たぷん、たぷん……。
雨奈の身体が上下する度に水面が波打つ。
普段の騎乗位とは違ってゆっくりな刺激だが、別に悪くはない。
「んっ、はあ、ん、ああ……っ♡」
後ろ髪を縛った水着の美女が腰を振る。
下へずらした水着は、豊満すぎる乳房をいつもより強調させる。
気付いたら夜斗は手を伸ばして、その誘惑してくる胸を揉みしだいていた。
「あっ、ふふ……おっぱい、気持ちいい……っ♡ でもなんか、不思議な感じ……だね♡」
「何がだ?」
「今まで、いーっぱい、セックスしてきたのに……お風呂で、セックスするの、あっ、んん……初めてだから♡ いっつも、ベッドでだから……わたしの家でも、したことないでしょ?」
「まあ、そうだな」
「何回か一緒にお風呂入ったとき、しようとしたけど……夜斗くん、挿れさせてくれなかったから♡」
夜斗の肩に両手を置いた雨奈の身体が上下に動く。
コンドームをしていないからという理由で拒んだのもあるが、雨奈の家の風呂場は狭いという理由が大きい。
「お前の家だと、こうやって脚を広げてできねえだろ?」
結合したまま左右に開かせた両脚。
体の大きい夜斗と肉付きのいい雨奈なら、普通の風呂場で十分に楽しむことはできない。
雨奈は「確かに」と頷き、後ろから前へ、下腹部を押し出すように下半身を動かす。
雨奈の得意な動き。
「ベッドの上と感覚が違うから、難しい……夜斗くん、上手くできてるかな?」
首を傾げて心配そうにする雨奈だが、普段と変わらず、女子高生がしていい腰の使い方ではない。
「ああ、気持ちいい」
「ほんと? 良かった……♡ でも、もっと気持ちよくなってほしいな♡」
水中でも段々と激しくなっていく雨奈の腰の動き。
ジャグジーの音が響いているというのに、それと同じぐらい、彼女の腰の動きで生まれる音が聞こえる。
雨奈は手の甲で口を抑える。
「んっ、はっ、あ、んん……ふふ、気持ち良くて、声……我慢、できなくなってきちゃった♡」
「あんまり大きな声を出したら、サヤを起こすぞ?」
「だって、我慢できないから……ね、ねえ、夜斗くん……もし、サヤちゃんが起きてお預けってなったら、どうする?」
まだ射精するには至らない。だが、雄として完全にスイッチが入ってしまっている。
「最悪だな」
笑いながらそう言うと、雨奈も同じように笑った。
「わたしも。今だけは、サヤちゃんに邪魔されたくないかな……♡」
肩に置いていた手が、夜斗の首へ回される。
抱き着かれて、豊満な胸が夜斗の胸で潰された。
「このまま、わたしが頑張ってイケそう……? お風呂でするの、わたし、ちゃんと上手くできてなくて。だから、時間かかっちゃうかも」
「要するに、邪魔が入る前に終わらせたいなら俺に動けって言いたいのか?」
「えー、別にそんなこと言ってないけど? でも、そう聞こえちゃった?」
耳の穴に吐息を流し入れるように唇を付けながら煽ってくる雨奈。
「れぇろ……っ♡」
「──ッ!?」
耳穴にねじ込まれた舌先に全身が震えた。
「夜斗くん、こうされると、身体ビクッてなるよね♡ なんだか、可愛いなあ……♡」
「いきなりは止めろ」
「えー、こういう奇襲は、いきなりするからいいんだよ……ふふ♡ れろっ、れぇ……ろっ、ちゅ、れろれろっ♡」
美女二人に何もせず眠った夜斗も溜まっていたが、大好きな男の隣で何もせず眠った雨奈も相当溜まっていたということか。
左耳を虐められ、今度は逆へ。
「今度は左、ね……ちゅ♡」
右耳へ向かう前に軽くキスをしてから、再び耳の穴へ舌をねじ込まれる。
雨奈の膣内でしゃぶられた肉棒は扱かれていないというのに、優しく抱きしめられただけで気持ちよくなっていく。
そして何より、早くこの調子に乗った女の苦悶の表情を見たいと思わせてくる。
「気持ちいい、夜斗くん……? ふふ……夜斗くんのおちんぽ、わたしの膣内でビクッ、ビクッってなってるよ? これは気持ちいいから? それとも、もっと気持ちよくなりたいって反応してるの?」
小悪魔のように笑った雨奈は求めていた。
夜斗は彼女の両脚を抱えて立ち上がる。
「わっ、び、びっくりしたぁ……っ♡」
「奇襲ってのは、いきなりするからいいんだろ?」
不意に持ち上げられて驚く雨奈。
両足がぶらんぶらんと揺れ、命綱のように両腕が夜斗の首に回された。
夜斗は力強く、この生意気にも煽ってきた女の膣奥を肉棒で突き始める。
「あっ、やっ、あ、ああっ……ダメ、激しいの、ダメ、ダメ……っ♡」
「何が駄目だよ、散々煽ってきたくせに」
「だって、それは……ああぁんっ♡ 欲しい、から……夜斗くんに、激しく犯してほしいから♡」
「願いが叶ったか?」
「う、ん……っ♡ しかもしかも、わたしが大好きな夜斗くんの体の部位を見ながら犯されるの、嬉しい♡」
「なんだそれ」
「えへへ♡」
雨奈の身体を持ち上げたことで浮き出た夜斗の胸や腕の筋肉を見て、雨奈は幸せそうな笑みを浮かべた。
そんな牝の顔をされ、夜斗の腰の動きは更に加速する。
「あんっ♡ あんっ♡ あっ、んん……っ♡ でも、夜斗、くん……そんなに激しくされたら、声、でちゃう……っ♡ サヤちゃんに、バレちゃうよ……っ♡」
「じゃあ、止めるか?」
「そ、れは……やだっ♡ 止めないで♡ バレても、止めちゃ……ダメ♡」
本心を出した雨奈が笑う。
既にカモフラージュとして利用していたジャグジーの音よりも大きい肉と肉がぶつかり合う音と、雨奈の甲高い喘ぎ声。
二人とも、既に止まれないほどにスイッチが入っていた。