※この作品はR-18です。

幼女に勃つ奴なんているわけない   作:笹にとろん

9 / 15
お気に入りしおり感想評価ここすき誤字報告その他、ありがとうございます!励みになります。

それとタグを調整しました。メルヴィン増やした段階でハーレムタグつければよかったぜ。
内容は変わりません。本小説はロリを抱く話です。



9 宿屋の少女、金毛狐のカシア

 

 暗い意識の奥で、青年は過去の記憶を垣間見た。

 

 怯えた顔のカシア。

 広がる白濁。

 

(俺が、やったことは……────)

 

 その記憶も、現実への浮上とともに消え失せる。

 ただの、夢のように。

 

 


 

 

 ぬくもりと、粘着感。

 股間に迸る快感に、意識が浮上する。

 

「んむ……♡ れろ、はむ……っ」

 

 ぴちゃぴちゃと、男性器を舐められる感触。

 拙くも、艶めかしい舌の動き。

 青年の良く知る二人の少女のものとは、わずかに感触が異なる。

 

「れろ……、れろれろぉ……」

 

 ぱちりと、目を開く。

 

「……なんじゃこりゃ??」

 

 ベッドの上に大の字で寝そべる青年は、全裸だった。

 体は拘束されていないのに、何故か手足が動かせない。

 

 唯一動く首から上を回し、部屋を見渡す。

 

「れろ♡ あー、おにいちゃん起きた♡」

 

 股間にうずまる金の毛玉が顔を上げる。

 それは女将の娘、カシアだった。

 

 もろだしの男性器をしゃぶっていた口が、淫蕩な笑みを浮かべる。

 

 太ももに触れる金髪が擽ったくても、青年は体を動かせなかった。

 決して十歳の少女が放ってはいけない輝きに目を細める。

 

「…………」

 

 そして少し離れた椅子には、全裸のシュオが腰掛けていた。

 まるで眠ったように、いかなる反応も、意志も感じられない。

 

「……そうだ。トイレ行った後、部屋に戻ってきた……」

「そこを、あたしが()()したの。思い出した?」

 

 部屋の様子には変わりない。

 ただ青年とシュオの自由が失われている。

 

 夜明けまではまだ時間がある。わずかな灯りで照らされた暗がりで、青年は思考を巡らせる。

 

「どうやって……いや、あの洗脳スマホ(チートアイテム)を……何故、()()()()()()()()()?」

 

 カシアの持っていたスマホは、間違いなく洗脳機能がある。

 そんなものを、あんな形状(スマホ)で、青年以外が作れるわけがない。

 そして、青年は作れないはずのモノ(倫理的でない物)を作った記憶がある。

 

 ならば答えは一つ。

 

「俺のチートアイテムで……俺の記憶を、消したんだな」

 

 カシアが、目を細めて嗤う。 

 

「じゃあ……おにいちゃんが忘れちゃったこと、全部話してあげるね」

「……頼む」

「その間、()()()()()()()()、しながらね♡」

「うぉっ!」

 

 華奢な指先が、逸物にぬめりと触れる。

 亀頭のこそばゆい快感に、青年の顎が上がる。

 

 もちろん青年に、こんなこと(性技)をカシアに仕込んだ記憶はない。

 だが少女は拙くも、必死に青年の陰茎を手でしごく。

 

 乱暴な手つきで、少女の手のひらが肉竿を擦っていく。

 

「しゅっ、しゅっ、しゅっしゅっ~~♡」

「まっ、はやすぎ……!」

「そう?」

 

 静止の声でカシアの手がゆっくりになる。

 

 青年は口以外を動かせないため、この窮地においては会話の中に活路を見出すしかない。

 シュオも恐らく洗脳されており、おのずと目覚めることもないだろう。

 頼れるのは、自分のみ。

 

「……♡」

「くっ……」

 

 そうは言っても、青年は美少女に竿を握られているだけで、はち切れそうだった。

 

 カシアの体には全体的に肉が乗っており、指の腹はむっちりと青年の竿を包み込む。

 少女然とした小さな指先が、べっとりと粘液をかきたてて絡みつく。

 

「う、ぉ……」

「おにいちゃんは()()()、この部屋で()()()()してたんだよ」

「!? 俺はオナ禁していたハズっ……!? いやそうか、洗脳で記憶に齟齬が……」

 

 ベルレギオンを訪れた後、『ある日』オナ禁を破ってしまっていたのだろう。

 そしてこの部屋(”狐の煮付け亭”)でしていたというなら、その時のオカズは恐らく……。

 

「初めにソレをのぞいた時は、ただ『きになる~』って思っただけだったんだ。()()()()絵とか見ても、よくわからないし? だったら、自分で直接みたい、って」

「っ……手つきが、急にやさしぃ……」

 

 スローペースで、しっかりと握られた手の輪が竿から亀頭、金玉の付け根までを往復する。

 

「そこでおにいちゃんは……オナニーに見とれてたあたしを……」

「ぐっ!」

 

 腕が躍動し、ピストンが加速する。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()? 子供は実感(性欲)がないから、知らないからって、無理やり」

「ぐ、ちょっまっ……! それ、ヤバ……!」

 

 ぬちゃぬちゃと、泡立つ勢いで、少女の手淫が男根を責めたてる。

 

「こーやって、あたしの顔の前で、ごしごし、ごしごし~ってさ……」

「うっ、あっ、やば、まって」

「そりゃ、きょーみほんい? でのぞいてたあたしも悪かったと思うよ? でもまさか、おにいちゃんが……」

「うっ、ううぅ……!?」

「──こーんな、あたしみたいな子供にコーフンする、()()()()だったなんて」

 

 カシアの指が輪をつくり、亀頭に巻き付いてぐるぐると擦る。

 もう片方の親指で鈴口を押え、ぐにぐにと圧迫する。

 そのうえで、手のひら全体で撫でまわす。

 

 子供の無邪気さと最低限の性知識が組み合わさった、過激な手淫。

 青年の精神が、削り取られていく。

 

「うっ、はっ」

「思わなかったの……あたし、そんなつもりじゃなかった……」

「あっでるっ」

「えっ」

 

 びゅくびゅくと、カシアの指の蓋の裏から、精液が滲みだす。

 そのまま噴水のように、だらだらと精液が垂れ流れる。

 

 べったりと汚れた手のひらのまま、カシアは男根を上下に擦り続ける。

 射精直後の肌を、粘液を絡めた愛撫が刺激する。

 

「い゛っ!? いま、敏感で……!」

「でも、実はおにいちゃんのことがキライになったわけじゃないの……♡」

「ええぇ……??」

 

 甘い息を吐きながら、カシアが青年の睾丸に頬ずりする。

 うっとりとした目で、びくびくと白濁を滲ませる男根を見つめる。

 

「おにいちゃんのおかげで、あたし解ったの。()()()()()()()()()()()()()()()。子供でも、えっちで気持ちよくなっていい……♡」

「うっ、はぁっ」

 

 青年は快楽と罪悪感で頭がおかしくなりそうだった。

 

 確かに、確かにこの街に来た頃はオナ禁もあって溜まっていた。

 だからといって、自分はこんな純真無垢な少女を、レイプしていたのか。

 

 しかも、そのことを忘れて、今では二人の婚約者と関係を持っている。

 

 悔しさを滲ませ、カシアに詫びようとしたが、いったい何と声を掛ければいいのか。

 

「教えてくれ、カシアちゃん。……つまり……俺は、レイプの罪悪感を消して()()()ために……」

「? なあに?」

「君に洗脳スマホを、あげたのか……? 俺は、そんな浅はかな……」

「え? ちがうよおにいちゃん」

「へ?」

 

 カシアが手を止め、ベッドの上、青年の裸体によじ登る。

 べたべたと濡れた手のひらが胸板に汚れを広げる。

 

 

 顔しか見えていなかったが、カシアもまた、全裸だった。

 

「うお……!?」

「えへへ、あたしキレイ?」

「あ、ああ…………すごく、魅力的で、綺麗だ……」

 

 幼女の顔、胸、腹、性器。

 青年の上に圧し掛かるカシアの、すべてが青年の視界に収まる。

 

 全体的に丸っこくも、幼さを残す線の細さ。

 金色のまるっこい瞳に、金色の髪。

 神々しくも暖かな輝きは、まるで少女に天使性を与えるかのよう。

 

 青年の知る少女たちよりも、一段回ふっくらと膨らんだ乳房。

 将来の成長性を期待させる小さな実りは、彼女自身の二の腕に挟まれ、まるで谷間のような筋を描いている。

 

 ぽっこりとしたお腹の膨らみは、彼女の幼さを示す。

 

 大人になりかけの美少女が、色を放って青年に迫る。

 

「あたし、あの日はいきなりのことでパニックになっちゃったの。でも、おにいちゃんが()()を使って落ち着かせてくれたの」

「! 洗脳スマホ……」

 

 カシアが枕の側に腕を伸ばし、黒く四角い板──洗脳スマホを手に取る。

 青年は一瞬身を竦ませたが、今その画面は光を放っていない。

 電源が切れているように見えても、依然として彼は体を動かせないし、『あの日』の記憶は戻らない。この状態でも、洗脳は持続性があるのだろう。

 それこそ、数か月の間記憶をごまかせるほど。

 

(チートアイテムなら、それぐらい……。何年でも、一生でもできる)

 

 青年の額が、冷や汗を垂らす。

 

「でも、おにいちゃんは『こんな道具を使うべきじゃない』とか言って、すぐあたしの洗脳をといちゃったから」

「から……?」

()()()()()()、あたしがおにいちゃんを洗脳したの!」

「……す、すげー……」

 

 青年は自らの詰めの甘さに呆れつつ、少女のあまりの行動力に脱力する。

 

(洗脳で冷静になってたとはいえ、(チート転生者)の隙を突いて盗んだ!? しかも、スマホなんてこっちの世界に無い道具だから、使いかたも初見、見様見真似ってことだろ……!?)

 

 行動力もそうだが、この少女は観察眼が優れるのだろう。

 

「……カシアちゃんは目がいいもんな。絵上手いし」

「えへへ♡ 褒めても許さないからね?」

「ごめんなさい本当に何してでも償います」

 

 カシアのぞっとするほど完璧な笑みに、青年は必死に首を折り曲げて謝意を表現する。

 

 少女はため息を一つつき、ねっとりと湿った手で青年の胸板に粘液を塗り拡げる。

 ぬくもりを宿した手の平で、ひやりとした感触が広がる。

 

「……あたし、さっきも言ったけど、おにいちゃんに襲われたからって、もう嫌じゃないよ?」

「い、いや。そんな馬鹿な……」

「そうなの。わかって? 信じて、あたしの言う事」

 

 カシアの真剣な眼差しに、青年はこくりと頷く。

 

「……わかった。君の事、信じる」

「うん。でもね、あたしが許せないのは……」

「いづっ!?」

 

 カシアの爪が、濡れてテカる青年の乳首を抓る。

 狐人とは狐の特徴をもつ亜人であるが、指先はヒト同様で、決して獣爪のような鋭さがあるわけではない。

 だが彼女の小さく薄い爪のフチは、青年の乳首をゴリゴリと挟み込む。

 

 青年はふと気づく。

 おそらく、防御系のチートを()()()()()()()

 無防備な肉体に、華奢な少女の爪がめり込むだけで、激痛が迸る。

 

「ち! 千切れる、ギブギブ!!!」

「だから許さないって。──おにいちゃんが、あたしの()()を忘れて、ほったらかしにして……」

「ひーっ! ひぃ──ッ!!」

 

 ぐいと、遠慮なく乳首を持ち上げられる。

 本当に千切れるのではないかと、青年が悲鳴を上げる。

 

「……しかも、わざわざ! ここで! 領主様と……せ、セックスなんかして!!」

「だァーッ!?! すみませんでしたごめんなさいせめて持ち上げるのはヤメテェ!」

「ふーっ……! 分かった、おにいちゃん? あたしが何に怒ってるのか……」

「わか……っ、いや、間違えたら怖いので、説明お願いできますか……」

「……」

 

 ため息が一つ。

 小さな体から放たれるプレッシャーが、鳴りを潜めていく。

 

「おにいちゃんのおかげで……あたしはえっちを知ったの。おにいちゃんのせいで……」

 

 揺らぐ金色の瞳には、わずかな羞恥が見て取れる。

 

 

 カシアが体を起こし、膝立ちで腹の上に跨る。

 ふわふわの尾毛が、太ももをそっと撫でる。

 

 ぴちゃりと、へそに雫が滴った。

 

「あの日、おにいちゃんを見送るとき、続きをしようって約束してくれて。あれからずっと……()()()()、してて……っ!」

「……!」

 

 青年の目がくわっと見開く。

 

 起き上がったことで、彼女のお腹がぽっこりと膨らんでいることがよくわかる。

 未熟な子供の肉体特有の、張り出したイカ腹。

 

 性器は未熟そのもので、ぴったりと一本の筋を描き、陰毛も一つも生えていない。

 まっさら、つるぺたおまんこ。

 

 ──その僅かな亀裂から、愛液が滲み出している。

 

「パパもママも、えっちなことははぐらかして教えてくれないし……! おにいちゃんが教えてくれなかったから、自分の体の触り方は、よく分からなくて……」

「お、おう」

「おにいちゃんが来てくれるの、ずっと、ずっと待ってたの。でも……やっぱり、洗脳が強すぎたんだね。あの日のこと、全部忘れてた」

「……」

 

 ふと、青年のカンが冴える。

 

「『あの日』は、()()()()()()()()、なのか」

「……うん」

 

 彼は、当日邪龍と立ち向かうまでの経緯──どのように酒を飲み、寝たのかを覚えていなかった。

 なぜ、飲酒と疲労と睡眠不足や邪龍()()()で、チートを持つ青年が苦戦を強いられたのか──。

 

 だが、今はその日の出来事を、深く掘り下げる時ではない。

 

 青年は目の前の少女の顔をまっすぐ見つめる。

 

「──おにいちゃん。今、あの日の約束を……果たして」

「……俺は、何を……すればいいんだ?」

 

 カシアの指が、自らの秘裂を割り開く。

 柔らかな皮膚のたわみとともに、肉膜がさらけ出される。

 小さな穴は、窮屈そうに窄まって、とても性を受け取れるようには見えない。

 

「あたしのこと」

 

 それでもカシアは、切なげに、全力で懇願していた。

 

「お嫁さんに、して?」

 

 齢かろうじて二桁の、金色狐ロリのハメ乞い(全裸告白)

 

 洗脳で縛られた青年の体は、否応なく反応する。

 彼女の脚の奥で、肉棒がビキビキに勃起しているのを感じた。

 

「わかった。──俺も、覚悟は決めた」

「……うん♡」

 

 カシアの手のスマホが、光を放つ。

 

 ぴくりと、青年の指先が動く。

 のっそりと身を起こし、カシアの腰に手を当てる。

 

「……っ」

 

 びくりと、どこか怯えたように少女が身を震わせる。

 それでも彼女は、両手を青年の肩に乗せて、股を開いて成されるがままになった。

 

「触るよ、カシアちゃんのおまんこ」

「う……♡」

 

 青年の手が、カシアの性器、その僅か上に置かれる。

 

 ──ちらりと、彼女の手に握られたままの黒いスマホを、そして未だに固まって動かないシュオを見る。

 

(もしかしたら、今なら奪い取れるかもしれないが……)

 

 今、彼女は青年を信じて身を委ねている。

 そして彼もカシアのことを、信じていた。

 

 何より今、青年は自分の性欲に抗うつもりは無い。

 心中で詫びながら、カシアの恥骨の上で手をわずかに動かす。

 

「っ……」

 

 カシアは直接的な行為にまだ照れや恐れがあるのか、頬を染めて俯く。

 返事をじっと待っていると、やがて小さく頷いた。

 

 そっと、まずは指一本を陰裂に重ねる。

 

「はぁっ……」

 

 愛液を分泌していても、まだまだ幼い、未開発の膣だ。

 堅い肉の感触が、道のりの困難さを伝える。

 

「カシアちゃん、俺の手の動きを見てて。まずは性器全体を、指先でなぞる」

「あっ……♡ く、くるくる、って……♡」

「円を描くように、外側から内側に向かって愛撫する」

「はぁ……♡」

 

 思っていたより、カシアはリラックスするのが早い。

 力を抜き、フェザータッチに身をゆだね、色っぽい吐息を吹く。

 

「気持ちいい?」

「な、なんか……おまんこ、気持ちいい……♡」

「それじゃあ、今度は内側。開いていい?」

「うん……♡」

 

 ぴちりと締まる大陰唇に人差し指と中指を合わせる。

 くぱっ、と割開かれた秘肉は、鮮やかなピンク色をしている。

 

「小陰唇を触るよ」

「しょう……?」

「別名びらびら。穴の左右、薄い肉の膜のことだよ」

「っ……♡! わか、った……」

 

 カシアの瞳が揺れる。

 遂に言い逃れの効かない領域に踏み込むことがわかっているのか、彼女も羞恥に震える。

 

「まずは指先で、そっと撫でる」

「ん……なんか、くすぐったい……」

 

 愛液で濡れていても、彼女の性器はまだ性交に耐えうる状態ではない。

 じっくりと、性感を引き出していく。

 

「君のびらびらはキレイだね。皺が殆ど無くて、触ってて柔らかい」

「ん……それ、良いの?」

「カシアちゃんのおまんこ、えっちで可愛いよ」

「え、えへへ……♡ お、おにいちゃんは、興奮する?」

「めちゃくちゃしてる」

 

 そのまま愛撫に熱を込め過ぎないよう、優しく、丹念に小陰唇を触っていく。

 敏感な粘膜を傷つけないよう慎重に、それでいて愛液が乾く前に素早く。

 膣口の周辺を、圧し、撫で、回す。

 

「んん……♡ あ……♡ なんか、いい、カモ……♡」

 

 カシアの喉から、明確な性感を含んだ声が鳴りだす。

 彼女の膣口からは、愛液が供給され続け、充血した小陰唇は赤味を強めて弾力を発揮していた。

 

「おにいちゃん……この後は、どうするの?」

「それじゃあ、まずは小指から挿れてみよう。痛かったら、直ぐに言ってね」

「うん……♡」

 

 小さな膣口に小指をあてがう。

 滑りに任せて、指先を埋める。

 

「んっ……♡」

 

 やはり、カシアの膣は相当に硬く、狭い。

 小指の先がぎゅうぎゅうと押し返され、噛みつくように締め付けられ、にっちもさっちもいかない。

 

「というか、これは……?」

「ん、い……たくはないけど、なんか苦しい……」

「大丈夫?」

「う、うん。ちょっとびっくりしたけど……」

 

 カシアは眉を顰めている。

 指先をうずめたまま、彼女との会話で慣らす時間を稼ぐ。

 指先を阻む、強張った()()()が和らぐのを待つ。

 

「ところで、カシアちゃんに確認したいことがあるんだけど」

「な、に♡?」

「……前の俺って、どこまでヤったの?」

「? あの日は……連れ込まれて、服を脱いで」

「一旦犯罪か……」

「おにいちゃんに言われるまま、手コキとか、フェラを教えてもらって」

 

 青年ががっくりと項垂れる。

 少なくとも前世で通報されれば、釈明の余地はないだろう。

 

「押し倒されたあとは、裸を見て、おにいちゃんがオナニーして……洗脳スマホの一件のあと、すぐおっきな鐘が鳴ったの」

「あ、邪龍襲撃の警鐘か」

「だから慌てておにいちゃんの洗脳を解いてあげて……うっかり、おにいちゃんの記憶を消しちゃった、って感じかな」

「……と、いうことは……指先に当たるこれはやっぱり、()()()で……!」

 

 青年の声に活力が戻る。

 

「ガチレイプではなかっ、た……! よかっ……もう最悪だけど、比較的マシ……!!」

「よ……よいことなの?」

「……俺の気持ちがマシってだけ。ごめん、カシアちゃんには悪いことをした。マジでごめんなさい」

「だから、もう怒ってないんだけどなー……」

 

 カシアはなんとなく、青年の頭を撫でることにした。

 彼は少女の手のひらを抵抗なく受け入れ、優しい手櫛に身を任せる。

 

 青年の気分が落ち着く。

 カシアも、なんとなくこれが好きになった。

 

「ん。ありがとう」

「うん。ごめんなさいより、こっちの方がいいよ」

「……そうだな」

 

 金色の瞳が、青年の苦笑いを見つめる。

 少女よりずっと年上の青年が、自分のせいで狂い、自分のことを考え、自分のことを愛している。

 

 カシアには複雑なことを考えることは難しいが、そのことがどうしてか可笑しかった。

 

「おにいちゃん。結局、今日……おにいちゃんは私とセックス、してくれるんだよね?」

「……君がいいなら。どうにか、努力する」

 

 彼女の処女膣はきつく、圧迫感で男の侵入を拒んでいる。

 

 だが青年は決意している。

 必ずこの少女を、今夜日が昇るまでに抱く、と。

 

「じゃあ、おあずけされた、あたしの初めて……ちゃんと、幸せな思い出で、塗りつぶして?」

「ああ。ちゃんとした合意セックス。無理やりなこと一切無しで、君を愛するよ」

「うん……。うん……♡!」

 

 やおらに、カシアの膣口が小陰唇ごと引き締まる。

 すると狭い膣の浅いところで、小指が動かせるようになった。

 一度緊張を経た末に、ようやく彼女の肉質が和らぐ。

 

「ちょっと緩くなったね。指、いれていくよ」

「おね、がい……」

「それでもちょっと、キツいな……!」

「う、くぅ……っ!」

 

 分厚い処女膜を押し広げ、なんとか内側に侵入する。

 カシアから苦しげな声が上がるも、彼女は青年をみて、ひきつった笑みで続きを促す。

 

 彼女の信頼に応え、徐々に指先を沈めていく。

 

「カシアちゃん。これ飲んで、水分補給」

「う、ん……。こくっ、こくっ」

「はい、飴も」

「うん……あむ」

「舌の上の、甘い味に集中して。鼻から息をすって……吐いて……」

「すぅ……ふぅ……。かろっ、んん……」

「ゆっくり、ゆっくり……」

「すぅ……っ。ふっ……♡ んむ、すぅーっ……♡ ふっ♡、ふっ」

 

 そして指全体を、彼女の内肉が食む。

 きつく締めあげる肉の波が、身動きを封じる。

 

「かろっ……すーっ♡ んふーっ♡」

「カシアちゃん、気持ちいい?」

「♡ すぅ、ふっ」

 

 歯の上を転がる飴玉の音と、不規則な鼻息。

 カシアはスマホをベッドの上に落とすと、肩から青年の首元に抱き着く。

 

 顔の側でぴくぴくと震える狐耳を、そっと撫でる。

 滑らかな金毛の手触りに感激していると、カシアの膣が断続的に収縮を繰りかえす。

 

「お♡ にい、ひゃん……ほれ……あんか……ヘン、れえ♡」

「その快感に意識を寄せて。少し動かすから、気持ちよかったら俺の肩を掴んで」

「んー……♡」

 

 まずは軽く抜き差しする。

 カシアの愛液のおかげで、強い圧迫感の中でもわずかに指を動かせる。

 

「ん……。れろ、んー……」

 

 次は手前から奥にかけて、ひとつづつ指の関節を曲げる。

 彼女の膣の形状と、未熟ながらも感じる場所を手探りで探る。

 

「ん。……」

 

 耳元で響く飴が、止まる。

 

「ここ?」

「……♡」

 

 奥まった子宮の逆側、彼女の尻尾の裏側を指先で押すと、無言で細い腕が首に組み付く。

 ぎゅうと、肩を握る手に力が籠る。

 

 今度はメリハリをつけて、見つけた性感帯を開発していく。

 

「色々動かしてみるよ。たーん、たーん、っていう触り方と」

「ん♡ んん……」

 

 うっとりと、鼻から声が抜ける。

 

「とんとん、っていうリズムと──」

「ひゃぅっ」

 

 甘く、風のような悲鳴が吹き抜ける。

 

「ぐりぐり、っていう揉み方──」

「ん、ぐっ!」

 

 少し苦し気な声が漏れる。

 すこし強すぎたらしい。

 

「どれがいい?」

「とんとん♡ とんとんがいい♡」

「うん。とんとん、とんとん……」

「あひっ♡ あ、とんとん、もっととんとんして♡ ほれすき♡」

 

 飴がからからと音を立て、少女の膣が徐々に、淫らに導かれていく。

 膝はかくかくと震え、カシアは首にしがみつく。

 

 膣が、どくりと跳ねる。

 力んだ彼女の体が飛び上がり、腰を跳ね上げ、勢いよく青年の小指が抜ける。

 

「んぎっ────♡♡」

 

 小さくなった飴が噛み砕かれる。

 

「がりっ♡!!?? ……っ、んん……♡」

「息を吸って。吐いて」

「すぅ……ふぅ……すぅ……んくっ……」

 

 膣絶頂の余韻に浸るカシアの背をそっと撫で、彼女が落ち着くのを待つ。

 

 カシアの金髪を撫でつけ、滑らかな毛先に指を通していく。

 ふさふさの尻尾に触れたい衝動を必死に抑え(獣系亜人の尻尾には神経が集中していることが多い)、掌の肉で小さな背中を一定のリズムで叩く。

 

「……ぅ……♡ すぅっ、はぁっ♡ なんか……すごいのが、ビリっときた……♡」

「絶頂、イくってやつだね。イくのは初めて?」

「うん♡」

 

 息を荒げるカシアを抱き上げ、ベッドに横たえる。

 抵抗なく、ぐったりとした彼女が仰向けで寝そべる。

 

「はぁ……♡ はぁ……」

 

 遂に性感が花開いた少女の、絶頂直後の淫靡な微笑みは、天国に来たのかと錯覚するほど美しい。

 

「す、っごい……♡ ずっと、むらむらして、もどかしかったのに……♡ 目の前が、ぱぁって明るくなったみたい……♡♡」

「初イキで、お気に召したみたいで良かった。体のどこか、具合悪いところはない?」

「だいじょうぶ……。大丈夫、だけど……」

「やっぱり、痛かった?」

「……実は、ちょっとだけ。でも今は……♡」

 

 カシアは寝そべったまま、股を開く。

 彼女の膣は再び道を閉ざしていたが、そっと指先が陰唇を割り開く。

 肉の膜がぐいと広げられ、小さな膣口がわずかに奥をのぞかせる。

 

 尻の下からまっすぐ伸びる尻尾は、まるで青年に手を差し伸べているかのよう。

 

「また、()()()()してきたの。おにいちゃん、お願い……♡」

「……任せろ」

 

 青年は、気の利いた反応を返せなかった。

 そのような余裕は、欲しがりエロガキ(おまんこ見せつけ誘惑)によって削り取られていた。

 

 

 

「それじゃ、どんどん行くけど。カシアが痛いって言ったら止まるから」

「わかった」

「……ホントに痛かったら言うんだよ? 我慢するより、気持ちいい場所を二人で探していこう」

「わ……わかった♡」

「それじゃあ……覚悟はできてる、カシアちゃん?」

 

 青年が、人差し指を立てる。

 先ほどの小指より、ずっと太く、長い。

 

「……ごくりっ♡」

 

 カシアの喉が、期待を鳴らす。

 

 


 

 

「あっ♡ あっ♡ おにいちゃん、またイきそう♡」

 

 カシアの膣は未だに堅さを残している。

 それでも、膣口は人差し指を根元の手前まで咥えこみ、快楽に打ち震える。

 先ほどの性感帯を刺激され、高い声で喘ぐ。

 

 柔らかなイカ腹が、びく、びく、と打ち震える。

 

「指で届くくらい浅い膣だけど、奥はあんまりだったね」

「んーっ♡ ふーっ♡ ふぅーっ!」

「でも、長さに余裕があると、ココの触りかたにもバリエーションが産まれるんだ。例えば……」

「あ゛~~~~──っ♡♡゛!?」

「ほら、息吸って」

「すぅ゛ーっ! ううーっ♡」

 

 青年の指はあまり動いていない様に見える。

 だがそれは外側の話であり、内側は突き立てられた指先がしきりに刺激を繰り返していた。

 

 絶頂に導かれ、カシアの膣がぎゅうと引き締まる。

 

「い、やぁ~~~~っ♡♡♡」

「……カシアちゃん、本当にやめてほしかったら、い──」

「ちがうッ♡!! やめ、ないで♡ もっと、イきたい♡」

「じゃあ、どんどん行こうか」

「うん……♡」

 

 青年の指が、再び性感帯に触れていく。

 

 

「──あーっ♡ あーっ、ああーっ♡♡」

 

 それから、人差し指一本でカシアは一度。

 

「うぁーっ♡ ああ、んんあぁ~~っ♡♡」

 

 二度、絶頂を繰り返した。

 

 


 

 

「はーっ……♡ はーっ……♡」

 

 胡坐をかいた青年に抱きすくめられ、カシアは太ももの上に腰掛ける。

 

 胸板に背を預け、肌を赤く染めた体を休めている。

 

「それじゃカシアちゃん、今度は指二本で膣を拡げていこう。さっきよりしんどいと思うけど、頑張って」

「う……ん…………♡」

 

 青年があてがった右手の影に、小さな女性器のつくりが隠れる。

 彼女の性器は度重なる絶頂と愛撫で、全体に粘液を帯びていた。

 

「息を吸って……」

「……まって、おにいちゃん。飴ちょうだい」

「ん、はいどう──!?」

「あむっ──」

 

 差し出した飴ごと、青年の指が頬張られる。

 ぴちゃりぴちゃりと、小さな舌はわざと飴を拾わず、奥深くに咥えた指のシワを丹念に伸ばしていく。

 

 やがて悪戯な口が離れると、青年の指先から飴は消え、代わりにべっとりと彼女の唾液で汚れていた。

 

 口でコロコロと飴玉を転がす彼女は、あどけない()()をして。

 青年を、見返りの熱視線で煽っている(許している)

 

「────カシアちゃん」

「♡ なあに? ……おにいちゃんの目、()()()()みたいになってる……♡」

「……それはごめん」

「ううん。そっちの方がかっこよくて、好き」

「っ……! いいか、痛いって言うまで、止めないからな……!」

「うっ、うんっ♡」

 

 そうは言いつつも、青年の手つきは慎重だ。

 まずは軽く、中指からゆっくりとうずめる。

 

「んっ……」

 

 指一本なら受け入れるほど柔らかくなっていても、彼女の幼膣の圧迫感は相当なものだ。

 指先を軽く動かし、入口の分厚い肉壁を慣らしてから、二本目を挿しこむ。

 

「二本目、いくよ」

「ん……。う、くぅ……」

 

 カシアの呼吸や耳の立ち方を逐一確認しながら、少しづつ、指先で浅瀬を拡げていく。

 苦痛のラインをなんとか掻い潜りながら、彼女が感じられる甘味を引き出していく。

 

「おっ……にい、ひゃん……」

 

 カシアが呻くように後頭部を青年の肩に押し付ける。

 口で転がる飴が、硬質な音を立てる。

 

「……痛い?」

「……っ。し、っぽ……なでて……」

「わかった。こう?」

 

 青年は左手の唾液をシーツで拭い、金色の毛並みに触れる。

 

「もっと……やさしく……」

「ん……。こうか」

「そう……。すぅ……ふぅ……」

 

 カシアは、体の何もかもを青年に委ねる。

 

 手足で青年にしがみつき、体重を腰に預ける。

 決して誰も侵させてはならない少女の性器には、二本の指が半ばほど突き刺さっている。

 狐人の気高く美しい尾が、しっとりとした手つきで掴まれ、毛並みを整えさせる。

 ときおり、吐きつけるような吐息とともに、深呼吸で背筋が伸びる。

 

 口を満たす甘さも、脳髄を犯す肉欲も、すべてカシアが青年から受け取ったものだ。

 

「……ぅ、…………」

 

 それでも、苦痛を浮かべるであろう顔だけは、必死に逸らし、青年に見せまいとしている。

 がりりと、飴玉をかみ砕く音が鈍く響いた。

 

「……カシアちゃん」

「な……に」

「多分もう、これ以上は柔らかくならないから、一回このままイってみよっか」

「……むり、かも……」

 

 ついに根を上げたカシア労うように、尻尾を撫でる。

 悩まし気な吐息が、部屋の湿度を上げた。

 

「膣がこの状態のまま、気持ちよくなるやり方を一緒に探そう。いいね?」

「う、うん……」

「尻尾を撫でられるのは、気持ちいい?」

「うん……。おにいちゃんの撫で方、やさしいね」

「それじゃ、色々試してみようか。しんどかったら言ってね」

「う……♡」

 

 まずは、毛を絞り、尾の先端を探り当てる。

 折り曲げないように、慎重に力を籠める。

 

「先っぽを握られるのは?」

「イヤじゃないけど……なんか、どうでもない?」

「ふーむ。じゃあ、逆になぞると……」

「それはっ! ……ヤかも」

「わかった。じゃあやっぱり、撫でるときは毛並みに沿った方がいいんだね。知らなかった」

「うん……♡ やっぱり、普通の撫で方が一番落ち着く……」

 

 うっとりとした彼女が、こくりと肩に狐耳を預ける。

 ふさふさとした耳毛が、汗ばんだ鎖骨にはこそばゆい。

 

「うーん、ちょっと体勢を変えてみようか。膝上に横たわるみたいに……」

「お、お尻を突き出す感じ? これ、ちょっとおしおきみたいだね……えへへ」

 

 右手を彼女の膣に入れたまま手首を返すように、少女の上体をまるごと右腕に乗せる。

 彼女には右肩にしがみつかせ、下半身は左側に流し、膝立ちで尻を上げさせる。

 確かに、このまま左手を振り抜けば、小気味よく彼女の尻を叩けるだろうか。

 

 カシアの尻尾は、尻たぶの間から生えている。

 毛量の多い尾は、尻の割れ目から太ももの隙間までを覆い隠している。

 脊椎動物タイプの亜人によくある尾骶骨の延長パターンで、尻尾の付け根からやや広い範囲、獣らしいしなやかな毛が生えている。

 

「尻尾の根本はどう……?」

「──んンっ!? うっ♡」

「おお、毛が短くてふさふさだ……」

「んっ♡ ひゃぁ……♡」

 

 びくりとカシアが背を跳ねさせる。

 反動で膣に入れたままの指が彼女の膣を抉り、甘い声が上がる。

 

「お……今、気持ちよかった?」

「わ、……わかんない……♡ もういっかい……♡」

「いやこれ大分キてるでしょ。それ、そうれ」

「んいぃイ~~ッ♡♡??」

 

 背筋をぶるりと震わせ、カシアが悶える。

 毛束を掻き分けるたびに柔軟に背骨がうねるのが面白く、ついつい手を動かしてしまう。

 

「自分で触ったこともないの? くさそう……」

「あうっ♡ あらってるけどっ♡ おにいちゃんの手♡ てがぁ♡」

「そうなの、ほんと。くんくん……」

「へんたいっ♡ うぅあぁ♡♡」

 

 確かに、亜人の体毛によくある獣臭さは薄い。

 少女らしい汗と肌の香りに、わずかな毛の蒸れた匂いが混じっている。

 

「ほーら、おまんこでイったときと同じリズムだよ。とん、とん……」

「ああぁああっ♡♡!? いあぁあっ♡、いやぁあっ♡ うあぁあ♡♡」

「とんとん、とんとん……」

「ふぁああっ♡ ああ♡」

 

 カシアは首をわなわなと震わせる。

 体から発せられる熱気で、乳臭い体臭がふわりと拡がる。

 

「ああっ♡ い、い♡」

「お……? もしかして、指が入る?」

「いぃいい~~ッ♡♡ あい、らぁ♡」

 

 圧迫感の中から柔らかい()()()を探り当て、指先で膣肉を掻き分けていく。

 くちゅりと、二本指で硬い肉を拡げると、弾力を感じさせながら奥に届く。

 

 そのまま尾を叩きつつ、人差し指と中指で膣全体にじっくりと馴染ませる。

 ダメ押しに、右手の腹を恥骨に押し付ける。

 手首で子宮を圧迫すれば、カシアの声は滑らかな艶を発する。

 

「いく♡ いくっ♡」

「イって。とん、とん、とん────」

 

 両手の動きに合わせ、カシアの喘ぎ、背筋の震えがシンクロする。

 

「あっ♡ あ゛、は、イ……っ♡♡ いく、いく、ぁ…………♡♡」

「よしよし、イく、って言えて偉いね」

「あ……♡ え、えへへぇ……♡」

 

 途切れ途切れの嬌声を堪能し、カシアの体を横たえる。

 薄い胸を上下させ、金色の瞳はぼやけて焦点が定まらない。

 

 青年が甘く囁きながら額を撫でつつ、張り付いた前髪を剥がしている間も、彼女は引きつったような笑みを浮かべていた。

 

 絶頂でがっちりと密着する膣から力が抜けるまで待ちつつ、ちょっとした()()()もしておく。

 

「はぁ……っ♡ ね……仲良しえっちって、すっごく……きもちいいね……♡♡?」

「そうだね。カシアちゃん、結婚したらずっと一緒に仲良しし放題だよ」

「やったぁ……♡♡」

 

 本当にうれしそうに、少女が笑う。

 脱力した彼女は手足を動かさないが、柔らかく垂れた耳から心が伝わる。

 

 金の睫毛の囲いから、煌く涙が伝う。

 艶めく唇から、熱気が溢れる。

 

 青年がカシアの唇に顔を寄せると、少女はにこりと微笑み、瞳を閉じた。

 

「ん……♡♡」

 

 そっと、触れるようにキスを落とす。

 彼女の反発を確かめながら、少しずつ。

 甘い砂糖のコーティングを舐め溶かし、口内で舌を躍らせる。

 

「くにゅ♡ くんっ、うぅ……♡ れろ……♡」

 

 積極的に口蓋に舌を押し付ければ、おずおずと彼女の舌が絡みついてくる。

 肉の塊を絡め合い、青年の唾液を一口、一口ずつ飲み干す。

 

「んく……♡ ……はぁ……♡♡ パパやママとするキスとは、ぜんぜんちがうね」

「カシアちゃんのえっちなキス、すごく上手だったよ」

「……♡」

 

 機嫌を良くしたカシアの唇が尖る。

 褒められて舞い上がった彼女に苦笑しつつ、軽く触れるように唇を合わせて離れる。

 

「……むぅー……」

 

 すぐに離れてしまったことでご機嫌を損ねてしまったようだが、まだ彼女は自分の身体に力が入らないらしい。

 僅かな抗議も跳ねのけつつ、青年は身を起こすと手振りで()()を送る。

 

「? なあに、おにいちゃん──」

「──わらわを呼んだかの?」

「……っ!?」

 

 カシアが目を見開き、よろよろと起き上がる。

 怯えたように、立ちはだかる小さな影を見上げる。

 

「りょ、領主様……」

「ふーむ……よもや、このような童にしてやられるとは、の……」

「ひっ」

 

 鋭利な眼差しで怯える亜人の少女を一瞥した後、シュオは青年に顔を向ける。

 彼女はすらりとした脚で立ち、明らかにカシアの制御を外れていた。

 ──彼の手に、洗脳スマホが握られていた。

 

「……で、どういう状況じゃ?」

「まず簡単にまとめると、全部俺が悪い。すまん、尻ぬぐいを任せることになる」

「はあ……。……お主の無茶口茶加減に、悪い意味で慣れてしもうたわ……」

 

 やれやれと首を振るシュオは、青年とカシア、それぞれに質の違う視線をぶつける。

 

「うぅ、おにいちゃん……あたし、どうなるの……?」

「カシアちゃんは心配ないよ。びっくりさせてごめんね、シュオをよく見てて」

「……?」

 

 カシアの頭に手を置き、耳ごと大きく撫でまわす。

 疑問符を浮かべるカシアの耳を揉みながら、冷徹な顔をしたシュオに向き直る。

 

「洗脳できるチートアイテムを作ったけど、俺のうっかりで彼女に渡してしまったんだ。そこからはもう、転がるようにと」

「そのようなことだと思ったわい。まったく、お主、は……わらわを飽きさせ、ぬ」

「はは、ごめんごめん」

「……領主様……? ()()()()()()()……?」

「何の話、じゃ、んっ」

 

 カシアが困惑する。

 シュオも、気を取られる理由が分からず、首をひねる。

 

「ところでシュオ、今って体動く?」

「? 何を言うて、おる、どこもおかしく、な────、……?」

 

 ぐちゃりと、音が鳴る。

 鳴っているのに、手は止まらない。

 手は止まらないのに、彼女はそれに()()()()()

 

「いっ♡!? あぇっ、かはっ、なに、が……♡!?」

 

 シュオは真面目な顔で性器を剥き出しにし、自らの淫核を抓っていた。

 

「おっ♡!? うぁ♡ なんで……イく……♡♡!?!?」

「なんか、すごいえっち……!」

「どう、カシアちゃん。シュオは幼女の肉体でエロがるプロなんだ」

「領主様が……ええっ……!」

「うっ♡ おぉお!? うぉあ♡」

「そして彼女がそうなった原因は、婚約者の俺ってワケ」

「おにいちゃん、すっごい……!」

 

 カシアが興奮気味に、シュオの前衛的なオナニーを観戦する。

 クリトリスを引っ張り上げながら、露出した膣口を逆手の指で引っかけ、輪を広げて性感を引き出していく。

 

 ただし、彼女の手の動きは、もはや彼女自身の制御下に無い。

 限界が近づいても、むしろ指を多肢的に蠢かし、活発化した性感帯を刺激する。

 

「んぉおおぉっ♡!? これは♡ ナニか、したの、はァ♡♡」

 

 もちろん、青年の手には先ほどから握られているのは、()()()()()だ。

 画面が放つ淫らな桃色の光に合わせて、シュオはガニ股で潮を吹き、カシアたちの顔を濡らす。

 

「わっ!?」

「お゛っ♡ お゛っ♡ おぬし♡ とめっ♡ とめてくれっ♡ わらわは何をしておる♡」

「いやあ、実は俺()()洗脳されて、こちらのカシアちゃんに逆らえないんだよね」

「はっ♡ はあぁああっ!? うそつけっ♡ 明らかにお主が()()()使(つこ)うておるぅ♡♡」

「う、うん。あたし、おにいちゃんの洗脳はもう……」

「くぉ、お゛……お゛っ♡?」

 

 最後のひとイキ、腰の突き出しに合わせて、青年がシュオの顔にスマホを翳す。

 すると不自然な仰け反り姿勢のまま、シュオが眠ったように動かなくなった。

 

「……」

「命名、必殺イキ固め。カシアちゃん、ちょっとだけ話そっか」

 

 青年がカシアの頭をぽんぽんと叩く。

 彼を見上げる彼女は、不可解気な表情をしている。

 どうして婚約者ではなく自分を優先したのか、わからないからだ。

 

「自由にしたのは、君が俺を信じてくれたからだろ? 裏切るわけにはいかないって」

「あ……」

「はい、洗脳スマホ。返すね」

「う……その、あの日、盗んじゃってごめんなさい。あたし、受け取れないよ」

 

 黒い板がカシアの指に触れると、萎れたように謝罪を口にする。

 

 もう一度、青年がカシアの頭を撫でる。

 大丈夫だと、伝わるように。

 

「そういえばそっか。じゃ、今改めてプレゼントってことで」

「え、ええ……? じゃあ……あたしが貰うよ? いいの?」

 

 おずおずと、カシアの手が黒い板を受け取る。

 それをじっと眺め、両手の手のひらで宝物のように包む。

 

「……ありがと、おにいちゃん……」

「カシアちゃんは俺のやってしまったこと、気にしてないんだろ? 俺だってそうさ」

「え……」

「むしろ、こんなかわいい女の子がメロメロになってくれて、俺でエロい気持ちになってくれて、まっじで嬉しい」

 

 青年の両手が、少女の手に重なる。

 か弱く震える彼女の指先を、柔らかく包み込む。

 

 真剣な表情で見つめられたカシアは顔を赤くして俯く。

 耳もツンと立っている。

 

「うん……。……なんか、はずかしい」

「でも()()って、そういうことなんだよ」

「それが……好き……。うん、そっかぁ……これが、そうだったんだ……」

 

 噛み締めるように、カシアが繰り返す。

 

 髪を一度振り、顔を上げる。

 まだ顔は赤くても、カシアの瞳はまっすぐ青年の顔を捉えていた。

 

「俺の気持ちと、カシアちゃんの気持ちが同じだと嬉しいな。確かめてない?」

「……えへ! それ、もう答えじゃない?」

 

 破顔して、金のきらめきが揺れる。

 二人は手をつなぎ合い、笑い合う。

 

 ひとしきり笑った後、青年は膝を畳み、その上に手を置く。

 手を放されたカシアも、倣ってベッドの上で脚を崩して座る。

 

「カシアちゃん。俺はもう婚約者が二人いて、成人してるけど君ぐらい幼い体だ。そしてどっちともセックスしまくってる」

「う、うん」

「そして本当に幼い君とも、エッチしたいって思う、変態だ。バカだ。最低だ」

「……うん」

 

 カシアは、青年の言葉に真摯に耳を傾ける。

 

「それでも……。俺は、君が好きだ。君が俺を好きなら──」

「──あたしも、好き。おにいちゃんが、好きだよ」

 

 音もなく、キスで二人が繋がる。

 触れあう、大小の唇。

 誓いの側面を押し出した行為で、彼女たちの未来は決まった。

 

「あたしは、おにいちゃんの、奥さんになります♡」

 

 少女の顔には、満面の笑みが浮かぶ。

 二人の心に、あたたかなものが広がる。

 

「それじゃ、シュオの洗脳解いてあげて。大丈夫、説明は俺がするから」

「うん。じゃあ、いくよ……!」

 

 腰を突き出した姿勢で眠ったシュオに向けて、洗脳スマホから光が降り注ぐ。

 

 ──がくりと膝をつき、黒髪を振り上げ、シュオの腰が九十度近く折れ曲がる。

 

「……ンおっ♡!?! お゛♡!? おぉお゛ッ♡♡!?!?」

「え、なにこれ……」

 

 狂乱する三百歳の少女の姿に、カシアが呆然とする。

 

「……やべ、面白がって洗脳解除したらめっちゃイく(意識が止まってる間の膣刺激は蓄積される)設定したんだった」

「え……」

「……大丈夫! 説明するのは、俺だから!」

 

 


 

 

「──というわけで、この子はカシアちゃん。この宿の娘さん」

「ど、どうも。領主様、カシアといいます。十歳です」

「……うむ」

「俺の三人目のお嫁さんにするから、諸々の()()()()よろしく。あと、今夜絶対に処女を奪うって決めたけど、初めてで色々差し障りがあって、これもシュオには手伝って貰う。よろしく」

「尻にヒシの実でも入れればよいのか? お?」

「ひぇぇ……っ!」

 

 カシアが顔を青くする。

 シュオは憤怒で爆発しそうになったが、どうにか脳内で暴言に変換した。

 ……既に手元には、トゲトゲとした黒紫の結晶が浮かんでいたが、青年は努めて見て見ぬふりをした。

 

「うぐぐぐ……まぁー~~~ったくこのたわけが! 後でたっぷり、埋め合わせしてもらうからのぉ!!!」

「よっしゃ! ありがとうシュオ、愛してるぜ」

「くっ……! ふんっ……」

 

 握り拳を構えるシュオの頬に、青年が手を添えてなだめる。

 ストレートな言葉が功を奏したのか、シュオはひとまずの怒りを呑み込んだ。

 

 彼女の同意を得たところで、青年がカシアの肩に手を置く。

 しっとりと、カシアの指先がその手に重なる。

 

「おにいちゃん……」

「それじゃ、早速続きをやろうか。シュオ、頼めるか」

「領主様も、よろしくお願いします……!」

「──まずその前に、カシアに訊いておかねばならぬことがある」

「えっ、なん、ですか……?」

 

 やはりまだおっかなびっくり、カシアが畏まる。

 シュオはぽんぽんと、同じ目線の彼女の頭を撫でると、肩の力を抜けと柔和な姿勢を見せた。

 

 すらりと、指を三本立てる。

 

「──カシアよ。英雄殿は今夜、お主を抱く……セックスをする、と言うた。本当に、お主もそれで良いのじゃな?」

「はい。あたしは、おにいちゃんの奥さんになります」

「迷いがないの。よろしい」

 

 シュオが指を一本折りまげる。

 

「次に、おぬしは月経……所謂、生理が来ておるか?」

「えっと……赤ちゃんが作れるようになると、月に一回、お股から血がでる、んですよね? まだです」

「……詳しい理解はまた後で、の。それから」

 

 シュオの眼が、まっすぐカシアに突き刺さる。

 藤色の双眼が少女の心臓をどきりと跳ねさせる。

 

「お主は、英雄殿の子供を産みたいか?」

「……はい。すこし、怖いけど……」

 

 ちらりと、カシアの目線が青年に揺れる。

 彼の手を握る指に、力が籠る。

 

「あたしを好きだと言ってくれました。あたしも、彼が好き。……あたしの体で子供が産めるのがいつになるのか、わかんないけど……」

「よろしい、おぬしの意志は確認した」

 

 シュオが残り二本の指を折り曲げると、青年に振り返る。

 

「英雄殿、今回は避妊具を使ってやれ」

「え」

 

 青年の口から気の抜けた音が漏れる。

 

「孕む孕まぬの判断は、まずはわらわが性教育をしてから、じゃ。カシアのような本物の童を、最終的に『妻』にするのであれば、そこは最低条件じゃぞ?」

「た、たしかに。ちょっと浮かれてた、カシアちゃんもごめん」

「えと……やっぱり、あたしは準備ができてない、ってこと?」

「うん。無理やりは、無しだ。一緒にちゃんと進むために、シュオの判断を信じよう」

「……わかった。おにいちゃんが信じている、シュオ様のことも、信じる」

 

 そう言うとカシアは二人から一歩ぶん後ずさり、シュオに向かって三つ指を突いて頭を下げる。

 

「──これから、きっとごめいわくをおかけします。ふつつかものですが、よろしくおねがいします……!」

「ふ。この莫迦者の相手と比べれば、お主一人を女に仕立てることなど造作もないわ。大船に乗った気持ちでおれ」

「はい!」

 

 シュオに対する棘が薄くなる。さすがは三百年を生きる老人の人心掌握術といったところか。

 シュオ自身もカシアの覚悟を聞いて、彼女に向ける表情が和らいだようだった。

 

 


 

 

 それから、二人はカシアの膣を()()していた。

 

 つぷりと、シュオのほっそりとした指が引き抜かれる。

 

「ん……」

「とりあえず指二本は入るようになったけど、これ以上の拡張は厳しそうなんだ」

「ど……どうですか?」

「奥の狭まりがきつく、こやつの性器との大小差を考慮すると無理じゃろうな」

「そんな……」

「とはいえ、処女膜を無理やり引き裂かなかったのは良き判断じゃ。傷口が無ければ、工夫次第で筋肉の緊張を誤魔化せる……」

「おお」

 

 シュオが顔の前で手を構えると、指の間に一本の結晶の棒が生成される。

 本人の指ほどの太さで、先端は丸みを帯び、持ち手に向かって少しだけ太くなっている。

 黒紫の結晶はなめらかな表面で、薄暗がりのなかでキラキラと輝いている。

 節の無い形状は、瓜のようなシルエットだ。

 

「わあ……領主様の魔法、きれい……」

「これを押し込み、少しずつ大きくして拡げていく。膣の浅いところ、肉が裂けるギリギリで、こやつの逸物を半ばほど受け入れられる……これがわらわの見立てじゃ」

「……あたし、ほんとにまだまだなんですね……」

「いや、俺がおかしいだけだから。ごめんね、結局無理をさせちゃって」

「ううん、やるよ、おにいちゃん。あたしも覚悟、決めた! 領主様、お願いします!」

 

 カシアがベッドの上で寝転び、股を拡げる。

 シュオは頷きを返し、結晶の棒を膣に押し込む。

 

 ずぷりと、少女の陰唇を掻き分け、なめらかな光沢を放つ異物が侵入する。

 

「ん……」

「英雄殿はカシアを宥めてておくれ。そちらはお主の方が経験者じゃろう?」

「おう。カシアちゃん、胸触るよ」

「あ……♡」

 

 さわ、とカシアの小さな乳首に青年の指が触れる。

 探り探り、浅く流すように愛撫する。

 

「んっ……ふっ……♡♡」

 

 そして押し込まれた結晶の棒も、膣の奥に到達する。

 シュオが手をかざし、目を瞑ってしばし集中したかと思えば、カシアの腹部が光り出す。

 

「魔法生成物の相対位置固定じゃ。恥骨(骨盤の結合部)を基準に、結晶を固定した」

「ふぅ……♡ はぁ…………♡」

 

 カシアの膣の上、なだらかな膨らみから紫色の光がきらきらと放たれる。

 シュオの魔法によって、恥骨の位置がマーキングされていた。

 

「このまま結晶を大きくするぞ。苦痛は感じるが、裂けることはない。安心せい」

「うん……。いつでも、お願いします」

「ゆくぞ、耐えるのじゃ」

「ふっ……! く……!」

 

 シュオの合図に合わせ、膣に挿さる結晶がきらめく。

 カシアが目をきつく瞑り、握りしめた拳がベッドのシーツに皺を作る。

 

 その痛みを和らげるため、青年の乳首愛撫も活発になる。

 輪郭をなぞる緩やかな刺激から、乳頭を揉み、先端をかりかりとくすぐる激しい動きへ。

 

「かっ♡ ふーっ! ううぅ、くぅ……♡」

「息を吸って。吐いて。カシアちゃんのおっぱいは手頃な大きさで、とっても素敵だよ」

「う、ふぁあ……♡ ふぅ……っ、はぁっ……。ふぅ……♡」

 

 乳首を摘まみながら、手の平でふにゅんと乳房を揉む。

 カシアの乳房はむっちりとした脂肪の肉感で、小さな双丘を描いている。

 

 貧相なシュオとも筋肉質なメルヴィンの胸板とも違う揉み心地を、たっぷり堪能する。

 

「カシアよ。中腹部分の拡張はもうじき終わる。仕上げはなるべく腰の力を抜くのじゃ」

「は……はいっ……♡」

「カシアちゃん。リラックスするときは腹式呼吸がお勧めだよ。お腹を凹ませて、息を吸いながら戻して……」

「うん♡ すぅー……♡ はぁー……♡」

 

 青年の乳首愛撫に合わせて、シュオが結晶を操作する。

 腹の中、見えないところで、今も彼女の膣は急速にカタチを変えている。

 

「では、クリトリスに触れるぞ。お主はただ、快楽に身を委ねよ」

「はっ……はい……ぅあ♡」

「カシアちゃーん、リラックス、リラックス……」

「ぁあ♡ すぅ、はぁ、すぅ、はぁ♡」

 

 クリトリスに触れるシュオの手つきは、ひたすら優しい。

 風のように撫で、柔らかな舌先でしっとりと濡らし、指の腹で徐々に圧迫しながら、擦り上げる。

 

「ぁ♡ はぁっ、ぅ、ふーっ♡ ふっ、うう゛ーっ♡」

「乳首もこりこり~~……」

「んうー♡ う、はっ、ふぅ、はぁ♡ は♡ ん♡」

「……よし、一先ず中は拡がった」

「じゃあシュオ、予定通り奥はほっといて、入口を頼む」

「うむ。カシア、休憩は挟まんぞ、息を整えよ」

「はひ……♡ ひゅーっ、ふーっ……」

 

 シュオの指先がカシアの陰唇に添えれれる。

 ぐちぐちと性器をマッサージしながら、結晶の強い光が膣口の血管を透かして輝く。

 

「く……ぅ、かぁぅ…………!」

 

 入口であるため、今度は青年にもわかる。

 めりめりと、カシアの幼い膣口が押しひろげられていく。

 

「うーっ、んーっ!」

「カシアちゃん、大丈夫? なにか、して欲しいことある?」

「ふぅっ、う……、……♡」

 

 苦痛に顔を歪ませる彼女を見て、青年が呼び掛ける。

 

 うっすらと開かれた金の睫毛の隙間から、彼の顔を認めると、カシアは引きつった笑みを浮かべた。

 

「おにいちゃん……」

「なに?」

「おちんちん、なめさせて……何かしてたら……まぎれ、そう」

「分かった」

 

 兎に角、青年はカシアの右側に回りこみ、耳の生えた頭頂部を抱える。

 腰を突き出し、勃起した逸物の先端を少女の口にあてがう。

 

「ちゅっ♡ ぺろ……れろ……」

「おお……こんな、辛そうな表情で……献身的な、くぉ、亀頭舐め……!」

「ん……っぷ、ちゅ♡ ちゅ、ちゅっちゅ、つぱ……♡」

「あっ、そんな小刻みなバードキス……!」

 

 カシアの顔にはまだ苦痛が滲んでいるが、青年の気持ちよさそうな声が届くたび、彼女の瞳に愉悦が混じる。

 膣口を無理やり魔法で拡張されながら、少女は献身的な亀頭フェラを愉しんでいた。

 

「れろ……。ぅ、く、はぁっ、はぁ、はぁ、ああ……」

「──よし、済んだぞカシア。体の力を抜いたまま、膣の感覚に意識を寄せてみよ」

「あ……はい……♡」

 

 カシアが目を閉じ、拡がった膣に感覚を集中させる。

 息を整えながら、自らのカタチに想いを馳せる。

 

 カシアは一定のリズムで呼吸を繰り返し、心拍を整えていく。

 

 

 ちょいちょいと手招きするシュオに誘われるがまま、青年は彼女の頭を枕に戻すと、彼女の前に坐り直す。

 

「ほれ、おぬしの避妊具を出せ」

「ん、そうだった」

 

 青年の手にピンクのコンドームが現れ、受け取った包装をシュオが開ける。

 眼前に、フル勃起の男性器がぶるんと(しな)る。

 

「……がちがち、じゃのう」

「やっぱ、ヌいて小さくした方がいいかな?」

「硬度が無い方が苦痛は長続きするかの?」

 

 雑談をしながら、シュオの指先が着け口を拡げ、亀頭から被せていく。

 くるくると、彼女は青年のグロテスクな肉棒に手早く避妊具を装着した。

 

「ありがと、シュオ」

「ん……。では、行ってこい」

 

 軽い口づけひとつ、シュオから離れる。

 青年が向き直る。

 

「はぁ…………♡ はぁ……」

 

 一定の呼吸でくつろぐカシア、彼女の膣と、その膣内(ナカ)の結晶に目を向ける。

 

 幼く、経験もないがため、狭く硬かった膣。

 今その亀裂は、黒く、太い結晶の棒──張型によって、限界まで張り詰めていた。

 引き延ばされた膣口が周囲の肉と骨格で圧迫され、赤身の色が少し薄くなっている。

 

「はぁ……。ふぅ……。ふぅ……」

「カシアちゃん」

「は、い……♡」

 

 青年の呼びかけに、力なく耳を揺らし、か細い声が応える。

 

 カシアの金色の尾は力なく横たわり、滴った愛液で湿っている。

 尾の先をそっと握ると、結晶を咥えた膣口がひく♡と蠢いた。

 

「これ、引き抜くよ」

「は、い……っ」

 

 青年が結晶の端を掴む。

 さほど摩擦もなく、張型が引き抜かれ、滑らかで硬質な姿を見せる。

 

「息をぬいて……」

「は、ぁ……♡」

 

 ゆっくりと、粘質な音を立てて、結晶の太い部分が抜ける。

 奥を突いていた細い部分も、するりと引き抜かれる。

 

 奇妙な形に膨れた結晶張型は、てらてらと愛液に濡れてえもいわれぬ妖しさを放っている。

 シュオがぱちんと指を鳴らすと、光の粒となって魔法が解除され、落下する粘液だけが青年の手に残された。

 

「はぁ……、はぁ……♡」

「ほれ、英雄殿の眼を見るのじゃ」

「……♡」

 

 頭側に回り込んだシュオが、肩で大きく息をするカシアの後頭部を支える。

 

 苦痛から解放され、欲情に歪む金色の瞳。

 だが彼女は、苦痛を覚悟のうえで、更なる快楽を所望している。

 

 そして青年の瞳も、同じ覚悟の色に燃えていた。

 

「はぁ……♡ 十歳の、ちいさいおまんこ……おにいちゃんに、初めてをあげます♡」

 

 カシアの指先が、震えて閉じようとする陰唇を捉え、左右にかっぴらく。

 拡張されきった肉壁は、解れた肉ヒダを晒し、充血した窮屈な赤に染まっている。

 

 どくりと、青年の中で弾ける。

 

「──っ、ふっ……!」

「♡ あ、その顔……♡」

 

 うっとりと見つめる狐ロリ(メスガキ)から、目を離せない。

 それでも本能に突き動かされるまま、怒張した亀頭を力強く膣口に押し当てる。

 

「づっ……♡」

 

 ゴム越しの摩擦感に、カシアの喉がひきつる。

 それでも、彼女の視線は訴えている。

 

「今日……あたしを、犯して♡」

「……ああっ」

「あっ♡ はいって、きた♡ おっ……!? さっ、きの、より……♡」

 

 カシアの膝がカクカクと震える。

 暴れる体を押さえつけ、青年の腰が突き進む。

 

 青年の男根が押し込まれるたび、膣口から愛液が滲む。

 

「かっ……♡ どん、どん……♡ すすんで……ぐっ、あ、くぁ……!?」

「……ここまで、だね」

「はーっ……。はっ、はっ。う、ふぁ……っ♡」

 

 青年の男性器は、シュオの見立て通り、ちょうど半分までをカシアの膣に挿入し、動きを止めていた。

 ぎちぎちと性器は限界を訴え、カシアの喉は途切れ途切れの呼吸で喘ぎ、ぼやけた瞼から大粒の涙が溢れる。

 

「ひうっ♡ う、はっ、ふっ♡ ぐずっ、ぅは♡」

「カシアちゃん。やっぱり、一回休憩──」

「っ! だい、だいじょうぶっ♡ おにいちゃんが、きもちよ、く♡」

 

 青ざめた額にびっしりと脂汗をかき、意識は滂沱で曇り、それでもカシアの瞳はまっすぐ青年を見続けている。

 

「いま……っ。ぬいたら……ふりだし、だもん……」

「カシアちゃん、でも」

「やくそく♡ やぶったら……およめさん、ならないか、ら♡ ぁぎっ……」

「……ああもうっ! ……シュオも、止めないでくれよ」

「好きにせい。側にわらわがおる。安心せい」

 

 シュオの手が、柔らかくカシアの顎に添えられる。

 優しく包み込むような手つきが、食いしばられたカシアの顎から力を抜く。

 

 

 腰に力を入れ、ゴムを通じてカシアの膣壁を引きずり出す。

 

「いぎっ♡ が、っはぁ! はぁーっ♡♡ はぁーっ♡」

「く……締め付けがやばくて、もうイきそう……!」

「すごい♡ あたし……おにいちゃんと、せっくす、してる♡」

 

 ずちりと、重い音を立て、ゆっくりとピストン運動を繰り返す。

 カシアの浅い部分は、強烈な締め付けで青年の亀頭に繰り返し圧迫する。

 

 技巧も、余裕も一切ない。

 

「くぁ、ぐ……ふ、ぅ」

 

 時折、苦悶が滲む。

 彼女の愛くるしさが、苦痛で上塗りされる。

 

「あ♡ はぁっ♡ きもちいい♡ おにいちゃんと、なかよしえっち♡」

 

 それでも、彼女は快楽を表に出す。

 心からの歓びを、声から、表情から、膣のわななきから、全力で青年に伝える。

 

 ずち、ずちと、二人の交合がスムーズになっていく。

 

「カシアちゃん……そろそろ、イきそう……」

「あ♡ あたし、も……♡」

「はっ、はぁっ、はぁっ……!」

「ああっ♡ うれしい♡ すき♡ あたし……す、ぎっ♡……い゛っ♡♡」

 

 どくりと、肉棒が震えた。

 カシアの膣がぶるりと痙攣し、収縮する陰唇は絵筆のようにはためく。

 

 小刻みに脚を閉じようとして、びくびくと股の繊維が浮き上がり、腹筋は波打つ。

 まるで彼女の体表は、別の生き物のように蠢き、小さな体を淫猥に仕立てる。

 

「はっ……♡ おに、ぁ……♡」

 

 カシアが何かを求める前に、青年が少女に唇を合わせにいく。

 息を吸い合う音とともに、彼女の全身から魂が抜けていく。

 

「……ぷ、は……。ふ……すぅ……」

 

 初セックスの緊張がほどけたのか、そのままカシアが気絶する。

 

 青年は額にもキスを落とすと、狭い膣内から男性器を引き抜く。

 むしろ絶頂してからの方がきつくなったナカに苦戦しつつも、男性器を覆うコンドームはしっかりと役割を果たし、先端に大粒の精液が溜まっていた。

 

「ふぅ……結局の結局、まあまあ無理はさせちゃったな」

「何を言う。出血はない。カシアの顔を見よ」

「……めっちゃ満足げだな」

 

 下半身の惨状が嘘のように、カシアは安らかな寝息を上げる。

 涙と涎に汚れてなお、心地よさそうな笑みを浮かべていた。

 

「英雄殿、避妊具を外してやろう」

「ん、頼む」

 

 付ける時と同じように手際よくコンドームに指をかけ、ずるりと引きはがす。

 

「ほれ。あー……む♡」

「ありがとな、シュオ」

「んむ……♡」

 

 シュオは口に含んだ青年の男性器を口内で唾液と絡め、汚れを舐め取っていく。

 

「んく、ん。ぷは」

「ふぅ……。どうする、シュオ。このままヤる?」

「いや……今は、わらわ達でカシアの側に居てやらんか?」

 

 お掃除フェラを終わらせたシュオが、青年の手を引く。

 カシアの体の汚れをさっとふき取り、シーツを整えると、カシアの横に寝そべった。

 

「この子も明日があるじゃろうしの。ちと遅い年頃かもしれんが……子供には、添い寝が効くものじゃろう?」

 

 にこりと微笑んだシュオには、ベルレギオンの民に対する慈しみがあった。

 青年としては、彼女の望みを叶えるのが、未来の夫としての役目だった。

 

 英雄と、領主と、ただの街娘。

 三人の寝姿は親子のようで、夜明けまでのわずかな時間を過ごした。

 

 



 

 

 時が過ぎれば、日は昇る。

 瞼の上に、揺らめく光がかぶさる。

 

「──……いちゃん、おにいちゃん……」

「んん……。なんだ天使か……もっかいねるか……」

 

 朝日に照らされて輝く金髪の美少女が、肩を揺すっている。

 心地よい微睡みに二度寝を決め込もうとする青年の視界を、ピンク色の閃光が覆う。

 

「起きて!」

「はい。起きました。────どわっ!? 今体が勝手に眠りから目覚めた……」

 

 身を起こした青年の前に、既に服を着たカシアと、髪も整え終わったシュオが立っていた。

 カシアの手には、例の洗脳スマホが握られていた。

 

「おはよう、おにいちゃん、あたし、パパとママが起きる前に一階に戻るから」

「あ、ああ。おはよう。それじゃ……」

「?」

 

 青年はカシアの手を取ると、折れそうな指先を、力強く握る。

 

「……今すぐは、難しいかもだけど。かならず、君を俺のお嫁さんにするから」

「うん。待ってるから……信じてるから、おにいちゃんっ!」

 

 飛び込んできたカシアを抱き締め、勢いで唇を合わせる。

 

「んん~~~~っ♡! はいっ、行ってきますのキス! またね、おにいちゃん」

「ああ、行ってらっしゃい──またな、約束だぞ」

「ではな、カシア」

「はい! シュオ様も──いってきま~す!」

 

 手を振り、笑顔のカシアが部屋を出ていく。

 

 

 遠ざかる軽やかな足音を聞きながら、青年は部屋に残るシュオに向き直った。

 足を揃え、膝を曲げ、腰を折って手を突く。

 

 シュオは呆れながらも、その顔には苦笑が浮かんでいた。

 

「……というわけでシュオ……」

「おう、なんじゃ」

「────お、俺はどうやったら合法的に未成年と結婚できるんだぁ……!? ぜんぜんわからん、助けて!!!」

「まったく、締まらんのぉ」

 

 ブレの無い土下座で頭を下げる青年の顔は、ほとほと困り果てていたのだった。

 

 

「それと、今回の諸々の()()()()()も、な」

「はい………………」

 

 

 




完成した勢いで投げています。
誤字があれば誤字報告機能で伝えてくださると助かります(他力本願
・・・投稿直前に一回チェックしたらド派手な落丁がありました。不安しかない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。