誤字報告にも本当に助かっています。本当に。
そして、次回で本作は完結となります。
重ねて、これまでのご支援・評価、ありがとうございました!
2025/05/10 15話以降の展開に合わせ、残酷な描写タグを追加。残酷な描写はメインとなる要素ではありません、ご了承ください。
──密室、湿った髪と手足が、力なく垂れさがる。
青年の腰に、少女──シュオの腰が吊られている。
半端に開いた顎が、往復運動で力なく揺れる。
「──おっ、いく、ぉあああっ……」
ぐちぐちと、少女の膣をかき分ける。
彼らの足元には、体液の水たまりができていた。
「お゛っ♡ おっおっ、おん♡ おぐ、いぐぅ、お゛!?」
狭く、こじんまりとした膣壁。
弾力豊かなソレを、屹立した男根でこじ開け、小さな膣奥を圧し拡げる。
「ぎぅ♡ ぁああ゛ぁぁああ~~っ♡♡ ぁう゛うぁあ♡」
青年の足元では、二人の少女が転がっている。
メルヴィンと、カシア。
「──ぶっ♡ ごふぅ、うぁ……ぁあう!? ひゅ、はっ♡ ぉおおっ、んああぁっ♡♡」
「ひぃ、ぁう♡ ひゅ、ひゅ♡ ぐぴゅっ♡ ひ、ぁ♡ あぐっ♡ お゛ぁ♡」
二人とも体中が白濁に塗れ、呼吸は不規則。
性器をびくびくと痙攣させている。
白目をむくメルヴィンと、自分の膣の指を突っ込んだまま痙攣を続けるカシア。
壮絶なイキ姿を尻目に、青年はシュオに向けて精をぶちまける。
「フーッ、フーッ。シュオのガキまんこ……」
「おうおお゛おお、ぁおお♡ はーっ、はーっ♡、あ゛ーっ♡♡」
「おっ、でるっ……」
「おおっ、うおお♡ んぉっ♡」
──この後、少女の胎の中で、一粒の命の源が、祝福を受ける。
幼いカラダ、不老不死の開かずの器が、
本来あり得べからぬ卵子が、理外の魔法でもって導かれた。
そして、長い交尾のさなか、おびただしい量の精子が駆け上り、子宮を超えていく。
「ひーっ♡ うぁ゛♡」
卵管を抜け、生存競争を勝ち越し。
ぽつんとその時を待つ卵子にむかって。
生き残った命の根源が、殺到し────。
「お♡? おっ、おぐっ♡ いぐいぐ、いっぐ~~~ッ♡゛♡♡!!?」
「お、なんかすげえ締め付け」
「ひいぃ♡ お゛♡ おぬじ、ああ゛ああ♡ ぁああああ~~~ッ♡♡」
──たった一つの精子を受け入れた受精卵は、この後、数日をかけて子宮を目指す。
その後、更に数日を掛けて子宮内膜に着床する。
妊娠が成立するには、数週間のプロセスがかかる。
「おぉおぉ♡ うぉぉぉおおお~~~っ♡♡」
「あー溜まらん。まだイけるっ……」
「くぉ♡」
だから、この未来の
因果関係は、さておき。
「オラ! 孕め!」
「うひっ♡ うぁあ、うへっ♡ お、あっイグ♡ それいぐいぐいぐのじゃ、おぉお゛お゛ぁあっ♡♡!!」
幸福の熱は、胎内で冷めやらない。
──青年たちの物語、これから先の
青年は恋人たちのために、この世界の常識と倫理を覆す。
その覚悟も、いざという時の
だが。
たとえ英雄的人物であったとしても、未成年の少女を娶り、さらに妊娠できないはずの不老不死者を孕ませたなら、世間からの猛烈な反発・疑念を招くだろう。
それは、きっと幸せな道のりとは言い難い。
「──というわけで、今後四か月以内に、
「ああ……。ガチガチの陰謀と政治になってきたなあ」
「なんですか、逃げるんですか?」
「メルヴィンさん? 誰が逃げるかよケツ出せ」
「おっ♡」
「……仕事してくれんかのーう」
まず青年たちが取り掛かったことは、交渉、対話だ。
おのおのの人脈と手段で、”青年が未成年に欲情する変態であること”を一件づつ、納得させる。
理解者の輪を、広げていく。
掛け合ったのは、有力な貴族、金を持つ商人、懇意にしている旅人や他都市たち。
さらには、この街に住む一人一人の住人に対し。
果ては、この街を飛び越えて、彼方まで、分け隔てなく。
──一対一の対話であれば、
「──パパとママ、怒っちゃったね」
「それはそう、というか」
「やっぱり、おっきくなってきたお腹を見せたのは、よくなかったんじゃない?」
「カシアちゃんとご両親には悪いけど、忙しかったせいでご挨拶が遅れたのがなあ……」
「うーん。それに、いつかはバレるもんね……」
青年がぽりぽりと顎を掻く。
カシアは彼の下がった眉を見つめた後、その背中をぽん、と叩いた。
「──ま、ふたりはそのうち許してくれるって。あたしのこと大好きすぎるもん、二人とも」
「そうかな……さすがに不安だぜ」
「だいじょぶだいじょぶ」
根気よく、事情と誠意を説明──ときには脅迫、あるいは──を続け。
相手の信頼、納得感を引き出し、市井に広げていく。
そんな、苦慮に満ちた活動に身を投じていくことになる。
──また、妊婦たちの体調管理にも、さまざまな問題がある。
「どう、助けになってくれそうな人は見つかった?」
「うーん、やっぱり……私たちそれぞれ、異なる特殊な状態ですからね。どのお医者様も経験がない、わからない、関わりたくない……という感じでした」
「だよなー」
不老不死の幼女の妊娠という、禁忌と不可能を掛け合わせた現象。
呪詛によって外見は停滞した女性の、適齢妊娠。
初潮も来ていないのに、魔法によって一つ飛ばしで妊娠した、ただの少女。
いずれにせよ、この世界の常識の
「しゃあねえ。昔馴染みのヒーラーとかゴッドハンドいるから、そいつらに連絡を取ってみるか」
「さすが英雄さん、そんな方々と知り合いだったとは。是非よろしくお願いします。……あの、ゴッドハンド、何?」
「俺もわからん。ゴッドハンドは自称だが、実際腕のいい医師だ。性格と金遣いに難があって放浪医師をやってる」
「大丈夫なんですかその人??」
「腹は代えられねえ……」
──さまざまな逆風、問題が続くことになる。
彼らは取り組まなくてはならない……────。
「は!? あの英雄様が十歳に欲情する異常者だって……!?!?」
「ざけんなーっ! カスの性犯罪者は壁の外に出て行け!!」
「えっ……じゃあもしかしてわたしにも、
「こらっ!! 子供がそんなこと言うもんじゃありません!」
──カシアとの結婚、三人の妊娠が公表され、街の住民たちは惑うだろう。
「お、おいあの騎士団長の格好見ろよ。マジで妊娠したのか……」
「この街から、俺たちの恩人を襲った異常者を追い出さなくていいのか?!」
「でも彼こそ恩人だし。何よりそのシュオ様たちの恋人だしなあ……」
「そもそもシュオ様の不老不死ってのも、なんか不気味でさ……」
「おい、それを言ったらお仕舞いだろ──」
善意ある領民として彼らの行いを受け入れるべきなのか。
「ひそひそ……いやあさすがに卑しい身だと拾ってくれなさそう……」
「ヒソヒソ…………でも……あのカシアって子は一般人らしくて……」
「まじで!? ……こそこそ……じゃあワンある……?」
「あるね……」
あるいは、この規格外の男の蛮行に、適応するべきなのか。
「われわれは、あの異常者にシュオ様やメルヴィン様が良いなりにされているのを黙ってみるだけでいいのか……!?」
「しかし、それは謀反ということに……」
「大義はあるぞ。彼は無垢な少女に暴行を働いた、そこに……」
「──英雄殿に正当性はない、と? ふむ、お主ら、先日の発布を確認していないと見える」
「げぇ!? ──────」
はたまた、頭の切れる者たちの間では、陰謀も渦巻く。
「ベリトルーズ伯はベルレギオン領への支援を打ち切るおつもりで?」
「ううむ。いやさか、さすがに未成年愛者、さらには妊娠など……とても関わりをもったままではメンツが保てませんな」
「──しかし、その忌避感をぐっと堪え、彼らの
「──確かに、言われてみれば!? これは、更なる慎重さを求められる場面か……?」
「いけません伯爵。彼らを見限る勢力が増える中、逆に強く結びつく者たちも増えています。……もっとも、我々も──」
「……決断すべきは────」
「ええ、今すぐに」
様々な決断、対決、審理を、乗り越えなくてはならない──────
のだが。
「ねえシュオ、そろそろ母乳って出る? 飲んでみたい」
「でっ……数日で出るわけなかろう!! ……出るのか?」
「出たらおせーてね」
「はぁ……まったく、ンむぅ♡ ちゅっ、ちゅっ♡ んうっ、いきなりぃ♡」
……。
──────未来で巻き起こる、
一切、
ごそり。
「んん……ふぁ……」
布団をはたき落とす。
視界に突き刺さる朝日の熱は、瞼を結んでも退いてくれない。
仕方なく、二十数年を共にした上半身を起こした。
「んん……おはよシュオ、今日西暦なんねん……」
「……おい、それ異世界の用語じゃろ。わからん冗句を挟むな。おぬしの転生云々、知ったのは昨日ばかりじゃぞ」
「んえ……? あれ、我らの政的闘争は……地道なロビー活動は……? 妊娠何か月……?」
「寝ぼけておるな……。孕んだとしても一日目であろうが。ほれ、目覚まし」
「ありがと。ごく……ぷはっ」
グラスで喉を潤し、目頭を揉む。
シュオは裸の上に白い布を羽織り、朝日に濡れた白磁は天女のようだった。
薄布を捲って肌を撫でると、ぱらぱらと破片のような埃が落ちる。
「ふむ……体液が乾いて、体中ひどいことになっとるのう」
「……いやあ、昨晩は
「ふ……。ま、わらわ達も愉しみつくしたからの。さて、風呂と行くか」
シュオの喉が水を含んで上下する。
グラスを置いたシュオは、ベッドの側で
「……起きろ、カシア。もう朝じゃぞ」
「ん……ぅぅ……」
カシアの毛はぼさぼさに乱れ、やはり毛玉というありさまだ。
白濁で穢され、少女の無垢性は無残に散っている。
熟睡しているようで、シュオが揺さぶっても目を覚ます気配がない。
「んん……むにゃ、おにいちゃんのおちんぽ、もうたべられないよう……」
「なんちゅー夢みてんだ、このエロガキ」
「英雄殿、お主もメルヴィンを起こしておくれ」
「あれ、彼女どこ?」
「そこじゃ」
シュオの指先、青年の足元。床に転がった白銀が目に映る。
うつ伏せで寝ているようだが、こちらも目を覚ます気配がない。
「ぐっ。ぐー……。ぐー……」
「ああー……ひどい有様」
「お主のせいじゃろ」
「ぐう」
ベッドから完全に滑り落ちたメルヴィンを掴んで持ち上げると、べったりと引き伸ばされた精液が痕をのこす。
(そういえば、昨日はメルヴィンさんのカラダを便器扱いしてたな……特に汚れがひでーや)
顔を埋め尽くす粘液を手でこそぐと、メルヴィンの安らか(?)な寝顔が表れた。
どのみち、二人をこのまま放置するわけにもいかないだろう。
手早く二人の体を担ぎ上げ、シャワーを目指す。
「こやつらは、今日も仕事があるのでの! この際起こすのはよい、風呂に叩き込むぞ!」
「おう。不肖変態ロリコン、責任は取らせていただく」
初めての4Pの事後、せわしなく時は過ぎていった。
数日後、ある一室。
「あの、英雄さん……」
「れろぅ……ん。なに、メルヴィンさん」
青年が彼女の股の間から顔を上げる。
唇に残った苦みを舐めとり、彼女の不安げな視線を受け止める。
……今夜の性行為に真剣に取り組めていないようだ。
自身の銀髪を摘まんでくるくると弄っている。
「そ、その。魔法を使って、私たちを孕ませた、じゃないですか」
「ん、もう一週間くらいか。……どう? 実感とか」
「うーん……英雄さんの方にはないんですか?」
メルヴィンの脚を乗せたまま、肩をすくめる。
彼女の足首をそっと床に下ろし、ソファの隣に腰掛ける。
「ぶっちゃけ、俺も自信なくなっちゃったんだよな……。致してるときはこう、ヤったぜ! っていう
彼女たちは孕ませた、筈だが。
あの日から、青年の魔法はうんともすんとも言わなくなっていた。
だから、今となっては本当に彼女たちが孕んでいるのか、彼にも自信がないのだ。
「うーん……一応あの日は排卵日前でしたし、そのあとも念のため何回かヤってもらいましたが」
「逆にそっから一週間、手ごたえも感じなくなっちゃったんだよなあ」
「はぁ……」
視界の隅で、赤褐色の尾がとぐろをまき、しゅるりと縮こまる。
彼女の不安は、正直青年には分かりかねた。
「俺の魔法、改竄のせいなのか知らんけど、
「そう、なんですね」
「ま、今は……目の前の事、楽しんでいこうぜ」
「あ……」
青年は彼女の肩を引き寄せる。
ソファのクッションがぎし、と鳴る。
素肌を温めるように腕を摩り、腰に生えた陰茎を押し付ければ、彼女もおずおずとこちらを抱き返す。
「そう、ですね……。デキちゃったら、あんまり激しいエッチも、できませんし……♡」
「オッ。メルヴィンさんはやっぱ、ヤる気あるときの方が可愛いね」
「あはは……貴方だからです♡」
頬に被さる髪をはらって、毛先まで手櫛を通す。
蛇の娘はちろりと赤い舌をのぞかせ、目をつぶる。
「ん……っ♡」
「……ん、はっ」
「ふぅ……♡ それじゃあ今日は、
唾液に濡れて、唇はてらてらと。
メルヴィンの手が、青年の陰茎を
狐人の少女はぎゅっとスカートの裾を握りしめる。
革靴の光沢に目線を落とし、やがて意を決して顔を上げる。
肩を震わせながらも、はっきりと言った。
「あ、あのねおにいちゃん。あたし、デキたみたい……」
「────」
頬を赤らめた少女の告白に、一瞬くらりとしつつ、青年は姿勢を正す。
あの日の性行為からおよそ一週間経っていた。
「や、やっぱり……!
「えへ♡ うん、あたしもありがとう、おにいちゃん」
ぱっと緊張がほどけた笑みの少女を、思い切り抱き締める。
綺麗な制服──領主館の事務員のものだ──に皺が付いてしまうだろうが、気にせずぎゅっと抱き着くと、彼女も嬉しそうに腕を回してくる。
嬉しさ余って、そのまま脚を軸に体を回転、彼女の尾をぐるぐると振り回す。
「抱き締めたまま、回ってしまいますぞ!」
「ふえええっ──! おにいちゃん待って! お腹の赤ちゃんに悪そう……!?」
「ん、これくらいなら大丈夫なはずだけど……カシアちゃんが怖いならやめとく。ごめんな」
「う、ううん。あたし、よく分かってないから」
「……それで言えば俺だってよく知らないさ」
カシアの靴がこつりと地面を叩く。
青年は二歩下がり、頭を下げた。
「やっぱ今のは俺が悪かったな。ごめんなさい」
「う。そーやって謝られるとー……なんか、あたしが悪かったみたいになるじゃん」
「そうかも。んじゃお詫びに、なんでもいう事一つ聞くから」
「なんでも?」
カシアの耳がぴんと立つ。
「それで許して」
「もう、いいけど。……いいけ、ど……いいの……?」
「ん? うん、なんでも」
青年が頭を上げる。
金色の瞳が、ぎらぎらと輝いていた。
「えへ♡ じゃ、じゃあね。えっ、どうしよ~~♡」
「……お手柔らかに頼むよ」
この調子の
期待を一つ、微笑みに込めた。
「──おぅぁっ♡ はぁ、おく、いく♡ ぉ♡ おにいちゃんかっこいいよぉ♡」
「お、おお。とりあえず俺は気持ちいいからいいけど……?」
「あーっ♡ いぐっ♡ はぁ、っ。ねえ、こんどはおちんちんも描きたいな……」
「あ、ああ」
この日は一日、カシアの絵のモデル係となった。当然セックス付き。
イきながら絵を描くカシアに、変な性癖が芽生えていそうな気がしたが。
「まあ、いいか! そしたらクンニでもしてるか」
「んひゃぁっ♡ はぁ、気持ちよくて、たのしー……♡」
さらに時は経ち。
「ぐぉぉぉおおおっ……」
枕に側頭部を押し付けたシュオが、唸り声をあげる。
額には汗をかき、体を覆う白い襦袢も熱気が籠っている。
「シュオ、お水ここに置いとくね」
「助かる……。くぅ、体調不良、など……ひ、ひさびさじゃ。覚悟はしておったが、きついのう……」
この頃になると、三人ともお腹が膨らみ始めた。
同時に、体調が悪化し、更に強まった。
特に影響を受けたのは、意外なことに不死者のシュオだった。
「不老不死者でも、妊娠したら体調を崩すんだなあ……」
「……不老不死すらも孕ませる、おぬしの魔法の影響じゃろうな。あ、すまぬ。責めたわけではない」
「わかってる。何か食いものいる?」
「……飴。飴がよい」
ぐったりと横たわった身を起こし、水を飲む。
弱弱しい背中に手を貸し、じっと飲み終えるのを待つ。
「妊娠してから二、三か月は特につわりが酷くなる、とは聞いてたけど……」
「ふぅ。……わらわの場合、体調を
「……シュオ」
青年が彼女の背を摩ると、にこりと微笑みが返ってくる。
「俺、ごめんは言わないからな。……君の苦しみも、一緒に全部背負うからな」
「わかっておる。……解っておるからの」
シュオの顔の前に、開かれた手のひらには、白い包みの飴粒が一つ。
そっと包みを剥がし、かろりと歯と舌で転がす。
「ん……」
「食べれそう?」
「美味しいよ。ありがとのう」
頭蓋に響かない様に、頭を撫でる手つきが優しい。
シュオの髪の柔らかさに未練を抱きつつも、彼は立ち上がって部屋を去ろうとした。
「んじゃ、俺そろそろ出かけてくる──」
「なーぁ、英雄殿……」
「?」
背を向けた彼を、呼び止める。
振りむいてくれたので、シュオは
「!」
「わらわの面倒を見るのは、構わんが。……今、
「……」
シュオは、感じた。
はだけた
青年が、なんだか不機嫌そうな顔をしたのが面白くて、更に襦袢を脱いでいく。
気怠い腕を総動員して、肩から胸、鳩尾を晒していく。
「もう秘密を作らない、などと言うたのに……」
「秘密ってわけじゃないだろ。大人として当たり前の自制だ、自制」
「その割には言い咎められて、気まずそうじゃが?」
「気まずいだろうが。……はぁ」
青年は再び踵を返し、彼女の前に戻ってくる。
「……一応言っとくけど、手は出さないからな」
「出してくれても……ああいや、すまぬ。今は……無理じゃな」
「ご安静に」
大きな手がシュオの衣服を掴み、てきぱきと脱がしていく。
白い布に寝そべり、濡烏の天女が美しい裸体を曝け出す。
彼女の腹部は、まだ
「ほれ、わらわの身体はここにある。見て、ヌいていくか?」
「おう。久々にマスかくから、存分にオカズにさせてもらうぜ」
「ふ」
青年が帯を解き、とりだした男根は既に勃起していた。
「床に付した女を見て興奮しておったのう? やーらしい……♡」
「悪かったな、変態で」
ギラギラと視線を巡らせ、彼はシュオの体をそっと撫でる。
腹部の膨らみに、ガラスの針に触れる力加減で指を這わせる。
孔をあけない様に、
「……大事にするから、ちゃんと育ってくれよ……」
まだまだ、胎動は感じられない。
だがいつか、目覚める日まで。
「んじゃシュオ……カラダ、見るぞ」
「ああ……」
シュオはそれ以上こちらに視線を遣ることもなく、寝そべったまま休み始める。
口の中で飴玉を転がしながら、ジッとしている。
彼女の白い珠の身体は、青年が良く知る姿だ。白い肌。華奢な骨格。艶のある黒髪……。
(──でも、このお腹の中には)
僅かに丸みを帯び、幼女の胃下垂の様に膨らんだオナカ。
穢れのない躰の、ただ一点だけが、生命性を帯びている。
片手を添え、自分の陰茎をしごく。
しゅ、しゅ、と一定のペースで上下させる。
視線は、桜色の乳首に。
「……っ、……」
「…………」
互いに無言。
だが吐息には熱が、寝息には安らぎがある。
シュオの胸は呼吸に合わせて上下し、閉じた瞼は寝静まったように静止している。
動きを止めた体は、ただシコられることを良しとするために、素肌を晒す。
そうした有様は、どこまでも煽情的だった。
「ッ……、……」
徐々に、はち切れそうになる。
視線の先を腹の膨らみ、そしてぴっちりと閉じた陰唇に向ける。
毛もなく、色づくこともない性器。
ほんの二か月ほど前に、アソコを使って、彼女を孕ませたのだ……────
ふと、シュオが自分自身の指をしゃぶっていた。
疑問に思う間もなく、彼女は指を離し、濡れたソレをこちらに突き付ける。
藤色の瞳が、線の様に細められていた。
「んむ────」
無意識に、唇に当てられたシュオの指を舐める。
柔らかい。そして、甘かった。
「むっ…………!」
噴き出す。
精液を手のひらで、どうにか受け止める。
彼女を汚さないために、だが、なみなみと溢れる精液は指の隙間をすり抜けてしまう。
「……ふぅ。ちゅぱっ、はぁ、ふぅ……」
とりあえず綺麗な方でシュオの手を取り、彼女の胸の前に戻す。
ついでに、衣服も体の上に掛け直す。
シュオは再び目を瞑ると、わずかに微笑む。
「ありがとう、シュオ。……
彼女はぐったりと寝ていたようだが、その言葉にはわずかに頷きを返した。
また更に、ひと月が経ち。
妊娠四か月。安定期に入り、妊婦の悪阻も落ち着いた頃。
「ハァ、ハァ。メルヴィンさん、今日のパンツ何味……」
「うひゃぁ!? 急に出てきてセクハラしないでください、もうっ!」
「ハァ……抱かせて」
「え、ええ……?? どうしちゃったんですか、コレ」
青年の自宅、ベッドでくつろいでいたメルヴィンに、家の主が襲い掛かっていた。
「うぁ……メルヴィンさん今日の服可愛いね……マタニティ……」
「ど、どうも? あの、ちょっと……揉まれると、皺ができますから」
青年にしがみつかれ、私服のカーディガンがもみくちゃになる。
体重を掛けない様に気を使いつつも、小さな躰は両の手でまさぐられていた。
後頭部で絞った銀髪は前に流し、どことなく母性を感じさせる髪型だが、その毛先も青年に捏ねられて乱れていく。
「ここ一か月、手コキだのフェラばかり。本番無しで過ごしたせいで、我らの英雄殿も欲求不満のご様子じゃのぉ」
「あっシュオ様。ちょっ、雑です……! すみません、助けてくれませんか」
ガチャリとドアを開けて、カップを乗せたトレーを持ったシュオが入ってくる。
彼女も普段とは異なる格好で、厚手の着物とケープに身を包み、髪は緩く編んで垂らしている。
妊婦である彼女たちは暖かな衣服で、膨らんできたお腹を抱えていた。
シュオが部屋に入ってきても、我関せずとメルヴィンの乳を揉む青年。
たまらずメルヴィンは身を捩る。シュオからトウモロコシの飲料入りのカップを受け取り、一口含んだ。
カップから揺れる湯気を見て、青年はメルヴィンから離れたものの、彼の視線はギンギンに勃っているままだ。
──メルヴィンは、妊娠に伴って体格が更に変化していた。
元々、彼女の体は鍛えたり、痩せたり太ったりすることは可能なのだ。
魔物の呪詛は
さておき、彼女は妊娠した。
生理周期に合わせてドンピシャで注がれた精子で、胎内に新たな命を宿し、母となり。
チュニックの生地を押し上げ、子宮の膨らみが見て取れる。
──彼女の乳房は、小さなリンゴほどに大きくなっていた。
妊婦らしい、如実な身体変化である。
メルヴィンは肩をすくめ、荒い鼻息を立てる顔面を掴んで押し下がらせる。
「フーッ! フーッ! エロ! エロスくれ!!」
「この有様でして」
「無理じゃろこれ」
「そんなぁ……はぁ」
「うううっ。昨日もカシアちゃんにエッチはまだダメですって断られた! ぐううう」
「それで大人しく引き下がるんだから、貴方も大概優しいですけどね」
メルヴィンはコップを飲み干す。喉を通る温かみが、彼女に多少の寛容さを取り戻してくれる。
コップを置き、両手を広げて青年を迎える。
誘われ、彼は一瞬動きを止めたが、直ぐに彼女の胸の中に飛び込んだ。
「はいはい、おいでおいで」
「おあぁあ……あったけ……」
「よし、よし。まったくどうして、こんなに情けなくなっちゃうんですか」
妊娠、四か月である。
身重になった体は相応に変化し、彼はそれとなく三人に手を出すことを控えていた。
ところが、青年の辛抱に限界が訪れたのである。
──そうして爆発した甘えたがりが、今の彼だった。
自分より年上の、自分よりはるかに小さい女性に、人目をはばかることなく
「英雄さん、よしよし」
「さっき手コキしたばっかりなんじゃがのう。……仕方ないか、ほれ」
「メルヴィンさんのちっぱいあったか……。ん? シュオ、一体何を……?」
シュオは、着物をずらす。ほっそりとした美脚、太ももの付け根を見せつけるように、はだけさせる。
股を開き、青年の手を取り、自らの秘所にあてがう。
──青年の指に、濡れた感触。
ふっくらと熟れた女性器の熱。
視線を上げる途中、ぽこりと膨れた腹に目が向く。
彼女のお腹は、先日よりも大きく膨らんでいた。まだ、青年の握り拳程だが、確かにいのちが宿っているのだ。
青年は、ずいぶん積極的なシュオに狼狽えた。
「お。えっ、今は大丈夫なのか……? お腹の子は」
「お主のせいでわらわにも火が付いたわ。ん? こちらがシたいと言うておるのに、叶えてくれんのか?」
「お、おう」
「それに、ある程度胎が大きくなってきたら、身体を動かした方がよい、というしのう?」
シュオがちらりと目線を流し、つられて青年も横を見る。
──しれっと、メルヴィンもスカートを下ろしていた。
カーディガンからチュニックから、下着を残して服を脱ぐ。
半裸のメルヴィンが肩に腕をかけ、寄りかかって見つめてくる。
髪留めを解き、後で縛った銀髪をはらりと広げ、しっとりとほほ笑んだ。
「右に同じく♡」
煽情的な赤のランジェリー。
更に大きくなった乳房の中央、レースの裏に大きな乳輪の黒が透ける。
彼女の筋肉質な腹筋は、いまや子宮の膨らみに引き伸ばされてまっさらだ。凸部に押し下げられ、ショーツは歪んでいる。
「なんだかんだ言ってヤる気満々じゃん」
「で? ここまで来て、しないんですか?」
「……いや、する。させていただきます……」
「よし♡」
「やった♡」
ノーパンで濡らしてきたシュオ、最初から勝負下着のメルヴィン。
とても我慢できる品ぞろえではなかった。
「シュオ」
「お♡」
まずは剥き出しのシュオの腰を抱き寄せる。
自分はベッドに腰掛けたままチンポを取り出し、ほっそりとした脚の間に突き入れる。
「はぁ……すべすべ……」
「……♡」
そうするとシュオは股を大きく開く。着物のカーテンで辛うじて隠れていた性器が丸出しになって、徐々に青年の亀頭に向けて降ってくる。
「赤ん坊に響かぬ様に、そっと頼むの……♡」
「確か、妊娠中のセックスはゴムつけとくといいんだったかな」
思い出して、青年は手のひらにピンク色の
「そういえばそうじゃな。……改変されたとはいえ、おぬしの魔法で代用もできる話かの?」
「うーん、我が魔法ながらどうにも挙動が不安定でな……なるべく頼らずに行きたい」
「そういうものか……」
そう言うと納得して、シュオがコンドームを手に取る。
手慣れた様子でパッケージを開け、真下の男性器に器用に被せていく。
くるくる、ぱちんと、青年の挿入準備が整った。
「ありがとシュオ」
「ん……♡」
直ぐに、亀頭と大陰唇がぶつかる。
彼女は両肩を掴んで支えにしたので、陰唇はこちらの手で開く。
まるで性を知らぬような性器。ぴったり閉じたソレの間、ピンクの肉膜は艶めかしく濡れている。
ぐっと腰を押しこみ、下から押し上げるようにして、シュオの体に侵入する。
「ふ、ぁ……♡ こっ、ひさびさのぉ……♡」
「お、ぉおお。これはまた、柔らかさの裏に圧迫感が……」
ずぶずぶと、奥を目指す。オーダー通り、時間をかけて慎重に。
彼女は元が軽かったからか、随分と
重厚な膣肉をかき分け、膣奥に触れる。
「おっ……お」
「お゛っ♡ はぁ、ああ……♡ ふぁっ、ぁあ──」
この頃になると、シュオの乳も若干大きくなってきていた。
着物の上から揉みしだくと、わずかな形の変化が楽しめる。ふにゅんと、摘まめる程度の乳房。
膨らんだお腹を撫でると、こちらを見つめる紫の瞳に熱が籠る。
「ふぁ♡ くぁ、あ♡」
今度は着物の隙間から手を挿しこみ、直接乳を揉む。
シュオの喉から、掠れた喘ぎが抜けていく。
「ふぅ……ふぅ……♡」
「ん……」
「メルヴィンさん」
「あ♡ やっとですか……?」
「そりゃ、慎重に、ね?」
隣でもじもじするメルヴィンの腰を抱き寄せて、彼女の乳も揉み始めた。
むにゅんと、指先に積まれて形を変える膨らみ。やはり、メルヴィンの体は大きく成長している。
「ふぅ♡ ぁあ……♡」
出会った頃は、まだメルヴィンの乳房は貧乳と言って差しつかえなかった。いくら乳首開発によって乳頭が腫れていても、それを支える土台の成長には繋がらない。
それが、今ではどうか。
手のひらに収まるほどとはいえ、確かな乳房が出来上がっていた。
掴んで、持ち上げることができる。
「まったく、ドスケベな体だなあ」
「んぁ♡」
ブラを掴んでずらせば、メルヴィンの大粒のイチゴが姿を現す。
懐妊に伴って乳首の大きくも色もパワーアップし、広くなった乳輪は下品に黒ずみ、ブツブツの浮き上がった乳首を恥ずかしげもなく晒している。
醜い、と言えなくもない。だが、大きくなった乳房、丸みを帯びた腹と全体でまとまりを見せるおかげで違和感はない。
例えようもなく、妊婦メルヴィンの淫らさを彩っていた。
金具を弾き、ぱさりと赤いブラジャーがベッドの下に落ちた。
「いい時代や……」
「おっ♡ その、乳を搾られると……っあ」
揉まれて、メルヴィンの乳頭から透明な汁が滲む。
妊娠初期の女性の体は、ホルモンバランスの変化によって乳汁が滲むことがある。
大粒の乳首に、べったりと舌を這わせる。
「味はどれどれ……」
「ああっ……」
乳輪を持ち上げるように、唇全体で吸いこむ。
「……見た目通り薄い」
「ん♡ 私はその、吸われるの気持ちいいです……♡」
「おっ♡ うぁ、腰つき、やさし……♡」
「あーでも、幸せだ……体中全部、キモチ良すぎる」
「う、ぐう゛♡ わらわのハラが、ああ♡」
「あっ♡ おっぱい、すってください♡ っあぁ♡」
腰を静かに揺らし、膣肉を貪り、重くなった子宮はゆりかごのように揺らす。
親指の腹で円を描くように乳首を潰すと、シュオの背がびくびくと跳ねる。
メルヴィンの乳はすぐに止まったので、もう片方の乳房に舌を添える。
唾液で濡れた乳首はつまんで引っ張り、解し、伸ばす。
しっぽがびたびたとシーツを叩くあたり、乳頭マッサージもお気に召したようだ。
口、両手を総動員しながらも、腰をゆったりと動かすことはやめない。
「お゛っ♡ これ♡ おく、こづかれると、ぁ♡」
「はーっ♡ んぅうう♡」
ちゅぱちゅぱと乳房に吸い付き、左右交互に妊娠中期の乳を吸い取る。
下半身は欲望のままに、されど思いやりは優しさに残し、シュオのママ膣を堪能する。
まだ小さな小さな赤子を孕んだ子宮は、華奢な彼女の体格で浮き上がっていた。
「ふっ、ふぅ……」
「あぐ♡ ゆっくりじらされ、で♡ いぐ、あ゛っ♡! ぁあああ、ああ゛う、お゛……」
シュオの絶頂に合わせ、コンドームの中に精を解き放つ。
どくりと波打つ肉が、少女の脊髄を突き抜け、脳幹を揺らして絶頂を研ぎ澄ます。
「お゛お゛っ♡……お、う゛ぁ……っ♡♡ い、ぐ」
「は♡ あ、私もイキ、いく、イっ♡♡」
続けて、乳首を詰られたメルヴィンも絶頂する。
ビンと尖った乳首は、とっくに乳汁を出し切った。
枯れた乳首を手早くねじり、指と舌で擦ってやれば、あっけなく彼女は果てた。
「はぁ、ああ♡ えいゆうさん、わたし♡ ぃ、おっぱいで、イきましたっ♡」
「イクっ、お、おおぉっ……♡」
シュオに向き直り、彼女の細い腰骨を掴む。
ぐっぽりと咥えたシュオの膣から、逸物を引き抜く。
ピンク色のゴム風船の先端に、ぷっくらと膨らんだ精液溜り。
「う゛っ♡、はぁ、うう……っ♡゛♡」
ぽっかりと開いたシュオの膣は、まるで気の早い出産前の様だ。
彼女の未だシミ一つない性器は、でらでらと愛液で淀んでいる。
とはいえ、膣の中に見える出っ張った
予定日は、まだ数か月先だ。
「ふぅ、う♡゛、はぁ……はぁ……っ」
シュオはすっかりイキ脱力してしまったので、持ち上げたままそっとベッドの上に横たわらせる。
乱れた着物をつかみ、彼女の上半身を隠す前身頃を広げた。
九歳の肉体において、腹部の変化は強調される。そのため、歪に大きく見えていた。
だが──シュオの乳房は、まだ小さい。
乳頭に関しては、わずかに色づいた程度。ふくらみにもあまり変化は見られない。
メルヴィンと比べると変化の小さいそれにしゃぶりつく。
「んっ……♡」
「ちゅぷっ。まだ、おっぱいから出てないね」
「んぅ……♡♡ そういわれると、恥ずかしいのう」
「いやこれ、お乳じゃないですからね?」
「いーの、気分気分。……さ、メルヴィンさんも寝そべって」
「あ……♡」
肩を押され、ゆっくりとメルヴィンが寝そべる。
すぐ隣でイかされたシュオが寝転がり、目の前で青年の屹立した陰茎に再び避妊具が装着されていくのを見過ごした。
「んじゃ優しくやるけど、手加減はしないから」
「あ……♡」
「最大限、あまあまえっちでスるから。メルヴィンさんも思いっきり
「ずる、ズ……ルいです♡ そんなこと、言われたら……ん、むっ。ちゅッ♡」
抗議の声は舌先で封じる。
唾液を絡めとり、押し付け、手早く歯茎をなぶって口を離す。
キスの後味にトウモロコシの風味を残して、青年は彼女の女性器に亀頭を当てがった。
「それじゃ、いれる、ぞ。お、おぉお……」
「くぁ♡ はーっ♡ これ、これこれ♡ あぐ、きもちいい……♡」
「ぉおお。メルヴィンさんのトロマンコ、新鮮であったけ……」
うねうねと唸る産道。
なるべく子宮に刺激を与えない様に、短い膣を上手く使ってゆったりとした刺激を送り続ける。
抜いて差すたび、彼女の膣は甘く蕩けていく。
「あうああっ、ぁあああ♡ はぁん♡ それ、イイです♡ ぁああ、あっぁああ……♡」
「おっ、お。ヤバ、もう上がってきた」
「ぁああ♡ ぁああ♡ だして♡ わたしのからだ、コンドームごしにびゅーっ♡ びゅーって♡♡」
ゆっくりとした動きに、つい焦燥が混じりそうになる。
成熟した膣の蠢動と、煽りを混ぜた舌の動きに、体はロリを求めて疼く。
その衝動を叩きつけない様に、必死に抑え込む。
忍耐の末、緩慢な膣運動の中で、メルヴィンと青年は絶頂した。
抑え込んだ欲望は、避妊具に遮られ、それでも彼女の膣奥を押し上げた。
「い、く………………あ♡ はぁ、あぁっ……♡」
「……ふーっ、ふぅ…………めっちゃでた」
「あん♡」
名残惜しくも、膣肉から男根を引き抜く。短い喘ぎ声が響く。
性器を覆うコンドームには、再び精液が詰め込まれていた。
取り外し、口を縛って、今日の二発分の精液を見比べてみる。
「うーん、我ながら量・色・粘りに衰え無し」
ピンク色のゴム風船、その先端はみっちりと白濁が詰まっている。
なんとなく、青年はコンドームをお腹の上、シュオとメルヴィンそれぞれに乗せてみた。
(……エロイ……)
白いシュオの体、唯一のひずみの上に、べったりと愛液に塗れたゴム。
血色の良いメルヴィンの体躯、ぎとぎとと光るゴムの白。
どちらの体にも、とてもよく似合っていた。
青年は二人の髪を撫でる。
そのままシュオ、続けてメルヴィンへと、感謝の口づけを落とした。
「ありがと、ふたりとも」
「ん。ぬちゅっ、ん♡ ちゅ……♡ ふぅ」
「れるっ♡ んべっ、ちゅぽっ♡ どういたしまして……こちらこそ♡」
口の中に、わずかに残るトウモロコシの香り。
鼻を突き抜ける、女の発情した匂い。
二人の妊婦はベッドに寝そべり、淫らに体を広げて見せ、陰裂からは愛液が滲む。
青年の子を孕んだ胎の上に、青年の種を乗せた少女二人は、嫣然と微笑みを交わす。
汗に濡れた肌と髪、濡れた鱗と瞳を、目に焼き付けた。
──また、ある日。
「……おにいちゃーん……♡」
「っ……」
カシアの甘く、熱の籠った囁きが、青年の耳朶を融かそうとしていた────
「────あたしも、妊娠えっち、したいな♡」