ゆっくりと温かい膣内へと吸い込まれていく。
一切の摩擦もなく奥まで進むと、雨奈は腰をビクつかせ、快感を全身で味わうように天井を見つめる。
「んっ、あ、あっ、はあああああぁ……っ♡ ほ、ほんと、凄いね♡ えへへ」
挿入しただけで感じる気持ち良さに無意識に笑い出す雨奈。
夜斗は手を伸ばし、彼女の大きすぎる乳房を下から持ち上げる。
「何、笑ってんだよ」
「あんっ、えへへ……だって、すっごく大きいのわかるから♡ 圧迫感あるのに、全然苦しくなくて。……ん? 違うかな。苦しいけど、苦しくないの♡」
「意味わかんねえよ」
要するに”これが好き”ということだろう。
早く動けと口にはせず腰を一突きすると、雨奈は「ごめんね♡」と小さく謝り腰を動かしていく。
「んっ、はっ、あ、んん、はああ……っ♡」
ゆっくりと。
だけど気持ち良さは十分に感じられる。
それに絶景だ。
段々と日が暮れて暗くなっていく景色をバックに。
夜斗の胸元に両手を置いているから、雨奈の乳房は両腕に挟まれ、より大きく見える。
「あんっ、はあ、んっ、あっ♡ 来栖くん、ど、どう、かな……気持ちいい?」
「ああ。だが俺がしたのよりも随分と遅いな」
「えー、これでも頑張ってるんだけどなあ♡ あんっ、あんっ、あん、はあぁん……っ♡」
雨奈の喘ぎ声とベッドが軋む音がいい。
このまま目と耳と身体で最高の体験をゆっくり堪能するのもいいが、それ以上にもっと狂いたかった。
「ほら、もっと頑張れ」
上半身を起こしてキスをする。
「れろ、ちゅ♡ あむっ、ちゅ……あんっ♡ 待って、激しくしちゃ……はあむっ、んんんっ♡」
舌を絡めながら、雨奈の腰を持ち突き上げる。
両足で姿勢を保っていた雨奈だったが、責められるほどに後方へと体重が動く。
「やっぱ駄目だったな」
そう問いかけたときには、雨奈の背中はベッドに触れていた。
「んっ、はあ、あっ、あっ、ああん……っ♡ 来栖くんが、わたしにさせてくれなかっただけ、だよっ♡ わたしは、まだ……んあっ♡」
「お前が遅いから悪いんだろ。それに、お前だって自分でするよりされる方が好きだろ?」
「あんっ、あ、んん……そ、れは……♡」
「こうやって、お前の弱いとこ激しく責められるの好きだろ?」
「んああっ♡ これ、やっぱ好き……これ、ああんっ♡ だ、だけどねっ♡ わたしが、したかったのっ♡ 来栖くんのこと、気持ちよくさせてあげたかったのっ♡」
「まあ、今度な」
次があるみたいな言い方をすると、雨奈は「うん♡」と嬉しそうに微笑む。
「次は、頑張るから……っ♡ も、もし、次もダメだったらその次……ね♡」
「一生、駄目っぽいな」
「えへへ♡ あんっ、はあ、んっ、ああ、んんっ♡」
ぎゅぎゅぎゅうっ!
雨奈の感情に呼応しているかのように膣内が先程よりも締め付けてくる。
柔らかい膣肉に包まれ、出し入れするたびに肉襞が夜斗を離さないと抱きしめてくる。
「そろそろ射精るぞ」
「んっ♡」
なんとも言えない反応に夜斗は「なんだよ」と聞くが、雨奈は「んんっ♡」と首を左右に振る。
お互い何も言わず両手を繋ぐ。
一切の会話もせず、ただ最高の快感に向かっていく。
「あんっ、あっ、あ、ああ……っ♡ わたし、もっ……わたしもっ♡ いい、よね……いいよね♡」
頷くと、雨奈の弱い部分を執拗に責める。
既に射精欲は限界に達している。だが夜斗は我慢して、雨奈が達するのを待った。
どうせなら先に。
汗だくになりながら悶える雨奈を見ていたら、自然とそういう気持ちになった。
「ああ、ダメ……ダメ、もうイクっ♡ イクっ、イクぅ……っ♡」
膣内が小刻みに収縮する。
その瞬間、握った両手の指に力がこもる。
「イクっ、イっ──クううううっ♡」
隣人にまで聞こえてくるほど大きな喘ぎ声を聞き、満足したように夜斗は勢いよく精液を吐き出した。
ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ!
コンドームの先端に大量の精液が溜まっていくのがわかる。
「あっ、ダメ……止まんない、イクのっ、止まんないよお……っ♡」
射精が終わっても雨奈の身体は弱々しく震えていた。
そんな彼女に、夜斗は興味がないと言いながらもあることを聞いてみた。
「今までの男より良かったか?」
そう問いかけると、雨奈は前髪を弄りながら笑みを浮かべた。
「うんっ……♡ 心も身体も、おかしくなっちゃうぐらい幸せ♡」
「やっぱり大袈裟だな」
「大袈裟なんかじゃないよ……ほんとに、わたしにとって今までで一番、幸せなの」
目元を腕で隠した雨奈がそんな言葉を漏らす。
女をおかしくさせたという達成感に全身が震えたが、夜斗はまだ満足していなかった。
「まだ寝るなよ」
雨奈の唇を、コンドームを外した肉棒で撫でる。
彼女はそれで何をしてほしいか理解したのか、口を開け、顔を少し浮かす。
「ああ、むっ……ちゅ♡ れろ、ちゅ……ちゅ、ぱあ♡」
お互い汗だくの身体で、部屋自体が蒸している感じがする。
肉棒を綺麗にした雨奈は、ふう、と満足そうに一息つく。
「すっごい汗かいちゃった。来栖くんも疲れたでしょ、お水……飲もっか」
「あ?」
すると、雨奈は夜斗がごそごそと何かをしていたのに気付き首を傾げる。
「え、あの……来栖くん? 新しいゴム取りだして、どうしたの?」
コンドームの袋を破き、夜斗は雨奈の唇に挟ませる。
「どうしたのって、まだ一回しかしてないぞ」
「え、え……?」
「ほら」
まだ硬いままの肉棒を、唇で挟んだコンドームに押し込む。
どういうことか理解できていなかった雨奈だったが、再び肉棒がピンク色に染まると理解できたらしい。
「来栖くん、来栖くん。もう二回も射精したよね……?」
「ああ、そうだな」
「なのにまだできるの?」
「たった二回だ、当たり前だろ。お前だって一回だけじゃ満足しないだろ?」
「え?」
「あ?」
お互いの認識がずれている感じがした。
「……来栖くんって、その、いっつも一日に何回ぐらい射精できるのかな?」
「まあ、日によって違うが……5、6回ぐらいじゃねえか?」
「え、そ、そう、なんだ……へえ、じゃ、じゃあ、その……もしかして、このまま?」
既に肉棒は、雨奈の膣口に押し当てられている。
「お前の普通が一日のセックスで何回するとか興味ねえが、これが俺の普通なんだよ」
「ちょ、ちょっと、待って……せめて飲み物だけでも、お水一口だけでも飲ましてほしいなあ……なんて」
「わかった。まあ、気が向いたらな」
「絶対に休ませる気ないよね!」
笑顔を浮かべながら、夜斗は雨奈の膣奥まで一気に突き挿れた。