡」
改めて青年の亀頭が、カシアの秘部にあてがわれる。
交尾を求める雌雄の性器は粘膜を密着させ、馴染む。
「あっ……♡ これ、が……おにいちゃんの……」
愛液、先走り、体液が二人の境界をあいまいにする。
腰を突き入れれば、みっちりとした肉感が性器を襲う。
「うっ……! く、ぁ……♡」
「きつ、いな……」
「ん……♡ おにい、ちゃん」
中腹に突き入れた肉棒が、ぎちりと圧迫される。
幼女を犯す実感に、ぞくりとする。
「ふぎっ♡!?」
「お、お。おお~~ッ」
「お゛♡ あがっ……、か♡ はぉ♡ は♡」
まだ、
裂けそうな肉を、怒張した陰茎で、じんわりと引き延ばす。
お腹を撫で、ゆっくり、丁寧に体を慣らしていく。
「おにっ……♡! まっ……♡ ぎっ、はっ」
「カシアちゃん。イヤ、じゃ止まらないから」
「う♡ は……っ。……っ♡♡」
彼女は何かを言いたそうに、だが言葉は苦痛でほつれ、そしてついには抵抗を諦めた。
「おっ……♡ おなか……さけるっ……♡」
「裂けないよ、安心して。……でも、
「はっ……。は……はぁ……あ…………」
胎に触れ、だが奥にはギリギリ届かない。
未熟な膣には
性交を楽しみながら、体を傷つけない限界を見極めた挿入。
ぎちりと、交合した性器が震える。
極度の興奮で苦痛を誤魔化し、カシアのうめき声が響く。
「うう……っ。ふ……♡ ぜ、んぶ……はいった……?」
「七割くらい、かな? カシアちゃんの奥にも触れてないね」
「……うー……」
正直なところを伝えると、強がったような残念さを顔に浮かべる。
唇を噛み締めるのは、痛みのみが理由ではないだろう。
「別にチンポが全部入らないからって、カシアちゃんがふさわしくないわけじゃないよ」
「でもう……」
「……わかった。君には解ってもらおう」
「っ。な、なにを?」
決意のこもった言葉に、少女がたじろぐ。
青年は深くまで挿し入れた陰茎を抜き、浅いところでとどめる。
「おっ……♡ぅあっ……♡!?」
狭い膣から引き抜けば、ぞくりぞくりと艶めかしい擂れ心地が通り過ぎる。
圧迫感が抜け、少女の喉からも甘い声が出たが、すぐに不服そうな目で青年を睨んだ。
「おに、いちゃん……もっと、ふかぐて、いいから……!」
「だめだめ。無理は禁物」
「うぐ……」
まずは浅い部分の膣を馴らすことに集中する。
挿入した膣口の上部、クリトリスを掠め、子宮を中心とするように腹部を撫でまわす。
「ん……♡」
「本物のセックスは気持ちいいってこと、解ってもらうからね」
「……? あたし、もう気持ちいいよ……?」
「今、前と同じくチンポを半分入れてる。でも
「あ……。ほんとだ、しんどく、ない」
カシアが自分の柔らかな腹を撫ですさる。
いつの間にか呼吸は安定し、少女の顔つきから険が取れていた。
「カシアちゃんの体は、ちゃんと俺とセックスするために形を変えてくれてる……というか成長早すぎ」
「そ、そっか」
「だから、ゆっくりエッチの楽しみ方を勉強していこう。わかった?」
「うん。……じゃあ、おにいちゃん」
カシアの手が、自らの秘裂を超え、青年の股座に伸びる。
さわさわと、柔らかな指先が、性器の付け根を撫でる。
「あたしに……気持ちいいえっち、おしえて……♡」
金の瞳が妖しく、輝く。
カシアの熱望に応えるべく、少女の膨らみ、か弱い乳首をこねる。
「あっ……♡ はぁ♡ あ、う♡」
「もうすっかり乳首で感じられるレディーになっちゃったね。子供の成長は早いって言うからなあ」
「はー♡ あー♡?」
徐々に、薄白い肌に汗をかきだし、膣の浅い部分がびくびくと震えだす。
繊細で薄ピンク色の乳頭を連続で弾き、柔らかな乳房を手の平で揉む。
やがてカシアの肌が赤く茹ってきたところで、がっしりと彼女の腰を掴んだ。
「はぁ♡ ああ、ふっ♡ ああっ……」
「たっぷり感じてきたね。そろそろ動くよ」
「あぁ……っ、あーっ、ああああ♡? なに♡?」
「このチンポを浅く咥えた状態をキープして、ゆるーく抜いて……」
「あっ♡」
ずっ、と軽く引き抜くと、密着していた性器が形を崩す。
張り付いた粘膜の摩擦が、未熟な膣の喰らい付きが、痺れを伴った快感を走らせる。
「うっ、ああっ♡♡」
「挿す時ははまたゆるゆると、浅い深さで、ぬいて、さして、ぬいて……」
「おっ♡!? ふぃっ、ひっ♡ あっおぉあぁ♡ んぅんぅんん、うっ♡」
ぐちぐちと、集中的に愛撫される膣口から淫らに湿った滑りが溢れる。
カシアの手足はよろめき、結合部はぬちぬちと浅い抽挿を繰り返す。
「おっ♡ はぁっ♡ あ♡ あ、あ、あん♡♡」
「こき、ざみ、にっ。短い、間、隔で、……たま〜にのんびり、ゆっくり……」
「かっ♡ おにぃっ♡ っ……♡ はぁっ、おにいちゃん♡ なに、これぇ……♡♡」
カシアの深い部分には、決して触れていない。
青年はただ、自らの肉棒でもって膣口と、膣の子宮手前までを丹念に開発しているだけだ。
「はーっ♡ ああ♡ うぁ……♡」
「それでもこんだけ乱れてくれるんだから。たまったもんじゃない」
「うー♡? あたし? だめ……」
「ダメじゃないよ。エッチが大好きでエッチに敏感な、カシアちゃんが好き、だよっ」
スローペースだった腰の動きを、愛の告白に合わせて素早く、駆け足に変える。
悶絶し、地獄の快楽が喉に殺到する。
「あぁああ゛────っ♡♡!? やあぁーっ♡ はやいのやだぁっ♡♡!?」
「おっ……流石にこれは俺も、やっば……」
「おっ♡ ぉっおっおっ♡ うー♡ ふぅ──〜〜♡」
ちゅこちゅこと可愛らしい交合音と、狂乱したカシアの嬌声が響く。
金髪を振り回し、首を振って快楽に耐える。
「やだっ♡やだやだやだっ♡ ダメ、だめ」
「何がダメなの?」
「こわれるっ♡ おまんこ、きもちよす、こんなっ、イッあ♡ ぁ、らッ♡♡」
「そうだね。膣奥使ってないのに、気持ちいいよね?」
「こわいっ♡ おにいちゃん、あたしっ怖いのぉ♡」
少女は涙を浮かべ、だが体は快楽を求めるように、陰唇でがっちりと男性器を掴んでいる。
ひく、ひくと、胎が震え始める。
少女を犯す腰の動きが、止まらない。
開かれたふとももを、体でかき分け、その奥の性器を目指す。
乳房の上から、手で圧す。
それだけで、小柄なカシアのあらゆる抵抗は抑え込まれた。
「あーっ♡ はあー、あう♡」」
「安心して、カシアちゃん。気持ちいいのに任せて」
「ああ♡ やだ♡ いま、イったら、いや♡ いっ……♡ く…………♡」
「壊れるまで、イっていいよ」」
「あ……、い゛っ…………ッ♡♡」
ぱくぱくと傾ぐ顎は音を紡がない。
二人きりの空間に、青年の息遣いだけが残響する。
胸を反らそうとして、抑え込まれた肉体は、逃げ場なく絶頂に狂う。
十歳の小さな匣の中に、許容量を超えた快楽が詰め込まれる。
やがて、限界は訪れた。
「────っはっ♡ はぁっはぁっ、はっ♡ はっ♡ ひっ、は♡ はっ……♡」
止まっていた呼吸が再開し、バクバクと跳ねる脈動が、肢体を縛り付ける。
じんわりと麻痺する肉体は少女の制御を離れ、ぐったりとしたまま地を這う。
「あぐっ♡ かひっ♡ おに、はっ♡ あたし、くぁ……ぁあ……♡♡」
「よしよし。頑張ったね、とってもエッチだったよ」
「あ♡ こわれ……ひゃ……♡ いぐっ……♡」
びくびくと絶頂と痙攣を繰り返す下腹部をそっと撫で、
ゆっくりと、壁を押すような腰遣いで彼女を慰めていると、徐々に呼吸が落ち着いてきた。
とろりと蕩けた狐耳の美少女。
食べごろの唇に、そっと肌を寄せる。
「はぁ♡ ああ、う♡」
「カシアちゃん。ちゅ……」
「ちゅっ♡ ふーっ♡ ちゅ、ぢゅっ♡♡」
キスひとつで、少女の顔は甘く蕩ける。
「カシアちゃん、キスすき?」
「すき……♡ きすだけじゃないよ、あたしおにいちゃんのこと、たくさんすきだよ…………♡」
「おっ……膣が、締まって……」
カシアのときめきに呼応するように、恋する性器は収縮する。
「おっ♡ おにいちゃんのどこが好きか、おしえてあげるね……♡」
「うう、カシアちゃんのおまんこ、急に締め付けが巧みに、くぅ……」
「♡……」
青年の息が詰まる。
カシアは、自分の感情から、
「おっ♡ こえ、かっこいい……♡」
「うっ!? 囁き、甘っ……」
「うっぅ、ふっ♡ ぱぱより、いけめんですき……♡」
「お、おう。ありがとう。ところで、くっ……!?」
獣の群れが群がるような、活発な蠢動。
膣挿入に苦痛を浮かべていた少女とは思えぬ、魅惑の膣動に、青年の腰が砕ける。
性的な学習を、子供の体は積極的に憶えていく。
少女の手が青年の腰を抱き寄せ、二人の体は余すところなく密着する。
「んんぅ♡ からだ、かちかちで、ぎゅっとすると……すきぃ……♡」
「くぁっ!? すっげぇ、締め付け……!」
搾り取るような膣の動きを、この可憐で無垢そうな少女が成し遂げられるとは、誰が信じられるだろう。
背徳を超えた世界に、脳がクラリと揺れ、歯を食いしばって耐える。
そのうえで快楽を高めようと、ざわめく少女の膣に向けて、腰を揺らす。
「あぉおおっ♡ うぁ♡ おちんちん♡ おっきいおちんちんすきぃ♡♡」
「はっ、く……! 抜き差しにも精一杯だったのが、こんなにいやらしく……!」
「ああっ♡」
青年の体に押しつぶされてなお、カシアは甘い嬌声をとどろかせる。
性感に浸り、性器からはとめどなく愛液がしたたり、男を受け入れれはならないはずのソコは、もはや男根がもたらす刺激に依存している。
「おっ♡ あたし、わかる♡ おにいちゃん、でそう、だよね……?」
「くっ……ふっ……!」
「からだ、びく、びくって……♡」
胸板で押しつぶす体勢なので、カシアの顔が上手く見えない。
体を捩り、密接な抱き合いに隙間を作る。
「……♡」
甘く、滲んだ瞳が、青年を見上げていた。
吐息は熱く、内側にこもる。
「いい、よ♡ ナカに出して♡ おちんちん、ぴゅーって、だして♡」
「ふっ……うっ、でる出すぞっ」
「うん♡ いっぱい赤ちゃんつくろうね♡ きもちいいえっち、も♡ っと……あ、あた♡ いく♡」
膣の半ばで、どろりとした精液をぶちまける。
痙攣する膣が煙のようにふわりと拡がったかと思えば、きつく、搾り取る蠢動が亀頭を責めたてる。
「くぉ……気持ち、良すぎる……」
「いく……♡ いくっ、あ♡ はぁ……♡ で……てる……♡ あったかくて…………♡♡」
「はぁ……カシアちゃん、大丈夫?」
「……♡♡」
力の抜けた耳の上から頭を撫でる。
へにゃりとした笑いとともに、わずかな膣の締め付けが返ってくる。
射精後のアフターサービスも欠かさない接客精神に、腹の底で精力が煮え立つ。
「だいじょぶ、だよ……♡」
「じゃあ、もう一回、する?」
「うん……♡ あたしに、いっぱいえっちなこと教えて……♡♡」
青年はカシアの体を掴み、ソファの上で体勢を整え直す。
体位を変えてもよいが、彼女の体力は尽きかけている。
正常位のまま、膝を立てて腰を振る。
「あっ♡ はっ、ああ……♡」
ぬちぬちと、先ほどの焼き増しのように膣の中腹を擦り上げる。
カシアもリラックスして、じっとりと甘い快感に身を委ねている。
ほっそりとした腰を撫で、肉が付き始めたころの柔らかな尻を揉む。
「んぁ♡ ……あっ♡ いくっ♡?!」
ずち、ずちと、膣口が陰茎で捲れあがる。
軽やかなペースの交合で、あっけなく少女が絶頂した。
彼女のエクスタシーを引き延ばすべく、腰を大きくグラインドさせて産道をかき回す。
「ああぁ、ふぁあ♡ ああっ……♡♡」
嬌声が落ち着いたころ、再び腰を振る。
今度は先ほどより更に浅く、膣口を亀頭で擦る。
男性器の弱点を、わざと締め付けの強い膣で擦れば、ちゅこちゅこと湿った拗音が鳴る。
「あっ、んん♡」
「くっ、はっ……おおっ、カシアちゃんおまんこギュってして……」
「こ、こう? んんぅ♡」
「あーヤバ、ふっ……ぅう……!」
「あは♡ おにいちゃんも、ひっしなんだ……♡」
ごく浅い部分で、まるで自慰のように先端をしごく。
ただ性的興奮を得るための、肉欲に身を任せた行為。
カシアの手が伸び、ほぼ抜けきっている陰茎をやさしく包んだ。
「あっ……!」
「びく、びくしてる……♡ おにいちゃん、射精するときは……ナカにしてね」
「ああっ。さわさわって、ちょっと触るの気持ちいい……」
「んふ♡ あっ♡ ぴくぴく……♡」
まるで未熟な膣長を補うように、性器の前に作られた手筒。
亀頭が抜けないようになるべく腰は動かさず、柔らかな指のわきわきとした動きを、ただ受け入れる。
手コキ慣れした指捌きが、甘い刺激を付け加える。
脊髄に走る電流が、目から飛び出る。
「カシアちゃん、挿れるね……っ」
「うん♡ あっ♡ また、はいって……♡」
ずぶりと、腰を突き入れる。
軟らかながら強靭な膣口をかき分け、まるで意志が宿るように蠢く中腹を擦る。
その僅か奥、子宮の下ごろを、先端で軽く突く。
「おっ……♡ おっ、く……♡?」
「だーからまだだって。でも、ココは子宮の、すぐ側、だよっ」
「おっう♡♡ ぞわって♡ これ♡ びりびりする♡」
「お……お? イイところに当たった感じ?」
子宮が裂けるギリギリ、わずかだが苦痛を感じるほどの圧迫感を味わっているはずだ。
膣は悲鳴を上げ、彼女の眼から涙があふれる。
「──はーッ♡ お~~っ♡ これっ♡ すごい♡ あ……っ♡!?」
だが、彼女は一片の痛みも感じていない様だった。
子宮の側を圧迫される快楽に、ただ没頭していた。
睨むような眼つきはただ快楽に貪欲になっているさまであり、口角から泡を吹いている。
快楽を求めて性感帯は隆起し、血色が全身を巡る。
「おにっ♡ おにいちゃん、うごいて♡」
「ッ。ああ……」
「いまっ、いまなら♡ いっぱいうごいて、だいじょうぶ♡♡」
「ああ……!」
とは言っても、少女の体はまだまだ未熟、ガラスのような
奥は突かず、初めは軽いグラインド運動で。
ねじ込んだわずかな隙間を揺らすように、密着したまま膣を動かす。
「ああっ♡ うああああ♡ あああ~~~っ♡♡」
捻り、突き上げ、少女の嬌声が響く。
びりびりと腹に響く叫びが、ぎゅっと握りしめる手の平を通じ、青年の腰で循環する。
「はぁ♡ ああ、あう♡ いくっ、いくっ♡」
耳は後ろに流れ、震える瞳がカシアの絶頂の深さを伝える。
ぎゅうぎゅうとわめく膣の運動に対し、射精感をぐっとこらえ、腰を落ち着ける。
カシアの体が馴染んだのに合わせ、陰茎をじっとりと抜く。
ずろりと、グロテスクな肉棒が性器を引きずり出す。
皺の薄いピンクの性器が、この体の持ち主は幼女だ──と声高に主張してくる。
「あっ……♡ はーっ、はーっ♡ うぁあ、あ♡」
息も絶え絶えのカシアには、追い討ちに感じるかもしれない。
だが。
「ここからが、本番、だ……っ!」
「おおっ♡ おっ♡」
浅い部分は流すように、素早く突き戻す。
ぐちゅりと膣を潰し、それでも奥の手前で腰は止まる。
「むおぉ♡ お゛っ♡、おぉおっ、おぉ、んぉっ♡」
子宮がここにあるぞと、彼女の胎が唸り、子宮口のキスが亀頭に降り注ぐ。
丹念な愛情のマーキングに合わせて、腰をひねって膣をかき回す。
「おおお゛♡ お゛ぉおぉ~~~~っ♡♡」
びくりと、カシアの体が絶頂で飛び跳ねる。
じょろり、断続的に尿が股間を濡らす。
青年の腰をつかんだまま、爪が深く食い込み痕を残す。
「ああ、ふぁあ♡ うあああ゛あッ♡!? あだじっ♡ もう♡」
「俺、も……!」
「ああ♡ う♡ つぁ、やぁ♡ ッ~~~~♡♡ぁああぁ────っ♡♡」
少女の顎がかちかちと音を鳴らす。
迸る性感が精液となって、狭い膣を埋め尽くす。
「あ゛っ♡ あづ♡ おぎっ……♡」
「うっ……! ナカが、めちゃくちゃに動いて、絞り取られる……!」
まだ開かれぬ
──これから、お前の胎は俺のものだと誇示するように、青年の射精は長く続いた。
ぐったりとした体を支え、どうにか呼吸を切り直す。
「……っはあ……はぁ」
「はぁ♡ おにいちゃんも……きもちよかったんだね……? そうなんだね……♡」
「はぁ、はぁ、ああ……」
「えへへ、あは……♡」
カシアの顔に浮かぶのは、達成感だろうか。
微笑むような、柔らかな表情だった。
いたわるような狐尾が、青年の腰をそっと撫でる。
青年も、自らの子種を蓄えた幼女の胎をそっと撫でた。
「んく♡ おなか、あたたかい……」
「最高、だった。カシアちゃんを喜ばせたい一心だったけど、最後は俺も必死だったわ……」
「えへへ。そうなら、嬉しいな」
にへらと笑う少女は、膣内射精を受け入れた体をふるりと震わせる。
カシアの脚が組み付いていたので解く。
腰を退くと、びっちりと密着していた膣が引き剥がれる。
愛液を掻き出し、肉感を味わいながら性器を引き抜く。
「ん……♡」
「ああ……ヒダがカリに絡みついて……」
「ん、ん♡」
悪戯のように収縮する膣口をこじ抜け、ぢゅぽんと亀頭を引き抜く。
すぐに狭まる膣口の、わずかな隙間から精液が滲む。
「はぁ……はぁ…………」
嫋やかな脚首を掴んで、揃え、ソファに転がした。
力なく横たわり、半目で青年を見上げる。
青年は汚れ切ったカシアの体を軽く拭いていく。
周囲に立ち込める、馨しい体臭が鼻につく。
……ソファの
「はぁ……♡ すご、かった……♡」
「カシアちゃん、エッチの気持ちよさ、解ってもらえた?」
カシアが顔を赤らめて、唇を尖らせる。
もにょもにょと舌を巡らせた後、目を伏せてこくりと頷いた。
「うん……♡ 初めてのセックスより、いつものオナニーより…………♡ ぜんぜん、違った♡」
「これからも、いっぱいエッチしようね。二人で、一緒に気持ちいいこと、探していこうね」
「おにいちゃん……♡ うん、うん! あたし、もっとおにいちゃんときもちいい良いセックス、したい♡」
照れつつも朗らかな笑みを浮かべる少女は、精液で汚れた口で卑猥な言葉を並び立てる。
十歳の前途ある子供は、自らの意志と、青年の手ほどきであまりに容易く堕ちていく。
慈愛の眼差しで見つめられ、気恥ずかしくなった青年が、ごまかすようにカシアの髪を撫でる。
さわさわと、金の御髪が手のひらを流れていく。
ようやく絶頂の緊張がほどけてきたのか、カシアが息をつく。
「んふぅ……。ありがと、おにいちゃん」
「……ま、いいか。どういたしまして」
「ね。……おにいちゃん」
手が、そっと差し出される。
腕は白く、細く、滑らかに肩に繋がる。
その手に引き寄せられ、屈んだ青年の首筋に揺らめく指先がつたう。
「あたしがお嫁さんになるまで、なってからも……」
滔々と語る唇は湿り気を帯び、発熱する体表が艶めかしく汗を流す。
──細めた瞼に挟まれた金のひとみ、じっとりと渦巻く狂熱。
「おにいちゃん、だいすきだよ♡」
「ああ。俺も、君が好きだよ──」
幼女から放たれる、青年が愛してやまぬ芳香が絡みつく。
そっと合わせた口腔で、舌が、体温が混じりあう。
もはや手放すことも、逃げることもできないのと、青年は悟った。
余談だが。
「……っ♡ まだ、垂れてくる…………♡」
「カシアー? 早く仕事しなー?」
「ご、ごめんねママ。すぐ、片付けるね」
カシアは大変な恥ずかしい思いをしたとか。
むしろ、
真相は、彼女のみぞ知る。