※この作品はR-18です。

幼女に勃つ奴なんているわけない   作:笹にとろん

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感想等ありがとうございます。
誤字報告機能、まことに助かっております。読んでくださる方にも運営さんにも圧倒的感謝


5 元貴族令嬢、騎士団長のメルヴィン

 ひと月ほど前。

 一人の若い旅人が、ベルレギオンを訪れたころのお話。

 

「──ふーむ、デカくて威圧的な城壁も、内側から見れば街並みに馴染んでいる。通りは広くて歩きやすく、通行人の行きかいも活発。いい街だなあ」

 

 その青年は独り言をつぶやきながら、ひとまずの宿と働き口を探していた。

 訪れた街でどのような仕事を選ぶかは青年の気分次第。

 

「臨時アルバイトの需要、旅先の治安や民度……そもそもどんな働き口があるか、情報を集めないとな」

 

 彼は魔物退治や犯罪者の確保といった荒事以外にも、大工や農夫といった一般的な肉体労働も好むため、行く先々で様々な働き方を選んでいる。 

 

「その土地どころの文化ってのを堪能してこその旅だし、転生者だよな。チートでなんでもかんでもってのはおもろないんや……」

 

 実は、彼特有の特典やチートをフル活用すれば、まったく働かずに、食事も寝床も賄うことができる。

 だが、今生きている場所で稼ぎ、食い、金を落とす。そうして()()()()()()()()を楽しむのが青年のポリシーである。

 

「この世界との一体感、それが旅の醍醐味。ハマりそう……ハマってた、旅」

 

 のんきに独り言をごちりながら、ベルレギオンの街並みを歩いていく。

 様々な商店街や民家が立ち並ぶ区域の大来で、様々な人種・背格好の人々が行きかう。

 商人の客引きが大きく響き、青年の独り言も紛れる。

 

 この街には邪龍という厄災が眠っているという。

 なかなか商魂たくましい彼らは、厄災を逆に商売道具として扱っていた。

 

「厄災除けのお酒『邪龍散華』。名前は物騒だけどあっさりしてていい香りだ……。こっちの邪龍まんじゅうはもう縁起物として扱ってるのか……? 空気感が独特だな、この街」

 

 店先で数個のまんじゅうを買い、ひとつ頬張る。

 美しい街並みと、よく整備された街路に店先。

 

 この街にはどれくらい居ようかなあ、邪龍も気になるなあ、などと食べ歩きながら考えていた。

 

 ──ふと、道の先で。

 

「────」

 

 舗装の甘い段差に躓き、少女が正面から転びかける。

 ──瞬時に、青年が動き出す。

 

 体を傾けた少女の反対側では、()()()()()()()()()()()()()も動く。

 

「目の前の人を助ける時に──」

 

 ──白銀の影の目的もこちらと同じようだが、遠慮の必要もないだろう。

 

 青年の意識が()()()()()、周囲がスローモーションになる。

 時を速く、衝撃を軽く、恐怖感を与えなくするチート特典で──

 

 青年の姿が()()る。

 

「手を抜くのはナンセンスだよなあ」

 

 力を惜しげもなく使った青年が、すべてを置き去りにする速さで、倒れかけた少女に難なく回り込む。

 衝撃を消し、威圧感も消し。

 そっと、態勢を崩した少女の両肩を支える。 

 

「よっと」

「わぁっ! ──……え、あれ?」

 

 わずかに遅れた白銀の鎧もすぐ側に追いつき、一瞬ちらりと目線を合わせる。

 互いに無言で、鎧が一歩後ろに下がる。

 どうやら対応を自分に預けるようだ。

 

 改めて、青年は目を白黒させる少女の様子を確認する。

 

 少女は猫の亜人だろうか。尖った耳が短い髪の間から生えている。

 こちらに倒れ込むような姿勢で、彼女の肩は青年が支えている。

 少女からすれば、転んだ次の瞬間には見知らぬ青年に支えられていたのだ。その目には困惑が浮かんでいる。

 

「大丈夫? 足とか、どこか痛くない?」

「え? うん。だいじょうぶ……?」

 

 青年は目線を下げ、なるべくにこやかに、丁寧に少女に尋ねた。

 

「よーしよかった。……自分で立てそう?」

「あ、ごめんなさい、立てます! ……ありがとう、おにいさん!」

 

 青年の手から飛び跳ねるように、少女が自分の脚で立つ。

 どうやら怪我も汚れ一つも無いようで安心する。

 

「足元気をつけろよー!」

「ありがとー! おにいさーん!」

 

 少女はまたすぐに駆け出し、元気よく人ごみに消えていく。

 

「ふぅ、怪我が無さそうで良かった」

「──そうですね」

 

 それから、背後に佇む鎧へ振り返る。

 

 そこに居たのは、鎧と同じ白銀の髪を一つに縛った、随分と小柄な()()の騎士だった。

 顔つきは子供らしい柔らかさを宿しつつ、真っ赤なヘビの様な瞳が、凛と青年を見つめている。

 

 この街の治安を守る騎士だろう。同じような制式鎧を、門や街の詰め所で見かけていた。

 

「お仕事、奪っちゃいましたかね?」

「奪われたなど、とんでもない。なによりこの街を守る騎士として、貴方に感謝を。ありがとうございました」

「いえいえ」

 

 騎士が素早く一礼する。釣られて青年も軽く頭を下げた。

 

(礼儀正しくて小さくて可愛い子……だけど、さっきの動きはかなり()()な。この街の騎士って、こんな()()()からレベル高いのか?)

 

「小さいうちは転んでナンボだけど、助けられるんなら助けないと。あと、子供好きだし」

「力なき人を助けるのが騎士の役目であるように、子供を助けること、これもまた()()の責任ですね。……子供、お好きなんですか?」

「そりゃ普通そうっすよ」

「……あはは、そうですよね、うん」

 

 騎士は誤魔化したように苦笑いを浮かべる。

 

 青年は彼女の意図を図り損ねつつも、自身がロリコンであることは隠していたためややドキドキしていた。

 

「そっ! それにしても見事な機動力ですね。冒険者の方ですか?」

「いいや、今は旅人が近いかな。でもそっち(荒事)も腕が立つぜ。くだんの邪龍が復活した時は呼んでよ」

「それは頼りになりますね。普段はどちらに?」

「実は外から来たばっかりで、まだ何も……」

「でしたら、あちらの看板の右手に曲がった先にギルドが……──」

「おお! ガイド情報ありがとう、お礼にさっき買ったまんじゅうでも──」

「これは、ご親切にどうも────」

 

 それから、宿と魔物駆除と食事処を巡る日銭暮らしを始めた青年は、穏やかな日常の中でこの時の騎士のことはボンヤリと忘れていく──。

 

「……あの移動速度。それだけでなく、()()()()()()()()()()も感じますが……。人格は、真っ当なようですね」

 

 一方騎士は、()()的外れな勘違いをしつつ、『一応安全だが要注意』として青年のことを記憶することとなる。

 

 


 

 

「──起きろ、起きろ! 待機組は今すぐ西の壁へ、二地区の整備班もつれて行け! ──」

 

 ──後日、三百年を経て封印を破り、邪龍が突如復活。

 メルヴィンは騎士たちを率いて、城壁の対龍兵装を用いてこれを迎撃しようとしたが、苦戦。

 

 ベルレギオン騎士団は、真夜中の暗闇もろとも、邪龍の炎に飲み込まれるかに思われた。

 

「──重装隊、進め! 砲兵は下がって大砲を修復! 術師隊は側面から──あぁっ!?」

「!? そんなっ団長!」

「団長に火球が直撃したぞーっ!? 状況は──なにっ!?」

「ご無事だ! しかしあの()()は一体────?」

「……あ、れ……?」

 

 ──そして、()()が遅れてやってきた。

 

「────はぁ、クソ、みんな生きてるか、おはようございます。ああ! 腹に酒が残ってる、油断したっ眠いダルイ、寝起き辛い!!」

「……え、酒くさっ!? ええ……??」

「なんだこいつ!」

「あっ要注意人物じゃないか?」

「……俺って、そうなん?」

 

 ……あまりにも悲惨な状態(寝不足・泥酔・絶不調)から回復するまで、結局彼女たちが龍の足止めをするハメになったのは、別の話。

 

 



 

 

 そして現在。時刻は夜。

 龍災は退けられ、祝いの狂熱も過ぎ去り、街は静かに歌っている。

 

 ──カン、カン、カン。

 

 領主館の呼び鈴を、一人の小柄な騎士が鳴らしていた。

 扉が開き、騎士が挨拶を述べる。

 

「──ごきげんよう。騎士団長メルヴィン、緊急招集に応じ参上致しました」

 

 彼女は白銀の長い髪を一本に結んで後ろに流し、厚手の防護服の上に部分鎧を身に纏い、質実とした格好を着こなす。

 直剣を納める鞘の武骨なデザインが、彼女の気質を映している。

 髪の横からは、蛇人の特徴的な鱗に覆われた尖耳が伸び、ズボンの穴から細長い尻尾が地面に触れている。

 

 全体として、年恰好は幼くも、どこか成熟した雰囲気を醸していた。

 

 固く結んだ唇は、生来の顔つきか、それとも緊張しているのだろうか。

 

 

 職員のエイリが、にこやかに出迎える。

 

「メルヴィン様、急ぎの呼び出しに応じて頂きありがとうございます」

「あはは。いつものことですから」

「わが主がご迷惑をおかけしています……」

 

 心の底から申し訳なさそうに目を伏せる職員に対し、騎士は朗らかに接している。

 二人はそれなりに付き合いがあるようだ。

 

 ちなみにメルヴィンもエイリも、今日の会合が()()()()()()()()()()()を、シュオから知らされてはいない。

 要件も省いた、『緊急の呼び出し』である。

 

 ──その応対を、三階の窓から覗き見る影が、二人分。

 

「ターゲット確認。合法ロリです」

「いつも通り、化粧っ気のない格好じゃな」

 

 二人が居るのは、()()()()()()()()()()()歓待室だ。

 

 部屋の中央に巨大なベッド。

 衝撃を柔らかく包む反発性の低い寝具。

 フレームの細かな飾り、ふかふかのクッションが、部屋の空気と相まって豪華さを演出する。

 

 壁には大掛かりな衣装棚、タオルや洗剤などの消耗品の収まるラックなど。

 

 艶やかな照明が部屋の壁を妖しく照らし、焚かれた馨しい香は血流を促進させる作用がある。

 

 小部屋ほどの大きさの収納が奥にあり、椅子やテーブルだけでなく、曲がりくねった張型、人を乗せるには不安定な台など、種々雑多な用途の品を納めている。

 

 事後に身を清めるため、あるいは()()のために、シャワー室も併設されている。

 

 シュオ自身が()()したことはないのだが、たびたび有力者の接待をセッティングをしてきた、勝手知ったる部屋だ。

 

「入るようじゃの」

『──ええ、ではこちらへどうぞ、中でシュオ様をお待ちください』

『案内感謝します、エイリ殿。ところで、最近の街の治安について──』

 

 二人が見下ろす先で、メルヴィンが入館する。

 上からだと彼女たちの顔はよく見えず、一つに縛った髪の軌跡を見送った。

 

 

「さて」

 

 青年たちが視界を部屋に戻す。

 窓際に立つシュオの顔は、怪しげな光源と充満した香によって艶めいている。

 

「それでは、直ぐに彼女を案内してくる。それまで、お主はそこの衣装棚の中に」

「合点承知。──お、仕込んだように収納がカラッポ」

「仕込みだからの」

 

 両開きのクローゼットに潜り込むと何処か居心地が良い。

 そのまま扉を閉じると、暗闇の中へ微かに光が洩れ込む。

 覗き穴に目を近づければ、部屋の様子が伺える。ここから覗いていろ、という事だろう。

 

「大人しくしておれよ。確認じゃが、この後の段取りは、────」

「ふむふむ──」

 

 


 

 

 青年が暗がりの中で待っていると、覗き穴に再び光が差した。

 

 目を凝らすと、澄ました顔のシュオと共に、顔を赤くしたメルヴィンが入室してきた。

 二人の背丈はほとんど同じだが、武骨な衣装も相まってメルヴィンの方が若干大きく見える。

 

「ほれ、(はよ)う入れ」

「ははは、はいぃ……」

 

 ばたん、と扉が締め切られると、メルヴィンがシュオに捲し立てる。

 騎士らしくない、ぎこちない動きだった。

 

「ほほほほ、本当に今晩……ここで、英雄さんがセ、セックスを……!?」

「うむ。そして、お主はそれを見学して構わん」

「すごいっ……! こっ、これまでを含めたお借りは……どうにか……いつか……絶対お返ししますので……!」

「ま、今回のは減るものでもないしの」

 

 メルヴィンが踵を揃えてシュオに頭を下げる。

 期待と興奮に満ちた語り口には、シュオに対する感謝に加え、貸しを作りすぎた債務者のような負い目が含まれている。

 

(シュオの()()()()()になったみたいだな)

 

 青年はひとまず、この小さな二人の会合を見物することにした。

 

「この些細な貸しも含めて、()()返す機会も訪れる故。ほほ、安心せい」

「は、はあ。機会が訪れる……?」

 

 メルヴィンは困惑し、何気なく部屋を見渡す。

 偶然にも視線は青年のいるクローゼットを通り過ぎたが、彼の存在に気づいていないようだ。

 

「しかし、よりにもよってシュオ様に私の性欲がバレた時は死を覚悟しましたが。結果、僥倖に巡り合えるとは思いもしませんでした」

 

 メルヴィンが言うところの僥倖とは、男の性交を覗くことなのだろう。

(それはそれで、歪んでるきもするけどなあ……)

 

「私はもはや、いかがわしいお店にお金を払うこともできないので……!」

「お主、男娼を買おうとしとったんか……」

「あ、あははっ」

 

(騎士団長としての身分を隠して行ったのなら、子供にしか見えないしな……)

 

 なお、これから抱こうとしている合法ロリが、違う男の裸を買おうとしたことに対しては、青年はややイラついていた。

 

「わらわには()()()()()()()()()()()が、お主も善きベルレギオンの民の一人。かの邪龍討伐において格別の働きをした騎士団長に、褒美をやるひと手間を惜しむわらわではない」

「いえ……。私なんて、大したことはできませんでした。結局、復活した英雄さんがすべて持って行ってしまいました。今回のご褒美も、ちょっと気が引けてます」

 

 シュオはどうやら、自分の性欲については()()()()()()方向で話を通したようだ。

 情報のアドバンテージを残しておく保険に、三百年を生き永らえた不死者としての狡猾さが伺える。

 

「何を言うても、お主は謙遜しそうじゃな。気にするな、とでも言うておくか」

「……! では、ありがとうございます! シュオ様」

「うむ。宴もじき始まるぞ」

「ごくっ……! それで、英雄殿が種付けするお相手というのはどなたなのでしょう。私の知り合いだと気まずいですが……」

「それは、────まあ、見てのお楽しみじゃよ。ふふ」

「はぁ」

 

 メルヴィンが首をかしげると、後頭部でひとつに縛った銀髪が揺れる。

 可愛げのある無防備な表情に、青年が唾を飲んだ。

 

「──まずはその重苦しい武具は外しておけ。()()()()の最中、音を鳴らしてしまっては気まずいからの」

「ああ、すみません! いつも通りの仕事の流れで、武装したまま来てしまいました」

「急に呼んだのはこちらじゃ。さあ、外したものはこちらで預かろう」

「感謝します。──ではこれ、はい、お願いします……──」

 

 手際よく騎士が金属の鎧を外していく。

 小手、脚甲、急所を守るさまざまな金属版、腰に佩いた剣を、シュオが包んで部屋の片隅に隠す。

 

「ふぅ。身軽になりました」

 

 メルヴィンの纏う防護服は上下のコートとズボンの併せで、首元から手首・足首までを一切の露出なく覆う。

 厚手の生地に多層の布を重ね、機械的な縫い目で補強した構造は見るからに頑丈だ。

 この街を守るシンボルたる騎士団長として身綺麗に整えられているが、布地には幾重もの補修の痕や、拭いきれない血と汗と泥の汚れが滲んでいる。

 足元を包むのはゴワゴワとした靴下。

 

 全体に、実用性一辺倒の格好と言えるだろう。

 

「それと、腰帯も緩めておけ」

「なぜでしょう。別に私が脱いだところで……」

「む? 性的に興奮すると性器が濡れるんじゃろう?」

「! ひょえっ!? い、いいいいえ? そんなびしょびしょになったりはしませんよあはは、シュオ様とはいえ知らない事もあるんですね勉強になりましたね!!」

「──等と言いながら、脱いでおるではないかっ」

 

 メルヴィンは若干、ポンコツであった。

 

「……では全部脱がせていただきます」

「前のめり過ぎじゃろ」

 

 ──かくして、性接待のための部屋に、()()()()()という、犯罪待ったなしの状況が生まれた。

 一応、合法であるが。

 

(そして本当に全部脱ぐのか……)

 

 青年はかぶりつくように、かつ物音を立てないよう可能な限り慎重に(隠密チート)メルヴィンの裸体を凝視する。

 

(結構シュオのとは違うな……色々と、()()()だ)

 

 メルヴィンが魔物から受けた呪詛は、シュオに施された完全な不老不死とは根本的に異なる、という。

 疑似的な若返りとして、老化()()が引き戻されながら、肉体は普通に生きる。

 傷を負えば傷つくし、鍛錬すれば鍛えられるのだ。

 

 蛇人のスレンダーな傾向に漏れず全体的な線は細いものの、メルヴィンの体格はやや()()()

 子どもの小さな体躯に、筋肉質の肉体。体中には大小さまざまな傷痕が残り、血色の良い肌にコントラストを残している。

 小ぶりな乳房は辛うじて膨らみを作り始めたところだろうか。とはいえ、それ以上膨らむこともない悲しみの丘である。

 そしてその先端は────鮮やかな発色の乳頭が、大粒に膨らんでいた。

 

(……えろぉ!)

 

 あまりに容姿(十一歳)にそぐわぬ形状だ。

 露になった性的特徴に、股間がいきり立ってくる。

 

 彼女の実年齢は青年より上のはずだが、それすらも一種のスパイスに思えた。

 

 

 他の部位を観察すると、種族的特徴のウロコは黒褐色で、胸元やわき腹、臍の周りなどに点在しており、少女の健康体を彩っている。

 

 女性器は無毛のつるりとした一本筋に見えるが、目を凝らせば若干小陰唇がハミ出している。

 性器の形は個人差と年齢次第らしいが、この背丈で()が出ているとなれば──肉体の幼さを顧みず自慰に耽っている、という噂も真実味がある。

 

 覗き穴からでは背後は確認できないが、尻尾の感じだと背筋に沿うように鱗が生えているのだろうか。

 

(ジュニアトップアスリートのような逞しい肉体に、歴戦の戦士の色香がプラス。近くで見ると、記憶よりずっと可愛い系の顔立ち、ギャップでそそる!)

 

 最後に彼女は髪留めに手を掛けたが、隠れる分にはそのままでよいことに気づいたらしい。

 メルヴィンの背後で、白銀の髪と黒褐色の尾がゆらゆらと揺れる。

 

「……兎も角。準備はできた様じゃな」

「はい。ふぅ……楽しみ、です」

 

 彼女の蛇目は、興奮を示すように紅を深め、暗がりの中で瞳孔が開いていた。

 

「……ところでメルヴィン。わらわに裸を見せるのは恥ずかしくないのか?」

「? 全然平気です。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が、今や子供の体ですので」

「ほおー。なるほどのう……」

「なぜ疑わし気なんですか。私、露出狂ではありません。──ああでも、部下(騎士)たちの前で着替えることは()()()()()()よ。いちいち個室に行くのも面倒ですし、()()が裸な程度は誰も気にませんから」

 

(……え? マジで? ()()()で恥ずかしくないのか?)

 

 青年から見れば、その恰好も乳首も、あまりにも性的魅力に溢れている。

 シュオも一瞬驚いたような顔をしたが、指摘することもなかった。

 

「……のうメルヴィン。一つだけ、どうでもいいことを訊くのじゃが」

「? なんでしょう……わ、私の恥ずかしい秘密はもう、全部知られてしまった後なのですが……」

 

 指先どうしを突き合わせて恥じらうメルヴィンは、まるで親に失敗を白状する子供そのものだ。

 

「お主のことを、女として愛してくれる人はおるのか?」

 

 シュオの唐突な問いに、メルヴィンはきょとんとした。

 

「ええ……? そんなこと()()()()()()じゃないですか。この体ですよ、ちんちくりん、幼女、ずんどうボディですよ」

 

 少し自棄になったメルヴィンが手足を大きく広げる。

 ぷっくりと膨れ上がった乳首を見せつけ、恥ずかしいとも思っていない。

 

 確かに彼女は小さく、起伏も単調だ。

 鍛え上げた筋肉の凹凸はあるものの、女性的な肉の豊かさ、あるいは腰のくびれというには乏しい。

 

()()()()()()()()()()()()! 私たちで興奮するわけ、ないじゃないですか……」

「────ま、そうじゃの」

 

 気炎を立ち昇らせ、メルヴィンがシュオに食って掛かる。

 

「くっ、シュオ様は()()()性欲がないからお分かりにならないんですよ! この……もどかしさが……! 私がどれだけ、空回りしてきたかっ!」

「ほほ、すまんすまん。意地悪な質問じゃったな」

 

 シュオが軽く目を伏せて詫びると、ばつが悪いメルヴィンは口を閉ざした。

 

 勢いを削がれ、呟くように口を開く。

 

「……昔は、居ました。この体になってから、サッパリ振られちゃって……。私ももう、独り身の覚悟は決めているんです」

「十年前の、わらわが拾う直前じゃな。その時から、お主には沢山の貸しを作ったままじゃのう」

「うぐ。……返済は、必ず!」

「ん。期待しておるぞ」

 

 そうこうしているうちに、シュオが手を叩いた。

 宴の時間が迫っているのだ。メルヴィンが、息を飲む。

 

「ではそろそろ、彼を呼んでくる」

「お……お願いします」

「お主は隠れるがよい。そこの収納はどうじゃ?」

「私では、ちょっと狭すぎますね……」

 

 今度はシュオの指が、別の方を指す。

 

「ふむ。()()()()()()()()でどうじゃ?」

「ええ、大丈夫だと思います」

 

 メルヴィンが、誰も居ないと思い込みながら、クローゼットに手を掛ける。

 

 ばっ、と開け放たれ────

 

 

「──どうも、メルヴィンさん。邪龍殺しの英雄です」

「……えっ? ああ……はじめまし、ひ、ひさしぶりです? えっ。えっ」

 

 かの英雄が、困惑するメルヴィンの目の前にいた。

 ……()()で。

 

「ア……????」

「……なんで脱いでおるんじゃ?」

「メルヴィンさんのストリップで、テンション上がっちゃって」

「……??? すとりっぷ…………?」

「おっと本格的にバグり始めたな。今こそ作戦ゴリ押しか」

「お主も大概アホじゃな」

 

 全裸の幼女を、全裸の青年が抱きしめる。

 

「!?」

「よいしょー抱っこー」

「!?!?!?」

 

 メルヴィンは目を白黒とさせ、咄嗟に反応できない。

 

「おー、見た目通りがっしりしてる。でも柔らかいところもある、ぷにぷにの、ロリボディ」

「……? 、?」

 

 メルヴィンの裸体と青年の裸体が直接触れあう。

 こりこりとした大粒の乳首が、腹筋を擽る。

 

 メルヴィンはしばし眼前の情報を処理しきれず、両腕で背中を抑えられたまま立ちすくむ。

 徐々に彼女の顔面が赤く染まっていくも、彼女は身震い一つしなかった。

 

 ふと、鱗に覆われた耳が、ぴくり、と震えた。

 

「────ぎゃあああああああああああっ!?!??!?!? 変態だああああああ」

「おまいう。どうどう」

「放してッ! くっ、力強ッ……!?」

 

 突如として、メルヴィンは顔を青年の胸板に押し付けながら絶叫した。

 硬直から抜け出した手足は相当な膂力で青年の肉体を打ち据えるが、彼女を抑えているのはほぼ単独で邪龍を討伐した英雄の肉体(チート適応済み)

 一般人を素手で両断する怪力を振るおうが、傷一つない。

 

「……くっ。あのっ?! シュオさまっ、これは何がどうなっているのですか──」

 

 青年の涼しい顔に、抵抗が無意味なことを悟ったメルヴィンは、まずは自らの上司に助けを求めた。

 振り返った顔も必死そのもので、涙声だ。

 

「ずずず──」

 

 そのころシュオは無言で椅子とティーセットを取り出し、一服していた。

 シュオは呼びかけに答えず、もくもくと茶を味わっている。

 

 メルヴィンは絶望した。

 

「え……なん……騙された……? どうして……」

「もしもしメルヴィンさん、こっち向いてほしいなぁ」

「────……」

 

 錆びついたぎこちなさで、メルヴィンが青年を見上げる。

 やはり、見直しても、どう見ても、全裸でこちら(メルヴィン)を抱きしめていた。

 

「──こっここここんなっだってっ英雄殿がなんでもうイヤッ全裸ですよねこれどうしてシュオさまはへいぜんとして……え……??」

「あっ、また固まった」

「……???」

 

 混乱し、錯乱ののち、再び機能停止するメルヴィン。

 尻尾の先に至るまで完全に停止し、宙を見つめる目がぱちぱちと瞬きをするのみ。

 

「ずずっ……。落ち着けメルヴィン、まずは目の前の事実を冷静に飲み込むのじゃ」

「…………????」

 

 彼女が思案する間、青年は筋肉質な少女の抱き心地を堪能していた。

 どうやら、勃起したチンポが太ももの間に()()()()()()ことにも気づいていないらしい。

 

 全裸が全裸に組み付かれたまま、しばらく経ち。

 

「……すみません、シュオ様。全然わかりません」

「うーん、まだるっこしいし、()()にしちゃっていい?」

「うむ。わらわ()そこで見ておるので好きにせい」

「えっ説明は? 何の話なんですか?」

 

 メルヴィンが不安を顔に滲ませる。

 しらばっくれているわけでもない鈍感さに、青年のチンポがビキビキと震えだす。

 

「──なんとここからは説明不要パートです。よいしょ」

「うわぁっ!!? 急に持ち上げないでくださいっ!?」

 

 メルヴィンが暴れだすのを意にせず、そのまま中央のベッドまで運搬する。

 放り投げられた彼女の背中を、ベッドの弾力が優しく受け止める。

 

「きゃっ……!? な、なにをするつもりですか?」

「ナニってもちろん」

 

 青年は、舌なめずりをしながらメルヴィンの上に跨った。

 メルヴィンに抵抗する隙を与えない、無駄に素早い動きで。

 

 屹立した男根が少女の腹筋で揺れると、ついに少女に一つの()()がよぎる。

 だが、それはあり得ないはずだ。あり得ないと、自分で何度も打ち消してきた、恐ろしい()()

 

 この世の男は、()()()()()()()()()()()()()()()

 

 ──だが。

 

「メルヴィンさんには、()()()()()()()()()()()()()

「…………え」

 

 青年の答えは、彼女の普遍的な想像を超えていた(いつかの妄想の具現だった)

 メルヴィンの喉が震える。

 

「……、待ってください……わ、私の身体で……英雄のあなたが、欲情するわけ、ッ」

「いや勃ってるし。ちなみに拒否権はないけど、一応孕ませていいかどうか聞いていい?」

「はっ、ぅぁ……?? ……き、騎士の業務に差し障りが出るので、引継ぎ準備をしてから、おねがいします……?」

「実質承諾でしょこれ。やったぜ」

「へ……??」

 

 メルヴィンは混乱に陥りながらも、事務的に自らの孕ませ予定(OK)を組んでしまう。

 

「それじゃ今日のところは避妊しますか。シュオもそれでいい?」

「一先ずは良しとしてやろう。引継ぎ程度ならどうにでもしてやれるが、今は流れで丸め込んでしまえ」

「あい合点」

「え!? まってくださ、ちょ、別に承諾はしてないというか……!?」

 

 メルヴィンの腰を組み敷いたまま、青年の指先が両肩を押さえつける。

 

「メルヴィンさん」

「はひっ」

「俺は女児の肉体が大好物、あなたの体つきに興奮する変態です」

「…………、……??? 整理するので……────少し、お待ちを……」

「どうぞ」

 

 組み敷かれたままのメルヴィンが百面相を浮かべる。

 尻の下の尻尾が、困惑のままにベッドのシーツでのたうち回っている。

 

 ふと、メルヴィンは呑気に茶をすすり続けるシュオを、それから青年を見つめた。

 

「……えっ……と。つまり、シュオ様との結婚というのは……ほ、()()()()()()()()()()()()()()()? そういう??」

「そういう。でもシュオは子供を作れない身体なので、生理が来ているというメルヴィンさんに……という」

「……という、ってなんですか!? 世継ぎ(めかけ)じゃないですか!?」

 

 メルヴィンがようやく正解に辿りつき、ある意味で順当なキレを発した。

 茶を片付けたシュオが声をかける。

 

「まあまあ、悪い話ではないと思わんか」

「なっにっがっですか!?」

「まず、こやつの子を孕んだら、貸しはすべて清算してやろう。お主、()()()()()()()、と言うたよな? ──命令じゃ、やれ」

「ぐっ……?!」

 

 メルヴィンが息を詰まらせる。

 青年には分かりかねるが、二人の間にはそれなりに大きな貸しの傾きがあるようだ。

 

「それから(めかけ)と言わずとも、正式に婦人でも問題あるまい。領主、騎士団長、異なる業種の長どうし、さらにわらわ達は似た境遇。市井にも納得のさせようはある」

「むむ……」

「それに、よい輿じゃろう? ()()()()──お主を爪弾きものにした貴族連中を、見返すには」

「……い、いやいやいやっ!? だとしても、この子供の体で妊娠だなんて……!? む、無理ですよ……!?」

 

 徐々に焦りだすメルヴィンをさらに丸め込むように、青年の手が彼女の腹を撫でさすった。

 恥骨周辺の鱗はつるりとして、しかし人肌の温かさも備えている。

 

「んひっ!?」

 

 突然腹を触られ、メルヴィンから跳ねるように声が上がる。

 

「話の途中にジャマしないでくださいっ!」

「おお、小さい身に詰まった腹筋のゴツゴツがたまらん。シュオのお腹とは違う撫で心地だ」

「こういう時は他の女性の話をしないでください! 配慮が無いですよ!」

「へえ、()()()()()()って自覚はあるんだ」

「……ッ!」

 

 赤く染めた頬を隠すように、メルヴィンはベッドのシーツに頭を押し付ける。

 

「それにシュオから聞いたけど、メルヴィンさんは子供つくれるんでしょ?」

「──せ、生理が来ているというだけです……っ」

 

 恥じらいから生じた怒りをメルヴィンが吐き捨てる。

 

(その抵抗感がむしろ、オスの欲情を掻き立てることも分かっていないんだろうな)

 

 何時までたっても()()()()調()()()()()()()()をする強情さに、青年の股間のイライラは限界を迎えようとしていた。

 

「大丈夫、この世界では()()()()()()()()()()()()()()だけだから」

「?? 何の話です──」

「メルヴィンさんも、俺とセックスすれば赤ちゃんを産めるって話」

「っ。……何を根拠に」

「んー。根拠というほどではなんだけど……」

 

 青年が手を後ろに回す。

 ──くちり、と粘質な音が響いた。

 

「だってほら、()()()()()()じゃん」

「ひぅっ──え、あ……れ、いつのまに……」

 

 青年の指先には、てらりと愛液がこびりついている。

 

 メルヴィンは陰部にようやく、陰唇から熱い体液を垂れ流していることに気づいた。

 

 熟れた陰唇を人撫でされた怒りの前に、困惑が先だった。

 ──まだ、触っても、触られてもいないのに。

 

 何時からだろうか?

 少なくとも、青年は太ももに逸物を突っ込んだあたりで気づいていた。

 

「心はさておき、メルヴィンさんの体は孕みたがってる」

「ち、ちが……。ッそう! これは……これは自慰の前だと、()()なるものなのですっ」

「──へえ、そこまで言うなら、見せてもらおうかな」

「え゛?」

「いつもしている、()()()()()()()()()()()()

 

 青年がケダモノの様な笑みを浮かべる。

 組み敷かれた少女は、蛇に睨まれたように硬直し、顔を真っ青にしていた。

 

「あ、あの、すみません。ごめんなさい、ほんとうに勘弁していただけませんか……??」

「──まさか、セックスを覗こうとした人が、本気オナニーごとき見せられないなんて」

「ぐぐっ……!?」

「なわけ、ないよねえ?」

「ひぃ……」

 

 一縷の助けを求める顔はシュオの方を向き。

 

「ふむ。わらわ、自慰のやり方はようわかっておらんからのう。勉強のつもりで見学させてもらうぞ」

「────」

 

 絶望に、叩き落とされた。

 

 


 

 

 接待室の倉庫には、性的な需要を満たすための小道具がいくつも納められている。

 その中なら、普段使いの()()の代わりも見つかるだろう。

 

 しばらくして、顔と全身を茹でダコのように赤くしたメルヴィンがベッドの前に戻ってきた。

 

 三十二の女傑が、今や羞恥に耐えるばかりの子供のようだ。

 ぷるぷると体は震え、恐怖でしっぽは脚に巻きつく。

 

 おずおずと、二種の張型を見せる。

 

「こ……これ……」

「コレとコレが普段使ってるとの同じ道具なのね」

「はい、だ、だいたい同じです……。は、はずかしぃぃ……!」

「ふーむ、どちらも凶悪なナリじゃのう」

「うう、恩人二人に見られると思うと、ホントにっ……!」

 

 メルヴィンは羞恥で跳ね、飛び込んだベッドの上で蹲った。

 

 青年はせっかくなのでその背を観察する。

 

「ほおー、これはまた綺麗ですな」

 

 背筋には黒褐色の鱗が連なって生え、蛇が人の弱点を補っているようだ。

 

 結われた銀髪が丸まった背中の上で震えて踊り、彼女の肌をさらりと撫でる。

 その背中の鍛え上げられた筋肉が健康的な凹凸を作り、こちらにも傷跡が幾重にも重なっている。

 

 その努力と逞しさが詰まった小さな背に、ぽんと青年の手が置かれる。

 びくりと、ベッドの上で丸くなったメルヴィンが飛び跳ねた。

 

「ひゃ゜っ……」

「じゃ、始めてくれるかな。普段はどんな感じでやってるの?」

「ぁはいっ、まずは、こ、こちらの……男性器状のものを……」

 

 混乱のるつぼの中で、素直に行為のやり方を説明し始めるメルヴィン。

 彼女の手にある一本の張型は、まさに一般的な男性器そのものを模したディルドだ。

 

「ず、ずぼずぼします……ッ♡」

「じゃ、説明しながらやってみて」

「…………──ッ──」

 

 メルヴィンは一度動きを止めるも、文句も言わず、棒状の取っ手を掴みなおす。

 男性器そのものの張型を、湿った股間にあてがった。

 

 その太さは、青年の勃起時に近い。

 カリを張った造形が、小さな穴に被さる。

 

「……──ッ……」

 

 ちろりと、困惑を含む目線を二人に上げる。

 

 二人とも、興味深そうに、ただじっと見つめるばかり。

 メルヴィンは仕方なく、取っ手を握る手に力を込めた。

 

「濡れるまで先端を、にちにちと擦り……あっ、そうかもう……そ、そしたら座ったまま挿入します……ンっ♡」

 

 股を開いて座るメルヴィンの膣口が、速やかに張型の先端を飲み込んでいく。

 少女というにはややくたびれた造形の陰唇が、サイズの合っていなさそうなソレに合わせて柔軟に押し拡がると、()()()()とした肉芽が押し出され、姿を見せる。

 

「おっと、メルヴィンさん。コッチ(クリトリス)も膨らんでるねぇ。普段からオナニーばっかやってそう」

「……? な、なんでしょうか。()()()()()()()()()()()()()()()()()が、その、興奮、はしちゃってます……♡?」

「うん、なるほど。ごめん。気にしないで」

「? っはい……ッ♡ そ、それでは、動かします……」

 

 メルヴィンは、ゆっくりと膣奥に張型を突き入れた。

 快楽に没頭しているようで、口を半開きにしていることにも気づかない。

 

「あっ……あぁぁ♡、んん…………♡♡」

 

 メルヴィンの口から可愛らしい嬌声が流れる。

 

「んっ、はっ♡…………っ、──あんっ♡」

 

 そのまま、じっくりとした抜き差しを繰り返す。

 張型のカリが、膣奥をごりごりと削り、抜き取るたび竿の凸凹が膣口を泡立てる。

 突き入れに合わせて陰唇はぎゅうと縮こまる。

 

 そうして、メルヴィンはしばらく一定のペースで自慰をしていた、が。

 

「ふーっ……! …………っ♡…………」

 

 段々、二人に見られながら自慰をしていることに頭が追い付いてきたのか。

 メルヴィンは歯を噛み締め、四肢に力を入れて快楽に耐え、必死に絶頂を我慢していた。

 

 そうはいっても、二人の視線が手を止めることを許してはくれない。

 休憩もなく手を動かし続けていたが、徐々にメルヴィンの動きは緩慢になってきていた。

 

「──のう、メルヴィン」

「っ! ……」

 

 ここまで口を閉じていたシュオが、メルヴィンに冷ややかな視線をぶつける。

 

「それが、()()()()()()()、のう?」

「──あぅ……」

 

 恐怖と羞恥から、メルヴィンの手が止まってしまう。

 すると、彼女の蛇目から、ぽろぽろと涙がこぼれ始めた。

 

 それを見た青年が、ベッドの上に乗りこむ。

 これ以上は彼女の羞恥心の限界の可能性がある。()()のが目的でもないので、ほどほどに()()()ことにしたのだ。

 

「ぁ……、あ、の……うまくできなくて、ごめんなさ──」

 

 片手で膝を抱えた姿勢で涙が止まらないメルヴィンの隣に、全裸の青年が座る。

 茫然としたメルヴィンの肩に手を置き、もう片方の手は彼女の細い指ごと張型の取っ手を掴む。

 

「大丈夫。本気でやるお手伝いをしてあげるね」

「あぇ??? あり、がとうございます??」

「さっきは、このくらいのペースだったけど──」

「ひぐっ♡!?」

 

 メルヴィンの手を導くように、青年の手が動き、その内側で握りしめられた張型がにゅぷにゅぷと抽挿を再開する。

 

「普段通りなら、ずっとこのままってこともないでしょ。どうしてるの?」

「ああっ、ぁあッ♡ も……もっと、浅くっ♡ 速くっ♡」

「よーし」

「あぁぁぁ~~~~────ッ♡♡」

 

 青年のガイドに導かれながら、メルヴィンの手が加速する。

 じゅっぽじゅっぽと、激しい音を掻き立てながらメルヴィンの膣口が耕されていく。

 膣壁が激しく痙攣し、肉ヒダは門の役割を放棄し、叩きつけられる張型に合わせて波打つ。

 

 徐々にメルヴィンの手に力が籠っていき、青年の導きを離れて加速する。

 青年が手を放すと、メルヴィン独りの動きで、手慣れた様子で絶頂へと駆け上がっていく。

 

「ぁあ、んんん~~──……ひっ♡ ぅぅぅ~~……♡♡♡」

 

 メルヴィンが更に背を深く折り曲げて、嬌声のロングブレスを奏でる。

 股からはぶし、ぶし、と間断的に潮を吹き、口からは掠れた息が漏れる。

 

 肉体を鍛え上げた、生真面目な騎士団長。

 その幼い体で、メルヴィンは盛大に絶頂していた。

 

「はっ……♡ あ、ああぁ……♡」

 

 

 それを間近に見ていたシュオと青年は、ごくりと唾を飲む。

 

「はぁ……♡」

「お疲れ。結構いいイキ方だったね」

「あ、ありがとうございます♡ それじゃあ、()()()()()♡」

「なぬっ!?」

「おっと」

 

 メルヴィンの手が、再び蠢きだす。

 

 絶頂に間髪入れず、ディルドが膣を耕す。

 驚愕のシュオを置き去りにして、抽挿の周期は先ほどよりも短く、激しくなっていく。

 

「ううぁっ♡ あっ、はぁんっ♡」

「絶頂で、終わりではないのか」

「ぁ♡、あああぁ♡ んあああぁぁ~~~──♡♡」

「イ、イった直後に。あのように角度を変えながら休むことなく……ごくっ♡」

「なるほど、相当なスケベという話は本当みたいだな」

 

 メルヴィンは膝を痙攣させながら自慰に没頭している。

 青年は、銀色に艶めく後頭部を撫でながら話しかけた。

 

「──メルヴィンさん、ちょっと要望なんだけど」

「ぁぁ♡、はい、なん、ぁぁっ♡ きい、てます、はぁっ」

 

 手を動かすことを止めないまま、メルヴィンは顔を上げて青年の顔を見つめる。

 その表情からは快楽が漏れだしていたが、自らが()()()ことにも慣れているのだろう。

 

 普段通りの自慰の最中でも、メルヴィンはきちんと呼びかけに対応している。

 彼女の健気さに感激した青年は、手で頭を掴み、耳元でささやいた。

 

「んひぁ……♡」

「絶頂するとき、『イク』って言える?」

「ぁあぁあっ♡ はひぃ♡ いま、あっ、イっく~~~~♡♡」

 

 先ほどよりも激しく、メルヴィンの膣が痙攣する。

 

「──ふぁッ♡♡! はぃ、ひぃ、ぁぁあ♡」

 

 それでも止まらず、メルヴィンは自分の股から生える玩具でしごき続ける。

 

 遠巻きに見つめるシュオは想像を超える痴態にやや引いていた。

 

「イくっ♡!! あぁあぁんっ♡ またっイッ! ♡、イキましたぁ♡ すみま、もう、イッグ♡♡!?」

 

 連続で二度、三度と絶頂を重ねながらも、メルヴィンの手の動きは止まらなかった。

 もはや目は何処を見ているのかも定かではなくなり、ぐったりと青年の体にもたれながら、それでも自らを絶頂に次ぐ絶頂に追い込んでいく。

 

 やがて、幾度の絶頂の果て、脚は体を支える役目を放棄した。

 力なく、だらりとベッドに伸びる。

 死んだ虫のように、ときおりピクピクと反射反応を示している。

 

「ぁぁ……い、く♡ はぅ、はっ……はっ……♡ ……♡」

 

 そして、メルヴィンの手で一際力強く張型が押し込まれた後、濡れた取っ手がすっぽ抜ける。

 彼女の体力が途切れるまで、その身が重ねた絶頂は四か、それ以上か。

 

「はぁ……♡ はぁ……」

「す、すごかったのう……!? コレが()()()()というのか……」

「開発度合いは今のシュオの一段上だったね」

「嬉しくも悲しくもないぞ……」

 

 青年がメルヴィンの股を観察してみると、張型の周囲の陰唇がぎゅう、ときつく締まっている。

 どうやら力の抜けたメルヴィンでは奥に挿さったままの張型を引き抜けなくなっているようだ。

 

 メルヴィンはそれでも張型を手に取ろうとしていたが、膣の筋肉はやや硬い素材をがっちりと保持している。

 

「ぁ……♡ ん……、はぁ……♡、……」

 

 かりかりと、汗ばんだメルヴィンの手がひっかく。

 その指先で叩く、軽やかなリズムが、膣を埋める材質を伝うことでまた別の快感を引き出しているらしく、メルヴィンの目が()()()と瞼を閉じかける。

 

 ──さりげなく、青年が張型の取っ手を握りしめる。

 

 メルヴィンの意識が落ちかけ、膣の締め付けが弱まった瞬間。

 ──青年は、張型で()()()()()抽挿し始めた。

 

 張型が、メルヴィンの膣肉を掻き出す。

 

「気付けに一発」

「────~~~~♡♡!?!? うわぅ♡ ぁあっ♡♡!? か、ぅうう~~~♡!?」

「起きた? いつも、普段通りなら気絶するまでやってる?」

「はぐぁ♡ あぁ、はぅ♡」

 

 気絶寸前からたたき起こされたメルヴィンは、歯をがちがちとかち鳴らして絶頂に耐え、縋る様に足元のシーツを握りしめる。

 ぎゅっ、と小さなシワを二つ作り、必死の形相で嬌声をひねり出している。

 

 そのまま、青年はゆっくりと、メルヴィンの膣を捩じりながら掘っていく。

 

「ぁぁぁあああぁ~~~~────♡♡♡♡ こんなのっ、ぜんぜんっ()()じゃないっ♡」

「喋れる? で、いつも気絶してる? あとイクって言え」

「いく、いく♡イきました、いつもっ♡ 気絶するまでイってますぅ♡」

「よーしよし。じゃあご褒美にイかせてあげるね」

「ありがとうございますぅ♡ ぁあっ、だめ、いまだめっ♡ ゆっくりなのだめぇ♡」

 

 いやいやと顔を振りながら、体は反抗心を失い、従順に青年の愛撫を受け入れる。

 緩慢な動きが、激しい連続絶頂の後のメルヴィンの心を溶かしていく。

 

「イ……────、く……♡」

「それから、今度からは()()も普段のメルヴィンさんのオナニーに付け加えてね」

「へっ……? はっ……♡ で、でも気絶した後に、どうやって……?」

「それはもちろん、俺のところに来ればいいでしょ。──今日から、俺が居るところで自慰するようにね」

「へぁ……♡!?」

 

 突然の命令に、メルヴィンの心が反発する。

 だが、側にいるシュオも、力を込めた視線でメルヴィンに寄越していた。

 

 わざとらしい大声で、青年が嘆く。

 

「しないんですかぁ? あー、ならもう()()、二度と手伝ってあげれないなあ」

「ッ♡!? ──ぁ……」

 

 張型からも手を放し、ぴったりと密着していた彼女の背からも離れた。

 メルヴィンは思わず寂しそうな声を上げ、そうした自分自身に呆気にとられる。

 

「……どうする?」

「ッ……わ、わかりました♡ ──二度と、英雄様がいないところで自慰を、しません♡」

 

 謝罪とともにメルヴィンは瞬きの様な速さで姿勢を直し、三つ指をついて土下座する。

 貴族の路を絶たれた後、自らのために必死に築きあげた身体能力を、『青年に愛撫されたい』という下劣な理由で発揮していた。

 

 ぴしりと完全に左右対称に整った美体で、誠心誠意の媚びと誓いを捧げている。

 尻尾も降伏を示すように力なく垂れ、その下の秘肉に突き刺さるディルドは彼女に快楽を送り続けている。

 

「でも今日は俺と同じ部屋にいるから、自由にやって良いからね」

「は、はい……♡ ありがとうございます、英雄さん……♡」

「それじゃ、()はあと一回だけイって終わりにしよう」

「わかり、ました。……お願いします♡」

 

 今度はベッドの上でメルヴィンが仰向けになる。

 彼女の脚の間に青年が挟まり、その腹を支えに、張型を激しく抜き差しする。

 

「はっ♡ ぁあああ♡ ぁあッ♡ はっ♡ はう♡」

 

 じゅくじゅくと、激しい水音に合わせて彼女が喘ぐ。

 

「はぁ♡ ああぁぅ、ぐっ♡ おああぁぁあぁ♡♡ い、いきそう♡♡」

「まだイかないで。耐えて……」

「むり♡ いく、いきます♡」

「駄目。一人で勝手に気持ちよくならないで。──俺の許可なくオナニーするな」

「ひぅ♡ じゃあ♡ てっ、とめ♡ ああぁ……♡!」

 

 それでも青年は手の動きを止めず、張型は彼女の膣を掘り抜く。

 彼女の瞼がぴくぴくと震え、酸素を求める胸はひっきりなしに上下する。

 

 メルヴィンの手が、懇願するようにぎゅう、と握りしめられる。

 

「いくっ♡ いか、せて♡ えいゆうさま♡」

「まだ……まだ……」

「おねがい♡ ゆるして……わたし、もう♡♡」

 

 ぐじゅぐじゅと更に水気を増しながらも、健気な少女の膣はいまだに絶頂を堪えていた。

 ──堪えられるように、青年は()()に膣にへの圧を減らし、彼女が力を籠めやすいように腹を上から抑えていた。

 

「いくっ♡ イ、イきたい♡ おねがいっ♡」

「じゃあ、結婚してくれる?」

「けっこん♡ します、だからぁ♡ い、イかせてッ♡」

「わあ、ありがとうメルヴィンさん。もうイっていいからね」

「はいっ♡ イきます♡ イかせて────♡」

 

 青年は肩を立て、更に激しく、彼女の膣を耕し始める。

 

 するりと、細長い尾が青年の足首に絡まる。

 

「ァぁああ♡ イく、イきます、ふっ♡ うぅんっ♡!?!? ──ッ♡」

 

 直ぐに、彼女がくの字に折れ曲がった。

 

 びん、と伸びた脚が青年の肩を蹴るようにつっかえ、可動域限界まで腰を丸める。

 青年の目の前で、彼女の顔はちかちかと目の奥に火花を散らし、さんざん焦らされた快楽に耐えきれていない。

 

 ギリギリと噛み締められた歯と、ぎちぎちに締め付ける膣。

 

「──♡ ぎッ♡────、──♡」

 

 小さな体は、大きすぎる快楽を必死に受け止めていた。

 

 しばらく彼女の絶頂を眺めていると、ふっ……と力が抜け、背中から倒れ込む。

 

「──っは、は────っ♡ ……ぅ、っは、はっ、はっ、♡──」

 

 手足を力なく震わせ、アヘ顔とイキ潮をまき散らしたメルヴィンの膣から、ごぽり、と粘質な響きとともに張型が抜ける。

 呼吸するようにヒクつく膣口から、白濁とした本気汁が流れ、シーツを汚した。

 

「うぁ……♡ お、あ──……♡」

「メルヴィンさんお疲れ。ところで」

「う……♡?」

 

 青年が彼女の頭を撫で、額に張り付く髪を退かしながら、その手に()()を握らせる。

 

「そ、れは……♡」

「それじゃ、今度は()()()()()()使ってみてよ」

「は……はい……」

「休憩はしなくていい?」

「へ、平気です。──あ、貴方が見ているうちに、できるだけオナニー、させてください♡」

 

 メルヴィンが握る()()は、黒光りする鞭、といった趣だろうか。

 全体が柔らかい素材でできていて、細長い。

 丸みのついた先端は彼女の指程度の細さでありながら、全体は青年の腕ほどの長さ。

 徐々に太くなり、反対側の土台にはがっしりと大きな吸盤が備わっている。

 

「……まずはこれがどういう道具なのか、シュオに話しておいてあげれる? 風呂場整えてくるわ」

「う……♡ わ、わかりました」

 

 そういうと青年はシャワー室に立ち入り、後にはメルヴィンとシュオの二人が残される。

 シュオの興奮を宿した目にどきりとしつつ、手早くメルヴィンが説明を始める。

 

「こ、これは……お尻にいれる、道具です」

「ほう、尻穴とな」

「はい……♡」

 

 シュオが興味深そうに、張型(それ)──アナルディルドを観察する。

 

「尻穴はまだ、まったくの未経験じゃからのう。正直、嫌悪感もなくはないのじゃが……」

「あれ、シュオ様ってお尻から()()()()はないですよね?」

「……不快感よりも不安が近いかのう。この三百年、尻から()()を出す経験をしておらんのでな」

 

 シュオが自らの尻を摩る。肉体年齢相応の貧相な尻肉が、彼女の手の動きに合わせて形を変える。

 

「ヒトの体で、そんなことをして大丈夫なのか……??」

「さすがにその不安はちょっと、わかりかねる話ですね。この肉体はちゃんと食べた分を出すので」

 

 鍛え上げた尻肉は、メルヴィン自身の指先で触れても形を保ち、硬さを感じさせる。

 

「ふむ……どうなのやら」

「でも、大丈夫ですよ! お尻の奥の方をほじほじ~ってすると、すごく気持ちいいです!」

「お、おう」

 

 前のめりにメルヴィンがシュオの手を取り、指で作った輪に相手の指を通す下品なジェスチャーを示す。

 シュオは、騎士団長の尻穴開発にかける意欲に、若干引いていた。

 

「ただ準備も後始末も大変なので、水道は必須です。……あと、やり方をちゃんと調べないと……痛い目に合います」

「ふーむ、色々と面倒じゃな」

 

 そうしていると、シャワー室から青年の声が響く。

 

「おーい、準備できたから来てくれー」

「ッ♡……で、では……♡」

「……ただ、お主をそこまで乗り気にさせる()()も……悪くは、無いのじゃろうな?」

「……それは、もう♡」

「……っ」

 

 一人は興味から、もう一人は期待から。

 少女の様な成人の喉が、ごくりと共鳴した。

 

 


 

 

 湯気の立ち込める、シャワー室。

 メルヴィンと青年は、既に全裸だ。

 

「むぅ……肌に、服が張り付くのう」

 

 シュオもこの場では二人に合わせて脱衣しようとしたが、青年が『待った』を掛けたため、一人だけ着衣での見学である。

 

「────」

「────ごくっ……」

 

 全裸の二人が、向かい合う。

 

 脱衣所で、メルヴィンは髪留めを外していた。

 根元から結っていたメルヴィンの銀髪は、解かれるとわずかなウェーブを描く。

 

「……っ……」

 

 彼女は熱気と興奮で顔を赤らめ、青年のチンポをちらちらと見ている。

 

 その視線に更にチンポを硬くしながら、青年は液体の詰まったシリンジ(浣腸器具)と瓶を手渡した。

 

「はいこれ洗浄剤と潤滑剤。普段はどうか知らないけど、今回は未経験者(シュオ)に丁寧に見せてあげて」

「ど、どうも……」

「それにしても髪を解くとだいぶ新鮮だね。結ってたのも凛々しくて好きだけど──」

 

 青年がメルヴィンを見下ろす。

 髪を解いたことで男前な印象は薄れ、鍛えられた肉体を銀色のカーテンが遮り、柔らかな印象が増している。

 首や胴に点在する鱗肌や、肌を包む熱気で赤く浮く傷跡も、アクセントとしてその魅力を引きだしている。

 頬を隠す横髪をふんだんに蓄え、間から覗く照れ顔をもじもじとさせる姿は、十一歳の少女そのものにしか見えなかった。

 

「髪長いね。こっちの髪型のほうが、俺は可愛くて好きかも」

「っ♡ 女性に、気軽に可愛いと、好きとか。英雄さんってやっぱり、デリカシーないですよね」

「そりゃ子供を抱けちゃうカスの大人だからなあ。あ、これから俺と会うときはそれでよろしく」

「ふん……。考えて、おきます」

「照れてるのも、髪が綺麗なのも可愛いよメルヴィンさん」

「っ、気を逸らさないでください! ……ともかくっ」

 

 メルヴィンが肩幅に脚を開き、シリンジの先端を肛門にあてがう。

 

「──は、はじめま……す♡」

 

 ちんちくりんとした女児が、大人の前腕なみの器具をケツに構える姿は、やや冗談じみていた。

 

「まずは、お尻を洗います……っ」

 

 だが、今から始まるのは紛れもなく。

 三十路で性を拗らせた()のオナニーだ。

 

 慣れた手さばきで、ゆっくりと洗浄剤を肛門に注入していく。

 青年が事前にシリンジを温めておいたので、メルヴィンは心地よく作業を行えていた。

 

 知識の薄いシュオのために、解説も欠かさない。

 

「こっ♡ これを複数回に分けて、段階的に洗腸します……うっ……」

「お、おお……。見る見るうちに中身が入っていくぞ。大丈夫なのか、メルヴィン」

 

 シュオが不安げに彼女の腹を見つめる。

 メルヴィンは息を切らせながらも止まることなく、一定量を注入した。

 

「うぅ♡、ふぅっ、五分のいち、ですっ……普段は、五回、ふーっ、します。……洗浄剤は、すぐには、出しません」

「どれくらいお腹に溜めるの?」

「わた、しは……毎回五分ぐらい、です……み、見た目より、ずっと苦しくて……辛くて……我慢した分、気持ちよいので……♡」

「ふーん、じゃあその間ちょっと暇だな……」

 

 よし、と青年が立ち上がり、男性器を全裸のメルヴィンに突き付けた。

 

「メルヴィンにはオナニーを見せてもらってるし。俺のも見ていっていいよ」

「ええっ!? い、いえ、べつに構わないですっ」

「じゃあ、シュオは見る?」

 

 今度は男性器がシュオに突き付けられる。

 湯気でしっとりと張り付く衣服は、むしろ煽情的に幼女の肉体を縁取っている。

 

「あ……──」

 

 メルヴィンの視界からソレが消え、寂しげな声が漏れたことに、本人だけが気づかなかった。

 

「う、む……。わらわも、お主の自慰というものは、確かに見たことが無いな。非常に興味がある。ぜひ、頼む……♡」

「よしきた」

「ッ……。……──わ、わたしもっ!」

 

 突然、声を出したため、メルヴィンは声が裏返っていた。

 

 青年が再び振り返る。

 彼女の視線は、もう揺れる男性器にくぎ付けになっていた。

 

「どうしたの」

「わたしも……英雄さんのオナニ―、みたいです……」

「えー、どうしよっかな。もっと可愛くおねだりしてみて!」

「か、かわい……!? ──じゃあ、こう、ですか?」

 

 メルヴィンは自分の長い髪を両サイドでつかみ、それぞれ束に纏める。

 そのまま、髪束ごと側頭部に拳を当てた。

 

 青年が、額に手をあて、くらりと天を仰ぐ。

 

「──手ツインテ──!」

「英雄さん、おねがいし……お、おねがいっ。お、()()()()()()()()()、見せてください……っ!」

「しかも淫語……! 百点! あざとい!」

「あ、ありがとうございます? 英雄さんは子供がお好きなようなので、子供らしくなってみました……。あはは、おおおお思いつきだったけどコレ凄くはははははずかし……!」

「いや、マジで可愛かった。……その証拠に、はいコレ」

「──ひぃぅっ!?」

 

 メルヴィンのなだらかな胸元に、青年の屹立した男性器が押し付けられる。

 彼女の喉から可愛らしい悲鳴が上がり、跳びのきながら背を跳ねさせた。

 

「う゛……っ」

 

 すると、直ぐに顔色を悪くして屈みだした。

 

「い、いまびっくりさせるのは……! う、揺れたから、もうっ……!」

「あ、やべ」

「うおおお今なのか?! わらわはどうすればいいのじゃ、服は汚れんよな!?」

「まあ落ち着いて、シュオ」

 

 青年がメルヴィンの背中をゆっくり摩る。

 

「──多少の悪いことは、俺というか俺の特典(ご都合主義)がどうにかするから!」

「ソレ、信じて大丈夫なんじゃろうな!?」

 

 


 

 

 なんやかんやで。

 

「──じゃ、片付けもひと段落したし。改めてシコらせていただきます」

「ごくっ……♡」

「よ、よろしくお願い、くぅっ、♡」

 

 結局服を着たままのシュオと、二杯目を腸に溜め直したメルヴィンが、青年の勃起チンポを眺めている。

 身長はわずかにメルヴィンの方が高いものの二人の背に大差はない。

 全員が立ち上がれば、青年の腰をわずかに見下ろすことができる。

 

「まあ俺のやり方は普通も普通のやつ、なるべく健康と持続性に配慮したやり方だな。まずは硬くなるまで待つ」

「もう……硬い……ですよね?」

「そしたら次は濡らすんだけど……ちょうどいいや、シュオちょっとこっち寄って」

「……不吉な予感がするのじゃが」

 

 そう言いながらも、シュオは素直に青年の前に立つ。

 青年は素早くしゃがむと、シュオの着物のスリットから脚の間に腕を突っ込んだ。

 

「んんぉっ♡!?」

「ひえっ!?」

 

 突然の行動にシュオは嬌声をあげ、メルヴィンは括約筋を必死に引き締める。

 

 青年は性器を直接確認することもなく、直ぐに腕を引き抜くと、その指先はべっとりと愛液をからめとっていた。

 

「くっ……♡」

「じゃ、この嫁の愛液を亀頭にまぶしていきます」

「ふっ♡ ぬ、濡れておらんかったらどうするのじゃ」

メスガキ(シュオ)の臭いが服越しに漂ってたのでだいじょーぶ。ちなみにソロのときはローションや自前の分泌液を使う」

「な、なるほど……」

 

 慣れた手つきで、硬直した先端から竿全体に粘液を纏った手を這わせる。

 そうして青年の屹立した逸物が、シュオの愛液によっててらてらと光る。

 

「──準備が出来たら、手の平で竿や亀頭やらを擦るだけ」

「ごくりっ……」

「あとは言葉で説明するより、やってるところ見てもらおうかな」

 

 青年の手のひらが、慣れ親しんだやり方で竿をしごく。

 手の動きに合わせてびくびくと震える陰茎に、二人の視線は釘付けだった。

 

「お、おお……なるほど、口でスるときと同じ場所を……」

「おっきい……」

「……ッ」

 

 合法ロリふたり分の視姦。

 彼女たちの眼は、至近距離で男性器を見つめ、情欲の灯をともしている。 

 二人の吐息が青年の敏感なところにぶつかり、腰が砕けそうになる。

 

 青年は早くヌきたい衝動にかられたが、グッと我慢して、彼女たちに見せつけるように自らの快感ポイントを巡っていく。

 

「ふっ、ふっ……。男も、乳首やらケツやらで感じれるらしいけど。できれば、チンポだけに集中したいんだよね」

「……♡」

「そうした方が勃起の質が良くなる……気がする。あと単純に気持ちよさはこれで十分だしな」

「あの。英雄さんは、普段どのくらいの頻度でオナニーしてるんですか?」

「ん? ここ何年かオナ禁してた、ぶり……?」

「ほお、意外といえば意外じゃのう」

「ええっ!?!? ……つ、辛くないんですか?」

「まあ毎日シュオをコキ使ってるので」

「ええっ……──」

「……おい。二人とも、こっちを見るでない」

「ぅ、すみません……。でも、あのシュオ様が……」

 

 メルヴィンの視線が、赤黒く腫れた男性器と、手淫をじっと見つめる。

 その表面は、シュオの膣分泌液が光沢で覆われているのだ。

 先ほど彼に手を突っ込まれた、彼女の股座に視線をぶつける。

 

「……このおちんちんで、ヒィヒィ言わされてる、んですよね……♡」

「……ッ♡」

 

 メルヴィンの失礼な感想は主に事実なので、シュオは顔を赤くして黙ることしかできなかった。

 

「──ふぅ……。ふッ……ふっ……」

 

 やがて、青年の声が荒くなる。

 目は血走って二人の幼女(合法ロリ)の体を行き来し、手コキのスピードが上がる。

 いまにもはち切れそうな射精感で、亀頭はびくんと震える。

 

「っ♡ そんな目で、私たちを……見るんですね、英雄さん……♡」

「……これは、なかなか佳いものを見たのう♡」

 

 ふと、ぴたりと青年が手を止めた。

 

「? ど、どうかしちゃいましたか?」

「いや……せっかくなら、メルヴィンさん、()()()()()

「ひょぇ……っ!?」

 

 そのまま、青年はメルヴィンの前に一歩近づいた。

 

「膝ついてしゃがんで、顔を上に」

「は、はいっ?? ……あ、これ……♡」

 

 言われるがまま、青年の腰より、メルヴィンの鼻先の方が低くなる。

 射精寸前の男性器が、上を向いたメルヴィンの口の上に翳される。

 

「間近で見ると、もっとおっきい……」

「口開けて。もっと大きく。……そう、そんな感じで、舌は前に突き出して」

「こ、ほうれふか? あー……」

「口にちゃんと注ぐから、見たかったら目は開けてもいいよ。顎の下に手のひらで器を作って」

「はひ♡ あ──ん……♡」

 

 メルヴィンの下品な顔射待ち顔をオカズに、青年の手淫が再開する。

 

 小学生同然の美少女が舌を伸ばし、逸物を迎えている。

 彼女の視線は、まっすぐ自分を、自分のチンポを見つめ、その興奮を示す吐息が至近距離で浴びている。

 

 あまりに、淫靡な光景だった。

 

「ふっ、ふっ! 直ぐに、出る……!」

「♡、えぁ────……」

 

 既に射精寸前だった男根が、ぶるりと震える。

 それを目の当たりにしながらも、メルヴィンは怯まずに顎を大きく開き続ける。

 

 顔射ザーメン待ち幼女に、我慢を投げ捨てる。 

 

「ぐっ……!」

「!! っ……ぅあぁ──……♡」

 

 どぷ、と放たれた白い初流が、まっすぐメルヴィンの舌に注がれる。

 次いで零れ落ちるような粘液は、彼女の口内を埋め尽くすように注がれていく。

 

 メルヴィンは溜め込んだ精液の味に眉を顰めるも、直ぐに飲み込まずに舌の上で味わっているようだ。

 

「……!」

「おぅ♡、んっ♡──……♡」

 

 最後に青年は手淫を強めて、尿道から零れ落ちる精液でメルヴィンの下あごをいたずらに濡らしていく。

 彼女の銀髪よりずっと不純な白濁で、彼女の美貌を汚す快感に脳がしびれていく。

 

「……ふぅ、久々にシコったけどオカズが良すぎて満足度めっちゃたけえわ……」

「んんっ♡ ほへ、あぅああんぁー?」

「あーごめん何言ってるか分からん。吐きたいなら出してもいいよ」

「ん。──んくっ、ッ♡……くっ、んぐっ!」

 

 だがメルヴィンはつっかえながらも、口中の精液を飲み干した。

 

「ご、っくん……♡」

「えっろ」

「ぷはっ♡ はぁっ」

 

 酸素を求めて、口を大きく開く。

 彼女の舌が空気をかき混ぜ、飲精の後味を引き立てる。

 

「んっ、はーっ、うっ♡ すっごい、ニオイ……です」

「慣れないうちに無理はするものではないぞ? ほれ、水じゃ」

「ありがとうございます。……」

 

 メルヴィンが口をゆすぎ、排水溝に吐き捨てた。

 

「なんというか……美味しくないですね、普通に」

「所詮体液だからなあ」

「しかしまあ……その。()()()()をして、私に吐き出した精液は……」

 

 メルヴィンが、自分の喉を手で摩る。

 まだ粘液の強さで、こびりついているのだろうか。

 

「……なかなか、愉しい味では、ありました」

 

 目にハートマークを浮かべたメルヴィンが、青年に微笑みを向ける。

 

「提案してよかった。また見たくなったらいつでも、ね」

「……は、い…………♡」

 

 もう、メルヴィンは顔を伏せることもなかった。

 自分なりの愉しみ方を見つけた彼女は、肛門を圧迫する排泄欲に耐えながら、花開く淫蕩な表情を浮かべていた。

 

 


 

 

 その後、肛門の準備が無事に整った。

 

「──これで、洗腸は終わりです」

「ふーむ、最後の方は完全に透明じゃったのう」

「というかまあ、透明になるまでやった方がいいからねえ」

 

 メルヴィンはU字状の椅子に跨り、脚を大きく開いて、尻を割り開く。

 

「えっと……いつもやってるんですけど、お尻の穴を直接触って、具合を確かめておきます。伸び具合とかも、コンディション次第ですから……ッ」

 

 メルヴィンの細く、武器の握りダコのついた指先が肛門をなぞる。

 にっ、にっ、と動くたび、少女的な顔に色気が混じる。

 

「こ……この時、爪がコツコツと当たるなら、短く、整えます。っ……」

 

 シワの一つ一つを確かめるように、それでいて傷をつけないよう、脆いところを探るように、繊細に触診していく。

 

「ん……。確認したら、片手に潤滑剤を拡げます……」

 

 ぼと、と潤滑剤を取り、そのまま手を握りしめてにちゃにちゃとこね拡げる。

 太ももで液体を延ばし、メルヴィンの右手が艶めく。

 

「これでまずは、直接お尻の穴をほじっていきます」

「も、もうするのか。いきなりなのか。わらわ、まだちょっと心の準備が」

「慣れない間は薄手の手袋とか使うのもアリ?」

「そうですね、そちらの方が安全だと思います。……ところで英雄さんはどちらで()()()()()知識を……?」

「昔通ってた風俗!」

「ああ……」

 

 

 気を取り直して、メルヴィンが指先を肛門に突きつける。

 

「わくわく」

「ごくりっ……!」

「……いきます……♡」

 

 青年にまじまじと、シュオにおっかなびっくりと見つめられたメルヴィンは、努めて意識を自分の不浄の穴に集中する。

 

「い、きなりディルドもいいですが……ちゃんと、慣らしてからのほうが、安、心ッ♡」

 

 指先が、ずぷりと沈む。

 関節の凹凸が門を通り過ぎるたび、メルヴィンの言葉が途切れていく。

 

「はぁっ♡ 個人差があるかっ、もしれま……せんが……♡ はぁ、私は、入口のすぐ裏をなぞるのが、いイっ♡!?」

「ほ、ほお……。勉強になるのお……」

「うう、ううううう゛~~~~♡♡」

 

 遂に人語を投げ捨てたメルヴィンが、壮絶なアヘ顔を晒しながら一心不乱にケツ穴を穿(ほじく)る。

 ぬぽぬぽと間抜けな音で、尻穴と指の節がリズムを奏でる。

 

 快感を受けて全身がかくかくと震え、美しい銀髪がぎらぎらと揺らめく。

 

「ふぅ♡ ふっ♡」

「メルヴィンさん、アナニーどう? きもちいい?」

「っ♡♡ はいっ♡ おしり、きもちいいです♡ いくっ、いきますっ♡」

 

 肛門絶頂に向けてメルヴィンの手が加速する。

 品性と愛嬌ある顔は、もはや歯を食いしばってケツイキに耐え、肥大化した乳首は手の動きに合わせてぶるぶると揺れる。

 小さな体で、必死に爆発を抑え込む。

 椅子の凹みに、液体がぼたぼたと垂れる。

 

「……ぐっ、ぅううう♡♡」

「!?」

 

 突如、メルヴィンが尻を振り上げる。

 後ろに倒れ込み、片手と両脚でブリッジの体勢で、もう片手は尻穴に指を掛けている。

 

「イ、くゥ〜〜っ♡♡」

 

 尻穴を二人に見せつける格好で、メルヴィンが柔軟な尻穴を真下に引き伸ばした。

 

「いっ……♡、う、くぁッ……♡♡」

「おお、見てよシュオ、絶頂してるのに手で穴を拡げてるからパクパクしてるよ」

「う、見てる、見ておるから」

「うっ、ああッ♡……ああっ、はぁ♡……」

 

 アナルでイッたメルヴィンの肛門に突き刺さる指や、釣られて発情した膣がくぱっ♡と横に割れていく姿まで丸見えだ。

 黒褐色の尾の根本が、アナルから溢れた粘液でつやつやと光っている。

 その先端が絶頂に耐えるようにメルヴィン自身の足首に巻き付いていた。

 

「んくっ♡……」

 

 海老反りの三点ブリッジで絶頂を堪能したメルヴィンが、指先を尻から引き抜いていそいそと椅子に座り直す。

 顔を真っ赤に染め上げ、興奮で茹った頭で急くように次の工程へと進むメルヴィンは、容姿も相まってやや早い思春期(オナ狂い)そのものだ。

 

「──はぁっ♡ 体もほぐれたので、ようやく。()()……ですね」

 

 その手には、再び黒光りするアナルディルドが握られていた。

 先端は指先のように細いが、根本は倍ほど太い。

 メルヴィンの緊張が伝わり、端がぷるぷると震える。

 

「持ちやすいように、反対の手に潤滑液が付いたら洗い流しておきます」

 

 潤滑液を手に取り、柔らかいソレをしごきたてるように、全体に潤滑液を塗していく。

 

「おお。銀髪敬語幼女が、なっげえディルドをシゴいてる。クる……」

「?? すみません、どういう意味なのでしょう」

「この阿呆の大半は無意味か発情でできておる、あまり考えるな」

「はあ……?」

「──ああごめん、続けて」

「は、はい……」

 

 メルヴィンはアナルディルドの先端側を掴んだ腕を股の間に突っ込む。

 

「張型の先端を掴んで、ちょっとずついれ、ます……っ」

 

 椅子の凹みのスペースを利用し、座ったままの姿勢で肛門へ侵入させていく。 

 

 土台の吸盤は使わず、メルヴィンはアナルディルドの先端側を掴む。

 

「ど、どんどん入るのう……!?」

 

 メルヴィンは、柔らかい先端が逃げないように、腹と手の両方に力を込めながら、半ばほどまで挿入し終えた。

 シュオは小さく窄まった穴に、半分とはいえあのディルドが難なく這入りこんだことに驚く。

 

「ふぅ……。私の場合はこの長さだと、先ほどの浅いところの、少し奥に、先端が来ます……♡」

「じゃあまずはそこで遊ぶわけね?」

「は、はい♡ 中間のところでディルドを行き来させます……ッ♡」

 

 メルヴィンは叫ぶような声色で、次々と自慰を披露していく。

 小ぶりなお尻の間で、ずろろっ……と肛門がめくりあがり、腸液にまみれたアナルディルドが尻穴を耕していく。

 

「はぁっ♡ うぅ、ふぅう~~~~♡」

 

 息を荒げ、メルヴィンの肩が大きく上下する。

 

 するとメルヴィンがアナルディルドの根元を掴み直し、今度はさらにじっくり挿入し始める。

 アナルティルドの先端が膣壁を押しのける速度に合わせ、じわじわと、止まることなく。

 

「ふぅ~~~~────♡!!」

 

 そして、一息に奥まで挿入し切った。

 

「はぁッ♡、はぁ♡」

「お……おおお……すごいのう」

「うっ……、──っ♡」

 

 シュオの眼が見開かれ、尻穴で快楽を貪るメルヴィンを凝視する。

 風呂場の床に座る青年も股間を膨らませ、合法ロリの痴態を観察している。

 

 メルヴィンが、奥まで挿入したアナルディルドを引き抜き、ねじ込み、繰り返す。

 

「ふぅっ♡ ふっ、うぅっ♡ んぅっ、ふぅ──♡」

 

 椅子に跨ったまま、メルヴィンは必死に自らの腸を耕す。

 プルプルと震える背を丸め、小さな体躯を更に縮めた。

 解けた銀髪が、俯く彼女の視線を遮っている。

 

 ふと、黙って見物していた青年が立ち上がる。

 メルヴィンのすぐそばでしゃがみ直し、彼女の腕に触れる。

 

「ふぁ……?」 

 

 肩から触れ、首筋に点在する鱗の一つ一つに手を這わせる。

 首に手を沿わせ、彼女の顎を掴むと、彼女の手の動きが止まる。

 

 片手でくい、と持ち上げれば、メルヴィンの細やかな抵抗も虚しく、顔を表に上げる。

 

「あ────、……ッ♡」

「メルヴィンさんってさ──」

「は、はひ……♡」

 

 至近距離で青年の二つの目と目が合い、淑女は羞恥の限界に達する。

 瞳と同じ真紅に染まる頬は、涙でべっとりと汚れている。

 あふれ出した快楽と恥じらいが、大きな目と端正医な口元のかわいらしさを引き立てる。

 

「乳首でもオナニー、してるよね?」

「!? ッ♡!? ひっぁ、♡!? な、なんでっソレもバレ……!?」

 

 目を大きく見開き、顔じゅうから汗が噴き出す。

 驚愕に飛び上がりそうになるも、ケツに食い込む玩具のせいで立ち上がることもできず、青年の追求から逃げられない。

 

 彼女のぷっくら膨らんだ乳首も、今は充血してピンク色に光っている。

 

「……どうして俺が分かるのか、まだ分からない?」

「う、はい……」

「まあそうだよね。じゃなきゃ、()()()()()()晒して恥ずかしくないわけない」

「? それは、どういう──」

 

 青年は素早く、その親指の様な乳首を摘まみ上げる。

 

「ひぎゅっ!?」

「まずさあこの乳首、舐めてんの? どうみてもチクニーしてるでしょ」

「んぎゅっぅ~~~~♡」

「喘ぎすぎだろこのエロガキ……ッ!」

 

 指先に力を込め、ねじり上げると、空気を絞り出すように喉が鳴る。

 

「うぁ♡ やめっ♡ 突然こんな、乱暴な……!」

「デカさ、感度、普通こんなんじゃないから」

「そっ♡そんなわけっ♡」

「やっぱり自覚無いんだね。シュオ、見せてあげてよ」

「え、ええっ??」

「ふむ。成程の」

 

 シュオは文句も言わず、メルヴィンの目の前で着物の前をはだけさせる。

 

「……ほれ」

「えっ……!? なんて、可愛らしい……!?」

 

 米粒のような小さな突起は、先端にほんのりと薄ピンクが乗っている。

 

 シュオの不老不死の肉体は、青年がいくら調教しても形を変えることはない。

 傷一つ、シワ一つない、まっさらな胸板。

 控えめに膨らみを宿す、幼い乳房。

 未熟な女児のたべごろ乳首は、今日までかつての姿のままだ。

 

「……ふふ♡」

 

 シュオが何か勝ち誇ったように嫣然と微笑む。

 

 その()、精神までは、不老不死の術に縛られない。

 今日に至るまで、シュオの全身は青年の愛撫されつづけ、花開いた熱でとっくに熟れている。

 

 メルヴィンの痴態と丸出しの勃起チンポに当てられ、彼女の乳首は平常時より硬く、尖っていた。

 それでもメルヴィンのソレよりはるかに小さい。

 

 自分とは明らかに異なる小ぶりな乳首を目の当たりにし、メルヴィンはショックを受ける。

 ふいに彼女の十年前の記憶がおぼろげに蘇る。

 ──そういえば、呪詛で若返った直後は、このような体つきをしていたのでは──と。

 

「な、ぁっ────」

「ソレと比べて、騎士団長さまのはずっくり肥大化乳首。こんなもんチクニーか薬でもなきゃ有り得ねえよ!」

「……おぬし、他の団員の裸とか見るじゃろ? 男にせよ女にせよ、おかしいと思わなかったんか」

「ひぐっ♡ お、大きいとは思ってましたが、そんなにおかしいんですか」

「そうじゃの。大きくても……その半分ほどではないかえ?」

「はん、ぶん」

 

 愕然と、アナルディルドから手を放し、自らの乳首に指を這わせる。

 青年に摘ままれてなおハミ出るそれにそっと触れると、甘い刺激でメルヴィンの顎がしゃくれる。

 

「メルヴィンさん、どうしてこんなに育てちゃったの。チクニーはいつからやってる?」

「……じゅ、十年……」

「子供の体になってから? だいぶ拗らせてんね」

「わ……私……この体になってから……性欲を持て余すようになって……。私は大人なのに……だれも彼も子供扱いで……」

 

 メルヴィンは目をそらし、手を胸の前で組みもじもじとすり合わせる。

 

「毎日……毎日……こねくり回して……自分の体が、いやらしくなってることに、気付きませんでした……ごめんなさい……♡」

「ま、謝って欲しいわけじゃないからさ。()()()()気持ちよくなるには、もっとお互いの体を知っていかなきゃね?」

「う……♡ はい……」

「そのためにも、オナニーの続きイってみよう」

「……♡」

 

 こくこくと頷くメルヴィンの頭を二、三度撫でる。

 それから彼女の股の間を弄ると、おもむろにアナルディルドを半分ほど引き出す。

 

「ひぃ、んぐ♡」

「そういえばこの吸盤は使わないの?」

 

 青年の手にある土台部分には、大きな吸盤が備わっている。

 普段使いのディルドに近い物を選んだと言いながら、メルヴィンはこちらを使っていなかった。

 

「……そちらで使()()ときは……その、いつも気持ちが高ぶって。抑えが、効かなくて」

「恥ずかしがっちゃったんだ? 知りたいなあ、メルヴィンさんの本気オナニー」

「っ♡…… そう、ですね。()()通りじゃないと。隠してちゃダメ、ですよね? ……♡」

 

 口角をひくつかせて、メルヴィンが歪んだ笑みを浮かべる。

 羞恥と興奮と、雄に雌として見られる悦びが、彼女の脳に焼き付く。

 

 ごくり、と唾を呑み込む。

 メルヴィンが腰を浮かし、張型を生やしたままの尻を床に下ろす。

 

「また手伝うよ」

「えっ……。──はい、お願いします♡」

 

 屈んだ青年がメルヴィンの尻を掴んで支える。

 よく鍛え上げられた小さな尻肉を揉みながら、吸盤の角度を調整する。

 

 片手間に、もみもみ、もっちりとした、大変たくましい尻肉を味わう。

 騎士団長に至るまでの鍛錬の成果が、青年の性欲のはけ口として消費されていく。

 

「んっ、あの、おしり……♡」

「ん?」

「い、いえ。なんでも……♡♡」

 

 それ以降、メルヴィンはセクハラに言及せず、筋の一つ一つ、鱗の一枚に至るまで丹念に撫でさられるがままだった。

 メルヴィンの視線も、目の前で揺らめく男根にちらちらと引き寄せられていたが、青年もそれを咎めない。

 

 青年の手とメルヴィンの腰が息を合わせ、肛門に埋まったままのアナルディルドを床に固定する。

 しっかりと浴室のタイルに吸盤が固定されていることを確認した青年が、去り際にメルヴィンの尻たぶを叩くように撫でていく。

 

「あんっ♡ ありがとうございます……」

 

 膝を前にそろえて床に座り込むメルヴィンは、腰を下ろし──つまり、ディルドの根元まで、肛門から呑み込んでいく。

 

「ふ♡、く、ふ、っ♡ う……♡ は、ぁ♡」

 

 声を荒げ、ちらと正面の二人に目を向ける。

 息を吸いこみ、意を決したように膝に手を当て、脚を大きく開いた。

 かぱっ、と股間を丸見せにし、膝で隠れていた丸粒の様な乳首を見せつけるメルヴィンは、真っ赤に茹った顔で確かに、笑っていた。

 

 緊張で彼女の胴体が揺れるたび、ディルドの太いところを咥える肛門が悲鳴を上げたように腸液を垂らす。

 

「え、えへへ……♡ それでは、わ、私の本気の肛門自慰……♡ み、みてくださいっ♡」

「メルヴィンさん、よかったら両手でピースしてみて」

「はいっ♡」

「おほほっ。堪らん」

 

 目元の淫蕩な笑みに添えるように、メルヴィンの手が二本指を立てる。

 合法ロリの、アヘ顔ダブルピース。

 

 流石に彼女も恥ずかしさを隠せず、膝はかくかくと震え、無意識が脚を閉じようとする。

 だがそれでも彼に見せつけるため、ほぼ水平に脚が開く。

 

 ──修練によって、彼女の皮膚は硬く強ばり、古い傷が幾重にも重なっている。

 浮き上がった筋肉の筋が、幼い体ながらの戦士、という印象を抱かせるはずだろう。

 

「えっ♡ えへっ♡ あはは……──♡♡」

 

 ……このように、長大なアナルディルドでケツを埋め尽くし、尻もちを突いて開脚していなければ、の話だが。

 

 無様な泣き笑いを繰り返し、時折腰を揺すって尻の快楽を享受するメルヴィンを観ながら、シュオはドン引きしていた。

 幸いなことに、メルヴィン自身はそれに気づかなかったが。

 

 

 青年は壊れたように笑いながら涙を流し続けるメルヴィンを見て、再び彼女を助けるため立ち上がる。

 

 持ち上がったままのメルヴィンの手を下ろし、背後に回りこむ。

 長い銀髪は床にまで届き、彼女の背から尻までを覆っている。

 

「手伝いますよ、メルヴィンさん」

「あはっ♡ えへ……♡?」

 

 脇の間に手を通し、敏感な乳首に触れないように肩を支える。

 そのまま、()()()()()()()()

 

「──いつまでアヘってんだオラッ!!!」

「!!? ♡♡~~~゛♡!? ッ♡゛~~~ォォォオオオ゛オ♡♡」

 

 その勢いで、ずろろろっ……、とアナルディルドが引き抜かれる。

 抜け切る寸前で青年は肩を止める。

 

 白目を剥き、力の抜けた足腰がだらりとぶら下がる。

 膝は内側に半端に屈曲し、スネと足首で床を擦る。

 

 メルヴィンからしてみれば、肛門に馴染み切っていたアナルディルドから、突如、絶頂に容易く至るほどの排泄快楽がもたらされたのである。

 

 しとしと、ぽとぽと。彼女の穴という穴から、体液の垂れる音が響く。

 

「おおお♡!? 、♡♡ッ!?」

「ほら足付けて、立って立って」

「ほ……♡?」

「立て、続けろオラ……」

「いぎゅっ!?」

 

 青年が両手で乳首をすりつぶすと、メルヴィンが今起きたかのように頭を跳ねさせる。

 反動で、吸盤で床に張り付いたアナルディルドがたわむ。

 

(おっと)

 

 抜けかける先端を、咄嗟に青年がつかみ、彼女の尻にむけて突き入れ直す。

 

「い♡? え、うう?? ♡♡」

「ほら、脚は開いて、足裏でちゃんと床踏んで。腰に力入れて」

「あっ♡ ふぁ、んっ♡ はい、ありが、と♡」

 

 そのまま彼女の姿勢を整えるのを手伝う。

 意識を取り戻したメルヴィンは従順に従い、直ぐに()()()()()のポーズをとる。

 

「これは()()の時のポーズかな?」

「……はい♡」

 

 カエルのように足を大きく広げ、手はまっすぐ床をつく。

 上体を反らし、びんと勃つ乳首を惜しげもなく見せつけるように、顔はまっすぐ前を向く。

 かかとはディルドの土台に揃え、膝は屈曲し、彼女の肛門はディルドの根元まで掴んでいる。

 

「それじゃ、見せてくれるんだよね?」

「は、いッ♡ わた、わたしのっ、本気の肛門──え、わ。わかりました……あ、()()()()()()()♡ 今度こそっ、みて、ください♡」

 

 メルヴィンの腰が持ち上がり、アナルディルドの黒い筋が彼女の脚の間に綱を引く。

 会わせて後ろに回ったままの青年が手を翳し、彼女の肩、背中、腰、乳房と順に撫でまわす。

 

 青年の愛撫の刺激に合わせ、メルヴィンが腰を振り下ろした。

 がくがくと、メルヴィンの顔が振動する。

 張型を突き入れた尻肉が奥に引っ込むのが、尻尾の奥で伺る。

 

「はあぁぁぁ~~────♡」

 

 息を長く吐き、それに合わせてまたディルドを尻から引き抜く。

 今度は上半身を地に伏せるように、尻を高く振り上げる。

 

 アナルディルドが限界ギリギリまで引っ張られ、腰を振り上げたことでメルヴィンの肛門のシワまで青年からよく見えた。

 

「────うぅぁぁああッ♡!!」

 

 そして上体を伏せたまま、腰を振り下ろす。

 ずぶぶ……、とメルヴィンの体が柔らかなアナルディルドを呑み込み、彼女の雄たけびが押し出される。

 

「はあっ、うう、ああああぁ♡」

 

 少女ながらに鍛え上げられた肉体が、うねる。

 体を地に伏せ、四肢で地面を掴み、柔らかなアナルディルドは限界まで根元を折って横向きの肛門に食らいつく。

 

「ンん♡ うっ♡ くぁあッ♡」

 

 まるで蛇そのものになったように彼女の背筋がくねり、肛門を軸にして左右に揺らめく。

 胸を積極的に擦りつけるように、潰れたように全身で床に張り付いて、くぐもった嬌声を奏でる。

 

 その様子をみて、シュオが呆然と呟いた。

 

「こ、こんな……貪るような……」

「普段からこうして乳首も擦ってるなら、あのデカさも納得の荒々しさだなこりゃ」

「こ……、()()()()()のか……?」

「……()()()()()なのでは?」

「…………ごくっ♡」

 

「はぁっ♡ ぐぁあっ♡ あああぁあ♡」

 

 メルヴィンが善がり、彼女の喉は震え、肛門は快感を貪る。

 その目には、ありありと快楽が浮かんでいる。 

 

 

 やがて、横移動に飽きたのか、メルヴィンの動きが変化した。

 

「……くぅぅっ♡! うぅ、あはぁ♡ がはっ♡! お゛っ♡」

 

 メルヴィンが這いつくばったまま、左右で手足の動きを揃える。

 床の上で平泳ぎのように、全身を前後に揺する。

 

 体を低くした姿勢で、床を蹴りだすように前進し、その勢いで尻から造形物を引き抜く。

 

「おおおおっ♡」

 

 今度は手で床を蹴り、乳首を擦りつける。

 アナルディルドの弾性を活かし、まっすぐ肛門で呑み込んでいく。

 

「んんぐぅうっ♡♡」

 

 排泄感をともなう快感。

 先端が腸をこそぐ刺激。

 

 前に漕ぎ、後ろに退き。

 繰り返し、乳首を床に擦りつけ、肛虐の快楽を刻み付けていく。

 

「うう♡ あっ♡ ああぁ♡ あぅ♡ はぁ♡」

 

 そして、ペダルをこぐ様に、彼女の下半身が上下、前後に揺れる。

 四つん這いで頭を揺らし、下品な格好で、小さな尻で必死にアナルディルドを咥えこむ。

 

 ぐぽぽっ、じゅっぽじゅっぽと、肛門の角度が変われば響きも変わる。

 彼女の腰遣いは、徐々に速くなっていた。

 

「うごっ♡ いぐっ♡ イぐ♡♡」

 

 だん、だん、と力強く、尻を床に叩きつける。

 大きく開いた脚の間で、黒光りするアナルディルドがメルヴィンの穴を拡張していく。

 

 最後に、天を仰ぐ様に全身を反らしてから、そろえた両脚を勢いよく伸ばした。

 ──ずぼっ、とアナルディルドが、抜け落ちる。

 

「い、ぐ♡♡゛~~──♡、イ゛……──♡♡」

 

 半開きの口から、だらりと涎と、マヌケなイキ声が零れる。

 両脚をピンと伸ばし、尻から腸液を垂れ流し、勃起した乳首を見せつけるように、直立して絶頂するメルヴィン。

 淫らに銀髪を振り回し、一面を汁気で汚した顔には、笑みのような、苦痛のような、それらを煮詰めた表情を浮かべていた。

 

 とろん、と瞳が上にズレる。

 

「──ぐ、あ♡、かぁ……──っ♡」

「おおっと」

 

 かくかくと震える膝で何とか自立していたメルヴィンだったが、そのまま意識を失うように倒れ込む。

 その小さな軽い体を、青年が素早く抱きとめた。

 

「大丈夫?」

「……っ♡ は……♡ ぁ……か……」

 

 青年の片腕に収まる彼女の体躯は、カクカクと震えるばかりで自らの意志を感じられない。

 全身の筋肉は緊張でこわばっていたが、やがてぐったりと力を失う。

 

 全身にじっとりと汗をかき、その銀髪のように力なく垂れる手足。

 腕の内側で、意識のない美少女が、その肢体を惜しげもなく晒して気絶している。

 膨らみのほとんどない胸が、静かに上下している。

 

(……シュオの()()()とは、また違った美しさだな……)

 

 メルヴィンの十年間は、その身に幾多の成長と傷を刻んでいる。

 この小さな体のあちこちに、その痕跡を観ることができる。

 だが、それらが彼女の魅力を損なうことはない。

 

 むしろ、それらこそがメルヴィンの肉体を魅惑のソレ足らしめているのだ。

 

 

 その後。

 

「……で、こやつは何時まで寝ておるのじゃ……?」

「ぅ……♡ すぅ……♡」

「子供の睡眠の深さは訓練じゃ克服できないのかあ……」

 

 青年はシュオの手を借り、気絶したままメルヴィンの汚れを流したのだった。

 

 


 

 

 しばし時間は過ぎ、再びベッドの上。

 

「──……はっ!? 寝てたっ!?」

 

 メルヴィンが飛び起きる。

 その体には汗や汚れ一つなく、だが衣服一つすらも纏っていない。

 

「おはよう、メルヴィンさん」

「ほぁ……──ッ!? あっ♡ なに、ひぅ♡」

 

 そして覚醒した瞬間、全裸の男に挨拶された衝撃と──

 膣に押し込まれた張型に、彼女の身が竦む。

 

「お茶飲む?」

「……ぁ……いただきます……」

 

 一瞬硬直したものの、直ぐに状況を思い出す。

 風呂場の肛門自慰でメルヴィンが気絶した後、青年は彼女が起きるまでの間に膣にディルドを挿入して待っていたのだ。

 

「ん……♡」

 

 メルヴィンが膣を見やれば、先ほどのモノと同じ黒い持ち手が見える。

 腰をひねるたび、先端が胎を蹴り上げる刺激に悶えそうになる。

 

 にこやかな表情を取り繕い、青年の好意を受け取る。

 熱いお茶を飲みながら、ふと疑問を呈した。

 

「ところでシュオ様はどちらに?」

「今はこの部屋にはいないよ。メルヴィンさんが気絶した後、まあ、()()()()()

 

 接待室の中には二人の姿しかなかった。

 メルヴィンの問いをはぐらかしつつ、青年がベッドに腰掛ける。

 

「なんにせよ、今は俺たち二人きりだから」

「はぅ……♡」

 

 ぴっとりと、腰と腰が密着する。

 大きな手が、がしりと彼女の肩を覆う。

 力強く引き寄せられ、メルヴィンの喉から呼気が漏れる。

 

「ごくっ……!」

「──覚悟は、もういい?」

「はっ……どう、ぞ……♡」

「顔こっちに向けて」

「はい……ん……♡」

 

 背の小さいメルヴィンを覆うように顔を被せる。

 しっとりと風呂上がりの湿り気を宿した唇が、むっちりとした触感で雄を迎える。

 

 口づけたまま、メルヴィンは真っ赤な瞳でまっすぐ青年を見つめる。

 青年の視線を受けても恥じらうことなく、むしろ愛おしそうに、より深く唇を貪り合わせる。

 

「はむっ……ん……ちゅっ……」

 

 先ほどの茶の香りに、彼女の味が入り混じり、そこに青年の唾液も添加していく。

 舌を絡め、手慰みに肩を撫でられ、違いの鼻息が重なり合う間、ずっとメルヴィンは青年のことを見つめていた。

 

 息継ぎを求めるように、メルヴィンが口を離す。

 

「ちゅっ、ぷはっ。はぁ……はぁ……」

「メルヴィンさん、随分と積極的にキスしてくれるんだね。嬉しいよ」

「だ……だって……貴方は、()()ですから」

「? ああ、邪龍討伐の時に戦ってたときの? 戦祝会でもう十分お互いに労ったと思うけど」

 

 そう言いながら、青年の手が無遠慮にメルヴィンの股に触れる。

 

「んっ♡ は、話の途中で愛撫しないでください……♡」

 

 そのままディルドの柄を掴み、じっとりと膣壁に馴染んだそれを挿入したままゆっくりと揺する。

 メルヴィンは非難がましく青年を睨むが、手の動きはゆったりと、しかし止まる気配を見せない。

 

 仕方ないという様子で、メルヴィンの怒りが折れる。

 

「あぁ……♡ まったく、私の()()……好き、過ぎませんか?」

「もちろん? メルヴィンさんは体もエロくて好きだけど、性格もドえろい。だいすき」

「ッ……♡ 今、は。それで、いいです♡」

「え、どこに減点要素が」

「デリカシーがないんですよ、デリカシーが」

「そっかぁ」

 

 メルヴィンが体を起こし、青年と真正面から向き合う。

 息を整え、深く吸い、吐いた。

 

「くぅ……♡ 手を、動かしながらで、いいので♡ 少し、話をしてもいいですか……?」

「どうぞ?」

「はい……っ♡ 私はこの十年……自らの愛の餓えを抑えきれず、苦しんでいました」

 

 メルヴィンの目は、まっすぐ青年を見つめている。

 もう、かつての自分の苦しみを克服したように。

 

「邪龍から……たすけてくれたっ♡ だけでなく……あなたは、私を……満たして♡、くれると」

 

 ゆっくりと、彼女の腰が左右に揺れる。

 青年もその動きに合わせ、静かにディルドを抜き差しする。

 

「うぅ♡ このような……状況で♡、今更、伝えることは……大変遺憾なのですが……♡」

 

 びくびく、と彼女の膣が震える。

 青年の手の甲に、愛液のしぶきが舞った。

 

「──お慕いしております。私を……二人目の妻に、してください」

「わかった。──メルヴィンさん、結婚しよう」

 

 余りに健気に過ぎる誘いに、青年の我慢がはちきれる。

 今すぐに、この腕の中の合法ロリを──わからせねば。

 

 ゆっくりと膣口を捩じるにとどめていたディルドで、勢いをつけて掘削する。

 どちゅ、どちゅ、と音を掻き立て、メルヴィンを快楽で責めたてる。

 

「うぉおぁ♡!? はぁ、はぁあああ♡ はげしっ♡」

「ふぅ……このメスブタ……! エロすぎんだよ」

「はぁあ♡ んうぅ♡」

「俺は本来一夫一妻の民なの! なのにもう、お前たちのせいで……俺の情緒はメチャクチャだぞっ! 責任問題」

「い、イきます♡ 英雄さん、イくっ♡ せ、責任とります、だから、けっこん♡ ──イぐぅ♡♡」

 

 座った姿勢のまま、メルヴィンの体が跳ねる。

 暴れる体を、上から肩を押さえつけ、下からディルドで突き上げ、彼女を絶頂の中に閉じ込める。

 

「♡ぁああ……っ♡ ぁああ、はぁ♡ ああ♡」

「──ロリのイキ顔は何回でも最高だなあ……。キスしちゃお」

「んん♡ ちゅっ♡ ん♡ ──ぷはっ」

「メルヴィンさん。ちょっと見てて」

「? ……♡」

 

 青年はベッドの上で立ち上がり、勃起した男性器を彼女に見せつける。

 そして、その手には小さく薄い()()()()()()をつまんでいた。

 

 青年はパッケージを開封し、内側から取り出した物体を手慣れた様子で男性器に被せていく。

 それはラテックス製の柔軟性を発揮し、青年の大きくなった男性器に密着し、根元まですっぽりと覆った。

 

「……それは、コンドームですか? 見慣れぬ材質です」

「まあ、俺にはこういうの(クラフトチート)があるとだけ。今はこの便利なゴム(避妊具)を使っていきましょ」

「そ……そう、ですね。ご配慮、ありがとうございます」

 

 ベッドの上で、メルヴィンを改めて押し倒す。

 彼女は蕩けた瞳でこちらを見つめ、自然な動きで股を開く。

 

 そこに突き刺さったままのディルドを掴み、ゆっくりと引き抜く。

 

「んっ……♡」

 

 ぐちゃ、と愛液まみれのディルドをベッドの脇にどける。

 十分にほぐれたメルヴィンの膣は、今か今かとせびるようにぽっかりと穴が開いている。

 穴の上では、小指の先ほどのクリトリスが、せびるように震えて充血している。

 

 彼女の準備も、万端のようだ。

 

「今回はゴム有りだけど、いつか孕む準備が出来たら教えてね」

「は、はい……」

 

 ゴム越しに、メルヴィンの性器に亀頭を押し付ける。

 そのままあえて動かず、喋らず、彼女の瞳を見つめる。

 

 メルヴィンは腰に力をこめ、自ら男性器を迎えようとした。

 だが、彼女も動きを止め、目からこぼれる涙をぬぐう。

 

 ──その頬に笑みを浮かべ、顔のそばで両手の指を二本、立てる。

 先ほど風呂場で教えてもらった、男の劣情を煽るためのポーズ。

 

「私を……♡ 英雄さんの、妻に召し抱えてください……♡!」

「メルヴィンさんは、ほんと、最高っす……!」

「あっ♡ はいって、くる……!」

 

 緩み切った彼女の膣は自慰で年季の入ったようで、造りが小さいために締め付けは強い。

 彼女の引き締まった筋肉によるものか、膣の中で()()()ように締め上げてくる。

 

「あっ、くぅ……!」

「痛くない?」

「へい、きです……♡ どこも痛くないので……もっと、きて……」

「じゃ遠慮なく……」

 

 男性器はまだ半ばほどしか挿入していない。

 そのまま腰を押しつぶすように、メルヴィンのナカに突き入れる。

 

「ぅあっ、はぁ♡……ん……♡」

「うおぉ、奥も締め付けヤバ……!」

「ああ♡ はぁん♡」

 

 彼女の中は張型によって拡張されてきたためか、難なく男性器を呑み込む。

 奥まで突き入れると、それだけでメルヴィンの喉から嫋やかな音色が鳴る。

 

 鍛え方からは想像しにくい、幼女らしい響きに、青年の逸物がぶるりと震える。

 

「ふぅ♡ んんぅっ♡ あのっ、英雄さん♡」

 

 そう言うとメルヴィンが細い指を絡ませ、青年の手を自身の胸に置かせる。

 青年の指がちょうど乳首に触れる。

 

 こりこりと、大粒の乳首をこねくり回すと、メルヴィンの体と膣が悶える。

 

「ひぐぅ♡ それ♡ もっとぉ♡」

 

 直ぐに彼女が白目を剥き、追い討ちに乳首をひねり、潰す。

 メルヴィンの嬌声とともに、男性器への締め付けが強化され、危うく青年は射精しかける。

 

「ぁぁああっ♡ おおっ、んぐぉっ♡」

「ぐ……! ロリボディなのに、歴戦の肉体という矛盾……!」

「はぁー~~っ♡ う♡ い、イきましたぁ……♡」

「ありがとうメルヴィンさん、健気なところも可愛くて好きだよ」

「ふぁ……♡」

 

 絶頂直後のけだるさで優しく微笑むメルヴィンに、青年は思わずゴム射精をキめそうになる。

 なんとか堪え、より深い快楽を目指して腰を揺らす。

 

「あっ、あっあっ♡ い、ったばかりで、優しく♡ これすきっ♡」

「メルヴィンさんって、体はハードめ、心はあまあまなのが好き?」

「うぅ♡ ……そうかも、しれません……」

 

 乳首を優しく撫でられながら、メルヴィンは自分の性感を正しく伝える。

 恥じらうようにはにかみながら、彼女は自らの性癖を認める。

 

 そうすることが正しい夫婦だと彼女は考えているし、そうすることで青年の興奮を著しく煽っていた。

 

「そう……。──メルヴィンさん」

「はひ……!?」

 

 青年は乳首愛撫をやめ、彼女の頬に手を添える。

 囁くように、威圧するように、彼女の正面で逃げ場なく見つめ合う。

 手の中で、メルヴィンの貌は蕩け、まるで恋する乙女のように可憐だった。

 

「君の、可愛らしい体が好き……」

「んんっ! そ、そんな雑な褒め言葉で……♡」

 

 そうはいっても、囁きに合わせて彼女の膣は締め付けを強めている。

 見え見えの照れ隠しに、より彼女を()()ることにする。

 

「メルヴィンさんにとってはこの体は忌むべきものかもしれないけど、俺にとっては全部最高だ。このささやかだけど確かな膨らみを宿したちっぱいとか……」

「んんっ♡ わ、わたしだって……♡ この体のおかけで、あ、あなたという殿方と一つになれて……良かったと思っています♡ んっ♡」

「うぉっそっちが締め付けるんだ……!」

 

 メルヴィンは好意を伝えるのに合わせ、膣で青年の逸物を絞り上げる。

 彼女の膣は一度締め付けを強めた後、じんわりと緩くなっていく。

 緩みきる前に何度も締め付けられると、男性器への圧迫感ですさまじい快楽を供給してくる。

 

 青年も負けじと、彼女の膣を耕し始める。

 強烈な締め付けの中で、射精を必死に我慢しながら慎重に引き抜く。

 

「ううぁ♡ ぁあ、あああーっ♡」

「くっ……! メルヴィンさんの、このちょっとクリトリスがデカいところ好き……!」

「んぎぃ♡!?」

 

 先端付近まで引き抜いたところで、彼女の大きく張った陰核を指先でつぶす。

 外からも見えていたソレは、亀頭に押し上げられてその主張を強めている。

 

「ふぉっ♡、うぅう~~♡! そんなっ……ところ、ほめ、ないでえ♡」

「恥ずかしい?」

「はずかしいですっ! はずかしいからぁ……!」

「よかった。やっとメルヴィンさんが、デカクリが恥ずかしいって理解(わか)ったくれたみたいで」

「ううう~~……♡」

 

 目を閉じて顔を背け、膣口による亀頭への締め付けで肯定するメルヴィン。

 

 青年は腹に力を籠め、腰を勢いよく突きたてる。

 ずぶりと、強い抵抗感と滑らかな潤滑という矛盾を突き抜け、再び男根を肉壺に納める。

 

「うぁっ♡」

「く……っ!」

 

 ──ぱん、と湿った音が鳴った。

 甘い痺れが走り、腰が抜けそうになる。

 

「メルヴィンさん……っ」

「はいっ……♡ なん、でしょう」

「君が、こんな俺を受け入れてくれるところ、すき……」

 

 メルヴィンが、くらりと視線を揺らし、だがはっきりと青年を見つめ返して、囁く。

 

「っ♡ わ、私も……貴方がこちらを求めているときのカオ、すき、ですよ♡」

「ぐっ、それヤバ……!」

 

 メルヴィンの小さな秘肉が、先ほどとは違う細やかな振動を発する。

 膣肉がざわざわと蠢動し、既に最奥に辿りついた男性器を、更に奥に誘うかのような動きでもてなす。

 そのまま男根を引っこ抜くような、甘いざわめき。

 メルヴィンの淫らな()の告白に、彼女の肉体が答えようとしていた。

 

 

 その快楽責めに耐えかねたのか、青年が男根を引き抜き、無理やり抽挿の動きに切り替える。

 

 ぱん、ぱん、と肉と肉がぶつかり合う音が彼らの体に響き合う。

 

「はっ♡ はぁあ♡ ぁああっ♡」

「ふっ、ふっ! メルヴィンさん、すき、すき、だいすき。かなり好き……」

「ひぐぅ♡ くぅ、あぁっ♡ わたしもすきっ♡ すきぃ……♡」

 

 二人は互いに、性器の性感を得ることだけに集中し、耳元で愛を唱えあう。

 

 

 ──濡れ切った性器が奏でる水音と、交互にささやかれる睦言が接待室を包む。

 

「──っはぁ、綺麗な銀髪もかわいい……」

「ぅあ、あぅ♡ こえっ♡ 腕の太さ♡ あ、あなたの、目♡ ぜんぶすきぃっ♡!」

「鍛え上げられた体も、その肌に浮く古傷も全部魅力的で……ぐっ!」

「ぁああっ♡ これ、すごいのクるっ♡!?」

「俺も、限界……!」

 

 メルヴィンの腰が、これまで以上に激しく、人体の限界を超えて振動する。

 その動きはより激しい刺激として、青年の射精感をきつく押し上げた。

 

 だんだんと激しく、青年が腰を振る。

 腰を引けば彼女の膣がめくれ、押し込めば腹筋が緩やかに痙攣する。

 どちらにせよ、喉からは嬌声が溢れる。

 

「うぉあ♡ いぐ、ぅごいイぎかたするっ♡゛ うううぅ♡ ぁ、ああ♡」

「はぁっ、はっ……はっ……!」

「いくっ♡ すぎっ♡ あいしてっ♡ ああああ────っ♡♡♡」

「……ぐっ────……」

 

 メルヴィンの暖かな肉に包まれ、薄いゴムの中に精液を解き放つ。

 絶頂する膣が、きゅうきゅうと波打つように、竿のあらゆる場所を次々に揉みこむ。

 

「はぁ……はぁ……」

「あ、ぁあ……♡」

 

 メルヴィンの優しさに逆らわず、青年は射精を垂れ流していく。

 

 

 お互いの息の整わぬうちに、青年は男根を引き抜いた。

 

「ああっ♡ ……はぁ、はぁ……♡」

 

 メルヴィンの小さな膣口につっかえながら、ぬぽん、と音を立てる。

 愛液で光るゴムチンポの先端で、精液溜まりが垂れ下がっていた。

 

 青年はそれを手早く取り去り、新品のコンドームに取り換える。

 男根はいまだに硬度を保っていた。

 

「はぁ……はぁ……。あの……まだ、するんですか……?」

「ごめん、メルヴィンさんが可愛すぎて……」

「い、いえ……♡ ど、どうぞ♡」

 

 彼女は体を起こそうとしたが、力が入らなかったようだ。

 諦めて寝転がった姿勢のまま、両脚を自らの手でぐいと広げる。

 柔軟な股関節で、水平になるまで太ももを開く。

 

 そのまま指先で陰唇を割り開き、絶頂に震えたままの膣口を見せつける。

 

 

 ふと、青年の視界の隅に()()()()()()()が見えた。

 

「──よし、いいことを思いついちゃった」

「?」

「メルヴィンさん、体持ち上げるよ。掴まって」

「は、はい。よいしょ……」

 

 そのまま正常位で犯されると思っていたメルヴィンはやや困惑しつつ、素直に青年に抱かれる。

 正面から脇を持ち上げられ、体をひねり、姿勢はうつ伏せに。

 

「え、っと……後背位、ですか……♡?」

「そうだけど、ちょっと違うね」

「……?」

 

 腰を浮かし、膝を立てる。

 彼女の長い髪をよけ、背筋に沿って鱗を撫でると、彼女の後頭部が心地よさげに揺れる。

 そのまま手を下げ、腰、尾の付け根へ、そして尾を握るように撫でる。

 握りつぶさず、鱗の生え目にそって、優しくなぞる。

 

「……♡」

 

 メルヴィンの尾の先が腕に絡みつく。

 どうやら彼女のお気に召したらしい。そのままの撫で方で、尾の先まで指を通し、するりと蛇の尾が指からすり抜けた。

 

 それから青年は彼女の小さな尻を掴み、筋肉質な揉み心地を軽く楽しんだ後、それを左右に割り開いた。

 そうして丸見えになったのは、濡れそぼった陰唇と──引き締まった肛門。

 

 ぐいと、顔を近づけて観察する。

 シュオのソレよりやや色味が濃いが、使い込まれた肛門はぷっくりとした肉感を宿している。

 

 青年の鼻息が当たり、メルヴィンが慌てて振り返る。

 

「……え、ちょっ。まさか……っ」

「まずは味見。れろ……」

「ひいぃ♡ き、汚いからやめて……!」

「れろれろじゅりゅりゅ……!」

「おおおぉ♡ ばっ、くぅぉああぁ♡♡」

 

 青年にとって女児のアナルを舐めるのはこれが初めてだったが、何とも甘美な味わいであった。

 洗浄剤と腸液の入り混じった刺激感が、ぴりぴりと舌先を刺激する。

 

「ああっ♡ くぅううっ!? ♡」

「ん~~ー、ぷはっ。じゃ、挿れるよ」

「は──っ♡、うぅ♡?」

 

 舌先で解れ、メルヴィンの肛門が小さく開く。

 彼女の腰骨を抑え、ゴム越しに亀頭を押し付け、そのまま腰を押し出す。

 

「ふぅっ♡!? おおぉおっ、ほぉ♡ ぎ……♡」

「お、おおっ~~……! こっちも締め付けがすごいな……」

 

 肛門、そして腸の近辺は、大きな筋肉がいくつも重なり合っている。

 メルヴィンの体は、必死に迫りくる異物を押し出そうとし、その動きが強く揉みこむ。

 

「奥に、いれるぞ……」

「ううっ♡ おおおぉおっ、おっおぉ~~──♡」

 

 彼女の尻尾が、青年の腹筋で上に逸れる。

 尻と腰がぶつかり合い、小気味いい音を立てる。

 

 意外と緩やかな締め付けと、激しい横方向のうねり。

 腸内運動からメルヴィンも十分に快感を味わっていることを確認し、そのまま前後運動に移る。

 

「おおぉっ♡!? ぬ、ぬきっ♡ ぉお♡!? お♡?」

「あらら、メルヴィンさん腸壁がこんなにめくれてますよ。エッチすぎてもっと好きになりそう」

「ふーっ♡ う──っ゛♡」

 

 ぐねぐねとアナルが密着し、彼女の呻きに合わせ、そのヒダが渦巻きのような刺激をもたらす。

 

「じゃ挿れますね~~」

「うぅうう゛っ♡♡!? うう゛──っ♡!」

 

 捲れた腸壁を押し込み、肛門がずぶずぶと音を立て、男性器の起伏に合わせて形を変える。

 

 メルヴィンの尾が悶えるように青年の胸板を這いまわり、しゅるりと腰に巻き付く。

 彼女の尾が、力強く青年を締め付ける。

 ぎゅう、と蛇の尾で引き寄せられ、腰と尻が密着したまま離れない。

 

「ふー~~う゛♡ ふっ……、ぅう♡♡ うう……♡」

「メルヴィンさん、尻尾尻尾」

「う……♡ す、みません。こしがぬけて。からだが、おもうように……♡?」

 

 彼女の四肢はぷるぷると震えているが、背筋から尾に至るまではぎちぎちと痙攣しっぱなしのようだ。

 彼女の体をリラックスさせるめに、青年はそっと彼女の背を撫でる。

 

「ほーら、落ち着いて……息を整えて……」

「ふぅううう~~──……。……はぁっ、はぁっ」

 

 息を吐き、全身が脱力し、ベッドに上体が崩れ落ちる。

 尾の拘束も緩んだので、青年がメルヴィンの腰をつかみ、彼女の自重で抜けないように引き寄せる。

 

 ぐぽっ、と鈍く響く。

 

「うううう♡ あ、ぁあ……♡」

 

 今度はメルヴィンの腰がリズミカルに揺れる。

 彼女自身の意志で、尻穴の快楽を喰らうために、くねくねと腰を左右に揺らす。

 

「くぅ……」

「んん♡ ──最初は、びっくりしたけど……」

「気持ちいい? 俺も気持ちいい」

「はいっ♡ あっそれ、おく、ぐりぐりって、ああっ♡」

 

 さすが熟練の肛門といったところか。初めての後ろの性交で、どこを圧しても彼女の善がり声が響く。

 背筋側に引けば甲高い悲鳴が鳴り、直腸の奥を潰すように体重を掛ければ擦れるような息切れが、尾の付け根からグリグリと入り口をかき混ぜれば嬌声の高低差が美しく振動する。

 

「──ああっ♡ うぁう、うんぅんんぅ~~──~~♡♡」

「メルヴィンさん、ちょっと浮かすよ」

「んんぅ? !? っ♡ これっ♡ おく、がぁ」

 

 体格差を活かして肛門で交合したままメルヴィンを抱き上げる。

 大腿と胴体を纏めて抱きかかえ、彼女の体重でより深くに肉竿が突き刺さる。

 不安定に揺れるベッドの上で、膝のバネを使ってゆらゆらと、彼女の全身を揺らしながらピストン運動を繰り返す。

 

「ぎぅ♡!?」

「よっ、ほっ」

「あ、ああっ♡ ふぐぅ、まっ♡ おおオ♡」

 

 徐々に彼女の声から余裕がなくなり、絞り出す声は大きく膨れ上がる。

 

 突如、メルヴィンが大開きの股を閉じようとする。

 絶頂が近いのだろう。腕に力を籠め、彼女の体をむしろ大きく広げるように拘束する。

 

「おねぅ、あい♡ おろし、て♡」

「メルヴィンさんが可愛くて好きすぎるから、ムリ」

「そん、な♡ ひどいっ♡ わたしもすき♡ だからぁ……」

「ほら、このままイって。アナルで年下にイかされて、気持ちよくなって、もっと好き合おう」

「ふぅ♡ ぐ♡ ああ、まって、ゆらしたら、あっ……!」

 

 しょばっ、と前方に何かが噴き出す。

 メルヴィンの体が小さく震え、全身に力を籠めて固まる。

 

 後ろに密着していた青年は、遅れて自分の金玉に垂れてくる生暖かい液体で状況を理解した。

 鱗と髪の間で垣間見える、彼女の首筋が真っ赤に染まっている。

 

「──おしりでイって、おもらししちゃうなんて。メルヴィンさんはほんと、恥ずかしい大人ですね」

「ひ、ああ……♡ こ、これはっ……だ、って……♡」

 

 彼女が恥じらうたびに、肛門がきつく締めつけられる。

 

「でもまだ全然出し切ってないよね? このまま全部出しちゃおっか」

「ひいぇっ!? い、いやですっ!」

「おっと──こんなところにディルドが」

「ひぐっ♡」

 

 じたばたと藻掻く彼女の膣に、先ほど使っていたディルドの先端を差し込む。

 ぬるりと、冷えていた張型が再び彼女の膣を埋め尽くす。

 

 そのままぐちぐちと粘膜を掻き立て、彼女の性感を刺激していく。

 

「ああっ♡ まっ♡ ほんとに♡」

「ほらイけ、イけ、イけ……!」

「せめてお風呂、おふ、んっ!? は、ぁあああぁ……♡」

 

 ディルドを握る手に、じょろろと生暖かい水が掛かる。

 メルヴィンの放尿はすぐに終わったが、彼女のふとももや青年の腰を伝い、ベッドの周辺にはいくつも斑点が浮かんでいた。

 

 ぷるぷると、抱きかかえられたままのメルヴィンの体が震える。

 さっきから、肛門全体がきつく男性器を締め付け、青年も絶頂の限界が近かった。

 

「──メルヴィンさん、顔みせて……」

「いまっ……は、ほんとに、サイアクです……」

「お願い……」

「……、うぅ……♡」

 

 青年に抱えられたまま、しぶしぶとメルヴィンが状態をひねり、振り返った。

 彼の口から、感嘆が零れる。

 

「かわいい……」

「……」

 

 細めた目からは大粒の涙をあふれさせ、顔のてっぺんから輪郭の端までを真っ赤に染めている。

 口はきつく引き絞られ、羞恥で眉と口角がヒくついている。

 

 今日初めて出会った女性の、酷く可愛らしい赤面に、青年の腹の底がぐらりと揺さぶられる。

 

「どうしましょう。ちょっと、ブン殴りたくなりました」

「えっ嫌われた? 流石にか」

「……今すぐ、気持ちよくしてくれなきゃ……許しません」

「……おっけい」

「んんっ……♡」

 

 青年はメルヴィンと繋がったままベッドから降りて歩き、彼女の体を部屋の壁に押し付ける。

 メルヴィンの、右脚を掴んで持ち上げ、左足のつま先は辛うじて地に触れている。

 

「ふぅ♡ ああっ、こんな恥ずかしい格好で……」

 

 脚を大きく開いたままの姿勢で、メルヴィンの尻を奥深くまで貫く。

 

「んきゅぅ♡ ああ♡ あぁ、あっ♡」

 

 メルヴィンの喉に艶が増す。

 彼女の立ち方と男性器の角度・長さがかみ合い、直腸奥の曲がった部分を上手く刺激できているようだ。

 

 左手を腹に這わせ、膣を指先で探る。

 

「はぁ♡ そっちも、ああああっ♡」

 

 勃起したクリトリスを軽く弾けば、喉が麗しく鳴る。

 

 突き出したディルドを掴み、奥に押し込んだまま、内側をかき混ぜる。

 

「ふぅうううっ♡! ああ、それきもちい♡ イイっ♡ ふぅんぅううう♡♡」

 

 メルヴィンが膣と肛門の二点を責められ、絶叫する。

 

 今度は持ち上げた片脚を振り子のように揺らし、無遠慮に肛門を横向きに打ち付けていく。

 

「あああぁ゛っ♡ おおっ、はぁ♡ ああう゛♡!?」

 

 ぐらぐらと全身が揺れ、時たま左足も地面を離れ、そのたびに勢いをつけて男根とディルドでナカをかき回す。

 

 

「──ああっ♡ あ♡ あっぁあっ♡ はあっあっあっああっ──♡!」

 

 やがて、メルヴィンの鍛え抜かれた体幹により、姿勢を安定させていく。

 押さえつけられた壁を掴み、奥を貫く抽挿も一定のリズムを刻む。

 

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ ああっ♡」

「ふっ、ふぅっ……っ、ふっ……」

 

 二人の性感が樹脂膜(コンドーム)越しに重なり合う。

 蛇のような尾が、青年の腰に絡みつく。

 

「はぁーっ♡ くるしっ♡ はぁあっ♡」

「うおお、引き寄せられる……ッ」

「ああんっ♡」

 

 揺動を阻まない程度の緩い拘束で体勢を支えながら、力強く青年の腰をつかんで引き寄せる貪欲さも見せる。

 

「ああっ♡ おしりっ、ひとりでスるより♡」

「はぁ、はぁ……メルヴィンさんの体、最高すぎる、もっと、もっと……!」

「ああっ♡ きれぇっ♡ わたしを、求めて……♡」

 

 肩、腰の動きに合わせてディルドを奥に突き上げ、肉身をゴリゴリと圧し潰す。

 そのたび、メルヴィンの腰がぐり、と捻れ狂う。

 

「おっ♡ おっ、おぉ♡ ぐぅ──~~♡ ぐるっ♡ おしりもおまんこもまたクるっ♡」

 

 ずりゅん、ずりゅんと、ゴム地が腸液を掻き出し、大腿で膣分泌液と混じり合う。

 

「ああっ♡ おっ、おっおおっ……──いぐッ♡! イ゛っ♡♡」

「くっ……まだ耐えろ俺……!」

「おおお゛ぉ……♡」

 

 メルヴィンの腸がぐねぐねと歪み、続いてディルドがびく、と揺れ、固まる。

 ざわ、と波打つ。入口から奥に向かうように収縮し、また奥から入口にかけて圧迫感が増し、全体がきつく締め付けられる。

 

 コンドーム越しに腸のヒダで揉みこまれる男性器の、先端が、裏すじが、満遍なく性感を発する。

 あまりの快楽に対し、青年は射精感を堪える間、指先ひとつも動かせなかった。

 

「はっ、はぁ──♡」

「……」

 

 壁に顔を押し付けて絶頂に耐えていたメルヴィンが、ゆっくりと青年に振り向く。

 快楽にヤられ、火照った瞳で微笑む。

 

「あなたはまだ、絶頂に達していないみたいですし。体位を、変えませんか……♡」

 

 いやらしいお誘いに、青年は一つ顎で頷いた。

 

 メルヴィンが脚を肩に掛けたまま、上体を大きくひねる。

 壁に突き出す両腕を支えに、体を上に向ける。

 バレエダンサーのような華麗な躰捌きが、雄の腰遣いを受け止めるための姿勢を描き出す。

 

「──はぁっ♡ こ、こんなのは……どうでしょう……♡?」

 

 見つめるメルヴィンの瞳が、揺らめく。

 

「最高、エロすぎ。メルヴィンさん好き……」

「うぅ♡」

 

 アクロバティックな態勢で、少女の小さな体をへし折るように男の腰が叩きつけられる。

 メルヴィンはそれに負けじと、腕と腰をバネにして、貪欲に尻で男根に喰らいつく。

 

「メルヴィンさん、すき、かわいい、またおしりエッチしようね……」

「ああっ♡ わたしもすきっ♡ うぅ♡ します♡ ずっと、ずぅっとしてくださいぃ♡」

「ずっとは体壊すかなあ!」

「んううぅ♡」

 

 体をぶつけ合い、汗は弾け、恥じらいも驕りもなく、魂を揺さぶり合う。

 お互いの好意をむき出しにし、二人は一つになっていく。

 

「ぁあっ♡ イ♡ ううん♡ ふぅ、んうぅ♡ うう、ぅうっうぅ♡」

「はっ、くっ! そろそろ、射精()る……!」

「はあっ♡ ああっあっ♡ ぁあああっ♡♡」

 

 激しい交合の中で、メルヴィンの目から静かに涙が滴る

 青年はぬくもりの中で、精液を迸らせた。

 

「ああ゛ーっ♡、ううぅ゛う♡ ふーっ♡ う゛ーっ♡」

 

 疲れ切ったメルヴィンが崩れ落ちる。

 彼女の肛門は、逸物との別れを惜しむように筋肉できゅうきゅうと締め付ける。

 

 いじらしい圧迫感に抗った逸物が、ぬぽんと子気味いい音を立てる。

 コンドームの先の精液溜まりが引き抜かれると、メルヴィンのぽっかりと開いた肛門から腸液がだらりと垂れた。

 

「うぅ……♡ はぁ……っ、はぁん……♡」

「このケツアナ、最高すぎたな……メルヴィンさんが俺の奥さんになってくれてよかった」

「はぁ♡ わたしも、あなたの……つまで、うれしい♡」

「よしよし……」

「ん、ん……♡」

 

 支えを失った彼女が倒れないように、両腕で再び抱きかかえる。

 いつの間にか解けていた尾が、力なく揺れ、しっとりと手首に絡みつく。

 

「んん……」

 

 背を撫でるたび、目を細めて鼻を鳴らす。

 どうやらメルヴィンのご機嫌は獲れたようだ。

 

「……♡」

「おっと。はむ……」

 

 蕩け切った顔にほんのりと笑みを浮かべ、青年の手を尾で引き寄せて唇に触れさせる。

 

「ちゅっ……♡ んっ、ちゅ……。ちゅる、……♡」

 

 ぷにぷにと、メルヴィンの唇の弾力を指先で楽しんだのち、そっと口を吸い、軽く舐め、離れる。

 彼女から、満足げな溜息が零れた。

 

「──今日は、ありがとう、ございました。どうなるかと思いましたが……最高の、一日でした」

「こちらこそ。そしてこれからもよろしく、メルヴィンさん」

「は、はい。結婚、ですからね。ずっと一緒……ですよね?」

「もちろん。むしろ、俺に付いてきてくれる? だいぶ、異端な思想の持ち主だけど」

「はぃ……♡ ……はい。騎士団長メルヴィン。──貴方のおそばに……仕えることを、誓います」

 

 彼女は幸せを孕んで応える。

 青年も、彼女の抱き加減に夢心地だった。

 メルヴィンとの初夜は、大成功に終わった。

 

 

「じゃ、ちょっと待ってて」

「は、はい……?」

 

 おもむろに青年はメルヴィンの元を離れ、シャワー室に向かう。

 

 すぐに、ベッドの元に戻ってきた。

 片手に、()()()()()()を抱えたまま。

 

「おまたせ」

「!? へっ、はっ……!?」

「──ほぎゅっ♡ んんん゛んん゛♡ んごぉおおお゛お♡♡────」

「なっ……()()()()!?」

「ふ──っ♡ ぶふぅー♡ ふごっ♡ オオオオ゛♡」

「こ、これは……ッ♡!?」

 

 ──果たして()()は、威厳ある不老の領主だろうか?

 

「よっこいしょ」

「びぃっ♡♡!?」

 

 ベッドに下ろされたシュオは、その振動だけでくぐもった悲鳴を漏らす。

 

 幼い体は更に小さく折りたたまれ、四肢は頑丈な革帯で留められている。

 首輪と全身のハーネスは頑丈な金属フレームに繋がり、がちがちと音を鳴らす。

 手足も拘束袋に包まれ、彼女は股座を開帳したまま、指先ひとつ、一切の身じろぎを封じられていた。

 

「んんっ♡ ん゛ー~~♡♡!!」

 

 その膣と、未経験だった()()の肛門には、それぞれ()()()と音を鳴らす張型が押し込まれ、異様な快感と苦痛に震えている。

 顔面全体は大きな革製のマスクで覆われ、目や口の様子はうかがえず、呼吸だけができるように鼻に小さな孔が開いている。

 

「ごぶっ♡ う゛うう……」

 

 上手く発声ができないのか、先ほどからシュオの声には濁りが混じっている。

 彼女の全身はびっしょりと濡れ、ベッドのシーツに大きなシミを作る。

 湿気の多い風呂場で放置されていたためか、あるいは本人の汗か。

 

 ──まるで奴隷か、所有物のように扱われていた。

 

「こ、これ、は……!?」

「いやあ、風呂場でシュオがせっついてきたんだけど、そのときはメルヴィンさんを()()()()たかったからさ。とりあえず適当に縛って、放置してたんだよね」

「おごぉ♡ おおおオオ♡」

「な、ぁ……」

 

 絶句するメルヴィンを尻目に、青年がシュオの体をそっと撫でる。

 にちゃ、とねばつく音とともに指先が小さな乳首を撥ね、なだらかな恥骨を圧す。

 

「んぎゅぅううう♡♡♡」

「シュオもこれで気持ちよくなってくれてるみたいで、よかったよかった」

「はっ……? はっ……♡」

 

 メルヴィンは困惑しつつも、ああ確かに、とどこか納得を覚える。

 情欲をぶつけられることを知った彼女には、シュオは快感に打ち震えていることが、ありありと。

 

「ご、くっ……」

「──じゃ、今からシュオを使()()けど、メルヴィンさんは見学してていいからね」

「へっ?」

 

 青年はまず、顔を覆うマスクに手を掛ける。

 ぱち、と金具が外れ、汗と涙に覆われたシュオの貌が露になる。

 だがその口は大きく開き、頬から後頭部にかけて帯で覆われていた。

 

 その帯が外され、小さな口から紫色の口枷が()()()()()()

 

「んんぐぉ……!」

「うええっ!?」

「おおぉっ、げえっ♡ ごほっごほっ、はぁ────っ♡」

 

 喉からずるりと吐きだし、反射的に酸素を求めて喘ぐ。

 光に慣れていないのか、シュオの瞳はぼやけて、視線を宙に彷徨わせる。

 

 無残なシュオを目にして、おずおずとメルヴィンが尋ねる。

 

「あの、こ、これは……?」

「ん? ペニスギャグ。シュオ、縛られたらキャンキャン煩くて可愛いんだけど、メルヴィンさんとヤるときに騒がれても困るからね」

「だ、だからあのような声……♡」

「はぁっはぁっ♡ はっ♡はっはっ♡ ひぐっ♡」

 

 青年の手が、小さな膣を掻き分けて生える、()()()()()を掴む。

 完全な拘束の中で小さく震えていたシュオの体が、怯えたように固まる。

 

「あっ……♡ かっ……はひ……」

 

 茹った顔が、自らの膣を見据え、掠れた声を漏らす。

 それらが言葉にまとまる前に、青年は手を掛けた。

 

 ずる、と半ばほど、引き抜く。

 

「あ……え……っ♡!? んぎいぃいいいい♡♡」

「あ、わあ……♡」

 

 シュオの喉から絶叫が、メルヴィンから感嘆が聞こえる。

 

 引き抜かれたそれは、赤と緑が混ざり合う、弾性に富んだ張型だ。

 だがその形状は、半分ほどを見ても明らかに男性器ではない。

 くびれ、ねじれ、イボと溝が掘られた複雑な形状。

 根本で二股に分かれ、クリトリスを虐めていた凹凸がてらてらと湿っている。

 

 そしてなにより、全体が()()()()とスイングしていた。

 

 電動ディルドが弧状に曲がり、先端の細かい振動で中腹を穿つ。

 シュオの性感が一段階、高まる。

 

「んおぉぉお♡!?  ほぉ♡ いぐイグっ♡ だずげっ♡ オオオ゛っ♡♡」

「俺のチー……えーと、魔法でいろいろな道具を作れるんだ。そのチカラで、こういう玩具を作ってみた」

「ああ、シュオ様……!?」

 

 メルヴィンが心配げに声を掛けたので、青年は提案をする。

 

「助ける?」

「め、メルヴィ♡ ううぁ♡」

「……っ」

 

 シュオが助けを求めるように視線を投げかける。

 顔すらも動かせない彼女の、精いっぱいの懇願だった。

 

「い、え……♡ ()()、なので……」

「!? あぐっ、んほぉお゛っ♡」

 

 だがメルヴィンは、十年を共にした上司よりも、一晩の非正式な婚約者を……()()()()()()()()()()()の、性欲を優先した。

 彼女の脳は、十年にわたる我慢の末のご褒美(いちゃらぶセックス)によって、破壊されていた。

 

 第二婦人の従順な様で満足した青年が、シュオの膣から残り半分の電動ディルドを勢いよく引き抜く。

 じょわっ♡、と飛沫が散り、小ぶりな陰唇がめくれ上がって、シュオの幼膣が口を開く。

 

「んぎぃおぉおおオ゛っ♡ がぁあ゛ぁ♡ ふぅ──う゛っ、ぐぅうっ♡」

 

 身じろぎが取れないシュオは、精いっぱい声を張り上げることでしか快感を逃がせない。

 絶叫の裏で、ウィンウィン……とディルドのうなり声が重なる。

 

 まだ粘液の糸を引く膣壁が、彼女の興奮のままにびくびくと収縮し、鮮やかな肉色を見せつける。

 

「おおお゛っ♡ イ♡ ぐるう♡!? ごわれ゛っ、んおおおぉ♡♡────」

「メルヴィンさん、良かったの? 一応コレ、上司だけど」

「い、今はあなたの……婚約者、なので……♡」

「理解のある奥さんが増えて嬉しいよ」

「っ……♡」

 

 胸と喉を必死に上下させて呼吸するシュオを横目に、メルヴィンは青年に媚びを売っていた。

 

「お゛いっ♡ これ、はやくほどっ♡ わらわ、もう、ヘンになりそうじゃあ♡♡」

「おっと一人目の奥さんがご機嫌ナナメ」

 

 苛立ちと拘束具の磨れる音とともに、シュオが叫ぶ。

 既に彼女の膣は解放されているが、それでも彼女は快楽のままによがり、狂っていた。

 

「うあぁあ゛♡ ()()()、わけわかんにゃくなるからぅ♡ うぅ♡」

 

 たった数時間前まで、シュオにとって肛門での性経験は無かったはずだ。

 青年に抱かれるときも、前で満足していたこともあり、後ろには手を出されていなかった。

 それどころか彼女の三百年間、不老不死の肉体は()()()()()()()()()

 

「ううー♡ はやくだしたい、もうむりじゃ、こわれ、うううう……♡!」

 

 ではなぜ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 ──青年がやったことは、このシュオの不変の肉体を、短時間で開発。

()()()()のだ。

 

「う……わ、ぁ……♡」

 

 シュオの痴態を受け、メルヴィンが目を見開いて呆然とする。

 不老不死の肉体の不変性は部下として聞き及んでいるし、先ほどシャワー室で『肛門での経験が無い』と言っていた。

 その事実を合わせたメルヴィンの脳内では、青年が()()()()やったのか……その()()()を正確に想像していた。

 

 どこか喜色を孕んだ声で、メルヴィンが青年に尋ねる。

 

「あの、もしかして。お尻の()()も動いているんですか?」

「うん。ちょっと見せるね……」

「いい゛イ゛♡ はやくっ♡ ぬいでっ♡ んぐうぅ……」

 

 シュオが必死に肛門に力を込めても、永らく排泄もしていないために不慣れで、そもそも大きすぎるアナルプラグは、彼女の意志では排出できなかった。

 

 青年がプラグのツマミに指をかけ、ねじり、引き抜く。

 ぐぽ、ぐぽ、と空気が抜ける音が続き、しばらく肛門と指先でプラグの綱引きが続く。

 

「ほぉ♡ おお゛ぉお♡ 待っ、ぐるじっ、ちぎれる♡」

「大丈夫大丈夫。()()の時もお尻には傷一つ付けなかったでしょ? 不死じゃなくても限界ギリギリ大丈夫なやつだから。信じて、シュオ……」

 

 ……シュオの特異な体質を活かした調教ありきの、常人には不可能な拡張であったことを補足しておく。

 

「ひぎっ♡ ぎぃ、ぁああっ! おおお゛、ほぉお゛おおッ♡」

 

 ガチャガチャ! と激しくシュオがもがき、盛大な排泄音を響かせながらアナルプラグが抜ける。

 青年の握りこぶしほどの、巨大なプラグ。

 だがその先端から伸びるナニカが、いまだにシュオの腸に身を隠していた。

 

 その垣間見えるナニカは、筆ほどの細さの赤黒い粘膜に覆われ、表面が蠢く()()であった。

 アナルプラグとはくっきりとした境界を持ちつつ、その()()()簡単に脱落しないように強固に結びついている。

 

「こここれはっ!? 英雄さんでも魔物の無許可持ち込みは禁止ですよっ!?」

 

 明らかに魔物としか思えない物品にメルヴィンが動揺する。

 

「これは魔物じゃなくて、魔物を模した装置なので安全ですよ。ほら、止められるし」

「イぐっ、ぐうぅ……♡ はぁ♡……」

 

 そう言うとシュオのケツとプラグの間で、疑似触手の動きが止まる。

 数時間続いていた触手の大腸責めから解放され、ようやく呼吸が安らぐ。

 

「うええ……。悪趣味すぎません……?」

「まあまあ。シュオもほら、気持ちよかったでしょ?」

「ふぅ♡ お、お主の変態趣味も大概じゃなっ、まさかこんな気色の悪いコトまで要求してくるとはの♡」

「じゃあ、辞める?」

「……、────……好きに……せい♡」

「えっシュオ様?」

 

 シュオが顔を背け、だが黒髪の隙間から真っ赤に染まる頬が覗く。

 青年が再びプラグに力を籠め、触手ごと肛門の奥にねじ込む。

 

「ふぅ、ふぅ……♡」

「はいスイッチオン」

「いぎぃ♡ ごれ♡ まささ()()()の、ふかイっ♡!?」

 

 内側で触手が蠢き、物理法則を無視するように伸びる。

 シュオの腸をこじ開け、直腸を突き抜け大腸から、決して届かないはずの細く、複雑な通路へと。

 

「────ッ♡ ほぎっ──────♡♡」

「う、うわ……ぁあ……♡!?」

 

 シュオも顔を白くして、腸の異物感に耐える。

 仰向けの彼女は、しかし何もできない。

 

 ぼこぼこぼこ、とシュオの腹に、()()()が蠢く痕跡が浮かび上がっていた。

 

「お……♡ お゛ぉ……♡」

「こ……これ、本当に大丈夫なんですか。触手魔物でも、ここまでになる人は見たことが無い……」

「シュオは腸を触手で埋め尽くされて腹ボコしても感じれるえっちの天才だからね」

「そういう問題……?」

「うう゛ーっ♡ ふぅう゛ーッ♡♡」

 

 メルヴィンが疑問を感じようが、シュオは何事もなく消化管で快楽を貪っていく。

 内臓がこねくり回され、体内を埋め尽くされ、それでも彼女の喉は嬌声を発した。

 

 ぶるりと、抜き身の男根が震える。

 剥きだしのシュオの膣口に、亀頭があてがわれた。

 

「うう? 、う♡」

「それじゃそろそろ、()を使わせてもらおうかな」

「……っ。あの……コンドーム、は」

「え? ああ、シュオは()()()()()()()()()()()()、って。ただ、初潮の来ていない彼女は孕めないんだけど」

「……」

 

 ナマの交尾を始める青年たちを、メルヴィンはどこか遠い目で見ていた。

 ずぶ、と先端がシュオの膣に(はい)ると、ようやく彼女が反応を返す。

 

「あっ♡!? おぬしっ、いまは♡ 駄目っ♡」

「いやよいやよも好きの内、っと……!」

「んにょおおぉお♡」

「き、っつ……」

「シュオ様の、私より小さいのに。あんな……すんなり……♡」

 

 シュオの膣が、四方八方から複雑な動きで青年を抱擁する。

 彼女の下腹部を埋め尽くす触手の蠢きが、ときに膣を直接圧迫し、ときにシュオの反射的な膣運動を引き出し、彼女の肉感が絡み合う。

 

「おっ♡ おおお゛ぉ♡ おおおっおっおっ♡!?」

 

 そのまま青年はシュオの腰に覆いかぶさり、固定された彼女の玉体を味わう。

 ばん、ばん、と肉が響き合い、引き抜かれるたびに愛液が飛び散り、打ち付けられるたびに腹との相互圧迫が彼女を乱れさせる。

 

「がぁあああ♡ おおォ、んごぉおおおっ♡♡」

「シュオ様、口枷はないのに……なんて、お声……!?」

「ほぎょっ♡  う゛うう♡!!」

「ふっ、ふっ……!」

「英雄さんも……すごく気持ちよさそう。……やっぱり……()()だから……?」

 

 メルヴィンの感想を聞き流し、二人は違いの快楽に没頭していく。

 激しい水音とともに、やがて青年の腰がかくかく、と震える。

 

「もう……ぐっ……!」

「はおっ♡ わらわも♡ いぐっ♡ ぐ、くるぅ♡ ごわしでええ゛っ♡♡」

「──うっ!」

「おお゛っ♡ オ゛っ♡!? いっ、く……──♡♡」

 

 どくどくと青年の竿が脈打つ。

 腰を深く叩きつけると、シュオの小さな膣が広がって男性器を根元まで咥えこむ。

 

 拡げられたシュオの膣内で、白濁が満たされていく。

 

「はぁああっ♡ お゛っ♡」

 

 腰の動きが止まっても彼女の肛門を満たす触手の攻撃は止まらない。

 腸壁を拡張し、大腸を擦り、小腸のカタチを捻じ曲げ、絶頂を引き延ばす。

 

 青年はシュオの膣奥で射精しながら、腰を開いてアナルプラグをつかみ取る。

 シュオの絶頂の間断で括約筋が緩む瞬間を狙って、素早く引き抜いた。

 

「ぐひ♡」

「シュオ、最後にド派手にイこうね」

「あ……♡ はひ……♡♡」

 

 彼女の腹部はいまだに触手で満たされ、表面は異様な凹凸を見せている。

 腸内にしがみつく触手が、極太のアナルプラグとの間でピンとまっすぐ引き絞られている。

 

 青年は敢えて触手を長く伸ばしたまま、長大なソレを引っ張る。

 

 まず直腸を満たす触手が引き延ばされ、細くなったソレが肛門から引き抜かれる。

 

「んううう、ふうう……♡」

 

 続いてS字結腸を横断し、強烈な快楽とともにずるり、と触手が飛び出す。

 

「んがっ♡!? うおお♡ わらわの、おひりっ♡」

 

 大腸を埋め尽くす触手が、ずる、と移動を始める。

 

「うう゛ぅ、イっ♡ んううう~~♡♡」

 

 そして最後まで小腸にしがみつく触手の先端が、諦めたように力を抜き、ついに全体が彼女の腸内を移動する。

 

「いイ゛っ♡!? ああああぁ♡♡ うぁああああ゛あ゛あああ────♡♡♡」

 

 そして獣同然の咆哮とともに、一気に触手がヒり出される。

 ずろろろろ……と低音が長くこだまし、青年の手にはシュオの身長より長い触手が握られていた。

 

「ほお゛っ♡ おお♡ ぉ…………♡」

「おっ。俺ももっかい()す……」

「おお♡? う゛ぅ~~……♡」

 

 その勢いでシュオが絶頂し、腸内の劇的な変形による膣圧の変化と併せて、青年が再びシュオの中で射精した。

 

 シュオの表情に浮かぶのは、困惑と喜悦、快楽、そして幸福。

 その歪んだ微笑みが、何より彼女の感情を物語っていた。

 

「ふぅ、さすがの本性(淫乱ロリババア)に手こずったぜ。シュオも満足した?」

「あぇ…………♡♡」

「したみたい」

 

 正気を失ったシュオが気絶する。

 

 半目にアヘ顔、浅い呼吸を繰り返すシュオから、男根を引き抜く。

 引き抜きながら精液があふれ出し、彼女の薄白い尻を汚していく。

 既に引き締まったアナルにも分泌物が垂れ、ぴく♡と不浄の穴が反応する。

 

 男根の方も、亀頭の先端から根本に至るまで、べったりと白濁液がまぶされている。

 

「じゃっ、メルヴィンさん。そろそろ片づけよっか……?」

 

 

 青年がメルヴィンに振り返る。

 

「……メルヴィンさん?」

「……っは、い」

 

 彼女は二人の交尾を見ながら、()()()()()()()()()()()()

 青年は、自らの視線に熱がこもっていくのを自覚した。

 

「──よし、もう一回ヤろうか」

 

 こくりと一度、頷く。彼女の視線が途切れる。

 きっと、鱗に覆われた耳は、焼けるように火照っているのだろう。

 

 青年が再び新品のコンドームを取り出すと、咄嗟にメルヴィンの手が伸びる。

 するりと、彼女の手が避妊具をはたき落とした。

 

「……」

「……」

 

 青年が見下ろすメルヴィンは、灼けるような感情を宿していた。

 心臓が跳ねる。

 

「──そっか。メルヴィンさん、今日は危険日?」

「どっちだと、嬉しいですか?」

「……」

 

 青年の喉が、強く唾を鳴らす。

 メルヴィンは手のひらで力強く青年の腕を掴み、引き寄せる。

 見上げた彼女の瞳は、どろどろと濁った炎が渦巻いている。

 

 二人の間で、シュオから引き抜かれたばかりの男根が揺れる。

 精液がぼたり、と滴った。

 

()()でいいんだね?」

「それでお願い、します……♡ もし、孕んだら……責任、とってくださいね」

「もちろん」

 

 メルヴィンが花の咲いたような表情で、青年の手を引く。

 二人の体が、もつれるように倒れ込む。

 

 メルヴィンと青年が見つめ合う。青年が見下ろし、メルヴィンが見上げる。

 二人の体がシンクロし、一つの目的のために重なる。

 

 メルヴィンが股を開き、ぐっしょりと濡れた膣口は餌を求めて穴を収縮させる。

 そこに、青年の亀頭が触れる。

 体液が混じりあい、二人の肉と肉が馴染み、ぴったりと密着する。

 ぷっくらと膨らむ陰唇とクリトリスが、青年の男根をしっかりと抱きしめる。

 

「英雄、さん。愛して、います……」

 

 メルヴィンが小さな掌を、上に伸ばす。

 その手を、青年の手がつかみ取った。

 

「貴方の、妻になります。この胎に……私たちの子を、授けてください♡」

 

 恭しく、青年の手にメルヴィンが口づける。

 

 ──美しい銀髪をベッドに広げ、仰向けで誘う合法ロリ。

 

 その身には幾多の修練、戦い、そして自慰の痕跡が刻まれている。

 胴体や手足には無数の傷跡。

 微かな胸の膨らみに、ぷっくらと大粒の桃色乳首が膨らむ。

 

 全身の態度と、その言葉が直接、愛を表現している。

 

 

 その全力求愛(ハメ待ち)に、もはや我慢のしようは無かった。

 

 

「メルヴィン、さん……!」

「ああっ♡」

 

 青年が腰を突き入れる。

 ずるり、ずるりと勢いを失わずに、彼女の膣は男性器を呑み込んでいく。

 

 突き入れた先から、溢れた体液が膣口を汚していく。

 

「んっ♡ これ、さっきもよかったけど♡ むき出しの方が、気持ちいいですね♡」

「ふぅっ、ふぅ、ふっ!」

「んふ♡ 英雄さん……余裕なくて、可愛い……♡」

 

 本能のままに、メルヴィンの体を余すことなく貪る。

 腰を振り、小さな膣から淫らな音を響かせる。

 息継ぎを求めて喘ぐ彼女の口を口で塞ぎ、唾液を絡めあう。

 

「んちゅ♡ んんー♡ んっ♡」

 

 青年の太い指が、彼女のくっきりとした乳輪をなぞり、乳首を摘まみ上げる。

 

「んぱっ♡ おおっ♡ んかぁっ、はあぁあっ♡」

 

 さらに腰を打ち付け、腹でクリトリスをぐりぐりと圧し潰す。

 彼女の筋肉質な膣が、愛おしく肉竿を抱擁する。

 

「ああぁ♡ はぁっ、はあぁ♡ いい、ひびいて♡」

 

 肉芽の三点責め、膣の抽挿が彼女を絶頂へと導く。

 

 何度も性器を重ね、乳首を舐め、指先とクリトリスを突き合わせ、腰を捩じって彼女の深いところを亀頭で押し上げる。

 

「あああ♡ あぁ……い、く♡ うぅ、ふぅ♡ んっ♡」

 

 びくびく、と膣壁を狭め、メルヴィンが仰け反る。

 髪を振り乱し、腰の動きに合わせて胸元の乳首を揺らす。

 

「ああっ、ぁ、ぁあ、♡ いいです、きて……♡」

「ふっ、ぐっ……出す、中で出す、孕め……っ!」

「はいぃ♡ 孕みます、貴方の妻メルヴィン、孕ませてっ♡」

 

 お互いがお互いを求め、青年が腰を振り、メルヴィンが腹をもたげる。

 奥深くで粘膜が絡みあい、激しい収縮とともに電流が迸る。

 

「ああ、い、いっ……く……♡♡」

「ぐっ……うっ……」

「あ♡ んんぅ……♡」

「やば、膣うねって、絞りとられっ」

「はあ♡ んぁ♡」

 

 青年の腰が小刻みに揺れ、体の底から絞り出すように大量の精液を注ぎ込む。

 メルヴィンの最奥で、子種が二度、三度と塗りこまれていく。

 

「……♡」

 

 そのぬくもりに、メルヴィンの心が安らぎで満ちていく。

 口元で緩やかな弧を描き、絶頂している体で、ゆったりとした呼吸を繰り替えす。

 

 体を酷使し、カラダを使われた疲労もあるだろう。

 ──それでも美麗な笑みを浮かべ、全身から幸福感が漂っていた。

 

 

 むしろ青年の方が精魂を吸い取られた様で、ぐったりとメルヴィンの膣から男性器を引き抜く。

 

「はぁ……はぁ……」

「ん……♡ 沢山、出してくれたんですね……」

 

 膣から白濁が零れ、汗と混じって白濁が広がる。

 メルヴィンは痺れる腕を動かし、陰唇を指で閉じた。

 

 彼女は深い笑みを浮かべたまま、青年をじっと見つめている。

 

「英雄さん……。これからも、末永くよろしくおねがい、します♡」

「こちらこそ」

「ふふ……♡」

 

 ──青年が、彼女の顔に見とれる。

 

「……♡」

「うーむ……」

 

 その誘惑に囚われていることに、青年自身も、そしてメルヴィンも気づいていた。

 

 



 

 

「……あっ!? シュオ様は!?」

「あ」

「──終わったかの? そろそろ、自由にしてほしいんじゃが……」

 

 気絶から目を覚ましたシュオは、全身拘束、体中汁まみれのままだった。

 いそいそと彼女の拘束を剥ぎ、メルヴィンが体を拭いていく。

 

「す、すみません、ほったらかしにして……」

「ふ。──メルヴィン。英雄殿との子供……よろしく頼んだぞ」

「は……はい……♡」

 

 メルヴィンがシュオの声に、覚悟を持って答える。

 

 

 この日、ベルレギオンを救った英雄は、二人目の妻を持った。

 

 

 




普通にアナルパートは適当言ってます。良い子はマネしないでね!
ていうか全篇適当です。
フィクションであることをお楽しみください。

あと文字数が増えすぎると、文章整形でめっちゃ処理時間喰うんですね・・・次から分割しながら書く癖をつけねば・・・・
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