執務室の奥には休憩所を兼ねた個室があり、小窓は分厚いカーテンに遮られ、花を模した華美なランプは暖かな光で部屋を包む。
シュオは今、着の身着のままで柔らかいベッドに腰掛けていた。
柔らかなクッション生地に小さな体が沈み込み、まっすぐ降ろした脚は落ち着きなく震えている。
じっとうつむくその顔は影に覆われているが、髪から覗く耳とうなじは真っ赤だ。
色白の肌に挿す朱は、薄暗い部屋でも目を惹く。
休憩室の扉が開くと、青年がタオルや水筒を手に入ってきた。
靴音が響くたび、俯いたシュオの黒髪がかすかに揺れる。
ばたりと、扉が閉め切られる。
「──さて、これで密室になってるんですっけ?」
「……」
「シュオさん?」
「う、うむ。これでよい。先ほどの詮索禁止の合図、防諜魔法の有効化。そして防音扉。……この部屋の出来事は、もうわらわたちだけの秘密じゃ」
シュオが顔を上げ、空に目を走らせ何事かを確認する。
やはり、その顔は緊張に染まり、頬は紅潮していた。
「……ん? じゃあもしかして告白したところとかキスしたところとか、誰かに聞かれてたり……?」
「今この館におるのは産まれた時からわらわに付き従う、特に信の置けるものたちのみ。……彼女らに探りをいれるとしても後で……で、よいな?」
「──じゃあ、早速」
「ッ! ……か、構わん」
青年が両手を伸ばす。シュオは背筋を伸ばし、目をきつく閉じる。
あらん限りの力を込めた両こぶしが、押し付けた膝元の布地に折り目を作る。
そのまま大きな、男の手が──シュオの頭をなで、頬を優しく包む。
「なでなで、なーでなで」
「ん? む、ふぅ……な、なんじゃ。わららを、んふ、犬コロのように扱うつもりか」
「そういうのもいいっすけどねえ。いや、めちゃ緊張してるなって」
「あ……あたりまえじゃ! 情事など、いくら見た、聞いた、読んだ。それで知っておるつもりでも……。じゃが、まさか幼女の体の自分が、などと……」
シュオの瞳が不安げに揺れる。
目の前で屈む青年は、そのままシュオの顔をなぞり、軟らかく頭頂から耳の後ろまでを撫で、壊れ物を扱うようにそっと黒髪を手で梳いていく。
「シュオさんはすごい人だよ。三百何歳で、この街のため、邪龍と戦うためにずっと頑張ってきて。たぶん、俺なんかよりずっとすごく、強い心の持ち主だ」
「む、……んふ、ん……」
「でも。だからと言って、本当の三百歳みたいに振る舞い続ける必要はない……とおもう」
「? 何が言いたい」
「もっと
「……お主なりの侮辱、というわけでもないのだな」
「うーん、そう聞こえたらごめん」
そうも言いながら、青年はよりいっそう包み込むよう、小さな頭を揉みこむ。
シュオも、もうむずがゆがることもなくマッサージを受け入れていた。
「シュオさんは、子供のころに甘やかされてきた? ご両親はどんな人?」
「……当時の里にまともな大人は、おらなんだ。両親含めな。邪龍討伐のために不老不死を作るとは、正真正銘
「うーん重い。それならさ、今ここで子供時代を取り返していこう」
「お主……!」
「俺も、
「きっ」
「あっやべ」
身を竦ませたシュオが、顔を白くさせながら顔を引く。
この世界の常識において、未成年どころか
両手を挙げた青年は慌てた顔で、どうにか言葉を紡ごうとした口がごにょごにょと音にならない。
「えー、と」
「……いや、こちらが謝ろう。お主の難儀な性癖は解っておる。じゃから、言うておるから……わ、わらわから、求めねば、な」
「うォ急にすげえ積極的……!」
シュオが身を乗り出し、青年の首筋に抱き着いてくる。
青年の鼻腔を少女らしい甘味と、古代より気品ただよう香が擽る。
「あ、ったか……。シュオさん、体温高いっすね」
「……そういうお主は、思ったより筋肉がついておるの」
シュオの上半身は、見た目の華奢さとは裏腹に意外と肉感がある。
青年の胸元に押し付けられた微かな膨らみが、薄い布越しに激しく高鳴る鼓動を響かせる。
シュオの手が青年の首元をそっと撫でると、宙に浮いていた青年の手が小さな背中を抱きしめた。
「……正直、まだ……実感がわかん。お主は本当に、わらわの様な童に性欲を抱くのか?」
「……」
「なぜ、わらわなのか? ただ不老不死の術に適正があったというだけの小娘、三百年も無為に過ごしただけの、秀でるところも無い小さな領主を……」
「すんませんもう我慢できないしめんどくさいんで抱き潰しますね?」
「は」
勢いよくシュオの背中がベッドに押し付けられる。
ばふん、と反動でベッドが緩く揺れる。
「脱がしますよ脱がします」
「ぬおぉっ!? おぬし、ちょ、またれ、触り方がいやらしいっ!?」
「おお……ガキチチやわらけ……エッロ…………」
シュオの胴体を包む細長い構造の衣装は、胸下の帯で緩く締められているが、あえてその帯には触れず、首筋から服の内側に手を突っ込み、無理やり衣服を開いていく。
衣服をはだけさせながら、ほんのわずかな膨らみを呈する乳房を愛撫し、その軟らかさに感嘆する。
シュオは手足をばたつかせて藻掻こうとするが、とても青年の膂力には抗えなかった。
諦めて、体を大の字に投げ出した。
「ふんぎぎぎ……! はぁ、好きにせい」
興奮した顔つきで、青年が少女の上に馬乗りになる。膝立ちになり、自分の股間とベッドのふちで少女の太もも抑えて、挟みこむ。
乱暴な手つきが胸元を這い、ぷるん、と淡いピンク色が弾ける。
真っ白な肌のなだらかな丘の上には控え目な乳首が乗っていた。
幼女の、乳首だ。青年はついに露になったそれに釘付けられる。
柔らかそうで、薄い。
「……ッ♡」
シュオは乳首に穴が開きそうなほど突き刺さる視線に、顔を顰める。
ごくり、唾を飲み込む。期待と、羞恥。
急な恥辱によって混乱の渦に叩き込まれたシュオは、思わず自分の体を見下ろした。
将来の役目を放棄していた乳頭は、性的な興奮により小さく膨らんでいた。長い人生で初めての現象に、顔が赤らむ。
そのまま目線を伸ばす。揉みくしゃの布地に覆われた股座。
太ももの付け根を押さえつける青年のズボンは、屹立した男根がおおきなテントを張って主張していた。
改めて視線を戻し、真正面の青年の顔を見つめる。
(なんという顔をしておる。まるで、獣のような……わらわを喰うつもりじゃ……)
そして、瞳の奥に映る、
青年も、少女の顔を見下ろし、そこから自分の顔を映した。
「おお……まことにそう、なのか……? このような小さき身体に、欲情、しておる」
「ふぅ、ふぅ、シュオさん……」
性別も体格も違う二人ともが、同じような──性欲にまみれた顔をしていた。
「ふーっ、ふー! シュオさん今のうちに何かありますか。自分もう無理っすガマン限界」
「お、おぬし……♡ ほ、本気だな!?」
シュオは唾を呑み込もうとして、うまくいかずに口内で舌先を巡らせた。
かつて不老不死になったばかりのころ、かすかに抱いた願い。
世継ぎを増やす必要が無い、
とっくに捨てた、それが今は……。
シュオが胸に手を置く。
「お主は……わらわを、愛しているのだな?」
「……そうです。俺は、シュオさんが好きです。マジでもう今すぐセックスしたい」
「わ、わらわ……は……」
二人の視線が、じっと絡み合う。
ふいにシュオが目線を下げ、青年もつられて見下ろす。
シュオの股間を覆う布は、半ばから馬乗りのズボンで押さえつけられていた。
シュオが、着物のスリットに手を這わせ、青年の股下から前垂れを引き抜く。
青年の視線が露になった薄布にくぎ付けになる。
「……下着はふんどしっすか。エロ可愛いっす、シュオさん」
「♡ッ……それは少し違うの」
ぐっしょりと、濡れた腰布が張り付いた股座。
未熟な性器からあふれ出した蜜は、少女のふとももを伝い尻側の布地を湿らせていた。
そのままシュオは布を
青年が、目を見開いた。
ハイソックスの上端と、はだけた着物の合間に、
「
「少女に肉欲を抱き、嫁も娘もおらんお主は、かえって知らんかったようじゃの。未成年の女児は基本、こういった
「うおおお…………!!」
「…………陰部を覆う下着は
胸元を押しつぶされた少女の気道が一瞬塞がる。
不意打ちのように青年が少女に覆いかぶさり、頭を掻き擁く。
「むぐっ!? んんぐっ」
お互いの体がバネのように跳ね合う。
腰のあたりでがつがつと腰骨がぶつかり、シュオは少し痛みを感じた。
もがこうとして、ふと、少女は優しく、青年の体を抱き返した。
抱擁を受けて、青年の鼻息が収まる。
がっしりと抱き合ったまま、シュオはタガが外れた青年の背を撫でてなだめる。
「……すまん。待たせすぎてしまったの。我慢の限界、とも聞いておったのに」
「……シュオさん」
「わらわを抱くのであれば、シュオと」
「……シュオ」
「それから、ひとつ確認する」
「…………」
かすかに上体を起こせば、お互いの視線が至近距離でぶつかり合う。
「……わらわの肉体は九つの自分のまま。一方、魂は常人が三度燃え尽きてなお余るほどの時を経た、摩耗しきった老人のものじゃ」
「……ああ」
「わらわは、完全にはお主の抱く欲望を受け止められぬかもしれん。それでも、わらわで良いのなら──」
「もうシュオじゃなきゃダメです。シュオが、好きです」
「そう、か。──すき、じゃ。わらわ、も……」
「──」
シュオが柔らかな笑みを浮かべる。
目線はしっかりと目の前の男の顔へと向けられている。
そして、心も。
「抱いて、おくれ。女のように。お主が好む、童のように」
「もちろん、据え膳喰わぬは男の恥」
どちらともなく唇が触れあい、深く貪りあい、お互いの舌を絡めとる。
「んむ♡ちゅ、じゅっ……♡♡」
シュオの顎は小さく、口内の構造も同じく小さな造りをしている。
青年の力強い舌が這入りこむと、弱弱しいシュオの舌では抵抗できず、そのまま柔らかな舌先をもてあそばれる。
優しいダンスの様な愛撫に合わせ、シュオの目は蕩けていく。
「れろぉ♡んむぅ、んん♡♡」
そのまま舌を引きずり出され、今度は青年の口に招待される。
柔らかくも、短いシュオの舌ではごつごつとした前歯までしか届かない。
「はむっ♡♡ちゅぅう……♡」
「んぬっ! んんふ」
思い切ってシュオはより深く口をはみ合わせた。顎を大きく開き、舌先を目いっぱい伸ばして青年の口の中をまさぐる。
接吻の経験もなく、必死に青年の口内をなめとろうとして、しかし長さが足りず、結局歯列の裏側に舌先を沿わせるにとどまった。
「れろ♡じゅる♡んむぅ、ふーっ♡じゅぞっ♡」
眼前の合法ロリ美少女が、気品さを捨てて口を吸う。
鼻息を荒くし、口を目いっぱい開き、目線を自分の口元に寄せたマヌケな表情で、精いっぱいの口内ご奉仕。
「じゅるっ♡れろれろ……♡♡」
そのたどたどしい舌使いをじっと堪能していると、不意にシュオがこちらを見つめて、恥ずかしそうに口を離した。
ちゅぷ、と粘液の絡みあう音とともに、互いの涎が絡みあった糸が架かり、重力にひかれてシュオの下あごに落ちた。
それを拭いながら、シュオはジト目で青年を睨む。
「悪かったの。……未経験のへたくそが、
「そんなことないよ。すごくよかった。もう一回やる?」
「ん♡……、いや、褒めてもやらん!」
「三百歳のシュオちゃんは自分の経験が活かせない分野だと拗ねがち、なるほど」
「……やっぱり薄々バカにしておるじゃろ!?!? ちゃん付けはやめろ!」
「いやマジで好きだし、この街を作ったすごい人だとは思ってるけど……やっぱ可愛さが勝るかね……」
「む、ふぐぐぐぐぬぬぬっ……!」
「ほらかわ」
「訳の分からん略称で煙に巻くなっ! このこの」
ボコスカとシュオに肩をぶたれるも大した痛みは感じない。邪龍の屈強な爪や牙を何度か凌いだこともある。
抵抗に構わず体を起こし、シュオの腰をつかむ。
肌に張り付く衣服越しに見た通り、ほっそりとした腰回りは、柔らかくも確かな肉感を感じる。掴んだ指先が、しっかりとした弾力で弾かれる。
怒りのままにシュオが手首をつかんでくるが、支えを得たとばかりにそのまま持ち上げた。
「モノ扱いするでなぁいっ!」
ちらり、と股布が再びめくれ、陰部が垣間見える。
無毛のすじが、てらてらと濡れたままだ。
青年の脳がくらりと揺れ、逸物が破裂しそうになる錯覚に耐える。
気を取り直した青年は、膝からベッドに上がりながら、シュオの躰を寝具の中央に置く。
お互いの靴を脱がし、二人の影がベッドの上で重なる。
ぎっ、とベッドが揺れ、いよいよシュオの全身は青年の下に収まった。
「…………」
「ぅあ♡……ご、ごくっ」
シュオの吊り上がっていた眉は徐々に萎れ、意気消沈した彼女は手折られるのを待つ花のよう。
腰から手を上げると、手首で掴まれたままのシュオの両手も釣られて、そのまま二人の両手がシュオの胸元で重なった。
シュオの手のひらは一回り大きい男の手に覆われている。
そのすぐ側でピンク色の乳首が、ぴくぴくと揺れていた。
覆いかぶさった方の手が指先を伸ばし、手のひらごと乳首を揉み始める。
「な、なんじゃ。なにをしとる」
「シュオ、痛くない?」
「大丈夫じゃ。不思議と、心地よい……」
「触り心地いい……。感じます?」
「……いや。そも、乳首が勃起したのも今日初めてじゃ。普段から自慰もしとらんしの、膣も含めてな」
「まあそういうもんかあ。じゃこっちは追々で」
「あ……♡」
青年の手が自分の肌から剥がれていくと、せつなげに喉が鳴る。
自分がか弱い乙女になってしまったようで、シュオは顔を真っ赤にした。
「じゃあシュオ、ちょっと座って」
「うむ。こうでよいかの?」
「そうそう……いやどのポーズでもえろいな」
ベッドの中央で女の子座りのシュオは、下肢が緩く折りたたまれて、陰部を見ることはできない。
真っ黒なハイソックスに包まれた足先は、緊張にこわばって内側に丸まっている。
対照的に、乳房は丸出しで、口元からの拭いきれない涎で光っている。
纏めてなお長い長髪は乱れ、顔は隠しようのない発情の色で輝いているようだ。
「エロい、エロすぎる。見てくれこの勃起を」
「……。お主、褒めるときはとことん褒めるのう」
「事実だ!! シュオはエロかわいい! です!」
「……まあ、誉め言葉は素直に受け取っておくわい」
「それじゃあ、
「……!」
青年がベッドの上で立ち上がり、ズボンの膨らみを突き付ける。
シュオは目を見開き、硬直してしまう。
「俺の方から求めてしまう前に、
「こ、これは……♡眼前で見ると、威圧感が……」
「はやく……っ」
「わ、わかったのじゃ」
青年が一歩にじりより、ふくらみの頂点がシュオの鼻先に擦りつけられる。
男性器を突き付けられたシュオも引くことなく、むしろ目線は一カ所に固定されていた。
(お……大きい……くないか……!?)
おずおずと少女の手が帯を取り、ズボンを降ろす。
ふんどし状の下着を突き破らんばかりの青年の逸物が、生地越しに部屋中にむさくるしい性臭をばら撒いた。
ズボンの戒めを解かれ、そして得物と布一枚の距離になったことで、その大きさと反りをさらに増したようだ。
「こ、これ♡わ、わらわの知る男性器より、ずっとこわいっ♡」
「もう一生好みのロリとはセックスできねえんだな~って思ってから、オナ禁してるんですよ。成人してから……。ある時から徐々に性欲も落ち着いていったんですけど」
「はーっ♡、はーっ♡、なんちゅう、香りがッ♡」
「──今日は午後からずっと、めっちゃかわいいエロロリと二人きりだったんで。元気になったみたい」
「ふぐっ♡ふごっ、す────っぅ♡♡」
永き時を生きながらも、自らに差し向けられる性欲を一身に受け止め続けた童が、くらりと揺れる。
産まれて初めて、その身に宿る欲情を処理しきれず。
体の支えを失ったように、シュオが前のめりになれば当然、そこには膨らんだ
「すうううぅぅ──ーっ!! ♡♡わらわの、わらわだけの男っ♡すーはーすーはーぁっ♡♡」
「…………おお~~。こんな一心不乱になっちゃって…………どんだけ渇いてたんだこのメスガキ」
そのまま胸いっぱいに臭いをかき集めるため、シュオは深呼吸を始めた。
「ふう♡、ふ、ふ♡」
「布越しの鼻息がクる……ふぅ……」
ふと、青年の手がシュオの頭を撫で始める。何も考えずの行動だったが、シュオはぴくりと反応したきり、それを受け入れたまま臭い嗅ぎを続けた。
「すんすん♡す────っ♡」
なでなで。
「はぁ♡、はぁ、すぅ…………んく♡、ぷはあ♡」
すりすり。
「ふぅ~~──。す────~~ぅ♡ふぅ~~──。す~~──ー~~ぅ♡」
優しく、いたわるように。
互いの性感だけが、昂っていく。
「シュオ。そろそろヌキたいっす。さすがに長くて」
「すーぅっ?! ♡す、すまん。夢心地、じゃった……」
顔を起こしたシュオが手早く、べったりと我慢汁の染みついた下着を剥がす。
シュオの目線は、やはり青年の男根にくぎ付けのままだった。
「……♡」
ぶるんと零れた怒張の先端から、すぐさまぷっくりとした蜜が溜まり始める。
「ちゅう♡……」
「……っ」
初めて見る青年の男性器を前に、シュオは臆することなく先端に口づけた。
そのまま亀頭を口内に含み、舌でれろれろと舐めまわす。
青年は、口吸いで思い知った少女の柔らかさが、陰茎に対してはこうも印象が変わるのかと驚いた。
ロリ口内の柔らかさと貪欲さはそのまま、果敢にカリを責めたてる。
シュオに口淫の技術はない。顎が動くたびに歯が竿を掠るし、空気が入り込んでその魅力を十全に発揮していない。
「ちゅるっ、れろ♡じゅ、じゅぷっ」
「くぅ…………! オナ禁と、焦らしのせいで……ッ」
しかしその口淫は、男を悦ばせるための、最適解の一つを象っているようだ。
すなわち、味と香りに好感を抱く、
「れろ♡じゅる♡くぷ♡ちゅぽ♡、♡♡、♡ッ」
「……シュオッ……!!」
それが、好き会う絶世の美幼女との初体験であれば、耐えられる
徐々に激しさを増す口淫に、青年の限界が訪れた。
「く……ぐうぅ!!」
「ちゅる♡、じゅぷっ♡、くぷっ♡!? んぐ、んごほっ、けほっ」
「う、おお……す、すみません。吐き出しますか?」
咽た勢いで男根を引き抜かれ、いくらかの精液が口からこぼれる。ベッドのシーツに白濁とした光沢が飛び散った。
シュオの口内には、ある程度の精液が溜まっている。青年の声色からは心配を感じ取ったシュオは、青年の提案に対してはかぶりを振った。
涙目を浮かべながら青年を見上げて、無理やり笑みを作る。
「げほ、んんぐっ、ちゅるっ♡んぐ、んぐ、……」
「お、おお……必死に飲み込もうとしてる……」
「んぐ♡、ん、ごくんっ♡……ぷぁ♡、はっ、けぷっ」
「ありがとう、シュオ。最高にかわいいよ」
「ん……♡」
青年がいたわるように頬に手を添えると、シュオは猫のように目を細めて微笑んだ。
「の、のう……わがままを、いうてもよいか?」
即座に、軽く頷く。
魅力的な
「お主が城壁をくぐる前じゃったか。わらわがその無礼を咎め、言葉遣いを改めるよう命じたじゃろう」
「はい。あ、やべ。結構くずしちゃいま……崩してしまいました、敬語」
「もうよい。……呼び捨てと併せて崩すのかと思ったんじゃが。お主、わざわざ言わんとわからんようでの」
青年は苦笑し、頭を掻いた。ファーストコンタクトでの失敗も、ボロが出まくりの敬語も、今思い返すと気恥ずかしい。
「さあ、お主の求めたいように、わらわを求めておくれ……」
「それが、わがままですか?」
「そうじゃ。そうしたら、わらわはもっと、お主を求められる。さあ、近う寄ってくれ」
「わかった。……さあ、シュオ」
「うむ♡」
「服を脱いでくれ」
「……♡」
ベッドの上で、小柄な少女が自ら着物の帯を緩めていく。
高級感ある刺繍を縫い付けた布地が肩から滑る。
しゅるしゅるという小気味いい衣擦れとともに、シュオの裸体がさらけ出されていく。
少女の未成熟な陰部を覆っていた、頼りない股布が一息に解かれる。
じんわりと温まった布は、濡れそぼった陰部から水気とともに糸を引く。
ほっそりとしながら、全体に薄く柔らかく肉の乗った、未熟な胴体。
シュオは、青年の顔を真正面に見据える。
青年が、一歩近づいた。
「……本当に子供みたいな、体だね」
「それが、善いのじゃろう」
「もちろん」
再び硬度を取り戻していた青年の男性器が屹立し、興奮と期待で脈打つ。
シュオのストリップを見物しながら、青年も足首に引っかかっていたズボンとシャツを纏めてベッドの外に投げ捨てていた。
シュオはハイソックスに手をかけ、片足づつ、目の前の男に見せつけるように脱いでいく。
黒いそれが剥ぎ取られた下は、白く滑らかな少女の肌。
陶磁器のように白く滑らかで、曲線美を兼ね備えた脚は、未熟な少女のように柔らかく、同時に色を売る情婦のような色気を漂わせる。
シュオは最後に、髪留めを外した。
結われた黒髪がばらけ、二、三度手櫛を通せば、白いシーツの上で大きな扇を描かれる。
シュオが自らの身に纏っていた装束を軽く畳むと、ベッドサイドテーブルに置いた。
「……」
「……♡」
全裸の男と、未熟な少女──小ぶりな
言葉なく、示し合わせたように同時に身を寄せ、口づける。
「♡んちゅ……♡」
男の舌が強かに、優しく女の口蓋をなぞる。
ずっと接吻し続けたシュオは、青年の舌が口の中に入ってくるのが大好きになってしまっていた。
きゅうっと股を擦り合わせ、眉を寄せて快感を表明する。
シュオの肩を男の手が押し、ちゅぱ、という息継ぎとともに唇が離れる。
反対側の手で、シュオの表面を撫でまわし始める。
「ん、んぅ…………」
うなじ、肩、脇、へそ、ふともも。
ねっとりと、鼠径部をなぞられたシュオは微かに身を捩るも、直接的な部位を触られたわけでもない、と性感を押しとどめる。
「まずは指でほぐそっか。いきなり入れると痛いだろうし、体の小さいシュオは念入りに」
「ね、念入りに……?」
にっこりと青年が笑うと、シュオの顔が引きつる。
「じゃあまず小指から。たっぷり濡らそう」
「むぐっ!? わ、わわらひょくちゅ、んちゅ」
急に突っ込まれた指先を、仕方なく丹念に舐めてあげる。
ちゅぱ、ちゅぱ、と小指をふやかし、引き抜かれる。
自分の唾液で光を反射する小指が、今度は下の方へと。
「脚伸ばしてー。楽な姿勢で座ってる? よし」
「なんか……ちょっと慣れておるのか?」
「シュオと違って俺は非童貞なのよ。つっても公営風俗だけど」
この世界では(でも)当然、風俗では大人の女性しか買えない。
かつてある男が街中の風俗でなるべく小柄な女性を指名して回り、イマイチ盛り上がりの欠ける夜を何度か過ごした後、性癖の封印とオナ禁の決意を固めたのだが──割愛。
「妬いちゃう?」
「別に。妬きもせんよ……お主がここまで求めた女は、わらわが初めてなのじゃろう?」
シュオが柔らかく目を細め、藤色の瞳を濡らして青年を見つめる。
身をすくませるような、人生の重みを乗せた微笑が心を蕩かす。
「──この笑顔、悪魔的。もう惚れてた……」
「ふふ。普段は畏れさせるための表情なのだがな」
心を鷲掴みにする魅了を振り切って、一度軽めのキスを降り下ろす。
それから、濡れた指先を割れ目に這わせる。
シュオの女性器は外側まで
「濡れ方は十分だし、ナカほぐそうか」
「んっ……♡」
土に種を沈めるように、そっと小指の先を割り入れた。
ぬぷぬぷ……と。浅い部分で、留める。
静止した姿勢の中で、お互いの吐息が交じり合う。
「……♡ず、随分と慎重にさわるのじゃな。舌を好き放題弄んだ者とは思えん」
「んー。俺も未体験の子との経験は無いし、それにシュオはこんな小さな体でしょ? あと自慰もやってないってマジ?」
「う、む。一度、膣の構造を検めるために細長い器具を差し込んでみたことはあるが……。そのときも、性感は覚えなんだ」
「ならまずは三百年目の初イキ、目指してみようか」
「う、♡」
「外触られるの気持ちいい?」
コクコク、と小さなこうべが縦に揺れる。
目を閉じ、人生初の性行為に集中しようとしているようだ。
大陰唇は柔らかに開いており、指先のめり込んだ小陰唇はピンク色に充血している。
しかし満開とはいかず、やや緊張が見て取れる具合といったところか。
「……っ♡そ、そんなに焦らさんでもよい。もうちっと、奥を……んんっ」
「第一関節まではすんなり入ったよ。一旦待とうか」
「っ♡。構うな、やれ……! ♡」
「では遠慮なく──」
「んっ、ぐぐぎっ♡」
ぬるりと秘裂を掻き分け、小指の節が一つ、二つと飲み込まれていく。
その勢いのまま、小指の付け根まで膣口に収める。
「硬くて、狭い……! 指が押し返されそうだ」
「く、痛ぁ……♡」
「大丈夫?」
「へ、いき……ッ。で、もっ少し、この、ま……ッ」
「うん、大丈夫。よーしよーし」
「うう……♡」
未熟な割れ目は、あらん限りの拒絶反応を示し、ぎゅうぎゅうと指先を押し返す圧迫感に満ちている。
シュオの呼吸が落ち着くまで、青年は背筋を摩りながら手のひらで緩く女性器全体を按摩し続けた。
少女の背中の撫で心地は、怯える子供をあやすようで、青年の征服感を刺激する。
しばし、ナカをほぐした結果。
「──よーし、よーし……」
「──……ん……♡そこ、イイのじゃ……ぅ、♡」
──シュオはまるで膣と小指が一つになってしまったような感覚に陥っていた。
恥部に取りついた小指の軸で弧を描くように、優しく陰唇を撫でられる。
大陰唇はとめどなく蜜を垂らし、ハリのあるビラビラがせつなげに震える。
小指の付け根のすぐそばでは、クリトリスが刺激を求めてぴんぴんに勃起していた。
「ふぅ……♡もう、具合は佳いぞ♡」
「じゃあナカ、動かしていくよっ」
「んおォッ!? ♡な、なんじゃあ♡、い、ひィ♡」
まるで性器から脳までの内臓が纏めてねじれ、絞り出されるのは純粋な快楽。
太くがっしりとした、かつて挿入した器具とは違う凹凸が膣壁を擦り、密着し、急激な性感を引き出す。
「ひぐ、うおあ♡」
「おお、ロリが俺の手で悶えてる……。じっくり焦らした甲斐がある」
「んいぃっ♡、き、うぐっ♡ま、まっへ♡♡」
既に小指を呑み込みきっている女性器に、手のひらの圧が加わる。
じんわりと手のひらの丘でクリトリスを刺激される。
先ほどの優しい愛撫とは違う、小指をかき回すような小刻みな回転運動が加われば──
「おっ♡!? ひ、ぐぅあ、ぃ♡、んん、んァ♡♡」
当然
もはや苦痛を感じていない少女のが、急激に絶頂へと駆け上っていく。
「ふぅッ♡、ひグッ!? ♡、い、あぁ……う……!? ♡♡??」
「お、イったね」
「あぁあっ……っ♡これ、が? ……♡♡」
シュオの体がバネのように跳ねる。足先は処理しきれない信号を吐き出すように筋を伸ばし、太ももの内側が激しく痙攣する。
未成熟な胎は未知の快感に狂喜し、腹筋が小刻みに波打つ。
手元は力んだあまり、白指が握りつぶされそうになっていた。
「め、が……♡ちか、ちか、してっ──♡」
「よしよし。頭を撫でてあげよう。キスもしてあげよう」
「それす、き……♡んむ、んちゅ♡、れろぉ……♡」
シュオの性器は人生初絶頂を受けて、ぎゅうぎゅうに指の付け根に噛みついてくる。
しばしその圧迫感に任せるように、小指の先からゆったりと揺らしてやれば、甲高い声で言葉にならない喘ぎが聞こえてくる。
キスに合わせて指を動かし、シュオの絶頂を引き延ばしながら、汗で湿度を持った頭髪を撫でつけていく。
そうしてしばらく上と下から愛撫していると、眼前で口を吸うシュオの顔が、徐々に藤色の焦点が合ってきた。
「ちゅ、ちゅる……ぷはっ。♡、こ、これが絶頂……わらわの、初体験……」
「どう? しんどいところはない?」
「まったく、何を言う。全身余すところなく疲労困憊、じゃ。……そ、その。……気持ち、よかったぞ……」
「それは何より。こっちもエロ可愛いシュオが乱れるところを見れて最高だ」
「調子のいいことを……ところで、小指はいつまで弄っとる、ン♡」
「だいぶほぐれてきたね。────それじゃあ次は人差し指で」
「ッ♡──よろしく頼む……♡」
頭に乗せていた手でシュオの腰を抱きよせながら、さらに体を近く寄せる。
ぎゅうぎゅうに締め付けられる小指を引き抜くと、べったりと白濁とした本気汁を纏いながら、絡みつく膣内の肉ヒダを引っ張りながら、まるで内臓の一部を刳り抜くようだった。
小指がちゅぽんと引き抜かれると、シュオは肩を跳ねさせ、ぐったりと青年の胸元に体を預ける。
挿入による緊張が途切れたために全身の力が抜けていく。息も絶え絶えの痴態に、青年の体温が引き上がる。
「ふー、ふーっ♡」
「はい息吸って、吐いて。お水どぞ」
「んく、ふ、こくっ、こくっ……ふぅ。助かったわい」
コップの水を呷る少女の喉が小刻みに膨らむ。
口元からこぼれる一筋の雫が、顎から首を伝い、鎖骨を濡らしていく。
汗と混じって消えるまで、青年の目線が追っていた。
「……お主、もうわらわが何をしても劣情を催しておるようじゃな?」
「そりゃあ? 自分が愛してて、自分を愛してくれる、見た目ドストレートの女がベッドの上にいますからね」
「お互い裸で、の。ふふ……パレードの時、いやさ初めて会った時からこのような関係になるとは全く……想定外、じゃ」
「──俺も……まさか初対面イマイチだったシュオが、二人きりだと誘ってくるとんでもないエロロリで、合法年齢で、相反する包容力と愛くるしさを兼ね備えてて、それから」
止まらない青年のくちびるに、シュオがコップをそっと当てる。
「おほん。……ベルレギオンでももちろん、『未成年の心身を毀損する行い』は重罪であるからの。おぬしのような
「つまりシュオの心身を
「……同意じゃからな。毀損ではない。──わらわも、お主に何をされても……悦んでみせよう」
青年が湿った人差し指を立てて合図を送る。
小指に残る愛液をすり合わせ、ぬめりを与えてあった。
二人の体は胸板と背中で張り付いており、青年が肩越しに覗き込むと慎ましい乳房と恥丘が並んで見える。
シュオの大陰唇はすでにぴっちりと閉じ直し、小陰唇や淫核をすっぽりと覆っていたが、表皮は真っ赤に充血し愛液で濡れそぼったままだ。
それから、人差し指を秘裂に見立てるように割れ目に這わせる。
シュオが軽く頷き、青年の手が小刻みに前後に擦れはじめる。
素股のような動きを繰り返し、潤滑を回らせる。
「……♡んぅ……も、もどかしい」
「念のため濡らすからね」
「承知、した」
先ほどの絶頂の尾が引き、シュオの女性器から愛液がとどめなく分泌される。
なんどか擦る面を変えながら、人差し指に愛液をまぶしていく。
それからシュオの具も割り開き、内側の潤滑具合も確かめ、表層の粘膜全体を丹念にマッサージしていく。
「ふぅ、んう♡、はっ、はっ……」
「それじゃ、さっきより太くて、長いよ」
「覚悟は、できておる……わ、わらわの未熟な性器をどうか、解しておくれ」
膣口につきたてられた青年の人差し指が、まっすぐ突き刺さる。
指先に愛液が押し出され、愛液のすべりが快感を押し出す。
「う、いく♡くるっ、あああっ♡」
「うお、まだ奥まで行ってない……」
「ふぅ♡? くあぁっ」
快感にシュオが腰を引き、怒張した陰茎に尻たぶが押し付けられる。
シュオの小さな指先が、縋り付くように青年の腕を捉えるが、愛撫に向かう手を抑え込むことはできなかった。
「む、むり♡とま、とまれぇ♡」
制止の声で、人差し指の侵入が止まった。
「さっきより、まだ全然浅いけど……?」
「ふーっ♡、わ、わらわにも? ♡わからんっ♡なにか、さっきより……?」
──青年の正中線に寄りかかるシュオの体幹は、胸板、腰骨、両手両足で保持されている。
「う? ♡、ほん、とうに、まだ浅いのに……♡ッ!」
「あーでもさっきよりめっちゃ絞めてくる。なんだろこれ」
「ふううぅ♡、お、おぬしっ♡」
「人差し指の方が太いから、か……?」
加えて、絶頂という性経験が組み合わさる。
シュオは
「ああっ♡ゆび、とめぇ♡♡」
「中途半端に止まるより、すっきりするほうがいいでしょ。ほーれぐりぐり」
「ぎぃッ♡いりぐち、ほじるでないッ、いひッ♡」
快楽の逃げ場なく、しとどに蜜を振りくシュオ。
逃げ出すような動きに対し、幼い胸骨を胸板と腕で挟んで
必死にもがく骨盤がこつこつと腹にあたる。
逸物を小尻で雑に刺激されて興奮が高まる。
青年の十倍以上の人生を歩んだ先達が、腕の中にすっぽりと納まっている。
鼻水と涙、ねじ込んだ指の隙間から汁という汁をまき散らしながら悶えている。
半目の瞼がピクピクと開閉し、涙にぬれた瞳の奥には花火がバチバチと爆ぜているようだ。
「ううぁッ♡! んぎッ♡♡とめ、たしゅけておくれ♡♡」
この世で見たどんな生物、絶景、伝説よりも、愛くるしく、美しかった。
膣壁に指を突き立て、探り当てておいたざらざらとした部分を掘り起こす。
「──ほぎィッ♡な、なにゆえ激しく♡♡……!? おォ゛ッ♡♡」
こちゅこちゅと音を立てて女性器を攪拌し、ふたたび絶頂へと押し上げていく。
奥から外へ、外から奥へ。長いストロークと小刻みな研磨を織り交ぜ、少女の喉からは絶叫に近い嬌声が響く。
行き場の失った快楽を必死に逃すように手足がくねり、何かに絡みつこうとするが、真後ろの青年には指先を引っかけられない。
「♡゛♡゛♡~~ッ♡、んおお゛お゛ォッ♡!!! 、待っ、がぁ゛♡」
ばくん、と少女の体幹が跳ね、指を突き刺さされたままの人差し指と腕に押さえつけられ、衝撃を伝播した手足の先がぴんと伸びる。
ついでに、絶頂のタイミングで乳首を片方摘まんで、快楽の癖をつけておく。
「ひぃ♡、いく、いぐ、ごわ゛れる゛っ」
片腕で絶頂を抑圧された上半身は力なく震える。
女性器は指一本を噛み締めたまま衝撃を
「か……ハっ♡……う゛♡……ひゅ♡……は、…………」
しばらくコの字の姿勢で硬直していた肢体から、ふっと力が抜けた。
前に倒れこみそうになるのを、片手で抱き寄せる。
シュオの腰に押し付けた陰茎が、お互いの体温で硬直を維持している。
「はー♡はー~……ッ♡♡」
「このまま落ち着くまでじっとしようか」
「う、……♡あ、あ……ひゅッ……♡」
途切れ途切れで不安定な吐息と、互いの心音がこだまする。
シュオの体力の限界が近い。あえて愛撫を完全に止めて、絶頂が終わるのを待つ。
お互い布一枚隔てず密着して、汗に滲んだ肌と肌をさらに密着させるように休憩する。
「──……く……ふ、あぁ……♡」
「……お、ようやく締め付けが緩くなった」
「んあ♡」
しばらくして、膣口から緊張が抜けた。
少女の肉体と一体化していたようだった指が抜き取られる。
指先から付け根、そして手のひらに至るまで愛液で濡れている。
先ほどよりも白濁の粘り気が強く、少女の膣口は極限まで弛緩し、極小さいながらもくっぽりと穴が開いている。
空気で直に冷えた膣壁がきゅうっ、と穴を狭め、また徐々に緩み、くぱくぱと開閉を繰り返す。
「ふーっ♡……♡」
「落ち着いてきた?」
「ふぅ、未だすこし、休憩をさせておくれ……」
「じゃこの間おっぱい揉んどく?」
「……ふんっ」
「あイテ」
後頭部の頭突きが胸板を打つ。とはいえ、痛痒も何もないのだが。
「お主には何度も待てと言うたじゃろ。なぜ止まらん」
「いやあ愛してると思ったら止まれなくて。ところでおっぱいは?」
「……好きにせい」
「んん、ひょっとして照れてる? 素直ツンデレ、いいね」
許可を得たところで、改めて両手で乳房に触れる。
「訳の分からぬ語彙は大概罵倒じゃと気づいてきたぞ? まったく……。……んん……♡」
片手に集中する愛液を、少女の胸板を経由し、両手で塗り拡げていく。
決して直接的に乳頭を刺激する以外にも、胸元、脇腹、肩、腹部に至るまで満遍なく、フェザータッチでなぞる。
「ん……マッサージ、かの? ふむ……あまり経験はないが……どうも心地よい……」
上半身をひとしきり直の手で触れながら、少女の息吹や心音をつぶさに観察しておく。
さりとてせっかく発情しきった体を冷やしすぎるのももったいない。時折、大陰唇を摘まむようになぞり、指先の潤滑を復活させておく。
今度は太ももの指圧をしようとしたところで、シュオが口を開く。
「──のう、この後は……その、もうスるのか?」
「ん? さっきの感じだと膣は大丈夫だろうけど、後で再確認してから、かな。手で触られるの好きそうだし、もうちょっとやろうかなって」
「む……♡それなら……その……」
「シュオ、わがままでも何でもいいから言ってみてよ」
シュオが体を捩り、半身で振り返る。
青年も、肩から覗き込むようにシュオを見つめる。
「その、体を撫でながら、口を吸うてくれんか?」
「ッ──……。この合法ロリもしかしてエロエロ殺人鬼? 可愛すぎ……ちゅぅ」
「♡、んぁ……ちゅるっ……♡」
こちらがそっと舌を伸ばすと、小さな唇が開き、先の尖った舌を伸ばして迎えに来る。
舌を絡めながら、両手を少女の体に這わせる。
せっかく積極的な行為を求めてきてくれたので、青年も意気込んで乳房に集中攻撃する。
「ちゅ、♡、くぷっ♡……ちゅ…………♡」
キスしながら横目に胸を見る。
シュオの乳首は非常に小さい。なだらかな胸に沿うような乳輪はほぼ見えないほど薄くて小さい。
潰れた米粒のように小ぶりな乳頭だが、本人曰く感覚的には勃起しているらしい。
幼雌を愛でるための指先が、乳首を丸めるように捏ねる。
「ん……♡、ちゅぱっ♡ぢゅうっ♡♡」
両手で渦を巻くように双丘をなぞり上げ、乳頭に触れるか触れぬかの位置で乳房を揉み上げる。
シュオは快感に震えながら、青年の太ももに手のひらを置く。
青年の愛撫に合わせて、少女の手がさわさわ、と撫で始める。
愛する英雄を労う手つきで、指先が内転筋をなぞる。
「ふっ♡、んん……♡ちゅろっ、むくっ、んぷ♡♡」
「れろ……ん──……ちゅっ」
「♡♡んん、ちゅっ♡」
お互いの手のひらが、お互いの体にふれあい、お互いの舌が、お互いの口内で唾液を交換する。
「ぷはっ♡。不思議と、こうしておると……乳首も、ンッ♡どうしてか、せつない……♡」
「シュオは全身エロエロだなあ。この貧乳が俺を狂わせる……」
「おぬしの、ん♡、せいではないかの?」
「絶対シュオのせいだね。シュオがエロすぎる、好きだ……」
「んん…………♡♡」
乳首を摘ままれたシュオが猫なで声を上げる。
目を細め、微睡んだような笑みで、青年の口を一度、啄んだ。
「──お主。そろそろ……」
「……。ごくり……」
シュオが身をひねり、向かい合って胡坐をかいた青年の太ももの内側に座る。
開いた両脚は膝の裏で青年の腰に掛け、両手は肩に。
何度もそうしたように、至近距離で見つめあう。
自然に開いた秘裂はぐっしょりと濡れ、肉壺の香りを振りまいている。
至近距離のなだらかな胸板を、そっと撫でる。纏っていた香はとっくに揮発して部屋を充満し、あからんだ皮膚は汗でしっとりと張り付く。
シュオは、その顔に
それを、恥じらいはしなかった。
「……♡」
無言で、両手を使って自らの陰唇を探ると、それを両手で割開く。
蜜が漂ったように。
青年の鼻がひくつき、陰茎がぶるりと振動する。
「んっ……」
青年は手を伸ばしてシュオの股間を弄る。
先ほどよりやや熱が引いているものの、硬さは抜けている。ほぐし切ったままの、完熟した果実の様なソレに思わず舌なめずりが出る。
「ん、んぁ♡」
「結構かかったけど十分解れてよかった」
「んん♡しかし、本当に入るのかの? 指一本でも相当窮屈じゃったが」
「……お互いの柔軟性を信じよう」
「無理があれば止めるぞよ?」
ひとまずの確認を終えると、見つめ合ったシュオが顔をグッと近づけ、真剣なまなざしで青年の瞳を視る。
藤色の光に睨まれて、青年も背筋を伸ばして話を聞く。
「──、お主に言っておかねばならん大切なことがある」
「はい?」
「わらわがお主に愛される女に成ったところで、
「つまり、他の女とも番ってほしいと」
「うむ……」
シュオが申し訳なさそうに顔を背ける。
言外に、趣味ではない女を抱け、と頼まれた青年は、その言葉をまっすぐ受け止める。
「おぬしが、わらわを……真に愛するなら。そうすると、約束しておくれ」
「……。約束するよ──今日シュオを抱いた後、俺はこの街で自分の家庭を作っていく」
「かたじけない。では……待たせた、の」
後ろ手をついて仰け反り、蜘蛛のような姿勢のシュオが、腰を浮かせる。
青年も合わせてシュオの骨盤をつかむように手を乗せ、自分の腰の位置を調整する。
「……ほれ♡」
「おお……!」
亀頭が、優しくシュオの女陰にあてがわれた。
逸物は堅くそびえ、先走りとシュオの汗で濡れている。
ほぐれた大陰唇が、その内側の小陰唇が優しく男性器の先端を受け止める。
お互いの秘部が熱を伝えあい、興奮が高まっていく。
「ところで待たせたのはむしろこっちじゃない?」
「ふ……三百年前では、わらわも拒絶していたろうな」
「でも今は?」
「ふふ……♡」
生殖器同士を接触させたまま、そっとシュオを押し倒す。だが今度はシュオの抵抗も無く、ゆっくりと手を支えにしながらうつぶせに横たわった。
シュオの両手が投げ出され、緩めたバンザイの位置で休まる。
ベッドに落ち着いた幼腰に、逃げ場はない。
「わ……わらわの、三百年の閉塞を……こじ開けておくれ。おぬしに、処女を捧げよう……♡」
シュオの膝裏を掴み、半ば覆いかぶさるような姿勢で、腰を突き入れる。
「……ッ」
「き、っっつぅ……」
そのまま、逸物の硬度に任せて女性器に侵入する。
徐々に亀頭がめり込んでいき、まず入口の締め付けに行く手を遮られる。
再び緊張し始めた筋肉を前に、無理やりにでも緩みきった内に挿入しておくべきだったか、と過る。
「苦しい?」
「か、まわず、はや、く」
「くっ……!」
膝裏から手を放しクリトリスの愛撫に移る。
シュオの表情がかすかに和らいだところで、体重をかけて一気に膣を押し潰していく。
「うっ、ぐ……ぎっ」
「きっ、つ……!」
シュオの青ざめた顔に、汗がぷつぷつと吹き出る。
青年の腰とシュオの膣肉がせめぎ合い、しかし青年の肉竿がシュオの秘奥へとのめりこむ。
「ふぅ、ぐっ! が、かっ、はっ……!!!」
「う、おお……! きつすぎて、直ぐに
未熟な膣は、長い時を経て熟成され、複数の絶頂経験によりその本性を開花していた。
狭い膣内の強烈な締め付けと蠢動が、興奮した逸物を射精感へ誘う。
「ぎぃッ♡! ……っ、……ぅ──」
(──腰が止まらない、一気に挿れてしまう──
「おっ……ッ、か、ハ」
「……くっ」
刺激感が鼻から突き抜ける。
魅惑の名器。
「一気に、いく……!」
「ぐぁ…………ぎ……!」
それらを振り切って、止まることなく最奥へと突き抜けた。
青年の男性器は、すべてが収まっているわけではなかった。シュオの体は小さく、ただでさえ無理をしている膣にこれ以上押し進もうとすると内部を痛める可能性が高い。
子宮のすぐ側には更に締め付けが激しい地帯があり、入口との俵締めが高度な刺激をもたらす。
今慌てて男性器を抜くより、このまま膣内を慣らしていくことにする。
「おお……! ご、めん。俺、余裕なかった」
「ふ……っ。く、ぅ…………──ッ」
「……」
シュオの目から涙が溢れ、重力に沿って顔に残涙を描く。
苦し気に食いしばられた口から不連続に空気が漏れる。
破瓜の苦痛に歪む顔が、汗と涙にぬれて薄暗い部屋で輝きを放っている。
シュオは苦痛に歪みながらも、視線はしっかりとこちらを向いていた。
「ふーっ……ふ──……」
涙目のシュオは顎をしゃくり、焦点の定まらない眼で視線を送る。
弱弱しく青年の顎に手を添えると、口をすぼめてキス待ち顔。
「おっけー。れろ……」
「♡ちゅ……ふみゅ……ちゅっ♡……ちゅる♡、ちゅぱ、くぷ……♡」
キス。クリトリス愛撫。乳揉み。
膣の締め付けが緩まるまで、しばらく他の場所で性感を高めていった。
「──んちゅ♡、ん……そろそろ、よいぞ」
「じゃあ、お腹のところに集中して」
「ん……♡」
ゆっくりと、男性器を引き抜いていく。
べっとりと塗りこまれた愛液が輝き、引き出された膣壁がピンク色の境目を産みだす。
「う、くぅ♡く、っはぁ」
「痛いところは?」
「う、おおッ♡ まだちょっと、奥はヒリつくの」
シュオが胎を摩る。微かな刺激が腹筋越しに伝わった。
男性器がどくんと跳ねる。
「う♡」
「少し引き抜いたところで往復すっか」
「う、ん♡うぁ♡ぐぅう♡♡」
腰を浅く引き、突く。引いて、擦り上げる。
少女の喉からリズミカルな嬌声が上がり、ベッドの軋みが響く。
「はあっ、はぁっ、はあっ、……」
「ぐお♡、これがぁ♡セックス♡交合♡性行為ぃ♡はじめて、わらわの初めて♡」
「下の口も食いつきがすごい。痛いところはない?」
「ぐ♡ 手前゛っ♡♡ ぎもぢい゛♡♡」
膣の快楽に没頭するシュオは恍惚とした表情をうかべ、だらしなく涎を垂らすがまま。
そういえば結合部やシーツを見る限り出血は見られない。元々膜が未発達だったか、解したおかげでスムーズに入ったのだろうか。
ともかく苦痛が無いのであれば遠慮の必要はなかった。
腰の動かし方を変え、シュオの下半身を揺さぶる様に抽挿する。
「!? ♡ッ♡♡ ぎゅうにッこ、きざみ゛っ♡♡」
「手前の締め付けが、揺れに合わせてくらいついてくる……おお~……」
「うう♡ うっ♡ おお♡ くる♡」
シュオの小さな手がシーツを握りしめ、性感を抑え込むようにベッドに上体を押し付けている。
三度の絶頂が近づいている。タイミングを合わせるように、運動のペースを速める。
青年が体を折り曲げて顔を近づける。
蕩けた目を瞑ったシュオの耳元でささやく。
「シュオ……」
「♡、ん、んんーっ♡」
「絶頂するときは『イク』って言ってほしい……」
「わ、わかっ♡゛、んふぅー~っ♡♡! ふうううっ♡♡」
切れ長の瞼がきつく結び、眉が顰められる。
浅い部分を擦る動きから、徐々に上側のざらついた部分を亀頭でえぐるような軌道に変える。
シュオの膣が収縮するタイミングに合わせて、精子を解き放った。
「イグっ♡い、イク!! ♡♡ ああ゛ぁ゛っ♡イぐッ!! ♡♡」
「くっ…………!!!」
つい奥に突き入れたくなる衝動を堪え、浅い部分で陰茎を揺らす。
どぷ、どぷと精液が少女の幼い膣の中を浸していく。
「イ゛っ……♡」
「……」
三百年モノの、幼女の肉体。
今、それに精をぶちまけた──。
そのあまりの心地よさに、こころが震える。
「からだ、こわれるっ♡はっ、ん……♡」
絶頂の余韻に浸っていると、シュオの霞んだ視線がこちらを向く。
何を言われずとも、顔を傾けてシュオの唇に口づけた。
「……ちゅっ」
「はむっ♡ んちゅぅ……♡♡」
(なんともキス魔になってしまったなあ)
膣の浅いところで達した快楽を引き延ばすように、少女は自ら口を吸い、男の舌を自らの舌で口に招き入れ、しゃぶるように深く咬み合わせる。
しばらく、二人の男女が互いの口を貪り合っていた。
「ぷはゅ……。はーっ♡はーっ……♡」
「落ち着いてきた?」
「ふぅ……♡ おお、なんとも素晴らしい心地。わが生涯にて、これほどの幸せを夢見たことがあったろうか」
「俺も、世界で一番最高の気分」
シュオの頬を撫でる。汗と涙をぬぐえば、女神の様な幼子のとろけた顔が手元にある。
絶頂の余韻に浸るシュオの膣が、お礼を言うように短く痙攣した。青年の男性器がまた硬さを取り戻していく。
「お主、ちょっと腰を浮かせ。よし、その姿勢で止まっておれ……」
言われるがままにしていると、くの字に折れた姿勢でシュオが腰を持ち上げる。
当然、突き下ろす形の男性器が再び、奥へと戻っていき……。
「んっ……くっ、よし」
「お……おお? さっきより這入ってる?」
「もう痛痒も感じぬぞ。次は、奥の方も頼む」
まだ全長を納めるには足りないが、更に弾力を得た膣が、
おそらくシュオの意識的な肉体コントロールもあるのだろうか。献身的な行為に勃起した愚息が戦意を増す。
「ふふ……それにしても──」
シュオの目が暗がりを見つめる。
かすかに上ずった声で、それでも平易な語調で、言った。
「
「──────ん? キレた」
「? どうした」
「アホだから自分の気持ちを理解してなかったぜ。……
「え──」
いきり立った青年が、力のままにシュオの腰をつかんでがっちりと固定する。
「何が……ふざけんな! 俺が愛してるのはシュオなの!」
「ほ、♡、ほえっ」
膝立ちでシュオの腰を宙に浮かしたまま、腰を半ばまで引き抜く。
「なーにが他の女じゃ! 約束したのは『シュオを抱いて家庭を作る』、だったよな」
「ちょ、ちがっ……!? いや、まさかお主っ」
乱雑にシュオの性器に男根を叩きつける。
「おぐぉッ♡♡!?」
「不老不死の術とか知らん!
「んおおお゛ッ!? ♡いき、なり挿れる、とォ♡!?」
「とっくに孕み時の完熟マンコじゃねえか! これで二次性徴来てないは嘘」
「おおお♡ぐおァ♡」
激しい、シュオの膣全体を使ったストローク。
最奥から引き抜けば、膣壁全体をひっかきながら性器の外に内膜がめくれ上がる。
「んぎぃぃ♡♡ とま、あへぇッ♡♡!?」
「オラッ! 結婚してくれ! 好きだッ」
「!?!? ♡~~~ッッ!?!? ♡♡」
「おっ締まるッ」
奥を小突いた後は、じんわりと行き止まりを押し広げる。
そうすると、膣が亀頭のかたちに変形して奥の小部屋を設ける。
「ううっ♡おごオ゛っ♡♡ ゆるじっ♡どま゛っ♡♡どまらなっ♡イグっ♡♡」
「ぜってー孕ませる、シュオは俺のだ……
「いぐっ……♡♡」
「く……くそ……。つ、ついキレてしまった……」
「あ゛……♡♡──♡」
二人は違う質を帯びた息切れに包まれる。
激しい挿入に耐えきなかったシュオの全身が痙攣する。
宙に浮いた腰にぶら下がった膝ががくがくと揺れ、大口をあけたアヘ顔で三百年の威厳を捨て去ったこうべがベッドで跳ねる。
そのイキざまを眺めていると、青年のなかで再び炎が立ち昇ってくる。
「まあ、このままヌくか……」
「おごぉっ♡」
往復運動を再開。
多少ペースを緩めつつも、奥から手前にかけて、快楽を求めて体は動く。
むしろ、
「ううぁ♡お、おぬしっ、どうしでっ♡」
「いやだって、俺はシュオがいい、シュオが好きって言ったじゃん」
「おおぐ♡づくの、いぐ♡」
「おッ締まる……。さっき、自分をないがしろにするようなこと言ってたけど」
「? っ♡ う、ぐふぅッ♡」
「俺はもうシュオが居なきゃダメなんだよ。シュオが俺を求めてくれなきゃ……」
「♡♡゛ッ……なか、が♡」
シュオの性器からぐぽぐぽと音を鳴らして、青年の性器が抽挿する。
「……ごめん。約束は守る。守るけど、シュオは
「お……ぉ゛♡」
「問題、不可能、知ったこっちゃない。俺はシュオを愛してる……」
「うぅ゛……♡♡」
膣の痙攣が小刻みになっていく。
青年も限界が近かった。
より奥を耕すために、覆いかぶさるように少女の腹を押し曲げる。
「おお゛っ……ッ♡」
「もう、出る……!」
少女の全身を軽く持ち上げるように引き寄せ。
降り下ろすと同時に、シュオの狭い最奥で射精がぶちまけられた。
「う゛、あああ゛ッ♡♡♡」
「う、お──……」
どく、どく、どくん。
シュオの胎に、二度分の精液が溜まっていく。
「ご……っ♡ ああぁ……♡♡」
男性器が引き抜かれ、カリ首で粘液がこそがれる。
粘液がどぷりと、シーツの汚れを広げる。
シュオは快楽の絶頂に取り残され、ベッドの上で大の字になり、気絶した。
「どうしよっかなこれ」
賢者タイムの青年が一人ごちる。
ベッドのシーツは汚れの無いところの方が少なく、休憩室の壁や床にも白濁とした何らかの汁気が飛んでいる。
シュオは大股を広げ、死んだカエルのような姿勢で気を失ったままだ。
幸いなことに、脇にどけていたお互いの衣服には目立った汚れこそなかった。
「結婚……勢いでプロポーズしちゃったなあ。旅は全然、やめてもいいんだけど」
青年は自分とシュオの体の汚れ、ベッドのシーツを片付けていく。
「すー……♡ す──♡ ……お゛ッ♡」
ついでに、青年の指先が寝ているシュオに悪戯を仕掛けたことを記しておく。
「で、お主はどうするつもりなのかの?」
「とりあえずこの街には残るつもりなんだけど……え、俺たち結婚する? できるのか? いろんな意味で」
青年が顎に手を当てる。
二人は既に正気に戻り、衣服を身に纏っていた。
「……案外受け入れられるかもしれん。お主の英雄的偉業、わらわの外観を加味すれば、『政略結婚』ということになろうな」
「まあ……こっそり付き合うよりかは、だいぶ気楽か」
「うむ……。世継ぎに関しては……わらわを孕ませる、じゃったか? できるのか?」
「アテがないこともないけどできる気もない」
「どっちじゃ」
青年の肩を、シュオの手が掴む。
しっかりと。がっちりと。
「──もう、わらわ達はお互いから逃げられぬ。この感情を切り捨てるには、今宵は甘過ぎた」
「おう」
青年は、睨むような、縋るようなシュオの目線に、まっすぐ見つめ返す。
シュオは一息おいて、続けた。
「これからベルレギオンは変革と激動と巻き込まれる。領主であるわらわの側にいるというのであれば、お主にも覚悟が必要じゃ」
「覚悟……」
「年老いぬわらわは、きっとお主の今生を使い切る。それでも、良いのなら──」
「大丈夫だ、俺は一生貴女の側に居させてもらう」
「俺の人生、前世含め払っても釣りがくるさ」
青年が笑う。幸せと、決意を込めて。
シュオの顔に浮かんだのは、笑みか、涙か。
幸福か、あるいは不安か。
それらを押しのけるように、俺がいるから大丈夫だと刻みつけるように。
青年が手を伸ばし、引きあう。
二人の影が、近寄り、また重なった。
後日。
掃除と洗濯はそれなりに苦労したとか、していないとか。
出来た分から投げてるのでなんとストック切れです。殺してくれ
誤字あったら誤字報告機能使っていただけますと幸いです。