「……言っておくが、このまま射精したらお前に全部かかるんだぞ?」
「この先っちょの穴からちょろちょろーって出るんでしょ? ヨルっち、馬鹿にしすぎ、あたしだってそれぐらい知ってますー!」
ちょろちょろーって。
ここで本当のことを話すべきなのだろうが、こうも調子に乗っていると真実を知ったときどういう反応するか気になる。
懲らしめてやりたいという考えもある。
「ん、ほら、辛そうな顔してる。いいよ、このまま出しちゃえ!」
「いいんだな?」
「はあ、はあ、んっ……いいってば! ほら、ほらほら!」
わくわくと肉棒に顔を近付けながら扱くサヤ。
夜斗は彼女の望み通り、我慢して我慢して我慢した精液を勢いよく吐き出した。
「──え、ええ!?」
びゅるっ、びゅるるっ、びゅくううううぅ……っ!
勢いよく吹き出した精液がサヤの顔に飛び散る。
「ちょ、え、まっ!」
サヤは避けようとするが、それを抑えて最後までサヤの顔目掛けて吐き出した。
生意気な態度を取っていたサヤの顔が白い汁で染まっていく光景はたまらなく興奮した。
が、射精が収まって冷静になると、上目遣いで夜斗を見つめるサヤが不機嫌そうに頬を膨らませていたのに気付く。
「ちょい」
「ん、どうした?」
「どうしたじゃない。なにこれ!」
「なにって射精だろ。知ってたんだろ?」
「知らないよ! なにこれ、ちょろちょろーっじゃないじゃん! どぴゅっ、どぴゅって! 顔にいっぱい飛んできたんだけど!?」
「ははっ、精液塗れだな」
「笑い声じゃないよ、もう!」
テーブルの上に置いてあったティッシュの箱から数枚取ると、適当に精液を拭きとる。
「うー、変な匂い! しかも取りにくい!」
「悪かったって」
「許さない」
「すまんすまん」
「適当な謝罪し……んちゅ」
黙らせるようにキスすると、さっきはキスしながら目を閉じていたのに今は目を細めて夜斗をじーっと睨む。
しかも重ねた唇を甘噛みしてくる。
「キスして黙らせる気でしょ」
「別にそういうわけじゃねえよ」
「あっそ。まあいいけど」
と、サヤはキスの催促をする。
唇を重ね、舌を絡ませる。
さっきまでできなかったキスもすっかり慣れたのか上手になった。
夜斗はキスしながら、まだ硬いままの肉棒にコンドームを装着する。
「ん、ちゅ……へえ、偉いね」
「あ?」
「コンドーム付けるんだ。ヨルっちのことだから『生でしようぜ!』とか言うと思った」
「凄い偏見だな」
「ごめんごめん。それにしても、ムード0だね、ここ」
「あ?」
柔らかいベッドなんかもなく、大きめな一人掛けのソファーと硬いテーブルしかない。
「止めるか?」
「うん、って言って止めてくれるの?」
「まあ、無理だな」
「やっぱり。だったら聞かないでよね」
テーブルに寝かせたサヤの脚を開く。
綺麗なピンク色の秘部は、既にびっしょりと濡れていて準備万端といった感じだった。
「……あんま、ジロジロ見んな」
「いいだろ別に。お前だって俺の楽しそうに見てただろ?」
「結局、全然楽しくなかったけどね。って、お前って言うな」
「はいはい。じゃ、挿れるぞ」
ゆっくりと腰を突き出す。
先端に触れた膣穴がぬぷっという音を鳴らすが、初めてということもあってやはり狭い。
サヤの表情は期待半分と不安半分といった感じだ。
「う、うわぁ……なんか、入って……くる」
サヤは膣内を侵入してくるモノを感じて手を開いたり閉じたりしていた。
「奥まで挿れるぞ」
「奥? う、うん……」
そして、サヤの初めてを奪った。
「う、あ……ああっ!」
痛みに目を大きく見開く。
逃げようとする感じはなく、我慢して堪えているといった感じだ。
「大丈夫か?」
「ん、平気……意外と、余裕だね。もっと痛いかと思ってた」
「にしては、脚が震えてるけどな?」
「武者震いだよ。そ、それより……最後まで入ったの?」
「ああ」
サヤは安堵したように大きく息を吐く。
強がる彼女が少し可愛くてキスをする。
「ちゅ……はむっ、ちゅ、ぱあ! なんで、急に……?」
「痛いの和らぐだろ」
「別に痛いのは変わらないけど。んちゅ、あむっ、ちゅ、ちゅっ……まあ、したいならすれば?」
「素直じゃねえな」
舌を絡ませる。
段々とサヤのキスも慣れてきた。
円を描くように絡ませたり、少し力を入れて舌先で弾いたり。
「大丈夫か?」
「大丈夫だって。ってか、ヨルっちの方こそ大丈夫?」
「あ?」
「急に動かなくなったからさ。あたしのアレ、気持ちよすぎて驚愕してんでしょ?」
「なわけ」
否定しようとしたら睨まれた。
「まあ、気持ちいいのは確かだが」
「だよね」
「お前の痛みが治まるのを待ってただけだ」
「あー、なるほど。意外と優しいじゃん」