肉棒の露出には流石にかなたも驚いたように目を丸くする。建太はすぐ隣で膝立ちになり、その小さくて可愛らしい顔に醜いそれを近づける。
「こ……これが、その…………お、おちんちん…………」
その威容に気圧され、その名を恥じらいながら呼ぶ。
「こんなに、おっきいの……? それに、匂いが……」
初めて嗅ぐオスの匂いに困惑している様子のかなた。
そんな初々しいリアクションを見せる彼女がこれの虜になった姿を建太は想像する。鈴口からは透明な汁が糸を引きながら、かなたの頬に垂れ落ちていく。
「うわ、なんか垂れてる……ねばねばしててなんかヤダ……」
「社長に興奮してこうなってるんですよ。社長のことがエロいと思えるから、俺のチンポからも涎が垂れちゃってるんです」
建太はそう解説する。自分に魅力がないと思い込んでるかなたにはそう伝えた方が、自己肯定感を高められて反発もされないと思ったからだ。
果たしてそれは的中し、かなたは満更でもなさそうに表情を少し綻ばせている。
「そ、そう……? ボクの身体で、こんなになってるんだ……」
言いながら、まじまじと肉棒を観察するように見つめている。
「こ、これさ…………エッチな漫画とかだと、な、な、な…………舐めたり、してるよね…………?」
問いに対して建太は、はい、とだけ答えた。
「じ、じゃあやっぱり、あずちゃんも沙花叉も…………これ、舐めてるの…………?」
「ええ、それどころかしゃぶったりもしてきますよ」
「そ、そうなんだ……」
かなたは迷うように目線を泳がせ、それでも剛直からは完全には目を離せない。次のステップに興味を持っているのは明白だ。
「え、えっと、さ…………金屋、くん……あの、こ、これ…………」
そして、かなたは恐る恐るそれに触れた。最初は指先だけで、それからゆっくり、そっと手のひらで包むように掴む。
「ボ、ボクも…………舐めても、いい…………?」
建太の返答はもちろん肯定だ。
「社長の気が済むまで好きなだけ舐めて下さい。俺も……かなた社長にフェラしてもらえると思うと興奮が収まりません」
横たわった状態でも舐めやすくなるように建太は膝を崩す。まるで鉄筋が入っているかのようにたわみのないそれに、ごくんっ、とかなたが喉を鳴らす。
「そ、それじゃあ…………と、とりあえず、ここ……?」
かなたが最初に舌先をつけたのは、プラムのように膨れた亀頭だった。表面を何度かそっとつつく様子は、はじめて見る物を警戒する小動物のようだ。
「おぉ……社長の舌が、俺のチンポに……」
その感触に思わず長く息を漏らす。肉棒をのたうち回る血管の流量が増えたような気がする。
ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ。
こういう初々しい舐め方をしている女が慣れと共に変わっていく。それを見るのも愉しみの一つだ。
こんな可愛らしい姿を見られるのは今だけ、やがてスキルを身につけて淫らな女へと変わっていく。
既に二人の女と爛れた肉体関係になっている建太には、かなたもいずれそうなるだろうという確信があった。二人との性交を繰り返したことで、建太には男としての自信が現在進行形で育っていた。
「このねばねばしたヤツも、舐めていいの……?」
「勿論ですよ。なんならそれが出てくる先っぽの口のとこ、舌でほじってみてください」
そう促され、てらてら、と光るカウパーを味見するかなた。
「なんか、ちょっと苦い……」
そうぼやきながら鈴口に舌先をあてがい、細かく動かす。その刺激によって肉棒全体に痺れのような感覚が奔る。
「ああ…………気持ちぃぃ……」
思わず直球な感想を漏らす。先走りの分泌も増えていき、それをかなたが全て舐め取る。亀頭は先走りと彼女の涎に塗れていた。
「気持ちいいんだ……ふふっ」
かなたはちょっとだけ嬉しそうに呟き、尿道責めを続けようとする。しかし建太はそれを制し、次の指令を出す。
「今度はこのくびれてる場所……ここを舐めて下さい」
建太が示したのは亀頭と肉幹の境界、いわゆるカリ首と呼ばれる場所だ。男の性感帯の一つであり、その形状ゆえに汚れなどが溜まりやすく、匂いの強い場所だ。普段から清潔に保ってはいるものの、それでも染みついたオス臭さは消すことはできない。
かなたもそこに舌を這わせた時に鼻を数回鳴らしていた。
「ここ、匂うね……んっ、ぴちゃ……」
肉棒に手を添え、最初はつつくように短く、続いて肉エラをペロペロと舐め、それから舌を這わせてカリ首を一周分、レロォっ、と舐めていく。
「ふぅっ…………うぅ、あぁ……」
建太は吐息を漏らす。
「金屋くんの感じてる顔、可愛い……おちんちんはこんなにグロいのに……ちゅっ、ぴちゃっ、んちゅぅっ、ぺろぉっ……」
かなたも段々と積極的になってきているのがわかる。
「俺のチンポ、美味しいですか?」
「わかんない……ていうより、こんなの美味しいとか美味しくないとかあるの?」
「そのうち分かるようになると思いますよ。あぁ、社長の舌、あったかい……」
時折、振り回されるように揺れて悦びを表現する肉棒。直情的で分かりやすいその反応がかなたに性交体験を植えつけ、より大胆な行動に移させていく。
今度は建太の指示を先読みし、赤黒くて醜い亀頭を自ら含んだ。小さな口は窄まり、前に突き出る。
「んっ、んじゅっ、んぷっ、んぶっ、んぐっ……!」
「社長っ……社長の口、吸いついてっ……! ふぅっ、うはぁっ……!」
亀頭だけどはいえ、やはりしゃぶりつかれる快感は絶品だ。舐められるのもいいが、視覚的なスケベさがまるで違う。
まだ抵抗感があるのか、根元までは呑み込もうとはしない。肉棒全体の長さの半分ほどだ。それでも、膨張した先端部全体を口で含まれたことで概ね満足感を得られている。
健気なフェラチオはテクニックの善し悪しに関係なく滾ってしまうのだ。
おかげで精液が遡ってきそうになっている。先走りが多く分泌されているのも感じるし、それをかなたの舌が舐め取っているのも分かる。
けれども、今は口内で射精するつもりはなかった。
かなたに初
建太はフェラチオを中止させ、その小さな口から肉棒を引き抜いた。唾液とカウパーによる細くて粘性のある糸が何本も伸び、亀頭と口を繋いでいる。
「んはぁ…………」
細い糸はかなたの両唇にも張られていた。咥えるモノがなくなって少々物足りなさそうな表情を見せてくる。
だったら、好きなだけ咥えさせてやろう。
何度も潮を噴き、愛液で塗れた下の口で、思う存分この剛直を扱かせ、たっぷりと
建太はかなたの脚を開く。ほぼ無毛の潤った割れ目にさっきまで上の口でしゃぶられていたモノをあてがう。
「あんっ、あぁんっ……」
縦筋をその膨れた先端でなぞるとかなたは悦びの混じった鳴き声を上げる。
「
肉幹を持ち、亀頭を沈めようとすると、かなたが手を伸ばして制止してきた。
「ボ、ボク、その……初めて、だからぁ……優しくしてね……?」
「できるだけ、そうします」
そう言って、建太はその陰裂に自身を沈めていく。
「んおおおぉぉぉ……」
亀頭が媚肉に包まれ、そして程なくして障害物に当たる感触があった。
「痛いかもですけど、堪えてくださいね……!」
建太は体重をかけ、その障害物──処女膜を肉槍で貫いた。
かなたが悲痛な声を上げる。
「痛っ……! いったぁ、い……!」
結合部からは破瓜の血が愛液に混じって溢れてくる。建太は半分ほどを挿入したところで一旦止まってかなたの様子を見る。
痛みに顔を歪めているかなた。瞼を強く閉ざし、歯を食い縛って抗っている。
その痛みがどれほどのものか、男である建太には知りようもない。だから、とにかく待つしかない。
やがて表情が落ち着いてくると、かなたはゆっくりと目を開けた。そして建太と視線が交わると照れ臭そうに笑ってみせる。
「も、もう……大丈夫、だから……その、う、う…………動いて、いいよ……」
言葉と裏腹に声はまだ無理をしている雰囲気がある。
「ホントに大丈夫なんですか……?」
「大丈夫……多分」
「多分って」
「きっとそのうち、慣れると思うから……ちょっと、動いてみて……」
その言葉を信じていいのかは分からない。だが、ご所望であるのならばそれを無碍にするのも気が引ける。それに建太もかなたの
だから、なるべく痛みを感じさせないように丁寧に、ゆっくりと押し込んでいく。
「ううっ、うぐぅっ……ぐぐっ、んぐぅ、うぅ……あんっ」
苦しげな声達の中に一つ、甘いものが混ざった。それは肉棒が八割ほど挿し込み、あと少しで最奥へと到達するところだった。
そして、建太はかなたの肉穴に根元まで挿入した。
肉幹の根元と中央部、それにカリ首の三箇所で掴んできた媚肉は、肉棒全体をぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ、と締めつけてきた。
「うっ、ぐぅぅっ…………!!」
一番奥まで
それは痛苦や悶絶といったものではなく、その膣に対する感想だった。
かなたの膣が、あまりにも気持ちよすぎる。
AZKiやクロヱのそれは、特に狭まってよく締まる一箇所を中心に締めつけてくる。ところがかなたの場合、その締まる場所が三箇所もある。なので肉棒全体がおおよそ均等に締まり、刺激のムラが少ない。
明らかに、今までのとは質が違う。初めて味わうその感触に頭が混乱する。
「ちょっと、慣れてきたかも……痛くなくなってきた……」
そんな建太とは対照的に、かなたは挿入された感触に慣れ始め、僅かながら余裕も生まれている。
そして余裕が生まれれば、自然と次のステップを求められるのは当然のことだ。
「動いて、いいよ……ボクのこと、もっと気持ちよくさせてくれるんだよね……?」
不安と期待の入り混じった瞳でかなたが見つめてくる。
そんな表情をされれば歩を進めないわけにはいかない。
「じゃ、じゃあ……」
建太はそっと、ゆっくりと腰を後ろへ、前へ、後ろへ、前へと振り始めた。
「あぁんっ、あぁんっ! これっ、圧迫感がっ、すご、いぃぃっ……! けどっ、気持ちっ、いいよぉぉっ……!」
処女を散らし、初めて受ける抽送にまだ戸惑いつつも悦びを感じているかなた。まだまだゆっくりとした動きではあるが、一つ次のステップへと進んだ彼女の身体は既に快感を覚え始めている。
一方、建太は腰を一振りする度に理性が飛びそうになる。かなたの肉壺がとてもよく締まり、
かなたにとっては初めてのセックスなのだから、優しくリードしてあげなくてはならない。
その配慮の心が何度も吹き飛びかけ、我を忘れそうになりながら抽送し続ける。すればするほど建太の中で、この膣に関する疑念が確信に変わっていく。間違いなくそうだ、とそれに直に触れている肉棒がそう叫んでいる。
天音かなたは名器の持ち主だ。
その器の名前は──俵締め。
通常、一箇所しかない締まりポイントが二箇所、あるいは三箇所ある膣。それが俵締めである。女性器には名器とされる形状や特徴を持つものが数種類存在しているのだが、その中で最も希少で、そして最も快感が得られるとされている。そして、ポイントが三箇所ある女性器はさらに少なく、幻の名器と呼ばれている。
建太は大学時代やかなけん入社前のニート同然だった頃、AV観賞やオナホなどで性欲を発散していた。そして一番愛用していたのが、非貫通の三箇所俵締めオナホなのだ。色んな種類を試した中で最も気持ちよく、最も射精することができた。使いすぎもあって半年ほどで破れてしまったが、それを使ってオナニーした時の快感と感動は今でも覚えているほどだ。
しかし、血の通った、正真正銘の愛液で濡れた本物に
今日まで一度も性的な目で見たことのない勤め先の社長が、まさか幻の名器の持ち主だったとは全く想像もしていなかった。
理性がゴリゴリ削られていく。いつ本能と欲望に呑み込まれ、我を忘れるかわからない。
「あぁぁっ、あぁぁっ! 太いっ、おっきいっ……! 奥に、当たるぅっ……気持ちいぃよぉぉっ……!」
鼓膜に響くかなたの喘ぎ声も理性を揺らがせる。建太がケダモノと化すのも時間の問題かと思えた。
しかし、行為は一時中断される。
「あぁっ、またでちゃうっ、漏れちゃうっ、あぁっ、ああっ、あっ────!!」
湧き上がる衝動を抑えられず、かなたは腰を跳ね上げて女潮を噴き出してしまう。反動で肉棒は抜け、またも床に新しいシミを作り上げた。
絶頂の余韻がある程度収まると、かなたは目を細めた蠱惑的な表情を見せた。故意か無意識か判別がつかないが、それを見せられた側は自分に都合のよい解釈をしてしまうものだ。
「このまま続きをシてほしい」だと解釈した建太は、再び肉棒をその淫穴に深々と突き刺した。
「っああああぁぁぁぁぁぁ…………!!」
かなたはお腹を出す犬のようなポーズをしながら長く伸びる喘ぎ声を出した。開いた口から舌がだらしなくはみ出している。
それを見た建太はかなたにのしかかるような体勢になり、その舌に自分の舌を絡ませる。はしたなくおっ広げられた両脚の間に挿入したままベロチューをし、上下で繋がりながら行為を愉しむ。
上から下へ突き込まれる肉棒を三点締めでがっちりと捕まえ、想像を遥かに上回る快感を与えてくる。かなたを気遣う心が消え失せていき、獰猛で自分本位な獣欲が顔を覗かせる。
けれども、かなたはそれに対して嫌がる様子も困惑する様子も見せなかった。むしろ積極的に舌を絡ませ、口に唾液を溢れさせ、肉穴からも淫汁を零しながらセックスに溺れていく。
そして今度は建太の方に限界が来た。
「社長のっ、かなた社長のマンコっ、気持ちよすぎるっ、これ以上っ、はっ……!」
既に二人分の身体を味わって性交慣れしている建太も、幻の名器の強烈な刺激には簡単に慣れることができなかった。
「もう
尿道の中身もキンタマの中身も搾り取られていく。びちゃびちゃっ、と精液が子宮めがけて吐き出させられる。視界が明滅するほどの快感に建太はクラクラしてしまう。
「あぁんっ!! 金屋くんっ、にぃっ……
初めての
「んぢゅぅ、んちゅぅ、んっ、んふぅっ、んん〜、はふぅぅ……」
射精が止まっても暫くそのままキスをし続ける。二分ほど経ってようやく引き抜き、先端と膣口に粘つく一本の糸が伸びる。そして
「うわぁ……こんなに、
その射精量に驚くような素振りを見せ、それから、にへらっ、と笑う。
「ボクで興奮してたの、ホントだったんだね……」
「……当たり前じゃないですか。じゃなきゃ俺、まだこんなになってませんよ」
建太の股間で未だにいきり立つ剛直。先端からカウパーを滴らせ、まだまだヤり足りない、と主張している。
その威容に目を細めるかなた。その瞳にはハートマークが浮かんでいるかのように見えた。
◇
「はぁんっ、あんっ! 奥っ、奥に届くのぉっ! おちんちんの先っぽが届いて気持ちいいのぉっ!」
「かなた社長っ……んっ、じゅるっ、おぉぉっ……」
「んふぅ、ぴちゃっぴちゃっ、れろれろれろぉっ……!」
オフィスチェアの上でまぐわう二人。一枚の布すら纏わず、野生動物の如く本能を剥き出しにし、ディープキスと背面騎乗位に夢中になっていた。
色白で小さく可愛らしい身体が、浅黒くて大きい凶悪な剛直を呑み込んでいる。その持ち主は彼女を後ろから抱きつつ乳首と陰核を弄り回す。お互い全身に汗を滲ませ、職場での大胆な性行為に没頭する。
「ホント、社長のマンコ最高ですよっ……こんなのっ、一度知ったら二度と忘れられないくらい、気持ちいいですっ……!」
「ボクだってっ、金屋くんのおちんちんっ、もう忘れられないよぉっ……! 処女奪ってっ、
互いにそう言い合い、んふーっ、んふーっ、と共に鼻息荒くキスを続ける。どちらの口からも涎がだらだらと垂れるほどに情熱的なキスだ。
「あっ、またくるっ、ボクっ、また漏らしちゃうっ! 漏れちゃあっ──ひゃああっ!? 余計に弄らないでぇっ!?」
兆しを見せたかなたのぷっくり膨れた肉芽をぐりぐり、ぐりぐりっ、と捏ね回す。
「でちゃうっ、でちゃうっでるでるでるっ──!!」
椅子の上から盛大に放潮。腰が跳ね上がって剛直は抜け、描かれる放物線は一時壁まで届く勢いを見せる。新たなシミは既にあったシミと統合され、細長い楕円形の巨大なシミとなる。
女潮が止まると建太はすぐに剛直を挿し直し、再度下から突き上げていく。
「あぁぁぁ……イったばかりなのぉ……おちんちん、
ダメ、ダメ、と言っている癖に肉棒をがっしり掴んで離さないかなたの淫器。尿道とその奥の精嚢から濃いモノをたっぷり搾り取ろうとしてくる。
「社長のマンコだと、マジで保たない……! ワケ分かんなくなるくらい気持ちいぃっ……!」
建太は遡ってくるモノに抗えない。
「もう、
再びかなたの奥へと解き放つ精液。注ぎ込まれる精液の量は一回目とほぼ同量、肉壺をいっぱいにするには充分すぎる。
「またぁ、またいっぱい
かなたを持ち上げ、肉棒を穴から抜くとまたも、どろぉっ、と精液が溢れ出た。椅子の座面の縁を伝い、栗の花の匂いと共に床マットへ染み込む。
「ほぉーっ、ほぉーっ、すごいぃぃぃ…………こんなに連続でイかされたの、はじめてぇ…………自分でシても、こんなにイけないのにぃ…………あんっ」
ぐったりと背中を預けるかなた。彼女の乳首をこねこねする建太。そして、建太の下半身はまだ満足しきっていない。極上の膣をまだ味わい足りない。
「なら、またヤりましょうよ」
「ええ、もぉ〜〜元気すぎじゃない?」
「社長が魅力的すぎるせいですよ……じゃあ、今度は床にうつ伏せになって下さい。
かなたは立ち上がり、自分が撒き散らした愛液のシミの隣で建太の指示通りうつ伏せになる。
「こ、こう……?」
「そうですよ、あ、脚は閉じて下さい」
かなたが脚を閉じたのを確認すると、建太はその上に覆い被さるような姿勢を取る。かなたの頭のすぐ両隣で腕を突いて上体を支える。
「あ、まさか……このままボクに
熱い吐息混じりのその声には期待と興奮が多分に含まれていた。
「尻、上げてください」
問いには答えずにそう命じる。それが返答の代わりだと理解したかなたは言われた通りヒップを持ち上げる。尻肉の谷でしとどになっている穴に建太は剛直を突き立てた。
「あぁぁぁ…………!! その、角度ぉっ……! さっきよりっ、感じちゃうぅっ……!!」
剛直を生やした腰を、小さくて色白な尻に打ちつける。汁だくになっている
「イイとこっ、当たってるのっ! 金屋っ、くんのっ、太くて硬いおちんちんがっ、一番気持ちいいトコにゴリゴリ当たってるのぉっ!!」
「社長のマンコもっ、さっきより締まってますよっ…! このマンコっ、凄すぎるっ……カラカラになるまで搾られそうだっ!」
「あぁ〜〜っ、ああぁぁぁ〜〜〜〜っ!!」
建太の身体で床に押さえつけられ、いいように犯されるかなた。顔を左に向け、ゆるゆるになった口は涎をだらだらと垂れ流し、両目を閉じてその快楽を全て享受する。
「きもちいぃっ、きもちいぃぃぃっ……!! 金屋くんのおちんちんっ、きもちいいのおおぉぉぉぉっ……!!」
「俺も気持ちいいですよっ、社長っ……!!」
腕の位置を変え、かなたの両腕を押さえる。抵抗する手段を奪い、逃げ道を断ち、抽送を受け止めることしかできなくする。とはいえ快楽に浸っているかなたが逃げ出す可能性はほぼ皆無であり、これはあくまでセックスを盛り上げるための演出だ。
「またイっちゃうっ! またイっちゃうっ!! 金屋くんのおちんちんでまたイかされちゃうっ!!」
かなたが繰り返し叫ぶ。肉棒で絶頂させられたくて求めるように繰り返す。
「こっちもっ、そろそろ
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
身体同士を打ちつける乾いた音が繰り返される。
その音に隠れるように、性器同士が擦れる水音もしている。
「俺のザーメンっ、全部呑めっ……!!」
三回目の
「おおぉぉぉ…………漏れちゃうぅぅ…………」
吐精しきって引き抜いた途端、呻くような声と共に女潮を噴き出す。うつ伏せ状態なので放物線は描かなかったが、お漏らしのような新しいシミを作ってしまう。そのシミに膣奥から精液も垂れ落ち、染み込んでいく。
「こんなに、イったの、初めてぇ……」
思わず漏れたそれは、この職場内セックスに対する偽りなき感想だった。
「おちんちん、しゅきぃ……」
かなたは男根の味を知った。二度と忘れられない強烈なそれを身体に刻み込まれた。今後はクロヱやAZKiと同じように、業務時間の隙間を埋めるように求められるようになるのだろう。
想像しただけで肉棒に血流が集まり、また完全勃起状態に戻ってしまいそうだ。
そうして性交の余韻に浸っていると、のっそりとかなたが起き上がる。
「今気づいたけど……ボク、喉乾いた……」
「そういえば……」
言われて建太もそれに気づく。セックスに夢中になるあまり、生命活動に必要な行為を忘れてしまっていた。
二人は全裸のままオフィスルームを出て給湯室へ向かう。食器棚からプラスチックのコップを取り出し、浄水器つきの蛇口を捻って中を満たす。ゴクッ、ゴクッ、と喉を鳴らしながら飲み干すと細胞や血管が甦っていくように感じた。
建太はコップ二杯の水を飲んだが、かなたはもう五杯目を飲み干したところだ。汗だけではなく潮も多量に放出していた彼女はその分、多くの水分を摂らなくてはならないのだろう。
ふと、建太の血流量が増してくる。ただ水を飲む姿を見ていただけなのに、どういうわけか再度フル勃起して無性にハメたくなってしまった。今日ここまでの時間でかなたに対する解像度が大きく上昇し、性的対象として捉えられるようになったせいかもしれない。
六杯目を注ぐ小さな身体を後ろから抱きしめる。
「もう……まだボクとシたいの?」
満更でもなさそうに訊く。
「水飲んでるかなた社長を見てたらムラムラしてきて……」
「何それ」
クスクス笑うかなた。それから建太に振り向いて微笑みかけてくる。
「いいよ」
許可を受け、建太はすぐさま剛直を淫裂へとあてがう。
「
「かなた、でいいよ。エッチしてる時だけは呼び捨てとタメ口許可してあげるね、『建太』くん……!」
「かなた社長……かなたっ……!」
ひどく興奮した建太の剛直がその女体を貫いた。本能と欲望に突き動かされてひたすら腰を振り、両手で二つの平たい乳房を愛撫する。
「かなたっ、かなたっ」
「建太っ……けんたぁっ……!」
互いに名前を呼び合い、唾液滴るキスをする。瞬く間に膣も愛液で溢れて太い糸を引きながら滴り落ちる。
「こんなところでっ、裸でセックスしちゃってるねっ……あんっ! あんっ!」
「どこでもいい、だろっ……セックスなんて、したい時にすればっ……!」
「ケダモノぉっ……! はぅんっ! あぁぅんっ、おぉぉんっ……けどボクっ、そういうのも、悪くないって、思えてきたかもぉっ……!」
かなたの思考が淫らな色に染まってきている。仕事中でも誘惑されるのは間違いないだろうな、と建太は思った。
「そろそろ、
「いいよっ、
建太はスパートをかける。肉が少なめのかなたの尻が、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、と音を立てる。
そして、彼女の極上の膣が建太の精液を搾り取る。背中を後ろに反らせながら、びちゃびちゃっ、と膣奥に放出する。
かなたとはこれを含めて今日だけで四回、その前にはクロヱとAZKiからも何度も射精させられている。それでも射精量を維持できる精力の強さには建太自身も驚くほどだ。童貞喪失前と比べて間違いなく増強されている。
引き抜いた途端、かなたは失禁するかのようにイキ潮を噴く。オフィスルームと違って給湯室にはマット等がなく、行き場のないそれはフローリングの上で水たまりへと姿を変える。
「あぁ、あぁぁ…………ねぇ、もっとっ、もっとシよっ」
潮が止まった途端にすぐさま次をねだってくるかなた。尻を左右に振って誘ってくる。
「まだシたりないんで……シたりないのか」
「足りないっ、もっとエッチしたいっ」
「……仕方ないなぁ」
かなたへの認識がアップデートされる。単なる『勤務先の社長』から『潮噴き癖がある極上マンコ持ちの社長』に書き換えられ、クロヱやAZKiと同じく『魅力的でエロい女』の一人へと認識が変わる。
自分には魅力がない、と自虐していた彼女だが、その性器は今まで経験したことのない、天に昇るかの如き筆舌に尽くし難い快楽を与えてくれた。外見だけでは判断できない女の魅力。『天使の名器』とでも命名したいくらいだ。
かなたがセックスの虜になったのと同じで、建太もその名器の感触を忘れられない。
誘惑する淫穴に対して取る行動など一つしかなかった。
「あぁん、イイっ! 突いてっ、おちんちんでもっとっ、もっとっ、たくさん突いてっ!」
「言われなくても……そのつもりだっ!」
「気持ちいいっ、きもちいぃぃっ、大好きっ、だいすきっ、建太のおちんちんだいすきぃっ!」
嬌声で満たされる給湯室。性行為とは本来、場所を選ばず行われるものなのである。
建太とかなたはこの場所で発情期のケダモノのようにサカり、乱れて爛れた行為に興じ続けた。時間がどのくらい経ったのかも忘れ、身も心も満たされるまで交わり続けるのだった。