※この作品はR-18です。

彼女には秘密の彼女たちとのイケナイ関係   作:柊咲

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第55話 変な知識を身に付けた

 

 

 

「ちょ、ん……ちゅ……はむっ、ちゅ、ぱあ」

 

 

 お互いに呼吸が荒くなっていく。

 部屋の温度も上がり、サヤの肌にはうっすらと汗の玉が浮き出していた。

 

 

「も、もう、いいでしょ……。するなら、ほら」

 

 

 これ以上責められたくないのか。

 おかしくなる感覚に戸惑っているようにも見えた。

 このまま虐めてやろうと思ったが、夜斗の方も限界だった。

 

 

「脱がしてやるよ」

「それぐらい自分でできるから」

「いいから」

「……もう、できるって言ってんのに」

 

 

 そこまでの抵抗は見せず脱がしていく。

 

 

「ほお」

 

 

 見せかけのギャルなので下着は地味なモノかと思ったが、さすがは元読者モデル、黒のTバックという高校生が普段から履くような下着ではない。

 

 

「な、なにさ。あんま見ないでよ」

「こんなエロい下着しといて見んなは無しだろ。見てくれって言ってるようなもんだろ」

「あんっ! ちょ、触んないでよっ……」

 

 

 服越しよりもはっきりわかる温もりと肌感。

 Tバックということもあって手の平に伝わる生尻は、小ぶりだが、それでもいい触り心地だった。

 

 

「これは、お姉が買ってきたやつで。普段はもっと大人しいのなの」

「へえ、そうなのか。じゃあなんで今日はこの下着なんだ?」

「そ、それは……」

 

 

 ニヤニヤと悪い笑顔を浮かべながら尻を揉みしだく。

 

 

「お尻、触んないでって……」

「無理な相談だな」

「んっ、はあ……するなら、とっとと、してって」

「そんなにセックスしたいのか?」

「バカ、そうじゃない……っ! って、変なとこに指を挿れようとすんな!」

 

 

 尻穴に指先を合わせたら怒られた。

 サヤは夜斗のお触りを咎めると、さっさと進めようとテーブルに腰掛ける。

 これ以上の脱線はさせてもらえないようだ。

 仕方ないので夜斗も服を脱いでいく。

 上着、ズボン、そしてパンツを。

 サヤはその脱いでいく過程をジッと見つめ、夜斗と目が合うと恥ずかしそうに顔を背けた。

 

 

「見たいなら見てもいいぞ?」

「別に。ってか、やっぱ筋肉凄いね。鍛えてんの?」

「いや、別に」

「喧嘩で身に付けた肉体……っての?」

「そんなんじゃ、まあ、そうかもな。ほら、触りたいなら触っていいぞ?」

「うわ、ナルシストっぽくてキモ……でも、触ってほしいなら触るけど」

 

 

 恐る恐るといった感じ夜斗の胸板へと手を伸ばし、触れる。

 

 

「おぉ……」

 

 

 声を漏らすと、先程の夜斗の触り方と似た手付きで揉まれてしまった。

 

 

「俺の気持ちがわかったか?」

「ま、まあ、悪くないね」

「じゃあ、俺も触っていいか?」

「ダメ、さっきいっぱい触ったでしょ」

「ったく」

 

 

 胸板に牝の視線を向けるサヤを放っておいてパンツを脱ぐ。

 

 

「うっ……」

 

 

 すると、サヤの視線が下へ向く。

 

 

「こっちも触っていいぞ」

「触りたいなんて言ってない。そんなグロテスクなモノ」

「でも、気になるんだろ?」

「……少しだけ」

「触っていいぞ」

「触ってください、って言ったら触ってあげないこともないこともないかもだけど」

「いいから触れって」

「ぶぅ」

 

 

 雨奈なら言わなくても喜んで触ってくれるし、優枝ならため息をつきながら触ってくれる。

 こういう面倒くさいのも悪くない、まるで焦らされているようだ。

 そんな風に思っていると、

 

 

「うわ、硬っ……しかも太くて長くて、変な風に反り返ってるし……ほんと、めっちゃグロいんだけど」

「前半までは良かったのに後半は最悪な言葉だな」

「だって本当のことなんだもん。ってか、あたし普通に握ってるけど痛くないの?」

「ああ、平気だ。もう少し強くても──ッ!? 痛ぇ痛ぇって!」

「あはっ、ごめんごめん。どれぐらい力入れたら痛がってくれるのか見てみたくなって」

 

 

 さすがに潰されるまではいかないが、力を込めて握ったサヤは楽しそうだった。

 

 

「ねえねえ、こうしたら男の人って気持ちいいんでしょ?」

 

 

 ゆっくりと握った手を上下に動かすサヤ。

 その表情は美人で可愛いのに、なんだか子供が玩具を手にしたような感じに見えた。

 

 

「まあな。さすがにそれは知ってたか」

「うん、まあね。お姉が一緒に暮らしてたとき、よく一人でこうしてたから」

「……」

「ん、どしたの。あたし、なんか変なこと言った?」

「いや、別に」

 

 

 身内にオナニーを見られるなんて、なんて屈辱なんだ。

 いや、シュウであれば堂々とオナニーしていたのかもしれない。

 夜斗は首を振り、聞かなかったことにした。

 

 

「ねえ、先っぽからなんか汁みたいなの出てきたけど。これが精子ってやつ?」

「いや、我慢汁だ」

「我慢汁? なに、ヨルっちもしかして射精するの我慢してんの? ははーん、なるほどなるほど、ヨルっちってあれだ、早漏ってやつなんだね」

「いや、これは」

「いいのいいの、無理して隠さなくて」

「隠すもなにも」

「そもそもヨルっちは経験が浅いからわかんないかもだけど、早漏って悪いことじゃないんだよ。お店に来た女の子たちも言ってたもん。『早漏の男は悪くない、むしろいい男なの。だって楽だから』って。女の子は早漏の方がいいんだって」

 

 

 それは風俗とかの嬢が客相手にするからであって、全世界の女性の声ではない。というのを、何故か上から目線で言ってくるサヤに言っても聞かないだろう。

 早漏ではないと訂正したかったが、それに関しては後で身体に教え込めばいいだろう。

 

 

「ってか、早くしたかったんじゃないのかよ」

「ん、別にしたいなんて言ってないけど。今は、ヨルっちの早漏くんを気持ちよくさせてあげようかなって思ってる。さっきあたしのこと虐めてお返し!」

「なんだそれ」

「ほら、もう射精しちゃうんでしょ? いいよ、お姉さんが見ててあげる」

 

 

  

 

 

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