「やばっ、これ、ダメ……っ!」
射精と合わせるようにサヤの細い腰が波のように揺れる。
サヤのことだから絶頂した顔は恥ずかしくて見せられないと手で隠すと思われた。だが初めて味わう快感が想像以上のモノだったのか隠そうとはせず、ただ真っ赤に染めた頬を涙が流れていた。
「止まん、ない……気持ちいいの、止ま、んない……っ!」
夜斗の射精はもう止まった。
冷静な頭で、今も絶頂の余韻に甲高い声で鳴くサヤを見る。
「イクの、止まんないのか?」
「うる、さいっ……見ないで、ってばあ!」
慌てて隠そうとするが身体に力が入らないのか、顔を隠そうとする彼女の手を掴むと、サヤはそれを振り払うことができなかった。
ぬ、ぷっ……♡
鮮血と愛液が混ざった液がこびりつくコンドーム付きの肉棒。
サヤの膣内から抜き出したそれを見ても、まだ昂りは抑えられない。
「はあ、はあ……んっ、はあ……っ!」
膣内にあった異物が取り除かれ、サヤは脚を閉じて一休みしようとした。
「おい、まだ閉じるなよ」
「え……?」
そう言ったときには既に、使用済みのコンドームは適当にテーブルに置かれ、新しいコンドームが肉棒に装着されていた。
そして既に、サヤの疲弊した膣穴に先端が当てられていた。
「え、ちょ……嘘、でしょ。射精、したんだよね?」
「したな。でも、まだ二回だ。それにたくさん肉も食ったから余裕だ」
「何かのバトル漫画みたいなセリフ言わないで! あたしは無理なの、疲れたの、休ませて!」
「終わったら──なッ!」
「んあああああぁ……っ!」
絶頂して間もない膣穴に肉棒をねじ込む。
サヤは甲高い声で鳴き、夜斗を睨む。
「野獣! 悪魔! 人狼! ケダモノ! 休ませてって、言ってんのに……っ!」
「お前は休んでていいぞ。俺が動いてやるから」
「何そのクズセリフ! 最低、同じ高一とは思えない最低クズ野郎!」
と、たくさんの暴言を吐かれたが止める気は夜斗にない。
そしてサヤも、強引に夜斗を拒絶しようとしない。むしろ閉じようとしていた脚を夜斗の腰に絡ませていた。
「お前だってまだしたいんだろ?」
「んっ、あっ、はあぁ……んなわけ、ない! 喉、渇いた!」
「じゃあ──」
側にあった飲み物を口に放り込む。
そのまま二人は唇を重ね、温くなったジュースはサヤの喉へと流し込まれる。
「ごくっ、ごっ、ん……んぐっ、ぷはっ!」
受け手が下手なのか、それとも体勢が最悪なのか、サヤの口端からジュースがこぼれむせ返す。
「げほげほげほっ……ちょっと、飲めないんだけど!」
「飲む努力をしろ」
「そんな努力、赤ちゃんの時におっぱい吸った時しかしないよ!」
「うるせえな。じゃあほら」
「ちょ!」
テーブルに横にさせていたサヤを引き起こし、持ち上げ、そのまま側の大きいイスへ。
汗まみれのお尻で座る革の触感は気持ち悪いが、混ざり合うとすぐに慣れた。
それにずっと立ちっぱなしだったからか、やっと座れて一息つけた。
「ふう」
「ふう、じゃない! 何これ。もう、終わっていいってことだよね?」
「ん? なわけないだろ。ジュース、飲みたかったんだろ?」
「まあ、うん」
飲みやすい体勢で瓶に入ったジュースを一口。
サヤは「温い」と文句を言い、それを置く。
「ほら、動けよ」
「あんっ……う、動くって、あたしが? どうやってさ?」
「どうやってって、こうに決まってんだろ」
小ぶりなお尻を持ち、下からサヤの膣奥を一突きする。
サヤは夜斗に抱き着き、可愛い声で鳴いた。
「はあん……っ!」
「ほら、攻守交代だ」
「あ、あたし、さっきまで処女だったんだよ? こ、こんなの、ムリ、だって……」
「なんで無理なんだよ。気持ち良くて動けないのか?」
笑いかけると、サヤはムスッと頬を膨らませる。
「べ、べつに! 余裕だし、こんなの! ただ、こ、こう、動けばいいんでしょ……!」
両脚でバランスを取ってゆっくりと動かしていく。
かなり遅くじれったいが、動いている本人はこれ以上の刺激は堪えられないらしい。
「んっ、はあ、あっ、んん、はあ、んんん……っ!」
「どうした、強気だったわりには随分とゆっくりだな?」
「う、うるさいっ! 別に、早く……できるし!」
少しだけ速度が上がったような気もするが、気がするだけ、上がっていても微々たる誤差だ。
それでも自分で動いて快感を求める騎乗位は、処女だったサヤにはかなりハードルが高く、気持ち良くて感じすぎてしまうのだろう。
「あっ、ふぅ、あ、あっ、はぁ……っ!」
「おいおい、こんなんじゃいつまで経ってもイケないぞ?」
「う、うるさいなあ、こっちは一生懸命に頑張ってるっていうのに!」
強がって見せる気力もないのか。
夜斗は勝ち誇ったように笑い、サヤの情けなく震えた腰を掴む。
「俺がやってやるよ」
「え……はあんっ! ま、待って、待って待って待ってっ!」
パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡
勢いよく下から突かれ、サヤの身体はあっという間に夜斗に預けるしかなくなった。
赤ん坊のように強くしがみつくサヤの耳元で言う。
「気持ちいいか?」
その問いかけに、サヤは喘ぎ声を混ぜながら強がる。
「んっ、あ、はあ、うる、さい……っ!」
「お前のそういう弱々しい顔、やっぱ可愛いよな」
「な……っ!?」
目を大きく見開くサヤは、力一杯に夜斗に抱き着いた。
そして腰を前後にビクつかせた。